JP2005199244A - Milling machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、茶葉や穀物などの食物類を臼によって細かく粉砕して粉末物とする粉挽き機に関するものである。 The present invention relates to a grinder that finely grinds foods such as tea leaves and cereals with a mortar to obtain powder.
石臼などを用いた粉挽き機は、その重量や大きさの点で一般家庭で用いるには難があることから、対向配置した一対の臼のうちの一方をばねで他方の臼に付勢するとともに、両臼の間の相対回転を電動駆動で得るものが提供されている。この場合、臼として小型軽量のものを用いることができるために、粉挽き機全体も小型軽量のものとすることができる。 Since a grinding machine using a stone mill or the like is difficult to use in ordinary households in terms of its weight and size, one of a pair of opposed mills is biased to the other mill by a spring. At the same time, there is provided one that obtains relative rotation between both dies by electric drive. In this case, since a small and lightweight mortar can be used, the whole grinding machine can also be small and light.
このような粉挽き機においては、特開平9−299817号公報にも示されているように、被粉砕物の投入口を閉じる蓋を透明に形成したり、臼から排出された粉末物を溜める集粉カップを透明に形成することで、粉挽きの状況を視認することができるようにしているものが多い。 In such a grinder, as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 9-299817, a lid that closes the inlet of the object to be crushed is formed transparently, or the powder discharged from the die is stored. In many cases, the powder collection cup is made transparent so that the state of grinding can be visually recognized.
しかし、粉砕される前の被粉砕物と、粉砕された結果としての粉末物を見ることができるだけで、粉砕されているところは見ることができない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、臼によって粉砕されていることも視認することができるために高い満足度を有する粉挽き機を提供することを課題とするものである。 This invention is invented in view of said conventional problem, Comprising: Since it can also visually recognize that it is grind | pulverized by the mortar, it aims at providing the grinding machine which has high satisfaction. Is.
上記課題を解決するために本発明に係る粉挽き機は、相対回転駆動される一対の臼を備えて、両臼の対向接触面間で被粉砕物の粉砕を行う粉挽き機において、粉砕して得られた粉末物が排出される臼の外周部の一部から粉末物を受ける集粉カップに至るまでの粉末物通過経路を外部から透視することができる透視部を設けていることに特徴を有している。 In order to solve the above-described problems, a grinding machine according to the present invention includes a pair of mortars that are driven to rotate relative to each other, and pulverizes in a grinding machine that pulverizes an object to be crushed between opposing contact surfaces of both mortars. Characterized in that a see-through unit is provided that can see through the powder material passage route from the part of the outer periphery of the die from which the powder material is discharged to the powder collection cup that receives the powder material. have.
この場合、臼を内部に収めたハウジングの一部で集粉カップの上方に位置するところに臼から排出された粉末物を集粉カップに落とすための窓を設けるとともに、臼の外周部の一部も露出させる上記窓の幅を集粉カップの幅とほぼ等しくしたものを好適に用いることができる。 In this case, a part of the housing in which the mortar is housed is provided with a window for dropping the powder discharged from the mortar into the powder collecting cup at a position above the powder collecting cup, and a part of the outer periphery of the mortar. It is possible to suitably use a window in which the width of the window exposing the portion is substantially equal to the width of the powder collection cup.
