JP2005258682A - スキーマ変換方法、スキーマ変換装置、スキーマ変換用プログラム、およびプログラム記録媒体 - Google Patents

スキーマ変換方法、スキーマ変換装置、スキーマ変換用プログラム、およびプログラム記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】相手側のスキーマ構成に左右されることなく、汎用性の高いメッセージ交換をリアルタイムで行うことを可能とする。
【解決手段】独自のプライベートスキーマを記憶するプライベートスキーマ記憶部を備えたコンピュータが、前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマをプライベートスキーマに変換し、この変換したプライベートスキーマを前記プライベートスキーマ記憶部に記憶するステップと、このステップで記憶したプライベートスキーマを前記プライベートスキーマ記憶部から読み出して、この読み出したプライベートスキーマを前記複数の端末のうち前記受信した情報を送信すべき端末で定義されるスキーマに変換するステップとを行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、異なるスキーマ構成を有する情報の送受信を行うためのスキーマ変換方法、スキーマ変換装置、スキーマ変換用プログラム、およびプログラム記録媒体に関する。
近年のインターネットの普及に伴って、ハードウェアやOS(Operation System)の制約を受けずにシステムを構築することが可能になってきている。このような状況において、電子商取引(EC:Electric Commerce)が現れ、企業と消費者間(BtoC:Business to Consumer)のみならず、企業間(BtoB:Business to Business)でも電子商取引が行われるようになってきている。
インターネットでは、システム間のデータ交換を記述する言語としてXML(eXtensive Markup Language)がよく用いられる。このXMLによれば、複数のシステムが連携して処理を行う場合などにおいても、システム全体を自動化して行うことができる。すなわち、XMLでデータ交換を行えば、異なるシステム間でデータ互換性を実現することができ、いわゆるWebサービスを実現する上で欠かすことのできない技術と考えられている。
XMLには、そのスキーマを定義するための言語として、例えばXMLスキーマ、DTD(Document Type Description)など、様々なものが知られている。このため、データ交換を行うもの同士が各々定義するスキーマが異なる場合には、互いに異なるスキーマを適宜変換しなければ、XMLに基づくデータ交換をうまく行うことができない。
そこで、XMLを用いる際のスキーマ定義が、各業種または業界団体毎に行われ、企業間の連携を図る試みがなされている(例えば非特許文献1および2を参照)。
Open Financial Exchange ver2.0、[online]、2001年、[平成16年2月25日検索]、インターネット<URL:http://www.ofx.net/> Interactive Financial eXchange Forum ver1.4、[online]、[平成16年2月25日検索]、インターネット<URL:http://www.ifxforum.org/>
しかしながら、現状では全てのWebサービスに共通なスキーマを定義することは難しく、業界団体ごとに個別のスキーマ定義が行われているため、異なるスキーマ間でのメッセージの互換性はなく、より幅広いメッセージの交換が困難であった。
また、スキーマの種別に違いがある場合には、相手側で定義されるスキーマとインタフェース仕様を合わせるか、あるいはデータベース上に格納、変換した上で出力する必要があり、リアルタイムなサービスの提供をする上で障害となっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、相手側のスキーマ構成に左右されることなく、汎用性の高いメッセージ交換をリアルタイムで行うことを可能にするスキーマ変換方法、スキーマ変換装置、スキーマ変換用プログラム、およびプログラム記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、異なるスキーマ構成を有する情報を送信する複数の端末と通信ネットワークを介して接続されるコンピュータを用いて、前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマ変換を行うスキーマ変換方法であって、独自のプライベートスキーマを記憶するプライベートスキーマ記憶部を備えたコンピュータが、前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマをプライベートスキーマに変換し、この変換したプライベートスキーマを前記プライベートスキーマ記憶部に記憶するステップと、このステップで記憶したプライベートスキーマを前記プライベートスキーマ記憶部から読み出して、この読み出したプライベートスキーマを前記複数の端末のうち前記受信した情報を送信すべき端末で定義されるスキーマに変換するステップとを行うことを特徴とする。
