JP2005209709A - ステージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大ストローク化にも対応でき、且つ、漏れ磁場含む磁場変動の少なくて発熱の少ないために特に電子ビーム露光装置に搭載する上で最適なステージ装置の提供。
【解決手段】投影光学系を保持する計測基準、パターンが露光される基板、基板を搭載するトップステージ、光軸方向(z)と直交する平面上(x,y)を可動する運搬ステージ、運搬ステージを搭載するステージベース、計測基準よりステージベースの少なくともz及びx軸回りとy軸回り方向の位置を計測する計測手段、計測手段の値に基づきステージベースを少なくともz及びx軸回りとy軸回り方向に駆動する複数の力発生手段、運搬ステージ、ステージベース及び力発生手段は第1の磁気シールドで覆われている力発生手段は電磁力であり、力発生手段は第2の磁気シールドにより覆われている力発生手段と並列に前記ステージベースに作用する支持力発生手段を含んでステージ装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種測定器及び半導体リソグラフィ工程で用いる投影露光装置等において、ウエハ等の基板を高速、高精度で移動、位置決めする位置決め装置に関するものである。特に、ウエハ直接描画又はマスク、レチクル露光のために電子ビームを用いてパターン描画を行う電子ビーム露光装置に最適である。
半導体装置の製造においては、マスク上に形成された各種パターンを光でウエハ上に縮小転写するリソグラフィ技術が利用されている。このリソグラフィ技術で用いるマスクのパターンには極めて高い精度が要求され、これを作製するのに電子ビーム露光装置が使用されている。又、マスクを用いることなしにウエハ上に直接パターンを描画する場合も電子ビーム露光装置が使用されている。
電子ビーム露光装置には、ビームをスポット状にして使用するポイントビーム型、サイズ可変の矩形断面にして使用する可変矩形ビーム型等の装置があるが、どの構成も一般的には電子ビームを発生させる電子銃部と、そこより発せられたビームを試料上に導くための電子光学系と、電子ビームに対して全面に亘って試料を走査するためのステージ系及び電子ビームを試料面上に高精度に位置決めしていくための対物偏向器を有している。
対物偏向器により位置決め可能な領域は、電子光学系の収差を小さく抑えるために数mm程度である。これに対して、試料の大きさは例えばシリコンウエハであればφ200〜300mm程度あり、マスクに使用されるガラス基板では150mm角程度の大きさがある。従って、それら試料を電子ビームに対して全面を走査することが可能なステージを有している。
電子ビームの位置決め応答性は極めて高いため、ステージの機械的制御的特性を高めるより、ステージの姿勢や位置ずれ量を計測し、電子ビームを走査させる偏向器によりビームの位置決めにフィードバックしたシステム構成を採ることが一般的である。
更に、ステージは、真空チャンバに設置され、且つ、電子ビームの位置決めに影響を与える磁場変動を引き起こしてはならないという拘束があったため、従来はステージは平面方向に動きさえすれば良く、例えば、転がりガイドやボールネジアクチュエータといった接触型の限られた機構要素で構成されていた。
又、接触型では潤滑の問題や発塵等の問題も生じる。その対応技術として、特許文献1で開示されているような非接触アクチュエータを用いた非接触ステージ装置がある。従来例1を図10に示す。
一方、従来課題とされていたリソプロセスの高速化に対しても、例えば特許文献2のように複数の電子ビームを設計上の座標に沿って試料面に照射し、設計上の座標に沿ってその複数の電子ビームを偏向させて試料面を走査させるとともに、描画するパターンに応じて複数の電子ビームを個別にon/offしてパターンを描画するマルチ電子ビーム型露光装置がある。マルチ電子ビーム型露光装置は、複数の電子ビームで任意の描画パターンを描画できるのでスループットがより改善できるという特徴がある。
図11にマルチ電子ビーム型露光装置の概要を示す。
501a,501,501cは個別に電子ビームをon/offできる電子銃である。100は電子銃501a,501b,501cからの複数の電子ビームをウエハ305上に縮小投影する縮小電子光学系で、306はウエハ605に縮小投影された複数の電子ビームを走査させる偏向器である。
図12に上記構成により、ウエハ上を複数の電子ビームを走査した際の様子を示す。白丸は、各電子ビームが偏向器306により偏向を受けないときにウエハに入射するビーム基準位置(BS1,BS2,BS3)であって、各ビーム基準位置は設計上の直交座標系(Xs ,Ys )に沿って配列される。
