JP2005284033A - ビーム整形装置及びレーザ発振装置及びレーザ加工装置 - Google Patents

ビーム整形装置及びレーザ発振装置及びレーザ加工装置 Download PDF

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伸一 中山
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Abstract

【課題】 実用性の高い装置構成でもって扁平な光ビームを再現性よく安定確実に非扁平に整形すること。
【解決手段】 このビーム整形装置10では、基板端面のビーム入射口14より入射した横方向に扁平なレーザビーム18が基板裏面12bおよび基板表面12aで全反射を繰り返して透明基板12の中をビーム出射口16に向かってジグザクに伝搬し、全反射の繰り返し回数が異なるN個の伝搬経路を通ってビーム出射口16にそれぞれ達したレーザビーム18のビーム成分‥,LBa,LBb,LBc,LBd,‥がビーム出射口16より透明基板12の外へ平行または並列的に出射して、縦方向に放射分布を拡大させた非扁平なレーザビーム22を再形成する。

【選択図】図4

Description

本発明は、扁平な光ビームを非扁平に整形するビーム整形装置およびその応用技術としてのレーザ発振装置およびレーザ加工装置に関する。
従来より、高出力の半導体レーザとして、ダイオードアレイ、ダイオードバーあるいはストライプダイオード等と称されるアレイレーザが知られている。この種のアレイレーザは、多数のレーザダイオード(LD)を一次元的に配列して、個々のLDの出射するビームが並列的に合さった1本のレーザビームを出射するようになっている。しかしながら、アレイレーザより得られるレーザビームはLD配列方向に延びた扁平な放射分布(光パワー分布)を有し、収束性がよくないという不利点がある。たとえば、縦幅が約1μmで横幅が約200μmのLDを0.8mmのピッチで横方向一列に13個配列してなるアレイレーザでは、約1μm(縦幅)×10mm(横幅)の放射分布またはビーム断面サイズを有する扁平なレーザビームが出力される。このレーザビームにあっては、収束能力評価に用いられる「M2」パラメータでみると、横方向のビーム特性値Mx2が縦方向のビーム特性値My2の1000倍を超えており、扁平率は非常に高い。実際、一般の光学コンポーネント(円柱レンズ、球面レンズ、プリズム、曲面鏡等)を用いてこの扁平レーザビームを収束させると、約0.1mm(縦幅)×2mm(横幅)のビームスポットに収束できるのが限界である。なお、ビームの「M2」パラメータについては、1989年発行のアダム・ヒルガー(Adam Hilger)著「レーザ共振器の物理と技術」(The Physics and Technology of Laser Resonators)に記述されている。
このような扁平率の高い光ビームの欠点の1つは、光ファイバによる伝送が非常に困難なことである。一般の光ファイバは0.1mmφ〜0.4mmφの口径でほぼ真円の端面および断面形状を有しているため、一方向の幅サイズが1mmを超えるような扁平なビームスポットでは光ファイバに効率よく結合させることはできない。
従来より、上記のような扁平な光ビームを非扁平な光ビームに変換または整形するために、反射率の高い2枚の平面鏡を用いるビーム整形装置が知られている(たとえば特許文献1)。このビーム整形装置は、(x',y',z')空間において2枚の平面鏡を所定距離d(通常数ミリメートル未満)だけ隔てて、かつx'方向、y'方向に所定距離wおよびhだけ相互にずらしてx'−y'平面にそれぞれ配置する。そして、非回折限界レーザ光源からの扁平なレーザビームをx'−z'およびy'−z'においてそれぞれ所定の角度θ,αをもって両平面鏡に対して少し斜めに入射させる。そうすると、入射レーザビームが複数のビーム成分に分割された形で両平面鏡の間で複数回反射してから向う側へ出射し、その際にビーム成分の間で反射回数または伝搬経路の違いに応じて横方向から縦方向への転位位置の変換がなされ、非扁平なレーザビームが再形成さるようになっている。
特表平9−506715号公報
上記のような平面鏡反射方式のビーム整形装置によれば、横方向の扁平率が高く光学回折限界を超える光ビーム、すなわちビーム特性Mx2値がMy2値に比して格段に大きな光ビームに対してそのMx2値を下げてMy2値を上げる整形を強力に施すことが可能である。しかしながら、この従来技術は、その実用性の面で以下のような問題点を有している。