本願発明における「スキーマ」とは、端末間で送受信される情報の(論理的な)構造や複数の情報同士の関連性などを記述した情報のことを指すものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のスキーマ変換方法において、前記複数の端末から送信されてきた異なるスキーマ構成を有する情報を、前記プライベートスキーマを用いて集約するステップを更に行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、異なるスキーマ構成を有する情報を送受信する複数の端末と通信ネットワークを介して接続され、前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマ変換を行うスキーマ変換装置であって、前記複数の端末との情報の送受信を行う送受信手段と、独自のプライベートスキーマを記憶するプライベートスキーマ記憶手段と、前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマをプライベートスキーマに変換する一方、前記プライベートスキーマを前記受信した情報を送信すべき端末で定義されるスキーマに変換するスキーマ変換手段とを備えたことを特徴とする。
本願発明における「スキーマ変換装置」は電子的な装置(コンピュータ)であり、一つの装置として構成される場合は勿論のこと、各手段または各機能を複数の装置に適宜分割して構成される場合も含まれるものとする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のスキーマ変換装置において、前記複数の端末から送信されてきた異なるスキーマ構成を有する情報を、前記プライベートスキーマを用いて集約する集約手段を更に備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、異なるスキーマ構成を有する情報を送受信する複数の端末と通信ネットワークを介して接続され、前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマ変換を行うために、コンピュータを、前記複数の端末との情報の送受信を行う送受信手段、独自のプライベートスキーマを記憶するプライベートスキーマ記憶手段、前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマをプライベートスキーマに変換する一方、前記プライベートスキーマを前記受信した情報を送信すべき端末で定義されるスキーマに変換するスキーマ変換手段、として機能させることを特徴とするスキーマ変換用プログラムである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、請求項5記載のスキーマ変換用プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記複数の端末から送信されてきた異なるスキーマ構成を有する情報を、前記プライベートスキーマを用いて集約する集約手段として更に機能させることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載のスキーマ変換用プログラムを記録したことを特徴とするプログラム記録媒体である。
なお、この発明でいう「プログラム記録媒体」とは、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、フレキシブルディスク、DVD(Digital Versatile Disk)、光磁気ディスク、PCカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体のことを意味する。
本発明によれば、独自のプライベートスキーマを記憶するプライベートスキーマ記憶部を備えたコンピュータが、受信した情報のスキーマをプライベートスキーマに変換する一方、そのプライベートスキーマを送信すべき端末で定義されるスキーマに変換することにより、相手側のスキーマ構成に左右されることなく、汎用性の高いメッセージ交換をリアルタイムで行うことが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスキーマ変換方法が行われるシステムの全体構成を示す説明図である。同図に示すシステム100は、本実施形態に係るスキーマ変換装置1が、情報提供端末3−1、3−2、・・・、3−n、サービス提供端末5−1、5−2、・・・、5−m、および利用者端末7−1、7−2、・・・、7−kとインターネット9を介して互いに接続されている。以後の説明において、これら複数の端末を特定または区別する必要がない場合には、誤解の恐れがない限り、それぞれ単に「情報提供端末3」、「サービス提供端末5」、および「利用者端末7」と記載することにする。
