JP2005253023A - 遠隔監視装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】
安価、構造簡単、操作容易で、故障知らず、故障しても早急な復旧ができ、誰でも取り付けを可能とする遠隔監視装置を提供する。
【解決手段】
カメラの代わりに対象物ごとに安価な透明なミラーを対象物前面斜めに取り付け、それを複数の対象物数だけ直線上に並べ、各ミラーの光軸を一致させて一つの視点を得、所望の対象物の画像の明るさを強めるスイッチを入れて該対象物の画像をそのミラーで反射させ、また途中のミラーに透過、貫通させて視点で見る。また遠隔、遠方点から少なくとも2本の電線で対象、観察地点の複数の対象物のスイッチの中から該対象物のスイッチを選択、操作して該対象物の画像を得て、視点のカメラで遠方点に送りモニターで見る。
【選択図】 図2

Description

本発明は、離れた場所で複数の対象物を一台のカメラで監視する装置に関する。
対象物を監視する方法として、現場に出向き対象物ごと直に目で見る、カメラを対象物ごとに張り付ける、雲台に載せて左右、上下に動かし、複数の対象物を囲い込んで見るがある。
しかし例えば電気設備のキュウービクルのような設置場所が高所、寒暖、狭小、危険な場合は行きづらく、検針、点検時、メータ値の対象物ごとに移動しなければならない、対象物ごとにカメラを設置するのは高価なカメラを複数用意しなければならずコストが掛かる、雲台に載せるは対象物との離隔距離が必要で、広い場所が必要であり、機器の構造、構成が複雑であった。
この改善策として像、ミラーを重ならないように配置して見るがある。
特許出願H11−42677
解決しようとする問題点はいちいち監視の為に移動する点と、複数の高価なカメラ、狭い場所では使えず、構造が複雑、設置、操作が面倒な点である。
本発明は対象物ごとに簡易なミラーを設置して、直線的に並べ、複数の対象物の像の内からライトなどで所望の対象物の像の光を強め、選択して、ミラーで反射、透過させ、一カ所の監視点で像を得る。またその像をさらにカメラで遠方へ送り、遠方点より、簡単な装置、操作で所望な対象物を選択、見ることができる。
本発明の遠隔監視装置は低コスト、容易な設置、操作、簡易な構造で故障しにくく、故障しても早急な復旧、が実現できる。また電気設備のキュウービクルの場合、函体に貫通穴を開ければ風景など周囲も写せ、晴れ、曇り、雨、雪、日照などの天候、簡易、安価なアナログ風速、温度、湿度計で外気状態がわかる。
画像で監視するという機能を損なわずに、安価な部品、最少な部品点数、簡易な設置、操作で実現した。
図1は一般に知られている光、像の反射、屈折、透過を表したものである。図の上方から来た入力光2は異なった媒質1の境界面、表面で一部は反射、減衰して反射光2−1(ミラーの働き)になり、一部は屈折、減衰しながら透過し透過光2−2(素通りの働き)になる。横から来た入力光3も異なった媒質1の境界面、表面で一部は反射、減衰して反射光3−1になり、一部は屈折、減衰しながら、透過光3−2になる。図の下方で見れば透過光2−2、反射光3−1は同時に目に入り、透過光2−2、反射光3−1の光量が同じならダブって同程度に見える。入射光2または透過光2−2と入射光3または反射光3−1の光量の比率を変えればそれに応じてダブり、見え方が違う。一方の光だけならダブって見えず、その光のみ見え、よく認識出きる。入射光2の光量が一定なら透過光の光量2−2は媒質1の厚さが小さく薄いほど減衰量が小さいので大きい。また透明化率が大きい程大きい。屈折率も媒質1の厚さが小さく薄いほど小さく、無視出来るようになっていく。
