JP2005269643A - スプリアスタイムアウトに対する応答 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無線WANにおいてスプリアスタイムアウト(STO)に応答するための技術を提供する。
【解決手段】 STO応答により、送信側デバイスが、STOの検出の後、輻輳状態パラメータを調整しパケットフローを維持できるようになる。STOの発生はデータ損失を伴う場合があるため、STO応答はそれより前に利用可能であった帯域幅の値を維持すること、及び受信確認のパターンに基づき送信側が送信することができる限度を増加させることにより、STOと損失イベントを結合する。詳細には、限度は、データパケットの送信の成功を示す受信確認が受信側から受信されるたびに送信側が送信できるデータセグメントの最大サイズだけ増加される。このためさらなるパケット損失ならびに受信側ホストによって正常に受信されている可能性があるデータパケットの再送信を回避しながら、確実なデータフローを維持できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線ワイドエリアネットワークにおいてスプリアスタイムアウトに応答するための技術を対象とする。
GPRS(汎用パケット無線サービス)などの無線環境では、再送信タイマは、しばしば、スプリアス的に満了して、送信されたデータの実際の損失が存在しない場合でも、1つまたは複数のデータパケットの不要な再送信をトリガすることが知られている。そのような「スプリアスタイムアウト」として知られる(「STO」とも呼ばれる)タイムアウトは、一般に、伝送制御プロトコル(以降、「TCP」)の限界に起因する。
無線ネットワークにおけるスプリアスタイムアウトは、例えば、伝送帯域幅を求めて競合するより高い伝送優先度を有するデータパケットが出現して、スプリアスの再送信タイムアウトをもたらすこと、永続的な信頼できる無線リンクレイヤが、劣悪な無線接続を介してデータパケットを繰り返し再送信して、TCP送信側ホストタイムアウトを生じさせること、またはビジーな逆方向チャネルに起因して、受信側ホストが、受信確認メッセージ(以降、「ACK」)を送信側ホストに適時に送信できないことを含め、様々な原因を有する。
TCPスタックにおいて、MSS(「最大セグメントサイズ」)が、送信側ホストが、単一のパケット内、または単一のセグメント内で受信側ホストに送信することができる最大データ量(バイト単位の)を示す。一般に、効率のため、送信側ホストは、MSSに応じてデータパケットを送信する。TCPウインドウ(以降、「ウインドウ」)とは、送信側ホストが、受信側ホストから、送信されたデータに関する受信確認(「ACK」とも呼ばれる)を受信するまでに送信することができるデータ量を指す。
ACKは、送信されたデータの受信を確認するように受信側ホストから送信側ホストに送信される通信コードである。さらに、ACKは、TCPデータセグメントが受信されるたびに受信側ホストから送信側ホストに送信されることも可能である。また、ACKは、順序の乱れたデータパケットが受信された場合に、受信側ホストから送信側ホストに選択的に送信されることも可能である。受信されたデータパケットは、選択的受信確認(以降、「SACK」)ブロックと呼ばれる拡張TCPヘッダオプションの中で報告される。いずれにしても、TCPは、ACKまたはSACKが、最初に送信されたデータセグメントに応答して生成されたのか、または再送信されたデータセグメントに応答して生成されたのかを区別することができない。
通常、タイムアウトが生じると、TCPスタックは、受信確認が行われていない全ウインドウ分のデータの再送信を既定で行う。しかし、前述したとおり、すべてのタイムアウトがデータ損失によって生じさせられるわけではない。したがって、自動的な再送信は、帯域幅が、既に正常に受信されているデータの再送信に不要に充てられる可能性がある。その結果、ネットワーク接続の完全性が低下する。
TCPデータセグメントのそのような自動的な再送信は、以前に送信されたデータが、受信済みであると確認されるか、または失われたと確認されるまで、データがネットワークに導入されてはならないことを明言する「パケット保存(conservation)原理」に違反する可能性がある。明らかに、スプリアスタイムアウト後のTCPセグメントのあらゆる自動的な再送信は、パケット保存原理と相容れない。
無線ネットワークにおいて生じるスプリアスタイムアウトに応答するための技術を説明する。スプリアスタイムアウトが生じた場合、1つの説明される応答は、データ損失が確認されるまで、または確認されない限り、輻輳状態パラメータの下で送信側ホストからのデータフローを続けることである。詳細には、輻輳状態値が復元され、データ送信が、受信された受信確認に依存して徐々に増加することが可能なフローレート(flow−rate)で続けられる。輻輳値を復元することには、タイムアウトに先立って検出された使用可能な帯域幅を復元すること、受信確認を受信するまでに送信されることが可能なデータの量の限度の既定値を復元することが含まれる。この既定値は、輻輳ウインドウとして知られる。送信データフローが続けられる際、輻輳ウインドウのあらゆる増加は、受信側ホストからの受信確認の受信に依存する。これは、受信確認により、データパケットが送信側ホストから受信側ホストに流れており、ネットワーク上で失われていないことが示されるからである。
添付の図を参照して詳細な説明を述べる。図では、符号の左端の数字が、その符号が最初に現れる図を明らかにする。異なる図における同一の符号の使用により、類似のアイテム、または同一のアイテムが示される。
以下の説明は、無線ネットワークにおいて起こるスプリアスタイムアウトに応答するための技術を対象とする。タイムアウトは、必ずしもデータ損失を示すものではないため、スプリアスタイムアウトの際のデータの自動的な再送信は、ネットワークリソースに関して潜在的に無駄の多い応答である。以下の実施例において実現される保守的な応答は、データ損失が確認されるまで、または確認されない限り、送信側ホストからの確実なデータフローを維持することにより、冗長なデータ送信を回避する。応答は、輻輳状態値を復元すること、および受信された受信確認に基づいて輻輳ウインドウのサイズを増加させることを含む。輻輳ウインドウ(「cwnd」とも呼ばれる)は、送信側ホストが、受信確認を受信するまでにネットワークを介して送信することができるデータの量を制限する状態変数である。
