JP2005216085A - パスワード提供システムおよびその方法 - Google Patents

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昇 山本
Kinya Kutsukawa
欣哉 沓川
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肇 金子
Haruo Konishi
春雄 小西
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Abstract

【課題】 パスワードをインターネットを介して提供する場合、その内容の暗号化が不可能な電子メールを用いることが多かった。
【解決手段】 暫定パスワードを受け取った際に、電子メールを発信する命令を発する第1サーバと、該電子メールを発信する命令を受信した際に、該被提供者端末に対して該第1サーバのURLを含む電子メールを送信する第2サーバと、該第1サーバは、該電子メールを受信したパスワードの提供を受ける者が該被提供者端末を通じて該第1サーバにアクセスした際に、該暫定パスワードを要求する旨の画面を該被提供者端末に対して提供し、該第1サーバは、該被提供者端末に対してその画面が提供された後に、入力された暫定パスワードが一致した場合に、正式パスワードを含む画面を該被提供者端末に対して提供することを特徴とするパスワード提供システムにより解決する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、インターネットにおいてパスワードの再提供,再設定または初期の提供を安全に行うシステムおよびその方法に関する。
インターネットのあるサイトにアクセスした際に、そのサイトの所定のサービスの提供を行うにあたって、そのサイトの管理者がサービスの提供を受ける者に、あるパスワードを提供し、そのパスワードが入力された場合にのみ、その者に対してそのサイトの所定のサービスの提供を行うことがある。
このようなサービスでは、パスワードを忘れると、そのサービスの提供をうけることができない。そのため、パスワードを再提供する必要がある。
また、パスワードの更新のために、パスワードの再提供と同様に、パスワードを再設定する必要もある。
このような、パスワードの再提供または再設定にあたっては、一般に以下の方法がある。
たとえば、パスワードを忘れたために、パスワードの提供を必要とする者が、そのパスワードの再提供を要求するサイトにアクセスし、そのサイト内の所定の箇所に、元のパスワードを取得した際に予め事前に登録した自分のメールアドレスを、自分の会員IDなどと一緒に入力すると、別途、そのサイトのサーバが当該自分のメールアドレスに対し電子メールを送信する。なお、本明細書では、パスワードの提供を必要とし、パスワードを要求する者を「被提供者」として定義する。
その電子メールの内容には、忘れたパスワードが含まれている。この方法によれば、電子メールにより、被提供者が電子メールにより直接パスワードを受けることができる。また、この方法に類似する方法では、電子メールの代わりに、当該パスワードを含む封書を郵便で配達する方法もとられている。
また、別の方法では、サービスの提供を受ける者にパスワードを付与する際、「母親の旧姓」,「ペットの名前」または「好きな食べ物」など、サービスの提供を受ける者に関係する質問を選択させ、またそれに対する解答を予め選択させ決定しておく。もしも、サービスの提供を受ける者がパスワードの再提供を要求した場合には、そのサイトのサーバが、予め選択されていた質問をその者のコンピュータの画面に送る。それを受けたそのパスワードの再提供を要求する者が、それに対して回答を行う。その回答が予め選択していたものと同じであれば、電子メールなどでパスワードを提供する。
しかし、このような方法では、電子メールによりパスワードの受渡しを行うことが基本となっている。現在の技術では、電子メールそのものをSecure Socket Layer(SSL)により暗号化した上で、その送信を行うことはできない。従って、第三者により、暗号化されていないそのパスワードを窃取される可能性を有する問題がある。
ここで、電子メールに、パスワードその物を含ませることなく、Uniform Resource Locator(URL)を含ませておくことにより、忘れたパスワードの再提供を必要とする者がそのURLにアクセスさせるようにすることが方法として考えられる。しかし、この場合であっても、被提供者以外の第三者にURLの窃取をされる可能性が依然として存在する。
