JP2005293330A - 電子投票装置及び電子投票情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電子投票の投票されたデータを効率的に集計できるとともに、電子投票を行う場合に、投票者を特定することができないようにし、投票の秘密を守ることができる仕組みを提供する。
【解決手段】 投票データを記憶する複数のファイルを記憶する投票情報記憶部11と、投票者からの投票内容を含む投票データを受け付ける投票受付部12と、受け付けた投票データを一のファイルに複数の投票データが記憶されるように記憶するとともに、受け付けた投票データを、複数のファイルの中からランダムに決定したファイルに記憶する記憶処理部13とを有することとした。
【選択図】 図1
【解決手段】 投票データを記憶する複数のファイルを記憶する投票情報記憶部11と、投票者からの投票内容を含む投票データを受け付ける投票受付部12と、受け付けた投票データを一のファイルに複数の投票データが記憶されるように記憶するとともに、受け付けた投票データを、複数のファイルの中からランダムに決定したファイルに記憶する記憶処理部13とを有することとした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子投票に関する技術である。
現在、国政選挙や地方の首長又は議会の選挙などでは、投票用紙による投票が行われている。そして、その集計は投票用紙を1枚1枚数える手作業で行われているのが一般である。
一方、投票の集計の効率等の点から、一部の自治体などでは電子投票が普及しつつある。この一例としては、例えば、タッチパネル上に被選挙者の情報等を表示し、当該タッチパネル上で選挙者に選択投票してもらうことで電子投票を行うシステムなどがある。
一方、投票の集計の効率等の点から、一部の自治体などでは電子投票が普及しつつある。この一例としては、例えば、タッチパネル上に被選挙者の情報等を表示し、当該タッチパネル上で選挙者に選択投票してもらうことで電子投票を行うシステムなどがある。
このように電子投票システムにより無記名投票行う場合には、有権者(投票者)がどの候補に投票したか第三者から把握されないようにし、投票の秘密を担保する必要がある。そのため、投票者が投票した投票内容を暗号化することなどにより投票内容が外部の第三者に分からないようしたり、集計の際にどの投票者が誰に投票したか分からないようにする技術が提案されている。
この一例として、投票の秘密を守るため、集計した投票データを出力する順序をランダムに置換して出力することにより、出力された投票データの順序から投票の順序が特定できないようにした技術(例えば、特許文献1)などがある。
しかし、従来のシステムでは、一投票(投票データ)ごとに1ファイルに記憶していたため、投票数分だけファイルが作成されていた。そのため、特に投票者が多い選挙ではファイル数が多くなり、集計の際に読込むファイル数が多くなり、この読み込みに時間がかかってしまうという問題があった。
また、投票された個々の投票データ(投票レコード)をそれぞれ1つのファイルとして記録しているため、その管理情報としてファイル作成日時が記録されてしまう。そのため、投票ファイルの作成日時が分かると、投票日時や投票順序が特定されるため、どの投票ファイルがどの投票者により投票されたのか特定されてしまい、投票の秘密が守られなくなってしまう場合があるという問題があった。
また、上述の特許文献1に記載された従来技術では、投票データが出力される際の順序はランダムであっても、集計装置に記憶されている投票データの記憶された順番やその記録日時などの情報が分かってしまうと、これの情報によりどの投票データがどの投票者により投票されたのか特定される場合があり、投票の秘密が守られなくなってしまう場合があるという問題があった。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、電子投票の投票されたデータを効率的に集計できる仕組みを提供することを課題とする。
また、本発明に別の課題は、電子投票を行う場合に、投票者を特定することができないようにし投票の秘密を守ることができる仕組みを提供することにある。
また、本発明に別の課題は、電子投票を行う場合に、投票者を特定することができないようにし投票の秘密を守ることができる仕組みを提供することにある。
上述の課題を解決するため、本発明の第1の観点にかかる電子投票装置は、投票データを記憶する複数のファイルを記憶する記憶手段と、投票者からの投票内容を含む投票データを受け付ける受付手段と、上記受け付けた投票データを上記ファイルに記憶する記憶処理手段とを有し、上記記憶処理手段は、一のファイルに複数の投票データを記憶することを特徴とする。
