JP2005264472A - Turnbuckle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はターンバックルに関する。さらに詳しくは、減衰機能を有するターンバックルに関する。 The present invention relates to a turnbuckle. More specifically, the present invention relates to a turnbuckle having a damping function.
阪神淡路大震災において木造住宅が多く倒壊した教訓を受けて、木造住宅の耐震性の向上を図ることがなされている。 In response to the lessons learned from the collapse of many wooden houses in the Great Hanshin Earthquake, efforts have been made to improve the earthquake resistance of wooden houses.
この耐震性の向上を図る一手段として、仕口に衝撃吸収力を持たせるようにすることがなされている。例えば、図5に示すように、仕口50に仕口ダンパー60を設けることがなされている。図中、符号70は基礎を示し、符号80は土台を示す。
As a means for improving the seismic resistance, the joint is made to have an impact absorbing ability. For example, as shown in FIG. 5, a
図6に、仕口ダンパー60の一例を示す。仕口ダンパー60は、図6に示すように、柱51に取り付けられる柱側鋼板61と、梁52に取り付けられる梁側鋼板62と、その間に密着される粘弾性体63とからなるものとされる。
FIG. 6 shows an example of the
この仕口ダンパー60を仕口50に設けることにより、地震などによる住宅の揺れが粘弾性体により吸収され、住宅の倒壊が防止される。
By providing the
しかしながら、仕口ダンパー60を設けた場合には、その取付作業が必要となり、しかもそれが従来の作業にない余分な作業であるため、施工が煩雑となり、かつ、施工の長期化を招来するという問題がある。この施工の長期化という問題は、迅速な施工が要求される既設住宅の耐震補強を図る際に大きな問題となる。
However, when the
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みさなれたものであって、従来の施工手順によりながら、住宅とりわけ木造住宅の耐震性を向上させるターンバックルを提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the problems of the prior art, and an object of the present invention is to provide a turnbuckle that improves the earthquake resistance of a house, particularly a wooden house, according to a conventional construction procedure.
本発明のターンバックルは、ロッド状ブレースからの振動を減衰させる減衰部材を備えてなることを特徴とする。 The turnbuckle of the present invention includes a damping member that attenuates vibration from the rod-shaped brace.
本発明のターンバックルの第1形態は、本体と減衰部材とナットとを備えてなるターンバックルであって、前記本体は両端部にロッド状ブレースが挿通される透孔を有し、前記本体の空間部の幅は、ナットが本体のサイドから挿入はされるが、回転しないようにされ、前記減衰部材は、前記ロッド状ブレースが挿通される透孔が先端から後端に向けて貫通形成され、前記減衰部材の形状は、前記本体内面に沿うようにされてなることを特徴とする。 A first form of the turnbuckle of the present invention is a turnbuckle comprising a main body, a damping member, and a nut, the main body having a through hole through which a rod-shaped brace is inserted at both ends, The width of the space is such that the nut is inserted from the side of the main body, but is not rotated, and the damping member is formed with a through hole through which the rod-shaped brace is inserted from the front end toward the rear end. The shape of the damping member is adapted to be along the inner surface of the main body.
本発明のターンバックルの第2形態は、本体と減衰部材とナットとを備えてなるターンバックルであって、前記本体は両端部にロッド状ブレースが挿通される透孔を有し、前記減衰部材は角筒体とされて前記ナットの外周に密着させて配設され、前記減衰部材の辺の長さは、該減衰部材が本体のサイドから挿入はされるが、回転しないようにされてなることを特徴とする。 A second form of the turnbuckle of the present invention is a turnbuckle comprising a main body, a damping member, and a nut, and the main body has a through hole through which a rod-shaped brace is inserted at both ends, and the damping member Is a square cylinder and is disposed in close contact with the outer periphery of the nut, and the length of the side of the damping member is such that the damping member is inserted from the side of the main body but does not rotate. It is characterized by that.
しかして、本発明のターンバックルは、住宅の耐震補強に用いられる。 Thus, the turnbuckle of the present invention is used for seismic reinforcement of a house.