本明細書で説明する例示的な実施形態は、公開プロトコルおよび/または独自のプロトコルを含め、様々なネットワークプロトコルのいずれを利用することもできる。諸実施形態は、例証としてであって、いずれの形でも限定することを意図するものではない。
図1は、ネットワーク102が、クライアントデバイス105、110、115、および120、ならびにサーバデバイス125の間で通信を可能にする例示的なアーキテクチャ100を示す。ネットワーク102は、有線ネットワークおよび/または無線ネットワークを含むことが可能な、様々な従来のネットワークトポロジおよびネットワークタイプのいずれかを表すことを意図している。ネットワーク102は、さらに、公開プロトコルおよび/または独自のプロトコルを含め、様々な従来のネットワークプロトコルのいずれを利用することもできる。ネットワーク102には、例えば、インターネット、および1つまたは複数のローカルエリアネットワーク(LAN)の少なくとも一部が含まれることが可能である。
クライアントデバイス105には、デスクトップパーソナルコンピュータ(PC)、ワークステーション、メインフレームコンピュータ、インターネット機器、およびゲームコンソールを含め、様々な従来のコンピューティングデバイスのいずれが含まれることも可能である。さらに、ネットワーク102に関連するクライアントデバイスには、有線リンクおよび/または無線リンクでネットワーク102と通信することが可能な、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)110、ラップトップコンピュータ115、および携帯電話120などが含まれることが可能である。さらに、クライアントデバイス105、110、115、および120の1つまたは複数には、同一のタイプのデバイスが含まれること、または代替として、異なるタイプのデバイスが含まれることが可能である。
サーバデバイス125は、様々なデータおよび/または機能をコンピューティングデバイス105、110、115、および120に提供することができる。データは、公開されていること、または代替として制限されていること、例えば、一部のユーザだけに制限されていること、または適切な料金が支払われた場合にだけ利用可能であることが可能である。サーバデバイス125は、ネットワークサーバ、アプリケーションサーバ、およびWebブレード(blade)の少なくとも1つであり、あるいは以上の任意の組み合わせであることが可能である。サーバデバイス125は、コンテンツのソースである任意のデバイスであり、クライアントデバイス105、110、115、および120には、そのようなコンテンツを受信する任意のデバイスが含まれる。クライアントデバイスまたはサーバデバイスの例示的な実施形態を、図7を参照して以下にさらに詳細に説明する。
クライアントデバイス105、110、115、120、およびサーバデバイス125のいずれのデバイスも、本明細書で説明する例示的な実施形態に従って送信側ホストまたは受信側ホストとして動作することができる。いずれの形でも限定することを意図しない説明の目的で、クライアントデバイス115が、ネットワーク102を介して受信側ホストにデータを送信する送信側ホストである。送信側ホスト115は、プロセッサ117を含み、プロセッサ117が、本明細書で説明する例示的な実施形態に対応するスプリアスタイムアウト応答119を実施する。
図1のネットワーク102に対応するプロトコルには、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)が含まれることが可能であるが、これには限定されず、TCPは、終端間のエラー検出およびエラー訂正を実施する接続ベース(connection−based)のストリーム指向配信サービス(stream−oriented delivery service)である。送信側ホスト115から受信側ホストにデータを送信する際、スプリアスタイムアウトが、無線ワイドエリアネットワークであることが可能なネットワーク102において生じることは稀ではない。送信トランザクションに対するそのようなタイムアウトのあらゆる効果を当業者は理解している。しかし、スプリアスタイムアウトの発生は、必ずしも失われたデータパケットまたは輻輳を示すものではない。
スプリアスタイムアウト応答119は、データの再送信を自動的には起こさない形でスプリアスタイムアウトを扱う。むしろ、スプリアスタイムアウト(STO)が検出された場合、スプリアスタイムアウト応答119は、輻輳状態値を復元し、送信側ホストからの確実なデータフローを維持することにより、STOに応答する。つまり、送信側ホストからのデータフローは、データ損失が確認されるまで、または確認されない限り、データパケットの再送信を全く含まない。
より詳細には、スプリアスタイムアウト応答119は、タイムアウトが検出された時点より前の値にスロースタート(slow−start)閾値(「ssthresh」とも呼ばれる)を復元し、輻輳ウインドウ「cwnd」を徐々に増加させるようにTCPスタックに指示する。スロースタート閾値「ssthresh」は、データ送信を制御するために利用される推定の利用可能な帯域幅に関する状態変数であり、輻輳ウインドウ「cwnd」は、繰り返すが、送信側ホストが、受信確認「ACK」を受信するまでにネットワークを介して送信することができるデータの量を制限する状態変数である。タイムアウトが生じた後、輻輳ウインドウは、MSSに設定され、最初の受信確認されなかったパケットが再送信される。しかし、再送信が不要であることが判明した場合、すなわち、元の送信が受信側ホストによって正常に受信されている場合、送信側ホストは、その他のタイムアウトパケットの再送信を止める。さらに、輻輳ウインドウは、ACKが受信されると、最大セグメントサイズ(MSS)だけ増加させられる(すなわち、cwnd=cwnd+MSS)。というのは、ACKは、タイムアウトデータパケットの送信の成功を示すからである。つまり、ACKは、ネットワークパスを再検証するのに必要な正確なデータを提供するため、ACKを受信することにより、送信することができるデータの量を増加させることができることが示される。
