JP2005259792A - Alarm system, substrate processing equipment and program - Google Patents
Alarm system, substrate processing equipment and program Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005259792A JP2005259792A JP2004065863A JP2004065863A JP2005259792A JP 2005259792 A JP2005259792 A JP 2005259792A JP 2004065863 A JP2004065863 A JP 2004065863A JP 2004065863 A JP2004065863 A JP 2004065863A JP 2005259792 A JP2005259792 A JP 2005259792A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- substrate processing
- unit
- substrate
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Images
Landscapes
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
Description
本発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)に所定の処理を行う基板処理装置における、アラーム技術に関する。 The present invention relates to an alarm technique in a substrate processing apparatus that performs predetermined processing on a semiconductor substrate, a glass substrate for a liquid crystal display device, a glass substrate for a photomask, a substrate for an optical disk, etc. (hereinafter simply referred to as “substrate”).
従来より、基板処理装置の中には、装置において発生しうる種々の異常に対して、異常の詳細な内容や対処方法などを記したテキスト情報を、予め装置内に記憶しているものがある。そして、このような基板処理装置を扱うオペレータは、異常発生時にこれらの情報を読み出しつつ、装置の復旧作業を行うことができる。 2. Description of the Related Art Conventionally, some substrate processing apparatuses have previously stored text information in the apparatus describing details of the abnormalities and countermeasures for various abnormalities that may occur in the apparatus. . An operator who handles such a substrate processing apparatus can perform restoration work of the apparatus while reading out such information when an abnormality occurs.
このような従来の基板処理装置は、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されている。
Such a conventional substrate processing apparatus is described in
ところで、装置の異常に関する情報としては、上述したように予め装置内に記憶されている標準的な情報のほか、装置を扱うオペレータにおいて固有的、経験的に見いだされる情報もある。たとえば、装置の現実の使用状況に応じた対処方法や、過去の対処実績などの情報である。しかしながら、従来の装置では、このような新たな情報を、オペレータが直接装置に入力し、標準的な情報と同じように装置内に記憶させておくことはできなかった。 By the way, as the information regarding the abnormality of the apparatus, there is information inherently and empirically found by an operator who handles the apparatus in addition to the standard information stored in the apparatus in advance as described above. For example, it is information such as a coping method according to the actual usage status of the apparatus and past coping results. However, in the conventional apparatus, such new information cannot be directly input to the apparatus by the operator and stored in the apparatus in the same manner as standard information.
一方、このような新たな情報を装置内に記憶させる場合には、誤った情報を入力してしまう可能性も否定できないことなどを考慮すると、予め装置内に記憶されている標準的な情報と明確に区別し、両情報の間に混乱が生じないようにする必要がある。 On the other hand, in the case where such new information is stored in the apparatus, considering that the possibility of entering incorrect information cannot be denied, standard information stored in the apparatus in advance is considered. It is necessary to make a clear distinction so that there is no confusion between the two types of information.
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、基板処理装置において発生しうる異常に関して、固有的、経験的に見いだされた新たな情報をオペレータが直接装置に入力して記憶させ、かつ、標準的な情報との間に混乱が生じないようにする技術を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and regarding an abnormality that may occur in the substrate processing apparatus, the operator directly inputs new information found empirically and stored in the apparatus, And it aims at providing the technique which prevents confusion with standard information.
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、基板処理装置のアラームシステムであって、(a) 前記基板処理装置において発生しうる異常に関して、前記基板処理装置のユーザインターフェイスを構成する入力手段から書き換え不可能な固定情報と、前記入力手段から書き換え可能な可変情報とを記憶する記憶手段と、(b) 前記基板処理装置において異常が発生すると、当該異常を検出して通知する通知手段と、(c) 前記固定情報と前記可変情報とを表示する表示手段と、(d) 前記通知手段からの通知に基づいて前記表示手段に前記固定情報および前記可変情報を表示させるとともに、前記入力手段から入力される情報に基づいて前記可変情報を書き換える制御手段と、を備えたことを特徴とする。
In order to solve the above problems, an invention according to
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のアラームシステムであって、前記表示手段は、前記固定情報と前記可変情報とを区別して表示することを特徴とする。
The invention according to
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のアラームシステムであって、前記表示手段は、前記固定情報と前記可変情報とを同時に表示することを特徴とする。
The invention according to claim 3 is the alarm system according to
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3までのいずれかに記載のアラームシステムであって、前記記憶手段は、前記固定情報と前記可変情報とを別個のファイルとして記憶することを特徴とする。
The invention according to claim 4 is the alarm system according to any one of
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4までのいずれかに記載のアラームシステムであって、前記記憶手段は、前記固定情報と前記可変情報とをそれぞれ複数有しており、前記通知手段は、発生した異常を識別するエラーコードを前記制御手段へ通知し、前記制御手段は、前記エラーコードに基づいて、前記表示手段に表示させる前記固定情報および前記可変情報と、書き換える前記可変情報とを特定することを特徴とする。
The invention according to
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5までのいずれかに記載のアラームシステムを備えた基板処理装置である。 A sixth aspect of the present invention is a substrate processing apparatus including the alarm system according to any one of the first to fifth aspects.