一方、各電子ビームはビーム基準位置を基準としてこれも設計上の直交座標系(Xs ,Ys )に沿って走査され、各電子ビーム毎の露光フィールド(EF1,EF2,EF3)を走査する。各電子ビームの露光フィールドが隣接してウエハを露光する。ウエハ305を搭載するステージは200のようにy方向スキャンが支配的な軌跡で動くことが電子ビーム露光装置の特徴である。
特開平11−194824号公報 特開平9−330867号公報
しかしながら、今後、ウエハ大口径化が求められるリソグラフィにおいて、装置のストロークが増大する。従来例1においては、XY方向に大きく動くことができない。更に、全ての自重を非接触アクチュエータで浮上支持することに関して、電磁石で実施すると定常電流が増え、発熱が大きくなることによる精度向上が困難で且つ漏れ磁束が大きい。又、永久磁石吸引で実施すると、発熱は生じないが、漏れ磁束は解決できない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、大ストローク化にも対応でき、且つ、漏れ磁場含む磁場変動の少なくて発熱の少ないために特に電子ビーム露光装置に搭載する上で最適なステージ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、電子ビームを単数若しくは複数用いた露光装置であって、投影光学系を保持する計測基準、或るパターンが露光される基板、基板を搭載するトップステージ、トップステージを搭載し、光軸方向(z)と直交する平面上(x,y)を可動する運搬ステージ、運搬ステージを搭載するステージベース、前記計測基準よりステージベースの少なくともz及びx軸回りとy軸回り方向の位置を計測する計測手段、前記計測手段の値に基づき前記ステージベースを少なくともz及びx軸回りとy軸回り方向に駆動する複数の力発生手段、前記運搬ステージ、ステージベース及び力発生手段は第1の磁気シールドで覆われている前記力発生手段は電磁力であり、前記力発生手段は第2の磁気シールドにより覆われている前記力発生手段と並列に前記ステージベースに作用する支持力発生手段を含むことを特徴とする。
本発明によれば、真空内にて大ストロークに対応でき、且つ、漏れ磁場及び発熱の少ない高精度露光が実現できる。
図1は電子ビーム露光装置の要部概略図である。
図1において、300は真空試料室であり、内壁若しくは外壁にパーマロイ等を貼ることにより、磁気シールドルーム300’を兼用する。301はカソード301a、グリッド301b、アノード301cより成る電子銃であって、カソード301aから放射された電子はグリッド301b、アノード301cの間でクロスオーバ像を形成する(以下、これらのクロスオーバ像を光源と記す)。
この光源から放射される電子は、その前側焦点位置が前記光源位置にあるコンデンサーレンズ302によって略平行の電子ビームとなる。略平行な電子ビームは、要素電子光学系アレイ303に入射する。要素電子光学系アレイ303は、ブランキング電極と開口と電子レンズで構成される要素電子光学系がz軸に平行な光軸に直交する方向に複数配列されて形成されたものである。要素電子光学系アレイ303の詳細については後述する。
要素電子光学系アレイ303は、光源の中間像を複数形成し、各中間像は後述する縮小電子光学系100によって縮小投影され、ウエハ305上に光源像を形成する。
その際、ウエハ305上の光源像の間隔が光源像の大きさの整数倍になるように、要素電子光学系アレイ303の各要素は設定されている。更に、要素電子光学系アレイ303は、各中間像の光軸方向の位置を縮小電子光学系100の像面湾曲に応じて異ならせるとともに、各中間像が縮小電子光学系100によってウエハ305に縮小投影される際に発生する収差を予め補正している。
縮小電子光学系100は、第1投影レンズ341(343)と第2投影レンズ342(344)とから成る対称磁気タブレットで構成される。第1投影レンズ341(343)の焦点距離をf1、第2投影レンズ342(344)の焦点距離をf2とすると、この2つのレンズ間距離はf1+f2になっている。光軸上の物点は第1投影レンズ341(343)の焦点位置にあり、その像点は第2投影レンズ342(344)の焦点に結ぶ。この像は−f2/f1に縮小される。又、2つのレンズ磁界が互いに逆方向に作用するように決定されているので、理論上は、球面収差、等方性非点収差、等方性コマ収差、像面湾曲収差、軸上色収差の5つの収差を除いて他のザイデル収差及び回転と倍率に関する色収差が打ち消される。
