JP2005278974A - Infant chair - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、新生児、乳児或いは児童等の幼児のために使用される高さ調節可能な椅子に関する。 The present invention relates to a height adjustable chair used for infants such as newborns, babies or children.
従来、上記幼児用椅子としては、幼児用シートにリクライニング機構を設け、幼児を寝かせた状態にしたり、或いは腰掛けた状態にさせることができるようにするとともに、その幼児用シートを支持する脚部に車輪を設け室内を自由に移動可能とし、さらに食事をする際等に高さを調節できるようにしたものが提案され実用に供されている。すなわち、上記幼児用椅子としては、前脚と後脚の中間部を互いに枢着することによりX字状に構成された左右一対のX字脚によってシートを支持するようにし、X字状の前脚と後脚とを互いに接近する方向或いは離間する方向に回動させることにより、シートの高さの調節を行うことができるようにするとともに、室内での移動時に方向転換が容易に行われるようにするために、特に前脚の先端部にキャスターを設けることが行われている。
ところが、上記従来の幼児用椅子においては上述のように前脚のみにキャスターが設けられているので、移動時における旋回性が十分でなく小回りが利かず、狭い室内での移動が必ずしも容易でない等の問題がある。 However, in the conventional infant chair, since the casters are provided only on the front legs as described above, the turning ability at the time of movement is not sufficient, the small turn is not effective, and the movement in a narrow room is not always easy. There's a problem.
本発明は、このような点に鑑み、旋回性の向上を図り小回りができ、狭い室内での移動を容易にした幼児用椅子を得ることを目的とする。 In view of such a point, an object of the present invention is to obtain an infant chair that can be turned in a small turn and can be easily moved in a narrow room.
請求項1に係る発明は、前脚及び後脚をからなる脚部の上端部に装着されたシート支持部材と、そのシート支持部材に載置支持された幼児用シートとを有する幼児用椅子において、上記前脚及び後脚の下端部にはその全てにキャスターを装着したことを特徴とする。
The invention according to
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前脚と後脚とを互いに接近する方向或いは離間する方向に回動させることにより、幼児用シートの高さ調節を行うことができるようにするとともに、各前脚及び後脚内には、前脚及び後脚の回動に応じて上記キャスターにおけるキャスター軸を常に垂直状態に保つようにする連動バーが設けられていることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the height of the infant seat can be adjusted by rotating the front leg and the rear leg in directions toward or away from each other. In addition, an interlocking bar is provided in each front leg and rear leg so that the caster shaft of the caster is always kept vertical in accordance with the rotation of the front leg and rear leg.
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、各前脚及び後脚の先端部がそれぞれキャスターホルダーに枢着されるとともに、各前脚及び後脚内に設けられた連動バーの先端部が、上記キャスターホルダーに対して上記各脚の枢着軸から偏心した位置に枢着され、上記連動バーの他端部が、シート支持部材に設けられたボス或いはヒンジ結合部に枢着され各脚の回動に応じて揺動されるレバーに連結されていることを特徴とする。
The invention according to
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、シート支持部材に枢着されている上記レバーの先端部が、各脚に設けられた長孔に係合されていることを特徴とする。
The invention according to
本発明は、上述のように前脚及び後脚の下端部の全てにキャスターを装着したので、移動時における旋回性を十分向上させることができ、小回りが利き、狭い室内でも自由に移動させることができる。 In the present invention, as described above, casters are attached to all the lower ends of the front legs and the rear legs, so that it is possible to sufficiently improve the turning performance at the time of movement, and it is possible to move freely even in a narrow room with a small turn. it can.
