JP2005304514A - Cushion structure and manufacturing method thereof - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、クッション構造物およびその製造方法に関する。更に詳述すると、本発明は例えば椅子やベッド等の被取り付け部に取り付けられて座、背もたれ、ヘッドレスト、フットレスト、サポート体等として機能し、膜状部材の弾性力によってクッション性を発揮するクッション構造物およびその製造方法に関するものである。 The present invention relates to a cushion structure and a manufacturing method thereof. More specifically, the present invention is a cushion structure that functions as a seat, a backrest, a headrest, a footrest, a support body, etc., attached to a mounted portion such as a chair or a bed, and exhibits cushioning properties by the elastic force of the membrane member The present invention relates to a product and a manufacturing method thereof.
膜状部材を使用した椅子の座や背もたれ(クッション構造物)として、例えば特開2001−299501号公報に開示されたものがある。この座101と背もたれ102を図13〜図15に示す。座101および背もたれ102ともフレーム103,104に膜状部材(支持シート)105を張った構造となっている。膜状部材105は紐状繊維を縦横に織り上げたもので、作用する荷重に応じて伸縮する。また、背もたれ102の後方にはランバーサポート106が設けられている。ランバーサポート106は、2本のサブフレーム107間に取り付けられた支持ベース108に弾性体から成る中間支持体109を介して取り付けられている。
As a chair seat and backrest (cushion structure) using a membrane member, for example, there is one disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-299501. The
座101と背もたれ102を組み付けた椅子に座ると、座101を構成する膜状部材105が体重の掛かり具合に応じて伸縮しながら着座者を支えると共に、背もたれ102を構成する膜状部材105が体重の掛かり具合に応じて伸縮しながら着座者の背中を支える。即ち、膜状部材105がクッション性を有する座又は背もたれとして機能する。また、ランバーサポート106が膜状部材105を介して着座者の腰部を支持する。
When sitting on a chair in which the
しかしながら、上述の膜状部材105を利用した座101と背もたれ102では、フレーム103,104に膜状部材105を張っているだけであり、膜状部材105の伸びは着座者が当たる部分の中心が最も大きくなることから、着座者の体に合わせて膜状部材105を撓ませることが困難であり、座り心地が悪かった。
However, in the
また、ランバーサポート106を備える場合、背もたれ102とは別にランバーサポート106を準備して背もたれ102とは別に椅子に組み付ける必要があり、部品点数の増加と組付工数の増加を招いていた。このため、製造コストが高かった。
In addition, when the
本発明は、座り心地に優れ、安価に製造することができるクッション構造物およびその製造方法を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the cushion structure which is excellent in sitting comfort, and can be manufactured cheaply, and its manufacturing method.
かかる目的を達成するために、請求項1記載のクッション構造物は、被取り付け部に広げた状態で取り付けられる膜状部材と、膜状部材にインサート成形された保形部材とを備えるものである。この保形部材の設けられた部位では、着座者等の被支持物の荷重が加わった際に膜状部材が過度に撓むのを抑制でき、これにより膜状部材の形状を制御できる一方、保形部材のない部位で膜状部材が伸縮することで保形部材が変位し追従するので、本構造物はクッションとして機能する。保形部材は膜状部材にインサート成形されるので、その製造は簡単である。
In order to achieve such an object, the cushion structure according to
また、請求項2記載のクッション構造物は、保形部材が、膜状部材の被支持物を直接支持する位置にインサート成形されている。したがって、被支持物をより的確な位置で支持することができる。
Moreover, the cushion structure according to
また、請求項3記載のクッション構造物は、膜状部材の周囲にインサート成形された枠状部材を備えており、枠状部材を被取り付け部に取り付けるものである。したがって、被取り付け部に枠状部材を取り付けることで、組み付けの相手方に対してクッション構造物を組み付けることができる。 According to a third aspect of the present invention, the cushion structure includes a frame-shaped member that is insert-molded around the membrane-shaped member, and attaches the frame-shaped member to the attachment portion. Therefore, a cushion structure can be assembled | attached with respect to the other party of an assembly | attachment by attaching a frame-shaped member to a to-be-attached part.