図2は、本実施形態に係るスキーマ変換装置1の機能構成を示すと共に、システム100における情報の流れを更に詳細に記載した説明図である。
スキーマ変換装置1は、図2に示すように、送受信のインタフェースとなって少なくとも情報提供端末3およびサービス提供端末5に対する情報の収集および配信を行う送受信部11(送受信手段)、受信した情報のスキーマを自身で独自に定義するプライベートスキーマPS1に変換するスキーマ変換部13(スキーマ変換手段)、およびスキーマ変換部13での変換において用いるプライベートスキーマPS1を格納するプライベートスキーマ記憶部15を備えている。このうち送受信部11は、実装時の収集エンジンと配信エンジンに対応している。また、プライベートスキーマ記憶部15が、プライベートスキーマ変換手段のハードウェア部分に相当していることはいうまでもない。
情報提供端末3およびサービス提供端末5は、各々が独自のスキーマを定義することによって情報の送受信を行う。すなわち、情報提供端末3−1、3−2、・・・、3−nは、それぞれ独自のスキーマSC31、SC32、・・・、SC3nを定義している。同様に、サービス提供端末5−1、5−2、・・・、5−mも、それぞれ独自のスキーマSC51、SC52、・・・、SC5mを定義している。これらのスキーマの例としては、上述したXMLスキーマ、DTD等が想定されるが、このようなスキーマ言語を用いて独自に定義されるもの、例えば金融業界でよく利用されているOFX(Open Financial eXchange)Ver.1.x、OFX Ver.2.0、IFX(Interactive Financial eXchange)Ver.1.x 等も個別のスキーマとみなすことにする。
なお、スキーマSC31、SC32、・・・、SC3n;SC51、SC52、・・・、SC5mの中には、異なる符号であっても実質は同じスキーマであるものが当然含まれ得る。しかしながら、本実施形態を説明する上で、個別のスキーマの内容は特に重要ではないので、記載の便宜を考慮して、端末ごとに定義されるスキーマを異なる符号によって表している。このスキーマに関しても、特に区別を要さない場合には、スキーマSC3、スキーマSC5などと記載する。
上述したように独自のスキーマを定義する情報提供端末3としては、例えば銀行、クレジットカード、証券、各種保険等の金融関係の情報を提供するものに加えて、ニュース、メール、マイレージ、オークション等の個人の趣向に応じた情報を提供するものなどを想定することができる。
この意味で、本実施形態に係るスキーマ変換装置1は、例えば複数の口座の情報を一元的に管理するアカウントアグリゲーションサービス(以後、単にアグリゲーションサービスと呼ぶ)を行うアグリゲーションサービスセンタ内に具備される場合を想定することができる。
この場合、各サービス提供端末5は、そのアグリゲーションサービスセンタを介して登録されている複数の利用者端末7にサービスを提供する各ASP(Application Service Provider)に具備される端末とみなすこともできる。本実施形態では、このサービス提供端末5が各種情報の集約を行うため、この集約を行うときに必要となる情報(明細情報と称する)を記憶する明細情報記憶部21を具備している。
ちなみに、図2においては、サービス提供端末5−1には利用者端末7−k11 、7−k12 、・・・が登録を行い、そのサービス提供端末5−1からサービスの提供を受けている状況を示している。他のサービス提供端末5−2(7−k21 、7−k22 、・・・が登録)、・・・、5−m(7−km1 、7−km2 、・・・が登録)についても同様である。これらの7−kij(i,jは正の整数)には、同一の利用者端末7−p(p=1,2,・・・、k)が含まれている可能性があることはいうまでもない。
図3は、プライベートスキーマPS1の一構成例を概念的に示す説明図である。同図においては、スキーマ変換装置1が、前述したアグリゲーションサービスを行う場合を想定している。プライベートスキーマPS1には、利用者端末7側の情報として、例えば利用者端末7を利用するユーザ個人情報(氏名、所在、ユーザID、パスワード等)が個人プロファイルに格納されている。加えて、アグリゲーションサービスのユーザアカウント情報等もプライベートスキーマPS1内に格納されている。
