JP2005267242A - 情報機器 - Google Patents

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JP2005267242A JP2004078589A JP2004078589A JP2005267242A JP 2005267242 A JP2005267242 A JP 2005267242A JP 2004078589 A JP2004078589 A JP 2004078589A JP 2004078589 A JP2004078589 A JP 2004078589A JP 2005267242 A JP2005267242 A JP 2005267242A
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Abstract

【課題】 情報機器におけるデータ管理の効率化。
【解決手段】 情報機器内でおこるイベント(撮影開始)によって、統一されたインデックスをデータに付加する(203)。このイベントはユーザが任意に設定することも可能であり、またユーザはインデックスを付加するデータ形式を設定できる。これによって、同一イベント内に作成・アクセスされたデータを容易に抽出することができる。設定次第で情報機器内のデータ群を多種多様にグループ化することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子データを管理する情報機器あるいは情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
現在、パソコンに代表される情報処理装置の急激な普及に伴い、ユーザが扱うデータもあらゆる分野で電子化が進み、また、日々やりとりされる電子データの量も増加傾向にある。このような電子データを効率よく扱うため、各電子データに属性情報を付加することが行われている。例えば、データベースの分野では管理すべき個々のデータに、キーワードなどの検索キーをインデックスとして付加し、この検索キーを用いてデータの検索を効率よく行うことが可能である(例えば、特許文献1)。
パソコンではデータ管理はディレクトリ(フォルダ)等を用いたデータの格納場所による管理方法が主流で、ユーザが任意に共通なデータ属性をもつデータ群をグループ分けし、ディレクトリに格納するということが行われている。このディレクトリは階層化することができるため、ユーザはディレクトリを上層から下層へと辿り、目的のデータにアクセスする(例えば、特許文献2)。
特開平09−198405号公報 特開平08−305617号公報
従来、上記のような電子データの管理は、ユーザの手入力により行われている。このため、大量の電子データに対しても効率よくデータ管理が出来るとは言い難い。また、ディレクトリ名がインデックスの役目を果たすため、ユーザはディレクトリ名を辿って、目的のデータにアクセスすることになる。
本発明ではこのような課題を鑑みて、大量の電子データに対してデータ管理を容易にするため、データにインデックスを任意に付加することが可能であり、またインデックスを付加する際のユーザの負担を軽減し、かつ簡易な操作でインデックスを付加することができ、さらにはインデックスを付加するために選択するデータ及びインデックスが付加されたデータに容易かつ柔軟にアクセスできる情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
本発明では、上記の課題を解決するため、以下の手段を有する。
・データを記録あるいは作成する手段。
・インデックスを付加するデータを選択する手段。
・データにインデックスを付加する手段。
・インデックスを用いて目的のデータを検索する手段。
・既に付加されているインデックスを編集する手段。
・本装置で発生するイベント開始以降に記録・作成・アクセスされたデータを抽出する手段。
・インデックスを用いて抽出したデータに新たに属性を付加する手段。
以上述べたように、本発明によれば、情報機器上で作成されるあらゆるデータに、様々な方法でインデックスを付加することができ、それに伴ってインデックスを用いてデータ群を様々な属性によってグループ化することができる。このようにデータにインデックスを付加することによって、情報機器上で扱われるデータの検索・管理を容易かつ柔軟に行うことが出来る。
以下、本発明の実施の形態を図を用いて詳細に説明する。図1は本発明の情報処理装置(情報機器)のブロック図の一例である。