上記各ファイルには、各ファイルを識別するための一意な識別情報が付与されており、上記記憶処理手段は、上記投票データを受け付けることにより、上記複数のファイルの中からランダムに決定したファイルに電子投票データを記憶してもよい。
また、上記ファイルの識別情報は、所定桁数の数字から構成されており、上記記憶処理手段は、所定の乱数を生成し、生成した乱数から上記ファイル識別番号の桁数に応じて抽出した数字により上記受け付けた投票データを記憶するファイルの識別番号を決定するようにしてもよい。
また、日時を計時する時計手段と、上記時計手段を参照して、上記ファイルのデータが更新された日時を上記記憶手段に記憶する更新手段を更に有し、上記更新手段は、所定のタイミングで全てのファイルのデータ更新日時を、同一日時に更新するようにしてもよい。
また、上記更新手段は、少なくとも一つのファイルの更新日時が更新されたタイミングで、他の全てのファイルの更新日時を当該更新日時と同一日時に更新するようにしてもよい。
本発明の一の観点にかかる投票情報処理方法は、投票データを記憶する複数のファイルを記憶する記憶手段を有するコンピュータにより実行される方法であって、コンピュータが、投票者からの投票内容を含む投票データを受け付ける処理と、上記受け付けた投票データを、上記記憶手段の一のファイル中に複数の投票データが記憶されるように記憶する処理と行うことを特徴とする。
本発明によれば、一つのファイルに複数の投票データを記憶することにより、ファイル数が少なくなり、集計処理を行う際に短時間で投票データの読み込みができる。
また、電子投票を行う場合に、そのファイル作成日時などに応じて投票者を特定することができず、投票の秘密を守ることができる。
また、電子投票を行う場合に、そのファイル作成日時などに応じて投票者を特定することができず、投票の秘密を守ることができる。
以下、図面を参照して本発明にかかる電子投票装置を適用した投票装置1の一例を示す。
投票装置1は、コンピュータにより構成されており、CPU(Central Processing Unit)、CPUが実行するコンピュータプログラム、コンピュータプログラムやその他のデータを記憶するためのRAM,ROMなどの内部メモリ及びハードディスクドライブなどにより図1に示した機能ブロックを構成することができる。
図1に示した機能ブロックは、投票情報記憶部11、投票受付部12、記憶処理部13、時計部14、更新処理部15、外部ドライブ装置16から構成されている。
投票装置1は、コンピュータにより構成されており、CPU(Central Processing Unit)、CPUが実行するコンピュータプログラム、コンピュータプログラムやその他のデータを記憶するためのRAM,ROMなどの内部メモリ及びハードディスクドライブなどにより図1に示した機能ブロックを構成することができる。
図1に示した機能ブロックは、投票情報記憶部11、投票受付部12、記憶処理部13、時計部14、更新処理部15、外部ドライブ装置16から構成されている。
投票情報記憶部11は、投票データのファイルを記憶することができる記憶部である。
この投票情報記憶部11には、投票データを記憶するためのファイルとその更新日時が記憶できるようになっている。
ここで、投票情報記憶部11に記憶されるファイル構造の一例を図2に示す。
図2に示したように、投票情報記憶部11には、フォルダ100と、フォルダ内の複数のファイル101が階層構造で記憶されている。
各ファイル101には、ファイル101を一意に特定するための識別番号(例えば、ファイル01、ファイル02・・・ファイルn)が付与されている。このファイル識別番号は、予め所定の桁数(例えば、01〜99の2桁)に統一されている。
また、各ファイル101には、個々の投票データ102が記憶できるようになっている。各ファイル101には、複数の投票データ102が記憶できるようになっている。
また、投票情報記憶部11には、ファイル101のデータ更新日時を記憶することができる。このデータ更新日時は、一般的にはファイル101のデータが更新された日時を表す情報である。
この投票情報記憶部11には、投票データを記憶するためのファイルとその更新日時が記憶できるようになっている。
ここで、投票情報記憶部11に記憶されるファイル構造の一例を図2に示す。
図2に示したように、投票情報記憶部11には、フォルダ100と、フォルダ内の複数のファイル101が階層構造で記憶されている。
