JP2005219137A - Holder for mounting fixing ring - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、水道などのパイプラインを構成する金属管挿し口に取付けられる管端防食コアなどを固定するリングを取付ける際に使用する固定リング取付用治具に関するものである。 The present invention relates to a fixing ring mounting jig used when a ring for fixing a pipe end anticorrosion core or the like attached to a metal pipe insertion opening constituting a pipeline of a water supply or the like is attached.
従来、例えば、ダクタイル鋳鉄管を地中に埋設して管路を布設する際に、管全体に亘って塗装やライニングによって防食を行い、図14に示すように、先行する管1の受口1aに後続管2の挿し口2aを挿入して継合されるのが一般的である。このとき、同図に示すように、耐震性を付与したNS形継手にあっては、受口1a内面にロックリング3を設け、同図鎖線のごとく、このロックリング3を突起4が乗り越えて挿し口2aを挿入する。図中、5はパッキング、6はライニングである。
Conventionally, for example, when a ductile cast iron pipe is buried in the ground and a pipe line is laid, the entire pipe is subjected to anticorrosion by painting or lining, and as shown in FIG. In general, the
この管路の布設において、常に定寸法な管による継合だけでは留まらず、工事現場で所定の長さになるように管2を切断して継合しなければならない場合がある。このように途中で管2を切断すると、切断面となる管端面は塗装が剥離して地肌が露出するために、防食機能が損なわれ赤水などの発生を招くことになる。そのため、一般には、切管後の端面に防食塗料を再度塗布して防食を行うことが行われている。しかし、切管後の端面に防食塗料を塗布して再度防食を行う場合、寒冷時においては乾燥に時間がかかり、また、切替工事などの流水が完全に止まらない個所では、塗布しにくい等の作業しづらい、といった問題がある。
In the laying of this pipe line, there is a case where the
このため、切管後の端面に防食用塗料を塗布する以外の方法として、図15、図16に示すように、防食コア7を使用して露出した部分をシールする方法がある。この防食コア7はゴムなどの弾性体で構成されているので、その弾性によって保持されるが、より確実に固定する方法として、周方向一つ割の開き勝手の固定リング10を用いて防食コア7を内面から拡径力によって固定させるものがある(特許文献1参照)。
また、図16、図17に示すように、固定リング10を周方向一つ割りとするとともに、その両端11、13を重ね合わせ、その一端11に他端13の係止片15を挿し通して、その係止片15を折り返し、その折り返しにより、固定リング10の縮径防止機能を付与したものもある(特許文献2参照)。
この固定リング10は、まず、図17(a)のごとく固定リング10を円状にし、つぎに、同図(b)のごとく、先端11を長穴14にかけあわせた後、孔12に係止片15を差し込んで、このリング10の外径をコア7の内径より小さくし、図16の鎖線から実線のごとく、固定リング10をコア7内面の環状溝9に納め、コア7内面で固定リング10を拡張させ(図17(b)参照)、孔12からのぞいている係止片15を図16及び図17(c)のごとく折り曲げ、リング10が円周方向に縮まないように固定する。
The
それらの固定リング10の縮径又は拡径には、一般には、スナップリングプライヤーPや万力などの治具が使用される。これらの固定リング取付用治具(プライヤーP)は、対の握り柄21、22を強く握り締め、固定リング10を必要以上に拡縮径させて破損させる恐れがあった。
Generally, a jig such as a snap ring pliers P or a vise is used to reduce or increase the diameter of the
このため、本件出願人は、図17(b)鎖線及び図18で示すように、一対の握り柄21、22の一端を回転自在に連結するとともに、その両握り柄一端からグリップ片24、25をそれぞれ延設し、前記両握り柄21、22の他端間に荷重調整杆30を掛け渡し、一方の握り柄21の他端にその荷重調整杆30の一端を係止するとともに、他方の握り柄22の他端にばね51等からなる荷重調整機構50を設け、前記両グリップ片24、25の先端係合子26を一つ割り固定リング10の両端にそれぞれ係止し、前記両握り柄21、22の他端を握ることにより、前記両グリップ片24、25間を拡げたり、又は狭めて、前記固定リング10を縮径又は拡径された緊張状態で取付ける治具Pを提案した(特許文献3参照)。
特許文献3に記載の固定リング取付用治具Pは、固定リング10の拡径後(締付後)、その両グリップ片24、25間を維持するためには締付ナット52を締付ける必要がある。
このため、その締付中は、片手で治具Pを持ち、もう一方の手で締付ナット52を締付けることとなり、その締付ける間に、治具Pが動いてしまうと、固定リング10両端の拡径孔16に挿入した係合子26が外れる恐れがある。特に、呼び径の小さい管への固定リング10では、治具Pの僅かな移動によってもその外れが生じる。
In the fixing ring mounting jig P described in
For this reason, during the tightening, the jig P is held with one hand and the tightening
この発明は、以上の点に鑑み、固定リング10の拡縮径・固定を確実かつ速やかに行い得るようにすることを課題とする。
This invention makes it a subject to make it possible to perform the expansion-contraction diameter and fixation of the
上記課題を達成するために、この発明は、固定リング10の拡縮径・固定作用をトグルクランプ機構により行うこととしたのである。
トグルクランプ機構は、固定側と可動側をリンクで連結し、そのハンドルの操作により、固定側に対し可動側を一定長さ接離するものであり、ワンタッチのハンドル操作により、その接離を行うことができるとともに、その状態を固定できる。
