JP2005208515A - 波長変換方法および波長変換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構成で高効率に波長変換することができる波長変換器を提供する。
【解決手段】 3dB光カプラ131から合波されて出力された光周波数f1の光および光周波数f2の連続光は、光ファイバ132の一端に入力し他端へ向かって導波する。これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象により光ファイバ132において光周波数f3の光が発生する。光ファイバ132に入力する光周波数f1の光のパワーより、光ファイバ132に入力する光周波数f2の連続光のパワーが小さい。光ファイバ132において非線形光学現象を発現せしめるための励起光として光周波数f1の光が用いられる。光ファイバ132で発生する光の光周波数f3は「f3=2f1−f2」なる式で表される。
【選択図】 図1
【解決手段】 3dB光カプラ131から合波されて出力された光周波数f1の光および光周波数f2の連続光は、光ファイバ132の一端に入力し他端へ向かって導波する。これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象により光ファイバ132において光周波数f3の光が発生する。光ファイバ132に入力する光周波数f1の光のパワーより、光ファイバ132に入力する光周波数f2の連続光のパワーが小さい。光ファイバ132において非線形光学現象を発現せしめるための励起光として光周波数f1の光が用いられる。光ファイバ132で発生する光の光周波数f3は「f3=2f1−f2」なる式で表される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、入力した入力光の波長と異なる波長を有する出力光を出力する波長変換方法および波長変換器に関するものである。
波長変換器は、例えば光通信ネットワークにおいて用いられ、入力した信号光とは異なる波長であって同一の情報を担う信号光に変換して出力する(例えば特許文献1〜3を参照)。従来の波長変換器は、時間的に強度変調された入力信号光(以下「入力光」と呼ぶ。)と、この入力光よりパワーが大きい連続光とを合波して、これら入力光および連続光を光ファイバに導波させ、これらの導波に伴い生じる非線形光学現象により、入力光とは異なる波長の出力光を発生し出力する。
国際公開第99/10770号パンフレット
特表2002−514322号公報
特開2002−296630号公報
従来の波長変換器では、光ファイバにおいて非線形光学現象を発現せしめるための励起光として連続光が用いられており、連続光のパワーは大きいほど好ましい。しかし、線幅が狭い連続光はSBS(誘導ブリルアン散乱)閾値が低いので、ブリルアン散乱が発生し易く、光ファイバに入力することができる連続光のパワーの最大値にも限界がある。その結果、波長変換されて得られる出力光のパワーにも限界がある。
ブリルアン散乱の発生を回避する為に、励起光である連続光に位相変調やディザをかけることも考えられる。しかし、この場合には、波長変換器が大型化してコスト増につながる。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、簡易な構成で高効率に波長変換することができる波長変換器を提供することを目的とする。
本発明に係る波長変換方法は、入力光の波長と異なる波長を有する連続光と入力光とを光合波器に入力し、合波して出力し、合波器により合波された入力光と連続光とを光ファイバに入力して導波させ、これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象により入力光と異なる波長の出力光を発生し出力し、光ファイバから出力される出力光を光フィルタに入力し、選択的に取り出して出力することを特徴とする。更に、光フィルタから取り出された出力のパルス時間幅を、光ファイバに入力する入力光のパルス時間幅より20%以上狭くするように、光フィルタの帯域幅を設定することを特徴とする。或いは、光フィルタから取り出された出力光のアイパターンのクロスポイントが、光ファイバに入力する入力光のアイパターンのクロスポイントより低くするように、光フィルタの帯域幅を設定することを特徴とする。
この波長変換方法によれば、互いに波長が異なる入力光および連続光は、光合波器により合波されて光ファイバに入力し、この光ファイバを導波する。これらの光の導波に伴い光ファイバにおいて非線形光学現象が生じ、これにより、入力光の波長と異なる波長を有する出力光が光ファイバにおいて発生する。光ファイバで発生した出力光は、光フィルタにより、選択的に取り出されて出力される。
