JP2005298328A - Itq−31結晶固体及びそれの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】新規な結晶構造を有する結晶固体の提供。
【解決手段】特定のX線回折パターンを有し、かつ、酸化物のモルについて無水物ベースで表して、次の一般式によって定義される化学組成;XO:mYO:pZ:qR:sF(式中、Rは有機窒素含有化合物を表し、Xはゲルマニウム以外の1種以上の四価の元素を表し、Yはゲルマニウムを表し、Zは少なくとも1種の三価の元素を表し、Fはフッ素であり、並びにm、p、q、sは、各々、YO、Z、R及びFのモル数を表し、mは0.01〜1の範囲内にあり、pは0〜0.5の範囲内にあり、qは0.01〜0.7の範囲内にあり、sは0.01〜0.7の範囲内にあり、及び比{(1+m)/p}は5以上である)を有する結晶固体。
【選択図】図1

Description

本発明は、新規の結晶構造を有し、本明細書において以後、ITQ−31と呼ぶ新規の結晶固体、及び前記固体の製造方法に関する。
新規のミクロ細孔モレキュラーシーブの開発は、近年、多種多様の部類の生成物の合成に役立ってきた。ゼオライト構造を持ち、含有する化学組成、細孔の直径、並びにミクロ細孔系の形態及び形状寸法によって特徴付けられる多種多様のアルミノケイ酸塩が開発されてきた。
過去40年にわたり合成されたかなり多数の固体ゼオライトによって、吸着及び触媒作用の分野で著しい進歩が可能になった。引用できる例は、Yゼオライト(特許文献1を参照)及びZSM−5ゼオライト(特許文献2を参照)である。ゼオライトを含めて、毎年合成される新規のモレキュラーシーブの数は、絶えず増加しつつある。種々のモレキュラーシーブについての、より詳細な説明は、著書(非特許文献1を参照)から得ることができる。次を引用できる:NU−87ゼオライト(特許文献3を参照)、MCM−22ゼオライト(特許文献4を参照)、又はCLOタイプの構造を持つガロホスフェート(gallophosphate)(クロベライト(cloverite))(特許文献5を参照)、又はゼオライトITQ−12(特許文献6を参照)、ITQ−13(特許文献7を参照)、CIT−5(特許文献8を参照)、ITQ−21(特許文献9を参照)、及びITQ−22(非特許文献2を参照)、SSZ−53(非特許文献3を参照)、SSZ−59(非特許文献4を参照)、SSZ−58(非特許文献5を参照)及びUZM−5(非特許文献6を参照)。
前記引用のゼオライトのなかには、流動化剤(mobilizing agent)が通常の水酸化物イオンではなく、米国特許(特許文献10を参照)において初めての製法によるフッ化物イオンであるフッ化物媒体の中で合成されたのもある。合成媒体のpHは一般に中性に近かった。そのようなフッ素含有反応系の1つの利点は、従来のOH媒体(非特許文献7を参照)の中で得られたゼオライトより欠陥が少ない純粋なシリカ質ゼオライトの製造が可能であることである。フッ素含有反応媒体を使う場合の更に決定的利点は、ITQ−7、ITQ−13及びITQ−17ゼオライトの場合のように、4個の四面体の重複周期(double cycles)を含む新規の骨格トポロジーの生成も可能なことである。しかしながら、合成媒体の中でゲルマニウムの給源(source)とケイ素の給源とを組み合わせて使用すると、ITQ−17及びITQ−21(非特許文献8及び非特許文献9を参照)の場合のように、従来の非フッ化塩基性媒体中で前記のような骨格を生成できる。
米国特許第3,130,007号明細書 米国特許第3,702,886号明細書 米国特許第5,178,748号明細書 米国特許第4,954,325号明細書 米国特許第5,420,279号明細書 米国特許第6,471,939号明細書 米国特許第6,471,941号明細書 米国特許第6,043,179号明細書 国際特許出願、国際公開第02/092511号パンフレット 米国特許第4,073,865号明細書 シーエッチ・バエルロチャー(Ch.Baerlocher)、ダブリュー・エム・マイエル(W M Meier)及びディ・エッチ・オルソン(D H Olson)著、「アトラス・オブ・ゼオライト・ストラクチャー・タイプス(Atlas of zeolite structure types)」第V改訂版、エルゼビア(Elsevier)、2001年、 コルマ・エイ(Corma,A)等著、「ネイチャー・マテリアルズ(Nature Materials)」、2003年、第2号、p.493、 「ケミストリー・ユーロピアン・ジャーナル(Chem Eur J.)」