一方、電子メールによらずに、郵送によりパスワードの受渡しを行うと、郵便物の作成に手間がかかる問題がある。
インターネットに接続され、被提供者が暫定パスワードを含む第1の情報を被提供者端末から受けることにより、正式パスワードの提供を行うパスワード提供システムであって、インターネットに接続され、該第1の情報を受け取る第1サーバと、インターネットに接続され、該被提供者端末に対して電子メールを送信する第2サーバとを備え、該第1サーバは、該第1の情報を受け取った際に、該第2サーバに対して電子メールを発信する命令を発し、該第2サーバは該電子メールを発信する命令を受信した際に、該被提供者端末に対して該第1サーバのURLを含む電子メールを送信し、該第1サーバは、該電子メールを受信した被提供者が該被提供者端末を通じて該第1サーバにアクセスした際に、該暫定パスワードを要求する旨の画面を該被提供者端末に対して提供し、該第1サーバは、該被提供者端末に対してその画面が提供された後に、該被提供者が入力した該暫定パスワードが第1の情報に含まれているものと一致した場合に、正式パスワードを含む画面を該被提供者端末に対して提供することを特徴とするパスワード提供システムにより解決する。
さらに、該パスワード提供システムは、該第1サーバに接続され、特定のサービスの提供を受ける各会員に関する第2の情報を格納する記憶手段を備え、該第1の情報は、さらに、被提供者の個人情報を含み、該第1サーバは、該第1の情報を受け取った際に、該個人情報が該記憶手段の該第2の情報に含まれている場合に限り、第2サーバに対して前記電子メールの送信命令を発することを特徴とするパスワード提供システムにより解決する。
さらに、該第2サーバが、該記憶手段に格納されている該個人情報に含まれる該被提供者の電子メールアドレス対して、前記電子メールの送信命令を発することを特徴とするパスワード提供システムにより解決する。
上記の構成により、被提供者に対して、安全にパスワードの提供を行うことができる。
(第1の実施の形態)
パスワード提供システム1は、第1サーバたるメインサーバ10と第2サーバたるメールサーバ11を備えている。メインサーバ10は記憶手段たるスマートデータベース12に接続されている。
メインサーバ10とメールサーバ11はインターネット20に接続されている。
被提供者の被提供者端末30もインターネットに接続されている。被提供者端末30は、代表的にはパソコンや携帯電話である。
なお、本明細書において、被提供者が要求するパスワードを正式パスワードと、被提供者がパスワード提供システム1において、安全に正式パスワードの提供を受けるため使用するパスワードを暫定パスワードと定義する。
被提供者は、被提供者端末30から、正式パスワードを受けたい旨を報知する。この場合、被提供者がメインサーバ10のURLにアクセスした際にパスワードを要求するための所定の画面をメインサーバ10が表示する構成とするのがよい。そして、被提供者は、暫定パスワードを含む第1の情報を入力する。この場合、被提供者がそのパスワードを要求するための所定の画面内の所定のカラムに暫定パスワードを入力する構成とするのがよい。WEBブラウザによって、この画面を表示する。メインサーバ10は、被提供者が第1の情報を必ず入力するように、第1の情報の入力を要求する正式パスワード要求画面を被提供者端末30に送信する。被提供者は、この正式パスワード要求画面の指示に従って、正式パスワードを受けたい旨と、暫定パスワードとを入力することになる。暫定パスワードは、単に英数字の組合わせではなく、意味のある任意の単語(言葉)、たとえば、自分のペットの名前などを許容するのが好適である。
さらに、スマートデータベース12は、サービスに対応した被提供者の個人情報を格納している。この個人情報は、第2の情報を含んでいる。第2の情報とは、たとえば、その会員の住所,氏名,電話番号,電子メールアドレスなどの一又は二以上の個人に関する情報であって、被提供者が予めそのサービスを提供する会社に対して報知し、そのサービスを提供する会社が予めスマートデータベース12内に格納しているものである。特に、特定の会員にのみサービスの提供を行うような場合には、この個人情報に含まれる第2の情報で身元の照会を行う上で便利である。