図2は、送信側ホスト115のプロセッサ117をより詳細に示す。プロセッサ117は、例えば、TCPプロトコルを利用して、受信側ホストにデータパケットを送信するデータパケット送信機205を含む。再送信タイマ/タイムアウト検出器210が、送信機205からデータパケットが送信されてからの時間を追跡記録している。このため、再送信タイマ/タイムアウト検出器210は、データパケットが送信されてから所定の時間、例えば、500ミリ秒が経過し、そのデータパケットに対応するACKが、送信側ホスト115において受信されないと、タイムアウトを検出する。タイムアウトがスプリアスタイムアウトであると判定された場合、タイムアウト応答プロセッサ215が、「再パケット化を伴うスプリアスタイムアウト検出」(以降、「STODER」と呼ぶ)応答であるタイムアウト応答プロセス119(図1を参照)を実施する。図4〜6が、タイムアウト応答プロセス119をより詳細に表す。図2に示した処理モジュールは、図示するとおり、個別に、または様々な組み合わせで実装することができる。
図3は、スプリアスタイムアウトに応答するためのタイムアウト応答プロセス119を示す。プロセス119は、このプロセスを実行するように行われる少なくとも1つの動作をそれぞれが表すブロックの組として図示されている。動作は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせによって実施されることが可能である。この場合も、説明の目的で、プロセス119は、タイムアウトが生じると、送信側ホスト115から受信側ホストにデータパケットを送信するという状況で説明する。
305で、送信側ホスト115が、タイムアウト条件を検出する。タイムアウトを検出すると、送信側ホスト115は、タイムアウト検出の時点までに送信側ホスト115から送信されたデータパケットに対応する最大のシーケンス番号を保存する310。保存されたシーケンス番号は、後続するデータパケット送信のための参照点の役割をすることが可能である。次に、最初の受信確認されなかったパケットが、再送信される。受信側ホストから最初の受信確認が受信されると、タイムアウトがスプリアスタイムアウト(STO)であるという判定315が、当技術分野で周知の技術に従って行われる。そのような技術の例には、それに限定するものではないが、2004年1月15日に米国特許庁に出願した同時係属出願第10/758,510号で説明されている技術が含まれ、したがって、本明細書では説明しない。
図4〜6は、STOが検出315されると実施される例示的なプロトコル応答119を示す。詳細には、本明細書で説明するSTODER応答は、データパケットを自動的に再送信すること、または既定で輻輳制御状態処理を行うことによってSTOに応答することはせず、代わりに、パケット保存原理に適合する応答を実施する。
図4は、STODER応答における初期の諸動作を示す。STOの検出315(図3を参照)は、必ずしもデータパケットの損失を前提としないため、送信側ホスト115からの確実なデータフローを維持するように輻輳状態値が復元される405。送信されるべき次のデータパケットに関するパラメータが、STO検出の時点までに送信されている、以前の送信済みデータパケットと実質的に等しくなるように設定される。この時点を「STODER回復点」(以降、「SRP」)と呼ぶことができる。スロースタート閾値「ssthresh」が、タイムアウトが生じる前の値に実質的に等しくなるように復元され、輻輳ウインドウ「cwnd」が、最大セグメントサイズの2倍(すなわち、cwnd=2MSS)に設定される。これは、2つのデータパケットのサイズを超えない輻輳ウインドウの初期値に関する周知のTCP原理に適合する。
データパケットが失われたという確認が存在しない場合、パケット保存原理の遵守により、以前に送信済みのデータが全く再送信されないことが要求される。つまり、この時点で、継続するデータフローは、新たに送信されるデータパケットだけを含むことになる。したがって、410で、送信側ホスト115は、最大で2つの新たなデータパケットを受信側ホストに送信することにより、データフローを維持する。データフローを維持するのにネットワークを介して送信される新たなデータパケットの数は、プロトコルが進化するにつれて変わる可能性があることに留意されたい。
415で、送信側ホスト115は、ネットワーク内で未処理であるバイト数の送信側の推定である「パイプ」値を設定する。この段階で、パイプ値は、以下のとおり、それまでに送信された最大シーケンス番号(すなわち、snd.max)と、まだ受信確認されていない最小シーケンス番号(すなわち、snd.una)の差に、最大セグメントサイズ(MSS)を足した値に等しくなるように設定される。
パイプ=MSS+snd.max−snd.una
MSSの加算は、タイムアウトした最初のデータパケットの再送信を計算に入れるために行われる。
420で、送信側ホスト115は、受信確認(ACK)を受信する。後続の処理は、ACKが、確実なデータフローを進めるか、またはそれが重複(duplicate)ACKであるかによって影響される。ACKは、送信されたデータパケットが受信側ホストにおいて正常に受信済みであることを示す場合、確実なデータフローを進める。重複ACKは、新たなデータを累積的に受信確認するのではなく、受信確認フィールド内でSnd.unaを繰り返すだけのACKである。
図5では、送信側ホスト115においてACKが受信された420(図4を参照)後のSTODER応答の例示的な実施形態を続けている。受信されたACKにより、SRPに及ぶシーケンス番号が受信確認されるかどうかに関して判定505が行われる。ACKに対応するシーケンス番号が、SRPに及んでいる(ACK Seq.No.>SRP)(すなわち、505から「Yes」の分岐)場合、STODER応答は、終了する507。
そうでない場合、ACKにより、SRP未満のデータが受信確認されているかどうか、すなわち、ACKにより、いくらかの新たな、ただし、SRPに及ばないデータが確認されているかどうかの判定510が行われる。そのようなACKは、いくつかのデータパケットが、ネットワークを離れたことを示す。したがって、この条件の肯定的な判定(すなわち、510から「Yes」の分岐)後、未処理のパケットが減少したことを反映するようにパイプ値が調整される(すなわち、ブロック512)。さらに、ACKは、いくらかのデータが受信側ホストにおいて正常に受信されたことを示すので、ACKが受信された時点で、輻輳ウインドウ「cwnd」がスロースタート閾値「ssthresh」未満である(すなわち、cwnd<ssthresh)である場合、輻輳ウインドウ「cwnd」は、最大セグメントサイズ「MSS」を輻輳ウインドウ「cwnd」に加算する(すなわち、cwnd=cwnd+MSS)により、広げられることが可能である。その後、安定した(consistent)データフローを維持するため、パイプ値が輻輳ウインドウ「cwnd」未満(すなわち、pipe<cwnd)である場合、新たなデータパケット、すなわち、まだ送信されていないデータを、送信することが可能である。
