JP2005279836A - Sheath for saw - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、主として枝打ちや剪定の作業に使用する鋸を、腰にぶら下げて携行するための鋸用鞘に関する発明である。 The present invention relates to a saw sheath for hanging and carrying a saw mainly used for pruning and pruning operations.
鋸を携行するために、腰にぶら下げる鞘や、各種の保護ケースに鋸を収容することは従来から行われている。また、鞘に収容してぶら下げた状態で、作業中に鋸が脱落しないように係止手段を設けることも従来から行われている。鞘に収容した鋸が脱落しないようにするために、従来は、固定紐やベルトなどを用いて、主として柄の部分を鞘や保護ケースに固定するようにするのが一般的であった。このような、従来の固定方法では、鋸の着脱に手間取るため作業性が悪い欠点があった。 In order to carry the saw, it has been conventionally performed to house the saw in a sheath hanging around the waist or various protective cases. Further, it has been conventionally practiced to provide a locking means so that the saw does not fall off during operation while being accommodated in the sheath and hung. In order to prevent the saw housed in the sheath from falling off, conventionally, it has been common to use a fixed string, a belt, or the like to mainly fix the handle portion to the sheath or protective case. Such a conventional fixing method has a drawback in that workability is poor because it takes time to attach and detach the saw.
鞘に収容した鋸を素早く取り出すことができるとともに、鋸が鞘から脱落しないようにするものとして、特許文献1や特許文献2の構造が工夫されている。特許文献1に開示された発明は、鞘体自体に弾性を有する柄首強制保持部を形成し、この柄首強制保持部によって鋸の柄の一部を弾性的に保持させるものである。また、特許文献2に開示された発明は、鞘本体の側面に設けた抜け止め部材、具体的には板バネによって鞘に挿入した鋸の鋸身を押圧することによって、鋸が抜け出さないようにしたものである。
特許文献1や特許文献2に記載された発明は、鞘に対して鋸を自由に抜き差しすることができるものであるが、鞘に収容した鋸を確実に保持することが困難であって、作業者の動きや姿勢によっては、鋸が不用意に脱落する危険性があった。本発明は、このような従来技術の欠点に鑑み、鞘に収容した鋸が不用意に抜け出すことがないとともに、鋸の取り出し及び収容の取り扱いが容易であり、剪定などの作業を能率的に行うことができる鋸用鞘を提供することを目的とするものである。
The inventions described in
上記目的を達成するため本発明は、鞘本体1の上部外表面部分に鞘本体1の内外方向に回動可能であってバネ10によって先方部分が鞘本体1の内方に回動するべく付勢された係止体3を配置する。この係止体3は、その内面に上から下への平滑なガイド面3aを備えるとともに、ガイド面3aの先端に下向きの爪11を形成し、係止体3の爪11が鞘本体1に挿入した鋸4の、鋸柄6の一部に形成されている係合段部12に係合するようにする。これにより、鞘本体1に挿入した鋸4は、鋸柄6の係合段部12に係止体3の爪11が係合し、抜け出すことができない。鋸4を取り出すには、係止体3を手指で押圧し、爪11と係合段部12との係合を外すことによって抜き出すことができる。
In order to achieve the above object, the present invention is attached to the upper outer surface of the
鞘本体1の上部外表面部分に配置する係止体3は、鞘本体1の開口端部分に設けるとともに、係止体3の基端に外表面方向に反り返った指掛け部3bを形成した構造とし、また、係止体3の内方への回動に対しては、鋸柄6に形成した係合段部12に爪11が係合する状態の位置よりも大きく内方へ大きく過回動しないようにストッパー手段を設けておくのが好ましい。
The
請求項1記載の本発明鋸用鞘によれば、鋸4を鞘本体1に収容する場合に、鞘本体1に鋸4を差し込んで係止体3の爪11部分に鋸柄6が達したときに、鋸柄6自身によって係止体3を押し上げ、鋸柄6に形成した係合段部12に爪11が到達すると、係止体3の爪11が係合段部12に係合し、かつバネ10の付勢力によって係止状態を維持し、鋸4の抜け出しを防止する。鋸4を取り出す場合は、バネ10などの付勢力に抗して係止体3を回動させ、係止体3の爪11と鋸柄6に形成した係合段部12との係合を解除することによって、自由に取り出すことができる。
According to the saw sheath of the present invention, when the saw 4 is accommodated in the
請求項2記載の発明によれば、鋸4を取り出すために係止体3の爪11と鋸柄6に形成した係合段部12との係合を解除する際、鋸柄6に掛けた手の指で、係止体3の回動操作を行うことができるため、その取り扱いが容易なものとなる。また、請求項3記載の発明によれば、鋸4を取り出したときに、係止体3が必要以上に回動することがなく、鋸4の鞘本体1への挿入が容易なものとすることができる実益を有する。
According to the second aspect of the present invention, when the engagement between the
以下、本発明に係る鋸用鞘の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る鋸用鞘の上部のみの縦断面図である。 Hereinafter, preferred embodiments of a saw sheath according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a longitudinal sectional view of only an upper portion of a saw sheath according to the present invention.
