JP2005300064A - Soot blower device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ボイラ等に用いられるスートブロワ装置に関するものである。 The present invention relates to a soot blower device used in a boiler or the like.
図9はボイラの一例を表わすものであって、図9中、1は火炉1aと後部伝熱部1bとを有するボイラ本体、2はボイラ本体1の火炉1a内へ燃料を噴射して燃焼させるバーナ、3は一次過熱器、4は二次過熱器、5は三次過熱器、6は最終過熱器、7は一次再熱器、8は二次再熱器、9は節炭器であり、バーナ2からボイラ本体1の火炉1a内へ燃料を噴射して燃焼させることにより、燃焼ガスを生成し、生成された燃焼ガスを流通させ、二次過熱器4、三次過熱器5、最終過熱器6、二次再熱器8、一次過熱器3、一次再熱器7及び節炭器9と熱交換させ、熱交換した後の排ガスを排ガスダクト10へ流出させ、下流側に設けられた脱硝、脱硫等の排煙処理装置(図示せず)で窒素酸化物や硫黄酸化物等を除去した後、大気へ放出するようになっている。
FIG. 9 shows an example of a boiler. In FIG. 9,
一方、図10は前述のボイラの給水・蒸気系統を表わすものであり、ボイラ給水は、燃料が燃焼されるボイラ本体1の火炉1aの炉壁に形成される蒸発器11で加熱され、ノーズ部12を経て、汽水分離器13で水と蒸気に分離され、該汽水分離器13で水と分離された蒸気は、ボイラ本体1の天井並びに後部伝熱部周壁14を通過し、一次過熱器3、二次過熱器4、三次過熱器5及び最終過熱器6で過熱され、高圧タービン15へ導かれ、該高圧タービン15が駆動されて発電が行われると共に、前記高圧タービン15を駆動した後の蒸気は、一次再熱器7及び二次再熱器8へ導かれ、該一次再熱器7及び二次再熱器8で再熱された後、中・低圧タービン16へ導入され、該中・低圧タービン16が駆動されて発電が行われ、前記中・低圧タービン16を駆動した後の蒸気は、復水器17へ導かれてボイラ給水に戻され、該ボイラ給水は、復水脱塩装置18と低圧給水加熱器19と脱気器20とを経由し、給水ポンプ21により高圧給水加熱器22を介して節炭器9へ圧送され、該節炭器9で加熱され、前記蒸発器11へ送給され、循環されるようになっている。
On the other hand, FIG. 10 shows the above-described boiler feed water / steam system. The boiler feed water is heated by the evaporator 11 formed on the furnace wall of the furnace 1a of the
ところで、石炭焚のボイラの場合、燃料としての石炭の燃焼に伴って灰が発生し、火炉1aの炉壁内面、並びに一次過熱器3、二次過熱器4、三次過熱器5、最終過熱器6、一次再熱器7、二次再熱器8、節炭器9等の各種伝熱管表面に付着するが、このように火炉1aの炉壁内面や各種伝熱管表面に灰が付着すると、ボイラ本体1における収熱が低下してしまうため、ボイラ本体1の火炉1a並びに後部伝熱部1bにおける炉外所要箇所に、図11に示されるようなスートブロワ23を配設し、該スートブロワ23の後述するアウタチューブ28を炉内に挿入することにより、蒸気或いは空気等の噴霧媒体24を火炉1aの炉壁内面や各種伝熱管表面に吹き付け、付着した灰を吹き払って除去するようにしている。
By the way, in the case of a coal fired boiler, ash is generated with the combustion of coal as fuel, and the inner wall of the furnace 1a, the
前記スートブロワ23は、例えば、図11に示される如く、ボイラ本体1の炉外所要箇所に、バルブ25を介して蒸気或いは空気等の噴霧媒体24が供給されるインナチューブ26を固定配置し、該固定のインナチューブ26に対し、先端部にその軸線方向と直角な方向へ噴霧媒体24を噴射する噴射孔27が形成されたアウタチューブ28を伸縮自在且つ旋回自在となるよう同心状に配設すると共に、該アウタチューブ28を炉内に挿入するための駆動系統を配設してなる構成を有している。
In the
尚、前記アウタチューブ28の基端には、前記インナチューブ26外周面に対して気密性を保持しつつ摺動自在となるようにしたキャリッジ(図示せず)を装着してある。
A carriage (not shown) that is slidable while maintaining airtightness with respect to the outer peripheral surface of the
前記アウタチューブ28の駆動系統は、図11及び図12に示される如く、ガイドレール29とラック30とをアウタチューブ28の軸線方向と平行に延びるよう配設し、該ガイドレール29にトロリーブラケット31を走行自在に設け、該トロリーブラケット31に前記アウタチューブ28をその軸線回りに旋回自在に取り付け、前記ラック30に噛み合うピニオン32を前記トロリーブラケット31内に設けると共に、前記アウタチューブ28に旋回用従動スプロケット33を外嵌し、駆動モータ34を回転駆動させて、伸縮用駆動スプロケット35と伸縮用チェーン36と伸縮用従動スプロケット37とウォーム38とウォームホィール39とを介して前記ピニオン32を回転させつつ、旋回用駆動スプロケット40と旋回用チェーン41とを介して前記旋回用従動スプロケット33を回転させることにより、前記アウタチューブ28を前進・後退させつつ旋回させるようにしてある。