そうでない場合、ACKが「重複ACK」であるかどうか、つまり、ACKが、同一のシーケンス番号を有するか、または受信確認されていないデータの最小の番号未満、すなわち、snd.una未満を有するかの判定520が行われる。重複ACKの判定(すなわち、520から「Yes」の分岐)後、ネットワーク内における未処理のデータの量の推定が、パイプ値を最大セグメントサイズ「MSS」未満の元のパイプ値に再設定する522(すなわち、pipe=pipe−MSS)ことにより、調整される。
さらに、重複ACKが、SRPのデータセグメント未満のデータセグメントを選択的に受信確認するSACKブロックを含み、輻輳ウインドウ「cwnd」が、スロースタート閾値「ssthresh」未満(すなわち、cwnd<ssthresh)である場合、輻輳ウインドウ「cwnd」は、最大セグメントサイズ「MSS」を輻輳ウインドウ「cwnd」の現在の値に加算すること(すなわち、cwnd=cwnd+MSS)により、再設定される。その後、安定したデータフローを維持するため、パイプ値が輻輳ウインドウ「cwnd」未満である(すなわち、pipe<cwnd)である場合、新たなデータパケットが送信される。
そうではなく、3つの重複ACKが受信されているという判定530が行われた場合、データパケットはネットワークから失われている(すなわち、530から「Yes」の分岐)ものと、推定に基づいて(presumptively)考えられる。したがって、第3の重複ACKが受信されると、ACKが受信されていない、失われたデータパケットが、送信側ホスト115から再送信525されることが可能である。さらに、損失が検出されているので、スロースタート閾「ssthresh」状態値および輻輳ウインドウ「cwnd」状態値が再設定527される。具体的には、スロースタート閾値は、元の値の1/2に低減され(すなわち、ssthresh=ssthresh/2)、輻輳ウインドウは、第3の重複ACKが受信された時点における輻輳ウインドウとスロースタート閾値の小さい方に設定される(すなわち、cwnd=min(cwnd,ssthresh))。3つの重複ACKに関して否定的な判定530の場合、処理は、505に戻る。
失われたデータの再送信に加えて、STOに対する応答は、SACKベースのスロースタート回復処理に移る。
図6は、SACKベースのスロースタート回復処理を示す。スロースタート閾状態値および輻輳ウインドウ状態値が再設定527された(図5を参照)後の送信側ホスト115におけるACKの受信が、受信されたACKにより、SRPに及ぶシーケンス番号が受信確認されるかどうか、すなわち、ACKが未だに受信確認されていない何らかの未処理のデータに対応するかどうかの判定605を生じさせる。このため、ACKに対応するシーケンス番号がSRPに及んでいる(すなわち、605から「Yes」の分岐)場合、STODER応答は、終了する607。
そうでない場合、ACKにより、SRPで示されるデータに満たないデータが受信確認されているかどうか、すなわち、ACKが「部分的ACK」であるかどうかの判定610が行われる。SACKベースのスロースタート回復段階における第1の部分的ACKの判定615(すなわち、610から「Yes」の分岐)により、SRP未満のすべてのデータパケットが失われたという推定に基づく結論がもたらされる。したがって、以下のとおり、再送信されるべきデータのサイズ(retran_data)に、部分的ACKが判定された時点までに送信されたデータからSRPを引いた値(snd.max−SRP)を足し、SRPを超える選択的に受信確認されたデータパケット(SRPを超えるsacked_pkts)を引いた値に設定することにより、再送信バーストが回避620される。
pipe=retran_data+(snd.max−SRP)−(SRPを超えるsacked_pkts)
さらに、輻輳ウインドウ「cwnd」が、ウインドウと、パイプ値に2MSSという初期ウインドウ値を足した値の間で小さい方の値になるように調整される。すなわち、
cwnd=min(cwnd,pipe+(2MSS))
次に、データが、失われたものと考えられるSRP未満のデータパケットの形態で送信625される。
部分的ACKのその後の受信により、パイプ値が、元のパイプ値から受信確認されたデータのサイズを引いた値に再設定されること(すなわち、pipe=pipe−data_acked)、および輻輳ウインドウ「cwnd」が、「ssthresh」未満である場合、輻輳ウインドウ「cwnd」に最大セグメントサイズ「MSS」を足した値に再設定されること(すなわち、cwnd=cwnd+MSS)を含め、状態値が再設定630されることがもたらされる。安定したデータフローを維持するため、パイプ値が輻輳ウインドウ未満であるものと想定すると(すなわち、pipe<cwnd)、例えば、部分的に受信確認される最も古いデータが、送信側ホスト115から再送信625される。
部分的なACKの否定的な判定610により、ACKが重複ACKであることが示唆される。したがって、パイプ値は、パイプ値からMSSを引いた値に設定635される(すなわち、pipe=pipe−MSS)。第1の部分的ACKより前に重複ACKが受信され、そのACKが、SRP未満のデータを選択的に受信確認するSACKブロックを含み、輻輳ウインドウがスロースタート閾値未満である(すなわち、cwnd<ssthresh)である場合、輻輳ウインドウは、最大セグメントサイズ「MSS」だけ増加される(すなわち、cwnd=cwnd+MSS)。安定したデータフローを維持するため、パイプ値が輻輳ウインドウ未満であるものと想定すると、失われたデータ、または新たなデータが、送信側ホスト115から(再)送信625される。
第2の再送信タイムアウトが生じた場合、前述した応答処理は終了し、周知のスロースタート処理が開始することに留意されたい。
図7は、本明細書で説明する技術を実施するのに使用することができる汎用コンピュータ環境700を示す。コンピュータ環境700は、コンピューティング環境の一実施例に過ぎず、コンピュータ環境およびネットワーク環境の利用法または機能の範囲について何ら限定を示唆するものではない。また、コンピューティング環境700が、例示的なコンピュータ環境700に示したコンポーネントのいずれかの1つ、または組み合わせに関していかなる依存関係も要件も有するものと解釈してはならない。