図示実施形態の鋸用鞘は、鋸4の鋸刃板5を挿入することができる扁平な筒状の鞘本体1と、鞘本体1を作業者の腰ベルトなどに吊り下げるための吊り下げ片2と、鞘本体1に挿入した鋸4を係止するための係止体3で構成する。鞘本体1は、収容する鋸4の鋸刃板5の形状に合わせて先細り形状とし、上端の開口部分に鋸4の鋸柄6の一部が入り込むようにしている。すなわち、扁平筒である鞘本体1の幅が先細りとなるとともに、その厚みも上方に向けて大きくなるようにし、上端部に鋸柄6の先端部分のみが入り込む厚み及び幅である鋸柄先端挿入部分7を形成している。そして、鋸柄先端挿入部分7の鞘本体1上部外表面に、鋸4の抜け出しを防止するための係止体3を配置している。
The saw sheath of the illustrated embodiment includes a flat
鞘本体1の上部外表面に係止体3を配置するために、係止体収容部8を形成している。係止体収容部8は左右両側にリブ9,9を立設することによって略台形に形成し、その内方に嵌まり込む態様で、略台形平板状の係止体3を配置する。係止体収容部8は、その底壁8aの一部を切除して窓孔8bを形成するとともに、左右両側のリブ9,9部分に係止体3を軸支することによって、係止体3が鞘本体1の内外方向に回動可能であって、少なくとも係止体3の先端部分が鞘本体1の内部に出没可能となるようにしている。
In order to arrange the
係止体3を係止体収容部8内において回動自在に配置するために、図示実施形態では、係止体収容部8の左右側壁及び底壁8a部分に凹所13,13を形成するとともに、図4に示すように係止体3の裏面に、前記凹所13に嵌合する短円柱状の突起14,14を形成し、この突起14を凹所13に嵌め込むことによって、係止体3を回動自在としている。すなわち、係止体3を枢着している。この取り付け構造は、別の回動構造、例えば別の軸を貫通させて軸着するものであってもよい。
In order to arrange the
係止体3の平面的な全体形状は、鞘本体1に形成した係止体収容部8の形状と一致するものであるが、図4に示すように係止体の裏面には、係止体収容部8に形成した窓孔8b形状に沿った形で突出部15を形成している。係止体3の裏面は、突出部15や突起14以外の部分を平面に形成している。また、係止体3の裏面には、突起14よりも上方位置に凹所としてバネ受け部16を形成するとともに、係止体収容部8の底壁8a上部にも、前記係止体3のバネ受け部16と対応する凹所であるバネ受け部17を形成し、図1に示すようにバネ受け部16と17の間にコイル状のバネ10を装着している。これにより、係止体3は、先方部分が鞘本体1の内方に回動するべく付勢された状態に組立てられる。係止体3を内方に付勢するバネは、前記コイル状のバネ10以外に、任意のバネ手段に置き換えることができる。
The overall planar shape of the
以上、述べた構造とすることによって、係止体3は、先方部分が鞘本体1の内方に向けて回動するべく付勢された状態であって、突出部15が係止体収容部8の窓孔8bから鞘本体1の内部に突出し、突出部15以外の平面部分が係止体収容部8の底壁8aに当接する状態にセットされる。すなわち、係止体3の突出部以外の面と、係止体収容部8の底壁8aとの当接がストッパー手段となって、係止体3の過回動が防止される。
With the above-described structure, the
鞘本体1の内部に突出する突出部15は、その先端が最も大きく突出し、基方に向けて直線的に低くなるように形成している。すなわち、突出部15の先端が爪11として機能するものであって、爪11に続く直線的な面がガイド面3aとなるものである。図示実施形態では、突出部15が三つ又状に分岐したリブ形状に形成されているため、リブ形状の上面がガイド面3aとなっている。しかしながら、突出部15は、リブ形状ではなく全体が台形状に膨出するものとし、その上面全体がガイド面3aとなるものであってもよい。
その他、係止体3の上端には、外側方に反り返った指掛け部3bを形成している。
The projecting
In addition, a
以上述べた鞘本体1に収容する鋸4の形状は、鋸刃板5が鞘本体1に挿入され、鋸柄6先端部分が鞘本体の鋸柄先端挿入部分7に挿入することができるものであれば、特に限定されるものではない。鞘本体1に挿入する鋸4の形状は任意であるが、鋸4の具体例を図7に示している。図7に示す鋸4は、アルミニウムダイキャストなどによって成形する金属製の鋸柄6を備えたものであって、首部6aは金属を露出させ、把持部6bには滑り止めのゴム加工を施している。そして、少なくとも金属が露出している首部6aが、鞘本体1の鋸柄先端挿入部分7に挿入される形状、大きさとしている。鋸柄6の側面先端、すなわち首部6a先端の側面部分に、図8に示すような係合段部12を形成している。係合段部12よりも先方は、比較的大きなアール面で鋸柄6の前端面に連続している。係合段部12の高さは、特別に高いものである必要はなく、中央の最も高い部分で1ないし2ミリメートルとし、図面上の上下両端に向けて高さ0に収斂させるもので十分機能し、かつ見栄えの良いものとすることができる。鋸柄6を金属製とし、この金属製部分に係合段部12を形成することによって、係合段部12が摩滅が少なく、永く確実な作動を維持することができる。
