JP2005213774A - Private part cleaning device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、人体局部を洗浄するための局部洗浄装置に関するものである。 The present invention relates to a local cleaning apparatus for cleaning a local body part.
従来の局部洗浄装置は、人体局部の洗浄を行う機構を有する局部洗浄装置本体と、使用者が洗浄方法等を選択操作するための操作部と、操作部からの信号に応じて便座温度、洗浄温度及び洗浄流量等を制御するための主制御部)と、使用者が座るための便座とで構成されている(例えば特許文献1参照)。 The conventional local cleaning device includes a local cleaning device main body having a mechanism for cleaning a human body local part, an operation unit for a user to select and operate a cleaning method, and a toilet seat temperature and cleaning according to a signal from the operation unit. A main control unit for controlling the temperature, the cleaning flow rate, and the like, and a toilet seat for a user to sit on (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1に示す従来の局部洗浄装置本体は、水源からの水を給水弁を介して貯え、内蔵ヒーターにより加熱し温水にする温水タンクと、局部を洗浄するための水を噴出する洗浄ノズルと、温水タンクと洗浄ノズルを結ぶ給水経路と、給水経路中に配置され温水タンク内の水を洗浄ノズルに搬送するための水ポンプと、上記給水経路に洗浄液を供給するための洗浄液供給部とで構成されている。
A conventional local cleaning apparatus main body shown in
洗浄液供給部は、洗浄液を保存するための洗浄液保持部と、給水経路中に洗浄液を混合するための洗浄液注入口と、洗浄液保持部と洗浄液注入口とを接続する洗浄液供給経路と、洗浄液供給経路中に配置され洗浄液を搬送するための洗浄液供給ポンプとで構成されている。さらに、洗浄液供給経路中には水が洗浄液保持部に入ることを防ぐための逆流防止弁を備えている。 The cleaning liquid supply unit includes a cleaning liquid holding unit for storing the cleaning liquid, a cleaning liquid injection port for mixing the cleaning liquid in the water supply path, a cleaning liquid supply path for connecting the cleaning liquid holding unit and the cleaning liquid injection port, and a cleaning liquid supply path. A cleaning liquid supply pump is disposed in the cleaning liquid supply pump for transporting the cleaning liquid. Further, a backflow prevention valve for preventing water from entering the cleaning liquid holding part is provided in the cleaning liquid supply path.
使用者が操作部にて洗浄方式を選定し、温水洗浄を選択した場合には、洗浄液供給ポンプは作動しないので、温水タンクに貯えられた温水がそのまま人体局部に噴出され、一方、洗浄液洗浄を選択した場合には、洗浄液供給ポンプが作動して、洗浄液が給水経路に供給され、温水との混合液が洗浄ノズルを介して人体局部に噴出されるようになっている。 When the user selects the cleaning method at the operation section and selects hot water cleaning, the cleaning liquid supply pump does not operate, so the hot water stored in the hot water tank is jetted directly to the human body, while the cleaning liquid cleaning is performed. When selected, the cleaning liquid supply pump is operated to supply the cleaning liquid to the water supply path, and the liquid mixture with the hot water is jetted to the human body part through the cleaning nozzle.
洗浄液保持部としては、例えばブロー成形等で形成された樹脂のケースが用いられている。洗浄液保持部内の洗浄液の残量確認は、使用者が洗浄液保持部を局部洗浄装置本体から取り外してケースを持ち上げてその重量で推定したり、あるいは、洗浄液保持部を局部洗浄装置本体から取り外してその洗浄液の供給口の蓋を取り外して目視によって確認したり、あるいは、洗浄後に温水に洗浄液が混合されなくなることを目視確認することにより行っている。
このように、従来の局部洗浄装置においては、洗浄液保持部を局部洗浄装置本体から取り外さなければ内部の洗浄液の残量確認ができなかったため、その残量の確認作業が煩雑であった。 As described above, in the conventional local cleaning apparatus, since the remaining amount of the cleaning liquid inside cannot be confirmed unless the cleaning liquid holding unit is removed from the main body of the local cleaning apparatus, the operation of checking the remaining amount is complicated.
