JP2005190417A - 固定物管理システム及びこのシステムに用いる個体識別子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 固定物に該固定物の個体情報を入力した個体識別子を取り付け、前記固定物を簡単、容易に識別することができると共に、個体情報も簡単、容易に入手する
【解決手段】 固定物Sに取り付け個体情報を記憶する記憶手段を有する個体識別子1と、個体識別子1と非接触で個体情報のやり取りができる情報端末2と、個体情報を保持すると共に情報を管理する管理用サーバ3とを有する固定物管理システムA。
【選択図】 図1

Description

本発明は、樹木等の固定物の個体情報を取得するための識別子及び識別方法に関するものである
樹木の植生調査、治水、林業経営等の目的で、山林、公園等に生育している樹木の個体調査が行われている。樹木の個体調査の方法として以下に示す方法が広く用いられてきている。
数字、文字、記号等の少なくとも1つ又はそれらを組み合わせた固有符号が表示されている識別子を調査対象エリア内の樹木にそれぞれ取り付ける。前記調査対象エリアの地図及び取り付けた識別子に表示されている固有符号の一覧のワークシート(野帳)を見ながら、該識別子が取り付けられた樹木の地図上での位置を確認すると共に地図上に前記符号を記載し、一方の野帳には前記樹木の樹種、樹高、直径等の樹木固有のデータを記載する。
その地図及び野帳のデータを基に森林台帳を作成し、樹木の伐採計画を立案したり、植樹の計画を立案したり、治水、土木計画に利用したりする。
上述の方法では前記調査対象エリア内の樹木に識別子を取り付け、該調査対象エリアの識別子を取り付けた樹木の個別データを採取し記録するという多くの手間がかかる。また、樹木が生育している場所は通常山林であり足場の悪い場所が多く、足場の悪い場所での記録作業は困難を伴う。
そこで、最近GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を利用して、樹木の位置を緯度及び経度にて決定し、GIS(Geographic Information System:地理情報システム)の電子地図上に記録するものが考案されている。
特開平9−224499号公報 特開2003−157302号公報
GPSのみを用いて前記樹木の位置情報を得る場合、GPSの精度に影響される。民生用のGPSの精度は、数mから10m程度の誤差を含んでおり、樹木が密生した山林の場合、数mの誤差円の中に多数の樹木が生育していることが多く樹木を特定するのが難しい場合が多い。
また、GPSの精度をあげるためにFM地上波や携帯電話の電波等の地上波を受信して補完するものがある。しかしながら、樹木が多く植生しているような場所は谷間、山の陰等の電波が届きにくい又は届かない場所も非常に多い。前記樹木が密生している場所では、該樹木はGPSレシーバよりはるかに高い場所に枝葉を蓄えており、GPS衛星からの電波が山の稜線や樹木の枝葉に邪魔されて受信できなかったり、受信しにくかったりする。前記GPS電波を受信できたとしても、前記山林では前記地上波の電波が届かない又は届きにくいところが多く地上波で補完する方法は十分有効な方法とは考えにくい。
そしてGISの電子地図データ上にGPSによる位置データを基に樹木の各種データを入力するものの場合、伐採や調査を行うたびにGISの電子地図データを表示可能な携帯端末を所持し、携帯端末を見ながらの作業になるのでわずらわしい。また、上述のような特定しにくい等の問題に加えて、地すべりや隆起等の変動が生じ、樹木の位置が変わってしまうと個体を識別することが非常に困難になる。
また本発明は、固定物に該固定物の個体情報を入力した識別子を取り付け、前記固定物を簡単、容易に識別することができると共に、個体情報も簡単、容易に入手することで容易に情報の共有化ができるとともに、省力化することができる固定物管理システムを提供することを目的とする。