請求項7に係る発明は、コンピュータによって実行されることにより、前記コンピュータを請求項1から請求項6までのいずれかに記載の制御手段として機能させることを特徴とするプログラムである。
The invention according to
請求項1から請求項7に記載の発明によれば、基板処理装置の異常に関する標準的な情報は、固定情報として記憶手段に記憶させることができる。一方、経験的、固有的に見いだされた新たな情報は、オペレータが入力手段から入力し、可変情報として記憶手段に記憶させることができる。このため、基板処理装置の異常に関する標準的な情報と、新たな情報との間に混乱が生じることはない。 According to the first to seventh aspects of the invention, the standard information relating to the abnormality of the substrate processing apparatus can be stored in the storage means as fixed information. On the other hand, new information found empirically and uniquely can be input from the input means by the operator and stored in the storage means as variable information. For this reason, confusion does not arise between the standard information regarding abnormality of the substrate processing apparatus and the new information.
特に、請求項2に記載の発明によれば、オペレータは、表示された情報が標準的な情報であるか、装置固有の情報であるかを区別して認識することができる。したがって、異常が発生した際の復旧作業効率が向上する。
In particular, according to the invention described in
特に、請求項3に記載の発明によれば、オペレータは、基板処理装置の異常に関する標準的な情報と、新たな情報とを、一度に視認することができる。したがって、異常が発生した際の復旧作業の効率が向上する。 In particular, according to the third aspect of the present invention, the operator can visually recognize standard information relating to abnormality of the substrate processing apparatus and new information at a time. Therefore, the efficiency of the recovery work when an abnormality occurs is improved.
特に、請求項4に記載の発明によれば、基板処理装置の異常に関する標準的な情報と、新たな情報とを、明確に区別して管理することができる。 In particular, according to the invention described in claim 4, it is possible to clearly distinguish and manage standard information relating to abnormality of the substrate processing apparatus and new information.
特に、請求項5に記載の発明によれば、発生する異常ごとに、標準的な情報と新たな情報とを記憶することができる。また、異常が発生した際には、発生した異常に応じた情報を利用することができる。 In particular, according to the fifth aspect of the present invention, standard information and new information can be stored for each abnormality that occurs. In addition, when an abnormality occurs, information according to the abnormality that has occurred can be used.
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
<1.基板処理装置の概略構成について>
図1は、本発明に係る基板処理装置1の概略構成を示す図である。基板処理装置1は、基板に対してレジスト塗布や現像等の処理を行う、いわゆるコータ/デベロッパ装置である。基板処理装置1は、別体の露光装置2等と接続され、基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像等の複数の処理を連続して行うことができる。
<1. About schematic configuration of substrate processing apparatus>
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a
基板処理装置1は、複数の処理ユニットを連結して一体としたものである。各処理ユニットは、それぞれ基板に所定の処理を行う処理部として機能する。具体的に、この基板処理装置1には、洗浄ユニット20、脱水ベークユニット30、レジスト塗布ユニット40、プリベークユニット50、現像ユニット60、ポストベークユニット70、空冷ユニット80が含まれている。