本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、洗浄液保持部内の洗浄液の液面を目視により確認してその残量を確認することのできる局部洗浄装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a local cleaning device that can visually check the liquid level of the cleaning liquid in the cleaning liquid holding unit and check the remaining amount. It is to provide.
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、洗剤等の洗浄液を保存するための洗浄液保持部5を有し、給水口から人体局部へ洗浄水を噴出するための洗浄ノズル3へ至る給水経路13の途中に、洗浄液保持部5から洗浄液を注入するための洗浄液注入口41を設けると共に、洗浄液保持部5と洗浄液注入口41を接続する洗浄液供給経路42とを設けた局部洗浄装置において、洗浄液保持部5内にフロート管93及び該フロート管93内を上下動するフロート94を設けるとともに、洗浄液保持部5の外殻に透光性を有して前記フロート94を視認可能な残量確認手段6を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、洗浄液保持部5内の洗浄液の液面をフロート94によって残量確認手段6を介して目視してその残量を確認することが可能となる。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
また、請求項2に係る発明にあっては、請求項1に係る発明において、洗浄液保持部5の天面部に開口を形成して残量確認手段6として残量確認窓61を設け、洗浄液保持部5の天面部の残量確認窓61が位置する部分の下側に下方に向けて直線部および該直線部の下端部に下方へ行く程平面視において直線部から離れる屈曲部からなるフロート管93を設け、該フロート管93内にフロート94を設けて成ることを特徴とするものである。
In the invention according to
本発明にあっては、洗浄液保持部内の洗浄液の液面を目視してその残量を確認することが可能となり、これにより、使用者が洗浄液保持部を局部洗浄装置本体から取り外してケースを持ち上げてその重量で推定したり、あるいは、洗浄液保持部を局部洗浄装置本体から取り外してその洗浄液の供給口の蓋を取り外して目視によって確認したり、あるいは、洗浄後に温水に洗浄液が混合されなくなることを目視確認したりすることなく、残量の確認が可能となり、その確認作業が煩雑とならずにすむものである。 According to the present invention, it is possible to visually check the level of the cleaning liquid in the cleaning liquid holding part and to check the remaining amount, so that the user removes the cleaning liquid holding part from the local cleaning device body and lifts the case. It can be estimated by its weight, or the cleaning liquid holder can be removed from the local cleaning device main body and the cleaning liquid supply port lid can be removed for visual inspection, or the cleaning liquid can no longer be mixed with hot water after cleaning. The remaining amount can be confirmed without visual confirmation, and the confirmation work is not complicated.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
局部洗浄装置は、図4に示すように、人体局部の洗浄を行う機構を有する局部洗浄装置本体1と、使用者が洗浄方法等を選択操作するための操作部2と、操作部2からの信号に応じて便座温度、洗浄温度及び洗浄流量等を制御するための主制御部(図示せず)と、使用者が座るための便座Bとで構成されている。
As shown in FIG. 4, the local cleaning device includes a local cleaning device
局部洗浄装置本体1は、図5に示すように、水源からの給水/停止を行うための給水弁11と、水源からの水を貯え、ヒーターにより加熱し温水にする温水タンク12と、人体局部を洗浄するための水を噴出する洗浄ノズル3と、給水弁11と洗浄ノズル3を結ぶ給水経路13と、給水経路13中の温水タンク12の下流側に配置され温水タンク12内の水を洗浄ノズル3に搬送するための水ポンプ14と、上記給水経路13に洗浄液を供給するための洗浄液供給部4とで構成される。
As shown in FIG. 5, the local cleaning device
洗浄液供給部4は、洗浄液を保存するための洗浄液保持部5と、給水弁11と洗浄ノズル3を結ぶ給水経路13中に洗浄液を混合するための洗浄液注入口41と、洗浄液保持部5と洗浄液注入口41とを接続する洗浄液供給経路42と、洗浄液供給経路42中に配置され洗浄液を搬送するための洗浄液供給ポンプ43とで構成されている。洗浄液供給ポンプ43としては、例えば、ギアポンプやダイヤフラム式ポンプが用いられる。さらに、洗浄液供給経路42中の洗浄液供給ポンプ43の上流側には、水が洗浄液保持部5に入ることを防ぐための逆流防止弁44を備えている。逆流防止弁44としては、例えば、直動式やダイヤフラム式の電磁弁か、あるいは、ダックビルバルブ等が用いられる。
