JP2005251063A - ポイント処理システム - Google Patents

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Abstract


【課題】 ポイント処理システムにおいて、共通ポイントによる商品交換の操作を簡易なものとすること。
【解決手段】 複数のポイント発行機関が発行したポイントを共通ポイントに変換して管理する共通ポイント管理部と、商品の交換に用いる交換券を発券する発券機とを備える。共通ポイント管理部は交換商品を特定する商品情報を含む識別可能な固有の認証情報を発行し、発券機は認証情報に含まれる商品情報に基づいて交換商品を特定し、共通ポイント管理部による前記認証情報の固有性の確認に基づいて前記交換商品を交換する交換券を発券する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ポイント処理システムに関する。
ポイント処理システムとして、カード事業者がクレジットカードの利用金額に応じてポイントを発行するものや、旅客事業者が利用距離に応じてポイントを発行するものや、チェーン事業者がチェーン店での購入金額に応じてポイントを発行するものなど、様々な形態のポイントシステムがある。
従来、このようなポイント処理システムでは、ポイント発行者はポイントをカードやシール等の形態で発行し、利用者はカードやシールに蓄積されたポイントの数量に応じたサービスを受けることによって利益を得るものが一般的である。また、ネットワーク上にポイントを蓄積し、蓄積したポイントの数量に応じてコンテンツの取得や利用によって利益を得るものもある。
しかしながら、このようなポイント処理システムでは、ポイントの発行者やポイント管理者等の事業者を単位としてポイントの管理運営が行われているため、利用者はポイントの種類毎にポイントを蓄積しなければならず、また、蓄積したポイントについても事業者を単位としてしか利用することができない。そのため、複数のポイント処理システムに分散し、各ポイント処理システムにおいて残ポイントなどの少ないポイント数である場合には、これらの残ポイントを集積すれば十分なポイント数になるのも係わらず有効に利用することができないとい問題がある。また、これら残ポイントは、単独での利用価値が少ないために利用されることなく放置されることが多く、使われずに有効期間を経過する場合も多い。
また、ポイント発行者側においても、一定期間引当金として取り扱われていた未回収のポイントは課税対象となる利益と見なされるという問題もある。
このような問題に対して、各ポイント発行者が発行したポイントを共通ポイントや他のポイントに変換するものが提案され(特許文献1,2参照)、カード上に蓄積する他、サーバ上でポイント管理を行うことも知られている。
また、サーバ上にプリペイドを蓄積してポイントと同様に利益交換を行う態様も知られている。店舗に設置した端末において、このプリペイドを用いて自動販売を行うシステムが提案されている(特許文献3参照)。
図20は、上記の自動販売システムで提案されるプリペイドを用いた自動販売のシステムの概要を説明するための概略図である。このプリペイドを用いた自動販売システムでは、2段階の認証工程を経ることによって、自動販売機においてプリペイドを用いた自動販売を可能としている。
第1段階目の工程は人の認証であり、サーバから利用者側の端末に対して認証用のID情報を渡し、利用者は受け取った認証用のID情報を自動販売機に入力し、さらに、自動販売機は入力された認証用のID情報をサーバに送り、サーバは送ったID情報と送られたID情報とを比較することにより利用者の認証を行う。
また、第2段階目の工程は商品の認証であり、サーバは利用者が選択した商品を表す商品認証情報を利用者の端末に渡し、利用者は受け取った商品認証情報を自動販売機に入力し、さらに、自動販売機は入力された商品認証情報をサーバに送り、サーバは送られた商品認証情報が有効であるかを判定し、有効であるときにプリペイド残高から商品の代金を減算して精算を行った後、自動販売機に販売許可情報を送って、自動販売機に販売を行わせる。
特開2001−250170号公報 特開2002−24724号公報 特開2003−331342号公報
従来、サーバ上で管理される共通ポイントを店舗や自動販売機で利用するためには、利用者の認証と販売する商品の認証の2つの認証に基づいてポイントによる商品取引の確認を行っている。そのため、従来の自動販売システムでは、サーバと利用者の端末と自動販売機側の端末との3者の間において、人を認証する認証工程と、商品を認証する認証工程の2段階の認証工程を行う必要があり、利用者に煩雑な操作を強いるという問題がある。
ポイントによる商品交換の利用を高めるには、利用者が行う操作が簡易であることが求められる。特に共通ポイントを用いた商品交換では、様々なポイント発行機関が発行するポイントの有効な利用やポイントの高い流通性を目的の一つとしており、ポイント処理システムの普及を高めるためには利用者が行う操作回数を低減することが求められる。
そこで、本発明は、前記した課題を解決して、ポイント処理システムにおいて、共通ポイントによる商品交換の操作を簡易なものとすることを目的とする。
本発明は、サーバ上で管理されるポイントを店舗や自動販売機での利用において、従来商品取引の確認に要していた利用者の認証と販売する商品の認証の2つの認証を、一回の認証で済ませることによってポイントによる商品交換の操作を簡易なものとし、これによって、ポイントの利用度やポイントの流通性を高め、ポイント処理システムの普及を高める。
本発明のポイント処理システムでは、共通ポイント管理部が発行する認証情報の中に商品情報を含ませることによって交換商品を特定すると共に、この認証情報をポイント処理システム上において固有なものとすることによって、利用者の認証を行うことなく商品取引の確認を可能とするものである。これにより、一つの認証情報のみによって共通ポイントと商品との交換を行うことができるため、従来2回を要していた認証を一回のみとすることができる。
本発明のポイント処理システムは、共通ポイントと商品との交換を行う複数の形態に適用することができる。第1の形態は店舗等において対人により商品交換を行う形態であり、第2の形態は自動販売機等によって対人によらず商品交換を行う形態である。
第1の形態は、利用者が所持するポイントの消費と引き替えによって、利用者に対して商品の交換を行う交換券を発行し、利用者はこの交換券を用いて店舗等において所望の商品を取得するものであり、交換券を発券する発券機を備える。
第1の形態のポイント処理システムは、複数のポイント発行機関が発行したポイントを共通ポイントに変換して管理する共通ポイント管理部と、商品の交換に用いる交換券を発券する発券機とを備える構成とする。なお、共通ポイントは、複数のポイント発行機関がそれぞれに発行した個別のポイントを変換して共通に利用することができるポイントであり、本発明のポイント処理システムはこの共通ポイントを処理するシステムである。
共通ポイント管理部は交換商品を特定する商品情報を含む識別可能な固有の認証情報を発行する。一方、発券機は共通ポイント管理部が発行した認証情報に含まれる商品情報に基づいて交換商品を特定し、共通ポイント管理部による認証情報の固有性の確認に基づいて交換商品を交換する交換券を発券する。
第1の形態では、共通ポイント管理部は認証情報を発行し、利用者はこの認証情報を発券機に入力する。認証情報はポイント処理システム上において固有であって他との識別が可能であるという性質に基づいて、発券機は商品取引を確認し、認証情報中に含まれる商品情報によって交換商品を特定してこの交換商品を交換する交換券を発券する。
