JP2005268833A - ハブ - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークの伝送効率を向上させる。
【解決手段】LAN用ハブは、スイッチングデバイス2とリピータデバイス3を搭載し、各ポートの伝送負荷および伝送形態に応じて、選択部4でスイッチングデバイスとリピータデバイスを切り替える。
スイッチングデバイスの設定によりスイッチング動作モードまたはリピータ動作モードに切り替えること、対象ハブの伝送負荷および伝送形態をモニタし、このモニタデータの固有のフレームを基に特定または全ハブの動作モードを変更させることも含む。
【選択図】 図1
【解決手段】LAN用ハブは、スイッチングデバイス2とリピータデバイス3を搭載し、各ポートの伝送負荷および伝送形態に応じて、選択部4でスイッチングデバイスとリピータデバイスを切り替える。
スイッチングデバイスの設定によりスイッチング動作モードまたはリピータ動作モードに切り替えること、対象ハブの伝送負荷および伝送形態をモニタし、このモニタデータの固有のフレームを基に特定または全ハブの動作モードを変更させることも含む。
【選択図】 図1
Description
本発明は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)に使用されるLAN用ハブ(HUB)に関する。
ハブには、受信したフレームを他のポートに送信(フォワーディンク)するに際して、従来からのリピータ方式とスイッチング技術を応用したスイッチング方式とがある。多数のクライアントコンピュータおよび、それらが共有するサーバ、または外部ネットラークの接続点である、ブリッジもしくはルータなどの機器から構成されるLANにおいて、伝送効率を向上させることは非常に重要な課題である。本発明では、LANの中核を成すハブ装置についての伝送効率向上対策を提案する。
LANには、パーソナルコンピュータ(PC)またはワークステーション(WS)がクライアントコンピュータとして接続される。サーバ(Server)は、ファイルシステムまたはデータベースシステムなどが実装され、各クライアントの共有資源としてファイル交換・保存または各種データの提供と保存などのサービスを提供している。また、LANに使用されるルータ(Router)およびブリッジ(Bridge)は、インターネットなどの外部ネットワークまたは上位ネットワークへの接続点となる。これらルータおよびブリッジの使い分けは、システムの位置づけを基本とするネットワーク設計による。このような装置の中継的役割を果たすのが、ハブ(HUB)である。
以前はバス型接続ネットワークとして、コリジョンドメイン単位でネットワークが分割されていた。この場合、イーサネット(登録商標)の中核技術であるCSMA/CD方式により、唯一のクライアントノードがネットワークを時分割に排他占有することにより、フレームの交換が行われる。
それに対して、近年はスイッチング方式により、あたかも複数のクライアントノードがネットワークを共有するかのような制御方式が多用されている。さらに、スイッチングデバイスの低価格化により、スイッチングハブの普及度合いは著しいものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2002−135287号公報
これまでにも述べたように、多数のクライアントコンピュータ、およびそれらが共有するサーバ、または外部ネットワークの接続点である、ブリッジもしくはルータなどの機器から構成されるLANにおいて、伝送効率を向上させることは非常に重要な課題である。
近来多用されているスイッチングハブは、ハブ自身が持つポート数とアクセス形態により、複数のクライアントノードが同時に伝送することができる。
しかしながら、たとえば1台のサーバに対して多数のクライアントノードがアクセスしたような場合、その効率の低下は免れることはできない。さらに、ブロードキャスト伝送(一斉同報)が多用されているようなシステムにおいては、受信フレームはハブの全ポートに送信(フラッディング)されるため、スイッチングハブの特性を活用するメリットが少ない。
伝送負荷が高い状態における、排他制御に付いて考える。従来はイーサネット(登録商標)の基幹技術である、CSMA/CD方式により、ネットワーク(コリジョンドメイン)上の唯一のノードが送信権利を獲得していた。この際に用いられるバックオフアルゴリズムは、規定の間隔の乱数倍にて再送信する、という非常にシンプルかつ効率がよい構成が考案されている。
スイッチングハブは、内部に受信バッファを搭載している。伝送負荷(受信フレーム)が増加し、その受信バッファが満杯に近づいたときの処理には、バックプレッシャ(半二重伝送時)、ポーズフレームによるフロー制御(全二重伝送時)の2種類があるが、いずれもスイッチングハブ固有のバッファ容量または設定値を基に動作しているため、バックオフアルゴリズムよりも統一性と効率に欠けるのは明らかである。
以上のように、LANは多数のクライアントコンピュータ、およびそれらが共有するサーバ、または外部ネットワークの接続点であるブリッジもしくはルータなどの機器から構成される。このLANに使用されるスイッチングハブにおいて、伝送効率という観点から見た問題点は、下記の通りである。
・ネットワーク固有のアクセス形態により、スイッチングハブの特性が生かせない場合がある。
・スイッチングハブ内部のデータバッファの制御は必ずしも統一・効率化されたものではない。
本発明の目的は、上記の課題を解決したLAN用ハブを提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するため、伝送負荷と伝送形態に応じて、動的にハブの構成・動作を変更するようにしたもので、以下の構成を特徴とする。
(1)多数のクライアントコンピュータおよび、それらが共有するサーバ、または外部ネットワークの接続点である、ブリッジもしくはルータなどの機器から構成されるLANに設けるハブであって、
前記ハブは、各ポートの伝送負荷および伝送形態に応じてスイッチング動作モードまたはリピータ動作モードに切り替える手段を備えたことを特徴とする。
前記ハブは、各ポートの伝送負荷および伝送形態に応じてスイッチング動作モードまたはリピータ動作モードに切り替える手段を備えたことを特徴とする。
(2)前記ハブは、スイッチングデバイスとリピータデバイスを搭載し、選択部で前記スイッチングデバイスとリピータデバイスを切り替える構成としたことを特徴とする。
(3)前記ハブは、スイッチングデバイスを搭載し、前記手段は該スイッチングデバイスの設定により、スイッチング動作モードまたはリピータ動作モードに切り替えることを特徴とする。
(4)前記手段は、対象ハブの伝送負荷および伝送形態をモニタし、このモニタデータの固有のフレームを基に特定または全ハブの動作モードを変更させるネットワーク監視手段とすることを特徴とする。
以上のように、多数のクライアントコンピュータおよび、それらが共有するサーバ、または外部ネットワークの接続点である、ブリッジもしくはルータなどの機器から構成されるLANにおいて、使用されるハブには伝送効率という観点から見た問題点は、下記の通りである。