The cleaning
洗浄ノズル3は、図6に示すように、お尻洗浄ノズル31、ビデ洗浄ノズル32、お尻洗浄ノズル31及びビデ洗浄ノズル32を洗浄するためのノズル洗浄用ノズル33、便器内面を洗浄する便器洗浄ノズル34及びこれらのノズルヘの流路を切り替えるための流路切替機構35とで構成されている。
As shown in FIG. 6, the
お尻洗浄ノズル31は、図7に示すように、内部に水路を有する筒状のシリンダー36と、シリンダー36の先端に配置される流体素子37とで構成されている。このシリンダー36は、水圧で押し出されることによって前方に移動し(図7(b)参照)、水圧が下がるとバネ39が縮む力により後方に移動する(図7(a)参照)ような構造になっている。
As shown in FIG. 7, the
シリンダー36の駆動は、洗浄水の水圧を利用するのに代えて、モータ等のアクチュエータを使用するようにしてもよい。流体素子37は、図8に示すように、サーキット状の2つの水路38a,38aと噴出口36aに向かった水路38bの計3つの水路から構成され、これらの水路を流れる混合水が水路合流地点でぶつかり合うことで混合水中に混入された空気が細かくなり、泡沫状になって噴出口から人体局部に噴出されるものである。
The
流路切替機構35としては、例えば、ステッピングモーターで駆動するロータリー切替弁等が用いられる。流路切替機構35で流路を切り替えることより、温水タンク12からの温水に洗浄液を混合し、お尻洗浄ノズル31又はビデ洗浄ノズル32から噴出することができる。さらに、混合水を便器洗浄ノズル34で便器内面に噴出したり、ノズル洗浄用ノズル33から各洗浄ノズル31〜34に向かって噴出することができるようになっている(図9参照)。
As the flow
図5に示す水ポンプ14は、主制御部(図示せず)から入力した制御信号に応じて洗浄流量を変更し、一定に保つ働きをする。洗浄流量を変更する手段として、水ポンプ14を制御する代わりにモータを用いて制御してもよい。この場合、主制御部からの信号に応じて、流路の断面積を変化させることにより、水量を変化させることができる。また電磁弁を用いた場合、同様に、流路面積を変化させることにより、水量を変化させることができる。なお、この水ポンプ14は省略されても良い。この場合は、操作部2の洗浄操作キーの操作によって、電磁弁式の給水弁11を開弁し、洗浄水を給水圧で直接送り込むようにしてもよい。
The
また温水タンク12は、省略されても良い。この場合、熱交換器として、セラミック又はシーズ型のヒータ等を用い、給水を直接加熱して洗浄ノズル3に供給する。
The
次に、洗浄液保持部5について説明する。洗浄液保持部5は、図1に示すように、例えば不透明のPP樹脂等で形成される洗浄液保持部本体51と洗浄液保持部蓋52とで主体が構成されている。本実施形態では、洗浄液保持部本体51は前後方向に長い上方に開口する略箱状をしたもので、洗浄液保持部蓋52は前記洗浄液保持部本体51の上方の開口の縁に取り付けられて該開口を閉塞するもので、この洗浄液保持部本体51と洗浄液保持部蓋52とは、例えば超音波溶着等で一体に形成される。
Next, the cleaning
洗浄液保持部5の外殻の正面(前面)には残量確認手段6として正面側の残量表示窓60が設けてある。正面側の残量表示窓60は、洗浄液保持部本体51の外殻の正面壁部に上下に長い正面視略矩形状をした開口を形成し、この開口に例えば光透過性を有するPP樹脂等で形成される残量表示窓60を超音波溶着等で溶着固定して設けてある。この洗浄液保持部5は、局部洗浄装置本体1に取り付けられた状態で洗浄液保持部本体51の外面が露出する状態となり(図4参照)、その正面に設けた残量確認手段6としての残量表示窓60を介して洗浄液保持部5内の洗浄液の液面が見えることとなり、その残量を確認することができる。なお、本実施形態においては、洗浄液保持部5の前端部が局部洗浄装置本体1よりも前方に突出する状態となり、洗浄液保持部5の上面の前端部に設けた後述する残量確認窓61が露出した状態となるものである。
A front-side remaining amount display window 60 is provided as a remaining amount confirmation means 6 on the front (front side) of the outer shell of the cleaning
残量表示窓60は、図10に示すように洗浄液保持部5の洗浄液保持部本体51の他の部位よりも薄肉に形成されているため、洗浄液保持部5内の洗浄液の液面は残量表示窓60を介してより見やすくなっている。
Since the remaining amount display window 60 is formed thinner than other portions of the cleaning liquid holding part
また、特に図示はしないが残量表示窓60を凸レンズ状に形成してもよく、この場合も、残量表示窓60を介して洗浄液の液面が見やすくなる効果がある。 Although not shown in particular, the remaining amount display window 60 may be formed in a convex lens shape. In this case, the liquid level of the cleaning liquid can be easily seen through the remaining amount display window 60.