また、請求項4記載のクッション構造物は、保形部材が被支持物の形状に合わせて屈曲ないし湾曲しているものである。したがって、被支持物をより自然な姿勢で支えることができる。 According to a fourth aspect of the present invention, the shape retaining member is bent or curved in accordance with the shape of the supported object. Therefore, the supported object can be supported in a more natural posture.
また、請求項5記載のクッション構造物は、椅子の背もたれとして用いられるものであって、保形部材が、背支点を含む部分を形成するものである。ここで、背支点は背もたれの幅方向の中心位置における最も前方に突出した部分である。したがって、被支持物としての着座者の背中の支持に中心的役割をはたす部分を保形部材によって形成することができる。また、ランバーサポートをわざわざ別部品として背もたれ又は椅子に組み付ける必要がなくなる。
The cushion structure according to
また、請求項6記載のクッション構造物は、保形部材の厚みを部分的に変えることで柔軟性の程度を部分的に変えているものである。保形部材の薄肉の部分の柔軟性は高くなり、厚肉の部分の柔軟性は低くなる。保形部材の柔軟性を部分的に変えることで、被支持物の形状等に応じて保形部材を変形させやすくなる。
In the cushion structure according to
さらに、請求項7記載の発明は、請求項3記載のクッション構造物の製造方法において、枠状部材を、保形部材と同時にインサート成形するものである。したがって、保形部材と枠状部材を同時に成形することができる。
Furthermore, the invention described in
しかして、請求項1記載のクッション構造物では、被取り付け部に広げた状態で取り付けられる膜状部材と、膜状部材にインサート成形された保形部材とを備えているので、例えばクッション構造物が椅子の座や背もたれの場合、着座時における膜状部材の形状を適切な形状に保持することが可能となり、座り心地を向上させることができる。特に、保形部材を着座者の体に合わせた形状に成形しておくことで、着座者を自然な姿勢で支えることができ、座り心地をより一層向上させることができる。保形部材は膜状部材にインサート成形されるので、保形部材の膜状部材への取り付けに縫製、接着等の加工が不要で製造が簡単であり、製造コストを安くすることができる。また、インサート成形された保形部材は外観(見た目)に優れており、表皮部材等で覆う必要がなく、そのまま外観部材として使用することができる。
Thus, in the cushion structure according to
また、請求項2記載のクッション構造物では、保形部材が、膜状部材の被支持物を直接支持する位置にインサート成形されているので、より的確な位置で被支持物を支持することができ、使い心地(座り心地や凭れ心地等)をより一層向上させることができる。
Further, in the cushion structure according to
また、請求項3記載のクッション構造物では、膜状部材の周囲にインサート成形された枠状部材を備えており、枠状部材を被取り付け部に取り付けるようにしているので、被取り付け部に枠状部材を取り付けることで、組み付けの相手方にクッション構造物を組み付けることができる。即ち、組み付けの相手方に対して膜状部材を所定の張力で張った状態で簡単に組み付けることができる。
The cushion structure according to
また、請求項4記載のクッション構造物では、保形部材が被支持物の形状に合わせて屈曲ないし湾曲しているので、被支持物をより自然な姿勢で支えることができ、使い心地をより一層向上させることができる。
Further, in the cushion structure according to
また、請求項5記載のクッション構造物では、保形部材が、背支点を含む部分を形成するので、被支持物としての着座者の背中の支持に中心的役割をはたす部分を保形部材によって形成することができ、使い心地をより一層向上させることができる。また、ランバーサポートをわざわざ別部品として組み付ける必要がないので、部品点数を減らすことができると共に、ランバーサポートの組み付けに要する作業工数を減らすことができる。これらのため、製造コストを安くすることができる。
In the cushion structure according to
また、請求項6記載のクッション構造物では、保形部材の厚みを部分的に変えることで柔軟性の程度を部分的に変えているので、被支持物の形状等に応じて保形部材を変形させることができ、被支持物をより自然な姿勢で支えることができる。このため、使い心地をより一層向上させることができる。
In the cushion structure according to
さらに、請求項7記載の発明では、請求項3記載のクッション構造物を製造する場合、枠状部材を、保形部材と同時にインサート成形するようにしているので、保形部材と枠状部材を同時に成形することができる。このため、構造物の製造工程の増加を防ぐことができ、製造コストの増加を抑えることができる。
Furthermore, in the invention according to
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態では、本発明のクッション構造物を椅子の座に適用した場合について説明する。 Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail based on the best mode shown in the drawings. In addition, this embodiment demonstrates the case where the cushion structure of this invention is applied to the seat of a chair.
