JP2005207436A - 偏心自在管接手 - Google Patents

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JP2005207436A JP2004011427A JP2004011427A JP2005207436A JP 2005207436 A JP2005207436 A JP 2005207436A JP 2004011427 A JP2004011427 A JP 2004011427A JP 2004011427 A JP2004011427 A JP 2004011427A JP 2005207436 A JP2005207436 A JP 2005207436A
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Sosuke Tsuji
辻壮介
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Abstract

【課題】接続する一対の管体の軸ずれを簡単な構造で容易に吸収することのできる、斬新な構造の偏心自在管接手を提供する。
【解決手段】一対の丸パイプ状の管体間に介在してこれらを互いに接続する偏心自在管接手において、前記一方の管体に回動自在に嵌挿して接続する基筒部9を、フランジ7の一方の片面に該フランジ7と同軸にして突設する。また、他の一方の管体に接続する偏心筒部10を前記フランジ7の他の一方の片面に前記基筒部9に対して偏心させて突設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、丸パイプ状の排水管同士を連通させて接続したり、排水トラップと排水管を連通させて接続する等のために用いる偏心自在管接手に関するものである。
接続する一方の管体に接続するアダプターと、他の一方の管体に袋ナットを介して接続する所定の角度に折り曲げ状にして成る主体管とから成り、前記アダプターには接続部を偏心させて形成し、該接続部の内側にコア材を回動可能に組付け、このコア材の内側に前記主体管の突出部を回動可能に組付けて構成し、アダプターを前記一方の管体に螺合する一方、他の一方の管体には前記袋ナットを螺合するようにして一対の前記管体を互いに接続するようにした構造のものがある(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第2544606号公報
前記従来例は、接続する一対の管体間の偏心状態(ずれ)を主体管の折り曲げ状を利用して吸収しようとする構成を採るため、主体管の回動作業に際し、少くとも回動中心軸側の一端に対し他の一端を偏心状態で回動させなければならないので、回動操作のための特別な装置を備えていないことと相俟って、その操作が煩雑であり、また、形態的にも応分の長さ(折り曲げ状であるため)を必要とする。
本発明は、接続する一対の管体の軸ずれを簡単な構造で容易に吸収することのできる斬新な構造の偏心自在管接手を提供すべく創案したものである。
一対の丸パイプ状の管体間に介在してこれらを互いに接続する偏心自在管接手において、前記一方の管体に回動自在に嵌挿して接続する基筒部を、フランジの一方の片面に該フランジと同軸にして突設すると共に、前記他の一方の管体に接続する偏心筒部を前記フランジの他の一方の片面に前記基筒部に対して偏心させて突設したことを基本的手段とする。
なお、基筒部の外側に一方の管体に螺合する袋ナットを係合し、該袋ナットの突き当り壁と前記一方の管体の端縁間に前記基筒部と前記一方の管体間の隙間を閉塞するシールリングを前記基筒部に係合して介在させると共に、前記他の一方の管体の外側に係合する偏心筒部に第二袋ナットを螺合し、該第二袋ナットの突き当り壁と前記偏心筒部の端縁間に前記偏心筒部と前記他の一方の管体間の隙間を閉塞する第二シールリングを介在させた構成を付加することにより、管体との組付け操作が容易で、流体シールを確実に行える管接手を提供できる。