306は要素電子光学系アレイ303からの複数の電子ビームを偏向させて、複数の光源像をウエハ305上でX,Y方向に略同一の変位量だけ変位させる偏向器である。偏向器306は、図示はされていないが、偏向幅が広い場合に用いられる主偏向器と偏向幅が狭い場合に用いられる副偏向器で構成されていて、主偏向器は電磁型偏向器で、副偏向器は静電型偏向器である。
307は偏向器306を作動させた際に発生する偏向収差により光源像のフォーカス位置のずれを補正するダイナミックフォーカスコイルであり、308はダイナミックフォーカスコイル307と同様に、偏向により発生する偏向収差の非点収差を補正するダイナミックスティグコイルである。99はオフアクシスに配置されたアライメントスコープであり、既にウエハに描画されたマークを検出する。縮小電子光学系100は、基準板101に固定保持されている。アライメントスコープも基準板101に固定されている。
310はウエハ305を載置するトップステージである。アライメントスコープによりウエハ305の全面を観察するためには、トップステージ310がアライメントスコープ直下にてウエハ口径に相当するストロークを有する必要がある。436は基準板に取り付けられたレーザ干渉計であり、トップステージ310のx,y更にはθx,θy,θz方向位置を高精度に検出している。98はウエハ305の上面を基準板101基準に計測するフォーカスセンサである。
4はトップステージ310を載置し、光軸 (Z軸) と直交するXY方向に長ストローク移動可能なXYスライダであり、基準となるステージベース1上を滑らかに動くことができる。401はステージベース1を搭載し支持するベースホルダである。ベースホルダは床400に設置したエアマウント440で3箇所若しくは4箇所で支持されており、エアマウントは、ベースホルダやステージベース等の全搭載荷重を支えると共に、XYスライダ4が移動することによる偏荷重も支えている。
又、エアマウントで支えることで、ベースホルダ及びエアマウントで決まる固有値が低域(1〜3Hz)になることで、高周波の床振動をベースホルダに伝えにくくなる効果を持つ。エアマウントとステージベースの取り付けに関して、ベローズ441を介することによりエアマウント440を真空試料室外に配置することを可能としている。
更に、ベースホルダには床400に設置した電磁石ユニット434mにより、エアマウントによる支持力と並列に電磁力が作用する。本実施の形態においては、z方向に電磁力が発生する電磁石ユニット434mが3箇所配置され、ベースホルダにz及びθx,θy方向に駆動することができる。電磁石ユニット434mにおいて、固定子であるEコア434EMは固定フレーム430に、可動子であるIコア434Iはベースホルダに固定されている。Eコア434EMとIコア434Iの機械的な隙間は相当量開いており、ベースホルダのz方向ストロークは1mm程度とることは可能である。
更に、Eコア及びIコアを覆うように磁性体のシールドが固定フレームに固定されており、真空試料室内に漏れる磁束は非常に少ない。又、縮小電子光学系100からは一定量の磁場が磁気シールドルーム300’内に漏れてきており(レンズ漏れ磁場)、Eコア及びIコアを覆う磁性体のシールドが光学系100近傍にあると、このレンズ漏れ磁場を更に引っ張ってきてしまい、例えば、XYステージに僅かな磁性体(本実施の形態では、可動子24m)があると、移動を伴うことにより磁場分布が変化し、結果的に磁場変動を起こしてしまうが、本実施の形態においては、磁性体はXYステージの下方にあるので、このレンズ漏れ磁場を引っ張ってくることがなく、実質問題とはならない。
又、基準板101にz干渉計437が固定されており、ベースホルダに取り付けた平面ミラー若しくはコーナキューブにより基準板とベースホルダの相対位置を計測している。本実施の形態においては、z干渉計437はxy平面上に3箇所も設けられており、ベースホルダのz及びθx,θy方向の位置を高精度に検出している。
次に、ベースホルダを駆動する制御系について図13を用いて説明する。
401’はベースホルダ401及びステージ4、ステージベース1を含む機械特性である。
440’はエアマウント440及びサーボバルブ、サーボアンプを含む特性である。
434’は電磁石434m及びアンプを含む特性である。Zrは指令値であり、Zはz干渉計の出力値である。指令値に対して、エアマウントコントローラ(Mコントローラ)によりサーボアンプへの入力信号が決定され、指令値に近づくようベースホルダが駆動される。又、一般には、エアマウントの特性440’は遅い応答であり、指令値のフィードフォワード信号を電磁石コントローラ(Eコントローラ)に与え、駆動する瞬間だけ電磁石コイルに通電し、電磁力をベースホルダに作用させることにより素早い駆動を実現している。
次に、図2を用いてXYスライダ詳細を説明する。