すなわち、2枚の平面鏡を数mm未満の間隔dで平行に配置するには、平面鏡を有効使用領域よりも格段に大きなサイズに形成して、特別の保持ないし調整機構を使用しなければならず、それでも正確に配置できる保証はない。同様に、ビームの入射角度α、βや両平面鏡間のズレ量w、hを調整してビーム伝播経路のチューニングを行わなければならない。このため、平面鏡アッセンブリの組み立てが至難であり、量産性は望めず、この装置の実用化は未だなされていない。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、製作容易かつ小型の装置構成でもって扁平な光ビームを再現性よく安定確実に非扁平に整形できる実用性の高いビーム整形装置を提供することを主目的とする。
本発明の別の目的は、本発明のビーム整形装置を用いるレーザ発振装置およびレーザ加工装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のビーム整形装置は、第1の方向に延びた扁平な放射分布を有する光ビームを整形するビーム整形装置であって、前記光ビームを相対向する表面および裏面で交互に反射させながら閉じ込めて一定方向に伝搬させる基板と、前記基板の一端面に設けられたビーム入射口と、前記基板の表面に設けられたビーム出射口とを有し、前記ビーム入射口に入射した前記光ビームが前記基板の表面および裏面での反射を繰り返して前記基板の中を前記光ビーム出射口に向かってジグザクに伝搬し、反射の繰り返し回数が異なるN個の伝搬経路を通って前記ビーム出射口にそれぞれ達した前記光ビームのビーム成分が前記ビーム出射口より前記基板の外へ出射して、前記第1の方向と直交する第2の方向に放射分布を拡大させた非扁平な光ビームを再形成する。
上記の構成においては、入射光ビームにおいて第1の方向に直線的に連続していたビーム成分は、それぞれの伝搬経路を通ってビーム出射口から出射する過程で縦方向に分離し、再形成の光ビームにおいて第2の方向に放射分布を拡大させる。入射光ビームないしビーム成分を単一の基板内でジグザクに伝搬させ、基板と一体で一定位置のビーム出射口より出射させるので、伝搬経路は安定して再現性がよく、格別の位置合わせや調整を必要とせず、組み立ておよび製造が簡便であり、小型化も容易である。
本発明のビーム整形装置の好適な一態様においては、基板の表面および裏面での反射が光ビームの全反射により生じる。この場合、ビーム入射口に入射する直前の光ビームの光軸が基板の表面または裏面と実質的に平行であるのが好ましい。
また、好適な一態様によれば、ビーム入射口が基板の一端面にコーティングされた反射防止膜を有してよく、ビーム出射口が基板の表面にコーティングされた反射防止膜を有してよい。
また、好適な一態様によれば、ビーム出射口の反射防止膜が、基板の光学軸に対して斜めの所定角度で基板の表面に筋状に設けられてよい。あるいは、全反射防止膜が、基板の光学軸に対して所定角度で斜めに延びる直線上に所定の間隔を置いて離散的に設けられてもよい。
また、好適な一態様によれば、基板の表面および裏面の光ビームを全反射させる領域に基板よりも屈折率の小さい全反射膜が形成され、基板の表面のビーム出射口が設けられる領域に基板よりも屈折率が大きいかもしくは同一の反射防止膜が形成されてもよい。また、N個の伝搬経路のそれぞれについてビーム出射口付近で基板を終端させる構成も可能である。
また、好適な一態様によれば、ビーム入射口に入射する光ビームを第1の方向でN分割して得られるN個のビーム成分が基板内のN個の伝搬経路をそれぞれ伝搬する。この場合、第1の方向においてビーム入射口に入射する光ビームの幅サイズがビーム出射口の全体的な幅サイズと一致または近似し、ビーム成分の個々の幅サイズがN等分されたビーム出射口の個々の幅サイズと一致または近似するのが好ましい。
また、好適な一態様によれば、ビーム出射口より出射された再形成の光ビームを収束させる収束レンズを設けてよい。この場合、ビーム出射口より出射された再形成の光ビームを収束レンズよりも前段の位置で平行光に変換するコリメートレンズを設けるのが好ましい。
本発明のレーザ発振装置は、第1の方向に延びた扁平な放射分布を有する光ビームを発生するビーム発生部と、前記ビーム発生部からの前記扁平な光ビームを非扁平に整形する本発明のビーム整形装置と、前記ビーム整形装置からの前記非扁平な光ビームによって光学的に励起される活性媒質と、前記活性媒質より生成される光を共振増幅して所定波長のレーザビームを取り出す光共振器とを有する。
