JP2005301177A - Projector - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、プロジェクション装置、より詳細には、自動キーストン補正機能を搭載し、その機能を利用して盗難防止機能を実現するプロジェクション装置に関する。 The present invention relates to a projection apparatus, and more particularly, to a projection apparatus that is equipped with an automatic keystone correction function and realizes an antitheft function using the function.
従来からプロジェクション装置には、投影面における投影映像の歪を補正する機能が搭載されている。ここでは、信号処理回路により、投影する映像自体に対して垂直または水平方向、あるいはその両方の台形補正を行い、それにより投影面での歪を補正している。 Conventionally, a projection apparatus is equipped with a function for correcting distortion of a projected image on a projection surface. Here, the signal processing circuit performs trapezoidal correction in the vertical and / or horizontal direction on the projected image itself, thereby correcting distortion on the projection plane.
図7は、従来の台形補正処理例について説明するための図で、プロジェクション装置からスクリーンに映像を投影するときの状態の一例を示す図を図7(A)に、台形補正を行う前の投影映像の一例を図4(A)に、台形補正後の投影映像を図4(B)に示すものである。図7において、10はプロジェクション装置、30はプロジェクション装置を設置する投射台、40は映像を投射するスクリーンである。 FIG. 7 is a diagram for explaining an example of a conventional trapezoidal correction process. FIG. 7A is a diagram showing an example of a state in which an image is projected from the projection apparatus onto the screen. FIG. An example of the image is shown in FIG. 4A, and the projection image after the keystone correction is shown in FIG. 4B. In FIG. 7, 10 is a projection device, 30 is a projection base on which the projection device is installed, and 40 is a screen for projecting an image.
プロジェクション装置10から投影される映像の方向(光軸)がスクリーン40の投影面に対して垂直でないときは、光学的な歪みが発生するため、スクリーン40に投影される映像は、図4(B)の映像41aように台形になる。この台形の歪みに対して、プロジェクション装置10内部の信号処理回路により逆補正をかけ、結果的に図7(C)の映像42aに示すような正しい(長方形に近い)形状の映像をスクリーン40の投影面上に再現する。この機能をキーストン補正機能と呼称する。
When the direction (optical axis) of the image projected from the
台形の投影映像のキーストン補正は、かつてはプロジェクション装置およびスクリーンの設置を行ったユーザ自身が目視をもとに行うものであった。しかし近年のプロジェクション装置においては、垂直方向のキーストン補正について、ユーザの操作によらず自動的に補正を行う機能が実現されつつある。このようなプロジェクション装置は、プロジェクション装置の設置角度を検出するための角度検出手段を備え、その角度検出手段の検出結果に従って、キーストン補正を自動的に実行することができる。 Keystone correction of a trapezoidal projection image has been performed based on visual observation by a user who has installed a projection apparatus and a screen. However, in recent projection apparatuses, a function of automatically correcting keystone correction in the vertical direction regardless of a user operation is being realized. Such a projection apparatus includes angle detection means for detecting the installation angle of the projection apparatus, and can automatically perform keystone correction according to the detection result of the angle detection means.
例えば、図7(A)に示すように、プロジェクション装置10が、投射台30の上面(プロジェクション装置10の設置面)に対して角度αを持って配置されているものとする。このときにプロジェクション装置10が設置されている投射台30の設置面と、スクリーン40の投影面とが垂直であるものとする。
For example, as shown in FIG. 7A, it is assumed that the
ここでは、プロジェクション装置10は投射台30の上面に対して角度αをもって傾けられているために、スクリーン40に対して投射される映像の光軸は、スクリーン40の投影面の法線nに対して、角度αだけ下方向(負方向)にずれている。このとき、スクリーン40に実際に投影されている映像は、図7(B)に示すよう下辺が長い台形の映像41aとなる。
Here, since the
次に角度検出手段を備えたプロジェクション装置10について同じ問題を考える。プロジェクション装置10内の角度検出手段は、プロジェクション装置10が投射台30に対して角度αだけ正方向に傾けられていることが検出できるため、光軸がスクリーン40に対して角度αだけ負方向に傾いていることを類推することができる。このとき、プロジェクション装置10は、実際にスクリーン40上に投影される映像が、図7(B)の台形の映像41aのような形状になることを判断し、投射する映像に対して映像変換を行って、図7(C)に示すような上辺が長い映像42bの射影にする。そして、この映像42bを実際にスクリーン40に投射することにより、映像の歪が補償され、図7(C)の映像42aに示すような長方形に近い(元の映像に近い)投影映像を得ることができる。
上記の角度検出手段としては、加速度センサを用いることが多く、重力加速度の変化等により、角度の変化を算出することができる。
Next, the same problem is considered for the
As the angle detection means, an acceleration sensor is often used, and a change in angle can be calculated by a change in gravitational acceleration or the like.