また、洗浄液保持部5の前面に配置された残量表示窓60は、洗浄液保持部5の底面に近付くほど前方に突出するように、例えば、鉛直方向に対して10度程傾けて形成してもよい。本実施形態では、図1に示すように、残量表示窓60が設けられる洗浄液保持部5の前面部ごと前記のように傾斜するように形成してある。このようにすることで、入室した際に使用者が立ったままでも残量表示窓60を介して洗浄液保持部5内の液面を容易に確認することが可能となる。
Further, the remaining amount display window 60 disposed on the front surface of the cleaning
残量確認窓61は、洗浄液保持部5の局部洗浄装置本体1よりも前方に突出する前端部の上面(即ち洗浄液保持部蓋52の前端部)に設けた開口に設けられるもので、光透過性を有する例えば合成樹脂等からなるものである。そして、この洗浄液保持部蓋52の残量確認窓61が形成してある部分の下側に、フロート管93を下方に突出するとともにフロート管93内を上下動するフロート94を挿入してある。フロート管93は、上端部から下端部近傍までが直線部となるとともに、直線部の下側は屈曲して下方へ行くほどその上部のフロート管93の直線部から離れる屈曲部となっており、屈曲部の先端(下端)ではフロート94は平面視においてフロート管93の本体の外に位置し、残量確認窓61を介してフロート管93の上端開口からフロート94が見えなくなるものである。
The remaining
このものにおいては、洗浄液保持部5内に洗浄液が貯まっている状態では、図2に示すようにフロート94がフロート管93の直線部に位置して残量確認窓61を介してフロート管93の上端開口からフロート94が見え、洗浄液保持部5内に洗浄液が貯まっていない状態では、図3に示すようにフロート94がフロート管93の屈曲部に位置して残量確認窓61を介してフロート管93の上端開口からフロート94が見えないものであり、
以上のような構成によれば、着座した使用者は、残量確認窓61からフロート94が見える場合には洗浄液保持部5内に洗浄液が残っていることを認識できるとともに、残量確認窓61からフロート94が見えない場合には洗浄液保持部5内に洗浄液が残っていないことを認識できるものである。これにより、使用者が洗浄液保持部5を局部洗浄装置本体1から取り外してケースを持ち上げてその重量で推定したり、あるいは、洗浄液保持部5を局部洗浄装置本体1から取り外してその洗浄液の供給口の蓋を取り外して目視によって確認したり、あるいは、洗浄後に温水に洗浄液が混合されなくなることを目視確認したりすることなく、残量の確認が可能となり、その確認作業が煩雑とならずにすむ。
In this case, in the state where the cleaning liquid is stored in the cleaning
According to the above configuration, the seated user can recognize that the cleaning liquid remains in the cleaning
次に、洗浄液保持部5の更に他例について図11、図12に基づいて説明する。照明透過窓71は、洗浄液保持部5の洗浄液保持部蓋52の上面の後部に照明照射口7を形成するとともに照明透過窓71を取り付け、洗浄液保持部蓋52の上面の前部に覗き窓用開口52cを形成するとともにこの覗き窓用開口52cに覗き窓62が取り付けて残量確認手段6が形成してある。
Next, still another example of the cleaning
洗浄液保持部蓋52には、図12に示すように、照明照射口7が設けられており、一方、洗浄液保持部5が取り付けられる局部洗浄装置本体1の照明照射口7に対応する部分にLED等からなる照射手段9を配設してあり、この照射手段9が点灯した際には、この照明照射口7を介して、洗浄液保持部5内を照射するように構成されている。
As shown in FIG. 12, the cleaning liquid holding