上記の構成においては、本発明のビーム整形装置を有することにより、ビーム発生部からの高出力の扁平ビームを高密度の非扁平なビームに変換または整形してポンピング用の励起光に用いることが可能であり、励起機構ないし装置全体の小型化とレーザ発振出力の向上を実現することができる。
本発明のレーザ発振装置の好適な一態様によれば、ビーム発生部が、複数のレーザダイオードを一次元的に配列してなり、それらのレーザダイオードより平行に出射されたレーザビームを並列的に合成して扁平な光ビームとするアレイレーザを有する。また、ビーム整形装置の出力を光ファイバを介して活性媒質に光学的に結合させることも可能である。
本発明の第1のレーザ加工装置は、本発明のレーザ発振装置と、このレーザ発振装置より発振出力されたレーザビームを被加工物に向けて集光照射するレーザ照射ヘッドとを有する。
本発明の第2のレーザ加工装置は、第1の方向に延びた扁平な放射分布を有する光ビームを発生するビーム発生部と、このビーム発生部からの扁平な光ビームを非扁平に整形する本発明のビーム整形装置と、このビーム整形装置からの非扁平な光ビームを被加工物に向けて集光照射するレーザ照射ヘッドとを有する。
本発明の第2のレーザ加工装置においても、本発明のビーム整形装置ないしレーザ発振装置を有することにより、装置の小型化やレーザ発振出力の向上をはかり、レーザ加工の品質向上もはかれる。
本発明のビーム整形装置によれば、上記のような構成と作用により、扁平な光ビームを再現性よく安定確実に非扁平に整形できるとともに、実用性の高い装置を実現することができる。
本発明のレーザ発振装置によれば、装置の小型化とレーザ発振出力の向上を実現することができる。
本発明のレーザ加工装置によれば、装置の小型化とレーザ発振出力の向上を図り、加工品質の向上を実現することができる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1〜図7につき、本発明の一実施例によるビーム整形装置を説明する。この実施例のビーム整形装置10は、図1および図2に示すように、整形すべき扁平の光ビームに対して透過性がありその表面12aと裏面12bとが互いにほぼ平行な透明基板12と、この透明基板12の一端面に設けられたビーム入射口14と、透明基板12の表面12aに設けられたビーム出射口16とを基本構成として有している。
透明基板12は、たとえばYAG(ドープ無し)、合成石英あるいは硼珪酸ガラス(BK7)等の透明ガラスまたはセラミックスからなり、たとえば0.1mm〜1mm程度の厚さ(D)を有するスラブ型の光ガイドとして構成され、所定の面(x−y面)上に平行に延在する。ビーム入射口14を形成する基板端面は透明基板12の光軸方向(y方向)に対して斜めに所定の角度θ0で切られており、この基板端面にx方向に扁平な放射分布を有する光ビーム18が透明基板12の光軸方向(y方向)あるいは表面12aおよび裏面12bに対して平行に入射するようになっている(図2)。
ここで、光ビーム18は、たとえば図3に示すようなアレイレーザ20より与えられる。このアレイレーザ20は、たとえば縦幅が約1μmで横幅が約200μmのレーザダイオードLDを0.8mmのピッチで横方向一列に13個配列してなり、約1μm(縦幅)×10mm(横幅)の放射分布またはビーム断面サイズを有する扁平なレーザビーム18を出力する。このレーザビーム18は、LD13個分のレーザ出力を足し合わせた高出力のビームではあるが、LD配列方向に延びた扁平な放射分布(光パワー分布)を有し、収束性がよくないという一面がある。
再び図1および図2において、透明基板12の横幅(L)は、基板端面のビーム入射口14が入射直前のレーザビーム18の横幅をカバーできるサイズ(たとえば10mm〜12mm)に選ばれてよい。また、ビーム入射口14には、透明基板12よりも屈折率の小さな透明膜からなる反射防止膜をコーティングしてもよい。そのような反射防止膜のコーティングによって、反射によるレーザビーム18の入射損失を少なくすることができる。
ビーム出射口16は、透明基板12の光軸に対して斜めの所定角度Θ1で基板表面12aに筋状にコーティングされた反射防止膜で構成されている。この反射防止膜には、透明基板12の材質よりも屈折率の大きな透明材料、たとえば珪酸ガラス膜、窒化珪素膜、アルミナ膜等の単層膜あるいは多層膜を好適に用いることができる。一例として、透明基板12の材質がBK7である場合は、ビーム出射口16の反射防止膜を窒化珪素膜で形成し、ビーム入射口14の反射防止膜を珪酸ガラス膜で形成してよい。
