JP2005273676A - Power transmission device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、駆動体の駆動力を被駆動体に伝達する動力伝達装置に関する。 The present invention relates to a power transmission device that transmits a driving force of a driving body to a driven body.
車両用空調装置の圧縮機には、被駆動体と、被駆動体を駆動する駆動体とを連結して駆動力を伝達すると共に、被駆動体への負荷トルクが所定値を超えた場合に駆動力の伝達を遮断する動力伝達装置が組み込まれている。 When a driven body and a drive body that drives the driven body are connected to the compressor of the vehicle air conditioner to transmit the driving force, and the load torque to the driven body exceeds a predetermined value A power transmission device for interrupting transmission of driving force is incorporated.
図11は、特開2002−54711号公報に記載された従来の動力伝達装置の断面図である。圧縮機のハウジング101には、ボス部102が形成されており、ボス部102には軸受103を介して駆動体としてのプーリ104が回転自在に支持されている。プーリ104には、エンジンのクランク軸からのベルト(図示省略)が掛け渡されており、エンジンの駆動によってプーリ104が回転駆動する。
FIG. 11 is a cross-sectional view of a conventional power transmission device described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-54711. A
ハウジング101には、ボス部102から外方に突出した回転軸105がボス部102と同軸状となって設けられている。回転軸105には、被駆動体としての出力ディスク106が固着されている。出力ディスク106は、外周側に配置されたアウターハブ107と、回転軸105に結合するインナーハブ108とによって構成される。
The
プーリ104には、複数の孔部104aが周方向の複数箇所に形成されており、それぞれの孔部104a内にゴムダンパ109が嵌め込まれている。このゴムダンパ109には、ピン110が挿入されており、このピン110がアウターハブ107と係合することによりプーリ104の駆動力がアウターハブ107に伝達するようになっている。
A plurality of
インナーハブ108は、アウターハブ107の内部にインサートされたアウターリング108aと、回転軸105に螺合するインナリング108bと、アウターリング108a及びインナリング108bとを連結するブリッジ108cとを備えている。ブリッジ108cには、過負荷の過負荷トルクが作用したときに優先的に破損する破損部111が形成されている。
The inner hub 108 includes an
このような構造において、エンジンを駆動すると、プーリ104が回転し、ゴムダンパ109、ピン110、アウターハブ107、インナーハブ108を介して回転軸105に動力が伝達される。
In such a structure, when the engine is driven, the
圧縮機の内部に焼き付け等の異常が発生すると、回転軸105がロックし、出力ディスク106の回転が停止したままでプーリ104が回転を継続するため、負荷トルクが所定値を超える。この場合には、インナーハブ108の破損部111が優先的に折れて破断する。これにより、インナーハブ108とアウターハブ107とが分離されてプーリ104から回転軸105への動力の伝達が遮断されるため、プーリ104が空転する。
上記従来技術の動力伝達装置では、負荷トルクが所定値を超えた場合、インナーハブ108が破断するため、再使用することができず、インナーハブ108及びインナーハブ108がインサートされているアウターハブ107からなる出力ディスク106を少なくとも交換する必要がある。また、この交換の組み立て時には、再調整が必要であり、交換作業が面倒となっている。
In the above power transmission device of the prior art, when the load torque exceeds a predetermined value, the inner hub 108 breaks and cannot be reused. The inner hub 108 and the
本発明は、このような問題点を考慮してなされたものであり、負荷トルクが所定値を超えた場合には、接続状態から離脱する構造とすることにより破断を不要とし、再使用が可能な動力伝達装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in consideration of such problems. When the load torque exceeds a predetermined value, the structure is configured to be disconnected from the connected state, so that it is not necessary to break and can be reused. It is an object to provide a simple power transmission device.
