JP2005242948A - 自動対話によるバーチャル会話方法、及びそのシステム - Google Patents
自動対話によるバーチャル会話方法、及びそのシステム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 ユーザが膨大なサイト一覧等から一々サイトを探さなくても、所望の情報を得ることが出来る自動対話によるバーチャル会話方法、及びそのシステムを提供する。
【解決手段】 予め、インターネットを介して利用可能のされている情報にアクセス可能に、且つユーザの用いるユーザコンピュータである携帯電話2と相互にアクセス可能に、メモリを備える中央コンピュータ1を設置し、そして中央コンピュータ1には種々のサイトの情報がまとめられて記録されていて、中央コンピュータ1は、携帯電話2からの要望に従って、記録している情報をその情報に適した音声に変換して応答することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 予め、インターネットを介して利用可能のされている情報にアクセス可能に、且つユーザの用いるユーザコンピュータである携帯電話2と相互にアクセス可能に、メモリを備える中央コンピュータ1を設置し、そして中央コンピュータ1には種々のサイトの情報がまとめられて記録されていて、中央コンピュータ1は、携帯電話2からの要望に従って、記録している情報をその情報に適した音声に変換して応答することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンピュータがユーザに応じた情報を選択して提供する自動対話によるバーチャル会話方法、及びそのシステムに係り、特に、情報源に適した音声でコンピュータが応答することが出来る自動対話によるバーチャル会話方法、及びそのシステムに関する。
従来のホームページ検索システムは、サーチエンジンを搭載した多種多様な検索サイトがインターネット上に提供され、インターネットユーザはこれらの検索サイトを利用して所望のホームページを探すようになっていた。
これらの検索サイトは、主として、様々なホームページのURL等の所在情報をホームページ内のキーワードによって分類した検索ファイルを予め作成して検索サイトのデータベースに蓄積しておき、ユーザが検索サイトに接続し、閲覧したいホームページに関するキーワードと思われる単語を一つ又は複数入力し、検索サイトのサーチエンジンが検索ファイルのキーワードにその単語を照合することでホームページを絞り込み、絞り込んだホームページのURL等の所在情報をユーザに回答している。
そして、この回答されたホームページが単数であったときには、ユーザはそのホームページにアクセスして所望の情報を得ることを行っていた。あるいは、回答されたホームページが複数あったときには、それらのホームページはランダムに配列されていることが多く、回答されたホームページにユーザは無作為にアクセスし、それぞれのホームページにアクセスし、所望のホームページを探して、所望の情報を得ていた。
しかしながら、上記従来技術では、ユーザが一方的に検索して情報を得るのみであって、ユーザは一々、膨大なサイト一覧に目を通して選択しなければならず適切なサイトを探すことに煩わしさがあった。また、ユーザは、無機質なコンピュータに向かって情報の検索及び情報の提供を受けているのみであるので、孤独感に苛まれることさえあった。
そこで、本発明は、ユーザが膨大なサイト一覧等から一々サイトを探さなくても、所望の情報を得ることが出来る自動対話によるバーチャル会話方法、及びそのシステムを提供することを課題とする。また、本発明は、コンピュータとユーザとの応答を無機質なものから脱却させる自動対話によるバーチャル会話方法、及びそのシステムを提供することを課題とする。
課題を解決するために、請求項1に記載の本願発明の第一の態様は、予め、インターネットを介して利用可能のされている情報にアクセス可能に、且つユーザの用いる携帯電話等の携帯端末やパーソナルコンピュータ等のユーザコンピュータと相互にアクセス可能に、メモリを備える中央コンピュータを設置する(A)工程と、中央コンピュータは、ユーザコンピュータからの入力信号を分析して入力情報とし、入力情報中の単語を抽出する(B)工程と、中央コンピュータは、メモリに有する話題データベースの話題用語と、単語と、を照合して、少なくとも一の話題を特定する(C)工程と、中央コンピュータは、メモリに有する情報データベースにまとめられている