照明照射口7には、光透過性を有する例えば樹脂等からなる部材で形成される照明透過窓71が設けられる。これは、図11に示すように、洗浄液保持部蓋52に形成した照明照射口7よりも小さく照明透過窓71を形成し、この照明透過窓71を洗浄液保持部蓋52から照明照射口7の下側に突設した係止部52aに係止して照明照射口7に配置してある。このとき、照明透過窓71は照明照射口7よりも小さいため、照明透過窓71によって照明照射口7は完全には閉塞されずに隙間72が生じる。このようにすることで、照明照射口7に蓋をせず全く閉塞しないものと比べ、洗浄液保持部5内の洗浄液中の水分が蒸発しにくくなるため、洗浄液が固着する等の問題を回避できるのに加えて、一定の隙間72を持たせて固定することで、洗浄液供給手段43が洗浄液を吸引する際に、洗浄液保持部5内に空気が流入し、洗浄液保持部5内が負圧になるのを防止している。
The
覗き窓62は透明な部材で、例えば照明透過窓71と同様の材料で形成してある。この洗浄液保持部5は局部洗浄装置本体1の下側に装着されるのであるが、本例の場合には、装着された状態で洗浄液保持部5の前部が局部洗浄装置本体1よりも前方に位置した状態となり、その上面に形成した覗き窓62が露出して便座に着座した使用者に見える状態となる。
The
そして、照明透過窓71の下側には下端部が前方に屈曲した略L字状をした延設部92aが設けてあり、覗き窓62の下側には下端部が後方に屈曲した略L字状をした延設部92bが設けてある。この延設部92a,92bは、例えばASあるいはアクリル等の合成樹脂からなる中実の部材からなり、筒状側面が該延設部92a,92b内を伝播する光が反射する反射部となっており、その下端部同士は対向している。そして、照明透過窓71の上方から入射した光が延設部92a内を筒状側面で反射しながら透過して下側の先端部から照射され、前記光が覗き窓62の延設部92bの下側の先端部から入射し、延設部92a内を筒状側面で反射しながら透過して覗き窓62から上方へと導かれる。
An
そして本実施例では、上述した延設部92a及び延設部92bの対向する先端部間にフロート94が内部に挿入されたフロート管93が配置してある。フロート管93は、円筒又は角筒状をした中空のもので、透光性を有する部材で形成され、洗浄液保持部5内の下端部から上端部近傍にかけて配置される。このフロート管93内には遮光性を有するフロート94が上下動自在に配置される。フロート管93は下端部においてフロート管93外と連通する連通孔(図示せず)が設けてあり、洗浄液保持部5内のフロート管93外の洗浄液の液面とフロート管93内の液面とが同一となり、この液面位置にフロート94が位置するようになっている。
In the present embodiment, a
この洗浄液保持部5においては、洗浄液保持部5内に洗浄液が残っている時には、フロート94はフロート管93(及び洗浄液保持部5)の下端部よりも上方に位置し、一方、覗き窓62の延設部92a,92bの対向する先端部は洗浄液保持部5の下端部に位置するため、この場合には、上記のように照明透過窓71の上方から入射した光は延設部92a,92bを介して覗き窓62から上方へと導かれ、使用者が着座した状態でその光が見える。
In this cleaning
そして、洗浄液保持部5内に洗浄液が残っていない時には、フロート94はフロート管93(及び洗浄液保持部5)の下端部に位置し、覗き窓62の延設部92a,92bの対向する先端部間にフロート94が位置することとなり、この場合には、上記のように照明透過窓71の上方から入射した光は延設部92a,92b間でフロート94に遮られ、覗き窓62からは前記光が見えない。
When the cleaning liquid does not remain in the cleaning
これにより、着座した使用者は、覗き窓62から光が見える場合には洗浄液保持部5内に洗浄液が残っていることを認識できるとともに、覗き窓62から光が見えない場合には洗浄液保持部5内に洗浄液が残っていないことを認識できるものである。
As a result, the seated user can recognize that the cleaning liquid remains in the cleaning
次に、洗浄液保持部5の局部洗浄装置本体1への取り付けについて図13乃至図16に基づいて説明する。洗浄液保持部蓋52には、図13に示すように、洗浄液供給口53が開口しており、この洗浄液供給口53に洗浄液供給口蓋8が取り付けられて閉塞される。洗浄液供給口蓋8には、回転ガイド溝81及びツマミ部82が設けられており、回転ガイド溝81は洗浄液保持部蓋52に設けられた回転ガイドボス54と摺動することで、回転装着される。
Next, attachment of the cleaning