xyスライダ4は、41のxyスライダyと42のxyスライダxより構成されている。xyスライダy41の下面には真空対応軸受43がステージベース1の上面1fに対向して構成され、又、側壁の内側には同様の真空対応軸受44がyガイド3fを挟み込むように構成されている。又、xyスライダx42の側壁の内側には同様の真空対応軸受45がxガイド2fを挟み込むように構成されている。yガイド3fを含むxスライダ3、xガイド2fを含むyスライダ2は田の字のように構成されており、xyスライダ4をx方向に動かす場合は、xスライダ3をx方向に動かすことにより、xガイド2f及びステージベース上面1fに沿って滑らかに動くことができる。又、xyスライダ4をy方向に動かす場合は、yスライダ2をy方向に動かすことにより、yガイド3f及びステージベース上面1fに沿って滑らかに動くことができる。
次に、yスライダ2に関して説明する。
yスライダは、xガイド2fを含むバー22、x方向において両側に配置されたyフット21,21’より構成される。yフット21,21’の下面には真空対応軸受23がビームベース1b,1dの上面に対向して構成されている。1b,1dの上面はステージベース上面1fと略平行であり、yスライダは1b,1d上面の範囲内にて、y方向にはストローク分、x方向及びz軸回転方向にも滑らかに動くことができる。又、yスライダをy方向に駆動するリニアモータ可動子24mが両側に配置されている。リニアモータ可動子24mは永久磁石を内蔵しており、ステージ空間に磁場が漏れないように磁気シールドカバーが取り付けてある。又、yスライダをx方向に駆動するリニアモータも可動子24mに内蔵されている。詳細な説明は図4にて後述する。
yフット21にはy方向位置を計測するための反射ミラー26、x方向位置を計測するための反射ミラー26x、yフット21’にはy方向位置を計測するための反射ミラー26’が構成されており、基準板101に配置された干渉計システム126,126’,126xにより、yスライダ2のx,y及びz軸回転の位置を計測することができる。
同様にxスライダ3に関して説明する。
xスライダは、yガイド3fを含むバー32、y方向において両側に配置されたxフット31,31’より構成されている。xフット31,31’の下面には真空対応軸受33がビームベース1 a,1cの上面に対向して構成されている。ビームベース1a,1cの上面はステージベース上面1fと略平行であり、xスライダは1a,1c上面の範囲内にて、x方向にはストローク分、y方向及びz軸回転方向にも滑らかに動くことができる。
又、xスライダをx方向に駆動するリニアモータ可動子34mが両側に配置されている。このリニアモータ可動子34mは永久磁石を内蔵しており、ステージ空間に磁場が漏れないように磁気シールドカバーが取り付けてある。又、xスライダをy方向に駆動するリニアモータも可動子34mに内蔵されている。xフット31にはx方向位置を計測するための反射ミラー36、xフット31’にはy方向位置を計測するための反射ミラー36y、x方向位置を計測するための反射ミラー36’が構成されており、基準板101に配置された干渉計システム136,136’,136yによりxスライダ3のx,y及びz軸回転の位置を計測することができる。
図3にxスライダ及びyスライダ制御系の構成図を示す。
xスライダ3に対応する干渉計システム136,136’,136yの値をxスライダ演算器130を介してx,y,z軸回転に変換し、xスライダ制御器131へのフィードバック信号としている。xスライダ制御器よりドライバ指令値が算出され、対応するx固定子34sに配置されているコイル列に電流を流すことにより、x方向及びz軸回転方向駆動力駆動力xfx,xfx’及びy方向駆動力xfyが生じる。
yスライダ2に対応する干渉計システム126,126’,126xの値をyスライダ演算器120を介してx,yに変換し、yスライダ制御器121へのフィードバック信号としている。yスライダ制御器121よりドライバ指令値が算出され、対応するy固定子24sに配置されているコイル列に電流を流すことにより、y方向駆動力駆動力yfy及びx方向駆動力yfxが生じる。本制御系において、xスライダのz軸回転を制御的に拘束し、yスライダのz軸回転はxスライダ3の回転に倣わせる方式を採用している。
以上のようにxスライダの3自由度、yスライダの2自由度を制御的に拘束することにより、xyスライダの3自由度を制御することができる。このとき、xyスライダのx方向はxスライダのx方向位置で、y方向はyスライダのy方向位置で、z軸回転はxスライダのz軸回転でほぼ等価と見なして良い。粗動の各スライダの計測は様々な組み合わせが考えられ、xyスライダを直接干渉計で計測する構成を採ることも可能である。
