JP2005255136A - 自転車等の雪上走行用そり - Google Patents

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Abstract

【課題】 自転車等の二輪車は、雪が積もると、車輪が雪にもぐってしまうために、走行抵抗が大きくなり、走行に多大な動力を浪費するほか、ハンドルを取られて転倒してしまい、雪上での走行は、極めて困難であった。雪上走行時に、自転車等の進行方向を意のままに制御できて、なおかつ車輪が雪にもぐるのを防ぐ雪上走行用補助具を検討した。
【解決手段】 自転車等の雪上走行用補助具であるそりを改良し、そり底部に前端から後端にかけて線状に突起するキールを二本設けて、その前端を大きく左右に広げ、中央部までの間に徐々に狭めてその後平行にすることで、走行により雪を集めて圧縮し、後車輪が雪に深くもぐることなく適度な駆動力を発生するのに適した固い軌跡のできることが確かめられ、本発明を完成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自転車等の付属装置としての、遊具に関する。
雪が積もると、自転車等の二輪車(自転車・オートバイ・スクーター)は、車輪が雪にもぐってしまうために、ハンドルを取られたり走行抵抗が駆動力より大きくなって走行が困難であった。特願2003−171389の発明により、前車輪は雪にもぐることがなくなり、走行抵抗が半減したほかハンドルを取られることもなく、後車輪のもぐる量も改善された。しかし、そりの幅が広いと軌跡の踏み固めが不十分で、新雪では後車輪がもぐってしまい立ち往生した。そりの幅が狭いと、前車輪部に充分な浮力が得られず、ハンドルを取られる現象がしばしば発生して走行が困難であった。以上のとおり、従来のそりでは新雪等に対応できなかった。
特願2003−171389
自転車等の前車輪が雪にもぐるのを防ぐため、充分な接地面積を有するそりが用いられる。このそりは、新雪等の密度の低い雪ではそりの幅が広いと踏み固めが不十分で軌跡の固さが不足し、自転車等の後車輪がもぐってしまい立ち往生する。そりの幅が狭いと、前車輪部に充分な浮力が得られず、操縦が困難である。そこで、新雪等でも十分な浮力が得られ、なおかつ、固い軌跡の得られる自転車等の雪上走行用そりを検討した。
自転車等の前車輪が雪にもぐるのを防ぐため、充分な接地面積を有するそりが用いられる。このそりは、前端から底部・後端にかけて線状に突起しているキールによって横滑りを防止し、直進性を保ち進行方向を制御している。このキールを二本とし、前端を大きく左右に広げ、そり中央部にかけてキールの間隔を徐々に狭めることで、新雪のように密度の低い雪を集める。キールは中央部から後端にかけて平行になっており、直進性を保つとともに雪を圧縮して固い軌跡ができる。そりの前端は上に反っており、密度が高く固い雪では前端は浮いてキールの有効幅が底部と変わらなくなり、雪を集める作用が弱まる。雪の密度が下がるとそりは沈み、キールの有効幅が広がって充分な固さの軌跡ができる量の雪を集める。これら一連の動作は、自転車等の走行に伴って行われ、あらゆる雪上での走行が可能となる。
自転車等は新雪の上を自由に走行することが可能となる。このため、自転車等の活動範囲が広がり積雪時の児童等の通学に便をなすほか、行動半径が広がる。また、ウインタースポーツに新しい分野を拓くことにもなる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1平面図において、そり(1)は幅0.4m程度、長さ0.5〜2m程度で自転車等の車輪が雪にもぐることのない充分な面積を持っている。そり底部には前端から後端かけて線状に突起する二本のキール(2)がある。キールの前端(A側)は大きく左右に広がり、そり中央部にかけてキールの間隔は徐々に狭まり、中央部から後端にかけて平行になっている。このキールが適量の雪を集めて圧縮し、そりを浮上させるとともに固い軌跡を作りさらに進行方向を制御する重要な働きをする。そりの前進により新雪等の密度の低い雪は、キールの前幅から中央部以降のキール幅約0.1m程度に集められ、更にそり前部の反りによって圧縮されて固まりそのままそり後部でならされる。そりを傾けると、雪にもぐった方のキールが効果を強めて傾けた方向に転回する。進行方向の制御は、そりを傾ける量によって行われる。そりには受け皿(3)が一体となっている。