JP2005286441A - 色の補正方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】色彩計測システムによってディスプレイが表示する光源の複数組のグレイレベルと表現値をそれぞれ選出し、各色の光の選出されたデータに対して数値計算を行い、各区間内のグレイレベルデータをカーブフィッティングしたフィッティング曲線関数を取得し、この関数を利用して区間内のグレイレベルのフィッティング表示値を取得し、さらにルックアップテーブルを作成し、正規化された映像グレイスケールデータのガンマ曲線を予め設けた目標曲線に対応させるために、対応時、先ず二曲線を対数化し、前記ルックアップテーブルを通じて補正グレイスケールデータを取得し、この補正グレイスケールデータを出力し、ディスプレイにグレイスケール分布状態を表示させる。
【選択図】図8
Description
(1)色彩計測システムによりディスプレイが表示する光源のグレイスケールと表示値を計測し、
(2)グレイレベルと表示値の正規化(normalized)を行い、さらにN組のグレイレベル(P)と表示値(Q)を選出し、Nは正整数であり、最小値は2であり、最大値はディスプレイが表示できる最大値であり、
(3)上述の工程において選出された値の毎n組を一区間とし、nは正整数であり、且つ2以上、N以下であり、
(4)毎区間のグレイレベル(P)と表示値(Q)において、対数をとった後互いに除算し、ガンマパラメータ(gamma)を取得し、
、別々にこのガンマパラメータに基づいて、区間内における全ての選出されたデータを関数によってカーブフィッティングし、それによって各区間のフィッティング曲線関数を取得し、
(5)各色の光における毎区間のフィッティング曲線関数を利用し、区間内の各グレイレベルのフィッティング表示値を取得し、さらにグレイレベルとフィッティング表示値の対応数値を序列し、ルックアップテーブル(lookup table)を作成し、
(6)映像の元々のグレイスケールデータを正規化(normalized)し、別々に各色の光が含むグレイレベル(X)と表示値(Y)のグレイスケール信号のガンマ曲線(gamma curve)を取得し、ガンマ曲線の関数はy=Xrであり、γはガンマパラメータであり、
(7)ガンマ曲線の関数がy=Xrである映像グレイスケール信号を予め設けられた目標曲線関数
に対応させ、即ちXtをXと等しくさせ、反復法によって修正グレイスケール信号を取得し、その工程は、
(a)別々にガンマ曲線関数と目標関数を対数化し、そのため
となり、これにより目標表示値ytを取得し、
(b)移行グレイレベルXnが前記ルックアップテーブルを参照し、対応する移行表示値ynを取得し、
(c)移行表示値ynと目標表示値ytを比較し、二者の差が許容誤差より小さい場合、ynがytに取って代わり、さらに前記移行グレイレベルXnがXtに取って代わり、許容誤差より小さくない場合は上述の工程を繰り返し、
(d)目標グレイレベルXtを含む修正グレイスケール信号を出力し、
(8)修正グレイスケール信号の出力により、ディスプレイに補正グレイスケール号に基づいてグレイスケール分布状態を表示させる
方法を含むことを特徴とする色の補正方法である。
であり、nは2以上でありN以下の正整数であり、am、a1およびa0はこの関数の係数であり、且つそれぞれの多項式のa n-1にし、rmの値は各区間内のグレイレベルによって決定されることを特徴とする請求項1に記載の色の補正方法である。
(1)色彩計測システムによりディスプレイが表示する光源のグレイスケールと表示値を計測し、
(2)グレイレベルと表示値の正規化(normalized)を行い、さらにN組のグレイレベル(P)と表示値(Q)を選出し、Nは正整数であり、最小値は2であり、最大値はディスプレイが表示できる最大値であり、
(3)上述の工程において選出された値の毎n組を一区間とし、nは正整数であり、且つ2以上、N以下であり、
(4)毎区間のグレイレベル(P)と表示値(Q)において、対数をとった後互いに除算し、ガンマパラメータ(gamma)を取得し、
、別々にこのガンマパラメータに基づいて、区間内における全ての選出されたデータを関数によってカーブフィッティングをし、それによって各区間のフィッティング曲線関数を取得し、
(5)各色の光における毎区間のフィッティング曲線関数を利用し、区間内の各グレイレベルのフィッティング表示値を取得し、それによりディスプレイに補正後のグレイレベルと表示値に基づいて予測グレイスケール分布状態を表示させる
方法を含むことを特徴とする色の補正方法である。
であり、nは2以上であり、N以下の正整数であり、am、a1およびa0はこの関数の係数であり、且つそれぞれの多項式のan-1を0にし、rmの値は各区間内のグレイレベルによって決定されることを特徴とする請求項5に記載の色の補正方法である。
(1)ガンマ曲線の関数がy=Xrである映像グレイスケール信号を予め設けられた目標曲線関数
に対応させ、即ちXtをXと等しくさせ、反復法によって修正グレイスケール信号を取得し、その工程は、