図4に、このビーム整形装置10において扁平な入射レーザビーム18が透明基板12内を伝搬して非扁平な再形成のレーザビーム22に変化する様子を示す。図中のA0,A1は,入射レーザビーム18および再形成レーザビーム22におけるビーム成分の分布をそれぞれ模式的に示す。
このビーム整形装置10では、アレイレーザ20からの扁平なレーザビーム18が、基板端面のビーム入射口14で所定の角度で屈折して透明基板12内に入り、先ず基板裏面12bで全反射し、次いで基板表面12aで全反射する。こうして、レーザビーム18が透明基板12の裏面12bおよび表面12aで全反射を繰り返して透明基板12の中をビーム出射口16に向かってジグザクに伝搬し、全反射の繰り返し回数が異なるN個(たとえば13個)の伝搬経路を通ってビーム出射口16にそれぞれ達したレーザビーム18のビーム成分‥,LBa,LBb,LBc,LBd,‥がビーム出射口16より透明基板12の外へ平行または並列的に出射して、x方向と直交するz方向に放射分布を拡大させた非扁平なレーザビーム22を再形成するようになっている。
この実施例では、相隣接するビーム成分の伝搬経路は基板裏面12bでの全反射の回数が1回だけ異なる。詳細には、ビーム成分LBaが基板表面12aのビーム出射口16に達してその到達点から基板12の外(上方)へ出射するとき、LBaの片側(図1では左側)で並進しているビーム成分LBb,LBc,LBd‥は基板表面12aで全反射する。そして、LBaの隣のビーム成分LBbは、次に基板裏面12bで全反射してから基板表面12aに達すると、その位置にビーム出射口16が設けられているため、そこから基板12の外(上方)へ出射する。この時、LBbの片側(図1では左側)で並進しているビーム成分LBc,LBd‥は基板表面12aで全反射する。その後、LBbの隣のビーム成分LBcは、基板裏面12bで1回全反射してから基板表面12aに達すると、その位置にビーム出射口16が設けられているため、そこから透明基板12の外(上方)へ出射する。以下同様である。
ビーム出射口16において相隣接するビーム成分の出射位置の(y方向)離間距離Mは下記の式(1)で与えられる。
M=2D/tanθ2 ‥‥‥(1)
ただし、θ2は透明基板12の表面12aおよび裏面12bで各ビーム成分が全反射する際の全反射角であり、Dは既述のように透明基板12の厚さである。
このように、入射レーザビーム18において横方向に直線的に連続していたビーム成分‥,LBa,LBb,LBc,LBd‥は、再形成のレーザビーム22においては縦方向に分離するようになる。なお、再形成のレーザビーム22において、各ビーム成分‥,LBa,LBb,LBc,LBd‥はビーム出射口16で回折を受けるため、縦方向および横方向でビーム断面サイズが幾らか拡大する。
ここで、再形成のレーザビーム22の光軸と直交する面内において隣接するビーム成分間の縦方向の分離間隔Hは下記の式(2)で与えられる。
H=2Dsinθ3/tanθ2 ‥‥‥(2)
ただし、θ3は基板表面12aに対する各ビーム成分LBの出射角度である(図4)。
図5に、この実施例のビーム整形装置10において上記再形成のレーザビーム22を収束させるための光学レンズを含む構成例を示す。図示の例では、透明基板12のビーム出射口16に対向させて同一光軸上(Z方向)の所定位置にコリメートレンズ24、収束レンズ26,28を配置し、両収束レンズ26,28の焦点位置に光ファイバ30の一端面を配置している。各レンズ24,26,28は平凸シリンドリカルレンズで構成されてよい。
図5において、透明基板12のビーム出射口16より出射された非扁平な再形成のレーザビーム22は、少し拡がった後にコリメートレンズ24によるコリメートで平行光に復元されてから、X方向収束レンズ26,Y方向28により交差方向(X方向,Y方向)で収束され、光ファイバ30の一端面に入射する。図中のA2,A3,A4は各レンズ24,26,28を通った後のレーザビーム22におけるビーム成分の分布を模式的に示す。
このビーム整形装置10では、透明基板12のビーム出射口16より出射された再形成のレーザビーム22が既に非扁平であり、縦方向(X方向)および横方向(Y方向)で平均化された放射分布(光パワー密度)を有しているので、収束性が非常によい。このため、このレーザビーム22を光学レンズ24,26,28に通すことで、光ファイバ30の端面(たとえば0.1mmφ〜0.4mmφ)に収まるビームスポットを得ることができる。
なお、アレイレーザ20と透明基板12のビーム入射口14との間の光路上にコリメートレンズ32を配置して、アレイレーザ20から放射された扁平なレーザビーム18をコリメートレンズ32により平行光に復元してからビーム入射口14に入射させてよい。他にも、各光路に種々の光学レンズを付加することが可能である。