本発明では、臼間で粉砕することで得られた粉末物が臼間から排出されるところや集粉カップに粉末物が溜まるところまで視認することができるものであり、臼によって粉砕されていることを使用者が確認することができる。 In the present invention, the powder obtained by pulverizing between mortars can be seen where the powder is discharged from the mortar or where the powder is collected in the powder collection cup, and is pulverized by the mortar. This can be confirmed by the user.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図示例の粉挽き機は、駆動ユニット1とこの駆動ユニット1上に載せられる粉砕ユニット2とから構成されるもので、駆動ユニット1はその円筒状のハウジング10内に電源部やモータ11等を収納しているともに、上端面に粉砕ユニット2側への回転伝達のためのカプリング12を備えている。上記モータ11からカプリング12への回転伝達は、モータ11の出力軸に固着したギア41と、このギア41に噛合するギア42、該ギア42と一体のギア43に噛み合うギア44、そしてギア44が取り付けられる駆動軸45によって行われる。尚、カプリング12は駆動軸45の軸方向にスライド自在に装着されているともにばね46によって軸方向に付勢されている。図中40はギア41,42,43,44を収めているギアケースである。
Hereinafter, the present invention will be described based on an embodiment shown in the accompanying drawings. A grinding machine of an example shown in the drawings is composed of a drive unit 1 and a pulverizing
また駆動ユニット1にはタイマ47が収められている。このタイマ47はモータ11の連続運転時間を設定するためのもので、時間設定のための摘み48がハウジング10の外面に配設されている。図1中の49は電源部におけるコンデンサ、図2中の50はリミットスイッチであり、このリミットスイッチ50は駆動ユニット1上に粉砕ユニット2が載せられた時、ピン51で押されてオンとなってモータ11への通電を可能とし、粉砕ユニット2が駆動ユニット1から取り外された時、オフとなってモータ11への通電をできなくする。
The drive unit 1 also contains a
一方、粉砕ユニット2はハウジング20内に上下一対の臼6,7を収納するとともに下面に上記駆動ユニット1側のカプリング12と係合して前記モータ11の回転を受けるカプリング22を備え、更に集粉カップ8を引き出し自在としているもので、上記ハウジング20は下部ハウジング20aとこの下部ハウジング20a上に位置するハウジング20bと、ハウジング20b上に所定角度内の軸回りの回転が自在となるように配設されるとともに中央部に漏斗部28を備えている上部ハウジング20cとで構成されている。なお、上記集粉カップ8は下部ハウジング20aに形成された開口部38内に収めることができるものとなっている。図中29は漏斗部28を閉じるための蓋である。
On the other hand, the crushing
そして上記ハウジング20bによって軸回りの回転が自在となるように支持されて下端に上記カプリング22が取り付けられている回転体21の上面に、集粉板27と下方側のの臼6とが載せられている。なお、集粉板27及び臼6は回転体21の上面から突出する突起210との係合で回転体21と共に回転する。
The
上記臼6の上方には臼7が位置しているわけであるが、この臼7の上方側には押さえプレート23が配設されている。この押さえプレート23は、ハウジング20内に上下スライド自在に収納されるとともに、ハウジング20内面に形成されている縦溝と係合する回り止め突起232を図5に示すように上端外周部から外周方向に突出させているもので、下端外周縁から下方に突出するフック231で臼7を下面に保持している。
The
また、押さえプレート23から立ち上がる円筒部の内部にはカムプレート24が配されており、さらにカムプレート24の下面と押さえプレート23の上面との間にコイルスプリングからなるばね25a,25bが配設されている。上記カムプレート24は、図2に示すようにその外周部から突出する突起243を押さえプレート23の上記円筒部に形成されているスリット233内に位置させることで回り止めされるとともに上下にスライド自在に保持されているもので、その上面には複数個の傾斜カム240を備えている。
A
一方、前述の上部ハウジング20cの下面には、下方に突出して上記傾斜カム240に先端が接する複数個のカム260(図1参照)を備えた調整プレート26が固定されており、上部ハウジング20cを回転させたならば、調整プレート26のカム260は傾斜カム240上を摺動する。この時、上部ハウジング20cはハウジング20bのフック31(図1参照)によって抜け止めされていることから、カム260が傾斜カム240の背の高い方へ移動する時、カムプレート24がばね25a,25bに抗して押し下げられるものであり、この結果、押さえプレート23の下面に取り付けられた上方側の臼7が下方側の臼6に強く押し付けられて両者間の接触圧が高くなる。逆にカム260が傾斜カム240の背の低い方へ移動する時は、臼7と臼6との接触圧が低くなる。
On the other hand, an