The shape of the saw 4 accommodated in the
図1に示す、本発明に係る鋸用鞘の上端開口部から、図7に示すような鋸4を挿入し、鋸柄6が鞘本体1の鋸柄先端挿入部分7に挿入されると、最初に鋸柄6の先端部分が係止体3裏面のガイド面3aに当接し、鋸4を挿入するにつれて係止体3がバネ10の弾性に抗して、図2において点線で示す外方に押し出され、さらに鋸4を深く挿入し、鋸柄6に形成した係合段部12の位置が係止体3の爪11の位置に達すると、係止体3はバネ10の弾性によって内方に回動され、図2に示すように係止体3の爪11が、鋸柄6の係合段部12に係合する。そのため、鋸4は抜け出すことができない状態に保持される。このとき、鋸柄6の先端は、比較的大きなアール面で形成しているため、係止体3を円滑に外方に押し出すことができる。また、鞘本体1の鋸柄先端挿入部分7の奥端は、鋸柄6の先端形状に合わせてあるため、挿入した鋸4は安定良く保持される。このとき、図9に示すように、鋸4を鞘本体1に挿入した状態で、鋸柄6の把持部6aが鞘本体1の上端から突出する。
When the saw 4 as shown in FIG. 7 is inserted from the upper end opening of the saw sheath according to the present invention shown in FIG. 1 and the
図2や図9に示すように、鞘本体1に保持されている鋸4を取り出すには、係止体3の上端部分を手指で押圧し、図2に点線で示すように係止体3の先端を外方に回動させる。係止体3が外方に回動すると、係止体3の先端における爪11と鋸柄6の係合段部12との係合が外れ、鋸4を自由に取り出すことができる。すなわち、鞘本体1から突出している鋸柄6の把持部6aを掴んだ手の指で係止体3の上端部分、例えば外方に反り返っている指掛け部3bを押圧することによって、係止体3の爪11と鋸柄6の係合段部12との係合を外し、鋸4を簡単に抜き出すことができる。
このように、本発明に係る鋸用鞘では、鋸4を鞘本体1に収容する場合は、鋸を差し込むだけで鋸柄6に形成した係合段部12と係止体3の爪11を係合させることができるとともに、鋸4を抜き出す場合は、鋸柄6を握った手の指で係止体3の上端を押圧しながら抜き出す一連の動作で、簡単に着脱を行うことができるものである。
As shown in FIGS. 2 and 9, in order to take out the saw 4 held by the
Thus, in the case of the saw sheath according to the present invention, when the saw 4 is accommodated in the
1…鞘本体、 2…吊り下げ片、 3…係止体、 3a…ガイド面、 3b…指掛け部、 4…鋸、 5…鋸刃板、 6…鋸柄、 6a…首部、 6b…把持部、 7…鋸柄先端挿入部分、 8…係止体収容部、 8a…底壁、 8b…窓孔、 9…リブ、 10…バネ、 11…爪、 12…係合段部、 13…凹所、 14…突起、 15…突出部、 16,17…バネ受け部。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004096221A JP2005279836A (en) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | Sheath for saw |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019166582A (en) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 京セラインダストリアルツールズ株式会社 | Cutter fitting device and power tool having this cutter fitting device |
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2004
- 2004-03-29 JP JP2004096221A patent/JP2005279836A/en active Pending
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JP7085870B2 (en) | 2018-03-22 | 2022-06-17 | 京セラインダストリアルツールズ株式会社 | A blade mounting device and a power tool equipped with this blade mounting device |
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