JP2005288324A - ナノカプセル製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 重合開始剤や界面活性剤等の助剤を用いることなく目的とする被封入体となる油相を目的とするカプセル媒体によって被覆したナノカプセルを良好にかつ確実に製造することができ、更に生産効率もよく短時間に大量生産可能なナノカプセル製造方法を提供すること。
【解決手段】 分散用の液相に対して、重合体からなるナノカプセルを形成するカプセル媒体のモノマーと当該ナノカプセル内に封入される被封入体となる油相との混合物を添加し、その後全体に超音波を照射して前記液相内に前記カプセル媒体によって前記被封入体を被覆した微小滴を分散させ、その後更に超音波を照射することにより前記微小滴のカプセル媒体を重合させてナノカプセルとさせることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 分散用の液相に対して、重合体からなるナノカプセルを形成するカプセル媒体のモノマーと当該ナノカプセル内に封入される被封入体となる油相との混合物を添加し、その後全体に超音波を照射して前記液相内に前記カプセル媒体によって前記被封入体を被覆した微小滴を分散させ、その後更に超音波を照射することにより前記微小滴のカプセル媒体を重合させてナノカプセルとさせることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ナノカプセル製造方法に係り、特に油相を被封入体としたナノカプセルを化学的方法により製造するナノカプセル製造方法に関する。
近年、種々の産業分野においてナノカプセルの製造が盛んに行われている。
例えば、ベンゼン等の油相からなる被封入体をポリスチレン等の高分子物質によって被覆したナノカプセルを製造する場合には、化学的方法の界面重合法によって製造されるものであるが、従来においては、重合開始剤や界面活性剤の添加が必要とされていた。また、化学的方法によって製造されたナノカプセルの均質化を図るために超音波を用いて振動を付与することが行われていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の化学的方法においては被封入体となる油相とカプセル媒体との組み合わせに適正に対応した重合開始剤や界面活性剤を選択する必要があり、また得られるナノカプセルの性質にこれらの重合開始剤や界面活性剤も影響することとなり、真の目的とするナノカプセルを製造することができないという問題点があった。また、従来においては、ナノカプセルを短時間に大量生産することもできなかった。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、重合開始剤や界面活性剤等の助剤を用いることなく目的とする被封入体となる油相を目的とするカプセル媒体によって被覆したナノカプセルを良好にかつ確実に製造することができ、更に生産効率もよく短時間に大量生産可能なナノカプセル製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明者等は鋭意研究し、従来既に製造されたナノカプセルの均質化の手段として用いられている超音波を利用して、最初に比較的低い周波数の超音波を照射することにより分散用の液相中において被封入体となる油相をカプセル媒体のモノマーによって被覆した微小滴に分散させ、その後比較的周波数の高い超音波を照射することによってモノマー状のカプセル媒体をラジカル重合させることによってカプセル媒体を重合させることができることを発見して本発明を完成させた。
従って、本発明のナノカプセルの製造方法は、分散用の液相に対して、重合体からなるナノカプセルを形成するカプセル媒体のモノマーと当該ナノカプセル内に封入される被封入体となる油相との混合物を添加し、その後全体に超音波を照射して前記液相内に前記カプセル媒体によって前記被封入体を被覆した微小滴を分散させ、その後更に超音波を照射することにより前記微小滴のカプセル媒体を重合させてナノカプセルとさせることを特徴とする。これにより、本発明によれば、重合開始剤や界面活性剤等の助剤を用いることなく目的とする被封入体となる油相を目的とするカプセル媒体によって被覆したナノカプセルを良好にかつ確実に製造することができ、更に生産効率もよく短時間に大量生産可能なものとなる。
また、前記カプセル媒体を重合させる時の超音波の周波数をその前の分散時の周波数より高くするとよい。これによりカプセル媒体のラジカル重合を確実に行わせてナノカプセルを得ることができる。
また、カプセル媒体を重合させる時の超音波の周波数を40Hz以上とするとよい。これによりカプセル媒体のラジカル重合を確実に行わせることができる。
また、前記液相を水とし、前記カプセル媒体をスチレンとし、前記油相をベンゼンまたはシリコーンオイルとするとよい。
また、前記ナノカプセルは、直径5nm〜5000nmとするとよい。
このように本発明は構成され作用するものであるので、重合開始剤や界面活性剤等の助剤を用いることなく目的とする被封入体となる油相を目的とするカプセル媒体によって被覆したナノカプセルを良好にかつ確実に製造することができ、更に生産効率もよく短時間に大量生産可能である等の優れた効果を奏するものである。
次に、本発明の実施の形態を図1から図6について説明する。