プライベートスキーマPS1には、これらの利用者個人情報に加えて、アグリゲーションサービス対象に関する情報も格納されている。これらの情報は、例えば、概念的に階層化された構造を有しており、項目を随時拡張することが可能な汎用的な仕様となっている。図3に示すプライベートスキーマPS1の場合には、まず「銀行」、「カード」、・・・、「保険」等の種別で分類されている。この各々が、本実施形態における「情報提供者」に相当している。更にこれらの「情報提供者」による商品またはサービス種別に応じた分類がなされている。一例をあげると、「銀行」の場合には、その下層にさまざまな種類の「預金口座」、「ローン」、「投資信託」などのサービスが想定される。これらのサービスの下層概念としては、「口座番号」、「口座残高」、「取引履歴」等が含まれる。
現状では、銀行業界と保険業界のように異なる業界間(または金融グループ間)において、異なるスキーマ定義がなされていることがある。このため、スキーマ変換装置1としてのアグリゲーションセンタ内端末に送信されてくる情報は、各々受信した段階ではスキーマが統一されていない。プライベートスキーマPS1は、このような状況に対して、スキーマ変換部13で行われるスキーマ変換によって独自のスキーマ(プライベートスキーマ)に統一して記憶管理しておくことを特徴としている。換言すれば、スキーマ構成が異なる構造を吸収して管理している。
ちなみに、本実施形態において、サービス提供端末5は、スキーマ変換装置1から受信した情報をHTMLファイルに変換して利用者端末7に送信しており、この結果、利用者端末7では、ブラウザ等の閲覧用ソフトを利用してサービス提供端末5から送られてくる情報を閲覧することができる。
次に、図4に示すシーケンス図を用いて、システム100の全体動作の概要を説明する。同図に示す場合、前提条件として、利用者端末7は、スキーマ変換装置1、情報提供端末3、およびサービス提供端末5に対してユーザ登録を済ませているものとし、利用者による入力ミスなどがない限り、そのユーザ情報等の認証は間違いなく行われるものとする。
利用者は、利用者端末7からユーザIDおよびパスワードを入力し、サービス提供端末5へのユーザログインを行う(ステップS1)。
ログイン要求を受けたサービス提供端末5では、ユーザ認証後、ユーザからの要求を促す要求画面を利用者端末7に送信する(ステップS2)。この要求画面は、例えばHTMLファイルであり、利用者端末7にインストールされたブラウザ等によって閲覧可能な形式のものであることはいうまでもない。
利用者は、登録を行っている複数の情報提供端末3の明細情報を集約して表示する旨の集約要求をサービス提供端末5に送信する(ステップS3)。
集約要求を受けたサービス提供端末5は、自身のID,情報提供端末3のID,および要求を送信すべき情報提供端末3へのログイン情報を含む明細情報提供要求をスキーマ変換装置1に送信する(ステップS4)。
図5は、このステップS4でサービス提供端末5から送信される明細情報提供要求M1の一構成例を概念的に示す説明図である。同図に示す明細情報提供要求M1には、スキーマ変換装置1への送信元となるサービス提供端末5の識別情報であるサービス提供端末ID(ID5)が記載されると共に、明細情報等の提供を要求する情報提供端末識別情報(ID3)、情報提供端末3へのログイン情報(ログインID、パスワード等)、明細情報を要求する商品またはサービスの種別等が記載されている。この明細情報提供要求M1は、例えば上記の如くXMLによって記載されている。その場合のタグ構造は、個々のサービス提供端末5において定義されるもので構わない。
明細情報提供要求M1は、あくまでもサービス提供端末5が定義したスキーマSC5に従って記載されているので、この明細情報提供要求M1を受信したスキーマ変換装置1は、スキーマ変換部13において一旦プライベートスキーマPS1に変換してプライベートスキーマ記憶部15に記憶する。そして、この記憶したプライベートスキーマPS1を、明細情報提供要求M1を送信すべき情報提供端末3に応じたスキーマSC3に変換する(ステップS5)。ちなみに実装レベルでは、取得した情報のスキーマSC3を、送受信部11が具備する収集エンジンとしての機能、およびスキーマ変換部13によって一旦プライベートスキーマPS1に変換し、プライベートスキーマ記憶部15に保存する。そして配信時には、スキーマ変換部13および送受信部11が具備する配信エンジンとしての機能により、プライベートスキーマPS1を所望のスキーマSC5に変換する。
その後、送信すべき情報提供端末3で定義されるスキーマSC3に応じて構成され、その情報提供端末3のログイン情報を含む明細情報提供要求M1’を該当する情報提供端末3に送信する(ステップS6)。
明細情報提供要求M1’を受信した情報提供端末3では、ログイン情報を用いて認証を行い、認証の結果に問題がなければ、要求された明細情報RM1’をスキーマ変換装置1に送信する(ステップS7)。