又、yスライダの回転方向位置情報は、本実施の形態では計測値として積極的に用いてないが、例えば回転方向速度情報を積極的に用いて制御的に付加することは可能である。
図4に本発明で使用しているリニアモータをxスライダ3のリニアモータ34を例に説明する。
34は前述したように可動子34m、固定子34sより構成されており、可動子34mは可動磁石134mag、磁気シールド134shより構成されていて、固定子34はコイル列134a,134b,134c,…がストローク方向に配置され、且つ、それぞれのコイルは2層になっている。真空試料室内にて、コイル列をむき出しにしないようにジャケット134jがコイル列を覆っている。可動磁石134magはy方向着磁磁石間にx方向着磁磁石を交互に挟んでコイル空間の磁束分布を正弦波に近い状態を作っている。
図4(a)は駆動力をx方向に働かせるときの状態を示しており、コイルbにはy方向最大磁束Byが生じており、このときコイル134b_u及び134b_dに同相の電流を流すことにより、ローレンツ力により可動子34mにはx方向に力が働く。
図4(b)は駆動力をy方向に働かせるときの状態を示しており、コイルcにはx方向最大磁束Bxがコイル134_u及び134_d位置にて逆向きに生じており、このときコイル134_u及び134_dに逆相の電流を流すことにより、ローレンツ力により、可動子34mにはy方向に力が働く。このy方向の力は、x方向の力に比べ弱い可能性があるが、y方向の力はxスライダの加速には用いないため問題とならない。
図5にxスライダのy方向駆動力及びyスライダのx方向駆動力を与える第2の実施例としての電磁石構成を示している。
xスライダ3のxフット31,31’にはx駆動力を与えるリニアモータ可動子34m”、更に31’にはy駆動力を与える電磁石ユニット34m’が配置されている。34m’は可動側にEコア234EM、コイル234co、磁気シールド234shが、非磁性材235によりxフット31’に固定されている。又、固定側に磁性体バー134Iが配置され、非磁性材236によりビームベース1cに固定されている。電磁石ユニットにおいて、対向するコイルに選択的に通電、制御することで、xスライダをy方向に駆動することができる。
yスライダ2のyフット21,21’にはy駆動力を与えるリニアモータ可動子24m”、更に21’にはx駆動力を与える電磁石ユニット24m’が配置されている。24m’は可動側にEコア224EM、コイル224co、磁気シールド224shが非磁性材235によりyフット21’に固定されている。又、固定側に磁性体バー224Iが配置され、非磁性材236によりビームベース1dに固定されている。電磁石ユニットにおいて、対向するコイルに選択的に通電、制御することで、yスライダをx方向に駆動することができる。
次に、図6を用いて各スライダの底面の構成について説明する。
図6(a)はスライダを支えるベース構成を説明するために装置全体を裏面より見た図、(b)は底パッド単品図である。
前述したように、xyスライダy41の下面には真空対応軸受43がステージベース1の上面1fに対向して構成され、yフット21,21’の下面には真空対応軸受23がビームベース1b,1dの上面に対向して構成され、xフット31,31’の下面には真空対応軸受33がビームベース1a,1cの上面に対向して構成されている。それらのパッド詳細は(b)に示す通りであり、多孔質を介して流体が噴出してくる静圧軸受部51,噴出した流体を雰囲気に流れ出ないようにするためのラビリンス部52及び回収孔53より構成されている。ラビリンス部は、流体抵抗を非接触で与えるために複数のランド部52Lと溝部52gで形成されている。
静圧軸受に所望の剛性を得るために、静圧軸受に予圧を掛けることが一般的であり、本実施の形態においては、永久磁石の吸引力により予圧を掛けている。この予圧の掛け方には、真空予圧(但し、雰囲気が大気若しくは減圧雰囲気で用いる場合)や磁石予圧といった単純浮上型予圧と、静圧軸受を対向させて予圧を掛ける拘束型予圧がある。本実施の形態においては、真空雰囲気で使用されるため、磁石予圧による単純浮上型予圧を採用している。
図中において、29はyフットに固定した永久磁石、39はxフットに固定した永久磁石、49はxyスライダyに固定した永久磁石であり、それぞれ磁場が漏れないように磁気シールド29sh,39sh,49shに覆われている。拘束型予圧にしないことで、精度保証面を軸受面及びガイド面のみに限定することができる。
一方、拘束型予圧として、xyスライダx42の側壁の内側両側に真空対応軸受45を形成し、対向するxガイド2fを挟み込む構成も採用しているが、その場合には精度保証面はxガイド2f両面の平行及びxyスライダ側の軸受45の両側の平行も管理する必要がある。但し、剛性が上がることが期待できる。