コンピュータ環境700は、コンピュータ702の形態で汎用コンピューティングデバイスを含む。コンピュータ702のコンポーネントには、1つまたは複数のプロセッサまたは処理装置704、システムメモリ706、ならびにプロセッサ704からシステムメモリ706までを含む様々なシステムコンポーネントを繋ぐシステムバス708が含まれることが可能であるが、これには限定されない。
システムバス708は、様々なバスアーキテクチャのいずれかを使用するメモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、アクセラレーテッドグラフィックスポート(accelerated graphics port)、およびプロセッサバスまたはローカルバスを含め、いくつかのタイプのバス構造のいずれかの1つまたは複数を表す。例としては、そのようなアーキテクチャとして、インダストリスタンダードアーキテクチャ(Industry Standard Architecture)(ISA)バス、マイクロチャネルアーキテクチャ(Micro Channel Architecture)(MCA)バス、エンハンストISA(Enhanced ISA)(EISA)バス、ビデオエレクトロニクススタンダーズアソシエーション(Video Electronics Standards Association)(VESA)ローカルバス、メザニン(Mezzanine)バスとしても知られるペリフェラルコンポーネントインターコネクツ(Peripheral Component Interconnects)(PCI)バス、PCIエクスプレス(Express)バス、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus)(USB)、セキュアデジタル(Secure Digital)(SD)バス、またはIEEE1394バス、すなわち、FireWireバスを挙げることができる。
コンピュータ702は、様々なコンピュータ可読媒体を含むことが可能である。そのような媒体は、コンピュータ702がアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であることが可能であり、揮発性媒体と不揮発性媒体、リムーバブルな媒体と非リムーバブルの媒体がともに含まれる。
システムメモリ706は、ランダムアクセスメモリ(RAM)710のような揮発性メモリの形態、および/または読み出し専用メモリ(ROM)712またはフラッシュRAMのような不揮発性メモリの形態でコンピュータ可読媒体を含む。起動中などに、コンピュータ702内部の要素間で情報を転送するのを助ける基本ルーチンを含む基本入出力システム(BIOS)714が、ROM712またはフラッシュRAMの中に格納される。RAM710は、通常、処理装置704が即時にアクセスすることができ、かつ/または現在、操作されているデータおよび/またはプログラムモジュールを含む。
コンピュータ702は、他のリムーバブルな/非リムーバブルの、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体も含むことが可能である。例として、図7は、非リムーバブルの不揮発性の磁気媒体(図示せず)に対して読み取りおよび書き込みを行うためのハードディスクドライブ716、リムーバブルな不揮発性の磁気ディスク720(例えば、「フロッピー(登録商標)ディスク」)に対して読み取りおよび書き込みを行うための磁気ディスクドライブ718、およびCD−ROM、DVD−ROM、または他の光媒体などのリムーバブルな不揮発性の光ディスク724に対して読み取りおよび/または書き込みを行うための光ディスクドライブ722を示す。ハードディスクドライブ716、磁気ディスクドライブ718、および光ディスクドライブ722はそれぞれ、1つまたは複数のデータ媒体インタフェース725でシステムバス708に接続される。代替として、ハードディスクドライブ716、磁気ディスクドライブ718、および光ディスクドライブ722は、1つまたは複数のインタフェース(図示せず)でシステムバス708に接続することもできる。
以上のディスクドライブ、およびそれらに関連するコンピュータ可読媒体により、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、およびその他のデータの不揮発性の記憶がコンピュータ702に提供される。実施例は、ハードディスク716、リムーバブルな磁気ディスク720、およびリムーバブルな光ディスク724を示しているが、磁気カセットまたは他の磁気記憶装置、フラッシュメモリカード、CD−ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)または他の光ストレージ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)などの、コンピュータがアクセスすることができるデータを格納することができる他のタイプのコンピュータ可読媒体も、例示的なコンピューティングシステムおよびコンピューティング環境を実施するのに利用できることが理解されよう。
例として、オペレーティングシステム726、1つまたは複数のアプリケーションプログラム728、その他のプログラムモジュール730、およびプログラムデータ732を含め、任意の数のプログラムモジュールが、ハードディスク716、磁気ディスク720、光ディスク724、ROM712、および/またはRAM710に格納されることが可能である。そのようなオペレーティングシステム726、1つまたは複数のアプリケーションプログラム728、他のプログラムモジュール730、およびプログラムデータ732(またはそれらの何らかの組み合わせ)により、分散ファイルシステムをサポートする常駐コンポーネントのすべて、または一部が実装されることが可能である。
ユーザは、キーボード734やポインティングデバイス736(例えば、「マウス」)などの入力デバイスを介して、コマンドおよび情報をコンピュータ702に入力することができる。その他の入力デバイス738(特に図示せず)には、マイク、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ、シリアルポート、スキャナ、および/または以上に類するデバイスが含まれることが可能である。以上の入力デバイス、およびその他の入力デバイスは、システムバス708に繋がれた入出力インタフェース740を介して処理装置704に接続されるが、パラレルポート、ゲームポート、またはユニバーサルシリアルバス(USB)などの他のインタフェースまたはバス構造で接続してもよい。