ここで、光ファイバにおいて非線形光学現象を発現せしめるための励起光として、連続光では無く、入力光が用いられる。そして、光フィルタの帯域幅を設定することで、光フィルタから取り出された出力光のパルス幅を、光ファイバに入力する入力光のパルス幅より20%以上狭くする。或いは、光フィルタから取り出された出力光のアイパターンのクロスポイントは、光ファイバに入力する入力光のアイパターンのクロスポイントより低い。したがって、本発明に係る波長変換方法は、SBSを抑圧する為の付加手段が不要であって簡易な構成であり、高効率に波長変換することができ、かつ、波形が整形されることにより受信感度の改善を図ることができる。
光フィルタの透過波長域は10nm以上波長シフト制御することが可能であるのが好適であり、この場合には、波長多重伝送における任意の波長を装置を替えることなく扱うことができ、自由度が増す。
光フィルタから出力される透過波長の波長シフト制御時の出力パワー差は3dB以下であるのが好適である。この場合には、所望の波長に変換する際のパワー変動が伝送システムに与える影響を実用上問題ないレベルまで抑えることが出来る。これは、例えばファイバの分散特性を抑制する、光増幅器を付与する等の技術により実現することができる。
波長シフト制御は連続光の波長シフトに基づいて行うのが好適であり、また、波長シフト制御は入力光の波長シフトに基づいて行うのも好適である。
本発明に係る波長変換器は、入力光の波長と異なる波長を有する出力光を出力する波長変換器であって、(1) 入力光の波長と異なる波長を有する連続光と入力光とを合波する光合波器と、(2) 光合波器により合波された入力光と連続光とを入力して導波させ、これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象により出力光を発生し出力する光ファイバと、(3) 光ファイバから出力される出力光を選択的に取り出して出力する光フィルタとを備えることを特徴とする。更に、光フィルタから取り出された出力光のパルス幅は、光ファイバに入力する入力光のパルス幅より20%以上狭いことを特徴とする。或いは、光フィルタから取り出された出力光のアイパターンのクロスポイントは、光ファイバに入力する入力光のアイパターンのクロスポイントより低いことを特徴とする。また、光ファイバに入力する入力光のパワーより光ファイバに入力する連続光のパワーが小さいことを特徴とする。
この波長変換器によれば、互いに波長が異なる入力光および連続光は、光合波器により合波されて光ファイバに入力し、この光ファイバを導波する。これらの光の導波に伴い光ファイバにおいて非線形光学現象が生じ、これにより、入力光の波長と異なる波長を有する出力光が光ファイバにおいて発生する。光ファイバで発生した出力光は、光フィルタにより、選択的に取り出されて出力される。
ここで、光ファイバにおいて非線形光学現象を発現せしめるための励起光として、連続光では無く、入力光が用いられる。そして、光フィルタから取り出された出力光のパルス幅は、光ファイバに入力する入力光のパルス幅より20%以上狭い。或いは、光フィルタから取り出された出力光のアイパターンのクロスポイントは、光ファイバに入力する入力光のアイパターンのクロスポイントより低い。したがって、本発明に係る波長変換器は、SBSを抑圧する為の付加手段が不要であって簡易な構成であり、高効率に波長変換することができ、かつ、波形が整形されることにより受信感度の改善を図ることができる。
入力光の波長の可変対応幅が10nm以上であるのが好適であり、この場合には、波長多重伝送における任意の波長を装置を替えることなく扱うことができ、自由度が増す。
連続光の波長が可変であるのが好適であり、この場合には、入力光を任意の波長の出力光へ変換することができる。
光フィルタが波長可変光フィルタであるのが好適であり、この場合には、変換後の出力光の波長が変化しても、これに追随して出力光を取り出すことができる。
入力光の波長において光ファイバの波長分散の絶対値が0.2ps/nm/km以下であるのが好適であり、この場合には、帯域幅10nm以上の範囲の所望の波長への波長変換が可能となる。
光ファイバの非線形係数が10/W/km以上であるのが好適であり、この場合には、変換効率が高くなるので、光ファイバの長さを短くすることができる。
CバンドまたはLバンドに含まれる何れかの波長において光ファイバの分散スロープが0であるのが好適であり、この場合には、想定する帯域で任意の入力光を略一定の効率で波長変換することができる。