、2003年、9(23)、p.5737−5748、 「ケミストリー・ユーロピアン・ジャーナル(Chem Eur J.)」、2003年、9(23)、p.5737−5748、 バートン・エイ(Burton A)等著、「アメリカ化学会雑誌(J Am Chem Soc)」、2003年、第125巻、p.1633、 ブラックウェル・シー・エス(Blachwell C S)等著、「アンゲバンテ・ヘミー 国際版(Angew Chem Int Ed)」、2003年、第42巻、p.1737、 ジェイ・エム・チゾウ(J M Chezeau)等著、「ゼオライツ(Zeolites)」、1991年、11.p.598、 エイ・コルナ(A Corna)等著、「ケミカル・コミュニケーションズ(Chem Commun)」、2001年、16、p.1486、 エイ・コルナ(A Corna)等著、「ケミカル・コミュニケーションズ(Chem Commun)」、2003年、9、p.1050、
本発明は、新規の結晶構造を持ち、ITQ−31結晶固体と呼ばれる新規の結晶固体を提供する。
前記固体は、酸化物のモルについて無水物ベースで表して、次の一般式によって定義される化学組成を有する:XO:mYO:pZ:qR:sF、式中、Rは有機窒素含有化合物を表し、Xはゲルマニウム以外の1種以上の四価の元素を表し、Yはゲルマニウムを表し、Zは少なくとも1種の三価の元素を表し、Fはフッ素であり、そしてm、p、q、sは、各々、YO、Z、R及びFのモル数を表す。
本発明の結晶固体ITQ−31は、少なくとも表1に示すピークを包含するX線回折図を有する。表1のピークは、合成されたままの形態のITQ−31固体に対応するのが好ましい。この新規の結晶固体ITQ−31は新規の結晶構造を有する。
X線回折図は、回折計を使用し、銅のKα1線(λ=1.5406Å)を用いる従来の粉末方法を使って放射線結晶学的分析によって得られる。角2θによって表される回折ピークの位置から始めて、ブラッグ(Bragg)の関係式を使い、試料の特性格子面間隔dhklを計算する。測定の誤差(即ちdhklに対するΔ(dhkl))は、2θの測定の際の絶対誤差Δ(2θ)の関数としてブラッグの関係式から計算される。±0.2°の絶対誤差Δ(2θ)は、通常、許容され得る。dhklの各値に対する相対強度Irelは、対応する回折ピークの高さから測定される。本発明の結晶固体ITQ−31のX線回折図は、少なくとも表1に示しているdhkl値を持つ線を包含する。dhklの列は、格子面間隔の平均値をオングストローム(Å)単位で示している。これらの各々の値は、±0.2Å〜±0.008Åの範囲内の測定誤差Δ(dhkl)を有する。
Figure 2005298328
相対強度I/Iは、X線回折図における最も強い線に100の値が与えられる相対強度の等級で示されている;vw<15;15≦w<30;30≦mw<50;50≦m<65;65≦S<85;VS≧85
本発明の結晶固体ITQ−31の骨格のGe/Xの比が、0.01〜1の範囲内にあり、好ましくは0.05〜0.33の範囲内にあるのが有利である。比{(1+m)/p}は5以上、好ましくは7以上である。pの値は、好ましくは0〜0.5の範囲内にあり、更に好ましくは0〜0.4の範囲内にあり、そして、なお、更に好ましくは0.01〜0.4の範囲内にある。qの値は、0.01〜0.7の範囲内にあるのが有利であり、0.1〜0.5の範囲内にあるのが極めて有利である。sは0.01〜0.7の範囲内にあり、0.01〜0.5の範囲内にあるのが好ましい。mは0.01〜1の範囲内にある。
本発明によると、Xは、ケイ素、スズ及びチタンから選ばれるのが好ましく、Zは、アルミニウム、ホウ素、鉄、インジウム及びガリウムから選ばれるのが好ましい;Zはアルミニウムが極めて好ましい。好ましくは、Xはケイ素である:従って、本発明の結晶固体ITQ−31は、表1で説明したのと同じX線回折図を持つ結晶メタロシリコゲルマネート(metallosilicogermanate)である。ここでも更に好ましくはXはケイ素であり、Zはアルミニウムである:従って本発明の結晶固体ITQ−31は、表1で説明したのと同じX線回折図を持つ結晶アルミノシリコゲルマネート(aluminosilicogermanate)である。