この認証に要する操作は、共通ポイント管理部と利用者と発券機との間において認証情報のみを移動させることで行うことができるため一回の操作で済ませることができる。
交換券は、特定の商品との交換を行う商品券や、商品との交換の対価を定めた買物券とすることができる。発券機は商品券と買物券の何れか一方あるいは両方を発券する。発券機は、店舗に限らず任意の場所に設置することができる。利用者は、発券機から発券された商品券や買物券の交換券を取得し、店舗においてこの交換券を用いて商品との交換を行う。なお、商品券は交換する商品が指定された交換券であり、買物券は交換する対価が指定された交換券である。交換券を商品券とするか買物券とするかは、ポイント処理システム側の設定とする他、ポイント処理システム側において何れの交換券の発券も可能である場合には、利用者により選択とすることができる。利用者による選択の場合には、共通ポイント管理部に対して共通ポイントの利用を申し込む際に、発券される交換券として商品券あるいは買物券を指定することにより選択することができる。
発券機は、共通ポイント管理部が発行した認証情報を入力する入力手段を備え、利用者が備える携帯端末を介してあるいは直接に入力することができる。入力手段は、共通ポイント管理部との間でオンライン接続する端末、携帯端末と通信する端末端子、手動の入力端末の少なくとも何れか一つとすることができる。携帯端末と通信する端末端子としては、例えば赤外線通信や二次元画像情報を用いて行うことができる。また、手動の入力端末では、発券機に入力ボタンや選択ボタンと設けることができる。
第2の形態は、利用者が所持するポイントの消費と引き替えによって、利用者に商品を直接受け渡すものであり、商品を受け渡す自動販売機を備える。
第2の形態のポイント処理システムは、複数のポイント発行機関が発行したポイントを共通ポイントに変換して管理する共通ポイント管理部と、商品を販売する自動販売機とを備える構成とする。なお、共通ポイントは、第1の形態と同様に、複数のポイント発行機関がそれぞれに発行した個別のポイントを変換して共通に利用することができるポイントであり、本発明のポイント処理システムはこの共通ポイントを処理するシステムである。
共通ポイント管理部は販売商品を特定する商品情報を含む識別可能な固有の認証情報を発行する。一方、自動販売機は共通ポイント管理部が発行した認証情報に含まれる商品情報に基づいて販売商品を特定し、共通ポイント管理部による認証情報の固有性の確認に基づいて販売商品を販売する。
第2の形態では、共通ポイント管理部は認証情報を発行し、利用者はこの認証情報を自動販売機に入力する。認証情報はポイント処理システム上において固有であって他との識別が可能であるという性質に基づいて、自動販売機は商品取引を確認し、認証情報中に含まれる商品情報によって販売商品を特定してこの販売商品を販売する。
この認証に要する操作は、共通ポイント管理部と利用者と自動販売機との間において認証情報のみを移動させることで行うことができるため一回の操作で済ませることができる。自動販売機は、店舗に限らず任意の場所に設置することができる。
また、第2の形態において、認証情報の固有性の確認を共通ポイント管理部側ではなく自動販売機側で行う構成とすることもできる。
この構成では、共通ポイント管理部は、販売商品を特定する商品情報と、自動販売機が生成した固有コードを含む識別可能な固有の認証情報を発行し、一方、自動販売機は、共通ポイント管理部が発行した認証情報に含まれる商品情報に基づいて販売商品を特定すると共に、固有コードにより認証情報の固有性を確認して販売商品を販売する構成とすることもできる。
この構成においても、認証情報に含ませた固有コードを用いることによって、この認証に要する操作は、共通ポイント管理部と利用者と自動販売機との間において認証情報のみを移動させることで行うことができるため一回の操作で済ませることができる。
自動販売機は、共通ポイント管理部が発行した認証情報を入力する入力手段を備え、利用者が備える携帯端末を介してあるいは直接に入力することができる。入力手段は、共通ポイント管理部との間でオンライン接続する端末、携帯端末と通信する端末端子、手動の入力端末の少なくとも何れか一つとすることができる。携帯端末と通信する端末端子としては、例えば赤外線通信や二次元画像情報を用いて行うことができる。また、手動の入力端末では、発券機に入力ボタンや選択ボタンと設けることができる。
上記した第1及び第2の形態において、共通ポイント管理部は、認証情報の発行毎に、固有の識別符号と商品情報を用いて識別可能な固有の認証情報を生成し、生成した認証情報を利用者に発行する。
また、共通ポイント管理部は、共通ポイントを記憶する共通ポイント記憶手段を備え、認証情報を発行した後、変換した共通ポイントを精算し、精算後の共通ポイントにより共通ポイント記憶手段を更新する。
さらに、本発明のポイント処理システムは、共通ポイントを管理する機関は一つに限らず複数の場合にも適用することができる。
共通ポイントを管理する複数の共通ポイント管理部に対して本発明のポイント処理システムを適用するには、これらの複数の共通ポイント管理部が発行する認証情報が全体のシステムにおいても固有性を備える必要がある。
そこで、本発明のポイント処理システムは、複数の共通ポイント管理部が発行する認証情報がシステム内での固有性を担保させるために、各共通ポイント管理部が発行する認証情報に所定の関係を持たせて各認証情報が識別可能なものとする。この所定関係は固有の識別符号を用いて持たせる。各共通ポイント管理部は固有の識別符号を用いて認証情報の生成することにより、認証情報の固有性を持たせる。
ここで、複数の共通ポイント管理部が用いる識別符号を識別可能とするためには、識別符号に重なりがないように設定する必要がある。そのために、本発明のポイント処理システムは、ポイント管理部が認証情報の発行時に用いる識別符号を管理する統括管理部を備える。
統括管理部は複数の共通ポイント管理部に対してそれぞれ異なる識別符号系列を割り振る。識別符号系列は複数の識別符号を含み、この識別符号系列に含まれる識別符号はそれぞれ識別可能であり、また、異なる識別符号系列間においても識別可能である。したがって、複数の共通ポイント管理部は、統括管理部から割り振られた識別符号系列の識別符号を用いて認証情報を生成することによって、複数の共通ポイント管理部が発行する認証情報の固有性を担保することができる。
また、統括管理部は、ポイント管理部で使用した識別符号が予め割り振った識別符号系列に含まれるか否かを判定する。これにより、ポイント処理システム上で用いられた認証情報が正規なものであるか否かを判定することができる。
予め割り振った識別符号系列に含まれる識別符号の内、未使用の識別符号は認証情報を生成する毎に減少する。そこで、統括管理部は、所定期間毎及び/又は予め割り振った識別符号系列に含まれる識別符号の所定数あるいは所定割合を使用したときに、新たに識別符号系列の割り振りを行って識別符号の補充を行う。これにより、認証情報の固有性を常に確保することができる。
本発明によれば、ポイント処理システムにおいて、共通ポイントによる商品交換の操作を簡易なものとするができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1〜図3、及び図4〜図7を用いて、本発明のポイント処理システムについて説明する。なお、図4〜図7に示すポイント処理システムは、複数の共通ポイント管理部を含む構成例の場合である。
