JP2005211285A - Electric vacuum cleaner - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電動送風機を内蔵した掃除機本体に、フィルタ部を内装した塵埃容器を着脱自在に結合した電気掃除機に関する。 The present invention relates to a vacuum cleaner in which a dust container with a filter portion is detachably coupled to a vacuum cleaner body having a built-in electric blower.
従来の電気掃除機は、例えば、床面等を移動する吸込口体から吸引された塵埃が混在する空気は、吸込ホースが接続された掃除機本体の接続口から吸引される。そして、この掃除機本体に着脱可能に結合された集塵容器のサイクロン容器部とフィルタ体とで塵埃と空気とを分離して、塵埃を収容容器部に収容するとともに、ろ過された空気は掃除機本体の保護フィルタを設けた吸気口から吸気風路を経由して吸引力を発生させている電動送風機を通過し、掃除機本体の排気口から外部に排気される。 In a conventional vacuum cleaner, for example, air mixed with dust sucked from a suction port that moves on a floor surface or the like is sucked from a connection port of a cleaner body to which a suction hose is connected. Then, the dust and air are separated by the cyclone container part and the filter body of the dust collecting container detachably coupled to the cleaner body, and the dust is stored in the container part, and the filtered air is cleaned. From the air intake port provided with the protective filter of the machine main body, it passes through the electric blower generating suction through the air intake air passage, and is exhausted to the outside from the exhaust port of the cleaner main body.
この電気掃除機による清掃作業において、集塵容器の内部に塵埃が多量に集積された場合に、掃除機本体からフィルタ体とともに集塵容器を取り外して塵埃をゴミ箱内等の外部に廃棄することになる。しかし、この塵埃容器を取り外した状態において、掃除機本体の内部に向かって塵埃や何らかの物体を落下させたり、時には誤って電源スイッチに人体の一部を接触させるか、または物体を衝突させることにより電動送風機が駆動されてしまうことがある。このような場合、電動送風機の吸引力より塵埃や比較的大きな物体が掃除機本体に取り込まれ、内部を汚染したり、電動送風機のファンやモータを破壊することがある。 In the cleaning work by this vacuum cleaner, when a large amount of dust is accumulated inside the dust collection container, the dust collection container is removed together with the filter body from the vacuum cleaner body, and the dust is disposed outside the trash box or the like. Become. However, with this dust container removed, dust or some other object may fall into the interior of the vacuum cleaner body, or sometimes accidentally contact a part of the human body with the power switch or cause an object to collide. The electric blower may be driven. In such a case, dust or a relatively large object may be taken into the cleaner body by the suction force of the electric blower, contaminating the inside, or destroying the fan or motor of the electric blower.
そのため、前記したように掃除機本体の吸気口に保護フィルタを設けることにより、集塵容器を取り外した状態であっても、電動送風機の駆動状態に関係なく、掃除機本体の内部に異物が進入するのを防ぐようにしている。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、この従来例においても、吸引した空気の経路中に常時保護フィルタが存在するために、清掃作業中に電動送風機の負荷となってエネルギーの損出を生じさせたり、電気掃除機の性能低下を招くという問題点があった。 However, even in this conventional example, since a protective filter is always present in the path of the sucked air, it becomes a load of the electric blower during the cleaning operation, causing energy loss, or reducing the performance of the vacuum cleaner. There was a problem of inviting.
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであって、清掃作業としての電動送風機の駆動中は負荷を少なくし、塵埃容器を取り外した状態では塵埃や何らかの物体が掃除機本体に進入するのを防ぐことができる電気掃除機の提供を目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and reduces the load while the electric blower is driven as a cleaning operation, and allows dust and some objects to enter the cleaner body when the dust container is removed. An object is to provide a vacuum cleaner that can be prevented.