上記のように、この実施例のビーム整形装置10は、アレイレーザ20からの光学回折限界を超える扁平なレーザビーム18を、所定の位置に反射防止膜からなるレーザ出射口16を設けた1枚の透明基板12により、光学回折限界内のレーザビーム22に整形することができる。そして、整形後の非扁平なレーザビーム22を、光学レンズ24,26,28を用いて、全方向に平均化された光パワー分布を有する所望のサイズのビームスポットに集光することができる。
このビーム整形装置10は、組み立ておよび製造が非常に簡便であると共に、小型化も非常に容易である。また、調整またはアライメントの対象は、アレイレーザ20からの入射レーザビーム18とビーム入射口14との光学的結合関係のみである。ここで、入射レーザビーム18とビーム入射口14との光学的結合関係を調整するには、アレイレーザ20と透明基板12とを同一平面上に設置して、入射レーザビーム18が透明基板12の光軸あるいは基板表面12aまたは基板裏面12bに対して水平に入射するように光軸合わせをすればよく、至って簡単である。
図6〜図11に、本発明のビーム整形装置10の変形例を示す。図6に示す変形例は、レーザビーム18の伝搬経路に合わせて透明基板12をビーム出射口16付近で終端させる構成である。上記のようにレーザビーム18の各ビーム成分‥,LBa,LBb,LBc,LBd‥はビーム出射口16に達すると、そこから透明基板12の外へ出ていくので、その後の伝搬路は不要であり、基板12自体を切り落とすことができる。
図7および図8の変形例は、ビーム出射口16において相隣接するビーム成分の出射位置の離間距離を調節できる構成を示している。すなわち、透明基板12内で相隣接するビーム成分の伝搬経路長のピッチ(全反射の回数)を変えることで、離間距離を最小距離Mの整数倍(図示の例は3倍)に調節することができる。この離間距離の調整を行うには、ビーム出射口16において相隣接するビーム成分の出射位置が全反射回数の差に応じた距離間隔だけ離間するように、透明基板12の光軸に対する筋状ビーム出射口16(図1)の傾斜角θ1を設定すればよい。しかし、離間距離の倍率を上げると、傾斜角θ1は急峻になる。そこで、図7および図8に示すように、各ビーム成分の出射位置に所要の面積で局所化したビーム出射口16を形成するのが好ましい。この場合、それら局所的なビーム出射口16は所定の傾斜角θ1を有する直線上に一定の間隔を置いて離散的に配置されることになる(図7)。
このようにビーム出射口16において相隣接するビーム成分の出射位置の離間距離を段階的に調整できることで、再作成のレーザビーム22におけるビーム成分の縦方向の分離間隔を調整し、ひいてはレーザビーム22全体のビーム断面形状または放射分布のプロファイルを調整することができる。
図9および図10の変形例では、ガラス材からなる透明基板12が上記実施例の筋状レーザ出射口16に相当する境界線を挟んでビーム入射口14側のビーム閉じ込め域34とビーム出射域36とに分割される。ビーム閉じ込め域34では、コア板38の表面と裏面とにクラッド板40が積層して形成され、ビーム出射域36ではコア板38の表面に放出板42が裏面にクラッド板40がそれぞれ積層して形成されている。ここで、放出板42の屈折率をn42、コア板38の屈折率をn38、クラッド板40の屈折率をn40とすると、n42≧n38>n40の条件を満たすように各部のガラス材が選択される。
この変形例のビーム整形装置10では、アレイレーザ20からの扁平なレーザビーム18が、基板端面のビーム入射口14で所定の角度で屈折してビーム閉じ込め域34のコア板38内に入り、コア板38とクラッド板40との界面で全反射を繰り返してコア板38の中をビーム出射域36側に向かってジグザクに伝搬し、全反射の繰り返し回数が異なるN個の伝搬経路を通ってビーム出射域36にそれぞれ達したレーザビーム18のビーム成分‥,LBa,LBb,LBc,LBd,‥がビーム出射域36より透明基板12の外へ平行または並列的に出射して、縦方向に放射分布を拡大させた非扁平なレーザビーム22を再形成するようになっている。
図示省略するが、クラッド板40および放出板42をそれぞれ全反射膜および反射防止膜に置き換えることも可能である。全反射膜にはコア板38よりも屈折率の小さな材質を使用し、反射防止膜にはコア板38よりも屈折率の大きな材質を使用してよい。たとえば、コア板38をBK7で構成する場合は、ビーム閉じ込め域34の全反射膜を珪酸ガラス膜で構成し、ビーム出射域36の反射防止膜を窒化珪素膜で構成してよい。