各ファイル101には、ファイル101を一意に特定するための識別番号(例えば、ファイル01、ファイル02・・・ファイルn)が付与されている。このファイル識別番号は、予め所定の桁数(例えば、01〜99の2桁)に統一されている。
また、各ファイル101には、個々の投票データ102が記憶できるようになっている。各ファイル101には、複数の投票データ102が記憶できるようになっている。
また、投票情報記憶部11には、ファイル101のデータ更新日時を記憶することができる。このデータ更新日時は、一般的にはファイル101のデータが更新された日時を表す情報である。
投票受付部12は、投票者から投票内容を受け付ける処理を行う。この投票受付部12は、例えば、タッチパネルなどにより構成してもよく、この場合、タッチパネル上に被選挙者の氏名などの情報を表示し、その中から投票者が投票する者を指示選択するようにしてもよい。また別の例として、投票受付部12として被選挙者ごとにボタンを設け、投票者がこのボタンを押圧操作して投票を行ってもよい。この投票受付部12は、これらに限らず既存の装置等を用いることができる。
記憶処理部13は、受け付けた投票データを投票情報記憶部11に記憶する処理を行う。
この際、記憶処理部13は、投票情報記憶部11に作成されている一のファイル101中に複数の投票データ102が記憶されるように処理する。これにより、1つのファイル101中に投票データ102が複数記憶されることになる。
また、記憶処理部13は、投票データを記憶する際、所定の乱数を生成し、その乱数を元に当該投票データを記憶するファイル101をランダムに選択する処理を行う。この処理としては、例えば、ファイル識別情報が01〜99まで存在する場合には、ファイル識別番号の桁数に併せて生成された乱数の末尾2桁に該当する数字を抽出し、当該数字に該当する識別番号のファイル101を選択することができる。
この際、記憶処理部13は、投票情報記憶部11に作成されている一のファイル101中に複数の投票データ102が記憶されるように処理する。これにより、1つのファイル101中に投票データ102が複数記憶されることになる。
また、記憶処理部13は、投票データを記憶する際、所定の乱数を生成し、その乱数を元に当該投票データを記憶するファイル101をランダムに選択する処理を行う。この処理としては、例えば、ファイル識別情報が01〜99まで存在する場合には、ファイル識別番号の桁数に併せて生成された乱数の末尾2桁に該当する数字を抽出し、当該数字に該当する識別番号のファイル101を選択することができる。
時計部14は、現在の日時を計時する処理を行う。この時計部14は、年、月、日、時、分など所定の単位で日時を計時する処理を行う。なお、この計時の単位の設定は任意である。
更新処理部15は、ファイル101に記憶されている投票データに変更があった場合に、時計部14を参照してその時の日時を取得し、これを更新日時としてファイル101に関連付けて投票情報記憶部11に記憶する処理を行う。
また、更新処理部15は、所定のタイミングで全てのファイル101のデータ更新日時を同一日時に更新する処理を行う。この処理は、例えば、更新処理部15が、投票情報記憶部11に記憶されている複数のファイル101のうち、少なくとも一つのファイル101の更新日時が更新された場合に、他の全てのファイル101の更新日時を同一日時に一斉に更新する。
なお、データを更新するタイミングの他の例としては、予め所定の時刻を設定しておき、更新処理部15が統計部14を参照してその時刻になったと判別した場合に投票情報記憶部11に記憶されているファイル101の更新日時を当該日時に一斉に更新するようにしてもよい。
また、更新処理部15は、所定のタイミングで全てのファイル101のデータ更新日時を同一日時に更新する処理を行う。この処理は、例えば、更新処理部15が、投票情報記憶部11に記憶されている複数のファイル101のうち、少なくとも一つのファイル101の更新日時が更新された場合に、他の全てのファイル101の更新日時を同一日時に一斉に更新する。
なお、データを更新するタイミングの他の例としては、予め所定の時刻を設定しておき、更新処理部15が統計部14を参照してその時刻になったと判別した場合に投票情報記憶部11に記憶されているファイル101の更新日時を当該日時に一斉に更新するようにしてもよい。
外部ドライブ装置16は、投票情報記憶部11に記憶された投票データを所定の記憶媒体に書き出す処理を行う。この記憶媒体としては、例えば、FD(フレキシブルディスク)、CD(コンパクトディスク)、MO(光磁気ディスク)などの磁気的、光学的記憶媒体を用いることができる。
次に、投票装置1が行う投票情報処理方法の一例について説明する。
図3において、まず、投票受付部12を構成するタッチパネル上などに、投票対象となる被投票者(被選挙者)の情報を表示する(S101)。