本発明は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、この掃除機本体に着脱自在に結合される塵埃容器とを備え、この掃除機本体と前記塵埃容器との結合状態で前記塵埃容器が通風路を介して前記電動送風機の吸気側に連通する電気掃除機において、前記通風路を開閉する風路開閉機構を前記掃除機本体に設けたことを主要な特徴とする。 The present invention includes a vacuum cleaner main body incorporating an electric blower and a dust container that is detachably coupled to the vacuum cleaner main body, and the dust container is connected to the dust container in a combined state of the vacuum cleaner main body and the dust container. In the vacuum cleaner communicating with the intake side of the electric blower via the air passage, the main feature is that an air passage opening / closing mechanism for opening and closing the ventilation passage is provided in the cleaner body.
本発明の電気掃除機は、清掃作業中は電動送風機の負荷を少なくし、収集された塵埃を外部に廃棄するために塵埃容器を掃除機本体から取り外した状態では、掃除機本体に大きな塵埃や何らかの物体の進入を防ぐことができる。 The vacuum cleaner of the present invention reduces the load on the electric blower during cleaning work, and in the state where the dust container is removed from the cleaner body in order to discard the collected dust to the outside, Any object can be prevented from entering.
以下、本発明による電気掃除機の実施態様について、図1から図11を参照して説明する。 Hereinafter, embodiments of the vacuum cleaner according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 11.
図1は、この発明の1つの実施形態に係る電気掃除機を示す。1は電動送風機2を本体ケーシング3に内蔵した掃除機本体で、この掃除機本体1の前方部分には、塵埃容器である中空のケース体4が着脱自在に結合されている。これらにより被清掃面である床面から吸引した空気に混在する塵埃をケース体4の内部で捕捉して、空気のみをそれぞれの排気口5から外部に排気するもので、掃除機本体1の前方および両側に設けた一対の車輪6により床面を移動可能となっている。
FIG. 1 shows a vacuum cleaner according to one embodiment of the present invention. Reference numeral 1 denotes a vacuum cleaner body in which an
この掃除機本体1は、ケース体4の上面開口を覆ってこれを押さえるために、本体ケーシング3に対し一対の蓋ヒンジ部7により回動自在となった押さえ蓋8とを有し、この押さえ蓋8の前方には塵埃を含んだ空気の流入口11を有する本体接続管9が設けられている。この本体接続管9の流入口11には、螺旋状のワイヤーを被覆して外周に巻きつけた可撓性のある吸込ホース10の一端部が、本体クランプ12により着脱可能に接続され、この吸込ホース10の他端部には手元操作部13が取付けられている。
The vacuum cleaner main body 1 has a
この手元操作部13は、操作回路の一部が収容され、各種の操作ボタン14により掃除機本体1に内蔵された電動送風機2を制御することが可能となっている。さらにこの手元操作部13には、2本の長い管により伸縮可能に形成された延長管15の一端部が挿脱可能に嵌合され、この延長管15の反対側の他端部16には、吸込口体17の端部が挿脱可能に嵌合して取付けられている。この吸込口体17からは、電動送風機2の回転により生じた吸引力により塵埃が空気に混在して吸込まれるようになっている。
The
図2から図9により、掃除機本体1および塵埃容器であるケース体4の構成を具体的に説明する。図5において、掃除機本体1の後部に内蔵された電動送風機2は、ファン部20と、これを駆動するモータ部21を有する。そして、このモータ部21によってファン部20が回転されると、ファン部20の吸込開口22から吸い込また空気は、モータ部21内を流れて内部を冷却した後モータ部21の排気孔23から排出され、さらに掃除機本体1の排気口5から外部に排気されるようになっている。