図1は本発明のポイント処理システムの構成を説明するための概略ブロック図である。なお、ここでは、共通ポイントとの交換によって商品券や買物券等の交換券を発券する構成を例として説明する。
図1において、ポイント処理システム1は、共通ポイント管理部2と、利用者が操作する端末3と、交換券5を発券する発券機4とを備える。
共通ポイント管理部2は、各ポイント発行機関10A〜10E,…がそれぞれに独自に発行するポイントを共通ポイントに交換して管理する部分であり、各ポイント発行機関10A〜10Eが発行するポイントを有している利用者は、これらのポイントを共通ポイントに変換することによりポイント発行機関に係わらず共通のポイントで商品やサービスと交換することができる。なお、各ポイント発行機関10A〜10E,…が発行し管理するポイントを共通ポイント管理部2が管理する共通ポイントに変換する変換率は、それぞれ個別に設定することができる。
共通ポイント管理部2は、変換した共通ポイントを利用者毎に管理し、利用者からの申し込みに基づいて共通ポイントを消費して、求められた商品との交換やサービスの提供を行う。図1では、利用者からの要求に基づいて、共通ポイントを消費して交換券を発券する例を示している。
図1の構成において、共通ポイントを用いた交換券の発券は以下のようにして行われる。なお、図2は、図1の構成例における動作を説明するための状態図である。以下の()内の番号は、図2中の番号と対応して示している。
利用者は、コンビニエンスストア等の店舗に設置された専用端末や利用者が所持する携帯電話あるいはPC等の端末3から共通ポイント管理部2にアクセスして、共通ポイントの利用を申し込む。この例では、利用内容は商品券や買物券の発券を求めるものであり、商品券の場合には共通ポイントと交換する商品を指定し、買物券の場合には共通ポイントと交換する金額を指定する(1)(図中の丸数字1)。
共通ポイント管理部2は、利用者からの共通ポイントの利用申し込みを受けて、利用内容の情報を含めた認証情報を生成し(2)、利用者に発行する。この認証情報の生成に伴って、共通ポイントを精算する。共通ポイントの精算は、商品に対応する共通ポイントのポイント数を求め、このポイント数を利用者が保持する共通ポイントのポイント数から減算することで行うことができる。共通ポイント管理部2に設けた共通ポイントデータベースは、減算したポイント数により更新する。なお、変換に要するポイント数が不足する場合には利用者に通知することができる(3)。
共通ポイント管理部2が生成した認証情報を利用者3に発行する。認証情報の発行は種々の形態とすることができる。例えば、PCや携帯電話等の端末にコード情報の形態で送るほか、電話による申し込みの場合には番号や符号を音声で送る形態とすることもできる(4)(図中の丸数字2)。
利用者は、共通ポイント管理部2が発行した認証情報を取得して発券機4に入力する。認証情報の発券機4への入力においても種々の形態とすることができる。例えば、PCや携帯電話等の端末においてコード情報の形態で取得した場合には、当該コード情報を赤外線通信等の通信形態で発券機4に入力したり、当該コード情報を携帯電話の表示画面に二次元コードとして表示し、その二次元コードを発券機4の撮像手段で読み取らせる。また、取得した番号や符号を、発券機4が持つキーボタンによって入力することもできる(5)(図中の丸数字3)。
発券機4は、入力した認証情報を共通ポイント管理部2に送って(6)、共通ポイント管理部2に入力した認証情報が、共通ポイント管理部2で発行したものであるかを確認する(7)。認証情報は、ポイント処理システム内において固有のものであるため、この認証情報自身の確認によって他の認証情報との識別を行うことができる(図中の丸数字4)。発券機4は、共通ポイント管理部2による認証情報の確認を受けて(8)、交換券5の発券を行う(9)。
利用者は、発券機4から発券された交換券5を用いてコンビニエンスストア等の店舗において商品と交換する。店舗では、交換券5を通常のPOS6のシステムで処理することができる。
次に、図3を用いて認証情報の生成について説明する。
ここでは、利用者が商品情報123で表される商品と商品情報234で表される商品を商品券の形態で取得する例について説明する。
利用者が商品情報123で表される商品を共通ポイントと交換する場合、共通ポイント管理部2は利用者の端末3からの共通ポイントの利申し込みと共にこの商品情報123を取得して(図中の丸数字1)認証情報を生成する。
認証情報の生成において、商品情報123のみでは他の申し込みと識別することができない。そこで、共通ポイント管理部3は、認証情報に固有性を付与することによって他の認証情報との識別できるようにする。この固有性の付与は、識別符号を用いることで行うことができる。識別符号は各認証情報の生成毎に異なるものを使用する。同じ商品情報や同じ利用者であっても異なる識別符号を使用し、同一の識別符号により生成された認証情報を排除することによって、認証情報の固有性を持たせる。
ここで、商品情報123に対して例えば識別符号A001を用いて認証情報を生成すると、認証情報は例えばA001/123となる。なお、識別符号を用いた認証情報の生成方法は、上記した例のように識別符号と商品情報とを単に連続させて一連の記号を形成する方法に限らず、任意の生成方法とすることができる。
生成された認証情報A001/123は、“123”によって商品情報123を知ることができ、また、“A001”によって固有性を持たせることができる。
共通ポイント管理部2は生成した認証情報A001/123を利用者に渡し(図中の丸数字2)、利用者は認証情報A001/123を発券機4に入力する(図中の丸数字3)。
発券機4は入力された認証情報A001/123を共通ポイント管理部2に送る(図中の丸数字4)、共通ポイント管理部2は、発券機4から送られた認証情報A001/123が発行した認証情報中に存在するかを確認する。発行した認証情報中に認証情報A001/123の存在を確認することにより、商品取引の正当性を確認する。ここで、識別符号を秘密にしておくことにより、共通ポイントの商品への不正変換を防ぐことができる。
発券機4は、共通ポイント管理部2からの確認を受けて交換券(商品券)の発券を行う。このとき、認証情報A001/123から商品情報123を取りだして、この商品を交換する商品券5aを発券する。
また、商品情報234に対しても同様に行うことができる。この場合には、識別符号A001に代えて別の識別符号を用いる。商品情報234に対して例えば識別符号A002を用いて認証情報を生成すると、認証情報は例えばA002/234となる。
生成された認証情報A002/234は、“234”によって商品情報234を知ることができ、また、“A002”によって固有性を持たせることができる。
上記と同様に工程によって、商品取引の正当性を確認し、発券機4は共通ポイント管理部2からの確認を受けて交換券(商品券)の発券を行う。このとき、認証情報A002/234から商品情報234を取りだして、この商品を交換する商品券5bを発券する。
利用者は、発券機4から発券された交換券5a,5bを用いてコンビニエンスストア等の店舗において商品と交換し、店舗は交換券5a,5bを通常のPOS6のシステムで処理する。
なお、上記説明では、商品情報を123,234で表し、また識別符号をA001,A002で表す例を示しているが、商品情報及び識別符号の表示形態はこれに限られるものではなく任意に設定することができる。