スマートデータベース12には、このような第2の情報を会員(被提供者)ごとに分類して記憶している。このように特定の会員にのみサービスの提供を行うような場合には、そのサービスが正しく会員に提供されるようにパスワードが使用される。
そこで、第一の実施の形態として、さらに、第1の情報に第2の情報を含ませる構成とすることができる。たとえば、メインサーバ10は被提供者に対して、被提供者が第1の情報の入力を要求する際に、第2の情報を第1の情報に含ませた形で被提供者が第1の情報を入力するように要求する。具体的には、被提供者が被提供者端末30から第1の情報を入力する際に、メインサーバ10から被提供者端末30に送信される正式パスワード要求画面において、第1の情報に第2の情報を含ませて入力する旨の要求を含ませる。
なお、第2の情報を第1の情報に含ませた形とは、第1の情報を入力するカラムと第2の情報を入力するカラムとを含む画面をメインサーバ10が被提供者端末30に送信し、被提供者が、それぞれの所定のカラムに第1の情報と第2の情報とを入力してメインサーバ10に返信することにより実行することが最適である。
第1の情報に第2の情報を含ませて入力する旨の要求が含まれた正式パスワード要求画面を受け取った被提供者端末30を介して、被提供者は第2の情報を含んだ第1の情報を入力し、メインサーバ10に向けて送信する。「正式パスワード要求画面」には送信ボタンの表示を行っておいて、このボタンが押されるとメインサーバ10に向けて第1の情報の送信が開始される。第1の情報を受取ったメインサーバ10は、メールサーバ11に対して、被提供者に向けて電子メールを送信する旨の命令を行う。この際、前記第1の情報に含まれた第2の情報が、スマートデータベース30に予め格納されている個人情報に含まれる第2の情報と合致するか否かをメインサーバ10が確認する。メインサーバ10がスマートデータベース30に格納されている個人情報に含まれる第2の情報と、被提供者から送信された第1の情報に含まれている第2の情報とが合致した場合にのみ、前記電子メールを送信する旨の命令を発する構成としてもよい。たとえば、第2の情報を会員番号とした場合には、第1の情報に含まれている会員番号とスマートデータベース30に格納されているその被提供者の会員番号とが合致した場合に、被提供者に向けて電子メールを送信する旨の命令をメールサーバ11に対して行うことになる。
これにより、さらにセキュリティを強化することができる。さらに、電子メールの送信先の電子メールアドレスは、予めスマートデータベース30に格納されている被提供者の電子メールアドレスに向けて発信する。仮に悪用を狙った第三者が被提供者を装ってパスワードを要求したとしても、スマートデータベース30に格納されている被提供者の電子メールアドレスに電子メールが届くため、身に覚えの無い正式パスワードの提供に関する電子メールを受信した段階で、第三者による悪用に気づくことができる。
前記電子メールを送信する旨の命令を受け取ったメールサーバ11は、正式パスワードの提供を行うメインサーバ10のURLを含む電子メールを被提供者端末30に向けて発信する。暗号化されたURLの文字列には、第1の情報,暫定パスワードが含まれている。被提供者は、電子メールに含まれているURLの文字列をクリックすると、正式パスワードの提供を行うメインサーバ10のサイトにアクセスすることができる。メインサーバ10が正式パスワードの提供を行うための画面である「正式パスワード提供画面」を被提供者に送信する。
被提供者が、メインサーバ10のサイトにアクセスした際に、メインサーバ10は「正式パスワード提供画面」を被提供者端末30に向けて送信する。被提供者端末30はその画面を表示する。メインサーバ10は、この画面の表示を通じて、暫定パスワードの入力を要求する。暫定パスワードの入力が「正式パスワード提供画面」で入力され、その画面に含まれる登録ボタンが押された段階で被提供者端末30からメインサーバ10に向けて暫定パスワードが送信される。「正式パスワード提供画面」はSSLをかけているので、暫定パスワードは暗号化されてメインサーバ10に向けて送信される。
メインサーバ10が、被提供者端末30から暫定パスワードを受信すると、暗号化されていた暫定パスワードが復号化される。メインサーバ10は、復号化された暫定パスワードと、前記第1の情報に予め含まれていた暫定パスワードとを照合する。これらが一致した場合には、メインサーバ10は正式パスワードを発生する。メインサーバ10は、更新した画面の中に正式パスワードを含ませて被提供者端末30に送信する。正式パスワードを含ませた画面はSSLにより暗号化することが好ましい。正式パスワードを含ませた画面をメールサーバ10が被提供者端末30に対して送信すると、被提供者端末30は画面を更新して正式パスワードを表示する。