又、本実施の形態のように、電子ビーム露光装置にて永久磁石を用いる場合、各永久磁石に磁気シールドで覆う以外に以下のような工夫を行っている。
図6(a)において、それぞれの永久磁石が吸引する対象である磁性体の各ベース(1,1a,1b,1c,1d)を磁気的に隔離している。具体的には、xyスライダの予圧磁石49には1が、yスライダの予圧磁石29には1b,1dが、xスライダ3の予圧磁石39には1a,1cがそれぞれ対応しており、それぞれがある磁気抵抗をもって配置されている。その効果を、図6(c),(d)を用いて説明する。
図6(c)は各ベースを磁気的に隔離していない場合、(d)は隔離した場合である。隔離していないと、複数磁石の作るそれそれの磁気回路L1以外に、複数磁石間にも磁気回路L2が形成され、それがシールドshを越えて外部に漏れてしまうが、磁気的に隔離すること(磁気抵抗を十分に高めること)により、複数磁石間に生じる磁束漏れを極力少なくすることが可能となる。
図7はベース構成の第2の実施例を裏面より見たものを示している。
図7において、それぞれの永久磁石が対向するベース1’は一体より構成されており、各スライダの可動領域間にスリット1sを設け、複数磁石間の磁気抵抗を高めることにより、複数磁石間に生じる磁束漏れを極力少なくしている。図7に示す構成においては、ベース1’のガイド面1fの精度出しは容易である。
図8(a)はベース構成の第3の実施例を裏面より見たものを示している。
図8(a)において、各スライダの底パッド可動領域は共通ベース1”、各スライダの永久磁石が対向する磁性体ベース1mをそれぞれ磁気的に隔離して配置した構成である。図8(b)はyフット21を横より見た図であり、ラビリンス部を含むy底パッド23は共通ベース1”の上面1fをガイド面としている。又、y底パッドに予圧を与えるための吸引磁石29及び磁気シールド29shは、磁性体ベース1mと対向している。図8(a)に示すように、xyスライダの吸引磁石は共通ベース1”と対向しているが、共通ベース1”と磁性体ベース1mは磁気的に隔離されているため、複数磁石間に生じる磁束漏れを極力少なくすることが可能となる。又、一般に軸受部が対向する面よりも永久磁石が対向する面の方が平面度に関して緩くすることが可能であり、加工・組み立て上有利である。
図9はxyスライダの横パッド44,45の排気孔53より回収した流体の流れに関して説明する図である。
電子ビーム露光装置は、既に図1及び図2で説明したように、x方向にアライメントスコープ99を配置しており、アライメントスコープによりウエハ全面を観察するためには、トップステージがアライメントスコープ直下にてウエハ口径に相当するストロークを有する必要があり、投影光学系中心よりアライメントスコープまでの距離をベースラインと呼ぶ。本構成では、x方向ストローク(Xst)は、y方向ストローク(Yst)よりベースラインだけ長い(Xst>Yst)。そこで、本実施の形態では以下のような工夫を施している。
即ち、y横パッド45より噴出した流体は、ラビリンス部溝53gに構成された回収孔53’より回収される。回収された流体は、配管55を介してx横パッド44のラビリンス部溝53gに排出される。排出された流体及びx横パッド44より噴出した流体は合流する。合流した流体は、xビームに構成された排気孔53”より回収される。そして、回収された流体は、配管56を介してxフット31,31’に接続された可撓性のホースにより真空試料室300外に排出される。y横パッド44のラビリンス部溝53gは、yストロークystの長さと同じ又はそれ以上必要である。xストロークは更に長いが、本発明では、x横パッド45の噴出する流体の排出は、xyスライダ側より回収するため、x横パッドのラビリンス部溝53gはxストロークの長さとxstと同一である必要がない。従って、xyスライダ構造体の大きさを抑えることが可能である。
次に、本実施の形態のベースホルダ制御系による作用・効果について説明する。
先ず、図12にウエハ上を複数の電子ビームを走査した際の様子を示す。白丸は、各電子ビームが偏向器306により偏向を受けないときにウエハに入射するビーム基準位置(BS1,BS2,BS3)であって、各ビーム基準位置は設計上の直交座標系(Xs ,Ys )に沿って配列される。
一方、各電子ビームは、ビーム基準位置を基準としてこれも設計上の直交座標系(Xs ,Ts )に沿って走査され、各電子ビーム毎の露光フィールド(EF1,EF2,EF3)を走査する。各電子ビームの露光フィールドが隣接してウエハを露光する。ウエハ305を搭載するステージは、200のようにy方向スキャンが支配的な軌跡で動く。