本発明の結晶固体ITQ−31が合成されたままの形態、即ち合成直後で、当業者に周知のいずれかのカ焼段階及び/又はイオン交換段階の前である場合、前記固体ITQ−31は、後述の有機窒素含有テンプレート(template)又はその分解生成物、又はその有機窒素含有テンプレートの前駆体を含む。本発明によると、Rはジアミン系統群からのテンプレートであり、本発明の好ましい実施態様では、有機窒素含有テンプレートRは、式R−N−(CH−N−Rを有する(式中、Rj(j=1〜4)=H又はC2n+1、nは1〜6の範囲内にあり、xは1〜12の範囲内にあり、R及びR基は同じであるのが好ましく、R及びR基は同じであるのが好ましい)。R及びR基は、R及びR基と同じでもよく、異なってもよい。テンプレートは、熱処理及び/又は化学処理のような周知の方法を使って取り除くことができる。
本発明の結晶固体ITQ−31はゼオライト固体であるのが好ましい。
本発明は、結晶固体ITQ−31の製造方法にも関し、この方法では、少なくとも1種の酸化物XOの少なくとも1つの給源、酸化物YOの少なくとも1つの給源、随意に少なくとも1種の酸化物Zの少なくとも1つの給源及び少なくとも1つの有機窒素含有テンプレートRを含む水性混合物を反応させる。この混合物は一般に次のモル組成を有する:
(XO+YO)/Z:少なくとも5、好ましくは少なくとも7
O/(XO+YO):1〜50、好ましくは2〜30
R/(XO+YO):0.1〜3、好ましくは0.1〜1
F/(XO+YO):0.01〜0.7、好ましくは0.01〜0.5
YO/XO:0.01〜1、好ましくは0.5〜1
式中、Xはゲルマニウム以外の1種以上の四価の元素、好ましくはケイ素であり、Yはゲルマニウムであり、Zはアルミニウム、鉄、ホウ素、インジウム及びガリウムの元素により形成される群から選ばれる1種以上の三価の元素:好ましくはアルミニウムである。
フッ素は、NaF、NHF、NHHFのような、アルカリ金属塩若しくはアンモニウム塩の形態で、又はフッ化水素酸の形態で、又はフッ化ケイ素SiF若しくはフルオロケイ酸アンモニウム(NHSiF若しくはフロオロケイ酸ナトリウムNaSiFのような、水の中でフッ素アニオンを遊離できる加水分解性化合物の形態で導入できる。
本発明の方法によると、Rは有機窒素含有テンプレートである。好ましくは、Rはジアミンであり、更に好ましくは、Rは、式R−N−(CH−N−Rを有する(式中、Rj(i=1〜4)=H又はC2n+1、nは1〜6の範囲内にあり、xは1〜12の範囲内にあり、R及びR基は同じであるのが好ましく、R及びR基は同じであるのが好ましい)。R及びR基、R及びR基同じでもよく、異なってもよい。前述の一般式を持つ化合物Rは市販されている。なお更に好ましくは、有機窒素含有テンプレートは、化合物N,N’−ジメチル−1,3−プロパンジアミン又は化合物3−ジメチルアミン−1−プロピルアミンである。これらの化合物はAldrichから販売されている。
元素Xの給源は、元素Xを含み、水溶液の中で反応性の形態で前記元素を遊離できるいずれの化合物でもよい。有利であるのは、元素Xがケイ素であるとき、シリカの給源は、ゼオライト合成の際に通常使用されるシリカ、例えば固体粉末シリカ、ケイ酸、コロイドシリカ、溶解シリカ又はテトラエトキシシラン(TEOS)のうちのいずれでもよい。使用され得る粉末シリカには、沈降シリカ、特にアルカリ金属ケイ酸塩の溶液から沈降により得られるシリカ(例えばエアロジル(aerosil)シリカ)、焼成シリカ(例えば「キャブ・オ・シル(CAB−O−SIL)」)、及びシリカゲルが挙げられる。例えば、商標「ルドックス(Ludox)」で販売されているコロイドシリカのような、10〜15mm又は40〜50mmの範囲内の平均相当直径(mean equivalent diameter)を持つ種々の粒径のコロイドシリカを使用できる。ケイ素給源はルドックス(Ludox)であるのが好ましい。
