JP2005247499A - ジャッキ装置 - Google Patents

ジャッキ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005247499A
JP2005247499A JP2004060096A JP2004060096A JP2005247499A JP 2005247499 A JP2005247499 A JP 2005247499A JP 2004060096 A JP2004060096 A JP 2004060096A JP 2004060096 A JP2004060096 A JP 2004060096A JP 2005247499 A JP2005247499 A JP 2005247499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
cylindrical body
flexible
folded
flexible cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004060096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Takahashi
吉夫 高橋
Masahiro Kusunoki
昌弘 楠
Satoshi Nedachi
敏 根立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ashimori Industry Co Ltd
Original Assignee
Ashimori Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ashimori Industry Co Ltd filed Critical Ashimori Industry Co Ltd
Priority to JP2004060096A priority Critical patent/JP2005247499A/ja
Publication of JP2005247499A publication Critical patent/JP2005247499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Abstract

【解決手段】 筒状織布に気密処理を施してなる扁平に折り畳み可能の可撓性筒状体2を二つ折りにし、その両端に流体圧入金具4及びエアー抜き金具5を取り付ける。またその外側に筒状布12を嵌合し、可撓性筒状体2内にはテープ13などの長尺物を挿通することが好ましい。
【効果】 可撓性筒状体が二つ折りにされており、その金具などが一方の端末に集中しているので、重量物の下の1〜2cm程度の隙間があれば手前からの操作のみによってその下に挿入することができ、且つ可撓性筒状体の端末は強固な金具で固定することができるので、十分に高圧を作用させて大きな力を作用させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明はジャッキ装置に関するものであって、特に事故や火災の現場などにおいて、人命救助のために一時的に重量物を持ち上げたり隙間を拡げたりするための、流体圧を使用するバッグ状のジャッキ装置に関するものである。
従来から、上述のようなバッグ状のジャッキ装置としては、例えば実用新案登録第3026155号公報に示されるように、気密性と可撓性とを有するチューブの開口部を閉塞し、そのチューブ内に圧縮空気を圧入して膨らませ、重量物を持ち上げるようにしたものが知られている。そしてこの種のジャッキ装置は、重量物の下敷きになった要救助者を救出する手段として、消防署などに配備されている。
しかしながらこのようなジャッキ装置では、高圧に耐える状態でチューブの開口部を閉塞するのが困難である。特に事故などの際に重量物の下敷きになった要救助者を救出する際には重量物の下に形成される狭い隙間に差し込まなければならず、その障害となることなく且つ高圧に耐える状態で閉塞しなければならない。
前記公報に示された発明では、チューブの開口部を一対の金属板で挟み、ネジで締め付けて圧着封止されているが、このような構造ではチューブ自体の厚みは小さくとも、それに金属板やネジの頭部の厚みを考慮すれば、相当程度の厚みは必要となる。
特に事故などの際に重量物を持ち上げるときには、作業者が重量物の手前のみから作業せざるを得ない場合が多く、前記封止部分をも重量物の隙間に挿入可能であることが要求され、前記公報の構造でも不十分である。
また金具などを使用することなく、チューブの開口部を縫合や接着などの手段で閉塞することも考えられるが、かかる縫合部や接着部はチューブ本体に比べると耐圧強度に劣り、十分な圧力をかけることができない。
実用新案登録第3026155号公報
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、重量物の下の1〜2cm程度の極めて狭い隙間にも挿入し、且つ十分に高圧を作用させて大きな力を作用させることのできるジャッキ装置を提供することを目的とするものである。
而して本発明は、筒状織布に気密処理を施してなる扁平に折り畳み可能の可撓性筒状体を二つ折りにし、その両端の少なくとも一方に流体圧入金具を取り付けたことを特徴とするものである。前記可撓性筒状体としては、消防用ホース又はその短片を使用することができる。
本発明においては、前記可撓性筒状体の一方の端末に前記流体圧入金具を取り付けると共に、他方の端末にエアー抜き金具を取り付けることが好ましい。またこの場合、前記可撓性筒状体の両端の流体圧入金具とエアー抜き金具とを、適宜の手段で連結して互いに固定することが好ましい。