The configuration of the cleaner body 1 and the
特に図5から図9に示すように、吸込開口22の前方の通風路25となる掃除機本体1の中央部に設けた本体連結開口部26の前方には、風路開閉機構の一部を構成するもので、プラスチック材料により成形される一体のフレーム27により区切られた複数個の連通孔28を底面に有し、ほぼ4角形をした浅い筒状の支持体29が垂直方向に立てた状態で設けられている。この支持体29の外周部30は、電動送風機2が固定された筒状枠体31の開口縁部32に弾力性のあるパッキング33により気密に固定されている。
In particular, as shown in FIGS. 5 to 9, a part of the air passage opening / closing mechanism is provided in front of the main body connection opening 26 provided in the central portion of the cleaner body 1 which becomes the
また、支持体29には、電動送風機2と反対側に面する連通孔28の左右両側に突出して、上下方向に直線的に伸びたガイド部材35が一体的に設けられている。このガイド部材35は、高さが高くなったガイド部36とその両側に伸びたスペーサ部37とから構成されている。また、支持体29の外周部30の下部中央には、支持孔38を有し、これに近接して付勢手段であるコイルスプリング39が上下方向に向かって配置され、左右上部には一対のねじ孔部40と中央にストッパ41が一体的に突出して設けられている。
The
45は、風路開閉機構の一部を構成し、外形がほぼ4角形をなし外周部に外周縁部46を有する一方の風路開閉板となる仕切板で、その中央部には2列となった複数の通気孔47が設けられ、これらの全ての通気孔47の各上部は仕切板閉鎖部44となっている。この仕切板45は、下部中央に貫通孔48が設けられ、また外周縁部46から下方に突出して支持体29の支持孔38に嵌合する突起部49と、上部左右の2個所に設けたねじ孔50に挿入される図示しないネジとにより、支持体29に固定されている。
45 is a partition plate that constitutes a part of the air path opening / closing mechanism and has a substantially quadrangular outer shape and has an outer
51は、風路開閉機構の一部を構成し、支持体29と仕切板45との間に挟持された他方の風路開閉板となる平板状の開閉板で、仕切板45の通気孔47と同一間隔で同一個数の通風孔52が設けられるとともに、この通風孔52の全ての各下部は開閉板閉鎖部53となっている。この開閉板51は、通気孔47の両脇に沿ってそれぞれ上下方向に設けられたスリット状の一対のガイド孔54を有している。このガイド孔54には、前記ガイド部材35のガイド部36が係合し、この開閉板51は、ガイド部材35のスペーサ部37と支持体29との間でそれぞれに近接しつつ上下移動可能な状態で保持されている。
また、開閉板51の下部中央には、支持体29に設けられた貫通孔48から反対側に突出する開閉突起55、およびこの開閉突起55と反対側および下方にL字状に延びるスプリング受56が一体に設けられている。このスプリング受56には、前記支持体29の下部中央に配設したコイルスプリング39が当接し、開閉板51の上端が支持体29のストッパ41に達する位置まで上昇可能となるよう付勢されている。
Further, in the lower center of the opening /
このような仕切板45と開閉板51との位置関係において、仕切板45に対し開閉板51が図9に示す矢印A方向に最下降した状態では、通気孔47と通風孔52とが完全に重合して十分な通風が矢印B方向に流れることが可能となる。また、開閉板51が最上昇した状態では、通気孔47は開閉板閉鎖部53と、通風孔52は仕切板閉鎖部44とそれぞれ重合して通風が困難となる。
In such a positional relationship between the
次に、図2から図5により、塵埃容器であるケース体4が、掃除機本体1に結合された状態を説明する。掃除機本体1の一部を構成する本体ケーシング3の前部には、ケース体4が着脱自在に結合される半円形のケース載置部60が一体的に設けられている。このケース載置部60には、周壁61により囲まれた収容凹部62を有し、この中にケース体4の下部が嵌合して載置されている。さらにケース載置部60の先端部には、嵌合凹部63を有するハンドル支持部64が備えられている。
Next, a state in which the