このため、治具Pの両握り柄21、22による両グリップ片24、25間の拡狭をそのトグルクランプ機構により行えば、その作用がスムースとなる。また、接離が常に一定長さのため、その長さを予め固定リングの拡縮幅に対応させておけば、常にその拡縮幅となり、その拡縮幅とするトルク管理が容易である。このとき、トグルクランプ機構の種類によっては、その拡狭幅をトルク(荷重)によって規定しても良い。
In order to achieve the above object, according to the present invention, the expansion / contraction diameter / fixing action of the
The toggle clamp mechanism connects the fixed side and the movable side with a link, and moves the movable side to and from the fixed side for a fixed length by operating the handle. Can be fixed.
For this reason, if the narrowing between the
この発明は、トグルクランプ機構により治具Pの両握り柄21、22による両グリップ片24、25間の拡狭を行うため、その作用がスムースであるうえに、トグルクランプ機構の固定側と可動側の接離長さは一定のため、その長さを、固定リングの所要の拡縮径長さに予め設定しておけば、固定リングを必要以上に拡縮径して、変形歪などが生じて破損する等の恐れもない。
In the present invention, since the
この発明の実施形態としては、上述の一対の握り柄21、22の一端を回転自在に連結するとともに、その両握り柄一端からグリップ片24、25をそれぞれ延設し、その両グリップ片24、25の先端係合子26を一つ割り固定リング10の両端にそれぞれ係止し、前記両握り柄21、22の他端を握ることにより、前記両グリップ片24、25間を拡げたり、又は狭めて、前記固定リング10を縮径又は拡径された緊張状態で取付ける従来周知の治具Pにおいて、前記両握り柄21、22の他端間に荷重調整杆を掛け渡し、一方の握り柄21の他端にその荷重調整杆の一端を係止するとともに、他方の握り柄22の他端と荷重調整杆の他端との間にトグルクランプ機構を設け、このトグルクランプ機構は、その固定側が前記他方の握り柄22の他端に固定され、その可動側は前記荷重調整杆の他端に固定され、このトグルクランプ機構によるその固定側に対する可動側の一定長さの接離により、前記両握り柄21、22の他端間の距離を一定長さ拡狭させる構成を採用できる。
As an embodiment of the present invention, one end of the above-mentioned pair of
この構成において、上記トグルクランプ機構の固定側を他方の握り柄22の他端に揺動自在とすれば、上記荷重調整杆を他方の握り柄22に対し揺動できるので、その荷重調整杆の一端を一方の握り柄21の他端に係止し易くなる。
また、上記トグルクランプ機構の固定側に上記荷重調整杆の他端をその軸方向に移動自在に挿し通して、前記固定側に対し、荷重調整杆が一定方向直線状に移動するようにすれば、トグルクランプ機構(固定側)に対し、荷重調整杆が一定方向直線状にのみ移動することとなり、その移動が安定して、治具Pの両握り柄21、22による両グリップ片24、25間の拡狭をスムースかつ安定的に行うことができる。
In this configuration, if the fixed side of the toggle clamp mechanism can be swung to the other end of the
Further, if the other end of the load adjusting rod is inserted into the fixed side of the toggle clamp mechanism so as to be movable in the axial direction, the load adjusting rod moves linearly in a fixed direction with respect to the fixed side. The load adjusting rod moves only in a straight line in a certain direction with respect to the toggle clamp mechanism (fixed side), and the movement is stable, and both
さらに、上記荷重調整杆の一端にその軸方向に移動自在かつ任意の位置で固定可能な係止子を設け、この係止子は、荷重調整杆上の固定位置で一方の握り柄の他端に係止可能であり、トグルクランプ機構の固定側は、他方の握り柄の他端に揺動自在に取付られている構成とすれば、前記係止子を荷重調整杆の任意の位置に固定することにより、トグルクランプ機構の作用前の両握り柄の他端間の初期距離を任意のものとすることができる。このため、固定リングの径変化(呼び径の異なる管)に対応し得る治具となる。 Furthermore, a latching element is provided at one end of the load adjustment rod, which is movable in the axial direction and can be fixed at an arbitrary position. If the fixed side of the toggle clamp mechanism is swingably attached to the other end of the other grip handle, the locking element is fixed at an arbitrary position of the load adjusting rod. By doing so, the initial distance between the other ends of both grips before the operation of the toggle clamp mechanism can be made arbitrary. For this reason, it becomes a jig | tool which can respond to the diameter change (pipe with a different nominal diameter) of a fixing ring.