図1及び図2に、本発明のクッション構造物の第1の実施形態を示す。クッション構造物1は、被取り付け部である椅子のフレーム2に広げた状態で取り付けられる膜状部材3と、膜状部材3にインサート成形された保形部材である支持板4とを備えている。本実施形態では、クッション構造物1は膜状部材3の周囲にインサート成形された枠状部材5を備えている。この枠状部材5は椅子のフレーム2に取り付けられるものである。即ち、枠状部材5を椅子のフレーム2に取り付けることで、クッション構造物1全体を椅子に組み付けることができる。枠状部材5はフレーム2に溶接された受け金具6に例えばねじ止めされている。
1 and 2 show a first embodiment of the cushion structure of the present invention. The
膜状部材3は、例えばメッシュ、フィルム、布地、不織布等である。膜状部材3は被支持物である着座者の体重を支えるのに十分な強度と、作用する荷重に応じて伸縮する弾力性を有している。膜状部材3は、クッションとしての使用に適した弾力性を発揮できるように所定の張力で張られている。本実施形態では、膜状部材3を熱収縮性を有する材料製、例えばオレフィン系樹脂製あるいはポリエステル製とし、詳しくは後述するように、無張力の状態で型7,8の間に挟み込んで支持板4と枠状部材5をインサート成形した後、加熱することで収縮させて膜状部材3に所定の張力を与えるようにしている。なお、膜状部材3の支持板4を成形する位置には、インサート成形時に樹脂の通路となる孔3a(図2では図示省略)が形成されている。
The film-
支持板4と枠状部材5は樹脂製であり、インサート成形されている。なお、使用する樹脂の種類は特に限定されるものではない。支持板4は膜状部材3の表面に成形され、枠状部材5は膜状部材3の裏面にそれぞれ成形されている。支持板4は、膜状部材3の着座者を直接支持する位置にインサート成形されている。本実施形態では、着座者は膜状部材3の中央に座るのが一般的であると考えられるので、膜状部材3の中央に支持板4を成形している。支持板4は、例えば着座者を支持するのに適した形状、例えば臀部を支える半円部4aと腿を支える2つの突出部4bとを一体化させた形状を成している。
The
本実施形態では、支持板4と枠状部材5を同時にインサート成形する。図3に基づいてクッション構造物1の製造方法を説明する。インサート成形を行う下型7には支持板4を成形するキャビティ9が、上型8には枠状部材5を成形するキャビティ10がそれぞれ形成されている。膜状部材3は下型7と上型8との間に無張力の状態で挟み込まれている(図3(A))。このとき、膜状部材3の孔3aの位置を支持板用のゲート8aの位置に合わせておく。この状態で樹脂12を射出すると、支持板用のゲート8aから膜状部材3の孔3aを通って下型7のキャビティ9に樹脂12が充填されると共に、図示しない枠状部材用のゲートから上型8のキャビティ10に樹脂12が充填される(図3(B))。これにより、膜状部材3と支持板4と枠状部材5とが一体化される。そして、膜状部材3を加熱して収縮させることでクッション材として必要な弾性力を発揮する張力を与える。膜状部材3の加熱の手段としては、図示しない加熱した金型を膜状部材3に押し当てるようにしても良く、あるいは支持板4と枠状部材5の成形時の熱を利用して膜状部材3を加熱するようにしても良い。なお、膜状部材3の孔3aは支持板4によって隠れるので、製品としてのクッション構造物1の見栄えを悪化させることはない。支持板4と枠状部材5となる樹脂12が硬化した後、型7,8から外し、枠状部材5の周囲からはみ出した膜状部材3を切り取る。これにより、クッション構造物1が完成する。
In this embodiment, the
なお、膜状部材3を下型7と上型8との間に無張力の状態で挟み込み、支持板4と枠状部材5のインサート成形後に膜状部材3を加熱して収縮させることで所定の張力を与えるようにすることで、膜状部材3を型7,8に取り付ける際に膜状部材3に予張力を与える必要がなくなる。このため、製造装置に張力付与装置を設ける必要がなくなり、製造装置を簡素化することができる。
The film-