ケース体4は、ケース載置部60の収容凹部62に嵌合してから、押さえ蓋8を一対の蓋ヒンジ部7を支点として下方に回動することによって、本体接続管9の流入口11に設けたリング状の蓋体シール65と筒状枠体31の開口縁部32にある前記パッキング33との間に挟持され、掃除機本体1と気密に結合されている。
After the
塵埃容器であるケース体4には、前記本体連結開口26に前記通風路25を介して対面する容器連結開口79、およびその底部が開放可能な中空のカップ本体66と、カップ本体66の前側に一体に設けられた取手67を有する。この取手67の上端部には係止穴68が設けられ、この係止穴68には、押さえ蓋8の先端部に有する本体接続管9のロック解除ボタン69により解除されるロック爪70が係合して固定されている。また、取手67の下端部には係止突起部71が設けられ、前記ハンドル支持部64の嵌合凹部63に嵌合して位置決めされている。
The
また、カップ本体66の下部には、円弧状の前壁72と、その両側に有する側壁73と、ほぼ4角形のフィルタ孔74をそれぞれ有する上壁75および後壁76と、下面には底部ヒンジ部77で回動可能となった底蓋78とを有することにより6面の仕切壁で覆われた集塵室80が備えられている。これらの上壁75および後壁76のフィルタ孔74には、粗塵捕捉用のネットフィルタ81がそれぞれ設けられている。カップ本体66の底部に位置する底蓋78は、ケース体4を掃除機本体1から取り出した後に、取手67の廃棄ボタン88を押すことにより、図示しないロック機構が外れて重力により下方に開放することができる。
Further, an arc-shaped
集塵室80の上方には、前記蓋体シール65に接合した円管状の吸込風路82を有する吸込筒部83が設けられ、この吸込筒部83の端部にはほぼL字状の風路形成パイプ 84の一端が接合されている。この風路形成パイプ84の他端部は、集塵室80を形成する側壁73の一方に設けた側壁孔59から集塵室80の内部に連通している。この風路形成パイプ84の一端部には円錐形状に配置されたバイパス孔85が設けられ、これらのバイパス孔85を覆って粗塵捕捉用の筒状フィルタ86が取り付けられている。ケース体4の内部における集塵室80および風路形成パイプ84の外側は、負圧室87となっている。
Above the
ケース体4の容器連結開口79には、外形がほぼ4角形をしたフィルタ枠89の内側に、所定の厚さに折り曲げられたプリーツフィルタ90が着脱可能に取り付けられている。このプリーツフィルタ90は、繊維等を織り込んだメッシュの細かいろ過部材を襞(ヒダ)状または波型に折れ曲げることにより表面積を広くしたもので、上述した粗塵捕捉用のネットフィルタ81および筒状フィルタ86で捕捉できなかった細塵を捕捉するものである。なお、この細塵捕捉用のフィルタは、襞状または波型としたフィルタ以外の肉厚なもので構成しても良い。
A
このプリーツフィルタ90を取付けたフィルタ枠89の下辺中央部には、作動部91が突出して設けられている。この作動部91は、前述の開閉板51に有する開閉突起55の上面から、コイルスプリング39の付勢力に抗して開閉板51を下方に押さえ付けた状態となっている。この作動部91の作用により、仕切板45の通気孔47と開閉板51の通風孔52との位置が完全に重合して、十分な通風が得られる状態となっている。
An operating
次にこれらにより構成された電気掃除機の使用について説明する。掃除機本体1に有する本体ケーシング3の押さえ蓋8を、蓋ヒンジ部7を中心に90度以上の角度となるまで上方に回動して、本体連結開口26の前方を開放する。そして、取り外した状態の塵埃容器であるケース体4の取手67も持ち、本体連結開口26に容器連結開口79を位置合わせするように、上方からケース載置部60の収容凹部62にカップ本体66の下部を嵌合させるとともに、取手67の係止突起部71を、本体ケーシング3の前部にあるハンドル支持部64の嵌合凹部63に嵌合して位置決めを行う。
Next, use of the vacuum cleaner constituted by these will be described. The
この際、プリーツフィルタ90のフィルタ枠89に有する作動部91により、開閉板51に設けられた開閉突起55をコイルスプリング39の付勢力に抗して下端まで押し下げることになる。この操作は、ケース体4の重量と収容凹部62への位置合わせにより容易に行うことができる。これにより、コイルスプリング39により付勢されて上方に保持されていた仕切板45を下方に移動させ、開閉板閉鎖部53と仕切板閉鎖部44とにより閉鎖されていた仕切板45の通気孔47と開閉板51の通風孔52とを、互いに一致する位置に重合させることになり、塵埃容器であるケース体4は、通風路25を介して電動送風機2の吸気側に連通する。
At this time, the opening / closing
その後、押さえ蓋8をケース体4に向かってこれを覆うように回動することにより、ケース体4を上方から押さえるとともに、取手67の係止穴68に、押さえ蓋8の先端部に有するロック解除ボタン69により解除可能なロック爪70が係合して、押さえ蓋8を有する掃除機本体1にケース体4が固定される。