情報源の一覧から、話題に対応する一の情報源を特定する(D)工程と、中央コンピュータは、一の情報源に含まれる情報を記録するメモリの収集情報データベースから、少なくとも一の情報を取り出す(E)工程と、中央コンピュータは、メモリに有する対話データベースから、入力情報に対する応答テンプレートを取り出し、応答テンプレートに取り出した一の情報を適合させて応答情報を作成する(F)工程と、中央コンピュータは、一の情報源に対応する一の音声情報をメモリに有する音声データベースから抽出して、音声情報を応答情報に適合して、出力信号とする(G)工程と、を含んで構成されてなるコンピュータがユーザに応じた情報を選択して提供する自動対話によるバーチャル会話方法を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動対話によるバーチャル会話方法において、中央コンピュータは、話題データベース中の話題用語を複数抽出して、一時的にキャッシュメモリに記憶すると共に、ユーザコンピュータへ話題の候補として提供する工程と、ユーザコンピュータから受信した入力信号中の単語を、キャッシュメモリに記憶されている話題用語と照合して、少なくとも一の話題を特定する工程と、を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の自動対話によるバーチャル会話方法において、(E)工程において、話題データベースの各々の話題用語に関連する収集情報データベース中の情報は、相互に関連付けられていると共に、互いに従属するグループの一つのグループに分けられていて、情報をグループの内で上位のグループから下位のグループへ絞り込みを行い特定した後、取り出すことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の自動対話によるバーチャル会話方法において、下位のグループに特定の情報が含まれていない場合に、下位のグループから上位のグループへ絞り込みの範囲を広げて、再度、情報の取り出しを行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動対話によるバーチャル会話方法において、中央コンピュータは、情報源に定期的に且つ自動的にアクセスして、情報源に含まれる情報を獲得して、メモリの収集情報データベースを更新することを特徴とする。
課題を解決するために、請求項6に記載の本願発明の第二の態様は、ユーザの用いる携帯電話等の携帯端末やパーソナルコンピュータ等のユーザコンピュータと、インターネットを介して利用可能のされている情報にアクセス可能であり、且つユーザコンピュータと相互にアクセス可能である、メモリを備える中央コンピュータと、を含んで構成されてなる自動会話によるバーチャル会話システムであって、中央コンピュータは、ユーザコンピュータからの入力信号を受信する手段と、ユーザコンピュータからの入力信号を分析して入力情報とする手段と、入力情報中の単語を抽出する手段と、メモリに有する話題データベースの話題用語と、単語と、を照合して、少なくとも一の話題を特定する手段と、メモリに有する情報データベースにまとめられている情報源の一覧から、話題に対応する一の情報源を特定する手段と、一の情報源に含まれる情報を記録するメモリの収集情報データベースから、少なくとも一の情報を取り出す手段と、メモリに有する対話データベースから、入力情報に対する応答テンプレートを取り出す手段と、応答テンプレートに取り出した一の情報を適合させて応答情報を作成する手段と、一の情報源に対応する一の音声情報をメモリに有する音声データベースから抽出する手段と、音声情報を応答情報に適合して出力信号とする手段と、出力信号を、ユーザコンピュータへ出力送信する手段と、を含んで構成されてなるコンピュータがユーザに応じた情報を選択して提供する自動対話によるバーチャル会話システムを提供する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の自動対話によるバーチャル会話システムにおいて、中央コンピュータは、話題データベース中の話題用語を複数抽出する手段と、抽出した話題用語を一時的にキャッシュメモリに記憶する手段と、抽出した話題用語をユーザコンピュータへ話題の候補として提供する手段と、ユーザコンピュータから受信した入力信号中の単語を、キャッシュメモリに記憶されている話題用語と照合して、合致した話題用語から少なくとも一の話題を特定する手