JP2005295387A - データ分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 単純なデータの照合を行う回路で構成でき、その回路での照合回数が少なくでき、次の処理を決定するためのテーブル情報を用いることなく単純に構成できるハードウェアによってデータの照合を実現可能とする。
【解決手段】 縦続接続されたKh個のキーヘッド検出回路A1〜AKhと該キーヘッド検出回路の最終段の次段に縦続接続されたN個の一致判定回路B1〜BNで構成する。キーヘッド検出回路は、長さKのキーデータ内の長さKhのキーデータヘッダと一致するデータ列が被照合データ列内に存在するとき、マークデータ“MRK”をキーデータヘッダと一致する前記データ列の直後に挿入する。一致判定回路は、キーヘッド検出回路から入力されたパケット内のデータ列にマークデータ“MRK”が存在するとき、キーデータからキーデータヘッダを除いたデータ列とマークデータ“MRK”以降のデータ列とが一致するか否かを判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データサーバに格納されているストリームデータやネットワーク上でやり取りされるパケットデータの中に特定のデータ列が含まれるか否かを判定するデータ分析装置に関するものである。
データサーバの外部記憶装置に格納されているデータを逐次読み出して特定のデータ列を含むものが存在するか否かの判定を行う処理は、データベースシステムのキーワード検索等で用いられる最も基本的な処理である。また、インターネット等のネットワーク上でやり取りされるパケットデータには、ネットワークに接続されたサーバに対して悪意のある負荷をかける攻撃パケットや、端末内の個人情報を利用してネズミ算的に増殖するウイルスパケット等があり、これらのパケットに含まれる特定のデータ列が存在するか否かを判定して排除する処理は、ネットワークシステムを安定して運用する上で重要な処理である。
ここでは、特定のデータ列を含んでいるデータ列であるか否かの判定対象となる単位をパケットと呼び、パケットの全部または一部は判定対象となる被照合データ列であり、これは判定対象とならないパケット内のデータ列と区別可能であるとする。具体的には、パケットはファイルシステムのファイルや通信システムのパケットデータに相当し、被照合データ列はファイル内のファイルの属性情報(ファイル名、ファイルサイズ、アクセス権限)を除く内容やパケット内の特定の通信階層で用いられるヘッダ情報を取り除いたペイロードに相当する。
パケットに含まれる被照合データ列に特定のデータ列であるキーデータが含まれているか否かを判定するデータ照合方法として最も単純な方法は、図8に示すように、キーデータの照合判定開始位置を最小比較単位ずつずらして繰り返し比較する方法である。図8に示す例では、(a)では最初の比較で不一致となり、(b)では2番目の比較で不一致となり、(c)では一致したデータ列を含むと判定される。単純な方法では、長さnの被照合データ列に対して長さmのキーデータを含むか否かの判定のためには最悪でO(mn)回の照合を行う必要があり、被照合データ列の長さであるデータベースサイズやパケット数が増加すると照合のために処理量が莫大な量になる。
上記で述べた最悪の照合回数をO(m+n)に削減する方法としては、Knuth-Morris-Pratt法(例えば、非特許文献1参照)やBoyer-Moore法(例えば、非特許文献2参照)等が提案されている。
島内他4名編、「アルゴリズム辞典」、p194、共立出版、1994 島内他4名編、「アルゴリズム辞典」、p760−762、共立出版、1994
しかしながら、何れの方法も照合の回数を削減することは可能であるが、不一致となった場合に次の照合を行うための処理が上記の単純な方法にくらべて複雑であるという欠点に加えて、不一致となったキーデータの位置に応じて幾つずらしたデータ位置から次の照合を開始するかを格納したテーブル情報を前処理によって作成して記憶しておく必要があるという欠点もある。
本発明の目的は、単純なデータの照合を行う回路で構成でき、その回路での照合回数は高々O(n)回で済み、次の処理を決定するためのテーブル情報を用いることなく単純に構成できるハードウェアによってデータの照合を実現可能とすることである。