また本発明においては、前記可撓性筒状体を二つ折りの状態で拘束しておくことが好ましい。その拘束の手段としては、前記可撓性筒状体を二つ折りにした状態で、その外側に筒状布を嵌合して拘束することができる。
さらに本発明においては、前記二つ折りの可撓性筒状体内の少なくとも折り曲げ部を跨がって、ロープ、紐、ワイヤ、ベルト、テープなどの柔軟な長尺物を挿通しておくことが好ましい。
本発明によれば、可撓性筒状体が二つ折りにされており、その金具などが一方の端末に集中しているので、重量物の下の1〜2cm程度の隙間があれば手前からの操作のみによってその下に挿入することができ、且つ可撓性筒状体の端末は強固な金具で固定することができるので、縫合や接着などの手段と異り十分に高圧を作用させて大きな力を作用させることができる。
以下本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図面は本発明のジャッキ装置1を示すものであって、2は可撓性筒状体であり、当該可撓性筒状体2は折り返し部3において二つ折りになっており、その両端に流体圧入金具4及びエアー抜き金具5が取り付けられており、その流体圧入金具4とエアー抜き金具5とは連結金具6によって連結されて固定されている。
可撓性筒状体2は、筒状織布の内面に気密性の内張りを形成して気密処理を施したものであって、柔軟であって扁平の折り畳み可能であり、且つ気密性を有していて高い耐圧性能を有している。かかる可撓性筒状体2としては消防用ホースの構造が適しており、その消防用ホースの短片をそのまま使用することができる。
流体圧入金具4及びエアー抜き金具5はそれぞれ有底の筒体であって、その筒部7が可撓性筒状体2の端末に挿入され、可撓性筒状体2の外側から金属バンド8で締め付けて固定され、その筒体の底部9にはそれぞれ流体圧入管10及びエアー抜き管11が結合されている。
なお可撓性筒状体2に圧入する流体としては、安全に高圧で圧入できるので水などの液体を使用するのが好ましく、この場合には前記エアー抜き金具5が必要であるが、流体として圧縮空気を使用する場合には、必ずしもエアー抜き金具5は必要ではなく、適宜の手段で可撓性筒状体2の端末を閉塞すれば足りる。
また図面においては、二つ折りにされた可撓性筒状体2の外側に筒状布12が嵌合されて、可撓性筒状体2を二つ折りの状態に拘束している。その筒状布12は、可撓性筒状体2の約1.5〜2倍程度の径を有するものをそのまま嵌合する。図面においては筒状布12の先端が縫合して閉塞されているが、これは必ずしも必要ではなく、単に嵌合しただけであっても差し支えない。
本発明においては筒状布12は必ずしも必要なものではないが、可撓性筒状体2内に流体圧力を作用させたときに、筒状布12が環状に彎曲して間が開く恐れがあるので、それを防ぐために筒状布12で拘束するのが好ましい。その他拘束の手段としては、適宜の紐やベルトなどを巻いて拘束することもできる。
また前記図面の例においては、前記二つ折りの可撓性筒状体2内に細幅のテープ13が挿通されている。ここでテープ13に代えて、ロープ、紐、ワイヤ、ベルトなどの長尺物を使用することもできる。またこのテープ13は、可撓性筒状体2の全長に亙って挿通されている必要はなく、折り返し部3に存在すれば良い。
而して本発明においては、常時は可撓性筒状体2は二つ折りにされた状態で、内部の流体を抜いて扁平に折り畳まれている。この状態が図2に示されており、この状態では全体の厚みは1cm程度と極めて小さく、重量物の下に僅かな隙間があれば容易にその隙間に差し込むことができる。
この状態で流体圧入管10から流体圧入金具4を介して可撓性筒状体2内に水などの圧力流体を圧入すると、可撓性筒状体2は図1及び図3に示すように二つ折りの部分が上下に重なった状態で膨らみ、重量物を押上げることができる。
このとき、可撓性筒状体2は折り返し部3で折り曲げられているため、その折り返し部3においては扁平状態のままで強く折り曲げられ、その折り返し部3を流体が通ることができず、可撓性筒状体2の一端から流体を圧入しても全体を膨らませることができないことがある。
そこで前述のように折り返し部3を跨がってテープ13等の長尺物を挿通しておくことにより、当該テープ13の両側縁部に生ずる僅かな隙間を通して流体が通過することができ、可撓性筒状体2全体を膨らませることができる。
また可撓性筒状体2内に流体が圧入されると、可撓性筒状体2内に滞留していた空気は、エアー抜き金具5からエアー抜き管11を通じて排出され、可撓性筒状体2内は流体で満たされる。
可撓性筒状体2が膨らむときには、二つの円筒形部分が上下に重なって膨らむため不安定な姿勢となるが、膨らむ前には扁平であるため安定して重なった状態を採り、また膨らみ始めると重量物により抑えられた状態となるため、重なった状態が崩れることはなく、安定して膨らんで重量物を持ち上げることができる。
本発明によれば、可撓性筒状体2は二つ折りにされており、その端末を閉塞する金具などは一方の端に集約され、先端部は可撓性筒状体2が折り返し部3で折り曲げられているだけであって、金具や閉塞手段はないので、扁平状態の可撓性筒状体2を二つ折りにした厚みに相当する1〜2cm程度の隙間さえあれば、手前からの操作のみにより重量物の下に挿入することができる。
また可撓性筒状体2の端末は、その可撓性筒状体2の構造や特性に応じて強固な金具で閉塞することができ、可撓性筒状体2の耐圧性能に見合った高圧の流体を圧入して重量の大きな重量物をジャッキアップすることも可能であって、事故や火災などの現場における人命救助の作業を極めて効率良く行うことができる。
本発明のジャッキ装置の中央縦断面図 本発明のジャッキ装置の平常状態における横断面図 本発明のジャッキ装置の使用状態における横断面図
符号の説明
1 ジャッキ装置
2 可撓性筒状体
3 折り返し部
4 流体圧入金具
5 エアー抜き金具
12 筒状布
13 テープ