媒質1の材質はどいうものでもよいが内部が均一、密なガラス、プラスチックなどで全色を反射、透過する無色、透明で表面は平滑で光沢を有するが望ましい。また無色が望ましいが、対象物の特定の色を抽出したいならその特定の色のみを反射、透過する同色系でもよい。形状はどういうものでもよいが対象物の形、大きさに合ったものが望ましい。
図2は平面図で、上述した機能を持つ媒質1−1を対象物4−1と任意の角度θをもって前面、斜めに固定、設置したもの。任意でもよいが45度が望ましい。対象物ごとに設置したスイッチのうち所望対象物4−1のみのスイッチ5−1を入れて、対象物ごとに設置したライトのうち所望対象物4−1のみのライト6−1を点灯させ、所望対象物に当てて照らし、その所望対象物からの反射光3の光量、媒質1−1の反射光3−1の光量を強め、他の対象物の透過光2−2の光量より大きくし、よく認識出きるようにしたもの。ライト6−1の光は他に漏れないようにして、該対象物のみを照らすようにするが望ましい。周囲が暗く、発光していないまたは発光を無視出来る程の対象物がよい。ライトの光量を少なく出来る。媒質1−1は前述したように無色がよいが対象物の特定の色を抽出したいならその特定の色のみを反射、透過する同色系でもよい。対象物と無色の媒質1−1の中間に特定の色のみを透過させるフィルターを設けてもよい。またライト6−1の光色は白色がよいが対象物の特定の色を抽出したいならその特定の色のみを放射する同色系でもよい。媒質1−1を斜めに設置することにより対象物の前面の離隔距離を小さくでき、横方向に対象物の画像を送れる。図面上で横に対象物、媒質、ライトの組を複数組並べ、媒質が透明、半透明なら他の対象物の像を素通り出来、媒質の中心光軸7−1を一致させれば一つの視点を得られ、ライトをつけた対象物の画像のみ見られる。各対象物の媒質1の中心光軸は一致したほうが良いが監視範囲以内ならずれてもよい。複数個のライト6−1.6−3を同時につければダブって複数個の対象物4−1,4−3を同時に見られる。点検、確認時媒質1が透明なら、現場で周囲が明るければまたは明るくすればその対象物の正面でその対象物をはっきりと直視、観察出きる。また周囲が明るくてもその周囲の明るさに負けないライトの光を所望対象物に当て他の対象物の透過光2−2の光量より大きくしてもよい。対象物に当てるライトの光量の強さは観察点からの離隔距離に比例して増減してもよい。
対象物4−2が発光しているまたは発光を無視できない程の場合は対象物と媒質の中間に機械的機構8−1で上げ下げ又は開閉、回転する遮光板8−2、又は液晶シャッターのような電気的に透過、遮光するものを設置してもよい。また他の対象物に光が漏れないよう、影響を与えないように隣接した対象物の中間に遮光板9を設置してもよい。
図3は図2の固定型媒質1とライト6の取り付け拡大斜視図である。ライトは不要な方向を照らさないよう傘付きが望ましい。一枚の媒質板1を取り付け部と一体化し、ライト6−1をその板の一部分に取り付けたもの。取り付け部10とミラー部1を分離し対象物の大きさに合わせたミラー部を取り変え可能としたもの。取り付け部10又は媒質板の一部10−1を不透明にして遮光板としてもよい。取り付け部を支持体に保持固定する方法としてネジ11止め、ねじ回しドライバーが入るように大きめの貫通穴11−1を媒質1にあけても良い、接着剤による接着、磁石による磁力などがある。対象物からの離隔距離を調節するため下駄12を履かせてもよいし、角度θを調整するため底面を斜めに切断12−1してもよい。媒質を挟み込む溝12−2を設けたL字型の取り付け台12−3でもよい。対象物のコーナーに設置すれば対象物の大小に関わらず1種類の取り付け台で済む。下駄、取り付け台の材質は何でもよいが軽くて、堅牢なものが望ましい。またライト6−2を単独に設置してもよい。
以上は構成、構造が一番簡単で安価、機械的可動部が無いので故障しにくい、で長寿命な装置である。