そこで本発明は、固定物に取り付けられる識別子であって、前記固定物を目視及び(又は)機械による認識で識別することができ、該固定物の個体情報を入力すると共に該個体情報を使用者に伝達することで容易に情報の共有化ができるとともに、省力化することができる個体識別子を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、固定物に取り付け該固定物の個体情報を記憶する記憶手段を有する個体識別子と、前記個体識別子と非接触で前記個体情報のやり取りができる情報端末と、前記個体情報を保持すると共に情報を管理する管理用サーバと、を有する固定物管理システムにおいて、前記固定物の固有の情報を測定し、前記測定した個体情報をデジタル化し前記情報端末に送信し、前記情報端末にて前記デジタル化された個体識別子の記憶手段に記録し、前記記憶手段にデジタル化された個体情報を記録した個体識別子を前記固定物の所定の場所に取り付け、必要に応じて前記情報端末を用いて前記個体識別子に記憶されている個体情報を取り出すことが可能であり、前記情報端末は前記管理用サーバと情報交換が可能であり、前記情報端末が保持している前記固定物の個体情報をもとに、前記固定物の管理をするためのデータベースを構築し、前記情報端末に前記データベースを格納した状態で前記個体識別子と前記個体情報をやり取りすることで前記固有物を一括管理することを特徴とする固定物管理システムを提供する。
この構成によると、固定物に個体識別子を取り付け情報端末で個体情報を取得するので、夜や雨、霧等の視界の悪い場合でも前記固定物の個体識別を行うことができ、それだけ高率よく固定物の管理を行うことが可能である。
また、データベースを広く共有することで、前記固定物の所有者や種類等を多くの人に知らせることができ、管理者が管理区域以外の固定物を管理したり、固定物の所有数を正確に認識したり等の管理を確実に行うことが可能である。
上記構成において前記固定物の管理を行うためのデータベースはGIS(Geographic Information System:地理情報システム)の電子地図上に形成されるものを例示することができる。
この構成によると、地図情報を容易に標準化することができ、樹木の植生情報のデータベースを多くの人間と共有することができ、それだけ、効率のよい固定物管理システムを提供することができる。
上記構成において前記固定物は樹木であり、前記固定物の個体情報は個体識別ID又は個体識別ID及び位置情報、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)による緯度経度情報、高度情報、樹木の種類情報、胸高直径情報、枝下高情報、樹高情報、湾曲情報、温度情報(周囲温度)、機械物性情報、光合成情報、病虫害情報(例えば、害虫種、薬品使用履歴、エンボリズム情報等)、野獣による被害情報(例えば、動物によるカワハギ等)、樹冠拡大要因情報(例えば、幹・枝の骨格構造、葉群構造等)、生育年情報(例えば、植樹年月日、年輪、木材密度、材積解析履歴、葉量、変色度等)、腐朽度情報(例えば、立木内部構造欠陥、枯死材腐朽度測定履歴等)、遺伝情報(例えば、DNA、ゲノム等)、植物ホルモン情報、土壌情報(例えば、Ph、硬さ、水分、呼吸度、CO2貯留量等)、林班・小班区分、所有者管理者情報、その他文化的情報(例えば、生育域、植物生態区分、医薬的効能等)のうち少なくと1つを含むものを例示することができる。
上記構成において前記情報端末には情報を格納する記憶部を備えており、前記固定物の個体情報のうち個体識別に最低限必要な情報のみ前記個体識別子に記録し残りの個体情報は情報端末に記録すると共に、前記データベースに格納されるものを例示することができる。
この構成によると、個体識別子の記憶部の記憶容量を小さく制限することができ、それだけコストを下げることができる。
上記構成において前記個体識別子と非接触で前記個体情報のやり取りができる前記情報端末(第1の情報端末)とは別に、前記個体識別子より非接触で前記個体情報を取り出す第2の情報端末を有しているものを挙げることができる。
この構成によると、データベースを作成する人と、個体物自体の状態を維持する人が異なっている場合でも同時に作業を行うことができ、個体物自体の状態を維持する人と状態を維持・調査する目的を持った人が異なる場合にでも、それだけ、固定物の管理の分業化及び共有化を行うことができる。
固定物に取り付け該固定物の個体情報を記憶する記憶手段を有する個体識別子において、耐候性を有する材料からなる本体部と、デジタル化された前記固定物の個体情報を記録する記憶部とを有しており、前記本体部及び前記記憶部は薄いシート状に形成されており、該本体部の少なくとも一部が前記固定物に取り付けられ、前記記憶部はその場で非接触に情報の記録及び(又は)消去を行うことができ、前記本体部の内部に備えられることを特徴とする個体識別子を提供する。