本発明によれば、従来のターンバックル補強と同様の施工手順により住宅の耐震性を向上できるという優れた効果を奏する。 According to the present invention, there is an excellent effect that the earthquake resistance of the house can be improved by the same construction procedure as that of the conventional turnbuckle reinforcement.
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。 Hereinafter, although the present invention is explained based on an embodiment, referring to an accompanying drawing, the present invention is not limited only to this embodiment.
実施形態1
図1に、本発明の実施形態1に係るターンバックルが適用された木造住宅の軸組を概略図で示す。この木造住宅は、図1に示すように、ロッド状ブレース1をターンバックル10により張設して横揺れ防止を図ってなるものである。
Embodiment 1
FIG. 1 is a schematic view showing a wooden house framework to which a turnbuckle according to Embodiment 1 of the present invention is applied. As shown in FIG. 1, this wooden house has a rod-shaped brace 1 stretched by a
図2および図3に、ターンバックル10の詳細を示す。なお、図1中、符号2は柱を示し、符号3は梁を示し、符号4は基礎を示し、符号5は土台を示す。
2 and 3 show the details of the
ターンバックル10は、図2および図3に示すように、本体12と、減衰部材14と、ナット16とを主要構成要素として備えてなる。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
本体12は、基本的には通常のターンバックルに用いられているものと同様とされているが、ロッド状ブレース1が挿通される透孔12aは、ブレース1端部に形成されている雄ねじ1aと螺合する雌ねじが形成されておらず、単なる透孔されている点が異なる。また、本体12の空間部12bの幅wは、ナット16をサイドから挿入はできるが、ナット16が回転しないように調整されている。
The
減衰部材14は例えば低反発性のスポンジや防振ゴムなどからなる先端部が円錐台状とされた円筒体とされ、ロッド状ブレース1が挿通される透孔14aが先端から後端に向けて貫通形成されている。また、減衰部材14の形状は、本体12の端部内面に沿うようにされている。
The
ナット16はブレース1端部に形成されている雄ねじ1aと螺合するようにされた、例えば六角ナットとされる。
The
次に、かかる構成とされたターンバックル10による住宅の耐震補強の一例について説明する。
Next, an example of the earthquake-proof reinforcement of the house by the
手順1:本体12の一端部に一方のブレース1Aの雄ねじ1aが形成された基端部を挿通し、他端部に他方のブレース1Bの雄ねじ1aが形成された基端部を挿通する。
Procedure 1: One end of the
手順2:ブレース1A,1Bの基端部に減衰部材14を挿通した後、ナット16を仮留めする。
Procedure 2: After the damping
手順3:一方のブレース1Aの先端を仕口部例えば上方の仕口部に常法により取り付け、他方のブレース1Bの先端を対角に位置する仕口部例えば対角下方の仕口部に常法により取り付ける。
Step 3: The front end of one
手順4:ターンバックル10、具体的には本体12を回転させてブレース1A,1Bを張設する。
Procedure 4: The
これにより、地震時に住宅が揺れた場合には、その揺れによる振動が減衰部材12により吸収されるので、住宅の耐震性が向上する。なお、ブレース1の強度は従来と同様にブレース1の軸部の破断力により決定されるので、減衰機能を付与したことによる強度低下は招来しない。
Thereby, when a house shakes at the time of an earthquake, since the vibration by the shake is absorbed by the damping
このように、この実施形態1のターンバックル10によれば、強度低下を生ずることなく、従来のターンバックルによる住宅の揺れに対する補強手順とほぼ同様の手順により住宅の耐震補強がなし得る。そのため、施工の迅速性が要求される既設木造住宅の耐震補強に好適である。
As described above, according to the
実施形態2
図4に、本発明の実施形態2に係るターンバックル20を示す。このターンバックル20は実施形態1のターンバックル10を改変してなるものであって、ブレース1の基端部に螺合されるナット24と、その外周に密着させて配設された減衰部材26とを主要構成要素として備えてなる。
Embodiment 2
FIG. 4 shows a
減衰部材24は例えば粘弾性体かなる角筒体とされ、その辺の長さは減衰部材24を本体22にサイドから挿入はできるが回転しないように調整されている
次に、かかる構成とされたターンバックル20による住宅の耐震補強の一例について説明する。
The
手順1:本体22の一端部に一方のブレース1Aの雄ねじ1aが形成された基端部を挿通し、他端部に他方のブレース1Bの雄ねじが形成された基端部を挿通する。