図4は図2の固定型媒質を可動型にしたものである。スイッチで所望対象物の媒質1−4を対象物と斜めに可動、開き、それ以外の対象物の媒質は対象物と平行に置き、閉じておくもの。平行に置くと他の対象物の透過光の邪魔にならない。発光対象物と透過光を無視出来る為に100%反射光の媒質が望ましいが点検、確認時その対象物の正面でその対象物をはっきりと直視、観察出きるように透明、半透明でもよい。対象物が暗い場合はライト6で照らしてもよい。
図5は、媒質1−4の可動方法、手段として、モータ13−1のシャフトに該媒質1−4を取り付け固定して、スイッチを入り切れして、その回転力で対象物と垂直に動かし開閉する、送風フアン13−2を取り付け部10又は可動媒質1−4に取り付けその風力で媒質を開閉する、電磁石13−3の一端を取り付け部10に、他端を可動媒質1−4に取り付けて、その吸引、反発力で該媒質を開閉するなどを表す。復旧させるのに、両端を取り付け部10と可動媒質1−4に取り付けた引っ張りバネ13−4の復元力を使用してもよい。開き角度を調整するためストッパー13−5の一端を取り付け部に固定、他端を長さを調整出来るようにしたネジで媒質1−4に接触させてもよい。また電気以外空気、油圧で該媒質に取り付けたピストンを動かして開閉してもよい。媒質1−4は光を漏らさない遮光板8の代替と反射光量を減じない全反射がよいが、現場で点検、確認時、対象物の正面でその対象物を直視、観察出きるよう透明、半透明例えばハーフミラーでもよい。所望対象物が暗い場合は個別または周囲全般のライトを点灯して所望対象物を照らしてもよい。媒質が完全反射と途中の媒質の透過量の減衰が無いのではっきりと効率よく見えるが機械的可動部があるので2図のものと比べれば故障し易い。
8−1−0は図2の機械的に上げ下げ又は開閉、回転8−1のうち 偏在した遮光板をモーターのシャフトに直角に取り付けて回転するを表したものである。
対象物を箱内に納めた場合は対象物以外の無用な写り込みを防ぐため、箱の内壁など対象物以外のものから光の反射がないように光沢の無い黒色など暗色系で覆ってもよい。

図2で、視点、観察点で像を見る。反射、透過してきた光、像が良く見えるよう例えば焦点が合うようまた拡大、縮小のためレンズ14−1を通して見てもよい。媒質1−0を入れて、反射回数を増やしレンズ14−2を通して見てもよいし、媒質1−0を透明又は半透明、ハーフミラーにして2つの視点14−1、14−2を得てもよい。視点14−2のみなら媒質1−0は全反射が望ましい。一般に媒質は透過が必要ないものは全反射が望ましい。また一般に奇数回反射した像は逆転像、偶数回反射した像は正立像である。像が左右、天地逆転ならプリズムなどを入れて正立像を得てもよい。またビデオカメラ15−1に入れ遠方点に送ってもよい。カメラは静止画、動画用どちらでもよい。静止画なら送信データ量を小さく出来る。像が逆転なら逆転機能付きカメラで正立像を得てもよい。また像を多数の光ファイバーを束ねたケーブルで送っても良い。スイッチも遠方点に設置してもよい。またスイッチを遠方点と観察点2ヶ所に設置して、並列に接続してもよい。2ヶ所で操作出来る。原則1回路には電線が2本必要だが、そのうちスイッチをくぐらないほうの1本を他の回路と共有すれば電線本数が節約出来る。制御、動作用電源16は観察点、遠方点どちらに置いてもよいが、遠方点に置いた場合は不必要時電源を切って置けるので安全、安心である。図では直流電源だが交流電源でもよい。要するに機器に合ったものならよい。観察点と遠方点が離れて電流値、電圧降下が大きい場合は現地観察点にリレーを設置し、そのリレーを遠方点のスイッチ、電線で制御してそのリレーの接点を入り切れして観察点のスイッチとしてもよい。この場合は制御、動作用電源は観察点に置いたほうがよい。