この治具Pにおいて、両グリップ片24、25の先端係合子26を固定リング10に係止した際、その係止状態を維持してトグルクランプ機構を作用させる必要がある。そのとき、治具Pが安定せずにその係止が外れる場合がある。
このため、上記荷重調整杆の一端に係止子を設けた構成において、その係止子を上記荷重調整杆の軸方向に移動自在のみとするとともに、この係止子より外側の荷重調整杆の一端にその軸方向に移動可能に締付ナットをねじ込み、この締付ナットと前記係止子との間にその両者を離す方向に付勢するばねを介在すれば、そのばねは両握り柄の他端を近づける方向に付勢するため、治具Pの両グリップ片24、25は固定リング10を拡径又は縮径する方向に付勢され、このため、治具Pの固定リング10への係止が安定する。
In this jig P, when the front
For this reason, in a configuration in which a latch is provided at one end of the load adjustment rod, the latch is only movable in the axial direction of the load adjustment rod, and the load adjustment rod outside the latch is arranged. If a clamping nut is screwed into one end so as to be movable in the axial direction, and a spring that biases the clamping nut and the latch in a direction to separate them is interposed, the spring will In order to bias the other end closer, both
この安定化機構は、トグルクランプ機構側に構成することができ、例えば、上記荷重調整杆の他端をトグルクランプ機構の可動側にその軸方向に移動自在に挿し通してその端にばね受けを固定し、そのばね受けとトグルクランプ機構の可動側との間に両者を離す方向に付勢するばねを設け、トグルクランプ機構の可動側は、荷重調整杆の任意の位置で固定可能である構成を採用できる。 This stabilization mechanism can be configured on the toggle clamp mechanism side. For example, the other end of the load adjustment rod is inserted into the movable side of the toggle clamp mechanism so as to be movable in the axial direction, and a spring receiver is provided at the end. A fixed spring is provided between the spring receiver and the movable side of the toggle clamp mechanism so as to urge them away, and the movable side of the toggle clamp mechanism can be fixed at any position of the load adjusting rod. Can be adopted.