この構成によると、固定物に邪魔にならないように取り付けることができ、日照、雨、風、雪等の自然の影響を最小限に抑えることができる個体識別子を提供することが可能である。また、非接触で情報をやり取りでき、離れた複数の個体識別子と同時に情報のやり取りができ、それだけ、情報の書き込み読み出しの手間を省くことが可能である。
上記構成の個体識別子において、前記記憶部が前記本体部に内蔵されるものを採用してもよい。
この構成によると、より耐候性の高い個体識別子を提供することができる。
上記構成の個体識別子において、前記記憶部として無線ICタグ及び(又は)無線ICチップを例示することができる。
上記構成の個体識別子において、前記本体部及び(又は)記憶部には管理者が予め決めた管理記号が記されており、さらに該本体部及び(又は)記憶部が視認性の高い色彩及び(又は)形状(文字を含む)を有していてもよい。
また、前記本体部の上面に、管理者が予め決めた管理記号が記される視認部が備えられており、該視認部は視認性の高い色彩及び(又は)形状(文字を含む)を有していてもよい。
視認性の高い色彩としては、各種蛍光色、蓄光色等を例示することができる。また、白目の個体物には黒目の色彩等、色のコントラストが際立つものを広く採用することができる。形状に関しては、管理者の個人又は団体を表す標章等を例示することができる。中でも文字の場合は上記と同様に個体識別子とのコントラストを利用したり、文字のみ目立つ蛍光、蓄光効果を利用するものであってもよい。
これらの構成によると、情報端末を持っていなくても、固定物の個体を認識することができ、急遽、限られた個体に対し所定の作業が必要となった場合でも、情報端末なしに作業を行うことができる。また、管理者以外が固定物の異常に気づいた場合でも、管理記号が視認しやすいので、固定物の個体を限定しやすい。
また上記構成の個体識別子において、前記本体部及び(又は)前記記憶部として生分解性の材料で構成されているものを採用することができる。
本発明によると、個体情報を固定物に取り付けられている個体識別子と情報端末との間でやり取りすることで、人間の力によるデータの記録をするものに比べて、正確にデータを記録することができ、それだけ、少ない労力で効率よく固定物の管理を行うことができる。
また本発明によると、前記個体物の位置が正確に把握されていない場合や個体識別子が見えにくい又は見えない位置に管理者がいる場合でも、該個体物に取り付けられている該個体識別子と無線で個体情報をやり取りするので、管理者の位置にかかわらず該個体情報をやり取りすることができ、それだけ固定物の管理を少ない労力で効率よく行うことができる。
さらに本は地名によると、前記固定物の個体情報を前記個体識別子に記録して固定物又は固定物の近くに配置することで、該固定物の個体情報を容易に共有化することができ、それだけ、固定物の管理を少ないコストで行うことが可能である。
以下に本発明の実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1に本発明にかかる固定物管理システムの全体の概念図を、図2(A)に個体識別子の正面図を、図2(B)に側面図を、図2(C)に斜視図を示す。
図1に示す固定物管理システムAは、固定物Sに取り付けられている個体識別子1と、個体識別子1と非接触で情報をやり取りすることが可能な情報端末2と、情報端末2と情報を交換しデータベースを構築する管理用サーバ3とを有している。
図1に示す個体識別子1は、シート状の本体部11と、固定物Sの個体情報の書き換えが可能なメモリ機能を備えた記憶部12と、情報端末2からの電波を受信するアンテナ部13とを有している。個体識別子1は固定物Sの表面に取り付けられるものである。
情報端末2は固定物の個体情報を入力するためのキー入力部21と、個体識別子1に対し電波を出力すると共に個体識別子1が出力した電波を受信する電波入出力部22とを備えている。また情報端末2には人工衛星より送信されている位置情報(緯度、経度)を受信する位置情報入力部23と、管理用サーバ3と接続し情報をやりとりするためのサーバ接続部24と、キー入力部21より入力されていた情報、電波入出力部22を介して個体識別子1より入力された個体情報、サーバ接続部24を介してサーバ3より入力されるデータベースDbを記録しておくための記録部20と、を備えている。