請求項1にかかる発明は、パケットが分析対象となる被照合データ列を含み、与えられた特定のデータ列であるキーデータが前記被照合データ列内に存在するか否かを判定するデータ分析装置において、1個以上縦続接続されたキーヘッド検出回路と該キーヘッド検出回路の最終段の次段に1個以上縦続接続された一致判定回路で構成され、前記キーヘッド検出回路は、入力されたパケットデータに含まれる前記被照合データ列に対して、前記キーデータの先頭からキーデータ長より短い長さのデータ列であるキーデータヘッダと一致するデータ列が前記被照合データ列内に存在するかを判定し、存在する場合には前記被照合データ列に含まれるデータとは区別可能なマークデータを前記キーデータヘッダと一致する前記データ列の直後に挿入する手段を有し、前記一致判定回路は、入力されたパケット内のデータ列に前記マークデータが存在するか否かを判定し、前記マークデータが存在する場合には前記キーデータから前記キーデータヘッダを除いたデータ列と前記マークデータ以降のデータ列とが一致するか否かを判定する手段を有することを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、パケットが分析対象となる被照合データ列を含み、与えられた特定のデータ列であるキーデータが前記被照合データ列内に存在するか否かを判定するデータ分析装置において、1個以上縦続接続されたキーヘッド検出回路と該キーヘッド検出回路の最終段の次段に1個以上縦続接続された一致判定回路で構成され、前記キーヘッド検出回路は、入力されたパケットデータに含まれる前記被照合データ列に対して、前記キーデータの先頭からキーデータ長より短い長さのデータ列であるキーデータヘッダと一致するデータ列が前記被照合データ列内に存在するかを判定し、存在する場合には前記一致するデータ列の最後のデータをマークデータで置き換える手段を有し、前記一致判定回路は、入力されたパケット内のデータ列に前記マークデータが存在するか否かを判定し、前記マークデータが存在する場合には前記キーデータから前記キーデータヘッダを除いたデータ列とマークデータ以降のデータ列とが一致するか否かを判定する手段を有することを特徴とする。
本発明を用いることによって、単純なデータの照合のみを行う独立に動作可能なキーヘッド検出回路および一致判定回路等のハードウェア回路を基本要素とし、キーデータの特徴を考慮してハードウェア回路の構成を選択することによりデータの照合を実現するデータ分析装置が実現可態となる。また、キーデータの内容やパケットに含まれるデータ列の特徴に応じて基本要素の組み合わせや数を大幅に削減することも可能である。
本発明では、キーデータ(長さK)をキーデータヘッダ(長さKh)とそれを取り除いたデータ列(長さKt=K−Kh)とに分割し、被照合データ列に対して照合開始位置をずらしてキーデータヘッダとの照合を行うことによってキーデータと一致するデータ列の照合開始位置を特定する高々Kh個のキーヘッド検出回路と、キーデータからキーデータヘッダを取り除いたデータ列とキーデータヘッダとの照合結果で一致したデータ列以降のデータ列との照合を行う1個以上の一致判定回路とを用いることによって、各回路が単純なデータの照合のみで構成でき、各回路での照合回数は高々O(n)回とし、次の処理を決定するためのテーブル情報を用いることなく単純に構成できるハードウェアによってデータの照合を実現可能とするものである。
図1は本発明の実施例を説明するためのキーヘッド検出回路および一致判定回路の接続構成例である。キーヘッド検出回路はA1〜AKhのようにKh(キーデータヘッダの長さKhと同じ数)個が縦続接続され、一致判定回路はB1〜BNのようにN個が縦続接続されている。キーヘッド検出回路A1に入力されたパケットは順次キーヘッド検出回路A2、キーヘッド検出回路A3、・・・、キーヘッド検出回路AKh、一致判定回路B1、・・・、一致判定回路BNに入力される。
また、以下の説明では照合するキーデータの長さはKであり、キーデータヘッダの長さはKh、キーデータからキーデータヘッダを取り除いたデータ列の長さをKt(=K−Kh)とし、キーデータヘッダおよびキーデータからヒーデータヘッダを除いたデータ列はそれぞれ配列(レジスタ)KEYh(i)、KEYt(j)に格納され、i(1≦i≦Kh)およびj(1≦j≦Kt)によって最小照合単位毎に順次参照可能とする。
また、以下の説明で使用される“SOF”、“EOF”、“DMY”、“MRK”、および“HIT”はパケット内の最小照合単位で区切られる任意の位置に挿入可能な特別なデータ(スタートデータ、エンドデータ、ダミーデータ、マークデータ、ヒットデータ)であり、パケット内のデータ列に含まれるデータとは区別可能であるとする。