スキーマ変換装置1では、情報提供端末3から受信した明細情報RM1’をスキーマ変換部13でプライベートスキーマPS1に変換し、プライベートスキーマ記憶部15を用いることにより、明細情報RM1を送信すべきサービス提供端末5に応じたスキーマSC5に変換する(ステップS8)。
ここまでのステップS5〜ステップS8に至る処理(破線で囲んだ領域Iの処理)は、明細情報提供要求を送信すべき情報提供端末3ごとに行われるものである。なお、スキーマ変換装置1における情報提供端末3から明細情報を受信して取り込む処理は、アグリゲーションサービスで「スクレーピング」と呼ばれることもある。
スキーマ変換装置1では、上記の如くスキーマ変換を行った明細情報RM1をサービス提供端末5に送信する(ステップS9)。図6は、このステップでスキーマ変換装置1から送信される明細情報RM1の一構成例を概念的に示す説明図である。
その後、サービス提供端末5では、自身に具備した明細情報記憶部21に明細情報RM1を格納すると共に、利用者端末7から集約要求を受けている全ての情報提供端末3の明細情報を集約する処理を行う(ステップS10)。
この集約結果は、HTML形式のファイルに変換して利用者端末7に送信される(ステップS11)。
利用者端末7では、集約結果がブラウザ等によって画面上に表示される(ステップS12)。アグリゲーションサービス想定した場合、この集約結果は、例えば「銀行」、「カード」、「保険」等の金融関係の明細を一括して表示するものである。
以上により、利用者端末7から集約要求が送信され、その集約結果が利用者端末7で表示される場合のシステム100全体の動作が完了する。
なお、上述した動作の他に、例えば、サービス提供端末5が定期的に情報提供端末3から情報を更新して取り込んでおき、所定時間ごとの集約処理を行っておくことも可能である。この場合、より実装レベルに即した例としては、例えばクレジットカードの利用決済方式であるタンキングへの適用などを想定することができるが、これがあくまでも一例に過ぎないことはいうまでもない。
以上説明した本発明の第1の実施形態によれば、相手側が定義するスキーマで情報を取得後、スキーマ変換機能によってプライベートスキーマに変換し、相手側スキーマの構成に左右されることなく、汎用性の高いメッセージ交換を行う仕組みを構築することができる。
特に、従来技術では、仮に全ての端末のスキーマが異なる場合には、送信側と受信側の端末の組み合わせの数だけインタフェースの仕様を準備する必要があったが、本実施形態によれば、スキーマ変換部を具備してプライベートスキーマによる装置内の「標準化」を行うことにより、本質的には1:1のインタフェース対応となるため、スキーマ種別を意識することなく、リアルタイムでの出力が可能となる。
また、本実施形態によれば、サービス提供端末において、利用者端末に提供するサービスの自由度が増え、より利用者側の要望に応じたサービスの提供を行うことができるといった効果も生み出す。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態は、スキーマ変換装置1が集約処理を行うことを特徴とする。このため、明細情報記憶部21は、第1の実施形態とは異なってスキーマ変換装置1に具備される。そして、この明細情報記憶部21を用いることによって、利用者端末7から受信した集約要求に応じた集約処理を行う。この意味で、本実施形態のスキーマ変換装置1は、異なるスキーマ構成を有する情報を集約する集約手段としての機能を備えている。その他のシステムの構成は、図1で示したシステム100と同様である。
図7は、本実施形態におけるシステム100全体の動作を示すシーケンス図である。本実施形態においても、利用者端末7は、スキーマ変換装置1、情報提供端末3、およびサービス提供端末5に対してユーザ登録を済ませているものとし、利用者による入力ミスなどがない限り、そのユーザ情報等の認証は間違いなく行われるものとする。
まず利用者は、自身の利用者端末7からユーザIDおよびパスワードを入力し、サービス提供端末5へのユーザログインを行う(ステップS21)。
ログイン要求を受けたサービス提供端末5では、ユーザ認証後、ユーザからの要求を促す要求画面を利用者端末7に送信する(ステップS22)。
利用者は、登録を行っている複数の情報提供端末3の明細情報を集約して表示する旨の集約要求をサービス提供端末5に送信する(ステップS23)。
集約要求を受けたサービス提供端末5は、自身のID,およびユーザID等のユーザ情報を含む明細情報提供要求をスキーマ変換装置1に送信する(ステップS24)。図8は、このステップでサービス提供端末5から送信される明細情報提供要求M2の一構成例を概念的に示す説明図である。