洗浄液保持部蓋52には、図14、図15に示すように固定部55が設けられ、局部洗浄装置本体1への装着の際には、局部洗浄装置本体1の洗浄液保持部5が下側に取り付けられる本体ガイド部15に装着固定される様に構成されている。詳述すると本実施例では、穴からなる本体ガイド部15に下方から洗浄液保持部蓋52の上面に突設した固定部55を挿入し(図14参照)、洗浄液保持部5をスライドさせることにより洗浄液保持部5が局部洗浄装置本体1に着脱可能に固定される(図15参照)。洗浄液保持部5が局部洗浄装置本体1に装着された状態では、局部洗浄装置本体1の洗浄液供給経路42の上流端部となる洗浄液接続部16が洗浄液供給口蓋8の洗浄液経路84に接続され、洗浄液保持部5内の洗浄液が洗浄液供給口蓋8に設けた吸い上げ管85から吸い上げられて洗浄液経路84を介して洗浄液接続部16から洗浄液供給経路42へと流れる。
As shown in FIGS. 14 and 15, the cleaning liquid holding
吸い上げ管85は円筒状をしたもので、その下端部から洗浄液保持部5内の洗浄液を吸い上げるものである。なお、吸い上げ管85の下端部は図17に示すように、長手方向及びその垂直面に対して傾斜した面となるように切り欠きを形成し、これによって下端部が底面に当接しても洗浄液を吸い上げられなくなるのを防止可能となる。
The
洗浄液保持部5と局部洗浄装置本体1との聞にはクリック構造が設けてある(図14乃至図16参照)。クリック構造は、洗浄液保持部5を局部洗浄装置本体1に装着する際に、洗浄液接続部16のシール性が確保される位置を感触で知らせる様に構成されるもので、洗浄液保持部蓋52の上面に突設したクリック突起52bを局部洗浄装置本体1に設けたクリック部17の突起を乗り越える時にクリック感が発生するようにしてある。
A click structure is provided between the cleaning
なお、クリック構造の代わりに、洗浄液接続部16のシール性が確保されたことを電気的に判定し、機能の使用を禁止すると共に表示する検出機構を用いてもよい。検出機構としては、例えば、プッシュ式のリミットスイッチや、ホール素子によるリードスイッチ等を用いる。洗浄液接続部16の接続状態を電気的に検出する機構を用いた場合には、洗浄液保持部5の装着状態を表示するための表示部が設けられる。
Instead of the click structure, a detection mechanism that electrically determines that the sealing property of the cleaning
洗浄液保持部5内の洗浄液残量が少なくなった場合、使用者は洗浄液保持部5を手前にスライドさせ(即ち図15に示す状態から図14に示す状態にし)、局部洗浄装置本体1からを取り外した後、洗浄液供給口蓋8を回転させて取り外す。そして、洗浄液を洗浄液供給口53から補充した後、再び洗浄液保持部5を局部洗浄装置本体1に装着する。
When the remaining amount of the cleaning liquid in the cleaning
洗浄液経路84は、例えば管状の樹脂、ゴムホース等で構成され、局部洗浄装置本体1に設けた洗浄液接続部16とは着脱可能に接続される。洗浄液経路84側には、例えばOリング86が装着され、局部洗浄装置本体1の洗浄液接続部16に挿入されることにより、気密性を持たせることができる。
The cleaning
Oリング86は、洗浄液経路84側に配置されているため、局部洗浄装置本体1から取り外し可能となり、Oリング86が消耗した際には容易に交換することができる。
Since the O-
洗浄液接続部16は、局部洗浄装置本体1との間に、例えば0.3mm程度の隙間を設けて装着されている。このように構成することにより、本体ガイド部15と固定部55の嵌合寸法にバラツキが生じた場合でも、Oリングが変形することなく、シール性が保たれる。
The cleaning
また、洗浄液接続部16のOリングの挿入部には、グリスが塗布されても良い。洗浄液接続部16は局部洗浄装置本体1側に形成されているため、使用者によりグリスが拭き取られにくく、摺動性を維持できる。
Further, grease may be applied to the insertion portion of the O-ring of the cleaning
洗浄液接続部16から洗浄液経路84が取り外された際には、局部洗浄装置本体1側の開口部が閉塞されるような弁構造が設けられている(図示せず)。これにより、局部洗浄装置本体1側に残った洗浄液が空気に触れるのを防ぎ、固着するのを防止できる。