本発明によれば、簡易な構成で高効率に波長変換することができ、同時に波形整形効果が期待できる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る波長変換器100および波長変換器評価系101の構成図である。この図に示される波長変換器100は、EDFA115、バンドパスフィルタ116、EDFA125、バンドパスフィルタ126、3dB光カプラ131、光ファイバ132、光カプラ133、可変光減衰器134および光フィルタ135を備える。また、波長変換器評価系101は、この波長変換器100を評価するものであって、波長変換器100に加えて、光源111、パルスパターン発生器112、変調器113、偏波コントローラ114、光源121、偏波コントローラ124、受信器136、ビットエラーレート評価器137、光スペクトラムアナライザ141および光スペクトラムアナライザ142を備える。
光源111は、連続光を出力するものであり、例えは半導体レーザ光源が好適に用いられる。パルスパターン発生器112は、所定のパターンに強度変調された電気信号を出力する。変調器113は、光源111から出力された連続光を入力するとともに、パルスパターン発生器112から出力された電気信号をも入力し、この電気信号に基づいて入力光を強度変調して、この強度変調された光を出力する。偏波コントローラ114は、変調器113から出力された光を入力し、この光の偏波状態を調整して出力する。
EDFA(Erbium Doped Fiber Amplifier)115は、偏波コントローラ114から出力された光を入力し、この光を光増幅して出力する。バンドパスフィルタ116は、EDFA115から出力された光を入力し、この光のうち光周波数f1の光を選択的に透過して出力する。光源111の出力波長が可変であるのが好適であり、バンドパスフィルタ116の透過波長(光周波数f1)も可変であるのが好適であり、これらの可変幅が10nm以上であるのが好適である。
光源121は、連続光を出力するものであり、例えは半導体レーザ光源が好適に用いられる。偏波コントローラ124は、光源121から出力された光を入力し、この光の偏波状態を調整して出力する。EDFA125は、偏波コントローラ124から出力された光を入力し、この光を光増幅して出力する。バンドパスフィルタ126は、EDFA125から出力された光を入力し、この光のうち光周波数f2の光を選択的に透過して出力する。光源121の出力波長が可変であるのが好適であり、バンドパスフィルタ126の透過波長(光周波数f2)も可変であるのが好適である。光周波数f1と光周波数f2とは相違する。
3dB光カプラ131は、2つの入力ポートおよび2つの出力ポートを有する。3dB光カプラ131は、バンドパスフィルタ116から出力される光周波数f1の光を一方の入力ポートに入力して、この光を2分岐して2つの出力ポートから出力する。また、3dB光カプラ131は、バンドパスフィルタ126から出力される光周波数f2の光を他方の入力ポートに入力して、この光を2分岐して2つの出力ポートから出力する。3dB光カプラ131の一方の出力ポートは光ファイバ132に接続され、他方の出力ポートは光スペクトラムアナライザ141に接続されている。
光ファイバ132は、3dB光カプラ131により合波されて一方の出力ポートから出力された光周波数f1の光と光周波数f2の連続光とを入力し、これらの光を導波させ、これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象(四光波混合)により光周波数f3の光を発生し出力する。光周波数f3は、光周波数f1および光周波数f2の何れとも相違する。
ここで、光ファイバ132において非線形光学現象を高効率に発現させるには、光周波数f1において光ファイバ132の波長分散の絶対値は0.2ps/nm/km以下であるのが好適であり、また、光ファイバ132の非線形係数は10/W/km以上であるのが好適である。また、入力する光の光周波数f1,f2が変化した場合であっても光ファイバ132において非線形光学現象を高効率に発現させるには、CバンドまたはLバンドに含まれる何れかの波長において光ファイバ132の分散スロープは0であるのが好適である。このような光ファイバ132として、高非線形性光ファイバや、高非線形性分散フラット光ファイバが好適に用いられ得る。
光カプラ133は、光ファイバ132から出力される光を入力し、その光の一部を分岐して光スペクトラムアナライザ142へ出力し、残部を可変光減衰着134へ出力する。可変光減衰器134は、光カプラ133から出力されて到達した光を入力し、この光に減衰を付与して出力する。可変光減衰器134における減衰量は可変である。