図6は媒質を使用、組み合わせて、対象物と観察点の中間に、光路を確立、確保するため、必要に応じて設置し、平面、立体的に配置した対象物の像を図の下方に移動、送るものである。図の右方からの像は斜めに、45度が望ましい、立てかけた媒質1で反射し下方に移動する。図の左方からの像は斜めに立てかけた媒質1で反射し上方に移動、媒質1−6で反射し、媒質1を透過し下方に移動する。上方からの像は媒質1−6を貫通透過し下方に移動する。右方だけの像なら媒質1は全反射が望ましい。左方の像なら媒質1は透明、半透明で媒質1−6は全反射が望ましい。上方の像なら媒質1、1−6は透明、半透明が望ましい。少なくとも一カ所でも透過があれば媒質1は透明又は半透明が望ましい。機械的可動部分がなく、堅牢なので故障が少なく長寿命である。
図7は図6に図の前後の像を追加したもので図の対辺に媒質1−7を斜めに立て掛けたものである。このように多方面からの像の場合は媒質をそれに応じた多角形の立方体の対辺に斜めに立て掛ければよい。
図8は図6の媒質を可動式にしたもので、横からの像は媒質1を斜め45度にスイングさせ、像を下方に送る。ストッパー13−5で角度を調整してもよい。上方からの像は媒質1を垂れたままにする。可動方法として図5と同様である。媒質は全反射が望ましい。図4、8の可動媒質の場合、光線逆進の法則により、視点、観察点からライトを照らし、観察点から対象物までの光路を経由して該対象物が一番明るくなるよう照らし該対象物の画像を得ることも出来る。
以上は一つの像を視野いっぱいに表示できる。
図9は媒質を複数の辺を持つ角錐型に配置し、図で横からの像を下方に曲げ送るもので、媒質1は全反射が望ましい。上方からの像を加えるなら側面の媒質1、天板の媒質1−8は透明又は半透明が望ましい。防塵以外なら天板の媒質1−8は無くてもよい。以上は複数の横からの像を下方の視野いっぱいに同時分割表示出来る
図10はいままで述べた装置を分かり易いように配置した実施例の一つである。固定型だけでもよいし、可動型だけでもよいし、また固定型と可動型を混在させてもよい。3方向からの像を図の下方に曲げる図6の方向変更装置17、5方向からの像を下方に曲げる図7の変更装置18、1方向の像を下方に曲げる変更装置19などを配置し観察、監視地点に対象物の像を送る。対象物4−3が大きすぎて一枚の媒質では入り切れない場合は媒質を複数に分割、1−9−1から1−9−N、小さくして 該対象物の全体画像が分かるような周期で、ランプ6を順次点滅して、対象物の部分を照らしてもよいし、可動媒質を動かしてもよい。
図11は観察地点側Aと遠方地点側Bの2点間を2本の電線で結び、観察点の複数の対象物の1つを遠方点で選択する装置である。遠方地点と観察地点で一対一に対応した操作量ならなんでもよいが、電圧、電流値の操作量に比例した量で直線的または段階的に電圧、電流計などの指示電気計器のメータ針20を動かし、回転角度を変え、その針の周囲に対象物ごとのスイッチ21を配置し、針の動き量でそのスイッチを特定、動作させて対象物を選択するものである。図には描いてないが、バネはかりのように針をスライドさせ、そのスライド方向に沿ってスイッチを配置してもよい。回転角度としては多くのスイッチが配置出来るよう広角度型が望ましい。トランス31の2次側より複数の電圧の違う引き出し線を出し、スイッチ22に接続し唯一の電圧、電流値を得る、スイッチを同時に入れた時短絡を防止するダイオード23を入れてもよい、電源の1線と各スイッチ22との間に抵抗値の違う抵抗を挿入して唯一の電圧、電流値を得てもよい、この抵抗は値が調整出来るよう可変型が望ましい、ロータリースイッチ22−1の各接点をトランス31の2次側の各引き出し線あるいは各接点と電源の1線の間に挿入された抵抗値の違う抵抗34−2に接続、ロータリースイッチの回路の共通端子に観察点の電線を接続してロータリースイッチを回して得てもよい、またこの抵抗34−2は値が調整出来るよう可変型が望ましい、2次側電圧を変えられるスライダック24を回して唯一の電圧、電流値を得てもよい。