(a)別々にガンマ曲線関数と目標関数を対数化し、そのため
となり、これにより目標表示値ytを取得し、
(b)移行グレイレベルXnが前記ルックアップテーブルを参照し、対応する移行表示値ynを取得し、
(c)移行表示値ynと目標表示値ytを比較し、二者の差が許容誤差より小さい場合、ynがytに取って代わり、さらに前記移行グレイレベルXnがXtに取って代わり、許容誤差より小さくない場合は上述の工程を繰り返し、
(d)目標グレイレベルXtを含む修正グレイスケール信号を出力し、
(2)修正グレイスケール信号の出力により、ディスプレイに修正グレイスケール信号に基づいてグレイスケール分布状態を表示させる
方法を含むことを特徴とする色の補正方法である。
によって区間内の選出された全てのデータをカーブフィッティングし、係数aとbを取得し、それによって各区間にフィッティング曲線関数を取得させ、さらにそれを保存し、各色の光における毎区間のフィッティング曲線関数を利用して区間内の各グレイレベルのフィッティング表示値を取得し、さらにルックアップテーブルを作成し、後続の色彩処理または補正に使用することができる。
によって区間内の選出された全てのデータをカーブフィッティングし、係数a、b、cを取得し、それによって各区間にフィッティング曲線関数を取得させ、さらにそれを保存する。
によって区間内の選出された全てのデータをカーブフィッティングし、関数係数am、a1、およびa0を取得し、且つそれぞれの多項式のan-1を0にし、rmを各区間内のグレイスケールデータによって決定させ、n=4を例にすると、
であり、赤色光の一区間はグレイレベル207,223,239,255を含み、即ちr4イレベル255およびその表示値をガンマパラメータ関数(a)に代入することによって決定され、r2レイレベル239およびその表示値によって決定され、r1レイレベル223およびその表示値によって決定され、四つのグレイレベルと表示値をQの関数に代入し、各係数の解を出すと前記区間のフィッティング曲線関数を取得することができ、各色の光における毎区間のフィッティング曲線関数を利用することにより、区間内における各グレイレベルのフィッティング表示値を取得し、ルックアップテーブルを作成し、後続の色彩処理に使用することができる。
に対応させようとし、Ytは目標表示値であり、r’標曲線のガンマパラメータであり、ディスプレイに補正後のグレイスケール信号に基づいて色彩表現を処理させることができ、その方法は、関数(c)(d)の対数をとり、Xt=Xにし、関数を取得し、(c’)
(d’)
であり、上述の式の演算から得られる関数(e)は、
であり、関数(e)によって目標表示値Ytを取得でき、座標によって表す場合、図3のようになり、対数座標軸はそれぞれグレイレベルおよび表示値であり、関数(c’)と(d’)の数値はそれぞれ傾斜度がγおよびγ’である直線を形成しており、映像データのグレイレベルXinを入力後、工程1および2によって目標表示値Ytを取得でき、更に工程3によって、即ち傾斜度を−γ’とする直線によって横軸上のXoutを取得し、Xoutを移行グレイレベルXnとして上述のルックアップテーブルを参照し、対応する移行表示値Ytを取得し、YnとYtを比較し、二者の差が許容誤差内である場合はYnがYtに取って代わり、移行グレイレベルXnが目標グレイレベルXtに取って代わり、許容誤差内でない場合はYnとYtの差が許容誤差内になるまで上述の工程を繰り返し、続いて目標グレイレベルXtの修正グレイスケール信号を出力し、FRC技術によって修正グレイスケール信号をあらわし、上述の工程の流れ図は図6に示すものであり、前記工程によって取得されたグレイレベルの正確度は、上述のルックアップテーブルによって提供される異なるガンマパラメータの下、異なるグレイレベル、対応する表示値によって決定することができ、ハードの制限を受けることがなく、そのために表現できる色彩の階調をさらに豊富にでき、元々のグレイスケールデータと補正グレイスケールデータを対応させ、ルックアップテーブルを作成し、ディスプレイに依拠を提供し、グレイスケール分布状態を表示することができる。
1. 本発明の色の補正方法によりディスプレイの色彩計測時間を短縮することができ、且つ誤差を計測装置の許容範囲より小さくすることができ、極めて優れた産業上の競争価値を具有する。
2. 本発明の色の補正方法により色彩の表現階調を更に豊富にすることができ、且つ画面の解析度を下げることがなく、ディスプレイの色彩のあでやかさに立体感を持たせる。
Claims (13)
- 色の補正方法であり、その方法として、
(1)色彩計測システムによりディスプレイが表示する光源のグレイスケールと表示値を計測し、
(2)グレイレベルと表示値の正規化(normalized)を行い、さらにN組のグレイレベル(P)と表示値(Q)を選出し、Nは正整数であり、最小値は2であり、最大値はディスプレイが表示できる最大値であり、
(3)上述の工程において選出された値の毎n組を一区間とし、nは正整数であり、且つ2以上、N以下であり、
(4)毎区間のグレイレベル(P)と表示値(Q)において、対数をとった後互いに除算し、ガンマパラメータ(gamma)を取得し、