請求項1記載の発明は、被駆動体10と、被駆動体10を駆動する駆動体4とを連結して駆動力を伝達すると共に、被駆動体10への負荷トルクが所定値を超えた場合に駆動力の伝達を遮断する動力伝達装置であって、一端が駆動体4側に接続されると共に他端が被駆動体10側に接続され、前記負荷トルクが所定値を超えた場合に一端または他端が接続状態から離脱するリーフスプリング12と、駆動体4に取り付けられた弾性体からなるダンパ30と、ダンパ30に一端が挿入されて係合すると共に他端がリーフスプリング12の他端に係脱自在に係合する伝達部材20とを備えていることを特徴とする。
In the first aspect of the present invention, the driven
請求項2記載の発明は、請求項1記載の動力伝達装置であって、駆動体4の内部に収納空間38が仕切られた状態で形成されており、この収納空間38内に前記ダンパ30が挿入されていることを特徴とする。
The invention according to
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の動力伝達装置であって、前記ダンパ30は、伝達部材20の一端の挿入部位を境として、駆動力方向Dの上流側のバネ定数が下流側のバネ定数よりも大きくなっていることを特徴とする。
The invention according to claim 3 is the power transmission device according to claim 1 or 2, wherein the
請求項1記載の発明によれば、駆動体4に取り付けられたダンパ30に伝達部材20の一端が係合し、伝達部材20の他端がリーフスプリング12に係合することにより、駆動体4からの駆動力をダンパ30及び伝達部材20を介してリーフスプリング12に伝達するため、不要な振動等をダンパが吸収或いは減衰し、駆動力だけを被駆動体10に確実に伝達することができる。また、リーフスプリング12が駆動体4側及び被駆動体10側に接続されており、負荷トルクが所定値を超えた場合に一端または他端が接続状態から離脱するため、破断することなく、駆動力の遮断を行うことができるため、交換が不要となり、再組み立てを簡単に行うことができる。
According to the first aspect of the present invention, one end of the
請求項2記載の発明によれば、仕切られた状態で駆動体4に設けた収納空間38にダンパ30を挿入した構造のため、駆動力が伝達した場合にダンパ30が収納空間38内で圧縮され、伝達部材20に駆動力を確実に伝達することができる。
Since the
請求項3記載の発明によれば、ダンパ30の駆動力方向の上流側のバネ定数が大きくなっているため、ダンパ30がへたることがなく、耐久性が向上したものとすることができる。
According to the third aspect of the invention, since the spring constant on the upstream side in the driving force direction of the
図1は本発明の一実施形態における動力伝達装置の分解斜視図、図2はその側面図、図3は図2のA−A線断面図であり、図4〜図7はダンパを示し、図8は伝達部材における伝達軸、図9はダンパ及び伝達軸を示している。 1 is an exploded perspective view of a power transmission device according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a side view thereof, FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA of FIG. 2, and FIGS. FIG. 8 shows a transmission shaft in the transmission member, and FIG. 9 shows a damper and a transmission shaft.
図1〜図3において、符号1はクラッチレス圧縮機のハウジングであり、そのボス部2には軸受3を介して駆動体としてのプーリ4が回転自在に支持されている。ハウジング1には、ボス部2に対して同軸的に配置されると共に、ボス部2から外方へ突出した回転軸7が収容されており、その端部にはボルト8を介して被駆動体としての円盤状のハブ10が固着されている。
1 to 3, reference numeral 1 denotes a housing of a clutchless compressor, and a
ハブ10には、複数のピン挿入孔11が円周上に沿って形成されている。ピン挿入孔11は、回転軸7を中心とする同一円周上に90°の等間隔で4個が形成されており、それぞれのピン挿入孔11にはピン(突起)13が貫通状態で固定され、それぞれのピン13の貫通端がリーフスプリング12に係合している。リーフスプリング12へのピン13の係合は、リーフスプリング12を貫通したピン13の貫通端を加締めることにより行われる。
A plurality of