この状態で、投票者が投票受付部12を押圧操作するなどして所望の被投票者を選択すると、投票受付部12が投票者により投票入力された情報を受け付ける(S102)。
図3において、まず、投票受付部12を構成するタッチパネル上などに、投票対象となる被投票者(被選挙者)の情報を表示する(S101)。
この状態で、投票者が投票受付部12を押圧操作するなどして所望の被投票者を選択すると、投票受付部12が投票者により投票入力された情報を受け付ける(S102)。
投票データを受け付けると、記憶処理部13が乱数を生成し、投票情報記憶部11中のファイル101の中から記憶すべきファイル101のファイル識別番号をランダムに選択決定する(S103)。
この記憶するファイル101を選択決定する処理は、例えば,ファイル識別番号が01〜99まであるときは、記憶処理部13が、生成した乱数のうちから、ファイル識別番号の桁数にあわせた桁数(例えば,この例では2桁)の数字を抽出し、この数字に対応するファイル識別番号を有するファイル101を記憶すべきファイル101として選択決定する。
この記憶するファイル101を選択決定する処理は、例えば,ファイル識別番号が01〜99まであるときは、記憶処理部13が、生成した乱数のうちから、ファイル識別番号の桁数にあわせた桁数(例えば,この例では2桁)の数字を抽出し、この数字に対応するファイル識別番号を有するファイル101を記憶すべきファイル101として選択決定する。
記憶処理部13は、受け付けた投票データを、選択決定したファイル識別番号のファイル101に記憶する(S104)。この際、既に当該ファイル101に投票データが記憶されていてもこれに追加する形で、即ち、一つのファイル101に複数の投票データが記憶されるように投票データを記憶する。
投票データの記憶が完了すると、更新処理部15は、時計部14を参照して投票データを記憶した日時を取得する(S105)。
また、更新処理部15は、投票情報記憶部11に記憶されている他のファイル101の更新日時を、今回更新した日時に一斉に更新して(S106)、処理を終了する。
これにより、投票データを記憶して更新されたファイル101だけでなく、投票情報記憶部11に記憶されている全てのファイル101の更新日時が同一の最新の更新日時となる。
これにより、投票データを記憶して更新されたファイル101だけでなく、投票情報記憶部11に記憶されている全てのファイル101の更新日時が同一の最新の更新日時となる。
なお、投票データの集計は、全ての投票者による投票が終了した時点で、外部ドライブ装置16が、投票情報記憶部11に記憶されている投票データ102をファイル101ごと所定の外部記憶媒体に書き出し、この外部記憶媒体を集めることにより投票データをオフラインで集計処理する。
このように上述の例によれば、ファイル101に複数の投票データ102が記憶されるため、従来に比べ少ないファイル数で投票データ102を記憶することができる。これにより、投票装置1が、投票の集計を行う際、投票データの読み込みファイル数が減少するため、読み込みをスムーズに行うことができ、集計処理時間を短縮できる。
また、一のファイル101に複数の投票データ102を記録するようにしたことで、ファイル101中の個々の投票データ102の記録された日時、記録順序の特定が困難となり投票の秘密性を保つことができる。
また、記憶処理部13により、投票データ102を記憶するファイル101をランダムに選択して記憶するようにしたことで、投票データ102の投票順序を特定することが困難となり、これにより投票の匿名性を担保することができる。
さらに、更新処理部15により、ファイル101に記憶されている投票データが更新された場合に、それに併せて他のファイル101の更新日時も一斉に更新するようにしたことから、全てのファイル101の更新日時を同一とすることができ、更新日時から投票が行われた日時や、投票順序などが特定できなくなり、投票の秘密を担保することができる。また、一のファイル101のデータが更新された都度、他の全てのファイル101の更新日時を同一日時に更新するようにしたことから、例えば、障害が発生した場合などでも、障害発生の直前の投票データが記録されたファイル101を特定できないようにすることができる。
上述の例では、オフラインにより投票データを集計するものであったが、オフラインで集計するだけでなく、オンラインで投票データを集計するようにしてもよい。本発明にかかる電子投票装置をオンラインで集計を行うシステムに適用した例を図4に示す。なお、上述の例と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示した例では、投票装置1と投票者が投票する投票端末2とをLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などの通信を介して接続されている。