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の自動対話によるバーチャル会話システムにおいて、話題データベースの各々の話題用語に関連する収集情報データベース中の情報は、相互に関連付けられていると共に、互いに従属するグループの一つのグループに分けられていて、中央コンピュータは、情報をグループの内で上位のグループから下位のグループへ絞り込みを行う手段と、絞り込んだグループから情報を取り出す手段と、を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の自動対話によるバーチャル会話システムにおいて、中央コンピュータは、下位のグループに特定の情報が含まれていない場合に、下位のグループから上位のグループへ絞り込みの範囲を広げる手段と、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6〜9のいずれか一項に記載の自動対話によるバーチャル会話システムにおいて、中央コンピュータは、情報源に定期的に且つ自動的にアクセスして、情報源に含まれる情報を獲得する手段と、メモリの収集情報データベースの情報を更新する手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが膨大なサイト一覧等から一々サイトを探さなくても、所望の情報を得ることが出来る効果を有する。また、本発明によれば、コンピュータからの応答が特定したサイトに固有の音声により行われるので、コンピュータとユーザとの対話を無機質なものから脱却させることが出来る効果を有する。
本発明に係る自動対話によるバーチャル会話方法、及びそのシステム関して、実施の形態に基づいて、更に詳しく説明する。
初めに図1は、本発明に係る自動対話によるバーチャル会話方法を実現する自動対話によるバーチャル会話システムの全体の構成例を示した模式図である。また、図2は、図1の全体の構成例のブロック図である。
自動対話によるバーチャル会話システムは、中央コンピュータ1と、携帯電話2と、を備えて構成されている。
中央コンピュータ1は、キャッシュメモリや補助記憶装置等であるメモリを備え、当該メモリの中に種々の情報をデータベースにまとめて記録蓄積しているコンピュータである。そして、他のコンピュータと相互にアクセス可能であったり、インターネットを介して種々の情報を利用可能であったりするコンピュータである。それ故、本実施の形態では、モニタ、キーボード、マウスを備えるようにしているが、これらを備えないことを本発明は排除しない。または、これらの他の付属品を備えることを本発明は排除しない。
携帯電話2は、ユーザUの用いるユーザコンピュータの一つである。携帯電話2は、携帯電話やPDA等の携帯端末やパーソナルコンピュータ等であることを本発明は排除しない。すなわち、携帯電話2は、電気通信回線である回線L2を介して少なくとも中央コンピュータ1にアクセス可能であれば良い。
中央コンピュータ1は、インターネットを介して利用可能にされている情報にアクセス可能である。本実施の形態では、ネットワークN1を介して各サイト100、200、300にアクセスして情報を取得することが可能とされている。より詳細には、回線L1aを介して、ネットワークN1に接続して、回線L1b、L1c、L1dを更に介してサイト100、200、300にアクセス可能になっている。但し、図2では、これらの回線L1a、L1b、L1c、L1dやネットワークN1をまとめて回線L1としている。尚、回線L1は、無線通信回線や有線通信回線のいずれかを問わない。
一方、中央コンピュータ1と携帯電話2とは、相互にアクセス可能である。本実施の形態では、ネットワークN2を介して携帯電話2と相互にアクセスすることが可能とされている。より詳細には、中央コンピュータ1は、回線L2bを介して、ネットワークN2に接続して、回線L2aを更に介して携帯電話2にアクセス可能になっている。もちろん、逆も可能になっている。但し、図2では、これらの回線L2a、L2bやネットワークN2をまとめて回線L2としている。尚、回線L2は、無線通信回線や有線通信回線のいずれかを問わないが、本実施の形態のL2aは無線通信回線である。
次に、中央コンピュータ1や携帯電話2の有する機能等について説明する。