図11に示す変形例は、透明基板12のビーム出射口16を基板12の上面に屈折率変化や反射防止膜のコーティングで形成するのではなく、ビーム入射口14と同様に基板12の端面に或る傾斜角度θ4を持たせることによって、出力ビームを取り出す構成としている。扁平な入射レーザビーム18は図11に示すようにビーム断面内で左右にジグザグに分布する出力ビームとしてビーム出射口16から取り出され、ビーム品質を示すMx2,My2が均一化される。レーザ出射口16の傾斜角度θ4を変えることにより、出力ビームにおけるジグザグ形状のピッチひいては集光特性を変えることができる。レーザ出射口16に反射防止膜を形成することも可能である。
図12に、本発明のビーム整形装置を含むレーザ加工装置の構成を示す。このレーザ加工装置は、固体レーザ発振器50と、この発振器50を光学的に励起する励起部52と、発振器50より発振出力されたレーザビームを被加工物55に向けて照射するレーザ照射部54とを有している。レーザ励起部52に本発明のビーム整形装置10を用いることができる。
レーザ励起部52において、アレイレーザ20とビーム整形装置10はレーザ光源56を構成してユニット化されており、上記実施例(図5)のようにビーム整形装置10の出力に光ファイバ30の一端面が光学的に結合されている。光ファイバ30の他端面と対向して励起光照射用の光学レンズたとえばコリメートレンズ58および集光レンズ60が配置されている。レーザ光源56からのレーザビーム22(図5)が光ファイバ30を通って遠隔の固体レーザ発振器50付近まで伝送され、光ファイバ30の他端面より出射された光22'がコリメートレンズ58および集光レンズ60を通り抜け、さらには光共振器の全反射ミラー62を背面側から通り抜け、励起光として活性媒体たとえばYAGロッド64の一端面に集光して入射する。
レーザ発振器50において、YAGロッド64は、励起部52より与えられた励起光22'のエネルギーでポンピングされ、特定波長(たとえば1064nm)の光を光軸方向に放出する。この特定波長の光は光共振器の全反射ミラー62と部分反射(出力)ミラー66との間で共振増幅されてからYAGレーザ光68として出力ミラー66より出射され、レーザ照射部54へ送られる。なお、YAGロッド64は冷却部70によって冷却される。
レーザ照射部54は、レーザ発振器50からのYAGレーザ光68を被加工物55に導くための光学部品たとえばベントミラー72やYAGレーザ光68を被加工物55に集光させるための光学部品たとえば集光レンズ74等を有している。さらに、YAGレーザ光68と被加工物55との位置合わせを行うためにTVカメラ76やモニタ制御部78等を有してもよい。レーザ加工としては、溶接、穴開け、切断、マーキング等が可能である。
このように、このレーザ加工装置では、アレイレーザ20より生成される光出力の扁平レーザビームをビーム整形装置10によって非扁平に整形または平均化したものを光ファイバ30および光学レンズ58,60を介してYAGロッド64の一端面に集光照射してポンピングを行うので(端面励起方式)、レーザ発振器50を小型化できると同時に高出力のYAGレーザ光68を安定かつ効率よく生成することが可能であり、ひいてはレーザ加工の品質向上もはかれる。なお、レーザ発振器50においてQスイッチを付加して高ピーク出力のパルス発振を行うことも可能である。
上記実施例のレーザ加工装置(図12)ではレーザ発振器をLD励起YAGレーザで構成しているが、本発明のビーム整形装置10を適用してLD励起薄型ディスクレーザやLD励起ファイバレーザ等を構成することも可能である。
図13に、一実施例によるLD励起薄型ディスクレーザの構成例を示す。このディスクレーザにおいて、励起部52の光ファイバ30より出射されたレーザビーム22'はコリメートレンズ58でコリメートされ、平行光の励起ビームとしてレーザ発振器80のパラボリックミラー82に入射する。このパラボリックミラー82には環状に円形の小型反射鏡82aが多数取り付けられており、その中心部と向かい合ってYAG薄型ディスク86が配置されている。パラボリックミラー82に入った励起ビーム22'は、YAG薄型ディスク86を介して頂部プリズム88と上記小型反射鏡82aとの間で図中の矢印のように往復し、YAG薄型ディスク86にエネルギーを与える。これによってYAG薄型ディスク86がポンピングされ、レーザ発振(CW発振)が起こる。そして、YAG薄型ディスク86より正面の方向にYAGレーザ光90が部分反射鏡92を通って出射される。ディスク冷却部84は、ヒートシンクとしてYAG薄型ディスク86を背後から冷却する。