As shown in FIGS. 11 and 12, the drive system for the
尚、図11及び図12に示されるような構造のスートブロワ装置を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
しかしながら、前述の如き従来のスートブロワ23では、ボイラ本体1の炉内において高温に晒されたアウタチューブ28が熱によって損傷し、曲りを生じたりすることがあり、場合によっては炉の運転を停止させなければならないことがあった。
However, in the
前記アウタチューブ28を熱から守るためには蒸気或いは空気等の噴霧媒体24の供給量を増加させることが有効であり、前記噴霧媒体24の供給量を増加させるためには、その圧力を高める方法、或いは噴射孔27の径を大きくしたり個数を増やす方法があるが、前記噴霧媒体24の圧力を高めた場合、煤を落とす対象である炉壁や各種伝熱管に対する衝撃力が増加し、管のエロージョンを増加させてしまう一方、前記噴霧媒体24の圧力を高める方法、或いは噴射孔27の径を大きくしたり個数を増やす方法のいずれの場合にも、蒸気等の噴霧媒体24の使用量が増え、プラント全体の効率低下につながるという欠点を有しており、いずれの対処法もあまり好ましいものであるとは言えなかった。
In order to protect the
尚、特許文献1に開示されているスートブロワ装置の場合、アウタチューブ28の先端部における熱衝撃の発生を防止できるものの、該アウタチューブ28の先端部以外の部分における熱による損傷や曲りについては一切考慮されておらず、その熱による損傷や曲りを防止することは困難となっていた。
In addition, in the case of the soot blower device disclosed in
本発明は、斯かる実情に鑑み、蒸気或いは空気等の噴霧媒体の供給量を増加させることなくアウタチューブの冷却効率を高めて熱による損傷や曲りを防止することができ、炉の運転を安定して行い得るスートブロワ装置を提供しようとするものである。 In view of such circumstances, the present invention can increase the cooling efficiency of the outer tube without increasing the supply amount of the spray medium such as steam or air, and can prevent damage or bending due to heat, thereby stabilizing the operation of the furnace. Thus, the present invention intends to provide a soot blower device that can be performed.
本発明は、噴霧媒体が供給される固定のインナチューブに対し伸縮自在となるよう同心状に配設され且つ炉内に挿入されるアウタチューブ先端から噴霧媒体を噴射するようにしたスートブロワ装置において、
アウタチューブ内面に冷却手段を設けたことを特徴とするスートブロワ装置にかかるものである。
The present invention is a soot blower device that is arranged concentrically so as to be stretchable with respect to a fixed inner tube to which a spray medium is supplied, and sprays the spray medium from an outer tube tip inserted into a furnace.
The present invention relates to a soot blower device characterized in that a cooling means is provided on the inner surface of the outer tube.
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。 According to the above means, the following operation can be obtained.
前述の如く、アウタチューブ内面に冷却手段を設けると、蒸気或いは空気等の噴霧媒体の供給量を増加させなくても、アウタチューブの冷却効率が高められて熱による損傷や曲りを防止することが可能となり、炉の運転を安定して行えるようになる。 As described above, if the cooling means is provided on the inner surface of the outer tube, the cooling efficiency of the outer tube can be enhanced and the damage or bending due to heat can be prevented without increasing the supply amount of the spray medium such as steam or air. This makes it possible to operate the furnace stably.