When the cleaning
本実施形態では、洗浄液保持部5は、局部洗浄装置本体1の下側に装着されるように構成しているが、洗浄液を洗浄液保持部5から局部洗浄装置本体1側へと容易に流れるように局部洗浄装置本体1の上側に配置してもよい。
In the present embodiment, the cleaning
操作部2(図4参照)は、便座操作部、洗浄操作部等で構成される。便座操作部には、便座温度を変更させるための便座温度操作キーが、洗浄操作部には、洗浄モードを操作するための洗浄モード操作キーと、洗浄水の温度を変更させるための洗浄温度操作キーと、洗浄時の洗浄流量を変更させるための洗浄流量操作キーが配置される。 The operation unit 2 (see FIG. 4) includes a toilet seat operation unit, a washing operation unit, and the like. The toilet seat operation part has a toilet seat temperature operation key for changing the toilet seat temperature, the washing operation part has a washing mode operation key for operating the washing mode, and a washing temperature operation for changing the temperature of the washing water A key and a cleaning flow rate operation key for changing the cleaning flow rate at the time of cleaning are arranged.
洗浄モード操作キーは、温水洗浄操作キー、洗浄液洗浄操作キー及びビデ洗浄操作キーで構成される。 The cleaning mode operation key includes a hot water cleaning operation key, a cleaning liquid cleaning operation key, and a bidet cleaning operation key.
使用者がこれらのキー操作を行うと、キー入力情報は主制御部に伝えられる。 When the user performs these key operations, key input information is transmitted to the main control unit.
局部洗浄装置本体1には、図4に示すように、使用者の着座を検知するための着座センサ17と、人のトイレヘの入室を検知するための入室検知センサ18(例えば赤外線センサあるいは超音波センサ)が配置される。
As shown in FIG. 4, the local cleaning device
照射手段は入室検知センサー18と連動させて制御してもよい。例えば、入室検知センサ18が人体の入室を検知した時に照射手段を点灯し、一定時間経過後に自動的に消灯するように制御される。
The irradiation means may be controlled in conjunction with the
洗浄液保持部5の底面には、光透過性を有する床面照射窓(特に図示せず)を設けてもよい。この場合、照射手段9から洗浄液保持部5内に照射された光が床面照射窓を介して床面を照らすため、夜トイレに行く時など、室内の照明器具を使用しなくてもよい。
On the bottom surface of the cleaning
洗浄モードとしては、お尻洗浄とビデ洗浄が有り、さらに、お尻洗浄には、通常の温水洗浄モードと洗浄液洗浄モードとがある。 As cleaning modes, there are a butt cleaning and a bidet cleaning, and there are a normal warm water cleaning mode and a cleaning liquid cleaning mode in the butt cleaning.
各モードにおける構成部品の動作を説明する。 The operation of the component in each mode will be described.