・ネットワーク固有のアクセス形態により、スイッチングハブの特性が生かせない場合がある。
・スイッチングハブ内部のデータバッファの制御は必ずしも統一・効率化されたものではない。
これらに対し、本発明では伝送負荷と伝送形態に応じて、動的にハブの構成・動作を変更することができ、ネットワークの伝送効率を向上できる。
図1は本発明の実施形態を示すLAN用ハブの基本的構成図である。このハブは、基本的に、CPUとソフトウェアで構成する制御ロジック1と、各ポート毎に設ける、スイッチングデバイス2と、リピータデバイス3と、選択部4および物理インタフェース5で構成される。
この構成において、制御ロジック1は、受信負荷をスイッチングデバイス2で測定し、その伝送負荷および伝送形態により動作モードを切り替える。この切り替えは、以下のようになる。
スイッチング動作モードは、1対1伝送が多い場合、または、伝送負荷が低い場合に実行する。リピータ動作モードは、1対N伝送が多い場合、ブロードキャスト伝送が多い場合、または、伝送負荷が高い場合に実行する。
上記の動作モード切り替えには、スイッチングデバイス2には、全ポートの受信データが入力され、スイッチングデバイス2が一般的に搭載している各カウンタによるカウンタ動作で以下のようにして判定する。
伝送負荷の高低はトラヒックカウンタにより判断する。伝送形態はトラヒック種別カウンタにより判断する。また、伝送種別カウンタにより、ブロードキャスト量を判定する。また、各ポート毎の送受信カウンタにより、伝送が一極集中(1対N)であるか否かを判定する。
本実施例のLAN用ハブは、図1において、スイッチングデバイス2の他に、リピータデバイス3を搭載し、全ポートの受信を入力する。
そして、スイッチングデバイス2による前記の判断で、リピータ動作が適切であると判断されたポート群の送信はリピータデバイス3を選択部4で選択してリピータ動作による中継を行う。そうでない場合は、従来通りスイッチングデバイス2によるスイッチング動作を行う。
本実施例のLAN用ハブは、図1において、リピータデバイス3を搭載する代わりに、スイッチングデバイス2の設定を変更可能とし、前記の判断で、スイッチングデバイス2をリピータ状態にする。
すなわち、スイッチングデバイス2のMACアドレステーブル・エージング時間をゼロに設定することにより、受信フレームが常に「UnknownFrame」と見なされて、全ポートにフラッディングされる。
本実施例のLAN用ハブは、伝送負荷のモニタリングを、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)などのネットワーク監視手段にて行う。
このとき、データは、スイッチングデバイスが搭載するMIB(Management Information Base)を介して取得することができる。また、動作モードなどの切替は、監視側が対象側に対して送信する固有のフレームによる。
ハブは、1ノードだけでなく、ネットワーク全体のトラヒックを基に判断が可能である。使用している全ハブが、本発明によるハブである場合、より効率的な伝送制御が可能になる。
1 制御ロジック
2 スイッチングデバイス
3 リピータデバイス
4 選択部
5 物理インタフェース
2 スイッチングデバイス
3 リピータデバイス
4 選択部
5 物理インタフェース
Claims (4)
- 多数のクライアントコンピュータおよび、それらが共有するサーバ、または外部ネットワークの接続点である、ブリッジもしくはルータなどの機器から構成されるLAN用ハブであって、
前記ハブは、各ポートの伝送負荷および伝送形態に応じてスイッチング動作モードまたはリピータ動作モードに切り替える手段を備えたことを特徴とするLAN用ハブ。 - 前記ハブは、スイッチングデバイスとリピータデバイスを搭載し、選択部で前記スイッチングデバイスとリピータデバイスを切り替える構成としたことを特徴とする請求項1に記載のLAN用ハブ。
- 前記ハブは、スイッチングデバイスを搭載し、前記手段は該スイッチングデバイスの設定により、スイッチング動作モードまたはリピータ動作モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載のLAN用ハブ。
- 前記手段は、対象ハブの伝送負荷および伝送形態をモニタし、このモニタデータの固有のフレームを基に特定または全ハブの動作モードを変更させるネットワーク監視手段とすることを特徴とする請求項1に記載のLAN用ハブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004073686A JP2005268833A (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | ハブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004073686A JP2005268833A (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | ハブ |
Publications (1)
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JP2005268833A true JP2005268833A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35092968
Family Applications (1)
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JP2004073686A Pending JP2005268833A (ja) | 2004-03-16 | 2004-03-16 | ハブ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005268833A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014131338A (ja) * | 2011-01-25 | 2014-07-10 | Alaxala Networks Corp | ネットワーク中継システム及びネットワーク中継装置 |
JP2015076643A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-20 | 富士通株式会社 | 制御プログラム、制御装置および制御方法 |
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2004
- 2004-03-16 JP JP2004073686A patent/JP2005268833A/ja active Pending
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