次に、複数の共通ポイント管理部を含む構成例の場合について、図4〜図7を用いて説明する。
図4は本発明のポイント処理システムの複数の共通ポイント管理部を含む構成を説明するための概略ブロック図である。なお、ここでは、共通ポイントとの交換によって商品券や買物券等の交換券を発券する構成を例として説明する。
図4において、ポイント処理システム1は、前記図1で示した構成において、共通ポイント管理部2を複数の備えると共に、これら表示の共通ポイント管理部2A〜2D,…が発行する認証情報を統括して管理する統括管理部7を備える。
共通ポイント管理部2は、前記図1の構成と同様に、各ポイント発行機関10A〜10E,…(図4では丸印のみを示す)がそれぞれに独自に発行するポイントを共通ポイントに交換して管理する部分であり、前記したように、共通ポイント管理部2は、変換した共通ポイントを利用者毎に管理し、利用者からの申し込みに基づいて共通ポイントを消費すると共に認証情報を発行して、発券機4から交換券を発券し、求められた商品との交換やサービスの提供を行う。
ここで、統括管理部7は、各共通ポイント管理部2で行う認証情報の生成において用いる識別符号を管理し、各共通ポイント管理部2で用いる識別符号の重複を防ぐ。これにより、各共通ポイント管理部2が発行する認証情報の固有性を担保し、同一の認証情報が発行されるという状態を防ぐことができる。統括管理部7は、各共通ポイント管理部2A〜2D,…に対して、それぞれが使用する識別符号の範囲を設定することにより行うことができる。
図4の構成において、共通ポイントを用いた交換券の発券は以下のようにして行われる。なお、図5は、図4の構成例における動作を説明するための状態図である。以下の()内の番号は、図4中の番号と対応して示している。なお、図2と共通する部分は説明を省略している。
利用者は、コンビニエンスストア等の店舗に設置された専用端末や利用者が所持する携帯電話あるいはPC等の端末3から共通ポイント管理部2にアクセスして、共通ポイントの利用を申し込む。例えば、商品券の場合には共通ポイントと交換する商品を指定し、買物券の場合には共通ポイントと交換する金額を指定する(11)(図4中の丸数字1)。
共通ポイント管理部2は、利用者からの共通ポイントの利用申し込みを受けて、利用内容の情報を含めた認証情報を生成し(12)、利用者に発行する。この認証情報の生成に伴って、共通ポイントを精算する(13)。
共通ポイント管理部2が生成した認証情報を利用者3に発行する(14)(図4中の丸数字2)。
利用者は、共通ポイント管理部2が発行した認証情報を取得して発券機4に入力する。認証情報の発券機4への入力においても種々の形態とすることができる(15)(図4中の丸数字3)。
発券機4は、入力した認証情報を統括管理部7に送る(16)。統括管理部7は、発券機4からの認証情報に使用されている識別符号が、共通ポイント管理部2での認証情報の生成に使用した識別符号であるかを確認する(17)。
識別符号は、ポイント処理システム内において固有のものであるため、認証情報に用いた識別符号を確認することによって他の認証情報との識別を行うことができる(図4中の丸数字4)。発券機4は、統括管理部7による認証情報の確認を受けて(18)、交換券5の発券を行う(19)。
利用者は、発券機4から発券された交換券5を用いてコンビニエンスストア等の店舗において商品と交換する。店舗では、交換券5を通常のPOS6のシステムで処理することができる。
次に、図6を用いて統括管理部と共通ポイント管理部との間で行う識別符号の設定について説明する。なお、ここでは、統括管理部と2つの共通ポイント管理部A,Bの間において識別符号を設定する例について説明する。以下の()内の番号は、図6中の番号と対応して示している。
統括管理部は、識別符号系列A,Bを設定する。識別符号系列はそれぞれ異なる複数の識別符号を含み、各系列内及び系列間同士において同一の識別符号は存在しない(21)。
ここで、識別符号系列Aを共通ポイント管理部Aに設定し、識別符号系列Bを共通ポイント管理部Bに設定するものとする。統括管理部は、識別符号系列Aを共通ポイント管理部Aに設定し(22a)、識別符号系列Bを共通ポイント管理部Bに設定する(22b)。この識別符号系列の設定は、統括管理部と各共通ポイント管理部とを結ぶラインやメディアを介して行うことも、統括管理部で設定した識別符号系列の情報に基づいて共通ポイント管理部において入力することで行うこともできる。
共通ポイント管理部A(又は共通ポイント管理部B)は、統括管理部で設定された識別符号系列A(又は識別符号系列B)を記録し、認証情報の生成時に逐次読み出し、商品情報と共に認証情報を生成する(23a,23b)。生成した認証情報あるいは認証情報の生成に用いた識別符号を記憶する(24a,24b)。
共通ポイント管理部A(又は共通ポイント管理部B)は、月単位等の所定期間毎、あるいは認証情報の生成に使用した識別符号の数量が設定数量に達したときや、予め設定しておいた識別符号の数量に対する認証情報の生成に使用した識別符号の数量の割合が設定割合に達したときに、記憶しておいた生成済みの認証情報あるいは認証情報の生成に用いた識別符号を統括管理部に渡す(25a,25b)。この認証情報や識別符号は、統括管理部と各共通ポイント管理部とを結ぶラインやメディアを介して送ることも、共通ポイント管理部から別ルートで取得した情報に基づいて統括管理部において入力することで行うこともできる。
統括管理部は、共通ポイント管理部A,Bから送られた生成済みの認証情報あるいは認証情報の生成に用いた識別符号から、使用した識別符号が設定した識別符号系列に含まれるものであるか否かを判定する。識別符号が設定した識別符号系列に含まれないものである場合には、正規以外の識別符号が使用されたものと判定され、共通ポイントが正しく消費されなかったものと判定することができる。識別符号の情報は共通ポイント管理部を単位として戻されるため、いずれの共通ポイント管理部で正規以外の識別符号が使用されて認証情報が生成されたかを知ることができる(26)。
また、統括管理部は、戻された識別符号の状況に基づいて各共通ポイント管理部に設定される識別符号の残り具合を把握し、残数が少ない場合には新たに識別符号系列を形成して、各共通ポイント管理部への設定を更新する(27)。
図7は、統括管理部が各共通ポイント管理部に対して行う識別符号の割り振りを説明するための図である。なお、ここでは、共通ポイント管理部2A,2B,2Cに対して識別符号系列の割り振りを行う例について説明する。
統括管理部は、識別符号系列A001〜A999,識別符号系列B001〜B999,識別符号系列C001〜C999を用意する。識別符号系列A001〜A999は識別符号A001〜識別符号A999の999個の異なる識別符号を含んでいる。また、識別符号系列B001〜B999及び識別符号系列C001〜C999についても同様にそれぞれ999個の異なる識別符号を含んでいる。
統括管理部7は、共通ポイント管理部2Aに識別符号系列A001〜A999を設定し、共通ポイント管理部2Bに識別符号系列B001〜B999を設定し、共通ポイント管理部2Cに識別符号系列C001〜C999を設定する。
これにより、各共通ポイント管理部内及び共通ポイント管理部間のいずれにおいても、識別符号は異なるものとなる。
なお、各共通ポイント管理部2に設定する識別符号の個数は任意に設定することができる。また、各識別符号系列の表記形態は、図7に表記する例のような符号と数字の組み合わせに限るものではなく任意に設定することができる。