前記スートブロワ装置においては、冷却手段を、アウタチューブ内面に螺旋状に延びるよう突設されるフィンとすることができ、このようにすると、螺旋状のフィンによって、アウタチューブ内面における伝熱面積が増加すると共に、噴霧媒体のアウタチューブ内面に沿った境界層の流れが乱流となり、アウタチューブと噴霧媒体との熱交換量が増大し、アウタチューブのメタル温度を低下させることが可能となる一方、前記螺旋状のフィンがアウタチューブの撓みに対する補強材的な役割も果たすこととなる。 In the soot blower device, the cooling means can be a fin that protrudes in a spiral manner on the inner surface of the outer tube, and in this way, the heat transfer area on the inner surface of the outer tube is increased by the helical fin. In addition, the flow of the boundary layer along the inner surface of the outer tube of the spray medium becomes a turbulent flow, the amount of heat exchange between the outer tube and the spray medium is increased, and the metal temperature of the outer tube can be lowered. The helical fin also serves as a reinforcing material against the bending of the outer tube.
又、前記スートブロワ装置においては、冷却手段を、アウタチューブ内面にその軸線方向へ延びるよう突設されるフィンとしても良く、このようにすると、アウタチューブの軸線方向へ延びるフィンによって、アウタチューブ内面における伝熱面積が増加すると共に、アウタチューブが旋回する場合には噴霧媒体のアウタチューブ内面に沿った境界層の流れが撹拌されて乱流となり、アウタチューブと噴霧媒体との熱交換量が増大し、アウタチューブのメタル温度を低下させることが可能となる一方、前記アウタチューブの軸線方向へ延びるフィンがアウタチューブの撓みに対する補強材的な役割も果たすこととなる。 Further, in the soot blower device, the cooling means may be a fin projecting on the inner surface of the outer tube so as to extend in the axial direction thereof. In this case, the fin extending in the axial direction of the outer tube is used to As the heat transfer area increases and the outer tube turns, the flow in the boundary layer along the inner surface of the outer tube of the spray medium is agitated and becomes turbulent, increasing the amount of heat exchange between the outer tube and the spray medium. While the metal temperature of the outer tube can be lowered, the fins extending in the axial direction of the outer tube also serve as a reinforcing material against the deflection of the outer tube.
更に、前記スートブロワ装置においては、冷却手段を、アウタチューブ内面に螺旋状に延びるよう凹設される溝とすることができ、このようにすると、螺旋状の溝によって、アウタチューブ内面における伝熱面積が増加すると共に、噴霧媒体のアウタチューブ内面に沿った境界層の流れが乱流となり、アウタチューブと噴霧媒体との熱交換量が増大し、アウタチューブのメタル温度を低下させることが可能となる。 Furthermore, in the soot blower device, the cooling means can be a groove that is recessed so as to extend spirally on the inner surface of the outer tube, and in this way, the heat transfer area on the inner surface of the outer tube is formed by the spiral groove. As the flow rate increases, the flow of the boundary layer along the inner surface of the outer tube of the spray medium becomes turbulent, the amount of heat exchange between the outer tube and the spray medium increases, and the metal temperature of the outer tube can be lowered. .
又、前記スートブロワ装置においては、冷却手段を、アウタチューブ内面にその軸線方向へ延びるよう凹設される溝としても良く、このようにすると、アウタチューブの軸線方向へ延びる溝によって、アウタチューブ内面における伝熱面積が増加すると共に、アウタチューブが旋回する場合には噴霧媒体のアウタチューブ内面に沿った境界層の流れが撹拌されて乱流となり、アウタチューブと噴霧媒体との熱交換量が増大し、アウタチューブのメタル温度を低下させることが可能となる。 In the soot blower device, the cooling means may be a groove that is recessed in the outer tube inner surface so as to extend in the axial direction. In this case, the groove in the outer tube inner surface is formed by the groove extending in the axial direction of the outer tube. As the heat transfer area increases and the outer tube turns, the flow in the boundary layer along the inner surface of the outer tube of the spray medium is agitated and becomes turbulent, increasing the amount of heat exchange between the outer tube and the spray medium. The metal temperature of the outer tube can be lowered.