まず、中央コンピュータ1は、CPU11と、ソフトウエアs1を格納したキャッシュメモリ12と、通信装置13と、補助記憶装置14を少なくとも備えている。尚、本明細書において、キャッシュメモリ12及び補助記憶装置14を合わせてメモリとしている。ソフトウエアs1は、中央コンピュータ1を構成する一要素である。このソフトウエアs1にCPU11が直接アクセスして命令やデータを処理し、命令実行やデータ操作を行う。そして、CPU11とソフトウエアs1から、接続認識手段10aと、話題用語抽出手段10bと、話題用語適合送信手段10cと、入力信号受信10dと、分析単語抽出手段10eと、単語照合手段10fと、情報源特定手段109と、情報取出手段10hと、テンプレート取出手段10iと、応答情報作成手段10jと、音声情報作成手段10kと、出力信号作成手段10lと、送信手段10mと、が少なくとも生じる。
まず、中央コンピュータ1は、CPU11と、ソフトウエアs1を格納したキャッシュメモリ12と、通信装置13と、補助記憶装置14を少なくとも備えている。尚、本明細書において、キャッシュメモリ12及び補助記憶装置14を合わせてメモリとしている。ソフトウエアs1は、中央コンピュータ1を構成する一要素である。このソフトウエアs1にCPU11が直接アクセスして命令やデータを処理し、命令実行やデータ操作を行う。そして、CPU11とソフトウエアs1から、接続認識手段10aと、話題用語抽出手段10bと、話題用語適合送信手段10cと、入力信号受信10dと、分析単語抽出手段10eと、単語照合手段10fと、情報源特定手段109と、情報取出手段10hと、テンプレート取出手段10iと、応答情報作成手段10jと、音声情報作成手段10kと、出力信号作成手段10lと、送信手段10mと、が少なくとも生じる。
次に、携帯電話2は、CPU21と、ソフトウエアs2を格納したキャッシュメモリ22と、通信装置23と、補助記憶装置24を少なくとも備えている。尚、本明細書において、キャッシュメモリ22及び補助記憶装置24を合わせてメモリとしている。フトウエアs2は、携帯電話2を構成する一要素である。このソフトウエアs2にCPU21が直接アクセスして命令やデータを処理し、命令実行やデータ操作を行う。そして、CPU21とソフトウエアs2から、アクセス手段20aと、受信手段20bと、入力信号送信手段20cと、が少なくとも生じる。
次に、図3を用いて、本第一の実施例における上記手段による動作を時間の流れに従って説明する。
図3では、上部から下部に至るに従い、時間が経過するように記載している。また、点線で中央コンピュータ1、携帯電話2を示している。そして、それぞれ点線の中に、それぞれの手段を示している。
図3では、上部から下部に至るに従い、時間が経過するように記載している。また、点線で中央コンピュータ1、携帯電話2を示している。そして、それぞれ点線の中に、それぞれの手段を示している。
携帯電話2の所有者であるユーザUは、携帯電話2の図示しないボタンを押す。これを受けて、携帯電話2は、中央コンピュータ1へアクセスする。このアクセスを行うのがアクセス手段20aである。
次に、中央コンピュータ1は、アクセス手段20aからの信号を受信し、接続認識手段10aが作動する。接続認識手段10aは、話題用語抽出手段10bに作動信号を送信する手段である。
話題用語抽出手段10bは、補助記憶装置14に記憶されている話題データベース中の話題用語を複数抽出する手段である。具体的には、最も頻繁に利用されている話題の話題用語や、予め決められていた話題の話題用語や、最新の情報に対応している話題の話題用語などを所定値のみ取り出す手段である。
次に、話題用語適合送信手段10cが作動する。話題用語適合送信手段10cは、抽出した話題用語を一時的にキャッシュメモリ12に記憶すると共に、抽出した話題用語を携帯電話2へ話題の候補として提供するために送信する手段である。そして、提供するために、テンプレートに適合させたり、テンプレートに適合させたデータを所定の音声に変換したりすることが行われる。まず、テンプレート「〜と、〜と、〜と、・・・の話が面白いですよ。」に、抽出した話題用語「野球」、「アイドル」を当てはめることが行われる。そして、コンピュータ1に固有の音声の信号にこれを変換する。これにより、ユーザコンピュータでこの音声を受信して聞いたユーザは、あたかも中央コンピュータ1と対話をしているような気持ちに至ることが可能になる。尚、この話題用語適合送信手段10cを更に細分化するようにしても良い。
その結果、話題用語は、受信手段20bにより受信される。そして、出力される。それに対する回答をユーザUは入力する。これを中央コンピュータ1と繋がっている携帯電話2は、中央コンピュータ1への入力信号として、中央コンピュータ1へ送信する。これを行うのが、入力信号送信手段20cである。