Thereafter, by rotating the holding
次に、このように構成された電気掃除機の動作状態につき説明する。吸込ホース10の手元操作部13に有する操作ボタン14の電源スイッチを入れると、電動送風機2が駆動される。この電動送風機2により生じた吸引力により、床面等の被清掃面から吸込口体17により吸引された塵埃が混在する空気は、延長管15、吸込ホース10を経由して押さえ蓋8に有する流入口11に流入する。さらにこの流入口11からケース体4に有する吸込筒部83の吸込風路82を経由した塵埃が混在する空気は、風路形成パイプ84の内部に流入する。
Next, the operation state of the vacuum cleaner configured as described above will be described. When the power switch of the
そして、この空気の一部は、バイパス孔85に有する筒状フィルタ86よりろ過されて負圧室87に流入し、他の一部と筒状フィルタ86で捕捉された比較的大きな塵埃(粗塵)を含む空気は、風路形成パイプ84を通過して側壁孔59から集塵室80に流入する。この集塵室80に流入した混在空気は、今度は上壁75および後壁76のそれぞれに設けたフィルタ孔74のネットフィルタ81によりろ過されて、粗塵は集塵室80内に収容されるとともに、ここで捕捉されなかった細塵の混在する空気は、負圧室87に流入する。
A part of the air is filtered by the
このようなそれぞれのルートで負圧室87に流入してきた細塵が混在する空気は、次にメッシュの細かいプリーツフィルタ90によりろ過されて細塵が捕捉される。このプリーツフィルタ90を通過して清浄化された空気は、容器連結開口79から通風路25に流出する。さらにこの空気は、一方の風路開閉板である仕切板45の通気孔47、他方の風路開閉板である開閉板51の通風孔52、支持体29の連通孔28を通過して吸込開口22から電動送風機2に流入する。そして、電動送風機2のファン部20およびモータ部21を通過して排気孔23から排出された後、本体ケーシング3に設けられた排気口5から外部に排気される。
The air in which fine dust that has flowed into the
次に、塵埃容器であるケース体4に収容された塵埃を廃棄する場合について説明する。吸込ホース10を、本体接続管9の本体クランプ12を操作して吸込口11から取り外した後、ロック解除ボタン69を押して、ケース体4の取手67に有する係止穴68とロック爪70との係合を解除する。そして、取手67を持ってケース体4を持ち上げることにより、掃除機本体1から取り外すことができる。この際、フィルタ枠89に設けられた作動部91と、仕切板45に設けた開閉突起55との係合が解除されることにより、開閉板51は、コイルスプリング39の付勢力により上昇し、その上辺が支持体29のストッパ41に衝突する位置まで移動する。これにより、仕切板45の通気孔47と開閉板51の通風孔52とは、開閉板閉鎖部53と仕切板閉鎖部44とにより閉鎖される。
Next, the case where the dust accommodated in the
このように、通風路25に配置された支持体29、仕切板45、開閉板25で構成された風路開閉機構の開閉は、掃除機本体1の例えば外部に突出させたレバーなどの操作を格別にしなくとも、塵埃廃棄のために塵埃容器であるケース体4を掃除機本体1に対し着脱作業をするだけで、これらに連動して行うことができる。
As described above, the opening and closing of the air passage opening / closing mechanism constituted by the
さらに、上記風路開閉機構およびこの風路開閉機構の開閉動作を行うフィルタ枠89に設けた作動部91を、通風路25の内部に位置させたことにより、通風路25を含む掃除機本体1の機密性を確保することができる。
Furthermore, the cleaner main body 1 including the
これにより、掃除機本体1の内部に塵埃や何らかの物体が侵入するのを防止することができる。また、この状態で誤って電動送風機2に電力が供給されて吸引力が生じた場合でも、上記塵埃や物体が吸引されるのを防止することができる。
Thereby, it is possible to prevent dust and some objects from entering the inside of the cleaner body 1. Moreover, even when electric power is accidentally supplied to the