このシステムにより、被提供者は、暗号化された画面により、安全に正式パスワードを得ることができる。このシステムでは、被提供者が発生させた暫定パスワードの照合を行うことを正式パスワードの提供の条件としているので、さらに安全性が高まる。
さらに、メインサーバ10は、暫定パスワードを一定期間経過後に無効にさせる構成としてもよい。具体的には、正式パスワードの提供を行うメインサーバ10のURLを含む電子メール内に、さらに暫定パスワードの有効期限の情報を含ませておく。被提供者が電子メールに含まれたURLをクリックした際にメインサーバ10が自分のシステム時間とURLに含まれている暫定パスワードの有効期限の情報とを比較する。ここでURLに含まれている時間がシステム時間に対して未来の時刻であった場合には、正式パスワード提供画面を表示する。一方、URLに含まれている時間がシステム時間に対して過去の時刻であった場合には、正式パスワード提供画面を表示しないように構成する。すなわち、一定時間経過した後は、暫定パスワードの効力が生じないようにすることができる。これにより、暫定パスワードが悪用され、正式パスワードの第三者による窃取を防ぐことができる。
なお、前記のとおり、パスワードの再提供および再設定の場合について説明したが、この方法はパスワードを初めて設定する初期の提供でも同じように適用できる。
(第二の実施の形態)
この発明は、インターネットを利用してパスワードの再提供、再設定または初期提供をする技術分野において広く使用することができる。さらに、具体的には、特に、航空会社のFrequent Flyers Program(以下、「FFP」とよぶ)会員に対してのサービスのパスワードの再提供に最適である。なお、システムの構成は第一の実施の形態と同じである。
この場合、パスワードの提供を受ける者は航空会社のFFP会員であって、FFP会員として付与されたパスワードを忘れ、パスワードの再提供を要求する者(以下、パスワード要求会員とよぶ)となる。なお、パスワード要求会員は第一の実施の形態の被提供者に対応し、パスワード要求会員の端末は被提供者端末30に対応する。
まず、パスワード要求会員はFFPの提供を行っている航空会社の所定のURLにアクセスして、その航空会社のホームページ画面を表示する。この画面表示に従って、「正式パスワード要求画面」をパスワード要求会員の端末30上に表示させる。これは、メインサーバ10から端末30に対して送信され、表示される。「正式パスワード要求画面」は図2に示すような画面であって、この画面には暫定パスワードたる「合言葉」を入力するカラムと、第2の情報たるFFP会員番号を入力するためのカラムと、「合言葉」と「FFP会員番号」の入力後に、これらを送信するためのボタン(次画面に進むための「次へ」のボタン)が含まれている。会員がこれらの入力後に、ボタンを押すと、「合言葉」と「FFP会員番号」がメインサーバ10に対して送信される。
「次へ」のボタンが押された段階で、メインサーバ10が「合言葉」と「FFP会員番号」の情報を受け取ると共に、画面で入力された「FFP会員番号」から、スマートデータベースに格納されている対応するパスワード要求会員の「FFP会員番号」を引き出してきて、画面で入力された「FFP会員番号」とスマートデータベースに格納されている対応するパスワード要求会員の「FFP会員番号」とを比較する。これらが合致すれば、メールサーバ11に対して、このパスワード要求会員が予め登録し、スマートデータベースに格納されている対応するパスワード要求会員の電子メールアドレスに対して電子メールを送信するように命令を発する。
これと共に、パスワード要求会員の端末30に対して、電子メールを送信した旨の連絡の文面を含む画面を送信する。図3はその画面の例である。
メールサーバ11からは、パスワード要求会員の電子メールアドレスに電子メールが送信される。電子メールの例は図4のとおりである。電子メールには、パスワード提供を行うURLが含まれている。このURLには、合言葉と合言葉の有効期限とが暗号化された状態で含まれている。パスワード要求会員は端末30により、その電子メールを開き、そのURL部分をクリックする。このクリックをした段階で、暗号化された合言葉が予め競っていていた合言葉と合致していること、および暗号化された合言葉が有効期限内のものであるであることが確認された場合に、メインサーバ10がパスワードの提供を行うパスワード提供画面を送信する。このパスワード提供画面の例が図5である。