通常のお尻洗浄、ビデ洗浄、便器洗浄、ノズル洗浄の場合には、給水弁11が開き、水ポンプ14が駆動される。洗浄液供給手段としての洗浄液供給ポンプ43は駆動されない。洗浄液供給経路42には逆流防止弁44が設けられているため、水源から流入した水は、洗浄液保持部5には流れ込まず給水経路13のみを流れ、ロータリー切替弁等からなる流路切替機構35で選択されたノズルより噴出される。
In the case of normal ass cleaning, bidet cleaning, toilet cleaning, and nozzle cleaning, the
洗浄液洗浄モードが選択された際には、給水弁11が開き、水ポンプ14が駆動されるとともに、洗浄液供給ポンプ43が駆動され、洗浄液保持部5から洗浄液を吸引する。吸引された洗浄液は、洗浄液供給経路4を通過し、洗浄液注入口41から給水経路13を流れる温水中に注入されて混合される。洗浄液が混合された温水は、流路切替機構35を介して、お尻洗浄ノズル31より人体局部に噴出される。
When the cleaning liquid cleaning mode is selected, the
給水経路13の洗浄液注入口41の部位は、給水経路13の他の部位よりも断面積が大きくなるように構成されている。これにより、洗浄液は、温水と充分に撹拌混合された後、お尻洗浄ノズル31より噴出される。洗浄液注入口41の前後で給水経路13が一直線にならないようにした場合、混合部で還流が発生するため、撹拌の効果は高くなり、濃度が均一の洗浄液が噴出される。
A portion of the cleaning
洗浄液洗浄モードでお尻を洗浄する以外にも、流路切替機構35で便器洗浄ノズル34あるいはノズル洗浄ノズル33を選択して、便器洗浄ノズル34あるいはノズル洗浄ノズル33から洗浄液が混合された温水を噴出してもよい。この場合、通常の洗浄よりも高い洗浄力が期待できる。
In addition to washing the buttocks in the cleaning liquid cleaning mode, the
使用者は、トイレに入室して入室検知センサ18が入室を検知した時には照射手段9が点灯され、使用者が残量表示窓60の液面を確認する。照射手段9は、一定時間経過後に自動的に消灯される。
When the user enters the toilet and the
その後、使用者が着座すると、着座に連動して便器洗浄が実行される。着座後、通常のお尻洗浄モードあるいはビデ洗浄モードを選択した場合には、お尻洗浄ノズル31あるいはビデ洗浄ノズル32から、温水が人体局部に向かって噴出される。
Thereafter, when the user is seated, toilet flushing is performed in conjunction with the seating. When the normal buttocks cleaning mode or bidet cleaning mode is selected after sitting, warm water is ejected from the
洗浄液洗浄モードを選択した際は、洗浄液が混合された温水がお尻洗浄ノズル31から人体局部に噴出される。使用者は、洗浄液洗浄モードを停止した後、お尻洗浄モードを選択し、人体局部周辺に残った洗浄液をすすぐ。
When the cleaning liquid cleaning mode is selected, the hot water mixed with the cleaning liquid is jetted from the
使用者が離座するのに連動させて、ノズル洗浄用ノズル34によるノズル洗浄を数秒程度実行する。
In conjunction with the separation of the user, nozzle cleaning by the
洗浄液洗浄モードを選択した際の、洗浄液洗浄から温水洗浄への移行は、自動的に実施しても良い。この場合、洗浄液が混合された温水が一定時間噴出した後、自動的に温水のみの噴出に切り替わるため、人体局部周辺に残る洗浄液をすすぎ忘れることがない。 When the cleaning liquid cleaning mode is selected, the transition from the cleaning liquid cleaning to the warm water cleaning may be automatically performed. In this case, since the hot water mixed with the cleaning liquid is ejected for a certain period of time, the hot water is automatically switched to the ejection of only the hot water, so that the cleaning liquid remaining around the human body part is not forgotten.
13 給水経路
3 洗浄ノズル
41 洗浄液注入口
42 洗浄液供給経路
5 洗浄液保持部
93 フロート管
94 フロート
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004018980A JP2005213774A (en) | 2004-01-27 | 2004-01-27 | Private part cleaning device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004018980A JP2005213774A (en) | 2004-01-27 | 2004-01-27 | Private part cleaning device |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009155846A (en) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Cleaning liquid ejection device |
-
2004
- 2004-01-27 JP JP2004018980A patent/JP2005213774A/en not_active Withdrawn
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