この明細情報提供要求M2を受信したスキーマ変換装置1は、スキーマ変換部13において一旦プライベートスキーマPS1に変換し、プライベートスキーマ記憶部15を用いることにより、明細情報提供要求M1を送信すべき情報提供端末3に応じたスキーマSC3に変換する(ステップS25)。
その後、送信すべき情報提供端末3のスキーマSC3に応じて構成され、その情報提供端末3のログイン情報を含む明細情報提供要求M2’を該当する情報提供端末3に送信する(ステップS26)。
明細情報提供要求M2’を受信した情報提供端末3では、ログイン情報を用いて認証を行い、認証の結果に問題がなければ、要求された明細情報RM2’をスキーマ変換装置1に送信する(ステップS27)。
スキーマ変換装置1では、情報提供端末3から受信した明細情報RM2’をスキーマ変換部13でプライベートスキーマPS1に変換する。
ここまでのステップS25〜ステップS28に至る処理(破線で囲んだ領域IIの処理)は、明細情報提供要求を送信すべき情報提供端末3ごとに行われるものである。
その後、スキーマ変換装置1では、自身に具備した明細情報記憶部21に明細情報RM2を格納すると共に、利用者端末7から集約要求を受けている全ての情報提供端末3の明細情報を集約する処理を行う(ステップS29)。
そして、この集約した結果を送信すべきサービス提供端末5に応じたスキーマSC5に変換して集約済明細情報RMS2を作成し(ステップS30)、そのサービス提供端末5に送信する(ステップS31)。図8は、スキーマ変換装置1の応答メッセージである集約済明細情報RMS2の一構成例を概念的に示す説明図である。同図に示すように、応答用コンテナには、明細情報の提供を要求した情報提供端末3−n1、3−n2、・・・3−np(ここで、n1、n2、・・・、npは、互いに異なる1、2、・・・、nのうちのいずれかの整数)からの応答結果が集約されている。
この集約済明細情報RMS2を受信したサービス提供端末5は、その集約結果をHTML形式のファイルに変換して利用者端末7に送信する(ステップS32)。
利用者端末7では、集約結果が画面上で表示される(ステップS33)。
以上により、利用者端末7から集約要求が送信され、その集約結果が利用者端末7で表示される場合の全体の動作が完了する。
本実施形態においても、実装レベルでのサービス形態としては、クレジットカードにおけるタンキング等の適用も想定することができる。
以上説明した本発明の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
ところで、ここまで本発明の好ましい実施形態を第1および第2の実施形態として詳述してきたが、本発明の構成はそれらの実施形態に限定されるものではない。すなわち、本発明は、ここでは記載していないさまざまな実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的事項を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
なお、本発明に係るスキーマ変換装置は、演算機能および制御機能を備えた中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)、プログラム等の情報を電気的に格納する機能を備えた主記憶装置(メインメモリ)、およびハードディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、CD−ROMドライブ、DVDドライブ、光磁気ディスクドライブ、PCカードドライブ等の補助記憶装置を備えたコンピュータによって構成されている。この点は、情報提供端末、サービス提供端末、および利用者端末についても同様である。
また、本発明に係る各種処理を実行するためのスキーマ変換用プログラムは、前述した主記憶装置に格納(ロード)されている。このスキーマ変換用プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD、光磁気ディスク、PCカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して広く流通させることも勿論可能である。
加えて、本発明のスキーマ変換装置は、1つのコンピュータにより構築されている場合だけでなく、各データベースおよび各手段(または、各ステップの実行、若しくは、各機能の実行)を分割して2つ以上のコンピュータシステムによって構築されている場合も含まれるものとする。