一実施例を図1乃至図5に示し、従来の固定リング取付用治具Pと同様に、断面コ字状の握り柄21、22の一端を支軸23を介して回転自在に連結し、その両握り柄21、22一端からグリップ片24、25をそれぞれ延設している。そのグリップ片24、25はクロスしていないため、握り柄21、22を握って閉じると、グリップ片24、25は開く。グリップ片24、25にはボルト26、26がねじ込まれて、このボルト26により係合子が構成されている。このグリップ片24、25は、数種の補助片24a、25aをボルト止め可能にして、その長さが調整可能となっている。この補助片24a、25aの長さの選択による調整により、係合子26(固定リング10)に加わる負荷(拡縮力)を調整し得る。
As shown in FIGS. 1 to 5, one example of
両握り柄21、22の他端の間には荷重調整杆30が設けられている(掛け渡されている)。この荷重調整杆30は、一端に丸棒等の溶接による係止突部31が設けられ、他端にトグルクランプ機構40が設けられている。荷重調整杆30の一端は、一方の握り柄21の他端の切欠き孔27に嵌め込み可能で(図4参照)、その孔27に荷重調整杆30の一端を嵌め込んで係止突部31を握り柄21の他端外面28に当接(係止)することにより、握り柄21に対し、荷重調整杆30のその軸方向の移動が阻止される。
A
この荷重調整杆30の一端の係止突部31内側にはクロスクランプ(係止子)32が軸方向に移動自在に嵌合され、このクロスクランプ32にクランプねじ33がねじ込まれており、このクランプねじ33をねじ込んでその先端を荷重調整杆30に圧接することにより、クロスクランプ32を荷重調整杆30に固定し得る。このため、クランプねじ33を弛めてクロスクランプ32を荷重調整杆30の軸方向任意の位置に位置させてクランプねじ33をねじ込むことにより、クロスクランプ32を荷重調整杆30の軸方向任意の位置に固定できる。
このクロスクランプ32も、荷重調整杆30の一端を一方の握り柄21の他端の切欠き孔27に嵌め込んで握り柄21の他端外面28に当接することにより、握り柄21に対し、荷重調整杆30のその軸方向の移動が阻止される。
A cross clamp (locking element) 32 is fitted inside the locking
The
トグルクランプ機構40は、固定側41と可動側42とからなる。その固定側41は、他方の握り柄22の他端にボルト43を介して回転可能に固定されたシャーシ41aと、そのシャーシ41aにボルト44により固定されたトグルクランプ41bと、そのトグルクランプ41bに設けられた荷重調整杆30の案内ボス41cとからなる。可動側42は、その案内ボス41cを貫通した荷重調整杆30の他端に連結されたリンク42aと、そのリンク42aとトグルクランプ41bとの間に連結されたハンドル付リンク(以下、トグルクランプハンドルと言う)42bとからなる。
The
このトグルクランプ機構40をなすシャーシ41a、トグルクランプ41b、荷重調整杆30の他端、リンク42a、トグルクランプハンドル42bは、オフセットクランク機構をなし、トグルクランプハンドル42bを図2の実線の状態から同鎖線の状態に回転(矢印方向)することにより、シャーシ41a(案内ボス41c)に対し荷重調整杆30の他端が一定長さL進行し(矢印方向)、トグルクランプハンドル42bが死点を越えた鎖線の状態では、トグルクランプハンドル42bを逆方向に回転しない限り、荷重調整杆30の他端は後退しない。このとき、トグルクランプハンドル42bの回転は、トグルクランプ機構40であることから容易である。
The
この実施例は以上の構成であり、この治具Pにより、図15乃至図17に示した固定リング10を取付ける場合について説明すると、まず、固定リング10を図17(b)に示す状態で、防食コア7の溝9に嵌め、つぎに、図5(a)の鎖線から実線に示すように、治具Pの係合子26を治具用孔16に嵌めたのち(図17(b)参照)、荷重調整杆30を、図5(a)の実線から鎖線のごとく両握り柄21、22間に掛け渡し、クロスクランプ32を移動させて一方の握り柄21の他端外面28に当接させるとともにクランプねじ33をねじ込んでクロスクランプ32を荷重調整杆30に固定する。
This embodiment is configured as described above, and the case where the fixing
この状態から、図5(b)に示すように、トグルクランプハンドル42bを起こして反対側に回転させると(同図(a)から(b))、クロスクランプ32により一方の握り柄21の他端が固定され、他方の握り柄22の他端がトグルクランプ機構40のシャーシ41aに固定されているため、両握り柄21、22間は狭められ、それにつれてグリップ片24、25が開き、固定リング10が拡径される(固定リング10に所定の拡径力が働く)。このとき、トグルクランプハンドル42bを逆方向に回転しない限り、荷重調整杆30の他端は後退しない。また、トグルクランプハンドル42bの回転は、トグルクランプ機構40であることから容易であり、そのトルク(固定リング10の拡径力)は一定である。
From this state, as shown in FIG. 5 (b), when the
この後、係止片15を図17(c)及び図16のごとく折り曲げ、固定リング10が円周方向に縮まないように固定する。固定リング10の取付けが終了すれば、トグルクランプハンドル42bを逆回転させ、荷重調整杆30の一端を一方の握り柄21の他端から外側に移動させてクロスクランプ32を外すとともに、治具Pをリング10から外す。又は、クランプねじ33を弛めて拡径荷重を開放して、治具Pを外す。
Thereafter, the locking