また、キーストン補正機能とは別に、プロジェクション装置10に対して、RS−232CやLANによる通信を行い、プロジェクション装置10から応答が返されることで、装置が「そこに存在する」ことを確認する(ポーリング処理を行う)システムや、コンピュータとプロジェクション装置10とのコネクタ出力を監視し、接続状態が保たれていることによって装置が「そこに存在する」ことを確認するシステムがある。もしも「そこに存在しない」、つまりプロジェクション装置10からの応答が無い場合や接続状態が解除された場合、それは「盗難された」ものとして管理者に連絡したり、警報を鳴らしたりする。このようなシステムは、盗難防止システムと呼称される。
In addition to the keystone correction function, communication with RS-232C or LAN is performed with respect to the
図8は、プロジェクション装置の盗難防止システムの構成例を説明するための図で、図中、50はPC、51はLANターミナルである。プロジェクション装置の盗難防止システムは、一般的には、プロジェクション装置10の他に、RS−232CやLANの通信が可能なPC50やLANターミナル51等の装置を用意する。そして盗難の感知等は、PC50によって行われている。
FIG. 8 is a diagram for explaining a configuration example of the antitheft system of the projection apparatus, in which 50 is a PC and 51 is a LAN terminal. In general, a projection device anti-theft system includes devices such as a
上記のような盗難防止システムに関し、例えば、特許文献1には、車載用電子機器の盗難防止方式が開示されている。ここでは、車載用電子機器として液晶プロジェクタ本体が例示され、この液晶プロジェクタ本体とアラーム制御装置とが多芯ケーブルで接続されている。そして多芯ケーブルが接続されている状態では、盗難検出用信号をのせた多芯ケーブルは、液晶プロジェクタ本体内でショートしている。何者かが液晶プロジェクタ本体を持ち去ろうとして多芯ケーブルを切断したり、コネクタ部を外したりすると、多芯ケーブルはオープンになる。この変化をアラーム制御装置により検出し、盗難検出信号をアラーム装置に供給することにより、盗難防止を実現しようとしている。
上述した図8に示すような盗難防止システムでは、盗難を感知する仕組みそのものがプロジェクション装置10に含まれていないため、盗難を防止したいプロジェクション装置10の他に、それを監視するための別の装置(PC50等)が必要となる。
In the anti-theft system as shown in FIG. 8 described above, the mechanism itself for detecting the theft is not included in the
また、プロジェクション装置10とPC50との間は、RS−232CやLAN(イーサネット(R))等で接続されており、絶えず繰り返される通信の応答の有無によって盗難を検知したり、接続状態の変化を監視したりしている。このため、通信経路自体の接続が何らかの理由で途切れたり、または通信不具合によって、誤って盗難が検知されたりするということも起こりうる。そのような誤検知を防止するためのノウハウが設計時点でも必要になるが、システムの評価・設置段階において問題となることもしばしば発生する。これは、盗難防止を検知するPC50等の装置が、プロジェクション装置10とは違うベンダからの提供であることが原因で、双方のコンパチビリティテストを行うことが実質的な設置時にはじめて可能になることに起因する。
The
同様に上記特許文献1に記載したごとくの盗難防止システムにおいても、盗難を感知する仕組みそのものが液晶プロジェクタに含まれていないため、盗難を防止したい液晶プロジェクタの他にも、それを監視するための別のシステムが必要となる。
Similarly, in the anti-theft system as described in
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、通信等によって接続を監視するコンピュータ等を用いることなく、プロジェクタ装置本体で盗難等の移動を検知することができるようにしたプロジェクション装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and is a projection device capable of detecting movement such as theft by the projector device main body without using a computer or the like that monitors connection by communication or the like. The purpose is to provide.