操作量を観察点へ送る。正確な電圧、電流値を得るため前または後に定電圧、定電流源などの安定化装置を付けても良い。たった2本の線で観察点と遠方点をつなげばよい。所望の対象物のスイッチへ到達する途中、他のスイッチが入ってしまわないように通過時間内スイッチの出力が出ないようタイマー25を付ける、この場合はスイッチ27を入れっぱなしにしてもよいし、常時他電源をつなぎぱなしにしてもよい、出力回路は針が遠ざかった場合速やかに復帰する、あるいは遠方点の確認用電圧、電流モニター26で値を確認し、頃合いを見計らってからスイッチ27を入れてスイッチ出力を出してもよいし、カメラ15の像をモニター39で見ながらしてもよい。また対象物のスイッチよりメータの回転始点に近く、始点に近いほうからb接点、a接点スイッチを設け、操作電流を増していくとb接点が離れ回路のリレー29−4が切れ、回路をクリアーさせ、さらに電流を増していくとb接点が入り、a接点が入りリレー29−4を励磁させ、電源回路を入れる。始点に戻る時b接点が離れれば電源回路が切れるようにしてもよい。こうすれば遠方点でいちいちスイッチを入り切れする必要がなく、電線数を減らせる。電線の電圧降下、漏洩電流値が大きく、無視できない場合はその値を加減すればよい。確認用電圧モニターは観察点の電圧計と並列に、確認用電流モニターは観察点の電流計と直列につなぐ。電流値の大きさを調整するダミー抵抗を電流計と直列に挿入してもよい。メータ針動作原理としては交流の平均値、実効値あるいは直流値などを表すメータ針が脈動しない電磁力を使用したものが望ましい。市販されている交流、直流用電圧、電流計を利用してもよい。その対象物のスイッチ回路の端子台28−1、28−2にその対象物に関する一切の装置29−1、29−2等をつないで電源を供給すればその装置は自動的に動作して、その対象物の像は観察点にあるいは遠方点に送られてくる。28−3は共通端子台である。同時に負荷を起動、動作させると電源容量不足などに陥る場合はタイマーを入れ順次、起動、動作させてもよい。リレー29−2を負荷とし、さらに大きな負荷を制御してもよい。隣接したスイッチを不要動作させないように遮断板30を中間に設置してもよい。遠方の場合電圧降下、電線サイズを小さくするようにスイッチ27で動作するリレー29−3を設置して電源16を供給してもよい。
この装置を何組も増やしていけば少ない電線数でいくらでも対象物を増やしていける。一組の場合は最少の電線2本、2組の場合は4本又は戻りを共通にして3本、一般にN組は最大2N本から最少N+1本になる。このように少なくとも2本の電線から構築できる。
図12はメータ針を近接させて該スイッチを動作させる方法、手段を示したもので、駆動機構33−1に取り付けられた針の先端に磁石32−1を付けその磁力で周囲に対象物ごとに上部21−1または横に設けたスイッチ21−2を開閉させる。あるいはメータ針の回転中心上に鏡32−2をメータ針と一緒に動くように設置、固定し、発光器33−2からのレーザー光などの光をその鏡に照射、反射させ、メータ針の周囲に対象物ごとに設けた受光スイッチ21−3で受け、動作させる。上部で受ける場合は鏡32−3で光を上部に曲げ、受光スイッチ21−4を動作させる。あるいは鏡の角度を光が上方に行くよう設定する。光が分散しないようにダクト32−4を設けてもよい。針上に設置するものは、針の動きに負担をかけないよう出来るだけ軽いのが望ましい。また機械的に針でスイッチを押してもよい。図の右下方で、スイッチの配置間隔は遠方点のモニター計の読み値をN1、そのモニター計の誤差を定格値N2のe1とすれば真値は高い確度で範囲N1±N2×e1内にある。電線を伝って来たその真値N3は誤差を定格値N4のe2の監視点のメータの針を範囲±(N1+(N2×e1)+(N4×e2))内に入れる。