本発明の情報処理装置は、本システムを制御するCPU101を備え、CPUに接続されるシステムバス116を介して、本発明にかかるインデックス管理プログラムやシステムが稼動するために必要なプログラム及びユーザが作成したデータを格納するフラッシュメモリ103、プログラム・データ等の実行・処理に必要な作業領域としてRAM102を備えている。文字や画像の表示デバイスとして、LCD105を用い、LCDの制御をLCDコントローラ104が行う。入力デバイスとしては、キー107及びタッチパネル109を備えており、キー入力コントローラ106がキー入力を制御し、デジタイザ108によってスタイラスペンなどを用いてペン入力が行われた際、ペンタッチされた位置情報をCPUに送信する。記録メディアとしては例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)110を用いており、いわゆる外部記憶装置としての機能を有し、ユーザはコンパクトフラッシュ(登録商標)に対して、任意にデータの読み書きが出来る。外部記憶装置としての機能を有する装置であれば、コンパクトフラッシュ(登録商標)に限定する必要はない。本装置は録音することも可能で、マイク112によって集音し、マイクの制御をマイクコントローラ111が行う。また本装置は撮影機能も備えており、光学レンズ115から得られた動画像データは撮像センサによって、AD変換されて電気信号としてカメラ信号処理DSP113に入力される。入力された電気信号は113を介して、YUV信号に変換され、さらにあらかじめフラッシュメモリに内蔵されている画像信号処理プログラムによって、RGB変換され、ファインダー画像としてLCDに表示する。以上が本発明の情報処理装置における基本的なブロック図の説明である。
本装置はテキスト、画像、音声等様々なデータを取り扱うことが可能で、データ管理方法が前述したパソコンなどで行われているデータ管理方法と異なり、インデックスを用いる点に特徴がある。本発明におけるインデックスとは、あるイベントをトリガーとし、そのイベント開始から終了までに作成されたデータに対しては同一グループであると認識させるラベル、あるいは同一属性データを抽出した後にそれらを一つのグループとして識別させるラベルのことである。そのインデックス挿入開始の設定方法またインデックスを用いてのデータ管理方法を以下に挙げる。
トリガーにするイベントとしては本情報処理装置が撮影モードになった時が挙げられる。撮影モードとは本装置に付属のキーによるスイッチ押下あるいは撮影ソフトウェアを起動するなどによって、本装置が撮影機能を実行しつつある状態に移行した時を指す。この時のフローチャートを図2に示す。本装置が撮影モードに移行(図2:201)するとユーザは市販されているカメラと同様の感覚で本装置を操作することになる。本装置に装備されたシャッターボタンを押下することにより画像データが取り込まれ(図2:202)、コンパクトフラッシュ(登録商標)に保存される。この時、撮影モードに移行した時をトリガーとして統一されたインデックスを付加するので(図2:203)、撮影された画像データは全て同一のインデックスを持つ。このインデックスは本装置内のインデックス管理プログラムが管理するインデックステーブルに登録される。撮影モードが解除されるとインデックス挿入もこれに伴って解除される(図2:204)。また、カメラモードに移行して自動的にトリガーがかかるという設定はユーザが事前に解除しておくことも可能である。また、スライド式のカバーなどを装備した装置の場合は、その開閉に応じて、インデックス挿入開始・解除を設定させてもよい。
以上のように、本実施例では、情報機器内でおこるイベント(撮影開始)によって、統一されたインデックスをデータに付加する(203)。
実施例2ではユーザがマイクを使用して音声入力を行いトリガーをかける例を説明する。
この例のフローチャートを図3に示す。この場合、ユーザは本装置の録音機能を既定の方法で有効にする。次いで、ユーザはマイクに向かって音声を入力する。入力された音声データは音声認識されて、既定のキーワードと比較される。このとき入力された音声データがあらかじめ登録されているインデックス挿入開始のためのキーワードであると認識された場合、インデックス開始となりこれ以降、作成されたデータは同一インデックス挿入が開始されることになる。また、インデックス挿入解除の場合も既定のキーワードを音声入力して、インデックスの挿入解除を行う。インデックス挿入に設定されたままで、録音は無効になった場合でも、インデックス挿入は有効になっていても良いし、録音が無効になると同時にインデックス挿入も解除することも設定次第で柔軟に対応することも出来る。
ユーザが任意にインデックス挿入を設定する場合を説明する。
これは例えば、ユーザが本装置を使用中あるタイミングでインデックス挿入を開始させたいという要求が生じた場合に、ユーザは任意にトリガーをかけることが出来る。この操作において、ユーザは本装置に備えたボタンによってインデックス挿入のON、OFFを設定してもよいし、あるいは本装置の画面上で設定画面からインデックス挿入のON、OFFの設定をしてもよい。この場合、図4のような設定確認をLCDに表示する。ユーザが任意にインデックス挿入を設定した場合、その時点から作成されるデータがインデックス挿入対象データとなるが、インデックス挿入開始後作成されるあらゆるデータにインデックスを挿入してもよいし、図5に示すようにインデックス挿入の対象となるデータを任意に設定することも可能である。