図2にパケットの構成例を示す。被照合データ列は“SOF”と“EOF”によってパケットに含まれる他のデータ列と区別可能であるとする。
図3はキーヘッド検出回路A1〜AKhの動作を説明するための状態遷移図である。ここで、○は状態を表し、矢印に付加されたラベルには状態を遷移のトリガとなる条件および動作([ ]内の記述)が記されている。キーヘッド検出回路は図2に示すように外部または前段のキーヘッド検出回路から順次入力されるパケットを構成するデータ列の最小照合単位をinput(レジスタ)に順次設定し、inputに“MRK”以外の値が設定される毎に図3に示す状態遷移図に従って状態の遷移および動作を行う。また、キーヘッド検出回路は図3に示す状態遷移に従った動作に加えてinputに設定された“MRK”を含む値を後続のキーヘッド検出回路または一致判定回路に出力する。
以下では、図3に示す状態遷移図に従ってキーヘッド検出回路A1〜AKhの動作を説明する。キーヘッド検出回路は初期状態が“S0”であり、Inputが“SOF”である場合に“SOF”を後続の回路に出力するとともに“SOF”,の次に“DMY”を出力し、キーデータヘッダとの照合を開始するためにindexを値1に初期化した後に状態“S1”に遷移する。
状態“S1”および“S2”では以下に説明するように“SOF”および“EOF”で挟まれたデータ列に対してKEYh()に格納されているキーデータヘッダとの照合を繰り返し行うが、Inputに“EOF”が設定されると状態“S0”に遷移する。
状態“S1”はKEYh()に格納されているキーデータヘッダとInputに順次入力される長さIndexのデータ列とが一致している場合の状態であり、Indexの値がInputへの値の設定とともに+1されKEYh(Index)との照合が繰り返される、Indexの値がKhでかつInputに設定されている値とKEY(Kh)とが一致した場合(すなわちキーデータヘッダと完全に一致した時)には、請求項1ではInputに設定されている値を出力した後に“MRK”を出力するとともにIndex=1として新たな照合を開始し、請求項2ではInputに設定されている値を破棄して“MRK”を出力するとともにIndex=1として新たな照合が開始する。状態“S1”でInputに設定されている値とKEY(Index)とが不一致となった場合には、状態“S2”に遷移する。
状態“S2”では、Index<Khの場合に照合したキーデータヘッダの残りの長さ(Kh−Index+1)分の照合をスキップする処理が行われ、スキップが完了すると新たな照合を開始するためにIndex=1として状態“S1”に遷移する。
以上の動作の具体的な例として、キーデータを“aabcaab”、キーデータヘッダを“aab”とし、それぞれの長さを7、3とした場合のキーヘッド検出回路A1〜A3のそれぞれの出力例を図4に示す。
以上の説明から明らかなように、図1に示すキーヘッド検出回路A1は図3に示す状態遷移図に従って動作することにより、入力されたパケットSOFとEOFにはさまれた長さLのデータ列をD(1),D(2),・・・,D(L)とすると、D(1)の直前に“DMY”を挿入し、D(1)を開始位置とする長さKhのデータ列D(1),D(2),・・・,D(Kh)、 D(Kh+1)を開始位置とする長さKhのデータ列D(Kh+1),D(Kh+2),・・・,D(2*Kh)、 D(2*Kh+1)を開始位置とする長さKhのデータ列D(2*Kh+1)、D(2*Kh+2)、・・・、D(3*Kh)、・・・のそれぞれのデータ列とキーデータヘッダとの照合を行い、照合結果が一致したデータ列の後ろに“MRK”を挿入する(請求項1)か、または照合結果が一致したデータ列の最後を“MRK”で置き換える(請求項2)ことになる。
また、キーヘッド検出回路A2はキーヘッド検出回路A1で“SOF”の直後に挿入された“DMY”を開始位置とするため、データ列“DMY”,D(1),D(2),・・・、D(Kh−1)、 データ列D(Kh),D(Kh+1),・・・,D(2*Kh−1)、データ列D(2*Kh),D(2*Kh+2),・・・,D(3*Kh−1)、・・・のそれぞれのデータ列とキーデータヘッダとを照合し、照合結果に応じて“MRK”の挿入または置き換えを行う。以下同様に各キーヘッド検出回路では照合開始位置を最小照合単位分ずらした照合が行われる。