本発明によれば、一方の管体に嵌挿した基筒部を中心にして該基筒部のフランジを利用して回動させるだけで偏心筒部が基筒部に対して偏心円運動して位置が変るから管体間の軸ずれ吸収するための操作を簡単に行うことができる。
また、基筒部に該基筒部を係合する一方の管体より大径のフランジを設けてあるから、該フランジが基筒部外方に突出して、これを管体同士の位置ずれを吸収するための回動操作の把手として利用して該操作を尚一層容易に行うことができる。
図面は本発明に係る偏心自在管接手の一実施例を示し、図1は使用状態を示す一部欠截側面図、図2は図1の一部拡大図、図3は一部欠截側面図、図4は一部欠截正面図である。
図1で示す、本発明に係る偏心自在管接手Aの一使用例は、洗面所等に設置する洗面器1の排水口に中継管2を介して組付けた排水トラップBの排水管部3と排水系として設置した配水管4との間に介在させ、排水管部3と配水管4とを連通、接続するために用いた例を示している。
偏心自在管接手Aは、互いに偏心して連通する円筒状の基筒部5と同じく円筒状の偏心筒部6を備え、該筒部5,6の中間部に各筒部5,6より大径な(外径が)フランジ7を備えた接手本体8の前記基筒部5に袋ナット9を、前記偏心筒部6に第二袋ナット12をそれぞれ組合わせて構成したものである。
前記基筒部5は円形の(外径が)前記フランジ7の片面に該フランジ7に同軸にして突設した形態にしてフランジ7の内腔部7aに連通し、その外径を、接手Aを介して接続する管体(図1の場合は排水管部3)および偏心筒部6の外径より小径にしてこれらに嵌挿して組合わせられる大きさにした円筒(管)体で成り、該基筒部5を貫通させるようにして前記袋ナット9を係合し、該袋ナット9を利用して前記排水管部3に連通接続したものである。
袋ナット9は、内面に雌ねじを設けた主体筒部9aの一端を、突き当り壁9bを設けて内径を狭くしたもので、主体筒部9aの内側に前記突き当り壁9bの内径より大径なシールリング(ゴム製)10とスライドリング11を、シールリング10を前記突き当り壁9b側に配して基筒部5に組合わせたものである。
前記偏心筒部6は、前記フランジ7の他の片面に(フランジ7の径内に)、フランジ7に対して偏心位置にして突設した形態にしてフランジ7の内腔部7aに連通し、その周面に雄ねじを設けた第二袋ナット12を螺合して組付け、この第二袋ナット12を利用して前記配水管4に連通接続するようにしたものである。
第二袋ナット12は、内面に雌ねじを設けた主体筒部12aの一端を、袋ナット9と同様に突き当り壁(12b)を設けて内径を狭くしたもので、袋ナット9と同様に、主体筒部12aの内側に前記突き当り壁12bの内径より大径のシールリング(ゴム製)23とスライドリング24を、シールリング23を前記突き当り壁12b側に配して組合わせたものである。
そして、中継管2を介して洗面器1の排水口に組付けた(接続した)排水トラップBの排水管部3に接手Aの基筒部5を嵌挿し、該基筒部5の外側に予め係合した袋ナット9を排水管部3の雌ねじに螺合、締付けると、袋ナット9に係合して基筒部5に係合したシールリング10は排水管部3のスライドリング11(周知の通り、シールリングはスライドリングの存在により袋ナットで締付けたときスライドリング面を摺動して捻れることがない)を介する端縁3aと突き当り壁9bに挟圧され、排水管部3と基筒部5との隙間aを閉塞し、かつ、この状態で基筒部5、すなわち、接手Aは排水管部3に接続、連通される。
そして、接手Aに排水管4を接続するには、排水トラップBの排水管部3に螺合した袋ナット9の排水管部3ねじ部に対する螺合、締付け状態を必要に応じて緩めて排水管部3乃至基筒部5の心軸を中心にして接手Aを回動させると(この回動操作は、フランジ7の両面すなわち軸線方向に基筒部5と偏心筒部6を突設してあるので、フランジ7の外周面は各筒部5,6より外側に存して指先で握り易くなり、該フランジ7を操作材として好適に利用できる)、偏心筒部6は前記基筒部5に対して偏心位置に配してあるので、前記排水管部3に対する排水管4の位置(偏心)に対して偏心位置に配設する配水管4位置に配せられ、この状態で、緩めた袋ナット9を締付けて排水管部3に対して接手Aを固定状態において(シールリング10によって隙間aをシールした状態であれば良い)、接手Aの偏心筒部6に配水管4の端末部を必要量嵌挿し、該配水管4の外側に予め係合した第二袋ナット12を偏心筒部6に螺合締付けると、袋ナット9と同様にスライドリング24と共に第二袋ナット12内に装置したシールリング23は第二袋ナット12の突き当り壁12bと偏心筒部6の端縁で挟圧され、偏心筒部5と配水管4の隙間bを閉塞状態におき、偏心筒部6と配水管4はシール状態にして接続され、排水トラップBと排水管4は接手Aを介する接続、連通状態となる。