次に、本発明のポイント処理システムの構成例について、図8〜図17を用いて説明する。なお、図8,9は商品券を発券する構成例であり、図10,11は買物券を発券する構成例であり、図12,13は商品券を発券機から申し込んで発券する構成例であり、図14,15は自動販売機により販売を行う構成例であり、図16,17は同じく自動販売機により販売を行う構成例であって共通ポイント管理部との接続を要しない構成例である。
はじめに、商品券を発券する構成例について図8,9を用いて説明する。
図8は本発明のポイント処理システムの商品券を発券する構成例である。共通ポイント管理部2は、共通ポイントデータベース2fと、共通ポイントデータベース2fに対する共通ポイントの入出力を管理する共通ポイント管理手段2eとにより利用者毎に共通ポイントを管理する。共通ポイントデータベース2fは、利用者の共通ポイント口座を構成している。
共通ポイント管理部2は、受信手段2lを通してポイント発行機関10から共通ポイントを受け付けて共通ポイントデータベース2fに蓄積する。受信手段2lには複数のポイント発行機関10が接続され、各ポイント発行機関10から送られた共通ポイントが蓄積される。
ポイント発行機関10は、それぞれ固有のポイントを発行する。利用者は、発行されたポイントをポイントデータベース10cに格納し、ポイント発行機関10内でポイントを消費することでポイントによる利益を享受することができる。利用者にとって、ポイントデータベース10cはポイント口座の役をなすことになる。
この各ポイント発行機関10に固有のポイントを共通ポイントとして共通ポイント管理部2に蓄積するには、ポイント−共通ポイント変換手段10bによってポイント数を共通ポイント数に変換し、変換で得られた共通ポイントを送信手段10aから共通ポイント管理部2の受信手段2lに送る。なお、共通ポイントへの変換後には、ポイントデータベースのポイント数を更新しておく。
また、共通ポイント管理部2は、利用者の端末3からの申し込みに応じて、共通ポイントを消費し、商品券を発券させるための認証情報を発行する構成を備える。共通ポイント管理部2は、商品を共通ポイントと交換するための構成として、利用者の端末3から変換が要求される商品及び利用者の個人IDを受け付ける受信手段2aと、受信した個人IDに基づいて利用者のアクセスを確認する認証手段2bと、受信した商品に応じた共通ポイントを求めるための商品−共通ポイントデータベース2d及び商品−共通ポイント変換手段2cを備える。
前記した共通ポイント管理手段2eは、商品−共通ポイント変換手段2cで変換された共通ポイントに基づいて共通ポイントデータベース2fの共通ポイント数を減算して、各利用者の共通ポイント口座を更新する。
また、共通ポイント管理部2は、認証情報を生成し発行する構成として、認証情報を生成するための識別符号や発行済みの認証情報を記録する認証情報データベース2hと、受信した商品情報及び認証情報データベース2hに記録されている識別符号とを用いて認証情報を生成する認証情報生成手段2iと、生成した認証情報を端末3の渡す送信手段2jを備える。なお、図8の送信手段2jは、認証情報を端末3に送信する例を示しているが、電話等や書類等の送信以外の形態とすることもできる。
また、共通ポイント管理部2は、認証情報を確認する構成として、送受信手段2kと認証情報管理手段2gを備える。認証情報管理手段2gは、送受信手段2kを介して発券機4から送られた認証情報と認証情報データベース2hに記録される認証情報とを比較することにより、発行した認証情報であるか否かを確認する。なお、確認後は、発券機4の認証情報の確認を通知する。また、共通ポイントデータベース2fに発券済みを記録することもできる。
図9は、図8の構成による商品券の発券処理の動作を説明するための動作図である。以下の()内の番号は、図9中の番号と対応して示している。
利用者が所持する端末を介して共通ポイント管理部にアクセスすると(31)、共通ポイント管理部は利用者に対して提供する商品の情報を付与する(32)。共通ポイント管理部は、利用者から送られる個人IDやパスワード等によって利用者を認証する(33)。
利用者は、共通ポイント管理部から示された商品を参照して、共通ポイントとの変換を希望する商品を選択し(34)、指定する(35)。
共通ポイント管理部は、利用者によって指定された商品について、商品−共通ポイント変換手段2cにより交換に要する共通ポイントのポイント数を求める(36)。共通ポイント管理手段2eは、商品−共通ポイント変換手段2cからポイント数を受け、利用者の共通ポイント口座を更新する。共通ポイント口座の更新は、共通ポイントの残高から変換を希望するポイント数を差し引き、差し引いたポイント数を新たな残高として記録することで行うことができる(37)。
また、認証情報生成手段2iは、商品−共通ポイント変換手段2c(あるいは受信手段2a)から交換を希望する商品情報を取得し、また、認証情報データベース2hから識別符号を取得して、認証情報を生成する。生成した認証情報は認証情報データベース2hに記録する。なお、この認証情報の記録において、認証情報の生成に使用した識別符号を記録するようにしてもよい(38)。送信手段2jは、生成した認証情報を端末3に渡す(39)。
利用者は、共通ポイント管理部2から渡された認証情報を取得し(40)、その認証情報を発券機4に入力する(41)。発券機4は、入力された認証情報を共通ポイント管理部2に送る(42)。認証情報管理手段2gは、発券機4から送られた認証情報を、認証情報データベースに記録されている認証情報と照合して、発行した認証情報であるかを確認する。また、認証情報データベース2hに識別符号が記録されている場合には、発券機4から送られた認証情報から識別符号を取り出し、認証情報データベース2hに記録されている発行済みの識別符号と照合して、発行した認証情報であるかを確認するようにしてもよい(43)。
認証情報管理手段2gは、認証情報又は識別符号を照合が確認された場合には、発券機4に発券を許可する(44)。発券機4は、発券許可を受けて商品券の発券を行う(45)。
また、認証情報管理手段2gは、共通ポイント管理手段2eに対して共通ポイントデータベース2fに発券済みであることを記録することもできる(46)。
次に、買物券を発券する構成例について図10,11を用いて説明する。
図10は本発明のポイント処理システムの買物券を発券する構成例を説明するための図であり、図11は買物券の発券処理の動作を説明するための動作図である。
買物券を発券する構成では、利用者は希望する金額と同じ対価の購入を行うことができる買物券を発券機から発券する。
図10に示す構成例は、共通ポイント管理部2の構成において、商品−共通ポイントデータベース2dに代えて金額−共通ポイントデータベース2nを備え、商品−共通ポイント変換手段2cに代えて金額−共通ポイント変換手段2mを備える点で相違するほかは、前記した図8の構成とほぼ同様である。そこで、以下では前記した商品券を発券する構成と相違する部分のみを説明し、共通する部分の説明を省略する。
金額−共通ポイント変換手段2mは、利用者から要求された金額に対応する共通ポイントのポイント数を金額−共通ポイントデータベース2nから読み出し、読み出した共通ポイントのポイント数を共通ポイント管理手段2eに送って共通ポイントデータベース(共通ポイント口座)2fを更新する。
図11は、図10の構成による識別符号買物券の発券処理の動作を説明するための動作図である。以下の()内の番号は、図11中の番号と対応して示している。