掃除機本体1から取り外されたケース体4は、図示しないゴミ箱の上方に持ち運び、取手67の上部にある廃棄ボタン88を押し下げることにより、底蓋78を開放しケース体4の内部に収容した塵埃を落下させて廃棄することができる。その後、底蓋78を閉鎖してケース体4を掃除機本体1に結合することにより、次の清掃作業を開始することができる。このケース体4を掃除機本体1に結合する際、プリーツフィルタ90のフィルタ枠89に設けた作動部91によって開閉突起55を押し下げることにより、開閉板51が下方に移動する。これによって仕切板45の通気孔47と開閉板51の通風孔52との位置が重合し、通風路25が通気可能になる。
The
なお、上記実施例において、仕切板45および開閉板51に有する仕切板閉鎖部44ならびに開閉板閉鎖部53の部分は、その両方または一方を通気性のあるメッシュフィルタにより構成することもできる。前者の両方をメッシュフィルタとした場合、塵埃容器であるケース体4を掃除機本体1に結合した状態では、通気孔47と通風孔52との位置が完全に重合することによるこれらの貫通孔による通風に加え、いずれもメッシュフィルタにより構成された仕切板閉鎖部44と開閉板閉鎖部53との重合した部分によっても一定の通風を行うことができるので、さらに電動送風機2の能力を高めることができる。
In addition, in the said Example, the part of the partition
また、この場合の塵埃容器であるケース体4を掃除機本体1から取外した状態では、通気孔47はメッシュフィルタで構成された開閉板閉鎖部53で、通風孔52は同じくメッシュフィルタで構成された仕切板閉鎖部44でそれぞれ覆れることになる。これにより、ほぼ全面が実質的にメッシュフィルタで覆われたことになるので、大きな塵埃や物体が掃除機本体1や電動送風機2の内部に入り込むことを防止するとともに、この状態で何らかの原因により電動送風機2が駆動された場合にも、十分な空気の流入が行われ、他に加熱防止のための空気流入機構を設けていない場合でも、モータ部21が過負荷によって焼損することがない。
Further, when the
さらに、後者の、仕切板45および開閉板51に有する仕切板閉鎖部44と開閉板閉鎖部53とのいずれか一方のみをメッシュフィルタにより構成した場合には、前述した仕切板閉鎖部44と開閉板閉鎖部53との両方をメッシュフィルタで構成したものに近い機能を得ることができる。
Furthermore, in the case where only the latter one of the partition
次に、図10により電気掃除機の第2の実施例の風路開閉機構を、実施例1と同一の構成には同一の番号を使用して説明する。図10は、塵埃容器であるケース体4が掃除機本体1から取り外された状態の風路開閉機構を示すものである。101は、掃除機本体1の本体連結開口26に固定された一方の風路開閉板である仕切板で、この仕切板101には、回動軸102を中心に貫通する3角形状をした6個の通気孔103と6個の仕切板閉鎖部104とが、放射状となって等間隔で交互に配置されている。
Next, the air path opening / closing mechanism of the second embodiment of the vacuum cleaner will be described with reference to FIG. FIG. 10 shows the air path opening / closing mechanism in a state where the
また、この仕切板101には、回転軸102に支持されて他方の風路開閉板である開閉板105が密着して回転可能に取付けられている。この開閉板105には、前記通気孔103と同一形状をした通風孔106が、回転軸102を中心に放射状に12個設けられ、これらは貫通する6個の通風孔106とメッシュフィルタ107が張られた6個の通風孔106とが交互に配置されている。貫通する6個の通風孔106は、仕切板閉鎖部104と完全に重合した状態であり、この部分による通風は行われない。また、メッシュフィルタ107が張られた6個の通風孔106は、貫通する6個の通気孔103と完全に重合しており、メッシュフィルタ107を通して通風が可能となっている。
In addition, an opening /
これにより、掃除機本体1の内部に大きな塵埃や何らかの物体が侵入するのを防止することができる。また、この状態で誤って電動送風機2に電力が供給されて吸引力が生じた場合でも、上記の塵埃や物体が吸引されるのを防止することができる。さらに、メッシュフィルタ107が張られた通風孔106の存在によって一定量の空気流入が確保されるため、モータ部21の焼損を防止することができる。
Thereby, it is possible to prevent large dust or any object from entering the interior of the cleaner body 1. Moreover, even when electric power is accidentally supplied to the
また、仕切板101に固定した固定軸108と開閉板105の外周部に固定した移動軸109との間には、コイルスプリング110が張架されて、通気孔103や通風孔106などの位置関係が安定状態となっている。開閉板105の外周部には、1個の開閉突起111が前述したケース体4に向かって突出している。