モニタ742、またはその他のタイプのディスプレイデバイスも、ビデオアダプタ744などのインタフェースを介してシステムバス708に接続されることが可能である。モニタ742に加え、他の出力周辺デバイスには、入出力インタフェース740を介してコンピュータ702に接続することができるスピーカ(図示せず)やプリンタ746などのコンポーネントが含まれることが可能である。
コンピュータ702は、リモートコンピューティングデバイス748などの1つまたは複数のリモートコンピュータに対する論理接続を使用するネットワーク化された環境において動作することができる。一例として、リモートコンピューティングデバイス748は、PC、ポータブルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークコンピュータ、ピアデバイス、または他の一般的なネットワークノードなどであることが可能である。リモートコンピューティングデバイス748は、コンピュータ702に関連して本明細書で説明した要素および特徴の多く、またはすべてを含むことが可能なポータブルコンピュータとして例示している。また、コンピュータ702は、ネットワーク化されていない環境において動作することも可能である。
コンピュータ702とリモートコンピュータ748の間の論理接続をローカルエリアネットワーク(LAN)750および汎用ワイドエリアネットワーク(WAN)752として示す。そのようなネットワーキング環境は、オフィス、企業全体のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットで一般的である。
LANネットワーキング環境で実施される場合、コンピュータ702は、ネットワークインタフェースまたはネットワークアダプタ754を介してローカルネットワーク750に接続される。WANネットワーキング環境で実施される場合、コンピュータ702は、通常、ワイドネットワーク752を介して通信を確立するためのモデム756、または他の手段を含む。コンピュータ702の内部にあることも、外部にあることも可能なモデム756は、入出力インタフェース740、または他の適切な機構を介してシステムバス708に接続されることが可能である。例示したネットワーク接続は、実施例に過ぎず、コンピュータ702とコンピュータ748の間で少なくとも1つの通信リンクを確立するための他の手段も使用することができる。
コンピューティング環境700で例示したようなネットワーク化された環境では、コンピュータ702に関連して示したプログラムモジュール、またはその諸部分は、リモートメモリ記憶装置の中に格納されることが可能である。例として、リモートアプリケーションプログラム758は、リモートコンピュータ748のメモリデバイス上に存在する。例示のため、アプリケーションまたはプログラム、ならびにオペレーティングシステムなどの他の実行可能プログラムコンポーネントは、本明細書で別々のブロックとして示しているが、そのようなプログラムおよびコンポーネントは、様々な時点で、コンピューティングデバイス702の異なるストレージコンポーネントの中に存在し、コンピュータの少なくとも1つのデータプロセッサによって実行されることが理解されよう。
様々なモジュールおよび技術は、本明細書で、1つまたは複数のコンピュータまたは他のデバイスによって実行される、プログラムモジュールなどの、コンピュータ実行可能命令の一般的なコンテキストで説明することができる。プログラムモジュールには、一般に、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型を実装するためのルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などが含まれる。通常、プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において所望に応じて組み合わせることも、分散させることもできる。
以上のモジュールおよび技術の実装は、何らかの形態のコンピュータ可読媒体上に格納すること、または何らかの形態のコンピュータ可読媒体を介して伝送することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータがアクセスすることができる任意の利用可能な媒体であることが可能である。例として、限定としてではなく、コンピュータ可読媒体は、「コンピュータ記憶媒体」および「通信媒体」を含むことが可能である。
「コンピュータ記憶媒体」には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータなどの情報を格納するために任意の方法または技術で実装された揮発性媒体および不揮発性媒体、リムーバブルな媒体および非リムーバブルの媒体が含まれる。コンピュータ記憶媒体には、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)または他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶装置、あるいは所望の情報を格納するのに使用することができ、コンピュータがアクセスすることができる他の任意の媒体が含まれるが、以上には限定されない。
「通信媒体」は、通常、搬送波や他のトランスポート機構などの変調されたデータ信号中にコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータを具現化する。通信媒体には、あらゆる情報伝達媒体も含まれる。「変調されたデータ信号」という用語は、信号内に情報を符号化するような形で特性の1つまたは複数が設定または変更されている信号を意味する。限定的ではない単なる例として、通信媒体には、有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体、ならびに音響媒体、RF媒体、赤外線媒体、およびその他の無線媒体などの無線媒体が含まれる。また、以上の媒体のいずれかの組み合わせも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本明細書全体で、「一実施形態」、「実施形態」、または「例示的な実施形態」について述べており、これは、説明する特定の特徴、構造、または特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。このため、そのような言い回しの使用は、1つだけにとどまらない実施形態を指すことが可能である。さらに、説明する特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の実施形態において任意の適切な形で組み合わせることができる。