管理用サーバ3は情報端末2と接続し情報をやりとりするための情報端末接続部31と、固定物の個体情報を格納しておくメモリ部32とを有している。メモリ部32に備えた個体情報を固定物管理用のデータベースDbを構築する。情報端末2のサーバ接続部24と管理用サーバ3の情報端末接続部31はケーブルCaにて接続されるものである。また、それに限定されるものではなく、赤外線やレーザ等を用いた非接触型やサーバ接続部24と情報端末接続部31が嵌合するものでもよい。
本発明の個体管理システムを森林中の樹木を管理する場合を例に説明する。
図2に示す個体識別子1は樹木Wdの表面に取り付けられるものであり、本体部11の中央部11cに備えられている記憶部12及び記憶部12の外周にアンテナ部13が取り付けられている。記憶部12はそれには限定されないがここでは無線ICタグである。記憶部12はアンテナ部13と接続しており、情報端末2より出力されアンテナ部13が受信した電波を整流することで、駆動電流とすることができる。また、電波を受信すると記憶部12はアンテナ部13を介して情報端末2に個体情報を電波として出力する。
記憶部12の外周に設けられたアンテナ部13に当たらない位置(ここでは、記憶部12及びアンテナ部13の周囲4箇所11o)にコの字型のピンPnが打ち込まれる。コの字型のピンPnは本体部11を貫通すると共に樹木Wdの表面に食い込んで個体識別子1を樹木Wdの表面に固定する。コの字型のピンPnはそれには限定されないが鉄製及び(又は)樹脂製である。また、コの字型のピンPnの材料は樹木及び個体識別子1を貫くことができる材料を広く採用することができる。
個体識別子1の本体部11は屋外で使われることを考慮して日照、雨、風、雪等の自然環境によって風化しにくい材料で形成されており、記憶部12も本体部と同様に耐候性を有するとともに、アンテナ部13と共に本体部11に包まれるように取り付けられており、自然環境の影響を受けにくい。
個体識別を行うための個体情報は、それには限定されないがここでは、管理記号、緯度経度情報、樹木の種類情報、胸高直径情報、枝下高情報、樹高情報、湾曲情報、病虫害情報、生育年情報である。また、これ以外にもICタグの容量の範囲内で樹木の各種情報を記録することが可能である。また、上述の個体情報のうち管理記号、緯度経度情報、樹木の種類情報等、最低限必要な情報のみ個体識別子1の記憶部12に記憶しておき、残りの情報は情報端末2に記録してデータベースDbのみに記録しておいてもよい。それによって、記憶部12の記憶容量が小さくてもよくコストを抑えることができる。
図1に示すデータベースDbには、各樹木に個別に付けられた管理記号IDn等、上述しているような樹木の各情報が格納されている。また、データベースDbは地図情報とリンクしており、地図上にはデータベースDbを基にして樹木の正確な位置(緯度、経度、標高等)及び上述の各情報が追記することができるものである。地図情報は、それには限定されないが、GIS(Geographic Information System)による既存の地図情報を利用する。
本発明にかかる固定物管理システムにて樹木を管理する工程を図面を参照して説明する。図3に樹木管理システムの管理工程のフローチャートを示す。図3(A)はデータベースを作成するまでの工程を示しており、図3(B)は管理工程を示している。
まず、森林内に植生する樹木Wdの個体情報を測定する(ステップS11)。測定された個体情報を情報端末2に入力しデジタルデータ化する(ステップS12)。情報端末2よりデジタル化された樹木Wdの個体情報データを非接触で個体識別子1に記録する(ステップS13)。個体情報データが記録された個体識別子1をコの字型のピンPnにて樹木に取り付ける(ステップS14)。
そして、情報端末2のサーバ接続部24と管理用サーバ3の情報端末接続部31を接続し、情報端末2が格納している個体情報データを管理用サーバ3に送信する(ステップS15)。個体情報データを取得した管理用サーバ3は、GISを利用して樹木を管理する場所の地図データを取得する(ステップS16)。ステップS15にて取得した樹木の個体情報及びステップS16にて取得した地図データを基にデータベースDbを作成しメモリ32に記録する(ステップS17)。