利用者が共通ポイント管理部にアクセスすると(51)、共通ポイント管理部は利用者に対して提供する商品や買物券の情報を付与する(52)。共通ポイント管理部は、利用者から送られる個人IDやパスワード等によって利用者の認証する(53)。
利用者は、共通ポイント管理部から示された商品や買物券を参照して、共通ポイントとの変換を希望する買物券の金額を選択し(54)、指定する(55)。
共通ポイント管理部は、利用者によって指定された金額について、金額−共通ポイント変換手段2mにより交換に要する共通ポイントのポイント数を求める(56)。共通ポイント管理手段2eは、金額−共通ポイント変換手段2mからポイント数を受け、利用者の共通ポイント口座を更新する。共通ポイント口座の更新は、共通ポイントの残高から変換を希望するポイント数を差し引き、差し引いたポイント数を新たな残高として記録することで行うことができる(57)。
また、認証情報生成手段2iは、金額−共通ポイント変換手段2m(あるいは受信手段2a)から交換を希望する金額を取得し、また、認証情報データベース2hから識別符号を取得して、認証情報を生成する。生成した認証情報は認証情報データベース2hに記録する。なお、この認証情報の記録において、認証情報の生成に使用した識別符号を記録するようにしてもよい(58)。送信手段2jは、生成した認証情報を端末3に渡す(59)。
利用者は、共通ポイント管理部2から渡された認証情報を取得し(60)、その認証情報を発券機4に入力する(61)。発券機4は、入力された認証情報を共通ポイント管理部2に送る(62)。認証情報管理手段2gは、発券機4から送られた認証情報を、認証情報データベース2hに記録されている認証情報と照合して、発行した認証情報であるかを確認する。また、認証情報データベース2hに識別符号が記録されている場合には、発券機4から送られた認証情報から識別符号を取り出し、認証情報データベース2hに記録されている発行済みの識別符号と照合して、発行した認証情報であるかを確認するようにしてもよい(63)。
この認証情報は、統括管理部と各共通ポイント管理部とを結ぶラインやメディアを介して送ることも、共通ポイント管理部から別ルートで取得した情報に基づいて統括管理部において入力することで行うこともできる。
認証情報管理手段2gは、認証情報又は識別符号を照合が確認された場合には、発券機4に発券を許可する(64)。発券機4は、発券許可を受けて買物券の発券を行う(65)。
また、認証情報管理手段2gは、共通ポイント管理手段2eに対して共通ポイントデータベース2fに発券済みであることを記録することもできる(66)。
次に、商品券の申し込みを発券機から行う構成例について図12,13を用いて説明する。
図12は本発明のポイント処理システムの商品券の申し込みを発券機から行う構成例を説明するための図であり、図13は商品券の発券処理の動作を説明するための動作図である。
この構成では、利用者は、コンビニエンスストア等の店舗あるいは駅構内や公共機関内等任意の場所の設置される発券機から商品券の発券を申し込むと共に発券された商品券や買物券を取得する。なお、以下では、商品券を例とする構成について示している。
図12に示す構成例は、図8に示した共通ポイント管理部2の構成において、利用者側の端末3、認証情報管理手段2g、及び送受信手段2kを不要とする点で相違するほかは、前記した図8の構成とほぼ同様である。そこで、以下では前記した商品券を発券する構成と相違する部分のみを説明し、共通する部分の説明を省略する。
受信手段2aは、発券機4から商品の指定及び利用者を認証するための個人IDを受け付ける。また、認証情報生成手段2iは、商品−共通ポイント変換手段2c又は受信手段2aから商品情報を取得すると共に、認証情報データベース2hから識別符号を取得して、認証情報を生成する。生成した認証情報は発券機4に送られる。
図13は、図12の構成による商品券の発券処理の動作を説明するための動作図である。以下の()内の番号は、図12中の番号と対応して示している。
利用者は発券機から共通ポイント管理部にアクセスすると(71)、共通ポイント管理部は発券機に対して提供する商品の情報を付与する。なお、発券機側に予め提供する商品の情報を格納しておき、発券機が持つ表示手段にその商品情報を表示することもできる(72)。共通ポイント管理部は、発券機で入力した個人IDやパスワード等によって利用者を認証する(73)。
利用者は、発券機に表示された商品を参照して、共通ポイントとの変換を希望する商品を選択し(74)、指定する(75)。
共通ポイント管理部は、利用者によって指定された商品について、商品−共通ポイント変換手段2cにより交換に要する共通ポイントのポイント数を求める(76)。共通ポイント管理手段2eは、商品−共通ポイント変換手段2cからポイント数を受け、利用者の共通ポイント口座を更新する。共通ポイント口座の更新は、共通ポイントの残高から変換を希望するポイント数を差し引き、差し引いたポイント数を新たな残高として記録することで行うことができる(77)。
また、認証情報生成手段2iは、商品−共通ポイント変換手段2c(あるいは受信手段2a)から交換を希望する商品情報を取得し、また、認証情報データベース2hから識別符号を取得して、認証情報を生成する。生成した認証情報は認証情報データベース2hに記録する。なお、この認証情報の記録において、認証情報の生成に使用した識別符号を記録するようにしてもよい(78)。送信手段2jは、生成した認証情報を発券機4に渡す(79)。
発券機4は、共通ポイント管理部2から渡された認証情報を取得し(80)、商品券の発券を行う(81)。
また、認証情報管理手段2gは、共通ポイント管理手段2eに対して共通ポイントデータベース2fに発券済みであることを記録することもできる(86)。
次に、自動販売機による販売の構成例について図14,15を用いて説明する。
図14は本発明のポイント処理システムの自動販売機の構成例を説明するための図であり、図15は自動販売機の動作を説明するための動作図である。
自動販売機により商品を販売する構成では、自動販売機において利用者は希望する商品を指定し、自動販売機は共通ポイントと交換により商品を販売する。
図15に示す構成例は、共通ポイント管理部2の構成において、発券機に代えて自動販売機を備える点で相違するほかは、前記した図8の構成とほぼ同様である。そこで、以下では前記した商品券を発券する構成と相違する部分のみを説明し、共通する部分の説明を省略する。
自動販売機8は、利用者の携帯端末から送られる情報を入力する入力手段を備える。入力手段としては、例えば、携帯端末との間で赤外線通信を行う端末手段、携帯端末の表示画面に表示された二次元データを取得する端末手段を用いることができる。自動販売機8の入力手段は、携帯端末が共通ポイント管理部2から取得した認証情報を入力して、販売する商品を特定し、また、取得した認証情報を共通ポイント管理部2に送って確認を行う。
図15は、図14の構成による自動販売機の商品販売の動作を説明するための動作図である。以下の()内の番号は、図14中の番号と対応して示している。
利用者は自動販売機に表示される商品見本を参照する(90)。利用者が、携帯電話等の携帯端末によって共通ポイント管理部にアクセスすると(91)、共通ポイント管理部は利用者に対して提供する付加情報がある場合にはその情報を送る(92)。共通ポイント管理部は、利用者から送られる個人IDやパスワード等によって利用者を認証する(93)。
利用者は、自動販売機8に表示される商品見本や付加情報を参照して、共通ポイントとの変換を希望する商品を選択し(94)、指定する(95)。