、別々にこのガンマパラメータに基づいて、区間内における全ての選出されたデータを関数によってカーブフィッティングし、それによって各区間のフィッティング曲線関数を取得し、
(5)各色の光における毎区間のフィッティング曲線関数を利用し、区間内の各グレイレベルのフィッティング表示値を取得し、さらにグレイレベルとフィッティング表示値の対応数値を序列し、ルックアップテーブル(lookup table)を作成し、
(6)映像の元々のグレイスケールデータを正規化(normalized)し、別々に各色の光が含むグレイレベル(X)と表示値(Y)のグレイスケール信号のガンマ曲線(gamma curve)を取得し、ガンマ曲線の関数はy=Xrであり、γはガンマパラメータであり、
(7)ガンマ曲線の関数がy=Xrである映像グレイスケール信号を予め設けられた目標曲線関数
に対応させ、即ちXtをXと等しくさせ、反復法によって修正グレイスケール信号を取得し、その工程は、
(a)別々にガンマ曲線関数と目標関数を対数化し、そのため
となり、これにより目標表示値Ytを取得し、
(b)移行グレイレベルXnが前記ルックアップテーブルを参照し、対応する移行表示値Ynを取得し、
(c)移行表示値Ynと目標表示値Ytを比較し、二者の差が許容誤差より小さい場合、YnがYtに取って代わり、さらに前記移行グレイレベルXnがXtに取って代わり、許容誤差より小さくない場合は上述の工程を繰り返し、
(d)目標グレイレベルXtを含む修正グレイスケール信号を出力し、
(8)修正グレイスケール信号の出力により、ディスプレイに補正グレイスケール号に基づいてグレイスケール分布状態を表示させる
方法を含むことを特徴とする色の補正方法。 - 表示光源はRGB三色光であることを特徴とする請求項1に記載の色の補正方法。
- 色の補正方法であり、その方法として、
(1)色彩計測システムによりディスプレイが表示する光源のグレイスケールと表示値を計測し、
(2)グレイレベルと表示値の正規化(normalized)を行い、さらにN組のグレイレベル(P)と表示値(Q)を選出し、Nは正整数であり、最小値は2であり、最大値はディスプレイが表示できる最大値であり、
(3)上述の工程において選出された値の毎n組を一区間とし、nは正整数であり、且つ2以上、N以下であり、
(4)毎区間のグレイレベル(P)と表示値(Q)において、対数をとった後互いに除算し、ガンマパラメータ(gamma)を取得し、
、別々にこのガンマパラメータに基づいて、区間内における全ての選出されたデータを関数によってカーブフィッティングをし、それによって各区間のフィッティング曲線関数を取得し、
(5)各色の光における毎区間のフィッティング曲線関数を利用し、区間内の各グレイレベルのフィッティング表示値を取得し、それによりディスプレイに補正後のグレイレベルと表示値に基づいて予測グレイスケール分布状態を表示させる
方法を含むことを特徴とする色の補正方法。 - 前記光源は赤、緑、青の三色光であり、赤色光の計測グレイレベルは、0,31,63,95,127,159,191,207,223,239,255であり、緑色光の計測グレイレベルは、31,63,95,127,159,191,207,223,239,255であり、青色光の計測グレイレベルは30,63,96,129,162,195,215,235,255であることを特徴とする請求項5に記載の色の補正方法。
- ディスプレイは液晶ディスプレイであることを特徴とする請求項5に記載の色の補正方法。
- ディスプレイは投影機であることを特徴とする請求項5に記載の色の補正方法。
- ディスプレイはプラズマディスプレイ(Plasma Display Panel)であることを特徴とする請求項5に記載の色の補正方法。
- 色の補正方法であり、その方法として、
(1)ガンマ曲線の関数がy=Xrである映像グレイスケール信号を予め設けられた目標曲線関数
に対応させ、即ちXtをXと等しくさせ、反復法によって修正グレイスケール信号を取得し、その工程は、
(a)別々にガンマ曲線関数と目標関数を対数化し、そのため
となり、これにより目標表示値ytを取得し、
(b)移行グレイレベルXnが前記ルックアップテーブルを参照し、対応する移行表示値ynを取得し、
(c)移行表示値ynと目標表示値Ytを比較し、二者の差が許容誤差より小さい場合、ynがYtに取って代わり、さらに前記移行グレイレベルXnがXtに取って代わり、許容誤差より小さくない場合は上述の工程を繰り返し、
(d)目標グレイレベルXtを含む修正グレイスケール信号を出力し、
(2)修正グレイスケール信号の出力により、ディスプレイに修正グレイスケール信号に基づいてグレイスケール分布状態を表示させる
方法を含むことを特徴とする色の補正方法。 - 前記ルックアップテーブルは使用者の調整によって得られるものであり、各グレイレ
ベルが対応する表示値を含むことを特徴とする請求項12に記載の色の補正方法。
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