元素Zの給源は、元素Zを含み、水溶液の中で反応性形態でその元素を遊離できるいずれの化合物でもよい。Zがアルミナである好ましい例では、アルミナ給源は、好ましくはアルミン酸ナトリウム、又はアルミニウム塩(例えば塩化物、硝酸塩、水酸化物又は硫酸塩)、アルミニウムアルコキシド又は厳密な意味でのアルミナであり、コロイドアルミナ、擬似ベーマイト(pseudoboehmite)、ガンマアルミナ又はアルファ若しくはベータ三水和物のような水和物の形態であるか又は水和性であるのが好ましい。前記で引用した給源の混合物も使用できる。
元素Yの給源は、例えば酸化ゲルマニウムGeOが可能である。
本発明の方法の好ましい実施態様では、シリカ、アルミナ、酸化ゲルマニウム、フッ化水素酸およびジアミン(好ましくはN,N’−ジメチル−1,3−プロパンジアミン及び3−ジメチルアミン−1−プロピルアミンから選ばれる化合物)を含む水性混合物を一緒に反応させる。
本発明の方法は、少なくとも1種の酸化物XOの少なくとも1つの給源、酸化物YOの少なくとも1つの給源、随意の酸化物Zの少なくとも1つの給源、及び少なくとも1種の有機窒素含有テンプレートR又は有機窒素含有テンプレート用の少なくとも1種の前駆体又は有機窒素含有テンプレートの少なくとも1種の分解生成物を含み、ゲルとして知られる水性反応混合物を製造する工程を包含する。前記試薬の量は、前記ゲルを結晶化させ、式XO:mYO:pZ:qR:sF(式中、m、p、q及びsは前記の基準を満たす)を持つ結晶固体ITQ−31になり得る組成物を提供するように調整される。次いで、ゲルは、結晶固体ITQ−31が形成するまで水熱処理される。ゲルが受ける水熱条件は、自発反応圧力下で、随意にガス、例えば窒素、を加えて、120℃〜200℃の範囲内で、好ましくは140℃〜180℃の範囲内で、そして更に好ましくは175℃を超えない温度で本発明の固体ITQ−31の結晶が形成するまで適用されるのが有利である。結晶化を得るのに必要な時間は、ゲルの中の試薬の組成、攪拌及び反応温度によるが、1時間〜数ヶ月が一般的である。反応は、一般に、攪拌を伴っても、又は攪拌せずにも行なわれるが、攪拌があるのが好ましい。
核の形成及び/又は全結晶化過程で必要な時間を短縮するために、反応混合物に種結晶(seed)を加えることは有利となることがある。結晶固体ITQ−31の形成を促進して不純物の影響を無くすように、種結晶を使用することも有利となることがある。前記種結晶は、結晶固体、特に固体ITQ−31の結晶を含む。種結晶は、反応混合物の中で使用される酸化物XO(好ましくはシリカ)の重量の0.01〜10%の範囲内の割合で加えるのが一般的である。
反応の終わりに、固相を濾過して洗浄する;これで、乾燥、脱水並びにカ焼及び/又はイオン交換のような後続の段階の準備が整う。これらの段階に対して、当業者に周知のあらゆる通常の方法を使用してよい。
ここで、次の実施例で本発明を説明する。
(実施例1)
酸化ゲルマニウム(Aldrich、純度99.998%)4.35gを、水(18.2Ωで、ミリ(milli)Q)24.758g、N,N’−ジメチル−1,3−プロパンジアミン(純度97%、Aldrich)3.27g及びコロイドシリカ(Ludox AS)の溶液12.5gと混合した。この混合物を2時間激しく攪拌して混合物が均一になったとき、フッ化水素酸HF(48.1%、J T Baker)2.59gを加えて全体を更に10分間混合した。
ゲルのモル組成は、SiO:0.5GeO:0.75HF:0.38R:22.5HOであった。
次に、このゲルをテフロン製スリーブ(Teflon sleeve)の中に移し、このスリーブを20ミリリットルのオートクレーブに入れて攪拌しながら10日間150℃に加熱した。
乾燥させた生成物を粉末X線回折で分析して固体ITQ−31で構成されていることを確認した。合成したままの生成物から得られた回折図は図1に示しているのと同じ回折図であった。この生成物を蛍光X線による化学分析を行なうと、Si/Geの比=10が得られた。
(実施例2)