そこで上記課題を解決するために、第1の技術手段は、プロジェクション装置の設置角度を検出する角度検出手段を備えるプロジェクション装置において、角度検出手段で検出した検出データを用いて、プロジェクション装置が移動されたことを判定する移動判定手段を有することを特徴としたものである。 Therefore, in order to solve the above-described problem, a first technical means is a projection apparatus having an angle detection means for detecting an installation angle of the projection apparatus, and the projection apparatus is moved using detection data detected by the angle detection means. It is characterized by having a movement judging means for judging that.
第2の技術手段は、第1の技術手段において、角度検出手段の検出結果に従って移動がされたことを判定するための閾値が設定可能な閾値設定手段を有し、移動判定手段は、閾値設定手段に設定された閾値を用いて、角度検出手段の検出結果から移動の有無を判定することを特徴としたものである。 The second technical means includes threshold setting means capable of setting a threshold for determining that the movement has been made according to the detection result of the angle detection means in the first technical means. Using the threshold value set in the means, the presence or absence of movement is determined from the detection result of the angle detection means.
第3の技術手段は、第2の技術手段において、閾値設定手段に設定する閾値を、可変に設定可能な操作入力手段を有することを特徴としたものである。 The third technical means is characterized in that in the second technical means, there is provided an operation input means capable of variably setting a threshold value set in the threshold value setting means.
第4の技術手段は、第1ないし第3のいずれか1の技術手段において、移動判定手段が移動であることを判定した際に、移動であることを外部に報知する移動報知手段を有することを特徴としたものである。 The fourth technical means includes movement notification means for notifying the outside that the movement determination means is outside when the movement determination means is determined to be movement in any one of the first to third technical means. It is characterized by.
第5の技術手段は、第1ないし第4のいずれか1の技術手段において、プロジェクション装置の動作を制御する制御手段を有し、制御手段は、移動判定手段が移動であることを判定した際に、プロジェクション装置が使用できない禁止モードに移行させることを特徴としたものである。 The fifth technical means includes control means for controlling the operation of the projection apparatus in any one of the first to fourth technical means, and the control means determines that the movement determination means is a movement. In addition, the projector is shifted to a prohibit mode in which the projection apparatus cannot be used.
第6の技術手段は、第5の技術手段において、上記の制御手段が、所定の入力指示に従って、禁止モードを解除することを特徴としたものである。 A sixth technical means is the fifth technical means, wherein the control means releases the prohibit mode in accordance with a predetermined input instruction.
第7の技術手段は、移動判定手段が移動であることを判定した際の動作を行うための補助電源を備えることを特徴としたものである。 The seventh technical means is characterized by comprising an auxiliary power source for performing an operation when it is determined that the movement determination means is movement.
第8の技術手段は、第7の技術手段において、外部からの電源供給が切断されたことを検知する電源切断検知手段と、電源切断検知手段が外部からの電源供給の切断を検知した際に、補助電源から電源を供給する電源切り替え手段とを有することを特徴としたものである。 The eighth technical means is the seventh technical means, when the power cut-off detecting means for detecting that the external power supply is cut off, and the power cut-off detecting means detecting the cut of the external power supply. And a power source switching means for supplying power from the auxiliary power source.
第9の技術手段は、第1ないし第8のいずれか1の技術手段において、移動判定手段の判定に基づく動作を実行する動作状態と、動作を実行しない非動作状態とを切り替え可能であることを特徴としたものである。 The ninth technical means can switch between an operation state in which the operation based on the determination of the movement determination means and a non-operation state in which the operation is not executed in any one of the first to eighth technical means. It is characterized by.
第10の技術手段は、第1ないし第9のいずれか1の技術手段において、移動判定手段により、プロジェクション装置が盗難されたことを判定することを特徴としたものである。 According to a tenth technical means, in any one of the first to ninth technical means, the movement judging means judges that the projection device has been stolen.
本発明によれば、通信等によって接続を監視するコンピュータ等の外部機器を用いることなく、プロジェクタ装置本体で盗難等による移動を検知することができるため、無駄なコストがかかることなく、信頼性をもって盗難等の移動防止機能を実現することができる。
また、プロジェクション装置が自動キーストン補正を行うために備える角度検出手段による角度検出結果を利用して移動を検知することから、簡易な構成で盗難等の移動防止機能を実現することができる。
また上記のように外部機器を使用する必要がないことから、誤って外部機器との通信経路がはずれる等の原因による通信不具合が起きた際に、移動防止機能が発動してしまうことを防止することができる。
According to the present invention, since the movement due to theft or the like can be detected in the projector apparatus main body without using an external device such as a computer for monitoring the connection by communication or the like, it is reliable without incurring unnecessary costs. A movement prevention function such as theft can be realized.