この実施例において、拡径する固定リング10の大きさが同じで、その拡径度(グリップ片24、25の開度)が一定のものである場合(同じ呼び径の管の場合)において、治具Pの係合子26を治具用孔16に嵌めた際の両グリップ片24、25間(両握り柄21、22の他端間)が一定となり、クロスクランプ32及びクランプねじ33によるその両握り柄21、22の他端間の長さ調節が不要であれば、クロスクランプ32及びクランプねじ33を省略し、その長さに合う荷重調整杆30として、係止突部31を一方の握り柄21の他端に係止させるようにし得る。
In this embodiment, in the case where the size of the fixing
また、図7、図8に示すように、トグルクランプ機構40のトグルクランプハンドル42bの支点を荷重調整杆30の他端にホルダー42cを介して軸方向移動自在にするとともに、固定ねじ42dにより、任意の位置で固定可能としたものとし得る。
As shown in FIGS. 7 and 8, the fulcrum of the
この実施例は、図8(a)に示す係止突部31とトグルクランプ機構40の間を十分に開けた状態で、両グリップ片24、25の係合子26を治具用孔16に嵌め(図17(b)参照)、その後、同(b)に示すように、一方の握り柄21の他端外面に係止突部31が当接(係止)するまで、トグルクランプ機構40に対し、荷重調整杆30の他端を摺動させ、その状態において、固定ねじ42dによりホルダー42cを荷重調整杆30に固定し、トグルクランプ機構40を荷重調整杆30に固定する。
In this embodiment, the
この状態から、図8(c)に示すように、トグルクランプハンドル42bを起こして反対側に回転させ、両握り柄21、22間を狭め、それにつれてグリップ片24、25が開き、固定リング10が拡径される。
この後、係止片15を図17(c)及び図16のごとく折り曲げ、リング10が円周方向に縮まないように固定する。固定リング10の取付けが終了すれば、固定ねじ42dを弛めて、図8(d)に示すように、係止突部31とトグルクランプ機構40の間を十分に開け、治具Pをリング10から外す。
From this state, as shown in FIG. 8 (c), the
Thereafter, the locking
この実施例は、トグルクランプハンドル42bを図8において左に回転させて(倒して)固定リング10を拡径する(締付ける)態様であったが、図9に示すように、右に回転させて固定リング10を拡径する態様とし得る。このとき、係止突部31は柄21の他端の内側に係止することとなり、図9(a)〜(d)の各態様は図8(a)〜(d)の各態様に対応する。
In this embodiment, the
図7,8に示す実施例において、図10に示すように、荷重調整杆30の他端の係止突部(ばね受け)35とトグルクランプ機構40のホルダー42cとの間に圧縮状態のコイルばね36を介設したものとし得る。その作用を、同図10の(a)〜(c)に示し、その各態様は図8(a)〜(c)の各態様に対応する。
このとき、同図(b)に示す、一方の握り柄21に係止突部31が係止して、ばね36の付勢力が両握り柄21、22の接近方向に働く状態で、両グリップ片24、25の係合子26を治具用孔16に嵌めれば、その付勢力により、その係合子26と治具用孔16との嵌合が維持される。このため、その状態が安定したところで、固定ねじ42dによりホルダー42cを荷重調整杆30に固定し、トグルクランプハンドル42bを起立させて、固定リング10を拡径する。
In the embodiment shown in FIGS. 7 and 8, as shown in FIG. 10, the coil in a compressed state is interposed between the locking projection (spring receiver) 35 at the other end of the
At this time, as shown in FIG. 2B, the gripping
このばね36は、図1における係止突部31とクロスクランプ32の間にも介設することができる。また、クロスクランプ32に図18の荷重調整機構を設けることにより、係合子26と治具用孔16の嵌合維持を行うこともできる。例えば、図13に示すように、クロスクランプ32にばね受け37を一体に荷重調整杆30の軸方向に移動自在に設けるとともに、このばね受け37より外側の荷重調整杆30の一端にその軸方向に移動可能に締付ナット38をねじ込み、この締付ナット38とばね受け37との間にその両者37、38を離す方向に付勢するばね36を介在する構成を採用できる。このとき、ばね受け37を省略して、クロスクランンプ32でばね受けを兼用することができる。
The
上記各実施例は、グリップ片24、25がクロスしていない(アンクロス)場合であったが、図11に示すように、握り柄21、22がクロスしているものにあっては、その握り柄21、22の握りによってグリップ片24、25が狭まって、固定リング10の縮径作用を行い得るものとなる。このとき、図1、図7、図8、図10のトグルクランプ機構40の態様とすれば、トグルクランプハンドル42bの図示回転(倒し)により、その縮径作用を行うものとなる。
一方、図11に示すように、トグルクランプ機構40の初期状態を図2鎖線で示すトグルクランプハンドル42bを倒した態様として、クロスクランプ32を握り柄21の他端の内側凹部に係止させれば(図11鎖線状態)、トグルクランプハンドル42bの回転(起立)により、固定リング10の拡径作用を行い得るものとなる。
このように、トグルクランプ機構40の初期態様、クロスクランプ32の握り柄21の他端への係止態様、両握り柄21、22のクロス又はアンクロス態様を適宜に採用することより、固定リング10の拡縮径を適宜に行うことができる。
In each of the above embodiments, the
On the other hand, as shown in FIG. 11, the