水酸化アルミニウムAl(OH)(38.8%HO、Aldrich)0.24gを、酸化ゲルマニウムGeO(Aldrich、純度99.998%)1.74g、N,N’−ジメチル−1,3−プロパンジアミン(純度97%、Aldrich)2.57g及びコロイドシリカ(Ludox AS、40% HO)の溶液12.5gと混合した。水3.27gが蒸発するまで、この混合物を2時間激しく攪拌した。次に、フッ化水素酸HF(48.1%、J T Baker)2.07gを加えて全体を更に10分間混合した。
ゲルのモル組成は、SiO:0.2GeO:0.02Al:0.6HF:0.3R:3.6HOであった。
次に、このゲルをテフロン製スリーブ(Teflon sleeve)の中に移し、このスリーブを20ミリリットルのオートクレーブに入れて攪拌しながら10日間150℃に加熱した。
乾燥させた生成物を粉末X線回折で分析して、固体ITQ−31で構成されていることを確認した。合成したままの生成物から得られた回折図は図1に示しているのと同じ回折図であった。
(実施例3)
酸化ゲルマニウムGeO(Aldrich、純度99.998%)1.74gを、N,N’−ジメチル−1,3−プロパンジアミン(純度97%、Aldrich)2.57g及びコロイドシリカ(Ludox A)、40% HO)の溶液12.5gと混合した。水3.25gが蒸発するまで、この混合物を2時間激しく攪拌した。次に、フッ化水素酸HF(48.1%、J T Baker)2.06gを加えて全体を更に15分間激しく混合した。
ゲルのモル組成は、SiO:0.2GeO:0.6HF:0.3R:3.6HOであった。
次に、このゲルをテフロン製スリーブ(Teflon sleeve)の中に移し、このスリーブを20ミリリットルのオートクレーブに入れて攪拌しながら10日間150℃に加熱した。
乾燥させた生成物を粉末X線回折で分析して、固体ITQ−31で構成されていることを確認した。合成したままの生成物から得られた回折図は図1に示しているのと同じ回折図であった。
本発明によるITQ−31結晶固体のX線回折図である。

Claims (7)

  1. 少なくとも下表に示しているピークを包含するX線回折図を有し、
    Figure 2005298328
    かつ、酸化物のモルについて無水物ベースで表して、次の一般式によって定義される化学組成;XO:mYO:pZ:qR:sF(式中、Rは有機窒素含有化合物を表し、Xはゲルマニウム以外の1種以上の四価の元素を表し、Yはゲルマニウムを表し、Zは少なくとも1種の三価の元素を表し、Fはフッ素であり、並びにm、p、q、sは、各々、YO、Z、R及びFのモル数を表し、mは0.01〜1の範囲内にあり、pは0〜0.5の範囲内にあり、qは0.01〜0.7の範囲内にあり、sは0.01〜0.7の範囲内にあり、及び比{(1+m)/p}は5以上である)を有する結晶固体ITQ−31。
  2. Xがケイ素である、請求項1の結晶固体ITQ−31。
  3. Zがアルミニウムである、請求項1または2の結晶固体ITQ−31。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の結晶固体ITQ−31の製造方法であって、
    少なくとも1種の酸化物XOの少なくとも1つの給源、酸化物YOの少なくとも1つの給源、随意の少なくとも1種の酸化物Zの少なくとも1つの給源、及び少なくとも1種の有機窒素含有テンプレートR又は窒素含有テンプレートR用の少なくとも1種の前駆体又は有機窒素含有テンプレートの少なくとも1種の分解生成物を混合する工程と、次いで前記結晶固体ITQ−31が形成するまで前記混合物について水熱処理を行なう工程とからなる、結晶固体ITQ−31の製造方法。
  5. 前記反応混合物のモル組成が、
    (XO+YO)/Z:少なくとも5、
    O/(XO+YO):1〜50、
    R/(XO+YO):0.1〜3、
    F/(XO+YO):0.01〜0.7
    YO/XO:0.01〜1、
    である、請求項4の結晶固体ITQ−31の製造方法。
  6. Rが、化合物N,N’−ジメチル−1,3−プロパンジアミン又は化合物3−ジメチルアミン−1−プロピルアミンである、請求項4または5の製造方法。
  7. 種結晶が、前記反応混合物に加えられる、請求項4〜6のいずれか1つの製造方法。
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