図5は一致判定回路B1〜BNの動作を説明するための状態遷移である。ここで、○は状態を表し、矢印に付加されたラベルには状態を遷移のトリガとなる条件および動作([ ]内の記述)が記されている。一致判定回路は図1に示すように最終段のキーヘッド検出回路AKhから順次入力されるパケットのデータ列を最小照合単位毎にinputに設定し、inputに値が設定される毎に図5に示す状態遷移図に従って状態の遷移および動作を行う。また、一致判定回路は図5に示す状態遷移に従った動作に加えてinputに設定された値を後続の一致判定回路または外部に出力する。ただし、状態“S0”および“S2”の場合にはinputに設定された“MRK”を出力せずに破棄する。
以下では、図5に示す状態遷移図に従って一致判定回路の動作を説明する。一致判定回路は初期状態が“S0”であり、Inputが“DMY”である場合には“DMY”を出力せずに破棄し、Inputが“MRK”である場合に“MRK”を破棄し、キーデータからキーデータヘッダを除いたデータ列KEYt()との照合を開始するためにindexを値1に初期化した後に状態“S1”に遷移する。
状態“S1”では“MRK”の後続にあるデータ列に対してKEYt()に格納されているキーデータからキーデータヘッダを除いたデータ列との照合を行う。ただし、Inputに“MRK”が設定されている時には状態遷移に基づいた動作を行わずに“MRK”を出力して次の値がInputに設定されるのを待つ。状態“S1”はキーデータからキーデータヘッダを除いたデータ列とInputに順次入力される“MRK”を除いたデータ列とが一致している途中の状態であり、Inputに“MRK”を除いた値が設定される毎にIndexの値が+1されKEYt(Index)との照合が繰り返される。Inputに設定された値とKEYt(Index)との照合結果が不一致である場合には状態“S0”に遷移し、Indexの値がKtでかつInputに設定されている値とKEY(Kt)とが一致した場合(すなわち完全に一致した場合)には、状態“S2”に遷移する。
状態“S2”はパケット内にキーデータと一致したデータ列が含まれることが決定した状態であり、パケット内の“MRK”を削除し、Inputが“EOF”である場合には“EOF”を出力した後にキーデータと一致したデータ列が含まれることを示す“HIT”を出力して状態“S0”に遷移して次のパケットの到着を待っ。
キーデータを“aabcaab”、キーデータヘッダを“aab”とし、それぞれの長さを7、3とした場合の一致判定回路B1のそれぞれの出力例を図6に示す。図6に示すようにキーヘッド検出回路でパケットに挿入された“DMY”は状態“S0”で破棄され、最初の“MRK”は状態“S0”から状態“S1”に遷移する際に破棄される。最初の“MRK”以降のデータ列がキーデータからキーデータヘッダを除いたデータ列と一致することから、状態“S2”へ遷移し、“EOF”までにある“MRK”が破棄され、“EOF”の直後に“HIT”が挿入される。
上記の例では一致判定回路が1個あれば正しくキーデータを含むパケットの“EOF”の直後に“HIT”を挿入するが、図7に示す例では一致判定回路が1個の場合正しく動作しない(図7(d))。図7に示す例で正しくキーデータの照合が行われない理由は、一致判定回路の状態遷移において、状態“S1”でキーデータからキーデータヘッダを除いたデータ列との照合を行っている途中に新たな照合の開始を要求する“MRK”がInputに設定されることに原因がある。言い換えると、キーデータの最後のデータを除くデータ列の開始位置をずらしてキーデータヘッダを照合した結果、一致するデータ列がN通り存在する場合、一致判定回路をN個直列に接続することでもれなくデータ列の照合を行い、一致した場合には“EOF”の直後に“HIT”が挿入される。図7の例ではN=2であるため、一致判定回路を2個直列に接続した場合の出力(図7(e))では正しくキーデータの照合が行われる。
以上の実施例では、“SOF”と“EOF”の間の任意の位置にあるデータ列を照合の対象としたが、照合対象となるデータ列の存在する位置が予め限定されている場合にはキーヘッド検出回路の個数をKhより少なくすることが可態であり、その場合には各キーヘッド検出回路が“SOF”の直後に挿入する“DMY”の数を適宜調整するように変更すれば、上述した実施例によりデータ列の照合を実現することができる。