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1は幼児用椅子の概略構成を示す斜視図、図2はその側面図であって、幼児用シート1は左右一対のX字状に形成されたX字脚2によって支持されている。上記X字脚2は、前脚3及び後脚4の中間部をピン5によって互いに枢着することにより構成されており、左右の前脚3は前部連結杆6aにより連結され、左右の後脚4は後部連結杆6b(図2)により連結されている。上記後脚4の上端部はシート支持部材7の前部に設けられたボス8に枢着されており、前脚3の上端部はシート支持部材7の後部に上記シート支持部材7対して前後動可能に設けられたヒンジ結合部9に枢着されている。そして、上記シート支持部材7の外側面には、鎖線で示すように、そのシート支持部材7、並びに上記ボス8及びヒンジ結合部9の上部を覆うカバーが設けられており、上記シート支持部材7上に前記幼児用シート1が載置装着されている。
FIG. 1 is a perspective view showing a schematic configuration of an infant chair, FIG. 2 is a side view thereof, and an
上記幼児用シート1は図1及び図2に示すように、幼児が主に臀部を乗せる座部10と、この座部10の後方に配置された背部11と、背部11の上方に設けられたヘッドレスト12と、座部10の前方に設けられたステップ13により構成されており、上記背部11は、図1に示すように立ち上げられ椅子として使用可能な状態と、図3に示すように後方に倒されベッドとして使用可能な状態とすることが出来るように、リクライニング機構を有している。そしてベッドとして使用可能な状態に背部11を倒したときには、上記背部11の後方への揺動に対応してステップ13も上方に揺動し、幼児の足が支持されるようにしてある。上記ステップ13の両側部には側壁13aが設けられており、上述のようにベッドとしての使用中における乳幼児の転落が防止されるとともに、もしかしたら落ちるかもしれないという視覚的な不安感がなくなるようにしてある。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図4は前脚3及び後脚4とシート支持部材7との連結部の構成を示す図であり、後脚4の上端部がシート支持部材7のボス8にピン14により枢着され、前脚3の上端部がヒンジ結合部9にピン15により枢着されている。上記ヒンジ結合部9にはスライドバー16が一体的に設けられており、そのスライドバー16がシート支持部材7内に前後方向にスライド可能に収納されている。すなわち、スライドバー16には前後方向すなわち長手方向にヒンジ結合部9まで延びる長孔17が形成されている。この長孔17に対し、シート支持部材7に所定の間隔をもって突設された2本のピン18が嵌挿されており、上記長孔17とピン18との係合によりスライドバー16が長手方向に摺動可能としてある。このスライドバー16は図示しないバネにより図4中左方向、すなわちX字脚2が延びて高くなる方向に付勢されている。
FIG. 4 is a view showing the structure of the connecting portion between the
スライドバー16は断面四角形をしており、そのスライドバー16の上面には長手方向に複数の調節孔19が列状に配設されている。一方、シート支持部材7には上記調節孔19のいずれかに選択的に差し込まれるピン20が上下動可能に設けられている。ピン20はバネ21によって差込方向に付勢されており、また、ピン20の拡径された部分に係止するするレバー22が設けられている。このレバー22はシート支持部材7の外側に突出されており、上記ピン20に沿って上下動可能としてある。
The
しかして、シート支持部材7の外側からレバー22を上方に引き上げると、バネ21の付勢力に抗してピン20が上方に移動し、調節孔19から外れる。ピン20が調節孔19から外れることによりスライドバー16は図示しないバネの作用により図中左方向に移動し、これによりX字状に交差してヒンジ結合されているX字脚2が延び、椅子の高さが高くなる。
Thus, when the
一方、この状態でピン20を調節孔19から引き抜き、シート支持部材7を押し下げると、スライドバー16がヒンジ結合部9とともに図2において右方向に移動して前脚3及び後脚4の傾斜角が小さくなり、上記ヒンジ結合部9が最も右に移動するとピン20が調節孔19に係合し高さが低い折り畳み状態となる。この折り畳み状態を図5に示す。
On the other hand, when the
ところで、全ての前脚3及び後脚4の下端部にはそれぞれキャスター24が設けられている。しかして、上記キャスター24により幼児用椅子は前後左右に容易に移動することが出来、旋回性を十分向上させることができ、小回りが利き、狭い室内でも自由に移動させることができる。
Incidentally,
ところが、上述のように前脚3及び後脚4の全てにキャスター24を設けた場合には、例えば、図2に示すようにX字脚2の高さを高くしたハイポジション状態から図5に示すように低くしたローポジション状態にした場合に、前脚3及び後脚4の傾斜角が変わることにより、キャスター軸25が床面に対して垂直でなくなり移動がスムースでなくなることがある等の問題がある。そこで、本発明においては、幼児用椅子がハイポジション、ローポジションのどちらの状態でも常にキャスター軸25が床面に対して垂直になるようにしてある。