Further, since the movement is detected by using the angle detection result of the angle detection means provided for the automatic keystone correction of the projection apparatus, a movement prevention function such as theft can be realized with a simple configuration.
In addition, since it is not necessary to use an external device as described above, it is possible to prevent the movement prevention function from being triggered when a communication failure occurs due to a cause such as the communication path with the external device being accidentally disconnected. be able to.
図1は、本発明によるプロジェクション装置の一実施形態を説明するためのブロック図である。プロジェクション装置10は、通常のプロジェクション装置10に備えられる映像処理回路11、表示画面補正手段12、及び映像投影手段13を具備している他に、自動でキーストン補正を行うための角度検出手段14、プロジェクション装置の動作を制御する制御手段15、制御手段15において盗難等による移動の有無を判定する移動判定手段15a、移動判定時における報知を行う移動報知手段16、本体キー/リモコン検出部17、不揮発性メモリ18、閾値設定回路19、内蔵された補助電源20、通常使用する電源回路21、電圧センサ22、スイッチSW−1、スイッチSW−2を有している。
FIG. 1 is a block diagram for explaining an embodiment of a projection apparatus according to the present invention. The
映像処理回路11は、入力した映像信号の処理を行って表示画面補正手段12に入力させる。表示画面補正手段12は、角度検出手段14で検出された投射光の投射軸とスクリーン等の被投射面との相対角度に従って、被投射面における投射映像の形状を補正する。すなわち、ここでは、被投射面に対して正面から投射できない場合(投射光学系の光軸と被投射面が垂直ではない場合)に、そのままでは台形となってしまう投射映像形状を補正し、歪みのない投射を行うための補正映像データを出力する。
映像投影手段13は、表示画面補正手段12で歪み補正された映像信号による映像を表示する表示デバイスと、その表示デバイスの表示映像によって光源光を変調して、図示しないスクリーン等の被投射面に投射映像を表示させる投射光学系とによって構成される。
The video processing circuit 11 processes the input video signal and inputs the processed video signal to the display
The
角度検出手段14は加速度センサ等からなり、本来の用途である自動キーストン補正に使用されるのみならず、盗難等の移動を感知するためのデバイスとしても用いられる。移動判定手段15aは、角度検出手段14にて検出された角度データの変化と、閾値設定回路19にて設定された閾値とに基づいて、プロジェクション装置10が移動されたことを判断する。この閾値設定回路19は、必要以上の移動がされたことを判定するための閾値が設定された閾値設定手段として機能する。
また、制御手段15の前後にスイッチSW−1を設けたり、マイコン内部で処理を行うことによって、盗難等の移動防止機能の動作・非動作を切り替えることができる。これらによって、移動判定手段5の判定に基づく動作を実行する動作状態と、その動作を実行しない非動作状態との切り替えが可能となる。
The angle detection means 14 is composed of an acceleration sensor or the like, and is used not only for automatic keystone correction, which is the original application, but also as a device for sensing movement such as theft. The movement determination unit 15 a determines that the
Further, by providing the switch SW-1 before and after the control means 15 or performing processing inside the microcomputer, the operation / non-operation of the movement prevention function such as theft can be switched. Thus, it is possible to switch between an operation state in which the operation based on the determination of the movement determination unit 5 is executed and a non-operation state in which the operation is not executed.