次に、中央コンピュータ1の入力信号受信手段10は、この入寮信号を受信する。そして、分析単語抽出手段10eに作動信号を送信する。
次に、分析単語抽出手段10eが作動する。分析単語抽出手段10eは、携帯電話2からの入力信号を波形等にして分析して入力情報とし、さらに解析して入力情報中の単語を抽出する手段である。
次に、単語照合手段10fが作動する。単語照合手段10fは、抽出した単語をキャッシュメモリに記憶されている話題用語と照合して合致した話題用語から少なくとも一の話題を特定する、又はキャッシュメモリ11に記憶されている話題用語と抽出した単語を照合したがない場合にはメモリに有する話題データベースの話題用語とその単語を照合して少なくとも一の話題を特定する手段である。具体的には、「野球」と「アイドル」という話題用語がキャッシュメモリ11に記録されているにもかかわらず、「サッカー」という用語が抽出された場合が該当する。尚、単語抽出手段10fは、キャッシュメモリ11の話題用語を参照せずに、直接話題データベースの話題用語と抽出した単語を照合することも可能である。
次に、情報源特定手段10gが作動する。情報源特定手段10gは、メモリに有する情報データベースにまとめられている情報源の一覧から、話題に対応する一の情報源を特定する手段である。具体的には、情報データベースでは、「アイドル」という話題用語に対して、「http://www.アイドル.or.jp」というようなアドレスが対応付けられていたり、またはこのようなアドレスに対応する番号等が付されていたりして、一の情報源を特定することが可能である。
次に、情報取出手段10hが作動する。情報取出手段10fは、図3では図示しないが情報の絞込をかけたり、絞込をかけたがない場合には上位概念の情報に再度絞込をかけたりして、一の又は複数の情報を、特定した一の情報源に含まれる情報を記録するメモリの収集情報データベースから、取り出す手段である。そして、この情報の取り出しの過程で絞込をかける場合には、「この情報に含まれる情報には、何々がありますがどの情報が欲しいですか?」、「このグループにはそのような情報がありませんが、より広いグループには何々の情報がありますよ。」等の質問をユーザUに質問したり、「何々でよいですね。」等の相槌を打ったり、「何を教えて下さい。」等の促したりすることをして、すなわちユーザに情報を特定する情報の絞込みのナビゲーションやアドバイジングをすることが可能である。また、このナビゲーションやアドバイジングをするためのあらすじを予め作製しておいても良い。
尚、話題データベースの各々の話題用語に関連する収集情報データベース中の情報は、相互に関連付けられていると共に、互いに従属するグループの一つのグループに分けられていることが望ましい。これにより、中央コンピュータは、情報をグループの内で上位のグループから下位のグループへ絞り込みを行い、絞り込んだグループから情報を取り出すことや、下位のグループに特定の情報が含まれていない場合に、下位のグループから上位のグループへ絞り込みの範囲を広げることも可能になる。
また、中央コンピュータ1は、情報源に定期的に且つ自動的にアクセスして、情報源に含まれる情報を獲得し、メモリの収集情報データベースの情報を更新するようになっている。これにより、中央コンピュータ1は、ユーザUに最新の情報を提供することが可能になる。
次に、テンプレート取出手段10iが作動する。テンプレート取出手段10iは、メモリに有する対話データベースから、入力情報に対する応答テンプレートを取り出す手段である。具体的には、「〜を教えてください。」という入力情報に対しては、「〜は、・・・です。」というようなテンプレートの組合せを記録してあり、このテンプレートを応答テンプレートとして取り出すことが行われる。
次に、応答情報作成手段10jが作動する。応答情報作成手段10jは、応答テンプレートに取り出した情報を適合させて応答情報を作成する手段である。尚、応答テンプレートは一般的なテンプレートであるので、文書作成データベースを用いて助詞等を調節して滑らかな文章になるように変換を行うことも行う。
次に、音声情報作成手段10kが作動する。音声情報作成手段10kは、先に特定した情報源に対応する一の音声情報をメモリに有する音声データベースから抽出する手段である。具体的には、「アイドル」の「Aさん」に関する情報源であった場合には、「Aさん」の音声情報を音声データベースから抽出することが行われる。尚、対応する音声情報が無い場合には、中央コンピュータ1の音声情報を音声として用いることが可能である。