投票端末2は、投票者が投票内容の入力を行うための端末である。この投票端末2は、投票者からの投票内容の入力を受け付ける投票入力部と、この投票入力部で入力された投票情報を投票データとして投票装置1に送信する送信部を有している。
投票入力部は、例えば、タッチパネルを用い、このタッチパネル上に被選挙者の情報を表示して、その中から投票者が投票する者を選択するようにしてもよい。また別の例として、投票入力部として被選挙者ごとにボタンを設け、投票者がこのボタンを押圧操作して投票を行ってもよく、既存の投票入力装置等を用いることができる。送信部は、投票入力部で入力された投票情報をデジタルの投票データとして投票装置1へ送信する処理を行う。
投票端末2は、投票者が投票内容の入力を行うための端末である。この投票端末2は、投票者からの投票内容の入力を受け付ける投票入力部と、この投票入力部で入力された投票情報を投票データとして投票装置1に送信する送信部を有している。
投票入力部は、例えば、タッチパネルを用い、このタッチパネル上に被選挙者の情報を表示して、その中から投票者が投票する者を選択するようにしてもよい。また別の例として、投票入力部として被選挙者ごとにボタンを設け、投票者がこのボタンを押圧操作して投票を行ってもよく、既存の投票入力装置等を用いることができる。送信部は、投票入力部で入力された投票情報をデジタルの投票データとして投票装置1へ送信する処理を行う。
投票装置1は、前述の図1記載の例と同様な構成を有している。なお、図4に示した例では、投票受付部12は、投票端末2から送信された投票データを受け付ける処理を行う。
なお、図1の例で説明した、オフライン集計をするための外部ドライブ装置16を設けるか否かは任意である。
なお、図1の例で説明した、オフライン集計をするための外部ドライブ装置16を設けるか否かは任意である。
次に、上述のオンラインシステムにおける投票情報処理方法の一例について図5を参照して説明する。
図5において、まず、投票者が投票端末2のタッチパネルなどの所定の入力部から投票データを入力する。これにより投票端末2の送信部が、入力された投票データを所定のフォーマット形式で投票装置1に対して送信する。
これにより、投票装置1の投票受付部12は、送信されてきた投票データを受け付ける(S201)。
図5において、まず、投票者が投票端末2のタッチパネルなどの所定の入力部から投票データを入力する。これにより投票端末2の送信部が、入力された投票データを所定のフォーマット形式で投票装置1に対して送信する。
これにより、投票装置1の投票受付部12は、送信されてきた投票データを受け付ける(S201)。
投票データを受け付けると、記憶処理部13が乱数を生成し、投票情報記憶部11中の複数のファイル101の中から記憶すべきファイル101のファイル識別番号をランダムに選択決定する(S202)。
この記憶するファイル101を選択決定する処理は、例えば,ファイル識別番号が01〜99まであるときは、そのファイル識別番号の桁数にあわせて、記憶処理部13が生成した乱数の桁数(例えば,この例では下2桁)の数字を抽出し、この数字に対応するファイル識別番号を有するファイル101を記憶すべきファイル101として選択決定する。
この記憶するファイル101を選択決定する処理は、例えば,ファイル識別番号が01〜99まであるときは、そのファイル識別番号の桁数にあわせて、記憶処理部13が生成した乱数の桁数(例えば,この例では下2桁)の数字を抽出し、この数字に対応するファイル識別番号を有するファイル101を記憶すべきファイル101として選択決定する。
記憶処理部13は、受け付けた投票データを選択決定したファイル識別番号のファイル101に記憶する(S203)。この際、既に当該ファイル101に投票データが記憶されていてもこれに追加する形で、即ち、一つのファイル101に複数の投票データが記憶されるように投票データを記憶する。
投票データの記憶が完了すると、更新処理部15は、時計部14を参照して投票データを記憶した日時を取得する(S204)。
また、更新処理部15は、投票情報記憶部11に記憶されている他のファイル101の更新日時を、今回更新した日時に一斉に更新して(S205)、処理を終了する。
これにより、投票データを記憶して更新されたファイル101だけでなく、投票情報記憶部11に記憶されている全てのファイル101の更新日時が同一の最新の更新日時となる。