本発明の請求項1〜5記載のスートブロワ装置によれば、蒸気或いは空気等の噴霧媒体の供給量を増加させることなくアウタチューブの冷却効率を高めて熱による損傷や曲りを防止することができ、炉の運転を安定して行い得るという優れた効果を奏し得る。 According to the soot blower device of the first to fifth aspects of the present invention, it is possible to increase the cooling efficiency of the outer tube without increasing the supply amount of the spray medium such as steam or air and prevent damage or bending due to heat. An excellent effect that the operation of the furnace can be performed stably can be obtained.
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1及び図2は本発明を実施する形態の第一例であって、図中、図11及び図12と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図11及び図12に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1及び図2に示す如く、アウタチューブ28内面に、該アウタチューブ28の冷却手段としてのフィン42を螺旋状に延びるよう突設した点にある。
1 and 2 show a first embodiment of the present invention. In the figure, the same reference numerals as those in FIGS. 11 and 12 denote the same components, and the basic configuration is shown in FIG. 11 and 12 is the same as the conventional one shown in FIG. 11 and FIG. 12, but the feature of this illustrated example is that fins as cooling means for the
次に、上記図示例の作用を説明する。 Next, the operation of the illustrated example will be described.
前述の如く、アウタチューブ28内面に、該アウタチューブ28の冷却手段としてのフィン42を螺旋状に延びるよう突設すると、該螺旋状のフィン42によって、アウタチューブ28内面における伝熱面積が増加すると共に、噴霧媒体24のアウタチューブ28内面に沿った境界層の流れが乱流となり、アウタチューブ28と噴霧媒体24との熱交換量が増大し、アウタチューブ28のメタル温度を低下させることが可能となる一方、前記螺旋状のフィン42がアウタチューブ28の撓みに対する補強材的な役割も果たすこととなる。
As described above, when the
この結果、蒸気或いは空気等の噴霧媒体24の供給量を増加させなくても、前記螺旋状のフィン42によりアウタチューブ28の冷却効率が高められて熱による損傷や曲りを防止することが可能となり、炉の運転を安定して行えるようになる。
As a result, it is possible to increase the cooling efficiency of the
こうして、蒸気或いは空気等の噴霧媒体24の供給量を増加させることなくアウタチューブ28の冷却効率を高めて熱による損傷や曲りを防止することができ、炉の運転を安定して行い得る。
Thus, the cooling efficiency of the
図3及び図4は本発明を実施する形態の第二例であって、図中、図1及び図2と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、アウタチューブ28内面に、該アウタチューブ28の冷却手段としてのフィン43を、アウタチューブ28の軸線方向へ延びるよう突設したものである。
3 and 4 show a second example of the embodiment of the present invention. In the figure, the same reference numerals as those in FIGS. 1 and 2 denote the same parts, and the inner surface of the
尚、前記フィン43は、図4の例ではアウタチューブ28の周方向へ等間隔となるよう四箇所に配置してあるが、二箇所や三箇所、或いは四箇所以上に配置しても良いことは言うまでもない。
In the example of FIG. 4, the
前述の如く、アウタチューブ28内面に、該アウタチューブ28の冷却手段としてのフィン43を、アウタチューブ28の軸線方向へ延びるよう突設すると、該アウタチューブ28の軸線方向へ延びるフィン43によって、アウタチューブ28内面における伝熱面積が増加すると共に、アウタチューブ28が旋回することから噴霧媒体24のアウタチューブ28内面に沿った境界層の流れが撹拌されて乱流となり、アウタチューブ28と噴霧媒体24との熱交換量が増大し、アウタチューブ28のメタル温度を低下させることが可能となる一方、前記アウタチューブ28の軸線方向へ延びるフィン43がアウタチューブ28の撓みに対する補強材的な役割も果たすこととなる。
As described above, when the
この結果、蒸気或いは空気等の噴霧媒体24の供給量を増加させなくても、前記アウタチューブ28の軸線方向へ延びるフィン43によりアウタチューブ28の冷却効率が高められて熱による損傷や曲りを防止することが可能となり、炉の運転を安定して行えるようになる。
As a result, the cooling efficiency of the
こうして、図3及び図4に示す例の場合にも、蒸気或いは空気等の噴霧媒体24の供給量を増加させることなくアウタチューブ28の冷却効率を高めて熱による損傷や曲りを防止することができ、炉の運転を安定して行い得る。
Thus, in the example shown in FIGS. 3 and 4 as well, it is possible to increase the cooling efficiency of the