リーフスプリング12は、駆動体であるプーリ4と被駆動体であるハブ10とを接続してプーリ4の回転駆動力をハブ10に伝達するものであり、ハブ10に伝達された回転駆動力により回転軸7が回転する。また、リーフスプリング12は、ハブ10への負荷トルクが所定値を超えた場合に、駆動力の伝達を遮断するように作用する。
The
リーフスプリング12は、ピン13に対応するように4個が配置されており、それぞれのリーフスプリング12は同形同大となっている。このリーフスプリング12は、「SUJ」等の軸受鋼が使用されることにより、耐摩耗性、鞭性、及び良好な引っ張り強度を備えている。また、リーフスプリング12には、リン酸塩被膜等の防錆膜が形成されており、錆付きに起因したトルク荷重の変動を防止することが可能となっている。さらに、リーフスプリング12におけるトルク伝達部分には、表面処理を施すことにより性能の劣化を防止するようになっている。
Four
リーフスプリング12は、間隔16を有した一対の側片12aの一端同士を開閉可能に連結した二股状となっており、側片12aの連結端側には、ピン13の外周部に回転自在に係合する貫通状の係合孔14が形成されている。また、リーフスプリング12における開放端側には、後述する伝達軸21の突起部(ピン)22が挿入されて保持されることにより、伝達軸21の突起部22に係脱自在に係合する保持面15が形成されている。
The
伝達軸21は、伝達部材20の構成部材となっており、伝達部材20は伝達板としての円形リング状のロケーションプレート23を有し、このロケーションプレート23に伝達軸21が取り付けられている。ロケーションプレート23には、回転軸7を中心とした円周上の4等分位置に挿入孔24が厚さ方向に貫通しており、それぞれの挿入孔24に伝達軸21の突起部22が貫通している。そして、突起部22の貫通端がリーフスプリング12の保持面15に係脱自在に保持される。
The
伝達軸21は、リーフスプリング12側の突起部22と、突起部22と同軸となってプーリ4側に一体的に延びた軸板25とを有している。軸板25は、偏平な軸状となっており、この軸板25がダンパ30を介してプーリ4に接続される。
The
図8に示すように、伝達軸21には、外面がセレーションとなっている固定部27が突起部22と軸板25との間に形成されている。これに対し、ロケーションプレート23の挿入孔24には、固定部27と嵌合するセレーションが形成されている。従って、ロケーションプレート23の挿入孔24に伝達軸21を挿入して、これらをセレーション結合することにより、伝達軸21は回転止め状態でロケーションプレート23に固定される。これにより、伝達軸21とロケーションプレート23との締結を確実に行うことが可能となり、伝達軸21への駆動力を無駄なくロケーションプレート23に伝達させることができる。
As shown in FIG. 8, the
ダンパ30は、図1及び図4〜図7に示すように、略四角柱状のブロック形状に形成された一対のダンパ本体31、32と、一対のダンパ本体31、32を連結する連結帯33とによって構成されており、全体がゴム、軟質樹脂等の弾性体によって形成されている。連結帯33は一対のダンパ本体31、32における高さ方向の一側でダンパ本体31、32を連結している。また、連結帯33による連結状態では、一対のダンパ本体31、32の間に伝達軸21の軸板25が挿入される挿入空間34が設けられている。
As shown in FIGS. 1 and 4 to 7, the
ダンパ30はプーリ4の内部に挿入されて収納されることにより、プーリ4の駆動力を伝達軸21に伝達する。プーリ4の内部には、その内壁から径方向内側に向かって放射状に延びた複数のリブ部36が形成されると共に、リブ部36の間で段状となって突出する段部37が形成されており、これらのリブ部36及び段部37に囲まれた収納空間38にダンパ30が挿入されて収納される。収納に際しては、連結帯33側から収納空間38内に挿入されるものであり、これにより挿入空間34が伝達部材20側に位置した状態となる。
The
収納空間38に挿入されたダンパ30に対し、図9に示すように、その挿入空間34内に軸板25を挿入することにより、ダンパ30及び伝達軸21を介してプーリ4と伝達部材20とが連結される。そして、ピン13によってハブ10に取り付けられているリーフスプリング12の保持面15に対し、伝達軸21の突起部22を嵌め込んで係合させる。これにより、ダンパ30、伝達部材20及びリーフスプリング12を介してプーリ4とハブ10とが連結される。図2に示すように、リーフスプリング12は回転軸の中心とハブ10のピン13を結ぶ直線に対し、略直角となるように組み付けられる。このような組み付けでは、リーフスプリング12の配置スペースを小さくすることができ、コンパクトとすることができると共に、伝達する負荷トルクの腕を長くすることが可能となる。
As shown in FIG. 9, by inserting the
リーフスプリング12の保持面15は、伝達軸21の突起部22の外周部に合わせた曲率を有して形成されており、これにより保持面15が突起部22を確実に挟持することが可能となっている。一方、突起部22が保持面15に沿って開放端側に向かって移動した場合、突起部22はリーフスプリング12の開放端側から抜け出ることができる。これにより、リーフスプリング12と伝達部材20との連結が外れてリーフスプリング12はプーリ4とハブ10との接続状態から離脱する。