図2は、盗難等の移動による角度検出量の変化を説明するための図で、プロジェクション装置10が通常の設置角度で投射台30に設置されている状態を図2(A)に、図2(A)の状態からプロジェクション装置10が動かされて投射台30とのなす角度が変化した状態を図2(B)に示す。ここでは、図2(A)に示す通常の状態のときのプロジェクション装置10と投射台30の上面とのなす角度をαとし、図2(B)に示す状態のときのプロジェクション装置10と投射台30の上面とのなす角度をβ(≠α)とする。
FIG. 2 is a diagram for explaining a change in the angle detection amount due to movement such as theft. FIG. 2A shows a state where the
プロジェクション装置10が移動防止モードに移行した後、プロジェクション装置10を盗もうとする者が現れ、プロジェクション装置10に手を触れたとする。すると装置内部の角度検出手段14は、プロジェクション装置10の角度が変化したことを検知する。この場合の角度変動は、プロジェクション装置10の水平方向の設置角度が変更されたことではなく、何者かがプロジェクション装置10を持ち去ろうとしてそれを動かしたことを意味する。
例えば、図2(A)に示す通常の状態から、何者かがプロジェクション装置10を動かして図2(B)の状態になったとき、角度検出手段14は、その角度変化に応じた検出データを出力する。
It is assumed that after the
For example, when a person moves the
図3は、角度検出手段における角度量データの変化の一例を説明するための図で、正常な状態のプロジェクション装置10における角度量データを図3(A)に、プロジェクション装置10が動いて角度が変化したときの角度量データを図3(B)に示すものである。ここでは、プロジェクション装置10の設置角度αに対する角度データをα´、変化角度βに対する角度データをβ´とし、時間軸tに従って出力される角度データの例を示している。
FIG. 3 is a diagram for explaining an example of the change in the angle amount data in the angle detection means. FIG. 3A shows the angle amount data in the
設置されているプロジェクション装置10が、誰にも触れられずにその位置が維持されていれば、角度検出手段14により検出された角度量データは、図3(A)示すように一定の角度データα´が出力される。これに対して、上記のように何者かがプロジェクション装置10を動かすと、図3(B)に示すように、変化角度データβ´が検出される。移動判定手段15aは、この角度量データの変化を検出することにより、プロジェクション装置10が盗難等によって移動されようとしていることを判定する。
If the position of the installed
このときに、移動判定手段15aは、予め閾値設定回路19に設定された閾値に基づいて、プロジェクション装置10が移動されようとしているか否かを判定する。例えば、閾値設定回路19に設定した閾値が3であって、変化している角度データが3≦角度変化量<10の時、すなわち、3≦|β´|−|α´|<10 のときは、データに閾値以上の異常が検出されたものとし、盗難等による移動であると判定する。
At this time, the movement determination unit 15a determines whether or not the
一方、例えば、閾値設定回路19に設定した閾値が10であって、変化している角度データが上記のように3≦角度変化量<10、すなわち、3≦|β´|−|α´|<10 であるときは、移動判定手段15aは、角度データは変化したが、設定した閾値を越えない範囲であるため、異常はないものと判定する。
On the other hand, for example, the threshold set in the
移動を判断するための検出データの変化量の閾値は、図示しない操作入力手段を操作することで、操作信号を本体キー/リモコン検出部17を介して閾値設定回路19に入力させることにより、閾値設定回路19に任意の閾値を可変設定することができる。
The threshold value of the change amount of the detection data for determining the movement is determined by inputting an operation signal to the
移動判定手段15aの判定結果が移動である場合、移動報知手段16は、移動判定手段15aからの出力信号に従って、移動報知手段16に内蔵している光源16aを発光させたり、同じく移動報知手段16に内蔵している音源16bにより音を発する。これにより、盗難者等を牽制したり、管理者や周囲の警備関係者等に対して盗難等の危険を知らせることが可能になる。移動報知手段16が備える光源16a及び音源16bは、その両方を備えてもよく、またいずれかのみを備えるようにしてもよい。また外部へ通報するための通信手段や表示手段等他の報知手段を適宜備えることができる。
When the determination result of the movement determination unit 15a is movement, the
また、盗難等による移動時のオペレーションの一つとして、プロジェクション装置10が移動されたことを移動判定手段15aが判定したときに、制御手段15は、プロジェクション装置10に対する以後の操作、及び映像の投影を禁止するモードに移行させる。禁止モードでは、例えば、プロジェクション装置10の電源を入れた際、プロジェクション装置10の表示手段に、図4に示すようなパスワード入力を促す画面が表示され、装置の動作を禁止する。
Further, as one of operations at the time of movement due to theft or the like, when the movement determination unit 15a determines that the
上記のような禁止モードへの移行情報は、プロジェクション装置10内の不揮発性メモリ18に保存され、移動された以後はそのプロジェクション装置10を使用することができなくなる。このように、盗んでも使用できないことが周知されれば、プロジェクション装置10を盗むという衝動が抑制され、プロジェクション装置10の盗難を防止することができる。
The transition information to the prohibit mode as described above is stored in the
また、禁止モードからの復帰は、図示しない操作入力手段を操作することで、操作信号を本体キー/リモコン検出部17を介して制御手段15へ入力させることで実行できる。例えば、管理者が予め設定した特定の本体キー入力を行うか、あるいは管理者が予め設定したパスワードを入力したりすることによって禁止モードから復帰させる。 Further, the return from the prohibit mode can be executed by operating an operation input means (not shown) and causing an operation signal to be input to the control means 15 via the main body key / remote control detector 17. For example, a specific main body key input preset by the administrator or a password preset by the administrator is entered to return from the prohibit mode.