共通ポイント管理部は、利用者によって指定された商品について、商品−共通ポイント変換手段2cにより交換に要する共通ポイントのポイント数を求める(96)。共通ポイント管理手段2eは、商品−共通ポイント変換手段2cからポイント数を受け、利用者の共通ポイント口座を更新する。共通ポイント口座の更新は、共通ポイントの残高から変換を希望するポイント数を差し引き、差し引いたポイント数を新たな残高として記録することで行うことができる(97)。
また、認証情報生成手段2iは、商品−共通ポイント変換手段2c(あるいは受信手段2a)から交換を希望する商品情報を取得し、また、認証情報データベース2hから識別符号を取得して、認証情報を生成する。生成した認証情報は認証情報データベース2hに記録する。なお、この認証情報の記録において、認証情報の生成に使用した識別符号を記録するようにしてもよい(98)。送信手段2jは、生成した認証情報を端末3に渡す(99)。
利用者は、共通ポイント管理部2から渡された認証情報を取得し(100)、その認証情報を自動販売機8に入力する(101)。自動販売機は、入力された認証情報を共通ポイント管理部2に送る(102)。認証情報管理手段2gは、自動販売機8から送られた認証情報を、認証情報データベースに記録されている認証情報と照合して、発行した認証情報であるかを確認する。また、認証情報データベース2hに識別符号が記録されている場合には、自動販売機8から送られた認証情報から識別符号を取り出し、認証情報データベース2hに記録されている発行済みの識別符号と照合して、発行した認証情報であるかを確認するようにしてもよい(103)。
認証情報管理手段2gは、認証情報又は識別符号を照合が確認された場合には、自動販売機8に商品の販売を許可する(104)。自動販売機8は、販売許可を受けて商品の販売を行う(105)。
また、認証情報管理手段2gは、共通ポイント管理手段2eに対して共通ポイントデータベース2fに販売済みであることを記録することもできる(106)。
次に、自動販売機による販売の他の構成例について図16,17を用いて説明する。
図16は本発明のポイント処理システムの自動販売機の他の構成例を説明するための図であり、図17は自動販売機の動作を説明するための他の動作図である。
前記した構成では自動販売機が共通ポイント管理部と接続し、認証情報と確認情報の授受を行う構成であるのに対して、この構成例では自動販売機は共通ポイント管理部と接続していない点で相違する。そこで、以下では前記図14,15の構成例と相違する部分のみを説明し、共通する部分の説明を省略する。
自動販売機8は、前記構成例と同様に、利用者の携帯端末から送られる情報を入力する入力手段を備えるほか、独自のコードを生成するコード生成手段(図示していない)を備える。
コード生成手段は、自動販売機に固有のコードを生成し、また、毎回異なるコードを生成する。自動販売機は、このコード生成手段が生成したコードを利用者を介して共通ポイント管理部に渡し、共通ポイント管理部は前記した識別符号の代わりにこのコードを用いて認証情報を生成する。自動販売機は、再度利用者を介して認証情報を取得し、この認証情報中に含まれるコードを取り出してコードの照合を行う。このコード照合により、認証情報の確認を行う。
図17は、図16の構成による自動販売機の商品販売の動作を説明するための動作図である。以下の()内の番号は、図16中の番号と対応して示している。
自動販売機は独自のコードを作成する(110)。利用者は自動販売機に表示される商品見本を参照し、自動販売機からコードを取得する(120)。利用者が、携帯電話等の携帯端末によって共通ポイント管理部にアクセスすると(121)、共通ポイント管理部は利用者に対して提供する付加情報がある場合にはその情報を送る(122)。共通ポイント管理部は、利用者から送られる個人IDやパスワード等によって利用者を認証する(123)。
利用者は、自動販売機8に表示される商品見本や付加情報を参照して、共通ポイントとの変換を希望する商品を選択し(124)、指定すると共に自動販売機から取得したコードを送る(125)。
共通ポイント管理部は、利用者によって指定された商品について、商品−共通ポイント変換手段2cにより交換に要する共通ポイントのポイント数を求める(126)。共通ポイント管理手段2eは、商品−共通ポイント変換手段2cからポイント数を受け、利用者の共通ポイント口座を更新する。共通ポイント口座の更新は、共通ポイントの残高から変換を希望するポイント数を差し引き、差し引いたポイント数を新たな残高として記録することで行うことができる(127)。
また、認証情報生成手段2iは、商品−共通ポイント変換手段2c(あるいは受信手段2a)から交換を希望する商品情報を取得し、自動販売機から取得したコードと共に認証情報を生成する(128)。送信手段2jは、生成した認証情報を端末3に渡す(129)。
利用者は、共通ポイント管理部2から渡された認証情報を取得し(130)、その認証情報を自動販売機8に入力する。この入力において、赤外線通信や二次元コードを利用することができる(131)。自動販売機は、認証情報からコードを取り出して、記憶しておいたコードと照合して確認を行う(132)。
照合が確認された場合には、自動販売機8に認証情報から読み出した商品情報に基づいて商品を特定し、当該商品の販売を行う(133)。自動販売機8は、販売許可を受けて商品の販売を行う。
図18は、本発明のポイント処理システムが備える発券機の一例である。発券機20は、操作部21、パネル部22、表示部23、POPスタンド24、及びPOP25を備え、商品券や買物券等の交換券の発券処理を行う。なお、発券機20は発券処理を行うほかに、各種情報を提供する情報端末としての機能を備えることができる。
操作部21は、商品券や買物券等の交換券の発券処理を行うための操作や、情報を取得のための操作を行う、入力手段を含む操作手段が設けられる。パネル部22は、商品券や買物券等の交換券の発券処理操作や、情報取得操作を行うための各種操作の指示や注意書き等が表示される他、カード挿入口、携帯端末との間で送受信を行うための端末機構を備えている。また、表示部23には、商品の紹介や、発券処理操作や情報取得操作中の各種表示がなされる。なお、POPスタンド24は広告が掲載されたPOP25を支持する部分である。
図19は、本発明のポイント処理システムが備える自動販売機の一例である。自動販売機発券機30は、ディスプレイ面31、商品取り出し口32、投入口や選択ボタン等が設けられたユーティリティユニット33、通信用ユニット34、リサイクル口35等を備え、ディスプレイ面31に表示された商品を自動販売する。なお、自動販売機30は商品販売を行うほかに、各種情報を提供する情報端末としての機能を備えることもできる。
ディスプレイ面31には、例えばDVD等の商品がディスプレイされ、販売された商品は商品取り出し口32から取り出すことができる。ユーティリティユニット33は、硬貨や紙幣の投入口、カードの挿入口、選択ボタン、硬貨返却ボタン等を備え、貨幣やプリペイドカードあるいはクレジットカードでの販売も対応している。
通信用ユニット34は、携帯端末との間で赤外線通信を行うためのIrdaユニットや、近距離無線通信を行うためのICチップ読み取り手段等の機構が設けられる。また、リサイクル口35は、不要となった商品を回収するために用いることができる。
本発明のポイント処理システムは、商品券や買物券等に限らず他の形態の交換券の発券に適用することができる。