The
また、基板処理装置1は、基板の搬出入を行うインデクサ部10を備える。インデクサ部10には、基板を収納したカセット11を複数個セットすることができる。この基板処理装置1はユニカセット方式を採用しており、あるカセット11から取り出した基板は、各処理ユニットに搬送されて処理を受けた後、同じカセット11に収納される。カセット11と洗浄ユニット20または空冷ユニット80との間の搬送は、インデクサロボット12により行う。インデクサロボット12は、基板を保持しつつ旋回可能なアームを備え、カセット11の列に沿って移動可能となっている。
The
以下、この基板処理装置1が備える処理ユニット20,30,40,50,60,70,80について、順に概略を説明する。
Hereinafter, the outline of the
洗浄ユニット20は、連続枚葉式の処理ユニットであり、搬入部21、洗浄部22、液滴除去部23、および搬出部24を備える。搬入部21から搬出部24までの基板の搬送は、図示しないコンベアにより行う。コンベアには、発塵性の低いローラコンベアが採用される。洗浄部22では、基板に対してブラシ、超音波、高圧スプレー等による洗浄が行われる。洗浄液としては純水または薬液が使用される。
The
脱水ベークユニット30は、2つの処理室群31,32を備える。処理室群31,32は、それぞれ静止式の複数の処理室を多段に積み上げて構成される。処理室群31,32に含まれる複数の処理室としては、たとえば、冷却室、密着強化室、加熱室、バッファ室などがある。このほか、処理室群31には、搬入室と搬出室とが含まれており、搬入室には、洗浄ユニット20から基板を搬送するためのコンベアが、搬出室には、レジスト塗布ユニット40へ基板を搬送するためのコンベアが、それぞれ連結する。また、処理室群31と処理室群32との間には、旋回ロボット33が配置されている。旋回ロボット33は、基板を保持しつつ旋回および昇降を行い、上記複数の処理室の間で基板の搬送を行う。この脱水ベークユニット30では、洗浄ユニット20から搬送された基板を旋回ロボット33により各処理室に移動させ、熱処理を行う。
The
レジスト塗布ユニット40は、枚葉式の処理ユニットであり、搬入部41、スピンコータ部42、乾燥部43、エッジリンス部44、および搬出部45を備える。上記各処理部41〜45の間の基板の搬送は、スライダ46により行う。スライダ46は、その上に基板を載置しつつスライド移動を行い、隣接する上記各処理部の間で基板を順送り搬送する。このレジスト塗布ユニット40では、脱水ベークユニット30から搬送された基板を搬入部41に受け入れ、各処理部へ搬送しつつ基板にレジスト塗布処理を行い、搬出部45からプリベークユニット50へ搬送する。
The
プリベークユニット50は、2つの処理室群51,52を備える。処理室群51,52は、それぞれ静止式の複数の処理室を多段に積み上げて構成される。処理室群51,52に含まれる複数の処理室としては、たとえば、冷却室、加熱室などがある。このほか、処理室群51には、搬入室が含まれており、搬入室には、レジスト塗布ユニット40から基板を搬送するためのコンベアが連結する。また、処理室群51と処理室群52との間には、旋回ロボット53が配置されている。旋回ロボット53は、基板を保持しつつ旋回および昇降を行い、上記複数の処理室の間で基板の搬送を行う。このプリベークユニット50では、レジスト塗布ユニット40から搬送された基板を旋回ロボット53により各処理室に移動させ、熱処理を行う。
The
現像ユニット60は、連続枚葉式の処理ユニットであり、搬入部61、現像部62、水洗部63、乾燥部64、および搬出部65を備える。搬入部61から搬出部65までの基板の搬送は、図示しないコンベアにより行う。この現像ユニット60では、露光処理後の基板を搬入部61に受け入れ、現像部62,水洗部63,乾燥部64へ搬送しつつ基板に現像処理を行い、搬出部65からポストベークユニット70へ搬送する。
The developing
ポストベークユニット70は、2つの処理室群71,72を備える。処理室群71,72は、それぞれ静止式の複数の処理室を多段に積み上げて構成される。処理室群71,72に含まれる処理室としては、たとえば、冷却室、加熱室、バッファ室等がある。このほか、処理室群72には、搬入室と搬出室とが含まれており、搬入室には、現像ユニット60から基板を搬送するためのコンベアが、搬出室には空冷ユニット80へ基板を搬送するためのコンベアが、それぞれ連結する。また、処理室群71と処理室群72との間には、旋回ロボット73が配置されている。旋回ロボット73は、基板を保持しつつ旋回および昇降を行い、上記複数の処理室の間で基板の搬送を行う。このポストベークユニット70では、現像ユニット60から搬送された基板を旋回ロボット73により各処理室に移動させ、熱処理を行う。
The
空冷ユニット80は、基板を空冷するための処理ユニットであり、基板を搬送するコンベアを備える。この空冷ユニット80では、ポストベークユニット70から搬送された基板をコンベアで搬送しつつ空冷し、インデクサ部10へ搬送する。
The air-cooling
基板処理装置1は、さらにインターフェイス部90を備える。インターフェイス部90は、基板処理装置1と露光装置2との間で基板の受け渡しを順序よく行うための部位である。インターフェイス部90は、基板を搬送する搬送ロボットや、タクトタイムを調節するバッファ(カセット等)を備える。
The
基板処理装置1は、以上の構成により、インデクサ部10→洗浄ユニット20→脱水ベークユニット30→レジスト塗布ユニット40→プリベークユニット50→インターフェイス部90→露光装置2→インターフェイス部90→現像ユニット60→ポストベークユニット70→空冷ユニット80→インデクサ部10の順に基板を搬送し、基板に対して一連のフォトリソグラフィ処理を行う。
With the above configuration, the