次に、出力信号作成手段10lが作動する。出力信号作成手段10lは、音声情報を応答情報に適合して出力信号とする手段である。これにより、ユーザUは情報源に適した音声により会話をすることが可能で、ひいてはあたかも情報源に適した人と対話しているような気になれる。すなわち、これにより、仮想現実でのバーチャル会話が可能になる。
次に、送信手段10mが作動する。送信手段10mは、出力信号を、ユーザコンピュータである携帯電話2へ出力送信する手段である。尚、この送信は、携帯電話2の受信信号に適した信号に変換して送信されることが望ましい。
出力信号は、携帯電話2の受信手段20bにより受信され、ユーザUに対して出力される。これにより、ユーザUは、所望の情報を的確に且つ簡単に取得することが出来るようになる。
これらを繰り返し行うことにより、ユーザUは中央コンピュータ1と対話を続けることができる。
また、中央コンピュータ1を例えば「芸能プロダクション」や「旅行代理店」等のサービスを提供する場所に設置することにより、サービスの情報を効率よく且つ興味深くユーザUは聞くことが可能になる。
以上、本発明に係る自動対話によるバーチャル会話方法、及びそのシステムの一実施形態を示した。しかし、本発明は、これ以外の実施形態を排除するものではない。また、上記実施形態の一部を除いた他の実施形態を排除するものではない。
1 中央コンピュータ
2 携帯電話
N1、N2 ネットワーク
L1a、L1b、L1c、L1d、L2a、L2b 回線
100、200、300 サイト
U ユーザ
2 携帯電話
N1、N2 ネットワーク
L1a、L1b、L1c、L1d、L2a、L2b 回線
100、200、300 サイト
U ユーザ
Claims (10)
- 予め、インターネットを介して利用可能のされている情報にアクセス可能に、且つユーザの用いる携帯電話等の携帯端末やパーソナルコンピュータ等のユーザコンピュータと相互にアクセス可能に、メモリを備える中央コンピュータを設置する(A)工程と、
前記中央コンピュータは、前記ユーザコンピュータからの入力信号を分析して入力情報とし、前記入力情報中の単語を抽出する(B)工程と、
前記中央コンピュータは、前記メモリに有する話題データベースの話題用語と、前記単語と、を照合して、少なくとも一の話題を特定する(C)工程と、
前記中央コンピュータは、前記メモリに有する情報データベースにまとめられている情報源の一覧から、前記話題に対応する一の情報源を特定する(D)工程と、
前記中央コンピュータは、前記一の情報源に含まれる情報を記録する前記メモリの収集情報データベースから、少なくとも一の情報を取り出す(E)工程と、
前記中央コンピュータは、前記メモリに有する対話データベースから、前記入力情報に対する応答テンプレートを取り出し、前記応答テンプレートに取り出した前記一の情報を適合させて応答情報を作成する(F)工程と、
前記中央コンピュータは、前記一の情報源に対応する一の音声情報を前記メモリに有する音声データベースから抽出して、前記音声情報を前記応答情報に適合して、出力信号とする(G)工程と、
を含んで構成されてなるコンピュータがユーザに応じた情報を選択して提供する自動対話によるバーチャル会話方法。 - 請求項1に記載の自動対話によるバーチャル会話方法において、
前記中央コンピュータは、
前記話題データベース中の話題用語を複数抽出して、一時的にキャッシュメモリに記憶すると共に、前記ユーザコンピュータへ話題の候補として提供する工程と、
前記ユーザコンピュータから受信した前記入力信号中の前記単語を、前記キャッシュメモリに記憶されている前記話題用語と照合して、少なくとも一の話題を特定する工程と、
を備えていることを特徴とする自動対話によるバーチャル会話方法。 - 請求項1又は2に記載の自動対話によるバーチャル会話方法において、
前記(E)工程において、
前記話題データベースの各々の話題用語に関連する前記収集情報データベース中の前記情報は、相互に関連付けられていると共に、互いに従属するグループの一つのグループに分けられていて、
前記情報を前記グループの内で上位のグループから下位のグループへ絞り込みを行い特定した後、取り出すことを特徴とする自動対話によるバーチャル会話方法。 - 請求項3に記載の自動対話によるバーチャル会話方法において、