光フィルタ135は、可変光減衰器134から出力された光を入力し、その光のうち光周波数f3の光を選択的に透過させる。なお、光周波数f1または光周波数f2が可変である場合には、光フィルタ135の透過波長も可変であるのが好適である。
受信器136は、光フィルタ135を透過した光周波数f3の光を受光して、その受光強度に応じた電圧値を出力する。ビットエラーレート評価器137は、受信器136から出力される電圧信号を入力して、その電圧信号に基づいて、受信器136による受信の際のビットエラーレートを評価する。
光スペクトラムアナライザ141は、3dB光カプラ131から出力されて到達した光を入力し、その光のスペクトルを測定する。光スペクトラムアナライザ142は、光カプラ133から出力されて到達した光を入力し、その光のスペクトルを測定する。なお、光スペクトラムアナライザ141に替えてオシロスコープを設けることにより、3dB光カプラ131から出力されて到達した光の波形を測定することができる。また、光スペクトラムアナライザ142に替えてオシロスコープを設けることにより、光カプラ133から出力されて到達した光の波形を測定することができる。
この波長変換器100および波長変換器評価系101は以下のように動作する。光源111から出力された連続光は、パルスパターン発生器112から出力された電気信号に基づいて、変調器113により強度変調される。この強度変調された光は、偏波コントローラ114により所定の偏波状態とされて、EDFA115により光増幅される。この光増幅された光のうち光周波数f1の光は、バンドパスフィルタ116を選択的に透過して、3dB光カプラ131の一方の入力ポートに入力する。なお、波形変換器100に入力する光周波数f1の光のパワーが十分高い場合には、EDFA115は不要である。また、光ファイバ132に入力する光周波数f1の光の光SN比が十分高い場合には、バンドパスフィルタ116は不要である。
光源121から出力された連続光は、偏波コントローラ124により所定の偏波状態とされて、EDFA125により光増幅される。この光増幅された光のうち光周波数f2の光は、バンドパスフィルタ126を選択的に透過して、3dB光カプラ131の他方の入力ポートに入力する。なお、波形変換器100に入力する光周波数f2の光のパワーが十分高い場合には、EDFA125は不要である。また、光ファイバ132に入力する光周波数f2の光の光SN比が十分高い場合には、バンドパスフィルタ126は不要である。
3dB光カプラ131に入力した光周波数f1の光および光周波数f2の光それぞれは、3dB光カプラ131により合波されるとともに、2分岐されて2つの出力ポートから出力される。3dB光カプラ131の一方の出力ポートから出力された光周波数f1の光および光周波数f2の光それぞれは、光ファイバ132の一端に入力し他端へ向かって導波する。これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象により光ファイバ132において光周波数f3の光が発生する。
光ファイバ132から出力された光は、可変光減衰器134により減衰を受けて所定のパワーとされ、光フィルタ135に入力する。光フィルタ135に入力した光のうち光周波数f3の光は、光フィルタ135を選択的に透過して、受信器136により受信される。そして、ビットエラーレート評価器137により、受信器136による受信の際のビットエラーレートが評価される。
図2は、本実施形態に係る波長変換器100における波長変換動作の際の光周波数f1〜f3の配置を示す図である。本実施形態に係る波長変換器100では、光ファイバ132に入力する光周波数f1の強度変調光のパワーより、光ファイバ132に入力する光周波数f2の連続光のパワーが小さくなるよう設定されている。このような設定は、光源111および光源121それぞれの出力光強度ならびにEDFA115およびEDFA125それぞれの利得を適切に調整することにより可能である。
本実施形態に係る波長変換器100では、光ファイバ132において非線形光学現象を発現せしめるための励起光として光周波数f1の強度変調光が用いられ、光ファイバ132で発生する光の光周波数f3は「f3=2f1−f2」なる式で表される。なお、図中に参考の為に示された光周波数f4は、強度変調光より連続光のパワーが大きい場合に光ファイバにおいて発生する光の光周波数であって、「f4=2f2−f1」なる式で表される。
光フィルタ135から取り出された出力光のパルス幅は、光ファイバ132に入力する入力光のパルス幅より20%以上狭い。或いは、光フィルタ135から取り出された出力光のアイパターンのクロスポイントは、光ファイバ132に入力する入力光のアイパターンのクロスポイントより低い。