図5及び図6は本発明を実施する形態の第三例であって、図中、図1及び図2と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、アウタチューブ28内面に、該アウタチューブ28の冷却手段としての溝44を螺旋状に延びるよう凹設したものである。
5 and 6 show a third example of the embodiment of the present invention. In the figure, the same reference numerals as those in FIGS. 1 and 2 denote the same parts, and the inner surface of the outer tube 28 A
前述の如く、アウタチューブ28内面に、該アウタチューブ28の冷却手段としての溝44を螺旋状に延びるよう凹設すると、該螺旋状の溝44によって、アウタチューブ28内面における伝熱面積が増加すると共に、噴霧媒体24のアウタチューブ28内面に沿った境界層の流れが乱流となり、アウタチューブ28と噴霧媒体24との熱交換量が増大し、アウタチューブ28のメタル温度を低下させることが可能となる。
As described above, when the
この結果、蒸気或いは空気等の噴霧媒体24の供給量を増加させなくても、前記螺旋状の溝44によりアウタチューブ28の冷却効率が高められて熱による損傷や曲りを防止することが可能となり、炉の運転を安定して行えるようになる。
As a result, it is possible to increase the cooling efficiency of the
こうして、図5及び図6に示す例の場合にも、蒸気或いは空気等の噴霧媒体24の供給量を増加させることなくアウタチューブ28の冷却効率を高めて熱による損傷や曲りを防止することができ、炉の運転を安定して行い得る。
Thus, also in the example shown in FIGS. 5 and 6, the cooling efficiency of the
図7及び図8は本発明を実施する形態の第四例であって、図中、図3及び図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、アウタチューブ28内面に、該アウタチューブ28の冷却手段としての溝45を、アウタチューブ28の軸線方向ヘ延びるよう凹設したものである。
7 and 8 show a fourth example of an embodiment of the present invention. In the figure, the same reference numerals as those in FIGS. 3 and 4 denote the same parts, and the inner surface of the
尚、前記溝45は、図8の例ではアウタチューブ28の周方向へ等間隔となるよう四箇所に配置してあるが、二箇所や三箇所、或いは四箇所以上に配置しても良いことは言うまでもない。
In addition, although the said groove |
前述の如く、アウタチューブ28内面に、該アウタチューブ28の冷却手段としての溝45を、アウタチューブ28の軸線方向ヘ延びるよう凹設すると、該アウタチューブ28の軸線方向ヘ延びる溝45によって、アウタチューブ28内面における伝熱面積が増加すると共に、アウタチューブ28が旋回することから噴霧媒体24のアウタチューブ28内面に沿った境界層の流れが撹拌されて乱流となり、アウタチューブ28と噴霧媒体24との熱交換量が増大し、アウタチューブ28のメタル温度を低下させることが可能となる。
As described above, when the
この結果、蒸気或いは空気等の噴霧媒体24の供給量を増加させなくても、前記アウタチューブ28の軸線方向ヘ延びる溝45によりアウタチューブ28の冷却効率が高められて熱による損傷や曲りを防止することが可能となり、炉の運転を安定して行えるようになる。
As a result, the cooling efficiency of the
こうして、図7及び図8に示す例の場合にも、蒸気或いは空気等の噴霧媒体24の供給量を増加させることなくアウタチューブ28の冷却効率を高めて熱による損傷や曲りを防止することができ、炉の運転を安定して行い得る。
Thus, in the case of the example shown in FIGS. 7 and 8, the cooling efficiency of the
尚、本発明のスートブロワ装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、アウタチューブ28を必ずしも旋回させずにインナチューブ26に対して伸縮させ、炉内に挿入するものにも適用可能なこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
Note that the soot blower device of the present invention is not limited to the above-described illustrated example, and can also be applied to an
23 スートブロワ
24 噴霧媒体
26 インナチューブ
27 噴射孔
28 アウタチューブ
42 フィン(冷却手段)
43 フィン(冷却手段)
44 溝(冷却手段)
45 溝(冷却手段)
23
43 Fins (cooling means)
44 groove (cooling means)
45 groove (cooling means)
Claims (5)
アウタチューブ内面に冷却手段を設けたことを特徴とするスートブロワ装置。 In the soot blower device that is arranged concentrically so as to be stretchable with respect to the fixed inner tube to which the spray medium is supplied and sprays the spray medium from the tip of the outer tube inserted into the furnace,
A soot blower device characterized in that a cooling means is provided on the inner surface of the outer tube.
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