このようにして製造したクッション構造物1の枠状部材5を椅子のフレーム2に取り付けることで、座の組み付けが完了する。座を組み付けた椅子に腰掛けると、着座者の体を主に支持板4が支える。このとき、膜状部材3が伸縮することで支持板4が変位すると共に、支持板4自体も変形するので、クッションとして機能する。ここで、支持板4を設けない場合と比較すると、支持板4を設けない場合には膜状部材3に直接腰掛けることになるので、膜状部材3の着座者が当たる部分の中央の伸びが最も大きくなる。このため、着座者の体の形状に合わせて膜状部材3を撓ませることができず、しかも着座者の体が当たる部分についてクッションとなる張力が不均一になり、座り心地を悪化させてしまう。これに対し本発明では、着座者の体を膜状部材3で受けるのではなく、主に支持板4で受けるので、板状の部材で着座者の体を支えることができると共に、クッションとなる張力が部分的に不均一になるのを防ぐことができ、座り心地を向上させることができる。
The seat assembly is completed by attaching the frame-shaped
本発明では、支持板4を膜状部材3にインサート成形しているので、支持板4の膜状部材3への取り付けに縫製、接着等の加工が不要で製造が簡単であり、製造コストを安くすることができる。また、インサート成形した支持板4は外観(見た目)に優れており、表皮部材等で覆う必要がなく、そのまま外観部材として使用するこができる。このことからも製造コストを安くすることができる。なお、これらの効果は、インサート成形した枠状部材5についても同様である。
In the present invention, since the
本発明は、一般用椅子、事務用椅子、作業用椅子、看護用椅子等の椅子全般の座、背もたれ、ヘッドレスト、フットレスト等への適用が可能である他、自転車、二輪自動車、四輪自動車、バス、電車等の車両の座、背もたれ、ヘッドレスト、フットレスト等への適用も可能であり、また、ベッド等のクッション体としても使用可能である。 The present invention can be applied to general chairs, office chairs, work chairs, nursing chairs and other general seats, backrests, headrests, footrests, etc., bicycles, two-wheeled vehicles, four-wheeled vehicles, The present invention can be applied to seats, backrests, headrests, footrests, and the like of vehicles such as buses and trains, and can also be used as a cushion body such as a bed.
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の説明では、支持板4を膜状部材3の中央にインサート成形しているが、支持板4を成形する位置は膜状部材3の中央に限るものではないことは勿論である。
The above-described embodiment is an example of a preferred embodiment of the present invention, but is not limited thereto, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention. For example, in the above description, the
また、上述の説明では、支持板4を膜状部材3の表面にインサート成形しているが、裏面にインサート成形しても良い。同様に、上述の説明では、枠状部材5を膜状部材3の裏面にインサート成形しているが、表面にインサート成形しても良い。なお、図4に、支持板4を膜状部材3の裏面にインサート成形した例を示し、その製造方法を図5に示す。下型7と上型8との間に膜状部材3を挟んだ状態(図5(A))で樹脂12を射出すると、支持板用のゲート8aから射出された樹脂12が膜状部材3を押し退けながら下型7のキャビティ9に充填されると共に、図示しない枠状部材用のゲートから上型8のキャビティ10に樹脂12が充填される(図5(B))。これにより、膜状部材3と支持板4と枠状部材5とが一体化されたクッション構造物1を製造することができる。
In the above description, the
また、支持板4を膜状部材3の表面と裏面の両方にインサート成形しても良い。同様に、枠状部材5を膜状部材3の表面と裏面の両方にインサート成形しても良い。なお、図6に、支持板4を膜状部材3の表面と裏面の両方にインサート成形した例を示し、その製造方法を図7に示す。この場合、膜状部材3の表面に支持板4をインサート成形した(図7(A)、(B))後、上型8を別の上型11に代えて膜状部材3の裏面に支持板4をインサート成形する(図7(C)、(D))。
