JP2005267032A - コンテンツ利用制限システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コンテンツ利用制限管理部21が、編集中途の別ファイルでの保存を許可せず上書き保存のみ許可し、編集が終了し上書き保存された場合に、当該上書きファイルを別領域に退避して保存すると共に、編集終了時にシリアル番号を発行し退避した上書き保存ファイルを暗号化ファイルに設定されている利用条件を継承しながら暗号化する。
【選択図】 図2
Description
なお、上記した「コンテンツ利用プログラム」とは、例えば、表計算ソフトウェア、文書作成ソフトウェア、音楽視聴ソフトウェア、映像視聴ソフトウェア等に組み込まれたプログラムのことをいい、また、「コンテンツ」とは、各コンテンツ利用プログラムで利用できるコンテンツファイルのことをいう。ここで、従来技術として、時間と共に利用方法や価値が変化するコンテンツに対して、その利用条件や価格を柔軟に設定できる技術が知られている(例えば、特許文献1)。
この場合、専用のアプリケーションを用意することなく運用が可能となるため、利用者は、DRM導入後も導入前と変化のない使い勝手で通常の利用を継続することができる。また、プラグイン機能のようなアプリケーションへの機能追加も必要がないため、アプリケーションがバージョンアップされても個々の対処を必要とせず、対応が可能である。
したがって、シリアル番号は保存の機会毎に発行されることなく、編集が終了して上書き保存された場合にのみ発行されるため、無駄なシリアル番号の発行を抑えることができる。また、DRM運用を開始したユーザが別ユーザに暗号化ファイルを与え、修正を依頼した場合、その別ユーザが修正中のデータを勝手に第三者へ渡せないようにプロテクトすることができ、利便性を提供できる。
したがって、シリアル番号が無駄に払い出されることなく、編集を終え更新したファイルを引き渡すタイミングでのみシリアル番号の発行が行われる。このため、シリアル番号発行管理のための負荷を軽減できる効果も得られる。
図1は、本実施形態のコンテンツ利用制限システムの構成を示す概略ブロック図である。この図において、符号1は、コンテンツの利用条件の内容を示す利用条件情報を記憶する利用条件管理装置である。また、符号2は、コンテンツの利用制限を行うコンテンツ利用制限装置である。そして、この利用条件管理装置1とコンテンツ利用制限装置2とは、通信ネットワーク3を介して接続されており、利用条件管理装置1とコンテンツ利用制限装置2によってコンテンツ利用制限システムが構成される。
図2に示されるように、コンテンツ利用制限装置2は、暗号化したコンテンツが編集されたときにその上書き保存を行い、当該上書き保存されたファイルを退避すると共に、編集の終了を契機に著作権管理のためのシリアル番号を発行して先に退避した保存ファイルを暗号化するコンテンツ利用制限管理部21を主な構成要件とし、当該コンテンツ利用制限管理部21は、アプリケーション状態管理部211と、保存ファイル退避制御部212と、ファイル暗号化処理部213と、シリアル番号発行部214で構成される。
一方、ファイル暗号化処理部213は、保存ファイル退避制御部212が退避した保存ファイル(文書ファイル20)を、暗号化ファイルに設定されている利用条件を継承しながら暗号化して編集済み文書ファイル30へ保存する。また、シリアル番号発行部214は、プログラム状態監視部211によってアプリケーション10の終了が検知されたときに、シリアル番号を発行する機能を持つ。
以下、図3、図4を参照しながら、図1、図2に示す本実施形態のコンテンツ利用制限システムの動作について詳細に説明する。
すなわち、コンテンツ利用制限システムにおける、各ブロックは、CPU等の中央演算処理装置がROMやRAM等の主記憶装置に上記プログラムを読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、実現されるものである。
ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
2…コンテンツ利用制限装置
3…通信ネットワーク
21…コンテンツ利用制限管理部
211…アプリケーション状態管理部
212…保存ファイル退避制御部
213…ファイル暗号化処理部
214…シリアル番号発行部
Claims (3)
- 暗号化したコンテンツを閲覧するプログラムが、その元コンテンツを作成した既存のプログラム上で前記暗号化したコンテンツを利用可能とするコンテンツ利用制限システムであって、
前記暗号化したコンテンツが編集されたときにそのコンテンツの上書き保存を行い、当該上書き保存したファイルを退避すると共に、前記コンテンツの編集終了を契機にシリアル番号を発行し、前記退避したファイルを暗号化するコンテンツ利用制限管理部、
を備えたことを特徴とするコンテンツ利用制限システム。 - 前記コンテンツ利用制限管理部は、
前記プログラムの起動、終了を監視するプログラム状態監視部と、
前記暗号化コンテンツへの書込みが発生したときに、その保存ファイルを他の記憶領域に退避する保存ファイル退避制御部と、
前記プログラム状態監視部によって前記プログラムの終了が検知されたときに、前記シリアル番号を発行するシリアル番号発行部と、
前記退避した保存ファイルを、前記暗号化ファイルに設定されている利用条件を継承しながら暗号化するファアイル暗号化処理部と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ利用制限システム。 - 暗号化したコンテンツを閲覧するプログラムが、その元コンテンツを作成した既存のプログラム上で前記暗号化したコンテンツを利用可能とするコンテンツ利用制限方法であって、
前記暗号化したコンテンツが編集されたときにそのコンテンツの上書き保存を行うステップと、
当該上書き保存したファイルを退避すると共に、前記コンテンツの編集終了を契機にシリアル番号を発行するステップと、
前記退避したファイルを暗号化するステップと、
を有することを特徴とするコンテンツ利用制限方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004076277A JP2005267032A (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | コンテンツ利用制限システムおよび方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004076277A JP2005267032A (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | コンテンツ利用制限システムおよび方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005267032A true JP2005267032A (ja) | 2005-09-29 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004076277A Pending JP2005267032A (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | コンテンツ利用制限システムおよび方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005267032A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007272519A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Ntt Comware Corp | ドキュメント暗号化制御装置及びドキュメント暗号化制御方法 |
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2004
- 2004-03-17 JP JP2004076277A patent/JP2005267032A/ja active Pending
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