<2.アラームシステムについて>
次に、この基板処理装置1のアラームシステムについて説明する。図2は、この基板処理装置1の電気的構成のうち、アラームシステムを構成する部分を概念的に示したブロック図である。
<2. About the alarm system>
Next, an alarm system of the
基板処理装置1の複数の処理ユニット20,30,40,50,60,70,80には、それぞれ複数のセンサ5が設けられている。複数のセンサ5は、それぞれ処理ユニット内の所定の位置に配置され、それぞれ所定の対象を検出する。具体的には、センサ5は、それぞれ駆動箇所の動作位置や、薬液の供給量や、処理ユニット内の気圧などを検出している。各センサ5は、これらの対象について常時検出動作を行い、検出信号を後述するシーケンサ6へ送信する。検出対象の状態が正常であるときの検出信号(以下、正常信号という。)と、異常であるときの検出信号(以下、異常信号という。)とは、異なる信号となる。
The plurality of
複数の処理ユニット20,30,40,50,60,70,80には、それぞれシーケンサ6が設けられている。シーケンサ6は、同じ処理ユニット内に設けられた複数のセンサ5と電気的に接続されており、それらのセンサ5からの検出信号を受信することができる。シーケンサ6は、各センサ5から検出信号を受信すると、その検出信号が「正常信号」であるか「異常信号」であるかの2値的判断を行うように回路設計されている。そして、「異常信号」と判断した場合には、その信号に基づいて定まる新たな電気信号を出力するように回路設計されている。この新たな電気信号は、その異常信号に対する識別番号(コード)を示すことになるため、以下ではエラーコードという。シーケンサ6から出力されたエラーコードは、後述するコンピュータ7へ送られる。
A plurality of
すなわち、センサ5とシーケンサ6は、処理ユニットの各部において異常が発生すると当該異常を検出・識別してコンピュータ7へ通知する通知手段として機能することになる。
That is, the
基板処理装置1は、各処理ユニットに共通の1つのコンピュータ7を備える。コンピュータ7は、CPU7a、ROM7b、RAM7c、ハードディスク7d等を備えて構成される。これらのうち、CPU7aは本発明の制御手段として、ハードディスク7dは本発明の記憶手段として、それぞれ機能する部分である。ハードディスク7dには、アラームシステムに関与するファイルとして、アラームプログラム901と、アラーム定義ファイル902と、固定情報ファイルA201,A202,…と、可変情報ファイルB201,B202,…とが記憶されている。
The
コンピュータ7と各シーケンサ6とは、LAN等のネットワークを介して通信可能に接続されている。たとえば、図2に示したように、複数のシーケンサ6とコンピュータ7とを共通のバスケーブル8に接続し、そのバスケーブル8経由でデータを送受信し得る構成となっている。また、コンピュータ7は、情報をCRTディスプレイ等の画面に表示する表示手段7eと、情報をキーボードやマウス等により操作入力する入力手段7fとを備えている。
The
ここで、上記ハードディスク7dに記憶されるアラームプログラム901、アラーム定義ファイル902、固定情報ファイルA201,A202,…、可変情報ファイルB201,B202,…について、以下に説明する。
Here, the
アラームプログラム901は、シーケンサ6や入力手段7fから入力される信号を受け、それらの信号に基づいて関連するファイルを更新したり、所定の情報を表示手段7eへ表示したりするべく、CPU7aを動作させるプログラムである。
The
アラーム定義ファイル902は、図3に示したように、処理ユニットとエラーコードの組み合わせごとに、アラームの内容を規定したものである。つまり、このアラーム定義ファイル902では、処理ユニットとエラーコードの組み合わせごとに1つのアラームが規定されている。エラーコードは、シーケンサ6から受信した電気信号に基づいて一意に定まる番号であり、処理ユニットは、送信元のシーケンサ6が属する処理ユニットを指す。アラーム定義ファイル902で規定するアラームの内容は、異常の発生箇所(処理ユニット内の発生箇所)、アラーム名、危険度などである。また、アラーム定義ファイル902では、処理ユニットとエラーコードの組み合わせごとに、対応する固定情報ファイルA201,A202,…と可変情報ファイルB201,B202,…とを指定している。なお、各処理ユニットからコンピュータ7へ、エラーコードとは別個のいくつかの信号を送信するようにしてもよい。そして、アラームの内容のうち、たとえば危険度については、エラーコードとは別個の信号に基づいて規定するようにしてもよい。
As shown in FIG. 3, the
複数の固定情報ファイルA201,A202,…は、それぞれ上記アラーム定義ファイル902の指定に対応するファイルである。固定情報ファイルA201,A202,…は、図4に示したように、異常に関する標準的な情報(標準的な対処方法など)を、テキストデータとして含むファイルである。固定情報ファイルA201,A202,…は、読み込み専用のファイルとなっており、入力手段7fからの操作入力により内容を書き換えることは不可能になっている。
The plurality of fixed information files A201, A202,... Are files corresponding to the designation of the
複数の可変情報ファイルB201,B202,…は、それぞれ上記アラーム定義ファイル902の指定に対応するファイルである。可変情報ファイルB201,B202,…は、図5に示したように、異常に関して新たに見いだした情報を、追加的に持たせるためのファイルである。可変情報ファイルB201,B202,…は、読み書き自在のファイルとなっており、入力手段7fからの操作入力により、内容を書き換えることが可能となっている。