インデックス対象となるデータの識別にはテキスト、画像、音声などデータ形式によってフィルタリングしたり、特定サイズ以下または以上のデータに対してフィルタリングしたり、あるいはファイル名によるフィルタリングを行うことも可能である。フィルタリング項目が設定されれば、インデックス挿入開始以後、作成されたデータの中でフィルタリング項目で設定したデータについてのみインデックスが挿入されることになる。
また、このときインデックスにタイトルを付加することも可能であり、図6にそのときの画面の例を示す。ユーザがタイトルを設定しない場合は予め、インデックス管理プログラムが用意するインデックスを用いることも可能である。以上のような設定は様々な組み合わせも可能である。例えば、フィルタリングしたデータとフィルタリング外のデータに別々のインデックスを挿入することや、インデックス挿入開始以後、全てのデータにインデックス挿入を行うが、ある特定形式のデータだけは別のインデックスタイトルを付けるなど、設定しだいで様々なインデックス挿入の組み合わせが実現出来る。さらに図5や図6のような設定は前述の実施例1や実施例2のインデックス挿入における設定に反映させることも可能であり、あらかじめインデックス挿入の設定だけを行っておき、あとはイベントに応じて、インデックス挿入開始にするということも可能である。このような設定項目はファイルとして保存しておくこともできるため、将来的にインデックス挿入を以前と同じ条件で行いたい場合、このファイルを読み出して以前と同じ方法でインデックス挿入を設定することも可能である。
実施例4ではユーザが設定した時間によってトリガーをかける例を挙げる。これまでの実施例では、ユーザが任意に発生させた非同期のイベントによってインデックス挿入開始となるが、インデックス挿入開始トリガーをタイマーにセットした時刻によって設定・解除することも可能である。ユーザはあらかじめ設定画面からインデックス挿入開始時刻を設定しておく。設定した時刻になった時点で、インデックス挿入開始になり、これ以降作成されたデータは事前に設定したインデックス解除時刻になるまでインデックスが付加される。またこの場合も実施例3と同様にタイマーセット時に対象データをフィルタリングすることやインデックスにタイトルを付加することが可能である。タイマーセットの表示画面の一例を図7に示す。この場合、インデックス挿入開始・解除のタイマーセットは複数指定することも可能で、いつでも変更可能である。
これまではインデックス挿入におけるイベント(トリガー)の例を挙げたが、ここからはこれらの様々な方法で付加されたインデックスを用いた検索機能について説明する。今まで述べたようにインデックス付加は、あるイベントをトリガーとして行われるが、その際、作成されたデータに付加するインデックスは本装置内のインデックス管理プログラムが保持するインデックス管理テーブルによって管理される。たとえば、前述したようなあるイベントをトリガーとしてインデックス挿入を行いデータを作成後、それらのデータを検索したい場合は、インデックスを目安として容易に探し出すことができる。例えば、あるイベント発生でインデックス挿入が開始されたとする。このときインデックス管理プログラムはインデックス挿入開始になったイベントとその時刻をインデックス管理テーブルに保存する。その後、インデックス挿入が解除されるまでに作成されたデータをインデックスとするわけであるが、このインデックスの付加の方法は、インデックス挿入開始以後に作成されたデータに対して、共通のインデックス(例えば、撮影モードの場合であれば“前回撮影した画像”というインデックスであったり、ユーザがタイトルを設定していればそれをインデックスとする)をインデックス管理テーブルに登録しても良いし、あるいはインデックス管理テーブルにはあるイベントによってインデックス挿入が開始された時刻とインデックス挿入が解除された時刻を登録しておいてもよい。
この場合、データを検索する際、この登録してあるインデックス挿入時のタイムスタンプとデータが作成されたタイムスタンプから同一インデックス挿入時に作成されたデータであるかを識別することができる。いずれの方法であっても、ユーザが求めたいデータをインデックス管理テーブルを用いて抽出することができる。インデックス管理プログラムがさまざまなイベント発生の時刻をインデックス管理テーブルに登録している場合、ユーザはある条件下のもとで作成されたデータを効率的に検索することが可能である。
この概念図を図8及び図9に示す。図8は各イベントが起こった時刻を登録してあるインデックス管理テーブルの概念図である。この図のようにインデックス管理テーブルには本装置上で発生しうる様々なイベントとその発生時刻及び終了時刻が登録してあるため、データのタイムスタンプからどのイベント発生時に作成されたデータであるかをユーザは知ることが出来る。図9はさまざまなインデックスとそれに関連付けられたデータの概念図である。この場合は目的のデータを検索する際、インデックスを指定して、目的のデータ群を抽出することができる。さらに例えば、“運動会かつ画像”というようにインデックスを複数指定して、目的のデータ抽出を絞り込むことも可能である。また図9の例の場合、花見というインデックスが付加されたデータの中に“歌.mp3”というデータがある。これは“花見”というインデックスが挿入されるよりも以前に作成されたデータであるが、“花見”インデックス挿入時にアクセスしたデータということから、同一インデックスを付加している。この用にインデックスはあるイベント中にアクセスしたデータにも付加することも可能である。