本実施形態では、SBS閾値が実効的に高くなり、波長変換効率が向上する。波長変換により得られる光周波数f3の光のパワーは、光周波数f2の連続光のパワーに依存するが、それほど連続光のパワーが大きくなくてもよいので、高効率の波長変換が可能である。また、光ファイバ132に入力する連続光の光周波数f2が可変であれば、波長変換により得られる光の光周波数f3も可変となる。
光周波数f3が固定されている場合には、変換帯域の縮小が回避されるので、波長変換効率が最も高い通常の高非線形性光ファイバが光ファイバ132として用いられるのが好適である。一方、光周波数f3が可変である場合には、広い波長域で波長変換が可能な高非線形性分散フラット光ファイバが光ファイバ132として用いられるのが好適である。
図3(a)は、本実施形態に係る波長変換器100のバンドパスフィルタ116から出力される光周波数f1の光のアイパターンを示す図であり、同図(b)は、該光周波数f1の光のスペクトルを示す図である。図4(a)は、本実施形態に係る波長変換器評価系101の受信器136により受信される光周波数f3の光のアイパターンを示す図であり、同図(b)は、該光周波数f3の光のスペクトルを示す図である。光周波数f1の光の強度変調は、ビットレート10Gb/sのNRZ波形のものとした。
なお、参考例の波長変換器の場合の光周波数f4の光(図2参照)のアイパターンおよびスペクトルを図5に示す。図5(a)は、参考例の波長変換器の受信器により受信される光周波数f4の光のアイパターンを示す図であり、同図(b)は、該光周波数f4の光のスペクトルを示す図である。
これらの図に示されるように、変換前の光周波数f1の光のアイパターンに見られるクロスポイントは、ハイレベルとローレベルとの間のほぼ中点であるのに対して、本実施形態において波長変換により得られる光周波数f3の光のアイパターンに見られるクロスポイントは、中点より下の位置になっている。すなわち、波長変換により得られる光周波数f3の光の波形は、変換前の光周波数f1の光の波形を実効的に整形したものとなっている。これは、波長変換により得られる光周波数f3の光のパワーが、励起光である光周波数f1の光のパワーの2乗に比例するからである。
次に、実施例の波長変換器を用いて行ったシミュレーションの結果について説明する。図6は、実施例の波長変換器200の構成図である。この図に示される波長変換器200は、送信器211、光ファイバ212、光カプラ213、光源221、光合波器231、光カプラ232、EDFA233、可変光減衰器234、光カプラ235、光ファイバ236、光カプラ237、3dB光カプラ238、光フィルタ241、オシロスコープ242、光フィルタ251、オシロスコープ252、オシロスコープ261、パワーモニタ262、光スペクトラムアナライザ263および光スペクトラムアナライザ264を備える。
送信器211は、パルス幅10psのガウシアン型RZパルス光を出力する。この送信器211から出力される強度変調光のビットレートは40Gb/sであり、光周波数f1は194.04TMzであり、出力パワーは0dBmである。光ファイバ212は、標準的なシングルモード光ファイバであって、送信器211から出力された光を導波するとともに、その光に対して波形歪みを与える。光ファイバ212の長さが調整されることで、波形歪の程度は調整される。光カプラ213は、光ファイバ212から出力された光の一部を分岐してオシロスコープ261へ出力し、残部を光合波器231へ出力する。
光源221は、光周波数f2が194.5THzの連続光を出力する。この光源221から出力される連続光のパワーは0dBmである。光合波器231は、光カプラ213から出力された光周波数f1の強度変調光と、光源221から出力された光周波数f2の連続光とを入力し、これらを合波して光カプラ232へ出力する。
光カプラ232は、光合波器231から出力された光の一部を分岐してパワーモニタ262へ出力し、残部をEDFA233へ出力する。EDFA233は、光カプラ232から到達した光を光増幅して出力し、可変光減衰器234は、その光増幅された光のパワーを調整して出力する。光カプラ235は、可変光減衰器234から出力された光の一部を分岐して光スペクトラムアナライザ263へ出力し、残部を光ファイバ236へ出力する。