The plurality of variable information files B201, B202,... Are files corresponding to the designation of the
基板処理装置1のアラームシステムは、上記のようにセンサ5、シーケンサ6、コンピュータ7等を互いに電気的に接続して構成される。このようなアラームシステムは、基板処理装置1の一部として機能するシステムであってもよいが、基板処理装置1に接続して使用する別体のシステムであってもよい。
The alarm system of the
<3.アラーム動作について>
基板処理装置1は、以上の構成を利用してアラーム動作を行う。以下では、この基板処理装置1のアラーム動作について、図6のフローチャートを参照しつつ説明する。図6では、破線より左側には処理ユニットにおける動作を、右側にはコンピュータ7における動作を、それぞれ示している。なお、コンピュータ7における動作は、アラームプログラム901に従ってCPU7aが動作することにより実現する。
<3. About alarm action>
The
コンピュータ7は、図7に示すような第1ウインドウ210を、予め表示手段7eに表示する(ステップS0)。この第1ウインドウ210は、発生した異常に対するアラームの主要部分を表示するためのウインドウである。アラームの主要部分とは、たとえば発生日時、処理ユニット、発生箇所、エラーコード、アラーム名、危険度などの情報である。第1ウインドウ210は、これらの情報をテーブル形式で表示するものであり、1つのアラームに関する主要部分を1つの行(レコード)に表示する。したがって、異常が未発生のときには、ウインドウ210には1行の情報も表示されておらず、フレームのみが表示されている。なお、この第1ウインドウ210は、表示手段7eの画面に常時表示されていてもよいが、異常が未発生の時には他のウインドウに隠れている状態であってもよい。
The
基板処理装置1が基板処理の動作を開始すると、複数のセンサ5は、それぞれの対象について検出動作を行い(ステップS1)、検出信号をシーケンサ6へ送信する(ステップS2)。以後、センサ5は、この検出動作(ステップS1)と検出信号の送信(ステップS2)とを、繰り返す。
When the
シーケンサ6は、センサから送信された検出信号を受信する(ステップS3)。シーケンサ6は受信した検出信号が正常信号か異常信号かを判断し(ステップS4)、異常信号である場合には、その異常信号に対応するエラーコードをコンピュータ7へ送信する(ステップS5)。
The
コンピュータ7は、シーケンサ6から送信されたエラーコードを受信する(ステップS6)。次に、コンピュータ7は、受信したエラーコードと、その送信元のシーケンサ6が属する処理ユニットとを、アラーム定義ファイル902に照らし合わせ、発生させるべきアラームを特定する(ステップS7)。
The
そして、コンピュータ7は、特定したアラームの主要部分を、第1ウインドウ210に表示する(ステップS8)。主要部分の内容は上述したとおりであるが、発生日時の欄にはエラーコードを受信した日時が、処理ユニットの欄には送信元のシーケンサ6が属する処理ユニットが、それぞれ表示されることとなる。また、発生箇所、アラーム名、危険度の各情報は、アラーム定義ファイル902に一意に定められているため、その情報が表示されることとなる。なお、各処理ユニットからコンピュータ7へ、エラーコードとは別個のいくつかの信号を送信するようにしてもよい。そして、主要部分の内容のうち、たとえば危険度の欄については、エラーコードとは別個の信号の内容をそのまま表示するようにしてもよい。このように、コンピュータ7がエラーコードを受信するたびに、第1ウインドウ210には1行の情報が追加表示される。
Then, the
基板処理装置1において異常が発生したときには、関連する複数の箇所で同時に異常信号が発生する場合もあり、そのときには第1ウインドウ210に、一度に複数行の情報が追加表示される。そして、基板処理の続行を妨げる異常が発生している限り、基板処理装置1は基板処理の動作を停止し、オペレータによる復旧作業を待つ。
When an abnormality occurs in the
基板処理装置1のオペレータは、表示手段7eの第1ウインドウ210に1行または複数行の情報が表示されているのを見て、異常が発生したことを認識する。そして、特定のアラームについてさらに詳細な情報を取得したい場合には、そのアラームに係る行を選択する(ステップS9)。この選択動作は、たとえば、第1ウインドウ210において、そのアラームの主要部分が表示されている行をダブルクリックすることにより、受け付けるようにすればよい。
The operator of the
アラームの選択を受け付けると、コンピュータ7は、図8に示すような第2ウインドウ220を、表示手段7eに表示する(ステップS10)。この第2ウインドウ220は、発生した異常ごとに、アラームの詳細部分を表示するウインドウである。この第2ウインドウ220は、フレーム以外の実質部分が上下に2分割されている。第2ウインドウ220の上半分は、入力手段7fからの操作入力により表示内容を書き換えることができない固定表示部分221である。固定表示部分221には、アラーム定義ファイル902の指定に従い、上記ステップS9で選択したアラームの固定情報ファイルの内容が表示される。一方、第2ウインドウ220の下半分は、入力手段7fからの操作入力により表示内容を書き換えることができる可変表示部分222である。可変表示部分222には、アラーム定義ファイル902の指定に従い、上記ステップS9で選択したアラームの可変情報ファイルの内容が表示される。
When accepting the selection of the alarm, the