ユーザはインデックスを目安として目的のデータを検索する際、まずインデックス検索設定画面から目的のデータに付加されたインデックスやイベント発生の時刻やデータ形式などを指定して、該当するデータを絞り、検索対象となるデータを抽出する。例えば、“前回の撮影モード時に作成されたデータ”、“インデックス名が○○○○○のデータ”、“○月○日以降に作成された○○形式のデータ”など柔軟に検索項目を設定することができる。このように条件を柔軟に指定して検索を実行した後、目的のデータを抽出することが出来る。また、データ作成時はインデックスが付加されていなくとも、検索によって目的のデータを抽出した後インデックスを付加したり、また既存のインデックスの変更・削除など編集することも可能である。
インデックスを用いた検索でデータを抽出したあと、その抽出されたデータ群を一つのディレクトリとして扱うことが可能であり、インデックスとディレクトリ構造の併用も可能である。さらにインデックスを用いた検索によってデータ群を抽出した後それらのデータ群に対して、同一のアイコンを設定することも可能であり、この場合は以後視覚的に同一インデックスのデータであるかを容易に識別することが出来る。
本発明の情報機器のブロック図である。 撮影モードにおけるインデックス挿入のフローチャートである。 音声入力によるインデックス挿入のフローチャートである。 インデックス挿入確認画面である。 インデックス挿入対象データの設定画面である。 インデックスタイトル設定画面である。 タイマーによるインデックス挿入設定画面である。 インデックス管理テーブルの概念図1である。 インデックス管理テーブルの概念図2である。
符号の説明
101 CPU
102 RAM
103 FLASH MEMORY
104 LCD CONTROLLER
105 LCD
106 KEY CONTROLLER
107 KEY
108 DIGITIZER
109 TOUCH PANEL
110 COMPACT FLASH(登録商標) MEMORY
111 MIC CONTROLLER
112 MIC
113 カメラ信号処理DSP
114 撮像センサ
115 光学レンズ
116 システムバス

Claims (7)

  1. 様々な電子データを取り扱う情報機器において、データにインデックスを付加する手段と、インデックスを付加するデータを選択する手段と、インデックスを用いて目的のデータを検索する手段と、既に付加されているインデックスを編集する手段と、情報機器上で発生するイベント開始以降に記録・作成・アクセスされたデータを抽出する手段と、特定の条件で抽出したデータに新たに属性を付加・設定する手段を有することを特徴とする情報機器。
  2. 前記情報機器におけるデータにインデックスを付加する手段は、情報機器上で動作するインデックス管理プログラムが情報機器上で発生するイベントによってインデックスの挿入・解除設定を管理し、インデックス管理プログラムが管理するインデックス管理テーブルにインデックスを登録する手段を有することを特徴とする情報機器。
  3. 前記情報機器におけるインデックスを付加するデータを選択する手段は、本発明の情報機器に対して、ユーザが必要に応じて、任意にインデックスを付加するデータ形式を設定する手段を有することを特徴とする情報機器。
  4. 前記情報機器におけるインデックスを用いて目的のデータを検索する手段は、前記情報機器上に登録されたインデックス管理テーブルを用いて検索する手段を有することを特徴とする情報機器。
  5. 前記情報機器における既に付加されているインデックスを編集する手段は、前記インデックス管理テーブルを用いて検索・抽出されたデータ群に対して、既にインデックス管理テーブルに登録されているインデックスの削除・変更・追加が行える手段を有することを特徴とする情報機器。
  6. 前記情報機器における情報機器上で発生するイベント開始以降に記録・作成・アクセスされたデータを抽出する手段は、前記インデックス管理プログラムが管理するインデックス管理テーブルに登録されているインデックスを用いて、目的のデータ群の抽出を行う手段を有することを特徴とする情報機器。
  7. 前記情報機器における特定の条件を用いて抽出したデータに新たに属性を付加・設定する手段は、前記インデックス管理プログラムが管理するインデックス管理テーブルに登録されているインデックスを用いて、目的のデータ群の抽出を行い、そのデータ群に対して、新たに属性を付加・設定する手段を有することを特徴とする情報機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100884889B1 (ko) 2007-03-26 2009-02-23 엔에이치엔(주) 검색 데이터베이스의 자동 색인어 추가 방법 및 시스템

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