Claims (7)

  1. 筒状織布に気密処理を施してなる扁平に折り畳み可能の可撓性筒状体(2)を二つ折りにし、その両端の少なくとも一方に流体圧入金具(4)を取り付けたことを特徴とする、ジャッキ装置
  2. 前記可撓性筒状体(2)が消防用ホース又はその短片であることを特徴とする、請求項1に記載のジャッキ装置
  3. 前記可撓性筒状体(2)の一方の端末に前記流体圧入金具(4)を取り付けると共に、他方の端末にエアー抜き金具(5)を取り付けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のジャッキ装置
  4. 前記流体圧入金具(4)とエアー抜き金具(5)とを連結して固定したことを特徴とする、請求項3に記載のジャッキ装置
  5. 前記可撓性筒状体(2)を二つ折りの状態で拘束したことを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記載のジャッキ装置
  6. 前記可撓性筒状体(2)を二つ折りにした状態で、その外側に筒状布(12)を嵌合して拘束したことを特徴とする、請求項5に記載のジャッキ装置
  7. 前記二つ折りの可撓性筒状体(2)内の少なくとも折り曲げ部(3)を跨がって、ロープ、紐、ワイヤ、ベルト、テープ(13)などの柔軟な長尺物を挿通したことを特徴とする、請求項1、2、3、4、5又は6に記載のジャッキ装置
JP2004060096A 2004-03-04 2004-03-04 ジャッキ装置 Pending JP2005247499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004060096A JP2005247499A (ja) 2004-03-04 2004-03-04 ジャッキ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004060096A JP2005247499A (ja) 2004-03-04 2004-03-04 ジャッキ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005247499A true JP2005247499A (ja) 2005-09-15

Family

ID=35028368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004060096A Pending JP2005247499A (ja) 2004-03-04 2004-03-04 ジャッキ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005247499A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017088397A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 株式会社横井製作所 エアージャッキ重ね使用補助具
CN105947925B (zh) * 2016-06-13 2018-05-11 西安新竹防灾救生设备有限公司 救灾用起重挪移装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01118992U (ja) * 1988-02-03 1989-08-11
JPH0218486U (ja) * 1988-07-22 1990-02-07
JPH08324983A (ja) * 1995-05-30 1996-12-10 Nippon Kayaku Co Ltd 緊急救助用エアジャッキ
JP2003285995A (ja) * 2002-03-29 2003-10-07 Mitsubishi Juko Koji Kk 扁平ジャッキ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01118992U (ja) * 1988-02-03 1989-08-11
JPH0218486U (ja) * 1988-07-22 1990-02-07
JPH08324983A (ja) * 1995-05-30 1996-12-10 Nippon Kayaku Co Ltd 緊急救助用エアジャッキ
JP2003285995A (ja) * 2002-03-29 2003-10-07 Mitsubishi Juko Koji Kk 扁平ジャッキ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017088397A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 株式会社横井製作所 エアージャッキ重ね使用補助具
CN105947925B (zh) * 2016-06-13 2018-05-11 西安新竹防灾救生设备有限公司 救灾用起重挪移装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6814639B1 (en) Air valve
JP6017103B1 (ja) 薄型エアージャッキ
US9449475B2 (en) Emergency location device
JP2005247499A (ja) ジャッキ装置
WO2020248823A1 (zh) 一种消防救生舱
CN109731249B (zh) 一种地震救援装置
KR102351443B1 (ko) 인명 구조용 투척식 튜브
US7410401B1 (en) Multipurpose water rescue apparatus
WO2012056852A1 (ja) 流体導入式中空孔形成チューブ及びこのチューブを用いたチューブシステム
US11937702B2 (en) Air inflatable device such as a leisure device provided with a quick closure means
CN202982421U (zh) 组合式充气折叠担架
US10052434B2 (en) Devices and methods for minimizing infusion of air into an intravenous fluid line from an intravenous fluid bag by a pressure infusion cuff
CN211315494U (zh) 一种管道封堵气囊
US6926570B1 (en) Rescue apparatus
KR101287358B1 (ko) 기체 발생 물질을 내부에 포함하는 탄성 튜브
US7887382B1 (en) Multipurpose water rescue apparatus
GB2374047A (en) Inflatable device for sealing holes in boats
JP2002168391A (ja) 流体遮断用バッグ
CN214807998U (zh) 一种小口径深井救援用气囊保护结构
CN210228933U (zh) 一种气囊式深井救生器
CN203158216U (zh) 膨胀式腰挂救生衣
CN212854373U (zh) 电力线杆防坠落缓冲底座
CN212177103U (zh) 一种压缩式液压坐封封隔器
CN217107681U (zh) 一种高密封性油缸接头
CN207436650U (zh) 一种可快速充气的气垫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061121

A977 Report on retrieval

Effective date: 20090724

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100105

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20100308

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A521 Written amendment

Effective date: 20100316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100420