オペレータは、この第2ウインドウ220に表示されたアラームの詳細部分を参照しつつ、復旧作業を行う。つまり、第2ウインドウ220に表示された情報は、オペレータによる復旧作業を知識面で支援する。
The operator performs recovery work while referring to the detailed portion of the alarm displayed in the
さらに、オペレータは、復旧作業中に新たな情報を見いだした場合には、その情報を可変表示部分222に追加することができる(ステップS11)。この新たな情報の追加は、具体的には、入力手段7fからの操作入力により受け付けるようにする。また、この操作入力に際しては、第2ウインドウ220の可変表示部分222にカーソルを合わせて、直接入力できるようにしてもよく、入力用のウインドウを別途表示させるようにしてもよい。
Further, when the operator finds new information during the recovery operation, the operator can add the information to the variable display portion 222 (step S11). Specifically, the addition of this new information is accepted by an operation input from the input means 7f. In this operation input, the cursor may be placed on the
追加した新たな情報は、対応する可変情報ファイルB201,B202,…に保存される。そして、その新たな情報は、次回、同一のアラームについて第2ウインドウ220を表示させたときには、可変表示部分222に表示されることになる。すなわち、復旧作業中に見いだした新たな情報を、次回の復旧作業時に表示させ、利用することが可能となる。
The added new information is stored in the corresponding variable information files B201, B202,. The new information is displayed on the
この基板処理装置では、装置の異常に関する標準的な情報は、出荷時から固定情報ファイルA201,A202,…に持たせ、その内容は書き換え不可能な構成とする。一方、基板処理装置1の使用状況に応じて固有的、経験的に見いだした新たな情報は、オペレータが入力手段7fから直接入力することができる。そして、入力された新たな情報は、固定情報ファイルA201,A202,…とは別個の書き換え可能な可変情報ファイルB201,B202,…に持たせることができる。このため、装置の異常に関する標準的な情報と、新たに見いだした情報との間に混乱が生じることはない。
In this substrate processing apparatus, standard information regarding the abnormality of the apparatus is provided in the fixed information files A201, A202,... From the time of shipment, and the contents cannot be rewritten. On the other hand, the operator can directly input new information, which is inherently and empirically found according to the usage status of the
また、この基板処理装置1では、これらの情報を表示する際にも、両情報を視覚的に区別して表示している。このため、オペレータは、表示された情報が標準的な情報であるか、装置固有の情報であるかを認識することができ、復旧作業の効率が向上する。上記の例では、標準的な情報と新たに見いだした情報とを、第2ウインドウ220の上下に分けて表示したが、表示上の区別の仕方は、これに限られるものではない。たとえば、第2ウインドウ220の左右に分けて表示してもよく、表示色や文字修飾の相違により区別して表示してもよい。
In the
さらに、この基板処理装置1では、この標準的な情報と、新たに見いだした情報とを、第2ウインドウ220に同時に表示させている。このため、オペレータは、両情報を一度に視認することができ、復旧作業の効率がさらに向上する。
Further, in the
<4.その他>
固定情報ファイルA201,A202,…と可変情報ファイルB201,B202,…の内容は、必ずしもテキストデータでなくてもよい。たとえば、復旧作業に役立つ画像やプログラムを含めるようにしてもよい。
<4. Other>
The contents of the fixed information files A201, A202,... And the variable information files B201, B202,. For example, you may make it include the image and program which are useful for recovery work.
複数の固定情報ファイルA201,A202,…の内容は、1つのファイルに持たせるようにしてもよい。同様に、複数の可変情報ファイルB201,B202,…の内容も、1つのファイルに持たせるようにしてもよい。 The contents of the plurality of fixed information files A201, A202,... May be included in one file. Similarly, the contents of a plurality of variable information files B201, B202,... May be included in one file.