図14に、一実施例によるLD励起ファイバレーザの構成例を示す。このファイバレーザにおいて、レーザ励起部52の光ファイバ30より出射されたレーザビーム22'はコリメータレンズ58でコリメートされてから集光レンズ60で集光され、ループ状に巻かれたガラスファイバ94の入射ポート96に入る。そして、レーザビーム22'は、ガラスファイバ94の他端より出るや否や反射率の高い全反射ミラー98で法線方向に反射され、再びNd:ガラスファイバー94に入る。こうして、ガラスファイバ94内を往復伝播する。この間に、ガラスファイバ94はポンピングされてレーザ発振(CW発振)が起こり、レーザビーム100が取り出される。ガラスファイバ94は、石英系ガラスあるいはフッ化物ガラス等からなり、発光元素として希土類元素を添加したものでよい。
別の実施例として、レーザ光源56(20,10)からの非扁平な再作成のレーザビーム22を被加工物に直接照射して所望のレーザ加工を行うことも可能である。このような直接加工の用途として、たとえば、マーキング、薄膜金属のカッティング、薄膜剥離、金属溶接、樹脂溶着、外科医療、歯科医療、美容整形等の分野が挙げられる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。たとえば、上記した実施形態では透明基板12の表面および裏面でレーザビームを全反射させるようにした。このような全反射方式によれば反射損失がほぼ零になり、透明基板12内のビーム伝播効率が非常に高くなる。しかしながら、反射率ないしビーム伝播効率の低減を伴なうが、透明基板12の高い屈折率を利用した全反射の代わりに、透明基板12の表面/裏面に蒸着したアルミ膜等からなる全反射鏡を用いることも可能である。この場合のビーム出射口16は、その領域でアルミ膜等を選択的に取り除くことで形成することができる。
本発明の一実施例によるビーム整形装置の基本構成を示す略平面図である。 実施例のビーム整形装置の基本構成を示す部分断面図(図1のI−I線断面図)である。 アレイレーザの一構成例を斜視図である。 実施例のビーム整形装置の作用を示す略側面図である。 実施例のビーム整形装置において光学レンズを含む構成例を模式的に示す斜視図である。 実施例のビーム整形装置の一変形例を示す斜視図である。 実施例のビーム整形装置の一変形例を示す略平面図である。 図7のビーム整形装置の作用を示す略側面図である。 実施例のビーム整形装置の一変形例を示す平面図である。 実施例のビーム整形装置の一変形例を示す略断面図(図9のII−II線断面図)である。 実施例のビーム整形装置の一変形例を示す略図である。 本発明の一実施例によるレーザ加工装置の構成を示す図である。 本発明の一実施例によるLD励起薄型ディスクレーザの構成を示す図である。 本発明の一実施例によるLD励起ファイバレーザの構成を示す図である。
符号の説明
10 ビーム整形装置
12 透明基板
14 ビーム入射口
16 ビーム出射口
20 アレイレーザ
24 コリメートレンズ
26 収束レンズ
28 収束レンズ
30 光ファイバ
34 ビーム閉じ込め域
36 ビーム出射域
38 コア板
40 クラッド板
42 放出板
50 固体レーザ発振器
52 励起部
54 レーザ照射部
58 コリメートレンズ
60 集光レンズ
62 全反射ミラー
64 YAGロッド
66 部分反射(出力)ミラー
72 ベントミラー
74 集光レンズ
80 レーザ発振器
82 パラボリックミラー
86 YAG薄型ディスク
94 ガラスファイバ

Claims (19)

  1. 第1の方向に延びた扁平な放射分布を有する光ビームを整形するビーム整形装置であって、
    前記光ビームを相対向する表面および裏面で交互に反射させながら閉じ込めて一定方向に伝搬させる基板と、
    前記基板の一端面に設けられたビーム入射口と、
    前記基板の表面に設けられたビーム出射口と
    を有し、前記ビーム入射口に入射した前記光ビームが前記基板の表面および裏面での反射を繰り返して前記基板の中を前記光ビーム出射口に向かってジグザクに伝搬し、反射の繰り返し回数が異なるN個の伝搬経路を通って前記ビーム出射口にそれぞれ達した前記光ビームのビーム成分が前記ビーム出射口より前記基板の外へ出射して、前記第1の方向と直交する第2の方向に放射分布を拡大させた非扁平な光ビームを再形成するビーム整形装置。
  2. 前記基板の表面および裏面での反射が前記光ビームの全反射により生じる請求項1に記載のビーム整形装置。