図14に実際にウエハ305を搭載したトップステージ310をy方向に等速(Vy =Vo )に駆動するまでの各状態量の時刻歴波形を示す。(a)はトップステージのy方向速度、(b)はレーザ干渉計436の出力値と目標値の偏差、(c)は電磁石コントローラを作用させないでエアマウントコントローラだけのベースホルダのz方向変動、(d)は電磁石コントローラも作用させた理想的な場合のベースホルダのz方向変動、(e)はその時のウエハ近傍の磁場変動である。
トップステージを所定のスキャン速度(Vo )にするために、リニアモータのy固定子24sに通電することで、yスライダ2及びxyスライダ4を加速する。ウエハを保持するトップステージと一体的に動くxyスライダは、yスライダ制御器121により、目標値に追従するよう動作し、或る時刻(t=t0)に許容偏差(Δytol )に入る。許容偏差は、本実施の形態の場合は、電子ビームで補正できるレベルに設定してあり、t=t0より電子ビームによる露光が開始される。xyスライダが駆動されることによって、加速反力や荷重変動により、ベースホルダが大きく揺り動かされ、エアマウントコントローラだけでは、許容量(ΔZtol )に入るには時間が掛かってしまう(図c中、t1>>t0)。
ところが、電磁石コントローラを作用させることで、ベースホルダの揺れを抑えることができ、許容量(ΔZtol )に入る時間を短縮することができる(図d中、t2<t0)。
更に、そのための電磁石への励磁は加速時間と対応すれば良いため、露光に入る時刻(t0)においては、許容磁場変動(ΔBtol)以下に低減しているので問題ない。
又、電磁石における発熱も図eと対応しており、励磁時間は少ないため問題とならない。
本実施の形態においては、露光時の精度保証に関する軸分担を整理すると、x,y及びz軸回りは、xyスライダ及び電子ビームが受け持ち、z及びx軸回りとy軸回りはベースホルダが受け持つことになる。
又、他の実施の形態として、ベースホルダを駆動する制御系の変形例について図15を用いて説明する。
前述した制御系は指令値に対して、エアマウント440により追従する制御系であったが、電磁石ユニット434mにより追従する制御系を構成しても構わない。但し、定常的に電流がコイルに流れると、発熱及び漏れ磁束も大きくなるので、コイルに流れる電流値をモニターし、その電流値をゼロにするようにエアマウントを作動させることが効果的である。効果は、本質的に図14で説明した効果と殆ど変わらない。
更に、他の実施の形態として、トップステージが更に、z,θx,θyの自由度を有していても良い。例えば、図16に示すように、xy天板46基準に、水平方向には、板バネ450により拘束され、z方向には3本以上の微小変位アクチュエータ460を配置する。このとき、計測基準となる計測ミラー433とウエハ305及びウエハホルダ311の相対変動を引き起こすような変形を支持板470に与えてはならない。
本構成にすることにより、ベースホルダ制御系では抑え込めない微小振動を制御することができる。
本発明は、ウエハ直接描画又はマスク、レチクル露光のために電子ビームを用いてパターン描画を行う電子ビーム露光装置のベース装置としの利用可能性が高い。
本発明の実施の形態1を示す図である。 本発明の実施の形態1のステージを示す図である。 本発明の実施の形態1のステージ制御系を示す図である。 本発明の実施の形態1のリニアモータを示す図である。 本発明の実施の形態2のステージを示す図である。 本発明の各スライダを支えるベース構成を示す図である。 本発明のベース構成の第2の実施例を示す図である。 本発明のベース構成の第3の実施例を示す図である。 排気構成を示す図である。 従来のステージを示す図である。 マルチ電子ビーム型露光装置の概要を示す図である。 ウエハ上を複数の電子ビームを走査したときの様子を示す図である。 ベースホルダを駆動する制御系を示す図である。 トップステージをy方向に等速に駆動するまでの各状態量を示す図である。 ベースホルダを駆動する制御系の第2の実施例を示す図である。 トップステージに関する第2の実施例を示す図である。
符号の説明
1 ,1’,1” xyベース
1f ガイド
1a〜1d ビームベース
1m マグネットベース
1s スリット
2 yスライダ
2f xガイド
21 yフット
22 yビーム
23 y底パッド
24m yLM可動子
26x yスライダのxミラー
26,26’ yミラー
29 y予圧磁石
3x スライダ
3f yガイド
31 xフット
32 xビーム
33 x底パッド
34m xLM可動子
36y xスライダのyミラー
36,36’ xミラー
38 排気ホース
39 x予圧磁石
4 xyスライダ