In addition, a
次に、ケース体4を掃除機本体1に結合する状態について説明すると、ケース体4を上方から掃除機本体1に結合すると、前述したフィルタ枠89に突出する作動部91により、開閉突起111をコイルスプリング110の付勢力に抗して矢印C方向に押し下げて回動させて固定状態とする。これにより、互いに貫通する仕切板101の通気孔103と、開閉板105の通風孔106とが完全に重合し、吸込口体17から吸引された空気を十分に通気することができる。この状態の仕切板101の仕切板閉鎖部104は、メッシュフィルタ107が張られた通風孔106と重合するが、吸引された空気にはなんらの影響を与えない。
Next, a state in which the
なお、仕切板閉鎖部104の部分も、メッシュフィルタ107を張った通風孔106と同一とすることができる。これにより、ケース体4を掃除機本体1に取り付けた状態では、通気孔103と通風孔106との通風に加え、さらに通風路25の通気量を増加させることができる。
In addition, the part of the partition
また、図11により電気掃除機の第3の実施例の風路開閉機構を説明する。115は、掃除機本体1の本体連結開口26に固定された一方の風路開閉板である仕切板で、この仕切板115には、互いに並列となった通気孔116が5個設けられている。これらの通気孔116には、それぞれ他方の風路開閉板である5個の閉鎖蓋117が回転軸118により回動自在に取り付けられている。これらの閉鎖蓋117は、それぞれ両側端部が連結紐119により連動可能に連結されている。また、最上部の閉鎖蓋117の回転軸118には、開閉突起である回動アーム120が、コイルスプリング121により通気孔116を閉鎖蓋117で閉鎖する矢印Dの方向に付勢して取り付けられている。
Moreover, the air-path opening / closing mechanism of the 3rd Example of a vacuum cleaner is demonstrated with FIG.
これらの構成により、ケース体4を掃除機本体1から取り外している状態では、各通気孔116はそれぞれの閉鎖蓋117によってほぼ閉鎖されているが、ケース体4を掃除機本体1に結合する際には、このケース体4のフィルタ枠89に突出した作動部91により回動アーム120を上方向から押して回動させ、これにより閉鎖蓋117を90度の角度近くまで回動することで通気孔116が開き通気可能状態となる。従って、ケース体4の着脱状態により、掃除機本体1とケース体4との結合部である通風路25を開閉することができる。
With these configurations, when the
なお、閉鎖蓋117を、外枠で囲まれたメッシュフィルタで構成することができる。この場合、ケース体4を取り外したことによる閉鎖蓋117を閉めた状態では、誤って電動送風機2に電力が供給されて吸引力が生じた場合でも、大きな塵埃や物体が吸引されるのを防止することができるとともに、メッシュフィルタで構成した閉鎖蓋117によって一定量の空気流入が確保されるため、他の焼損防止機構を設けなくてもモータ部21の焼損を防止することができる。
In addition, the closing lid | cover 117 can be comprised with the mesh filter enclosed by the outer frame. In this case, in a state where the closing
さらに、これらのメッシュフィルタで構成した隣り合う閉鎖蓋117の間にある仕切板115の枠部を無くして、並列する閉鎖蓋117の端部を近接することにより、ケース体4を取り外した状態には、通風路25のほぼ全面を通気性のあるメッシュフィルタで覆うことができる。
Further, by removing the frame portion of the
上記全ての実施例では、風路開閉機構を、固定された一方の風路開閉板に対して、コイルスプリングなどにより付勢して移動可能とした他方の風路開閉板により構成したが、これに限らず互いに移動可能とすることにより、通風路の開閉を行うようにすることも可能である。 In all the embodiments described above, the air path opening / closing mechanism is configured by the other air path opening / closing plate that is movable by being energized by a coil spring or the like with respect to one fixed air path opening / closing plate. However, it is also possible to open and close the ventilation path by making them movable with respect to each other.