ただし、本発明は、特定の詳細の1つまたは複数を伴わずに、または他の方法、リソース、資材などを使用して実施することも可能なことを、当業者は理解できよう。その他、周知の構造、リソース、または動作は、単に本発明の諸態様を不明瞭にするのを避けるため、詳細に図示したり説明することはしていない。
本発明の例示的な実施形態および応用例を図示し、説明してきたが、本発明は、以上に説明した構成およびリソースそのものには限定されないことを理解されたい。請求する本発明の範囲を逸脱することなく、本明細書で開示する本発明の方法およびシステムの構成、動作、および詳細において、当業者に明らかな様々な改変、変更、および変形を行うことができる。
無線ネットワークを介して通信する、スプリアスタイムアウトに応答するための技術を実施するデバイスを示す図である。 本明細書で説明する例示的な実施形態を実施するための通信環境を示す図である。 スプリアスタイムアウトに応答するためのプロセスを示す流れ図である。 図3に示したスプリアスタイムアウトに応答するためのプロセスの態様の実施例を示す図である。 図3に示したスプリアスタイムアウトに応答するためのプロセスの態様の実施例を示す図である。 図3に示したスプリアスタイムアウトに応答するためのプロセスの態様の実施例を示す図である。 本明細書で説明する技術を実施するのに使用することができる汎用コンピュータネットワーク環境を示す図である。
符号の説明
102 ネットワーク
117 プロセッサ
119 タイムアウト応答プロセス
205 データパケット送信機
210 送信タイマ/タイムアウト検出器
215 タイムアウト応答プロセッサ

Claims (30)

  1. スプリアスタイムアウトに応答するための方法であって、
    輻輳状態値を調整するステップと、
    前記調整された輻輳状態値に従ってネットワーク上のデータフローを維持するステップと、
    以前に送信されたデータを、前記以前に送信されたデータが前記ネットワーク上で失われたと考えられる場合、再送信するステップとを備えることを特徴とする方法。
  2. 前記輻輳状態値を調整するステップは、
    スロースタート閾値を復元するステップと、
    パイプ値を設定するステップと、
    輻輳ウインドウの初期値を再設定するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記スロースタート閾値は、前記タイムアウトに先立って検出された使用可能な帯域幅の値であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記パイプ値を設定するステップは、送信側ホストによって送信されることが可能な最大セグメントサイズを、現時点までに送信された最大シーケンス番号とまだ受信確認されていない最小シーケンス番号の差に加算するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記輻輳ウインドウの初期値を再設定するステップは、最大データセグメントサイズの2倍になるように前記輻輳ウインドウを設定するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記調整された輻輳状態値に従ってデータフローを維持するステップは、
    データパケットを送信するステップと、
    受信確認を受信するステップと、
    前記送信側ホストによって送信されることが可能な前記最大データセグメントサイズを加算することによって前記輻輳ウインドウを再設定するステップとを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 以前に送信されたデータを、前記以前に送信されたデータが前記ネットワーク上で失われたと考えられる場合に再送信するステップは、3つの重複受信確認が送信側ホストによって受信された場合に、以前に送信されたデータを再送信するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  8. スロースタート回復プロセスを実施するステップをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記パイプ値を再調整するステップと、
    受信された受信確認のパターンに従って前記輻輳ウインドウのサイズを再設定するステップとを含むスロースタート回復プロセスを実施するステップをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. ネットワーク上でスプリアスタイムアウトに応答するための方法であって、
    送信側ホストが、受信確認を受信するまでに前記ネットワークを介して送信することができるデータの限度を設定するステップを含む、輻輳状態値を復元するステップと、
    前記送信側ホストからのデータフローを維持するステップと、
    受信確認を受信すると、前記送信側ホストが、受信確認を受信するまでに前記ネットワークを介して送信することができるデータの前記限度を再設定するステップとを備えることを特徴とする方法。
  11. 輻輳状態値を復元するステップは、
    前記スプリアスタイムアウトに先立つ利用可能な帯域幅の閾値を復元するステップと、