固定情報ファイルA201,A202,…の内容は、基板処理装置1のユーザインターフェイスとしての入力手段7fからは書き換え不可能な構成であればよい。したがって、たとえば管理者パスワードを入力すれば、物理的に同一のキーボードから内容を書き換えることができるものであってもよい。
The contents of the fixed information files A201, A202,... May be any configuration that cannot be rewritten from the input means 7f as the user interface of the
本発明に係る基板処理装置の処理ユニットの種類や数は、上記の例に限定するものではない。また、インデクサ部10やインターフェイス部90もそれぞれ処理ユニットとみなし、他の処理ユニットと同様に複数のセンサ5とシーケンサ6とを配置する構成としてもよい。
The type and number of processing units of the substrate processing apparatus according to the present invention are not limited to the above examples. In addition, the indexer unit 10 and the
また、上記したコータ/デベロッパ装置に限らず、本発明は基板に所定の処理を行う基板処理装置一般に適用することができる。 Further, the present invention is not limited to the coater / developer apparatus described above, and the present invention can be applied to a general substrate processing apparatus that performs a predetermined process on a substrate.
1 基板処理装置
5 センサ
6 シーケンサ
7 コンピュータ
7a CPU
7d ハードディスク
7e 表示手段
20,30,40,50,60,70,80 処理ユニット
210 第1ウインドウ
220 第2ウインドウ
221 固定表示部分
222 可変表示部分
901 アラームプログラム
902 アラーム定義ファイル
A201,A202,… 固定情報ファイル
B201,B202,… 可変情報ファイル
DESCRIPTION OF
7d
Claims (7)
(a) 前記基板処理装置において発生しうる異常に関して、前記基板処理装置のユーザインターフェイスを構成する入力手段から書き換え不可能な固定情報と、前記入力手段から書き換え可能な可変情報とを記憶する記憶手段と、
(b) 前記基板処理装置において異常が発生すると、当該異常を検出して通知する通知手段と、
(c) 前記固定情報と前記可変情報とを表示する表示手段と、
(d) 前記通知手段からの通知に基づいて前記表示手段に前記固定情報および前記可変情報を表示させるとともに、前記入力手段から入力される情報に基づいて前記可変情報を書き換える制御手段と、
を備えたことを特徴とするアラームシステム。 An alarm system for a substrate processing apparatus,
(a) Storage means for storing fixed information that cannot be rewritten from input means constituting a user interface of the substrate processing apparatus and variable information that can be rewritten from the input means with respect to abnormalities that may occur in the substrate processing apparatus When,
(b) When an abnormality occurs in the substrate processing apparatus, notification means for detecting and notifying the abnormality;
(c) display means for displaying the fixed information and the variable information;
(d) control means for displaying the fixed information and the variable information on the display means based on the notification from the notification means, and rewriting the variable information based on information input from the input means;
An alarm system characterized by comprising:
前記表示手段は、前記固定情報と前記可変情報とを区別して表示することを特徴とするアラームシステム。 The alarm system according to claim 1,
The alarm system characterized in that the display means displays the fixed information and the variable information separately.