以上のステップはデータベースを作成する工程を示しており、以下のステップではデータベースをもとに樹木の管理工程に移る。
図3(B)に示すように、管理用サーバ3と情報端末2とを接続し(ステップS21)、情報端末2にデータベースDbを転送する(ステップS22)。情報端末2と樹木Wdに取り付けた個体識別子1で個体情報のやり取りを行う(ステップS23)。データベースDbに指定されている動作(ここでは指定されている枝の剪定)を行う(ステップS24)。以上の動作を行うことで樹木の管理を行うことが可能である。
この管理方法を用いることで、最新のデータベースDbが記録されている情報端末2を持っていれば、一度行った動作(剪定、伐採等)を重複して行うことを避けることができる。また、複数の情報端末2を備えておき、各情報端末2にはデータベースDbのうち、作業エリアに関するデータベースDbのみを転送してもよい。それにより、情報端末2の記憶容量を少なく制限することが可能である。
この管理方法で樹木Wdの管理を行う(例えば剪定する)ときは、管理用サーバ3内のデータベースDbで剪定する樹木Wd1を指定しておき、管理用サーバ3から情報端末2に剪定する樹木WdのデータベースDbを転送し、個体識別子1と情報端末2とデータをやり取りすることで多数の樹木の中から剪定する樹木であるかどうか容易に判別することができる。また、山林の境界の情報を個体識別子1に記録しておけば山林の境界を容易に決定することができる。
また、再度樹木Wdの状態を測定してデータベースDbを作成する場合、前回測定したときのデータベースDbと比較することで、総合的に樹木Wdの状態を管理することが可能である。このとき、図面情報をうまく使用することで、管理者の管理を行うための動線を短くするとともに、きつい勾配をのぼりくだりすることなく、樹木Wdの固体情報の測定順を決定し効率よく測定することが可能である。
なだれ、土砂崩れ等で樹木が流されてしまった場合でも、流された樹木自体の固体情報を容易に把握することができると共に、どの部分に植生していた樹木を容易に確定することができる。
また、樹木を切り出して個体識別子1を取り付けたまま伐採し、製材所に運搬し、製材所で個体識別子1を取り外し、製材した後にその木についていた個体識別子1に記録されている個体情報のうち木の出所、性質がわかる情報(緯度、経度、種類情報、樹高情報、湾曲情報、病虫害情報、生育年情報等)を残し、さらに製材した場所の情報を追加した後に製材に取り付けて製材の出所を保障するようにしてもよい。
図4(A)〜(F)に本発明にかかる個体識別子の他の例の概略図を示す。図4(A)に示す個体識別子4は図4(A)に示す個体識別子1に視認部41が取り付けられているものであり、それ以外の部分は個体識別子1と同一の構造を有しており、同一の部分には同一の符号が付してある。
個体識別子4は本体部11と記憶部12とアンテナ部13と視認部41とを有している。視認部41は本体部11の上に取り付けられるものである。視認部41には、管理者が決定した固定物Sの管理記号411(例えば、英字、数字、文字の組み合わせ)が印字されている。このことで、情報端末2を所持していなくても固定物Sの識別を行うことが可能である。
また、視認部41は予め個体識別子4に取り付けられた状態で固定物Sに取り付けられていてもよく、予め本体部11と記憶部12とアンテナ部13とを固定物Sに取り付けた後に、本体部11を覆うように取り付けてもよい。
このとき、固定物に視認部41を取り付ける前に、データベースDbを作成しておき、固定物Sを管理するときの作業効率が高くなるように固定物Sの識別記号を取り付けるようにしてもよい。
固定物の視認部41は固定物Sの管理者が容易に発見できるようにそれには限定されないがここでは、蛍光ピンクである。また、蛍光ピンク以外にも、管理者が容易に発見できる色の物を広く採用することができる。さらに、蓄光材料で形成されていてもよい。
また、個体識別子4を公園や街路樹等の多くの人の目にさらされる場所の固定物Sに取り付ける場合は、その場の美観を考慮して本体部11、記憶部12、アンテナ部13及び視認部41を固定物Sに取り付けて目立ちにくい色彩又は形状であってもよい。