The holding
このような構造において、圧縮機側からの負荷トルクが所定値以下の場合には、図示しないベルトを介してプーリ4に与えられるエンジンの駆動力は、ダンパ30、伝達部材20及びピン13を介してハブ10に伝達され、回転軸7が回転する。
In such a structure, when the load torque from the compressor side is a predetermined value or less, the driving force of the engine applied to the
この駆動力の伝達経路には、弾性部材からなるダンパ30が配置されており、ダンパ30が不要な振動等を吸収或いは減衰させるため、プーリ4の駆動力だけをハブ10及び回転軸7に伝達することができ、回転軸7が円滑に回転することができる。
A
また、ダンパ30はリブ部36によって仕切られた収納空間38内に挿入されており、駆動力が伝達した場合には、収納空間38内で圧縮されるため、駆動力を伝達部材20に確実に伝達することができる。
Further, the
圧縮機の内部に焼き付き等が生じて負荷トルクが所定値を超えた場合には、リーフスプリング12の保持面15に保持されている突起部22が開放端側から離脱する。これにより、プーリ4からの回転軸7への動力の伝達が遮断されるので、プーリ4が空転する。このように、リーフスプリング12が接続状態から離脱する構造では、リーフスプリング12が破断することがない。このため、リーフスプリング12や伝達部材20等の交換が不要となり、再組み立てを簡単に行うことができる。
When seizure or the like occurs inside the compressor and the load torque exceeds a predetermined value, the
図4及び図7に示すように、一対のダンパ本体31、32のそれぞれに溝部31a、32aが形成されている。溝部31a、32aは、ダンパ本体31、32の幅方向と交差する方向に開口していると共に、ダンパ本体31、32の高さ方向に沿った深さとなっている。これにより、プーリ4からの駆動力D(図4参照)が作用した場合、溝部31a、32aが弾性的に圧縮されて挿入空間34内の軸板25に駆動力Dを伝達することができる。
As shown in FIGS. 4 and 7,
この実施形態では、駆動力Dの方向における上流側の溝部31aが下流側の溝部32aよりも大きくなっている。これにより、溝部31aを形成したダンパ本体31のバネ定数が溝部32aを形成したダンパ本体32のバネ定数よりも大きくなっている。すなわち、一対のダンパ本体31、32では、軸体25の挿入部分を境として駆動力Dの方向における上流側のダンパ本体31が下流側のダンパ本体32よりも大きなバネ定数となるように設定されるものである。このように設定することにより、ダンパ30は軸体25を確実に押して駆動力を伝達するため、リーフスプリング12を介してハブ10に駆動力を確実に伝達することができる。また、ダンパ30がへたることがないため、ダンパ30の耐久性を向上させることができる。
In this embodiment, the
ハブ10のピン13及び伝達部材20の伝達軸21としては、耐摩耗性及び耐剪断性の大きな金属材料を使用することによりこれらの部材の耐久性を向上させることができる。
As the
図3に示すように、軸受3はプーリ4にインサートされたインサート金具9を介してプーリ4に取り付けられている。すなわち、軸受3はそのアウタレースがインサート金具9に挿入され、この挿入状態でインサート金具9を加締めることによりインサート金具9を介してプーリ4に固定される。このインサート金具9の配置位置をプーリ4内壁のリブ部36に一致した円周上の位置とすることにより、加締め部分の強度を向上させることができる。
As shown in FIG. 3, the bearing 3 is attached to the
図3に示すように、ロケーションプレート23とリーフスプリング12との間には、隙間Gが形成され、この隙間Gによってリーフスプリング12とロケーションプレート23との接触を回避している。このように、隙間Gを設けることにより、リーフスプリング12とロケーションプレート23との間に隙間調整用のシムを設ける必要がないため、部品点数を削減できると共に、組み立てが容易となるメリットがある。
As shown in FIG. 3, a gap G is formed between the
図10は、本発明の別の実施形態を示し、上述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。 FIG. 10 shows another embodiment of the present invention, and the same members as those in the above-described embodiment are given the same reference numerals and correspond to each other.