本発明の第1の実施形態に係るスキーマ変換方法が行われるシステムの全体構成を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るスキーマ変換装置の機能構成、および図1のシステムにおける情報の流れを更に詳細に記載した説明図である。 プライベートスキーマの一構成例を概念的に示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るスキーマ変換方法を行うときのシステム全体の動作を示すシーケンス図である。 明細情報提供要求の一構成例を概念的に示す説明図である。 明細情報の一構成例を概念的に示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るスキーマ変換方法を行うときのシステム全体の動作を示すシーケンス図である。 明細情報提供要求の別な構成例を概念的に示す説明図である。 集約済明細情報の一構成例を概念的に示す説明図である。
符号の説明
1 スキーマ変換装置
3、3−1、3−2、・・・、3−n 情報提供端末
5、5−1、5−2、・・・、5−m サービス提供端末
7、7−1、7−2、・・・、7−k 利用者端末
9 インターネット
11 送受信部
13 スキーマ変換部
15 プライベートスキーマ記憶部
21 明細情報記憶部
100 システム
M1、M2 明細情報提供要求
RM1 明細情報
RMS2 集約済明細情報
PS1 プライベートスキーマ
SC31、SC32、・・・、SC3n、SC51、SC52、・・・、SC5m スキーマ

Claims (7)

  1. 異なるスキーマ構成を有する情報を送信する複数の端末と通信ネットワークを介して接続されるコンピュータを用いて、前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマ変換を行うスキーマ変換方法であって、
    独自のプライベートスキーマを記憶するプライベートスキーマ記憶部を備えたコンピュータが、
    前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマをプライベートスキーマに変換し、この変換したプライベートスキーマを前記プライベートスキーマ記憶部に記憶するステップと、
    このステップで記憶したプライベートスキーマを前記プライベートスキーマ記憶部から読み出して、この読み出したプライベートスキーマを前記複数の端末のうち前記受信した情報を送信すべき端末で定義されるスキーマに変換するステップと
    を行うことを特徴とするスキーマ変換方法。
  2. 請求項1記載のスキーマ変換方法において、
    前記複数の端末から送信されてきた異なるスキーマ構成を有する情報を、前記プライベートスキーマを用いて集約するステップ
    を更に行うことを特徴とするスキーマ変換方法。
  3. 異なるスキーマ構成を有する情報を送受信する複数の端末と通信ネットワークを介して接続され、前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマ変換を行うスキーマ変換装置であって、
    前記複数の端末との情報の送受信を行う送受信手段と、
    独自のプライベートスキーマを記憶するプライベートスキーマ記憶手段と、
    前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマをプライベートスキーマに変換する一方、前記プライベートスキーマを前記受信した情報を送信すべき端末で定義されるスキーマに変換するスキーマ変換手段と
    を備えたことを特徴とするスキーマ変換装置。
  4. 請求項3記載のスキーマ変換装置において、
    前記複数の端末から送信されてきた異なるスキーマ構成を有する情報を、前記プライベートスキーマを用いて集約する集約手段
    を更に備えたことを特徴とするスキーマ変換装置。
  5. 異なるスキーマ構成を有する情報を送受信する複数の端末と通信ネットワークを介して接続され、前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマ変換を行うために、コンピュータを、
    前記複数の端末との情報の送受信を行う送受信手段、
    独自のプライベートスキーマを記憶するプライベートスキーマ記憶手段、
    前記複数の端末のいずれかから受信した情報のスキーマをプライベートスキーマに変換する一方、前記プライベートスキーマを前記受信した情報を送信すべき端末で定義されるスキーマに変換するスキーマ変換手段、
    として機能させることを特徴とするスキーマ変換用プログラム。
  6. 請求項5記載のスキーマ変換用プログラムにおいて、前記コンピュータを、
    前記複数の端末から送信されてきた異なるスキーマ構成を有する情報を、前記プライベートスキーマを用いて集約する集約手段、
    として更に機能させることを特徴とするスキーマ変換用プログラム。
  7. 請求項5または6記載のスキーマ変換用プログラムを記録したことを特徴とするプログラム記録媒体。

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