光ファイバ236は、高非線形性のものであって、合波された光周波数f1の強度変調光および光周波数f2の連続光を入力して導波させ、これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象により光周波数f3の光および光周波数f4の光を発生し出力する。ここで用いられる光ファイバ236は、長さが500mであり、波長1545nmにおける伝送損失が0.5dB/kmであり、波長1545nmにおける波長分散が0ps/nm/kmであり、波長1545nmにおける分散スロープが0.03ps/nm2/kmであり、波長1545nmにおける非線形屈折率(XPM法)が5.2×10−20m2/Wであり、波長1545nmにおける実効断面積が9μm2である。
光カプラ237は、光ファイバ236から出力された光の一部を分岐して光スペクトラムアナライザ264へ出力し、残部を3dB光カプラ238へ出力する。3dB光カプラ238は、光カプラ237から到達した光を2分岐して光フィルタ241および光フィルタ251へ出力する。
光フィルタ241は、光カプラ241から到達した光のうち光周波数f3の光を選択的に透過させ、オシロスコープ242は、光フィルタ241を透過した光周波数f3の光の波形を測定する。光フィルタ251は、光カプラ241から到達した光のうち光周波数f4の光を選択的に透過させ、オシロスコープ252は、光フィルタ251を透過した光周波数f4の光の波形を測定する。
オシロスコープ261は、光カプラ213から到達した光周波数f1の光の波形を測定する。パワーモニタ262は、光カプラ232から到達した光のパワーをモニタする。光スペクトラムアナライザ263は、光カプラ235から到達した光のスペクトルを測定する。また、光スペクトラムアナライザ264は、光カプラ237から到達した光のスペクトルを測定する。
このような実施例の波長変換器200において、光ファイバ212の長さを0km,1km,2km,3km,4kmおよび5kmそれぞれとした。そして、オシロスコープ261により光周波数f1の光の波形を測定し、オシロスコープ242により光周波数f3の光の波形を測定し、また、オシロスコープ252により光周波数f4の光の波形を測定した。
図7および図8は、実施例の波長変換器200のオシロスコープ261により測定される光周波数f1の光のアイパターンを示す図である。図7(a)では光ファイバ212の長さが0kmであり、図7(b)では光ファイバ212の長さが1kmであり、図7(c)では光ファイバ212の長さが2kmであり、図8(a)では光ファイバ212の長さが3kmであり、図8(b)では光ファイバ212の長さが4kmであり、また、図8(c)では光ファイバ212の長さが5kmである。
図9および図10は、実施例の波長変換器200のオシロスコープ242により測定される光周波数f3の光のアイパターンを示す図である。図9(a)では光ファイバ212の長さが0kmであり、図9(b)では光ファイバ212の長さが1kmであり、図9(c)では光ファイバ212の長さが2kmであり、図10(a)では光ファイバ212の長さが3kmであり、図10(b)では光ファイバ212の長さが4kmであり、また、図10(c)では光ファイバ212の長さが5kmである。
図11および図12は、実施例の波長変換器200のオシロスコープ252により測定される光周波数f4の光のアイパターンを示す図である。図11(a)では光ファイバ212の長さが0kmであり、図11(b)では光ファイバ212の長さが1kmであり、図11(c)では光ファイバ212の長さが2kmであり、図12(a)では光ファイバ212の長さが3kmであり、図12(b)では光ファイバ212の長さが4kmであり、また、図12(c)では光ファイバ212の長さが5kmである。
参考例としての変換後の光周波数f4の光のアイパターン(図11(c))は、変換前の光周波数f1の光のアイパターン(図7(c))と比較すると、波形歪が同程度または僅かに悪化している。しかし、本実施例の光周波数f3の光のアイパターン(図9(c))は、変換前の光周波数f1の光のアイパターン(図7(c))と比較すると、クロスポイントが下がり、0レベルのノイズが低減されて、波形が改善されている。
次に、本実施形態に係る波長変換器100(図1)の光ファイバ132として好適に用いられる光ファイバについて説明する。図13は、本実施形態に係る波長変換器100の光ファイバ132として好適に用いられる光ファイバA〜Eの諸元を纏めた図表である。
光ファイバAは、長さが1000mであり、波長1550nmにおける伝送損失が0.47dB/kmであり、波長1550nmにおける波長分散が0.42ps/nm/kmであり、波長1550nmにおける分散スロープが0.0002ps/nm2/kmであり、カットオフ波長が999nmであり、波長1550nmにおける実効断面積が16.5μm2であり、波長1550nmにおけるXPM法に拠る非線形係数が10.4/W/kmであり、波長1550nmにおけるSPM法に拠る非線形係数が6.9/W/kmであり、波長1550nmにおける偏波モード分散が0.05ps/km1/2である。