P0は真値の中心点、P1、P2は振れの最大点を表す。電圧降下、漏洩電流が無視できない場合は電源の配置場所、遠方点か監視点か、によって増減させればよい。この範囲いっぱいにカバーするような一つのスイッチまたは図のように並列に接続された複数のスイッチを設置すればよい。また隣のスイッチを不要に動作させない間隔は図でスイッチの端、曲線上P2から最少動作点、曲線上P4より下方にある曲線上の点P3に対応する距離以上であればよい。また遮蔽板によって距離を短くしてもよい。図で横軸は距離、縦軸は磁界、光などの強さを表す。
図13は観察点で、自動焦点機能付き又はカメラシステム自体で遠隔調整出来るカメラでは問題ないが、固定レンズで対象物のピントが合わない、視写界深度外の場合で、ホイストンブリッジ回路に組み込まれた、モーターに流れる電流の向きで回転方向がかわる、モータ35が回路が平衡になるまでその回路の抵抗値を変えながら回転するという機能を利用して、対象物毎にピントを合わせるレンズを動かすものである。ホイストンブリッジの一角をせめる抵抗34を対象物ごとにあてがい、対象物ごとに設置したスイッチ回路の端子台28に接続して選択、動作させ、モーター35の動きでレンズを動かす。図ではモータのシャフトに取り付けたプーリ35−1でレンズ35−2を回してレンズを前後に動かしている。ピントを微調整出来るよう、抵抗を遠方点に移動、設置し監視モニターを見ながらその抵抗値34−1を増減可変、調整してピント合わせてもよい。見終わったなら抵抗値を元に戻す。2個の、レンズの上限、下限の動作量を制限するリミットスイッチ36−1、36−2は同時にオフにならないで、一方がオフの時ダイオード37を通してモータに電流を流す。抵抗は現場ごとに抵抗値が違うので装置設置時、簡単に調整出来るよう可変型が望ましい。ダイオード37−1,37−2は他の抵抗値に影響を及ばさないように設置した逆流防止用である。
図14は1つの対象物毎に、又は複数の対象物毎にピントが合う、1枚または1組、群の固定レンズ38を複数個用意し、観察点の光軸に、所望対象物の端子台につながれた電磁石機構13−3などの電磁力をそのレンズの力点に加え支点を経由して動作させ、挿入させるものである。また特定の色のみを透過するフィルターを挿入してもよい。復帰は自重またはバネ13−4による。全色を含む白色のライト、全色を反射、透過する無色透明の媒質なら、特定の色のみを透過するフィルター39を複数枚用意して、所望対象物の端子台ではなく独立した専用の、スイッチ選択回路、例えば図11の装置、を用意して専用の色フィルター39用端子台に、電磁石機構13−3を接続すれば一つの対象物に対して任意に複数の色を選択抽出出来る。また特定の色付きレンズ38−1を光軸に挿入してもよい。
またこの装置は1つの対象物毎にまたは複数の対象物のグループ毎に像を拡大、縮小させるレンズを動かすにも使用できる。モーターの動きで焦点距離、拡大、縮小を変えるレンズを動かす。また1つの対象物毎に、又は複数の対象物毎に倍率が違う1枚または1組、群のレンズを複数個用意、設置し、所望対象物と連動、選択させて観察点の光軸に挿入、動作させてもよい。観察点から遠い対象物ほど拡大倍率を大きくしてもよい。
本装置の対象物は目視出来るもの全てよい。例えばアナログ、デジタル値、静止画、動画像なのである。また既設のアナログ機器をデジタル機器に交換しないで、本装置を付けるだけでデータを遠隔地で把握出来る。画像として認識できるので膨大な情報量を得られる。屋外で使用する場合は雨除けの屋根を付ければよい。
本装置はどこでも入手可能な簡単、安価な材料、スイッチ、鏡、電球、1台のカメラ、最少、2本の電線で複数の対象物画像を得られ、操作出来るので、安価な建設、設置、維持費で離れた場所の画像を必要とするあらゆる用途にも適用出来る。