本発明のポイント処理システムの構成を説明するための概略ブロック図である。 本発明のポイント処理システムの動作を説明するための状態図である。 本発明の認証情報の生成を説明するための図である。 本発明のポイント処理システムの複数の共通ポイント管理部を含む構成を説明するための概略ブロック図である。 図4の構成例における動作を説明するための状態図である。 統括管理部と共通ポイント管理部との間で行う識別符号の設定を説明するための図である。 統括管理部が各共通ポイント管理部に対して行う識別符号の割り振りを説明するための図である。 本発明のポイント処理システムの商品券を発券する構成例を説明するための図である。 商品券の発券処理の動作を説明するための動作図である。 本発明のポイント処理システムの買物券を発券する構成例を説明するための図である。 買物券の発券処理の動作を説明するための動作図である。 本発明のポイント処理システムの商品券の申し込みを発券機から行う構成例を説明するための図である。 商品券の発券処理の動作を説明するための動作図である。 本発明のポイント処理システムの自動販売機の構成例を説明するための図である。 自動販売機の動作を説明するための動作図である。 本発明のポイント処理システムの自動販売機の他の構成例を説明するための図である。 自動販売機の動作を説明するための他の動作図である。 本発明のポイント処理システムが備える発券機の一例を示す図である。 本発明のポイント処理システムが備える自動販売機の一例を示す図である。 従来の自動販売システムで提案されるプリペイドを用いた自動販売のシステムの概要を説明するための概略図である。
符号の説明
1 ポイント処理システム
2,2A〜2D 共通ポイント管理部
2a 受信手段
2b 認証手段
2c 商品−共通ポイント変換手段
2d 商品−共通ポイントデータベース
2e 共通ポイント管理手段
2f 共通ポイントデータベース
2g 認証情報管理手段
2h 認証情報データベース
2i 認証情報生成手段
2j 送信手段
2k 送受信手段
2l 受信手段
2m 金額−共通ポイント変換手段
2n 金額−共通ポイントデータベース
3 端末
4 発券機
5,5a,5b,5A,5B 交換券
6 POS
7 統括管理部
8 自動販売機
9 商品
10A〜10E ポイント発行機関
10a 送信手段
10b ポイント−共通ポイント変換手段
10c ポイントデータベース
20 発券機
21 操作部
22 パネル部
23 表示部
24 POPスタンド
25 POP
30 自動販売機
31 ディスプレイ面
32 商品取り出し口
33 ユーティリティユニット
34 通信用ユニット
35 リサイクル口

Claims (15)

  1. 複数のポイント発行機関が発行したポイントを共通ポイントに変換して管理する共通ポイント管理部と、
    商品の交換に用いる交換券を発券する発券機とを備え、
    前記共通ポイント管理部は、交換商品を特定する商品情報を含む識別可能な固有の認証情報を発行し、
    前記発券機は、取得した前記認証情報に含まれる商品情報に基づいて交換商品を特定し、
    前記共通ポイント管理部による前記認証情報の固有性の確認に基づいて前記交換商品を交換する交換券を発券することを特徴とするポイント処理システム。
  2. 前記交換券は、特定の商品との交換を行う商品券及び/又は商品との交換の対価を定めた買物券であることを特徴とする請求項1に記載のポイント処理システム。
  3. 前記発券機は、前記発行された認証情報を、利用者が備える携帯端末を介して入力することを特徴とする請求項1又は2に記載のポイント処理システム。
  4. 前記発券機は前記共通ポイント管理部が発行した認証情報を入力する入力手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のポイント処理システム。
  5. 前記入力手段は、前記共通ポイント管理部との間でオンライン接続する端末、携帯端末と通信する端末端子、手動の入力端末の少なくとも何れか一つであることを特徴とする請求項4に記載のポイント処理システム。
  6. 複数のポイント発行機関が発行したポイントを共通ポイントに変換して管理する共通ポイント管理部と、
    商品を販売する自動販売機とを備え、
    前記共通ポイント管理部は、販売商品を特定する商品情報を含む識別可能な固有の認証情報を発行し、
    前記自動販売機は、取得した認証情報に含まれる商品情報に基づいて販売商品を特定し、前記共通ポイント管理部による前記認証情報の固有性の確認に基づいて前記販売商品を販売することを特徴とするポイント処理システム。
  7. 複数のポイント発行機関が発行したポイントを共通ポイントに変換して管理する共通ポイント管理部と、
    商品を販売する自動販売機とを備え、
    前記共通ポイント管理部は、販売商品を特定する商品情報と、前記自動販売機が生成した固有コードを含む識別可能な固有の認証情報を発行し、
    前記自動販売機は、取得した認証情報に含まれる商品情報に基づいて販売商品を特定し、前記固有コードにより当該認証情報の固有性を確認して前記販売商品を販売することを特徴とするポイント処理システム。
  8. 前記自動販売機は、前記発行された認証情報を、利用者が備える携帯端末を介して入力することを特徴とする請求項6又は7に記載のポイント処理システム。
  9. 前記自動販売機は前記共通ポイント管理部が発行した認証情報を入力する入力手段を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載のポイント処理システム。
  10. 前記入力手段は、前記入力手段は、前記共通ポイント管理部との間でオンライン接続する端末、携帯端末と通信する端末端子、手動の入力端末の少なくとも何れか一つであることを特徴とする請求項9に記載のポイント処理システム。
  11. 前記共通ポイント管理部は、認証情報の発行毎に、固有の識別符号と前記商品情報を用いて識別可能な固有の認証情報を生成することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載のポイント処理システム。
  12. 前記共通ポイント管理部は、共通ポイントを記憶する共通ポイント記憶手段を備え、前記認証情報の発行後、変換した共通ポイントを精算し、精算後の共通ポイントにより共通ポイント記憶手段を更新することを特徴とする、請求項1乃至11の何れかに記載のポイント処理システム。
  13. 前記ポイント管理部が認証情報の発行時に用いる識別符号を管理する統括管理部を備え、
    当該統括管理部は複数のポイント管理部に対してそれぞれ異なる識別符号系列を割り振り、
    前記各ポイント管理部は、割り振られた識別符号系列に含まれる識別符号を用いて認証情報を生成することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のポイント処理システム。
  14. 前記統括管理部は、前記ポイント管理部で使用した識別符号が予め割り振った識別符号系列に含まれるか否かを判定することを特徴とする請求項13に記載のポイント処理システム。
  15. 前記統括管理部は、所定期間毎及び/又は予め割り振った識別符号系列に含まれる識別符号の所定数あるいは所定割合を使用したときに、新たに識別符号系列を割り振ることを特徴とする請求項13又は14に記載のポイント処理システム。
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