However, in the case where the
図6は前脚3のキャスター24及びヒンジ結合部9との連結状態を示す断面図であり、前脚3の下端部が軸26によりキャスター24のキャスターホルダー27に枢着されており、前脚3の上端部が軸28によりヒンジ結合部9に枢着されている。上記前脚3内には連動バー29が挿通されており、その連動バー29の下端部が前脚3の開口部3aから突出されその先端部が上記キャスターホルダー27に枢着されている。すなわち、上記連動バー29の下端部が前脚3が枢着されている軸26に対して偏心した位置でピン30によりキャスターホルダー27に枢着されている。一方、上記ヒンジ結合部9には、前脚3の上端部をヒンジ結合部9に枢着している軸28に対して偏心した位置に軸31が設けられており、その軸31によりレバー32が揺動可能に枢着され、そのレバー32の先端部にピン33により前記連動バー29の上端部が枢着されている。そして、上記ピン33が前脚3に設けられた長手方向に延びる長孔34に係合されている。
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a state in which the
しかして、図6において実線で示す前記ハイポジション状態の前脚3が鎖線で示すローポジション状態になるように回動すると、ピン33と長孔34との係合によりレバー32が図6において時計方向に揺動され、上記連動バー29が軸線方向に引張られる。したがって、上記連動バー29が軸線方向の移動によりキャスターホルダー27が軸26を中心として反時計方向に回動され、キャスター軸25は床面に対して垂直状態に保持される。
Accordingly, when the
逆に、前脚3が鎖線で示すローポジション状態から実線で示すハイポジション状態になる場合には、連動バー29を介してキャスターホルダー27が時計方向に回動され、キャスター軸25は前脚3の回動に関わらず垂直状態に維持される。
On the contrary, when the
図6においては前脚3について説明したが、後脚4においても、後脚4及びレバー32がシート支持部材7のボス8にそれぞれ枢着されている以外は同様に構成されており、前脚3と同様にキャスター軸25は後脚3の回動に関わらず垂直状態に維持される。
Although the
図7に、幼児用椅子がハイポジション位置にある状態を、図8にローポジション位置にある状態を示す。このように、上記幼児用椅子におけるキャスター24のキャスター軸25は、X字脚がハイポジションの状態でもローポジションの状態でも常に床面に対して垂直に維持されるため、椅子の移動をスムースに行うことができる。
FIG. 7 shows a state in which the infant chair is in the high position, and FIG. 8 shows a state in the low position. As described above, the
1 幼児用シート
2 X字脚
3 前脚
4 後脚
7 シート支持部材
8 ボス
9 ヒンジ結合部
10 座部
11 背部
13 ステップ
16 スライドバー
17 長孔
19 調節孔
20 ピン
22 レバー
24 キャスター
25 キャスター軸
27 キャスターホルダー
29 連動バー
32 レバー
1
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004098871A JP2005278974A (en) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | Infant chair |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2004098871A JP2005278974A (en) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | Infant chair |
Publications (1)
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---|---|
JP2005278974A true JP2005278974A (en) | 2005-10-13 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004098871A Withdrawn JP2005278974A (en) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | Infant chair |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005278974A (en) |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004098871A patent/JP2005278974A/en not_active Withdrawn
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