    前記スプリアスタイムアウトに先立つ前記ネットワーク上における未処理のデータの推定量を調整するステップとを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記送信側ホストが、受信確認を受信するまでに前記ネットワークを介して送信することができるデータの前記限度は、前記送信側ホストが送信することができる前記最大データセグメントサイズの2倍に設定されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記送信側ホストが、受信確認を受信するまでに前記ネットワークを介して送信することができるデータの前記限度は、受信確認が受信されると、前記送信側ホストが送信することができる前記最大データセグメントサイズを加算することによって再設定されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 前記ネットワークを介して以前に送信されたデータが、前記ネットワーク上で失われたことが確認された場合、データを再送信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  15. 前記ネットワーク介して以前に送信されたデータは、3つの重複受信確認が受信されると、前記ネットワーク上で失われたことが確認されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. スロースタート回復プロセスに従ってデータフローを維持するステップをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  17. ネットワーク上でタイムアウトを検出すると、少なくとも1つのプロセッサが、
    輻輳状態値を調整するステップと、
    前記ネットワーク上のデータフローを維持するステップと、
    以前に送信されたデータを、前記以前に送信されたデータが前記ネットワーク上で失われたと判定された場合、再送信するステップとを行うようにさせる少なくとも1つの命令を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  18. 輻輳状態値を調整する前記少なくとも1つの命令は、少なくとも1つのプロセッサが、 前記ネットワーク内で未処理のデータの量の推定を、前記送信側ホストによって送信されることが可能な1つの最大セグメントサイズに、現時点までに送信された最大シーケンス番号とまだ受信確認されていない最小シーケンス番号の差を足すことによって調整するステップを行うようにさせる、少なくとも1つの命令を含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ可読媒体。
  19. 輻輳状態値を調整する前記少なくとも1つの命令は、
    送信側ホストが、受信確認を受信するまでに送信することができるデータの量を、前記送信側ホストによって送信されることが可能な最大データセグメントサイズの2倍に制限する少なくとも1つの命令を含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ可読媒体。
  20. 前記ネットワーク上のデータフローを維持する前記少なくとも1つの命令は、
    前記送信側ホストが、受信確認を受信するまでに送信することができるデータの前記量を、前記送信側ホストによって送信されることが可能な前記最大データセグメントサイズだけ増加させる少なくとも1つの命令を含むことを特徴とする請求項19に記載のコンピュータ可読媒体。
  21. 以前に送信されたデータを、前記以前に送信されたデータが前記ネットワーク上で失われたと判定された場合に再送信する前記少なくとも1つの命令は、少なくとも1つのプロセッサが、スロースタート処理を開始するステップを行うようにさせる少なくとも1つの命令を含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュータ可読媒体。
  22. スプリアスタイムアウト回復のための装置であって、
    データパケットを送信する送信機と、
    スプリアスタイムアウトを検出する送信タイマと、
    データがネットワーク上で失われたことが確認されるまでデータフローを維持する応答プロセッサとを備えることを特徴とする装置。
  23. 前記応答プロセッサは、
    輻輳状態値を調整するステップと、
    前記調整された輻輳状態値に従ってネットワーク上のデータフローを維持するステップと、
    以前に送信されたデータを、前記以前に送信されたデータが前記ネットワーク上で失われたと考えられる場合に再送信するステップとを行うことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 輻輳状態値を調整するステップは、
    送信側ホストが、受信確認を受信するまでに送信することができるデータの量に対する限度を、前記送信側ホストが送信することができるデータセグメントのサイズの2倍に設定するステップであることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記調整された輻輳状態値に従って前記ネットワーク上のデータフローを維持するステップは、
    受信確認を受信すると、送信側ホストが、受信確認を受信するまでに送信することができるデータの量に対する制限を、前記送信側ホストが送信することができるデータセグメントのサイズを加算することによって再設定するステップ、および
    前記ネットワーク上でデータを送信するステップであることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  26. 以前に送信されたデータを、前記以前に送信されたデータが前記ネットワーク上で失われたと考えられる場合に再送信するステップは、3つの重複受信確認が受信されると、前記以前に送信されたデータを再送信するステップであることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  27. スロースタート回復をさらに処理することを特徴とする請求項23に記載の装置。
  28. 輻輳状態値を調整するための手段と、
    前記調整された輻輳状態値に従ってネットワーク上のデータフローを維持するための手段と、
    以前に送信されたデータを、前記以前に送信されたデータが前記ネットワーク上で失われたと考えられる場合、再送信するための手段とを備えることを特徴とするプロセッサ。
  29. 前記調整された輻輳状態値に従ってネットワーク上のデータフローを維持するための手段は、受信確認が受信されると、送信側ホストが、受信確認を受信するまでに送信することができるデータの量に対する制限を、前記送信側ホストが送信することができるデータセグメントのサイズを加算することによって再設定し、前記ネットワーク上でデータを送信することを継続することを特徴とする請求項28に記載のプロセッサ。
  30. 以前に送信されたデータを再送信するための前記手段は、3つの重複受信確認が受信されると、前記以前に送信されたデータを再送信することを特徴とする請求項28に記載のプロセッサ。
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