パスワード提供画面には、前記の合言葉の再入力をするためのカラムと、新規のパスワードの再設定を行うカラムと、確認のための新規のパスワードの再設定を行うカラムを含んでいる。さらに、パスワード提供画面には、これらのカラムに入力された合言葉と,新規のパスワードと,確認用の新規のパスワードをメインサーバ10に対して送信するためのボタンを含んでいる。
ここで、画面のボタンが押された段階でこれらの情報がメインサーバ10に対して送信され、合言葉の照合がメインサーバ10でなされた場合に、パスワードの再設定がされる。確認のための画面(図6)および確認のための電子メール(図7)を、メインサーバ11から送信してもよい。
なお、ここで、図5のパスワード提供画面では、第一の実施の形態のように、メインサーバ10がパスワードを再提供するために一方的に表示する形態としてもよい。
本願発明が適用されるパスワード提供システムの構成図である。 本願発明を航空会社FFP会員に対して適用した際のパスワード提供システムによる、パスワード要求画面の例である。 本願発明を航空会社FFP会員に対して適用した際のパスワード提供システムによるパスワード発行のための確認画面の例である。 本願発明を航空会社FFP会員に対して適用した際のパスワード提供システムによるパスワード発行のための確認電子メール画面の例である。 本願発明を航空会社FFP会員に対して適用した際のパスワード提供システムによる、パスワード提供画面の例である。 本願発明を航空会社FFP会員に対して適用した際のパスワード提供システムによるパスワード提供時の確認画面の例である。 本願発明を航空会社FFP会員に対して適用した際のパスワード提供システムによるパスワード提供時の確認電子メールの例である。
符号の説明
1 パスワード提供システム
10 第1サーバ
11 第2サーバ
12 記憶手段
20 インターネット
30 被提供者

Claims (3)

  1. インターネットに接続され、被提供者が暫定パスワードを含む第1の情報を被提供者端末から受けることにより、正式パスワードの提供を行うパスワード提供システムであって、
    インターネットに接続され、該第1の情報を受け取る第1サーバと、
    インターネットに接続され、該被提供者端末に対して電子メールを送信する第2サーバとを備え、
    該第1サーバは、該第1の情報を受け取った際に、該第2サーバに対して電子メールを発信する命令を発し、
    該第2サーバは該電子メールを発信する命令を受信した際に、該被提供者端末に対して該第1サーバのURLを含む電子メールを送信し、
    該第1サーバは、該電子メールを受信した被提供者が該被提供者端末を通じて該第1サーバにアクセスした際に、該暫定パスワードを要求する旨の画面を該被提供者端末に対して提供し、
    該第1サーバは、該被提供者端末に対してその画面が提供された後に、該被提供者が入力した該暫定パスワードが第1の情報に含まれているものと比較し、それらが一致した場合に、正式パスワードを含む画面を該被提供者端末に対して提供することを特徴とするパスワード提供システム。
  2. 請求項1に記載のパスワード提供システムであって、
    該パスワード提供システムは、該第1サーバに接続され、被提供者が予め登録した被提供者に関する個人情報に含まれる第2の情報を格納する記憶手段を備え、
    該第1の情報は、さらに、該第1の情報が入力された際に該被提供者が入力した第2の情報を含み、
    該第1サーバは、該第1の情報を受け取った際に、該第1の情報に含まれる該第2の情報が該記憶手段に格納されている該個人情報に含まれる第2の情報と合致する場合に限り、第2サーバに対して前記電子メールの送信命令を発することを特徴とするパスワード提供システム。
  3. 請求項1乃至2に記載のパスワード提供システムであって、
    該第2サーバは、該記憶手段に格納されている該個人情報に含まれる該被提供者の電子メールアドレス対して、前記電子メールの送信命令を発することを特徴とするパスワード提供システム。
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