前記下位のグループに特定の情報が含まれていない場合に、前記下位のグループから前記上位のグループへ絞り込みの範囲を広げて、再度、情報の取り出しを行うことを特徴とする自動対話によるバーチャル会話方法。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動対話によるバーチャル会話方法において、
前記中央コンピュータは、
前記情報源に定期的に且つ自動的にアクセスして、前記情報源に含まれる情報を獲得して、前記メモリの前記収集情報データベースを更新することを特徴とする自動会話によるバーチャル会話方法。 - ユーザの用いる携帯電話等の携帯端末やパーソナルコンピュータ等のユーザコンピュータと、インターネットを介して利用可能のされている情報にアクセス可能であり、且つ前記ユーザコンピュータと相互にアクセス可能である、メモリを備える中央コンピュータと、を含んで構成されてなる自動会話によるバーチャル会話システムであって、
前記中央コンピュータは、
前記ユーザコンピュータからの入力信号を受信する手段と、
前記ユーザコンピュータからの前記入力信号を分析して入力情報とする手段と、
前記入力情報中の単語を抽出する手段と、
前記メモリに有する話題データベースの話題用語と、前記単語と、を照合して、少なくとも一の話題を特定する手段と、
前記メモリに有する情報データベースにまとめられている情報源の一覧から、前記話題に対応する一の情報源を特定する手段と、
前記一の情報源に含まれる情報を記録する前記メモリの収集情報データベースから、少なくとも一の情報を取り出す手段と、
前記メモリに有する対話データベースから、前記入力情報に対する応答テンプレートを取り出す手段と、
前記応答テンプレートに取り出した前記一の情報を適合させて応答情報を作成する手段と、
前記一の情報源に対応する一の音声情報を前記メモリに有する音声データベースから抽出する手段と、
前記音声情報を前記応答情報に適合して出力信号とする手段と、
前記出力信号を、前記ユーザコンピュータへ出力送信する手段と、
を含んで構成されてなるコンピュータがユーザに応じた情報を選択して提供する自動対話によるバーチャル会話システム。 - 請求項6に記載の自動対話によるバーチャル会話システムにおいて、
前記中央コンピュータは、
前記話題データベース中の話題用語を複数抽出する手段と、
抽出した前記話題用語を一時的にキャッシュメモリに記憶する手段と、
抽出した前記話題用語を前記ユーザコンピュータへ話題の候補として提供する手段と、
前記ユーザコンピュータから受信した前記入力信号中の前記単語を、前記キャッシュメモリに記憶されている前記話題用語と照合して、合致した話題用語から少なくとも一の話題を特定する手段と、
を備えていることを特徴とする自動対話によるバーチャル会話システム。 - 請求項6又は7に記載の自動対話によるバーチャル会話システムにおいて、
前記話題データベースの各々の話題用語に関連する前記収集情報データベース中の前記情報は、相互に関連付けられていると共に、互いに従属するグループの一つのグループに分けられていて、
前記中央コンピュータは、
前記情報を前記グループの内で上位のグループから下位のグループへ絞り込みを行う手段と、
絞り込んだ前記グループから情報を取り出す手段と、
を備えることを特徴とする自動対話によるバーチャル会話システム。 - 請求項8に記載の自動対話によるバーチャル会話システムにおいて、
前記中央コンピュータは、
前記下位のグループに特定の情報が含まれていない場合に、
前記下位のグループから前記上位のグループへ絞り込みの範囲を広げる手段と、を備えることを特徴とする自動対話によるバーチャル会話システム。 - 請求項6〜9のいずれか一項に記載の自動対話によるバーチャル会話システムにおいて、
前記中央コンピュータは、
前記情報源に定期的に且つ自動的にアクセスして、前記情報源に含まれる情報を獲得する手段と、
前記メモリの前記収集情報データベースの前記情報を更新する手段と、
を備えることを特徴とする自動会話によるバーチャル会話システム。
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Legal Events
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A072 | Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20051018 |