なお、排水トラップBは、接続ナット16によって前記中継管2に接続する本体筒17の内側に前記中継管2と連通する内筒19を備え、該内筒19と前記本体筒17との間に設けた、前記排水管部3に連通する封水室20を、前記内筒19の、前記排水管部3より下方に位置する下端面を開放して内筒19内側と連通させて構成し、洗面器1からの排水は、中継管2、内筒19および封水室20を経て排水管部3を通じてトラップB外部に排出され、内筒の開口下端と排水管部との高低差によって封水室20内に排水を滞留させ、排水トラップとしての機能を期待するものである。
図示、18は封水室の下端を開閉する蓋材で、この蓋材を取り外すことによってトラップ内部に滞積したごみを取り出すようにしてある。
因みに、偏心自在管接手Aは、実施例では排水管部3と配水管4との間に介在させてあるが、中継管2と本体筒17との間に介在させて用いても差し支えがないことは勿論である。
なお、接続ナット16は、袋ナット9とほぼ同様の構造になっており、本体筒17に設けた雌ねじに螺合し、スライドリングと共に内部に納めたシールリングによってシール機能する点も袋ナット9部と同様である。
要するに、本体筒17と配水管部3の一方又は双方に図1で示すような組合わせによって接手Aを配水トラップBに組付けておくと、洗面器1と配水管4間に配水トラップBを介在させる作業を容易に行うことができるのである。
すなわち、排水トラップからの排水はトラップの排水管部を建物の壁面内部に設けてある配水管の内径部に約30mm程度差し込んで接続する方法が一般に採られており、この場合、両者の配管位置を同一心軸に合せる作業は非常に難しく多少のずれ(食い違い)が発生することは避れないこととなっており、排水管が場合によって前記の差し込みが不可能で接続不能となる場合がある。このときは排水管を変形させる等の無理な改造を行い無理やり接続させている常況である。このようなとき、前記のように配水トラップに接手(実施例の構造のものと限らない)を組付けておくと、配水トラップと配管の軸ずれを容易に吸収して排水トラップの設置作業を容易に行うことができる。
使用状態を示す一部欠截側面図。 図1の一部拡大図 一部欠截側面図。 一部欠截正面図。
符号の説明
7 フランジ
9 基筒部
10 偏心筒部

Claims (2)

  1. 一対の丸パイプ状の管体間に介在してこれらを互いに接続する偏心自在管接手において、前記一方の管体に回動自在に嵌挿して接続する基筒部を、フランジの一方の片面に該フランジと同軸にして突設すると共に、前記他の一方の管体に接続する偏心筒部を前記フランジの他の一方の片面に前記基筒部に対して偏心させて突設した、偏心自在管接手。
  2. 基筒部の外側に一方の管体に螺合する袋ナットを係合し、該袋ナットの突き当り壁と前記一方の管体の端縁間に前記基筒部と前記一方の管体間の隙間を閉塞するシールリングを前記基筒部に係合して介在させると共に、前記他の一方の管体の外側に係合する偏心筒部に第二袋ナットを螺合し、該第二袋ナットの突き当り壁と前記偏心筒部の端縁間に前記偏心筒部と前記他の一方の管体間の隙間を閉塞する第二シールリングを介在させた、請求項1記載の偏心自在管接手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018076717A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 Toto株式会社 排水装置

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