Procedure 1: One end of the
手順2:ブレース1A,1Bの基端部に外周に減衰部材26が配設されたナット24を仮留めする。
Procedure 2: Temporarily fasten the
手順3:一方のブレース1Aの先端を仕口部例えば上方の仕口部に常法により取り付け、他方のブレース1Bの先端を対角に位置する仕口部例えば対角下方の仕口部に常法により取り付ける。
Step 3: The front end of one
手順4:ターンバックル20、具体的には本体22を回転させてブレース1A,1Bを張設する。
Procedure 4: The
これにより、地震時に住宅が揺れた場合には、その揺れによる振動でナット24と減衰部材26との間にせん断抵抗が発生して振動が吸収されるので、住宅の耐震性が向上する。なお、ブレース1の強度は従来と同様にブレース1の軸部の破断力により決定されるので、減衰機能を付与したことによる強度低下は招来しない。
Thereby, when a house shakes at the time of an earthquake, a shear resistance is generated between the
このように、この実施形態2のターンバックル20によれば、強度低下を生ずることなく、従来のターンバックルによる住宅の揺れに対する補強手順とほぼ同様の手順により住宅の耐震補強がなし得る。そのため、施工の迅速性が要求される既設木造住宅の耐震補強に好適である。
As described above, according to the
本発明は耐震補強が必要とされる住宅、とりわけ木造住宅に適用できる。 The present invention can be applied to a house that requires seismic reinforcement, in particular, a wooden house.
1 ブレース
1a 雄ねじ
2 柱
3 梁
4 基礎
5 土台
10 ターンバックル
12 本体
14 減衰部材
16 ナット
20 ターンバックル
22 本体
24 ナット
26 減衰部材
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (4)
前記本体は両端部にロッド状ブレースが挿通される透孔を有し、
前記本体の空間部の幅は、ナットが本体のサイドから挿入はされるが、回転しないようにされ、
前記減衰部材は、前記ロッド状ブレースが挿通される透孔が先端から後端に向けて貫通形成され、
前記減衰部材の形状は、前記本体内面に沿うようにされてなる
ことを特徴とする請求項1記載のターンバックル。 A turnbuckle comprising a main body, a damping member and a nut,
The main body has through holes through which rod-shaped braces are inserted at both ends,
The width of the space of the main body is such that the nut is inserted from the side of the main body, but is not rotated,
In the damping member, a through hole through which the rod-shaped brace is inserted is formed to penetrate from the front end to the rear end,
The turnbuckle according to claim 1, wherein the shape of the damping member is adapted to be along the inner surface of the main body.
前記本体は両端部にロッド状ブレースが挿通される透孔を有し、
前記減衰部材は角筒体とされて前記ナットの外周に密着させて配設され、
前記減衰部材の辺の長さは、該減衰部材が本体のサイドから挿入はされるが、回転しないようにされてなる
ことを特徴とする請求項1記載のターンバックル。 A turnbuckle comprising a main body, a damping member and a nut,
The main body has through holes through which rod-shaped braces are inserted at both ends,
The damping member is a rectangular tube and is disposed in close contact with the outer periphery of the nut,
The turnbuckle according to claim 1, wherein the length of the side of the damping member is such that the damping member is inserted from the side of the main body but is not rotated.
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JP2007120170A (en) * | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Daiwa House Ind Co Ltd | Vibration damping brace structure |
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2004
- 2004-03-17 JP JP2004075464A patent/JP4358660B2/en not_active Expired - Fee Related
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