この粉挽き機を使用するにあたっては、駆動ユニット1の上に粉砕ユニット2を載せる。この時、駆動ユニット1のハウジング10上面に設けられた円弧状の突部13の外周に粉砕ユニット2の下部ハウジング20aが位置するとともに、上記突部13に形成された溝130内に前記リミットスイッチ50の駆動用の突部200が入り込むことで、駆動ユニット1に対する粉砕ユニット2の位置決め及び回り止めがなされる。また、この時、上記リミットスイッチ50がオンとなって、モータ11への通電が可能となる。
In using this grinding machine, the
粉にしたい被粉砕物9は、粉砕ユニット9の上面の蓋29を外して漏斗部28内に投入する。漏斗部28の下端は上方側の臼7の中央にあけられた開口に達しているとともに漏斗部28の下端外周に押さえプレート23の円筒状リブが微小クリアランスを介して位置しているために、被粉砕物9が臼7上に散らばることはない。
The
被粉砕物9を投入したならば、摘み28を回すことでタイマー27を作動させる。この結果、タイマー27で設定された時間だけモータ11への通電が行われ、モータ11の回転が減速用のギア群21〜24やカプリング12,22及び回転体21を介して下方側の臼6に伝達され、臼6は50〜60rpmで回転する。
When the
この時、下方側の回転駆動される臼6の上面中央に取り付けられて上方に立ち上がる撹拌板35が同時に回転して、漏斗部28に投入されている被粉砕物9を臼7の中央開口部内周面の下面側に形成された導入口70(図1参照)へと送り出す。
At this time, the
一方、上方側の臼7は、ハウジング20bに押さえプレート23が回り止めされているとともに押さえプレート23の下面に形成した突起230(図1参照)が臼7に係合していることから回転することがないものであり、このために、臼6と臼7との間には相対回転が生じ、漏斗部28に投入されて導入口70から臼6と臼7との間に入り込んだ被粉砕物9は、臼6と臼7との対向面に形成された溝によって剪断されるとともに外周側へと漸次送り出され、最終的には粉末物9’として臼6,7の外周から排出されて、ハウジング20bの内底面外周部上に溜まる。
On the other hand, the
そして回転体21に取り付けられて臼6と共に回転している集粉板27がこぼれ出た粉末物9’を掻き集めて、ハウジング20bに形成されている窓39からハウジング20bの下方に位置する集粉カップ8内に落下させる。この時、集粉カップ8は図6及び図7に示すように、奥行きよりも臼6,7の周方向の寸法である幅W1が大のものとして形成されている上に、上記窓39も図6〜図8に示すように集粉カップ8の幅W1にほぼ等しい幅W2を有するものとして形成されており、また集粉板27は図8に示すようにその外周部にハウジング20bの内底面及び内周面に摺接する部分を備えていることから、臼6,7で粉砕して得られた粉末物9’はすべて窓39を通じて集粉カップ8内に集められるものであり、しかも集粉カップ9内に溜まる粉末物9’は落下の際に適当に散らばる上に臼6,7の外周部から直接落下するものもあるために、一部に片寄ったりすることなく集粉カップ8内に溜まる。従って、集粉カップ8内の容量を有効に利用することができる。そしてタイマー27で設定されている時間が経過すれば、モータ11がオフとなって臼6の駆動が停止される。
Then, the powdered
ここにおいて、粉砕ユニット2における集粉カップ8とこれが装着される開口部38を備えた下部ハウジング20aとが透明部材で形成されており、また下部ハウジング20aがハウジング20bにおける臼6,7の外周部も露出させる窓39の外周に位置していることから、この粉挽き機においては、集粉カップ8内の粉末物9’はもちろんのこと、臼6,7の外周から粉末物9’が排出されるところや、窓39を通じて粉末物9’が集粉カップ8内に落ちるところも外部から見ることができるものとなっている。
Here, the
また、この粉挽き機においては、粉砕ユニット2の上部に露出している上部ハウジング20cを回転させたならば、前述のようにばね25a,25bの圧縮量が変化することで臼6と臼7との間の接触圧が変化するものであり、この接触圧を高くすることで、粒度の細かい粉末物9’を得ることができ、接触圧を低くすることで粒度の粗い粉末物9’を得ることができる。特に粒度の調整のために回転させる調整用ダイアルとしての上部ハウジング20cは、粉砕ユニット2の上端外周部に位置していて握りやすく、また径が大きいことから回転させるのに必要な力が少なくてすむようになっているとともに、カムの利用によって90°ほど回転させればばね力を大きく変化させることができるものとなっており、外周面に滑り止めのためのリブ32を備えた上部ハウジング20cに手を載せて回せることができるようにしていることもあって粒度調整操作が非常に容易なものである。
In this grinder, if the
しかも上記の粒度調整操作は、漏斗部28を備えた上部ハウジング20cを回転させることで行うことから、漏斗部28内に被粉砕物9が入っている状態はもちろん、粉挽きを行っている最中でも支障なく行うことができる。
In addition, since the above particle size adjustment operation is performed by rotating the
1 駆動ユニット
2 粉砕ユニット
6 臼
7 臼
8 集粉カップ
9 被粉砕物
9’ 粉末物
11 モータ
20a 下部ハウジング
20b ハウジング
39 窓
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
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-
2004
- 2004-01-19 JP JP2004011090A patent/JP4269949B2/en not_active Expired - Lifetime
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