41 xyスライダy
42 xyスライダx
43 底パッド
44 y横パッド
45 x横パッド
46 xy天板
49 xy予圧磁石
51 多孔質絞り軸受
52 ラビリンス
53 排気孔
99 顕微鏡
100 縮小電子光学系
101 基準板
126,136 干渉計
120 yスライダ演算器
121 yスライダ制御器
130 xスライダ演算器
131 xスライダ制御器
134c_u c相y+コイル
134c_d c相y−コイル
134mag 可動マグネット列
134sh 磁気シールド
24m’ x電磁石ユニット
24m” y1軸リニアモータ
34m’ y電磁石ユニット
34m” x1軸リニアモータ
224EM x電磁石
234EM y電磁石
224I x電磁石Iコアバー
234I y電磁石Iコアバー
224sh,234sh 磁気シールド
235 電磁石取付部材
236 Iコア取付部材
305 ウエハ
310 トップステージ
401 ベースホルダ
440 エアマウント
434m 電磁石ユニット
437 z干渉計

Claims (9)

  1. 電子ビームを単数若しくは複数用いた露光装置であって、投影光学系を保持する計測基準、或るパターンが露光される基板、基板を搭載するトップステージ、トップステージを搭載し、光軸方向(z)と直交する平面上(x,y)を可動する運搬ステージ、運搬ステージを搭載するステージベース、前記計測基準よりステージベースの少なくともz及びx軸回りとy軸回り方向の位置を計測する計測手段、前記計測手段の値に基づき前記ステージベースを少なくともz及びx軸回りとy軸回り方向に駆動する複数の力発生手段、前記運搬ステージ、ステージベース及び力発生手段は第1の磁気シールドで覆われている前記力発生手段は電磁力であり、前記力発生手段は第2の磁気シールドにより覆われている前記力発生手段と並列に前記ステージベースに作用する支持力発生手段を含むことを特徴とするステージ装置。
  2. 前記支持力発生手段は、エアシリンダであることを特徴とする請求項1記載のステージ装置
  3. 前記力発生手段は、電磁石型であり、励磁用のコイル及び前記第2の磁気シールドは固定側に配置されたことを特徴とする請求項1記載のステージ装置。
  4. 前記トップステージは、少なくとも基板をz、x軸回り、y軸回り方向に微小量駆動することができる駆動手段を有することを特徴とする請求項1記載のステージ装置。
  5. 電子ビームを単数若しくは複数用いた露光装置であって、投影光学系を保持する計測基準、或るパターンが露光される基板、基板を搭載するトップステージ、トップステージを搭載し、光軸方向(z)と直交する平面上(x,y)を可動する運搬ステージ、運搬ステージを搭載するステージベース、前記計測基準より、ステージベースの少なくともz及びx軸回りとy軸回り方向の位置を計測する計測手段、前記計測手段の値に基づき前記ステージベースを少なくともz及びx軸回りとy軸回り方向に駆動する複数の力発生手段、前記運搬ステージ、ステージベース及び力発生手段は第1の磁気シールドで覆われており、前記力発生手段は電磁力であり、前記力発生手段は第2の磁気シールドにより覆われており、前記力発生手段は、前記運搬ステージを介して前記投影光学系とは反対側に配置されていることを特徴とするステージ装置。
  6. 前記力発生手段と並列に前記ステージベースに作用する支持力発生手段を有することを特徴とする請求項5記載のステージ装置。
  7. 前記支持力発生手段は、エアシリンダであることを特徴とする請求項6記載のステージ装置。
  8. 前記力発生手段は、電磁石型であり、励磁用のコイル及び前記第2の磁気シールドは固定側に配置されたことを特徴とする請求項6記載のステージ装置。
  9. 前記トップステージは、少なくとも基板をz、x軸回り、y軸回り方向に微小量駆動することができる駆動手段を有することを特徴とする請求項6記載のステージ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008041464A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置
JP2014194847A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Ebara Corp ステージ装置及び電子線応用装置
JP2018046285A (ja) * 2011-09-06 2018-03-22 ケーエルエー−テンカー コーポレイション 反射電子ビームリソグラフィ用リニアステージ

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