Thus, the fixing ring can be obtained by appropriately adopting the initial mode of the
係合子26の構造としては、図6(a)に示すように、グリップ片24、25にボルト26を挿し通し、ナット26aで抜け止めしたもの等とし得る。また、同図(b)に示すように、グリップ片24、25、補助片24a、25aの外側縁には面取りaを行えば、防食コア7の内径(管内面径)が小さい場合、その面取りした欠如分、固定リング10に干渉しにくくなる。これらの構造は、上記各実施例に採用し得る。
As shown in FIG. 6A, the structure of the
トグルクランプ機構40の別態様としては、図12に示すように、固定側41のシャーシ41aを除去し、トグルクランプ41bに他方の握り柄22の他端を回転自在(揺動自在)に取付けるようにすることもできる。このとき、握り柄22とトグルクランプ41bの段差は各種の座金41dを適宜に介在することにより対応する。
As another embodiment of the
なお、この発明の固定リング取付用治具Pは、防食コア7の固定リング10に適用し得るのみならず、拡縮径させて固定する全ての固定リングに適用し得ることは言うまでもない。
Needless to say, the fixing ring mounting jig P of the present invention can be applied not only to the fixing
1、2 管
1a 受口
2a 挿口
7 防食コア
10 防食コア固定リング
21、22 握り柄
24、25 グリップ片
26 ボルト(係合子)
30 荷重調整杆
31 係止突部
32 クロスクランプ(係止子)
33 クランプねじ
35 係止突部(ばね受け)
36 コイルばね
37 ばね受け
38 締付ナット
40 トグルクランプ機構
41 トグルクランプ機構の固定側
42 トグルクランプ機構の可動側
42b トグルクランプハンドル
P 固定リング取付用治具
1, 2
30
33
36 Coil spring 37
Claims (6)
上記両握り柄21、22の他端間に荷重調整杆30を掛け渡し、一方の握り柄21の他端にその荷重調整杆30の一端を係止するとともに、他方の握り柄22の他端と荷重調整杆30の他端との間にトグルクランプ機構40を設け、このトグルクランプ機構40は、その固定側41が前記他方の握り柄22の他端に固定され、その可動側42は前記荷重調整杆30の他端に固定され、このトグルクランプ機構40によるその固定側に対する可動側の一定長さLの接離により、前記両握り柄21、22の他端間の距離を一定長さ拡狭させることを特徴とする固定リング取付用治具。 While connecting one end of a pair of grip handles 21 and 22 rotatably, the grip pieces 24 and 25 are each extended from the end of both the handle patterns 21 and 22, and the front-end | tip engaging element 26 of both the grip pieces 24 and 25 is provided. Is fixed to both ends of the fixing ring 10 and the other gripping handles 21 and 22 are gripped to widen or narrow the space between the grip pieces 24 and 25, thereby fixing the fixing ring 10. In the jig P that attaches in a tension state in which the diameter is reduced or expanded,
A load adjusting rod 30 is stretched between the other ends of the grip handles 21 and 22, one end of the load adjusting rod 30 is locked to the other end of the one grip handle 21, and the other end of the other grip handle 22. And the other end of the load adjusting rod 30 is provided with a toggle clamp mechanism 40. The toggle clamp mechanism 40 has a fixed side 41 fixed to the other end of the other grip handle 22 and a movable side 42 of the movable clamp 42. The distance between the other ends of the grips 21 and 22 is fixed to a fixed length by the toggle clamp mechanism 40 being fixed to the other end of the load adjusting rod 30 and contacting and separating the fixed length L on the movable side with respect to the fixed side. Fixing ring mounting jig characterized by widening and narrowing.
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