Further, the
また、上述の説明では、支持板4を、臀部を支える半円部4aと腿を支える2つの突出部4bとを一体化させた形状に成形しているが、必ずしもこれに限るものではない。例えば、図8に示す矩形や円形等でも良く、その他の形状でも良い。
In the above description, the
また、上述の説明では、支持板4を枠状部材5と離しているが、例えば図9に示すように、支持板4を枠状部材5に連続させても良い。
In the above description, the
また、上述の説明では、支持板4の数は1枚であったが、複数枚の支持板4を設けても良い。なお、図10に、2枚の支持板4を設けた例を示す。
In the above description, the number of
また、支持板4は平板形状に限るものではなく、着座者の体の形状に合わせて屈曲ないし湾曲させても良い。支持板4を途中で屈曲させている例を図11に示す。このようにすることで、着座者を自然な姿勢のまま支えることができ、座り心地をより一層向上させることができる。なお、図11では、枠状部材5も屈曲させている。このような形状のクッション構造物1は、背もたれとしての使用に適している。なお、図11では、膜状部材3の網目の記載を省略している。
The
また、支持板4の厚みを部分的に異ならせて部分的に柔軟性の程度が異なるようにしても良い。このようにすることで、着座者の体の形状等に応じて支持板4を変形させることができ、着座者をより自然な姿勢のまま支えることができる。このため、座り心地をより一層向上させることができる。
Further, the thickness of the
また、上述の説明では、支持板4と枠状部材5とを同時にインサート成形しているが、必ずしも同時にインサート成形する必要はない。支持板4をインサート成形した後、枠状部材5をインサート成形しても良く、あるいは枠状部材5をインサート成形した後、支持板4をインサート成形しても良い。
In the above description, the
また、上述の説明のクッション構造物1は枠状部材5を備えていたが、例えば図12に示すように、枠状部材5を省略しても良い。即ち、膜状部材3に支持板4をインサート成形によって取り付けた後、縫製等の手段によって膜状部材3の周囲を枠状部材5に取り付けるようにしても良く、あるいは膜状部材3を椅子のフレームに直接取り付けるようにしても良い。
Moreover, although the
また、上述の説明では、座として機能するクッション構造物1を例にしたが、必ずしも座に限るものではなく、背もたれ、ヘッドレスト、アームレスト、フットレスト等として機能するクッション構造物1であっても良い。また、椅子のクッション構造物1に限るものではなく、例えばベッド等のクッション構造物1であっても良い。
In the above description, the
また、背もたれとして機能するクッション構造物1の場合には、支持板4によって背支点(背もたれの幅方向の中心位置における最も前方に突出した部分)を含む部分を形成しても良い。なお、支持板4によって背支点を含む部分を形成した例を図11に示す。このようにすれば、従来のようにランバーサポートをわざわざ別部品として組み付ける必要がないので、部品点数を減らすことができると共に、ランバーサポートの組み付けに要する作業工数を減らすことができる。これらのため、製造コストを安くすることができる。
In the case of the
さらに、上述の説明では、膜状部材3を熱収縮性を有する材料で形成し、無張力の状態で型7,8の間に挟み込み、インサート成形後に加熱して収縮させることで所定の張力を与えるようにしていたが、膜状部材3に張力を与える手段としてはこれに限るものではない。例えば、膜状部材3を熱収縮性を有していない材料で形成した場合には、膜状部材3を下型7と上型8との間に所定の張力に張った状態で挟み込み(図3(A),図5(A),図7(A))、この状態で樹脂12を充填する(図3(B),図5(B),図7(B)〜(D))ようにしても良い。さらには、別の方法で膜状部材3に張力を与えるようにしても良い。
Furthermore, in the above description, the film-
1 クッション構造物
2 椅子のフレーム(被取り付け部)
3 膜状部材
4 支持板(保形部材)
5 枠状部材
1
3
5 Frame-shaped member
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