前記表示手段は、前記固定情報と前記可変情報とを同時に表示することを特徴とするアラームシステム。 The alarm system according to claim 1 or 2, wherein
The alarm system characterized in that the display means displays the fixed information and the variable information simultaneously.
前記記憶手段は、前記固定情報と前記可変情報とを別個のファイルとして記憶することを特徴とするアラームシステム。 The alarm system according to any one of claims 1 to 3,
The storage unit stores the fixed information and the variable information as separate files.
前記記憶手段は、前記固定情報と前記可変情報とをそれぞれ複数有しており、
前記通知手段は、発生した異常を識別するエラーコードを前記制御手段へ通知し、
前記制御手段は、前記エラーコードに基づいて、前記表示手段に表示させる前記固定情報および前記可変情報と、書き換える前記可変情報とを特定することを特徴とするアラームシステム。 The alarm system according to any one of claims 1 to 4, wherein
The storage means has a plurality of the fixed information and the variable information, respectively.
The notifying means notifies the control means of an error code for identifying an abnormality that has occurred;
The control unit specifies the fixed information and the variable information to be displayed on the display unit and the variable information to be rewritten based on the error code.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004065863A JP2005259792A (en) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | Alarm system, substrate processing equipment and program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004065863A JP2005259792A (en) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | Alarm system, substrate processing equipment and program |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005259792A true JP2005259792A (en) | 2005-09-22 |
Family
ID=35085258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004065863A Abandoned JP2005259792A (en) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | Alarm system, substrate processing equipment and program |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005259792A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023058289A1 (en) * | 2021-10-05 | 2023-04-13 | 株式会社荏原製作所 | Information processing device, inference device, machine learning device, information processing method, inference method, and machine learning method |
-
2004
- 2004-03-09 JP JP2004065863A patent/JP2005259792A/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023058289A1 (en) * | 2021-10-05 | 2023-04-13 | 株式会社荏原製作所 | Information processing device, inference device, machine learning device, information processing method, inference method, and machine learning method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7849363B2 (en) | Troubleshooting support device, troubleshooting support method and storage medium having program stored therein | |
JP5463066B2 (en) | Lot processing start determination method and control device | |
TWI450059B (en) | Production management system and production management methods | |
JP3752425B2 (en) | Substrate processing system, control device therefor, and recipe display method | |
JP2005259792A (en) | Alarm system, substrate processing equipment and program | |
KR20180043174A (en) | Semiconductor system and method for supporting data editing | |
JP2006019622A (en) | Substrate processing apparatus | |
JP2005093922A (en) | Substrate processing system | |
JP6773497B2 (en) | Board processing management device, board processing management method and board processing management program | |
JP4108027B2 (en) | Substrate processing equipment | |
JP2003100586A (en) | Substrate treatment apparatus and system, substrate treatment program, and data structure of job data | |
JP2000260676A (en) | Substrate processing apparatus and storage medium storing communication control program | |
JP5168748B2 (en) | Semiconductor manufacturing apparatus management system and semiconductor manufacturing apparatus management method | |
JP2020109855A (en) | Semiconductor system and data editing support method | |
JP3887493B2 (en) | Substrate processing method and apparatus | |
JP4490124B2 (en) | Transport status presentation system and method, program, and information storage medium | |
JP4202119B2 (en) | Substrate processing system, substrate processing apparatus, and substrate processing system management method | |
JP2003228412A (en) | Managing system of production line | |
JP6047408B2 (en) | Substrate processing apparatus and substrate processing method | |
KR102047895B1 (en) | Apparatus and method for monitoring substrate treatment process | |
WO2023058289A1 (en) | Information processing device, inference device, machine learning device, information processing method, inference method, and machine learning method | |
JPH0697263A (en) | Wafer transfer control system | |
JPH10270525A (en) | Substrate processor, substrate processing system and data structure of processing recipe | |
JP2007264783A (en) | Support program and support device | |
JP2006120684A (en) | Manufacturing method of semiconductor device, treatment apparatus and conveyance device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061221 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20091209 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20100604 |