光ファイバBは、長さが500mであり、波長1550nmにおける伝送損失が0.62dB/kmであり、波長1550nmにおける波長分散が0.063ps/nm/kmであり、波長1550nmにおける分散スロープが−0.0011ps/nm2/kmであり、カットオフ波長が989nmであり、波長1550nmにおける実効断面積が16.4μm2であり、波長1550nmにおけるXPM法に拠る非線形係数が10.4/W/kmであり、波長1550nmにおけるSPM法に拠る非線形係数が6.9/W/kmであり、波長1550nmにおける偏波モード分散が0.05ps/km1/2である。
光ファイバCは、長さが1000mであり、波長1550nmにおける伝送損失が0.46dB/kmであり、波長1550nmにおける波長分散が0.35ps/nm/kmであり、波長1550nmにおける分散スロープが−0.0001s/nm2/kmであり、カットオフ波長が989nmであり、波長1550nmにおける実効断面積が16.5μm2であり、波長1550nmにおけるXPM法に拠る非線形係数が10.4/W/kmであり、波長1550nmにおけるSPM法に拠る非線形係数が6.9/W/kmであり、波長1550nmにおける偏波モード分散が0.08ps/km1/2である。
光ファイバDは、長さが1000mであり、波長1550nmにおける伝送損失が0.56dB/kmであり、波長1550nmにおける波長分散が−0.36ps/nm/kmであり、波長1550nmにおける分散スロープが0.0025ps/nm2/kmであり、カットオフ波長が1473nmであり、波長1550nmにおける実効断面積が10.3μm2であり、波長1550nmにおけるXPM法に拠る非線形係数が21/W/kmであり、波長1550nmにおけるSPM法に拠る非線形係数が14/W/kmであり、波長1550nmにおける偏波モード分散が0.09ps/km1/2である。
光ファイバEは、長さが1000mであり、波長1550nmにおける伝送損失が0.22dB/kmであり、波長1550nmにおける波長分散が0.32ps/nm/kmであり、波長1550nmにおける分散スロープが0.0036ps/nm2/kmであり、カットオフ波長が915nmであり、波長1550nmにおける実効断面積が27.6μm2であり、波長1550nmにおけるXPM法に拠る非線形係数が5.1/W/kmであり、波長1550nmにおけるSPM法に拠る非線形係数が3.4/W/kmであり、波長1550nmにおける偏波モード分散が0.04ps/km1/2である。
その他、本実施形態に係る波長変換器100の光ファイバ132として、ホーリーファイバが好適に用いられ、その中でも特に、波長1550nmにおける非線形係数が20/W/km以上であるホーリーファイバや、波長1550nmにおける伝送損失が10dB/km以下であるホーリーファイバが好適である。
また、光ファイバ132として、分散シフト光ファイバも好適に用いられ、また、高非線形性分散テーパ光ファイバも好適に用いられる。分散テーパ光ファイバは、長手方向に沿って波長分散が変化するよう意図的に制御されて製造されたものであって、長手方向に沿って単調に波長分散が増加していくもの、長手方向に沿って単調に波長分散が減少していくもの、および、長手方向に沿って波長分散の増減を繰り返すものを含む。
また、光ファイバ132として波長分散の波長依存性が略平坦なもの(例えば、図13中の光ファイバA〜C)を使用すれば、光ファイバ132に入力する光の波長に対するトレランスが増して、可変波長変換の実現性が期待される。この場合、波長分散値が略0であることが重要である。
100…波長変換器、101…波長変換器評価系、111…光源、112…パルスパターン発生器、113…変調器、114…偏波コントローラ、115…EDFA、116…バンドパスフィルタ、121…光源、124…偏波コントローラ、125…EDFA、126…バンドパスフィルタ、131…3dB光カプラ、132…光ファイバ、133…光カプラ、134…可変光減衰器、135…光フィルタ、136…受信器、137…ビットエラーレート評価器、141,142…光スペクトラムアナライザ。
200…波長変換器、211…送信器、212…光ファイバ、213…光カプラ、221…光源、231…光合波器、232…光カプラ、233…EDFA、234…可変光減衰器、235…光カプラ、236…光ファイバ、237…光カプラ、238…3dB光カプラ、241…光フィルタ、242…オシロスコープ、251…光フィルタ、252…オシロスコープ、261…オシロスコープ、262…パワーモニタ、253,264…光スペクトラムアナライザ。