そりおよび受け皿の素材は炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム合金、皮革、木材、竹、紙、合成樹脂、ガラス繊維・ケブラー・炭素繊維強化プラスチックおよびこれらの複合品とする。図2は、図1をB側(側方)から見た断面図である。そりの前端は上に反っており、進行方向に対して浮力を発生する。また、重力により全体で雪を押し固める。後端は斜めに上がって後進時の抵抗を緩和する。キール前半は雪を掻き集めてそりの浮上と固い軌跡を作るのに必要な雪をそり底部に導くと共に、傾きによってそりの進行方向を転回させる働きをする。後半は固めた雪をならしそりの横滑りを防ぎ進行方向を安定させる働きをする。そりには受け皿が一体となっており、自転車等の前車輪に装着できるようになっている。受け皿は自転車等の前車輪と3箇所以上接し、2箇所以上をバックルまたはベルト(4)で固定してハンドルの向きをそりに伝える。図3は、図1をA側(前方)から見たものである。そりの底面左右に二本のキールが張出ており、これが雪を集めて固める作用と進行方向を制御する重要な働きをする。キールの高さは先端付近で0.05m程度、最大で0.1m程度、底部では0.01m程度で装着する自転車等の用途により適当な高さに設定する。図4は、図1をBの位置で前方から見た断面図である。受け皿の断面形状は、この図では凹形であるが、V字形・半円形・半亀甲形及びその変形とする。そりの側面の角度は、中央部では垂直に近く後端ではV字形になっており、軌跡側面を押し固める作用をして後車輪が軌跡から外れるのを防ぐ働きをする。
発明の実施の形態について実施例1と同様に図面を参照して説明する。
図5側面図は、ブラケット(5)で自転車等のホーク(6)にそりを固定した例である。ホークとそりを一体としても良いし、前車輪を外して前車軸(7)に直接装着することもできる。頻繁に着脱することが少ない積雪期間の長い地域で実施する。その効果は実施例1と同様である。
自転車等の雪上走行用そりの平面図である。そり(1)は幅0.4m程度、長さ0.5〜2m程度で自転車等の車輪が雪にもぐることのない充分な面積を持っている。そり底部には前端から後端かけて線状に突起する二本のキール(2)がある。キールの前端(A側)は大きく左右に広がり、そり中央部にかけてキールの間隔は徐々に狭まり、中央部から後端にかけて平行になっている。このキールが適量の雪を集め、圧縮してそりの浮上と固い軌跡を作りさらに進行方向を制御する重要な働きをする。そりには受け皿(3)が一体となっており、自転車等の前車輪に装着できるようになっている。バックルまたはベルト(4)で前車輪と固定する。 図1をB側(側方)から見た断面図である。そり(1)の前端は上に反っており、進行方向に対して浮力を発生する。受け皿(3)は自転車等の前車輪に装着して固定する台で前車輪と3箇所以上接し、2箇所以上をバックルまたはベルト(4)で固定してハンドルの向きをそりに伝える。 図1をA側(前方)から見たものである。そりの底面左右に二本のキール(2)が出ており、これが雪を集めて固める作用と進行方向を制御する重要な働きをする。キールの高さは先端付近で0.05m程度、最大で0.1m程度、底部では0.01m程度で装着する自転車等の用途により適当な高さに設定する。 図1をBの位置で前方から見た断面図である。受け皿(3)の断面形状は、この図では凹形であるが、V字形・半円形・半亀甲形及びその変形とする。そりの側面の角度は、V字形になっており、軌跡側面を押し固める作用をする。軌跡側面を圧蜜することにより、後車輪が軌跡を逸脱して柔らかい雪にはまるのを防ぐ。 そり(1)をブラケット(5)で自転車等のホークに(6)固定した実施例2の側面図である。このほか、前車輪を外して前車軸(7)に直接装着することも可能である。
符号の説明
1そり
2キール
3受け皿
4バックルまたはベルト
5ブラケット
6ホーク
7前車軸

Claims (1)

  1. 自転車等の二輪車(自転車・オートバイ・スクーター)前車輪またはホークに固定して使用し、そり底部に設けた二本の線状突起の作用により、走行に伴い連続的に雪を集めて圧縮し、固い軌跡を発生して後車輪が雪にもぐるのを緩和し、自転車等の雪上走行を可能にするそり。ホークと一体となっているものを含む。
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