また、上記実施例では、集塵容器であるケース体を掃除機本体に結合することにより、これと連動するケース体と掃除機本体との間の通風路を風路開閉機構によって開放するようにしたが、これに限らず作業者が必要時に手動により風路開閉機構を操作して、通風路を開閉するようにすることもできる。この場合には、ケース体の結合動作に連動させる作動部や、通風路を閉鎖するためのコイルスプリングなどの付勢手段は不要である。 Moreover, in the said Example, by connecting the case body which is a dust collecting container to a cleaner body, the ventilation path between the case body and the cleaner body which interlock | cooperates with this is open | released by an air path opening / closing mechanism. However, the present invention is not limited to this, and the operator can manually open and close the ventilation path by operating the air path opening / closing mechanism when necessary. In this case, there is no need for an urging means such as an actuating portion that is interlocked with the case body coupling operation or a coil spring for closing the ventilation path.
さらに上記実施例に設けた通気孔または通風孔は、風路開閉機構に必ずしも複数個ずつ設ける必要はなく、おのおの一個ずつ設けたものであっても良い。 Furthermore, it is not always necessary to provide a plurality of ventilation holes or ventilation holes provided in the above embodiment in the air path opening / closing mechanism, and each may be provided one by one.
本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵した掃除機本体と、これに着脱自在に結合できるケース体である塵埃容器が存在すれば、その形式に限定されることはない。 The vacuum cleaner of the present invention is not limited to this type as long as there is a vacuum cleaner body with a built-in electric blower and a dust container which is a case body that can be detachably coupled to the vacuum cleaner body.
1 掃除機本体
2 電動送風機
4 ケース体(塵埃容器)
25 通風路
26 本体連結開口
29 支持体(風路開閉機構)
39、110、121 コイルスプリング(付勢手段)
45、101、115 仕切板(一方の風路開閉板、風路開閉機構)
47、103、116 通気孔
51、105、117 開閉板(他方の風路開閉板、風路開閉機構)
52、106 通風孔
55、111、120 開閉突起
79 容器連結開口
90 プリーツフィルタ(フィルタ部)
91 作動部
1
25
39, 110, 121 Coil spring (biasing means)
45, 101, 115 Partition plate (one air passage opening / closing plate, air passage opening / closing mechanism)
47, 103, 116 Ventilation holes 51, 105, 117 Opening / closing plate (the other air passage opening / closing plate, air passage opening / closing mechanism)
52, 106 Ventilation holes 55, 111, 120 Opening / closing
91 Actuator
Claims (4)
前記通風路を開閉する風路開閉機構を前記掃除機本体に設けたことを特徴とする電気掃除機。 A vacuum cleaner body including an electric blower; and a dust container detachably coupled to the vacuum cleaner body, wherein the dust container is connected to the dust container via the ventilation path in a coupled state. In the vacuum cleaner communicating with the intake side of the electric blower,
An electric vacuum cleaner characterized in that an air passage opening / closing mechanism for opening and closing the air passage is provided in the main body of the vacuum cleaner.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004021209A JP2005211285A (en) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | Electric vacuum cleaner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004021209A JP2005211285A (en) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | Electric vacuum cleaner |
Publications (1)
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---|---|
JP2005211285A true JP2005211285A (en) | 2005-08-11 |
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ID=34904920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004021209A Pending JP2005211285A (en) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | Electric vacuum cleaner |
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1974642A3 (en) * | 2007-03-30 | 2010-05-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electric vacuum cleaner |
US8464392B2 (en) | 2007-11-28 | 2013-06-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electric vacuum cleaner |
JP2016015976A (en) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | 株式会社東芝 | Vacuum cleaner |
JP7032335B2 (en) | 2019-01-17 | 2022-03-08 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | Vacuum cleaner |
-
2004
- 2004-01-29 JP JP2004021209A patent/JP2005211285A/en active Pending
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