図1は本発明の原理を示している。
本発明においては、まず容器1内に分散用の液相としての溶液2を入れ、この溶液2に対して、重合体からなるナノカプセルを形成するカプセル媒体のモノマーと当該ナノカプセル内に封入される被封入体となる油相との混合物3を添加する(図1a参照)。
次に、容器1内の溶液2と混合物3の全体に比較的低い周波数(例えば、20kHz〜100kHz)の超音波を所定時間照射する。これにより液相である溶液2内にカプセル媒体4によって被封入体5を被覆した微小滴6が分散される(図1b参照)。具体的にはエマルジョンが形成される。分散した微小滴6の直径はナノカプセルの直径とほぼ同じ程度とされている。
次に、更に比較的高い周波数(例えば、40kHz以上)超音波を所定時間照射する。ことにより微小滴6のモノマー状のカプセル媒体4がラジカル重合を開始してポリマーとなりナノカプセル7が生産される。
本発明における前記液相を形成する溶液2としては、ナノカプセル7を形成するカプセル媒体4と被封入体5との性質に対応して分散できる性質を有するものであればよく、例えば、水、水道水、湖水、海水、無機電解質を含む水溶液、グリセリン水溶液等を挙げることができる。
本発明における前記カプセル媒体4としては、製造すべきナノカプセル7の特性に応じて被封入体5となる油相を被覆できるものであればよく、例えば、被封入体となる油相がベンゼンであれば、スチレン、イソブチレン等を挙げることができる。その他にカプセル媒体4としては、その他のラジカル重合する高分子等を挙げることができる。
本発明における前記被封入体5となる油相としては、ナノカプセル7の特性に応じて選択するとよい。例えば、油相としては、ベンゼン、シリコーンオイル、トルエン、シクロヘキサン等を挙げることができる。その他の被封入体5となる油相としては、飽和炭化水素類、極性基を有する油、その他水と相互溶解しない非水溶媒の全て(難溶性から易溶性までを含む)等を挙げることができる。
混合物3を分散させる場合の超音波の周波数および照射時間としては、混合物3を微小滴6とするために十分なものであればよく、周波数としては例えば20kHz〜100kHz程度がよく、照射時間としては例えば2分〜30分程度がよい。超音波の周波数が20kHz未満であると分散が行われず、100kHzを超えるとラジカル重合が開始されてしまうからである。また、照射時間が2分未満であると分散が行われず、30分を超えるとラジカル重合が開始されてしまうからである。
微小滴6のモノマー状のカプセル媒体4を重合させる場合の超音波の周波数および照射時間としては、モノマーをポリマーとするためのエネルギーを付与するために十分なものであればよく、周波数としては例えば40kHz以上、好ましくは100kHz以上がよく、照射時間としては例えば30分〜120分程度がよい。超音波の周波数が40kHz未満であるとラジカル重合が開始されないからである。また、照射時間が30分未満であるとラジカル重合が行われず、120分を超えるとラジカル重合が十分に実行されてしまっているからである。
次に、本発明の実施例を説明する。
本実施例においては、カプセル媒体4のモノマーとしてスチレンモノマーを使用し、被封入体5となる油相としてベンゼンを使用し、スチレンモノマー/ベンゼン(図2〜図6において「Bz」と表す)の混合物3として、1/2、1/10、1/100(各ml)を用意した。
また、比較例として重合開始剤としてのアゾビスイソブチロニトリルをカプセル媒体4に対して10mmol添加したものを用意した。
溶液2として蒸留水50mlを用いた。
<分散>
まず、各組み合わせに対して、周波数が40kHzの超音波を8分間照射して分散化(エマルジョン化)を行った。
まず、各組み合わせに対して、周波数が40kHzの超音波を8分間照射して分散化(エマルジョン化)を行った。
<重合>
本発明の実施例においては、微小滴6が形成されている容器1に対して周波数が200kHzの超音波を1時間照射した。これによりモノマー状のスチレンがラジカル重合してポリスチレンに変化した。
本発明の実施例においては、微小滴6が形成されている容器1に対して周波数が200kHzの超音波を1時間照射した。これによりモノマー状のスチレンがラジカル重合してポリスチレンに変化した。
比較例においては、容器1ごと全体を70℃に1時間加熱した。これによりモノマー状のスチレンがラジカル重合してポリスチレンに変化した。
<成果物>
1)動的光散乱法による粒子の大きさ(図2)
ポリスチレン/ベンゼン=1/2のナノカプセル7の粒子を動的光散乱法により粒子径測定した。
その結果、本実施例の高周波の超音波を照射した製造方法により製造されたナノカプセル7の直径は200nm付近であった(図2a参照)。
比較例の場合には、50nmと100nm付近に粒子が確認された(図2b参照)。
2)TEM(透過型電子顕微鏡)観察による粒子の大きさ(図3)
ポリスチレン/ベンゼン=1/2、1/10、1/100のナノカプセル7の粒子のTEM観察を行った。その内容は図3a〜gの通りである。
1)動的光散乱法による粒子の大きさ(図2)
ポリスチレン/ベンゼン=1/2のナノカプセル7の粒子を動的光散乱法により粒子径測定した。
その結果、本実施例の高周波の超音波を照射した製造方法により製造されたナノカプセル7の直径は200nm付近であった(図2a参照)。
比較例の場合には、50nmと100nm付近に粒子が確認された(図2b参照)。