媒質の機能、働きを示した説明図である。 固定型媒質の遠隔監視装置の実施方法を示した説明図である。 固定型媒質とライトの取り付け方法を示した説明図である 可動型媒質の遠隔監視装置の実施方法を示した説明図である 可動型媒質とその駆動方法を示した説明図である 光線の方向を変える方法を示した説明図である 光線の方向を変える方法を示した説明図である 光線の方向を変える方法を示した説明図である 光線の方向を変える方法を示した説明図である 遠隔監視装置の実施方法を示した説明図である 遠隔地点から観察地点の対象物を選択する装置を示した説明図である 該対象物のスイッチの駆動原理、方法を示した説明図である レンズのピント合わせ機構の方法を示した説明図である 光軸にレンズ、フィルターを挿入する機構の方法を示した説明図である
符号の説明
1、1−6、1−7、1−8、1−9 媒質
1−4 可動媒質
2 入射光線
2−1 反射光線
2−2 透過光線
3 入射光線
3−1 反射光線
3−2 透過光線
4−1〜4−3 対象物
5 スイッチ
6、6−1,6−2 ランプ
7 光軸
8−1 駆動機構
8−2 遮光板
9 遮光板
10 取り付け固定部
10−1 遮光部
11 ネジ
11−1 貫通穴
12 高さ調整用下駄
12−1 取り付け角度調整用切断線
12−2 溝
12−3 取り付け器具
13−1 モータ
13−2 送風機
13−3 電磁石
13−4 バネ
13−5 ストッパー
14−1,14−2 レンズ
15,15−1,15−2 カメラ
16 電源
17 光線方向変更装置
18 光線方向変更装置
19 光線方向変更装置
20 可動針
21、21−1,21−2,21−3 スイッチ
22 スイッチ
22−1 ロータリースイッチ
23 ダイオード
24 スライダック
25 タイマー
26 モニター計
27 スイッチ
28、28−1,28−2 端子台
28−3 共通端子台
29−1 負荷
29−2、29−3、29−4 リレー
30 遮蔽板
31 トランス
32−1 磁石
32−2、32−3 ミラー
32−4 ダクト
33−1 駆動機構
33−2 発光器
34、34−1、34−2 可変抵抗
35 モータ
35−1 プーリ
35−2 レンズ
36−1,36−2 リミットスイッチ
37 ダイオード
38 レンズ
38−1 色付きレンズ
39 色付きフィルター
40 画像モニターTV

Claims (3)

  1. 媒質1を対象物の前面斜めに設置し、媒質の光軸が一致するように複数個並べて、一つの視点を得て、所望の対象物の光量を強め、選択し、その所望対象物の画像を得る遠隔監視装置
  2. 監視点、遠方点間を対象物ごとの電線で結び、遠方点のその電線に設置したスイッチを動作させて所望の対象物の像を強め、選択する請求項1の遠隔監視装置。
  3. 監視点、遠方点間を少なくとも2本の電線で結び、一対一に対応した電圧または電流の操作量で電圧または電流計メータ針を動かし、その針の周囲に対象物ごとのスイッチを配置し、針の動き量でそのスイッチを特定、動作させて所望対象物の像を強め、選択する請求項1の遠隔監視装置。
JP2004064859A 2004-03-08 2004-03-08 遠隔監視装置 Pending JP2005253023A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105635692A (zh) * 2015-04-01 2016-06-01 周杰 一种基于图像采集的自动抄表平台对电能表自动抄表的方法
CN105791755A (zh) * 2015-04-01 2016-07-20 周杰 基于图像采集的自动抄表平台对电能表自动抄表的方法

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