200…波長変換器、211…送信器、212…光ファイバ、213…光カプラ、221…光源、231…光合波器、232…光カプラ、233…EDFA、234…可変光減衰器、235…光カプラ、236…光ファイバ、237…光カプラ、238…3dB光カプラ、241…光フィルタ、242…オシロスコープ、251…光フィルタ、252…オシロスコープ、261…オシロスコープ、262…パワーモニタ、253,264…光スペクトラムアナライザ。
Claims (12)
- 入力光の波長と異なる波長を有する連続光と前記入力光とを光合波器に入力し、合波して出力し、
前記合波器により合波された前記入力光と前記連続光とを光ファイバに入力して導波させ、これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象により前記入力光と異なる波長の出力光を発生し出力し、
前記光ファイバから出力される前記出力光を光フィルタに入力し、選択的に取り出して出力し、
前記光フィルタから取り出された前記出力のパルス時間幅を、前記光ファイバに入力する前記入力光のパルス時間幅より20%以上狭くするように、前記光フィルタの帯域幅を設定する
ことを特徴とする波長変換方法。 - 入力光の波長と異なる波長を有する連続光と前記入力光とを光合波器に入力し、合波して出力し、
前記合波器により合波された前記入力光と前記連続光とを光ファイバに入力して導波させ、これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象により前記入力光と異なる波長の出力光を発生し出力し、
前記光ファイバから出力される前記出力光を光フィルタに入力し、選択的に取り出して出力し、
前記光フィルタから取り出された前記出力光のアイパターンのクロスポイントが、前記光ファイバに入力する前記入力光のアイパターンのクロスポイントより低くするように、前記光フィルタの帯域幅を設定する
ことを特徴とする波長変換方法。 - 前記光フィルタの透過波長域は10nm以上波長シフト制御することが可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の波長変換方法。
- 前記光フィルタから出力される透過波長の波長シフト制御時の出力パワー差は3dB以下であることを特徴とする請求項3記載の波長変換方法。
- 前記波長シフト制御は連続光の波長シフトに基づいて行うことを特徴とする請求項3記載の波長変換方法。
- 前記波長シフト制御は入力光の波長シフトに基づいて行うことを特徴とする請求項3記載の波長変換方法。
- 入力光の波長と異なる波長を有する出力光を出力する波長変換器であって、
前記入力光の波長と異なる波長を有する連続光と前記入力光とを合波する光合波器と、
前記光合波器により合波された前記入力光と前記連続光とを入力して導波させ、これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象により前記出力光を発生し出力する光ファイバと、
前記光ファイバから出力される前記出力光を選択的に取り出して出力する光フィルタと
を備え、
前記光フィルタから取り出された前記出力光のパルス幅が、前記光ファイバに入力する前記入力光のパルス幅より20%以上狭い
ことを特徴とする波長変換器。 - 入力光の波長と異なる波長を有する出力光を出力する波長変換器であって、
前記入力光の波長と異なる波長を有する連続光と前記入力光とを合波する光合波器と、
前記光合波器により合波された前記入力光と前記連続光とを入力して導波させ、これらの光の導波に伴い生じる非線形光学現象により前記出力光を発生し出力する光ファイバと、
前記光ファイバから出力される前記出力光を選択的に取り出して出力する光フィルタと
を備え、
前記光フィルタから取り出された前記出力光のアイパターンのクロスポイントが、前記光ファイバに入力する前記入力光のアイパターンのクロスポイントより低い
ことを特徴とする波長変換器。 - 前記光フィルタが波長可変光フィルタであることを特徴とする請求項7または8に記載の波長変換器。
- 前記入力光の波長において前記光ファイバの波長分散の絶対値が0.2ps/nm/km以下であることを特徴とする請求項7または8に記載の波長変換器。
- 前記光ファイバの非線形係数が10/W/km以上であることを特徴とする請求項7または8に記載の波長変換器。
- CバンドまたはLバンドに含まれる何れかの波長において前記光ファイバの分散スロープが0であることを特徴とする請求項7または8に記載の波長変換器。
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