  3. 前記ビーム入射口に入射する直前の前記光ビームの光軸が前記基板の表面または裏面と実質的に平行である請求項1または請求項2に記載のビーム整形装置。
  4. 前記ビーム入射口が、前記基板の一端面にコーティングされた反射防止膜を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載のビーム整形装置。
  5. 前記ビーム出射口が、前記基板の表面にコーティングされた反射防止膜を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載のビーム整形装置。
  6. 前記反射防止膜が、前記基板の光学軸に対して斜めの所定角度で前記基板の表面に筋状に設けられる請求項1〜5のいずれか一項に記載のビーム整形装置。
  7. 前記反射防止膜が、前記基板の光学軸に対して所定角度で斜めに延びる直線上に所定の間隔を置いて離散的に設けられる請求項1〜5のいずれか一項に記載のビーム整形装置。
  8. 前記基板の表面および裏面の前記光ビームを全反射させる領域に前記基板よりも屈折率の小さい全反射膜が形成され、前記基板の表面の前記ビーム出射口が設けられる領域に前記基板よりも屈折率が大きいかもしくは同一の反射防止膜が形成される請求項1〜7のいずれか一項に記載のビーム整形装置。
  9. 前記基板が、前記N個の伝搬経路のそれぞれについて前記ビーム出射口付近で終端する請求項1〜8のいずれか一項に記載のビーム整形装置。
  10. 前記ビーム入射口に入射する前記光ビームを前記第1の方向でN分割して得られるN個のビーム成分が前記基板内のN個の伝搬経路をそれぞれ伝搬する請求項1〜9のいずれか一項に記載のビーム整形装置。
  11. 前記第1の方向において前記ビーム入射口に入射する前記光ビームの幅サイズが前記ビーム出射口の全体的な幅サイズと一致または近似し、前記ビーム成分の個々の幅サイズがN等分された前記ビーム出射口の個々の幅サイズと一致または近似する請求項10に記載の光ビーム整形装置。
  12. 前記ビーム出射口より出射された前記再形成の光ビームを収束させる収束レンズを有する請求項1〜11のいずれか一項に記載のビーム整形装置。
  13. 前記ビーム出射口より出射された前記再形成の光ビームを前記収束レンズよりも前段の位置で平行光に変換するコリメートレンズを有する請求項12に記載のビーム整形装置。
  14. 第1の方向に延びた扁平な放射分布を有する光ビームを発生するビーム発生部と、
    前記ビーム発生部からの前記扁平な光ビームを非扁平に整形する請求項1〜13のいずれか一項に記載のビーム整形装置と、
    前記ビーム整形装置からの前記非扁平な光ビームによって光学的に励起される活性媒質と、
    前記活性媒質より生成される光を共振増幅して所定波長のレーザビームを取り出す光共振器と
    を有するレーザ発振装置。
  15. 前記ビーム発生部が、複数のレーザダイオードを一次元的に配列してなり、それらのレーザダイオードより平行に出射されたレーザビームを並列的に合成して前記扁平な光ビームとするアレイレーザを有する請求項14に記載のレーザ発振装置。
  16. 前記ビーム整形装置の出力に光学的に結合される一端面と、前記活性媒質に光学的に結合される他端面とを有し、前記一端面に入射した前記非扁平の光ビームを伝送して前記他端面より前記活性媒質に向けて出射する光ファイバを有する請求項14または請求項15に記載のレーザ発振装置。
  17. 請求項14〜16のいずれか一項に記載のレーザ発振装置と、
    前記レーザ発振器より発振出力された前記レーザビームを被加工物に向けて集光照射するレーザ照射ヘッドと
    を有するレーザ加工装置。
  18. 第1の方向に延びた扁平な放射分布を有する光ビームを発生するビーム発生部と、
    前記ビーム発生部からの前記扁平な光ビームを非扁平に整形する請求項1〜13のいずれか一項に記載のビーム整形装置と、
    前記ビーム整形装置からの前記非扁平な光ビームを被加工物に向けて集光照射するレーザ照射ヘッドと
    を有するレーザ加工装置。
  19. 前記ビーム整形装置の出力に光学的に結合される一端面と、前記レーザ照射ヘッドに光学的に結合される他端面とを有し、前記一端面に入射した前記非扁平の光ビームを伝送して前記他端面より前記レーザ照射ヘッドに向けて出射する光ファイバを有する請求項18に記載のレーザ加工装置。
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