これにより、投票データを記憶して更新されたファイル101だけでなく、投票情報記憶部11に記憶されている全てのファイル101の更新日時が同一の最新の更新日時となる。
このように上述の別の例によっても、上述の図1に示した例と同様に、集計処理を行う際に短時間で投票データの読み込みができるし、また、電子投票を行う場合に、そのファイル作成日時などに応じて投票者を特定することができず、投票の秘密を守ることができるという効果を奏することができる。
なお、上述の各例において電子装置1用のコンピュータプログラムを、コンピュータ読み取り可能な媒体(FD、CD−ROM等)に格納して配布してもよいし、搬送波に重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。
1 投票装置
2 投票端末
11 投票情報記憶部
12 投票受付部
13 記憶処理部
14 時計部
15 更新処理部
16 外部ドライブ装置
2 投票端末
11 投票情報記憶部
12 投票受付部
13 記憶処理部
14 時計部
15 更新処理部
16 外部ドライブ装置
Claims (6)
- 投票データを記憶する複数のファイルを記憶する記憶手段と、
投票者からの投票内容を含む投票データを受け付ける受付手段と、
上記受け付けた投票データを上記ファイルに記憶する記憶処理手段と、を有し、
上記記憶処理手段は、一のファイルに複数の投票データを記憶する、
ことを特徴とする電子投票装置。 - 上記各ファイルには、各ファイルを識別するための一意な識別情報が付与されており、
上記記憶処理手段は、上記投票データを受け付けることにより上記複数のファイルの中からランダムに決定したファイルに電子投票データを記憶する、
請求項1記載の電子投票装置。 - 上記ファイルの識別情報は、所定桁数の数字から構成されており、
上記記憶処理手段は、所定の乱数を生成し、生成した乱数から上記ファイル識別番号の桁数に応じて抽出した数字により上記受け付けた投票データを記憶するファイルの識別番号を決定する、
請求項2記載の電子投票装置。 - 日時を計時する時計手段と、
上記時計手段を参照して、上記ファイルのデータが更新された日時を上記記憶手段に記憶する更新手段を更に有し、
上記更新手段は、所定のタイミングで全てのファイルの更新日時を同一日時に更新する、
請求項2又は3記載の電子投票装置。 - 上記更新手段は、少なくとも一つのファイルの更新日時が更新されたタイミングで、他の全てのファイルの更新日時を当該更新日時と同一日時に更新する、
請求項4記載の電子投票装置。 - 投票データを記憶する複数のファイルを記憶する記憶手段を有するコンピュータにより実行される方法であって、
コンピュータが、
投票者からの投票内容を含む投票データを受け付ける処理と、
上記受け付けた投票データを、上記記憶手段の一のファイル中に複数の投票データが記憶されるように記憶する処理と、
を行うことを特徴とする電子投票情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004108610A JP2005293330A (ja) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | 電子投票装置及び電子投票情報処理方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019053713A (ja) * | 2017-09-15 | 2019-04-04 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America | 電子投票システム、及び、制御方法 |
US11915527B2 (en) | 2017-09-15 | 2024-02-27 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Electronic voting system and control method |
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2004
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7064950B2 (ja) | 2017-09-15 | 2022-05-11 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 電子投票システム、及び、制御方法 |
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