また、一致判定回路の必要個数はキーデータヘッダの長さKhとのトレードオフで決定されると考えられる。すなわち、キーデータヘッダの長さKhが大きくなるに従って、キーデータの最後のデータを除くデータ列に対して開始位置をずらして照合した場合にキーデータヘッダと一致する数が減少して1に近づくことから、Khが大きくなればキーヘッド検出回路の数が増加するとともに一致判定回路の必要数が減少し、Khが小さくなればキーヘッド検出回路の数が減少するとともに一致判定回路の必要数が増加する。このことから、キーデータヘッダはキーデータの内容および回路実装に必要な資源量を考慮して適宜選択することが可能となる。
以上説明した方法を用いることによって、検索するキーデータの長さに依存しない、高々3つの状態間を遷移する回路を接続することによって、パケット内に含まれるデータ列が特定のキーデータとして与えられるデータ列を含んでいるか否かの判定を行うことが可能となる。本実施例では1つのキーデータと一致するデータ列を含むか否かの判定を行っているが、複数の判定結果を識別可能な情報としてパケットに付加することによって、複数の判定条件を組み合わせた判定を行うことも可能である。
実施例のデータ分析装置の構成を示すブロック図である。 実施例のデータ分析装置であつかうパケットの構成の説明図である。 請求項1に対応したキーヘッド検出回路の状態遷移図である。 請求項1に対応したキーヘッド検出回路の出力例の説明図である。 請求項1に対応した一致判定回路の状態遷移図である。 請求項1に対応した一致判定回路の出力例の説明図である。 請求項1に対応したキーヘッド検出回路および一致判定回路の出力例の説明図である。 従来のデータ列の照合方法の説明図である。
符号の説明
A1〜AKh:キーヘッド検出回路
B1〜BN:一致判定回路
K:キーデータの長さ
Kh:キーデータヘッダの長さ
Kt:キーデータからキーデータヘッダを取り除いたデータ列の長さ
SOF:スタートデータ
EOF:エンドデータ
DMY:ダミーデータ
MRK:マークデータ
HIT:ヒットデータ
input:レジスタ
KEYh(i):レジスタ
KEYt(j):レジスタ

Claims (2)

  1. パケットが分析対象となる被照合データ列を含み、与えられた特定のデータ列であるキーデータが前記被照合データ列内に存在するか否かを判定するデータ分析装置において、
    1個以上縦続接続されたキーヘッド検出回路と該キーヘッド検出回路の最終段の次段に1個以上縦続接続された一致判定回路で構成され、
    前記キーヘッド検出回路は、入力されたパケットデータに含まれる前記被照合データ列に対して、前記キーデータの先頭からキーデータ長より短い長さのデータ列であるキーデータヘッダと一致するデータ列が前記被照合データ列内に存在するかを判定し、存在する場合には前記被照合データ列に含まれるデータとは区別可能なマークデータを前記キーデータヘッダと一致する前記データ列の直後に挿入する手段を有し、
    前記一致判定回路は、入力されたパケット内のデータ列に前記マークデータが存在するか否かを判定し、前記マークデータが存在する場合には前記キーデータから前記キーデータヘッダを除いたデータ列と前記マークデータ以降のデータ列とが一致するか否かを判定する手段を有することを特徴とするデータ分析装置。
  2. パケットが分析対象となる被照合データ列を含み、与えられた特定のデータ列であるキーデータが前記被照合データ列内に存在するか否かを判定するデータ分析装置において、
    1個以上縦続接続されたキーヘッド検出回路と該キーヘッド検出回路の最終段の次段に1個以上縦続接続された一致判定回路で構成され、
    前記キーヘッド検出回路は、入力されたパケットデータに含まれる前記被照合データ列に対して、前記キーデータの先頭からキーデータ長より短い長さのデータ列であるキーデータヘッダと一致するデータ列が前記被照合データ列内に存在するかを判定し、存在する場合には前記一致するデータ列の最後のデータをマークデータで置き換える手段を有し、
    前記一致判定回路は、入力されたパケット内のデータ列に前記マークデータが存在するか否かを判定し、前記マークデータが存在する場合には前記キーデータから前記キーデータヘッダを除いたデータ列とマークデータ以降のデータ列とが一致するか否かを判定する手段を有することを特徴とするデータ分析装置。
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