この実施形態の伝達部材20では、軸板25がロケーションプレート23に形成され、突起部22は軸板25とは別体となってロケーションプレート23に固定される。軸板25は、ロケーションプレート23におけるプーリ4(ダンパ30)側の面から立ち上がるように一体的に形成されている。また、軸板25は回転軸7を中心とした円周上の4等分位置に形成されている。
In the
この場合、突起部22の挿入孔24と、軸板25とは円周上の異なった位置に形成されており、突起部22と軸板25とが円周上の異なった位置でロケーションプレート23の両面から突出している。このような構造においても、軸板25をダンパ30に挿入し、突起部22をリーフスプリング12の保持面15に保持させることにより、プーリ4からの駆動力をハブ10に伝達することができる。
In this case, the
このような構造では、図1に示すように、伝達軸21をロケーションプレート23に組み付ける必要がなく、組み立てが容易となっている。なお、軸板25及び突起部22の数は同一であっても良く、異なっていても良いものである。
In such a structure, as shown in FIG. 1, it is not necessary to assemble the
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、種々変形が可能である。例えば、リーフスプリング12の接続状態からの離脱は、ハブ10側のOピン13をリーフスプリング12から脱離させることによって行っても良い。また、ダンパ30においては、駆動力方向上流側におけるダンパ本体31の肉厚を下流側におけるダンパ本体32の肉厚よりも厚くしたり、ダンパ本体31をダンパ本体32よりも硬い材料によって形成することにより、上流側と下流側のバネ定数を異ならせても良い。
The present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made. For example, the
1 ハウジング
3 軸受
4 プーリ(駆動体)
7 回転軸
10 ハブ(被駆動体)
12 リーフスプリング
13 ピン
20 伝達部材
21 伝達軸
22 突起部
23 ロケーションプレート
25 軸板
30 ダンパ
31a,32a ダンパ本体
36 リブ部
37 段部
38 収納空間
1 Housing 3 Bearing
4 Pulley (Driver)
7 Rotating
12
Claims (3)
一端が駆動体(4)側に接続されると共に他端が被駆動体(10)側に接続され、前記負荷トルクが所定値を超えた場合に一端または他端が接続状態から離脱するリーフスプリング(12)と、駆動体(4)に取り付けられた弾性体からなるダンパ(30)と、ダンパ(30)に一端(25)が挿入されて係合すると共に他端(22)がリーフスプリング(12)の他端に係脱自在に係合する伝達部材(20)とを備えていることを特徴とする動力伝達装置。 The driven body (10) and the driving body (4) for driving the driven body (10) are connected to transmit the driving force, and the load torque to the driven body (10) exceeds a predetermined value. A power transmission device that interrupts transmission of driving force in the case of
A leaf spring having one end connected to the drive body (4) side and the other end connected to the driven body (10) side, and when the load torque exceeds a predetermined value, the one end or the other end is disconnected from the connected state. (12), a damper (30) made of an elastic body attached to the drive body (4), one end (25) is inserted into the damper (30) and engaged, and the other end (22) is a leaf spring ( 12) A power transmission device comprising a transmission member (20) detachably engaged with the other end of 12).
In the damper (30), the upstream spring constant in the driving force direction (d) is larger than the downstream spring constant at the insertion part of one end (25) of the transmission member (20). The power transmission device according to claim 1 or 2, characterized in that
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