図5は、プロジェクション装置10を天井に固定したときの状態を説明するための図で、プロジェクション装置10が通常の設置角度で天井に固定されている状態を図5(A)に、図5(A)の状態からプロジェクション装置10が動かされて天井とのなす角度が変化した状態を図5(B)に示す。
前述したような投射台30の上にプロジェクション装置10を設置したときの移動の判定機能は、図5に示すようにプロジェクション装置10を天井31に固定した場合(天吊り状態)であっても同様に実現することができる。この場合、投射台30とプロジェクション装置10との関係を、天井31とプロジェクション装置10との関係に置き換えることによって、プロジェクション装置10を全く同じように動作させることができる。
FIG. 5 is a diagram for explaining a state when the
The determination function of the movement when the
プロジェクション装置10は、図1に示す補助電源20が備えられている。この補助電源20は、図6に示すような形態でプロジェクション装置10に内蔵されている。上述のごとくの盗難等による移動時のオペレーションを実行するためには、プロジェクション装置10の電源に電流が給電されていることが必須である。移動に際して、まず電源ケーブルが切断された場合、それ以後の移動時のオペレーションがうまく作動しないことが考えられる。そこで、補助電源20をプロジェクション装置10に内蔵し、更に外部からの電源が切断されたことを検知する電源切断検知手段として機能する電圧センサ22を用意して、電源回路21からの電源が切断された後でも盗難等による移動を検知できるようにする。
The
上記の補助電源20は、燃料電池やリチウム電池、ニッカド電池、乾電池などによって実現できる。そして、電圧センサ22にて電源回路21の電圧を検出することで、電源が切断されたことを判断する。電源が切断された場合には、電圧センサ22より、切り替え信号を出力し、スイッチSW−2を切り替えて、補助電源20により電源供給を行うことにより、移動時のオペレーションを行うことを可能にすることができる。スイッチSW−2は、外部からの電源供給と補助電源からの供給とを切り替える電源切り替え手段として機能している。
The
また補助電源20として、充電可能なリチウム電池やニッカド電池等を用いる場合には、プロジェクション装置10を通常使用しているときにその補助電源20を充電しておくことができる。そして、プロジェクション装置10が移動されたときには、充電しておいた補助電源20から電力供給させることにより、移動時のオペレーションを迅速に実行することができる。
Further, when a rechargeable lithium battery, a nickel cadmium battery, or the like is used as the
また、特別な補助電源を具備していないプロジェクション装置10においても、大容量の電解コンデンサ等を用いて、あまり電力を必要としないプロジェクション装置10内のネットワーク関連ブロックのみに給電して使用可能とすることにより、移動時のオペレーションをネットワークにより実行することができる。すなわち、電源が切断されたことを感知する電圧センサを用意して、切断されたと判断した場合には電解コンデンサ等による一時的な給電を行うオペレーションモードに移行する。これはプロジェクション装置10が比較的大容量の電源を取り扱う装置であることから、大容量の電源を安定させるために元から大容量のコンデンサが使われており、他の諸機器と比較して無理なく対応することが可能である。
Further, even in the
10…プロジェクション装置、11…映像処理回路、12…表示画面補正手段、13…映像投影手段、14…角度検出手段、15…制御手段、15a…移動判定手段、16…移動報知手段、16a…光源、16b…音源、17…本体キー/リモコン検出部、18…不揮発性メモリ、19…閾値設定回路、20…補助電源、21…電源回路、22…電圧センサ、30…投射台、31…天井、40…スクリーン、41a,42a,42b…映像、50…PC、51…LANターミナル。
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