2)TEM(透過型電子顕微鏡)観察による粒子の大きさ(図3)
ポリスチレン/ベンゼン=1/2、1/10、1/100のナノカプセル7の粒子のTEM観察を行った。その内容は図3a〜gの通りである。
その結果、ポリスチレン/ベンゼン=1/2のナノカプセル7の微粒子の粒子径は動的光散乱法の測定結果とほぼ一致した。更に、ポリスチレン/ベンゼン=1/10、1/100の微粒子においても、形は整っていないもののナノ微粒子のナノカプセル7を確認できた。
3)NMR(核磁気共鳴)測定による確認(図4〜図6)
TEM観察で確認した微粒子の定性を行うために、NMR測定を行った。
3)NMR(核磁気共鳴)測定による確認(図4〜図6)
TEM観察で確認した微粒子の定性を行うために、NMR測定を行った。
もし、図4a〜cに示すように、スチレンモノマー(図4a参照)が重合されてポリスチレン(図4b参照)になれば、5〜7ppm付近のピークが1〜3ppm付近に移動すると考えられる。
そこで、ポリスチレン/ベンゼン=1/10の微粒子についてNMR測定を行い、結果を図5a、bに示した。重合開始剤(AIBN)を添加した比較例の場合(図5b参照)だけでなく、重合開始剤無添加である本実施例の場合においてもスチレンモノマーが重合されてポリスチレンになったことを確認した(図5a参照)。
同様に、ポリスチレン/ベンゼン=1/100の微粒子についてNMR測定を行い、結果を図6a、bに示した。重合開始剤(AIBN)を添加した比較例の場合(図6b参照)だけでなく、重合開始剤無添加である本実施例の場合においてもスチレンモノマーが重合されてポリスチレンになったことを確認した(図6a参照)。
以上の結果より、TEM観察により重合開始剤(AIBN)を添加した比較例の場合だけではなく、重合開始剤無添加で超音波によってラジカル重合させた本実施例の製造方法においてもナノ微粒子となるナノカプセル7を製造することができたことを確認した。また、NMR測定により重合開始剤(AIBN)を添加した比較例の場合だけではなく、重合開始剤無添加で超音波によってラジカル重合させた本実施例の製造方法においても、スチレンモノマーが重合されポリスチレンが調製できたことを確認した。また、ベンゼンに対するスチレンモノマーの比率が低い場合においても、ナノ微粒子となるナノカプセル7を製造することができたことを確認した。
これにより本発明に基づいて、界面開始剤や界面活性剤等の助剤を無添加としてナノカプセル7を製造できることを確認した。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。例えば、超音波を溶液に付与する場合には、超音波の振動方向を重力方向や水平方向と平行としたり、振動方向を溶液に対して相対移動させるように、振動子若しくは溶液を入れる容器を360度の範囲で回転させる等に調整して、超音波エネルギを効率よく付与できるようにするとよい。
1 容器
2 溶液
3 混合物
4 カプセル媒体
5 被封入体
6 微小滴
7 ナノカプセル
2 溶液
3 混合物
4 カプセル媒体
5 被封入体
6 微小滴
7 ナノカプセル
Claims (5)
- 分散用の液相に対して、重合体からなるナノカプセルを形成するカプセル媒体のモノマーと当該ナノカプセル内に封入される被封入体となる油相との混合物を添加し、その後全体に超音波を照射して前記液相内に前記カプセル媒体によって前記被封入体を被覆した微小滴を分散させ、その後更に超音波を照射することにより前記微小滴のカプセル媒体を重合させてナノカプセルとさせることを特徴とするナノカプセル製造方法。
- 前記カプセル媒体を重合させる時の超音波の周波数をその前の分散時の周波数より高くすることを特徴とする請求項1に記載のナノカプセルの製造方法。
- 前記カプセル媒体を重合させる時の超音波の周波数を40Hz以上とすることを特徴とする請求項2に記載のナノカプセル製造方法。
- 前記液相は水であり、前記カプセル媒体はスチレンであり、前記油相はベンゼンまたはシリコーンオイルであることを特徴とする請求項1に記載のナノカプセルの製造方法。
- 前記ナノカプセルは、直径5nm〜5000nmとされていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のナノカプセル製造方法。
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JP2003096121A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Masahiko Abe | ポリマー粒子の製造方法 |
JP2003220329A (ja) * | 2002-01-30 | 2003-08-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 熱膨張性マイクロカプセルの製造方法および熱膨張性マイクロカプセル |
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2004
- 2004-03-31 JP JP2004107248A patent/JP2005288324A/ja active Pending
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