さらには、図4(B)に示す個体識別子5ように、視認部を付けずに本体部51を視認性の高い色で構成するものであってもよい。このとき、固定物Sの管理記号511を印刷されている又はその場で印刷するものを採用することができる。その場で印刷するものの場合、情報端末2に印刷機能が付加されているものを採用してもよい。
図4(C)に本発明にかかる個体識別子のさらに他の例の概略図を示す。図4(C)に示す個体識別子6はリボン状の取り付け部61が備えられている。それ以外は図2に示す個体識別子1と実質上同一の構成であり、同一の部分には同一の符号が付してある。個体識別子1を固定物S(例えば樹木Wd)に取り付けるとき、取り付け部61を樹木Wdの回りに密着して回せる適当な長さとし、個体識別子1が落ちないように取り付け部61の両端を本体部11に固定することで個体識別子1を樹木Wdに設置する。
この取り付け部61を用いて固定物S(樹木Wd)に個体識別子6を取り付けるときに、固定物S(樹木Wd)に傷をつけることなく個体識別子Sを取り付けることができる。また、図2に示す個体識別子1のようにコの字型のピンPnが表面に貫通しない固定物(例えば岩石、鉄柱等)にも取り付け可能である。このとき、取り付け部61に導電性材料を備えておいてもよい。この場合、情報端末2からの電波を感度よく受信することが可能である。
また、図4(D)に示す個体識別子7のように取り付け部71が弾性部材Sp(ここではばねSp)で形成されていてもよい。取り付け部71がばねで形成されているものの場合、固定物S(ここでは樹木Wd)の直径が変化してもそれに合わせて取り付け部71を用意する必要がなく、それだけ、汎用性が高い。このときの本体部70は、ばねSpの引張力に十分堪えることのできるものであることが好ましい(例えば、プレート状の本体部70)。
さらに、図4(E)に示す個体識別子8のように、固定物S(ここでは樹木Wd)の表示標識Hpに取り付けられていてもよい。この場合、固定物S(樹木Wd)に傷をつけることなく、また、樹木の生長に影響されること無く、個体識別子8を固定物S(樹木Wd)の近くに取り付け、固定物S(樹木Wd)の個体識別を行うことができる。このとき、表示標識Hpに取り付けられる方法としては本体部11の裏面を接着剤で接着するものを例示することができる。
また、図4(F)に示す個体識別子9のように、吊り下げ部91を備えており、固定物S(ここでは樹木Wd)の突起部Pc(ここでは枝Ed)に吊り下げるものを採用してもよい。樹木Wdの場合、樹木Wdが成長すると共に個体識別子9の位置が移動し、樹木Wdの生長を目視で確認することが可能である。
本発明にかかる固定物管理システムにて電柱の管理することもできる。その場合記憶部に記憶する情報としては、トランスの設置の有無、隣り合う電柱との電力線、電話線、有線放送等の各種媒体の施工情報等の情報を挙げることができる。これらの情報を個体識別子に入力しておくことで、電柱の新設、排除等の管理を高率よく行うことができる。
図5(A)〜(C)にに本発明にかかる個体識別子の他の例の概略図を示す。図5(A)に示す個体識別子10は、熊の爪や鹿の角等が接触することで形成される固定物S(樹木Wd)の表面の傷(樹皮剥ぎ)を防ぐために設けられるシールド部材Shの内部に取り付けられるものである。
個体物S(樹木Wd)の表面の傷及び傷を防止するためのシールド部材Shの状態を同時に管理するために、個体識別子10を取り付ける。個体識別子10はそれには限定されないが、(シールド部材の)交換情報、攻撃情報、シールド差異情報(忌避剤含浸タイプ、蛍光・蓄光タイプ等)、獣害防止効果情報等を管理することができる。
図5(B)に示す個体識別子10は樹木Wdを守るため設けられるネットNeが支柱Piに取り付けられている。守るべき樹木Wdが植生している領域を支柱Piで囲み、その支柱PiにネットNeを張り巡らせる。ネットNeを張り巡らせることで、野生の獣はネットの内部に入ることができず、樹木Wdを守ることができる。
ネットNeは獣との度重なる接触や、経年変化で劣化し、野獣の接触に耐えることができなくなり、支柱Piで囲まれた領域に野獣が侵入することを許容してしまう。そこで、支柱Piに個体識別子10を取り付けておき、そのときの支柱Pi及びネットNeの情報(設置日、破損の有無、設置位置等)を個体識別子10に記憶させておく。このとき、情報として、支柱Pi及びネットNeの設置場所がその設置領域を縄張りとする野生生物がいるかどうかの情報と、縄張りとする動物がいる場合、その動物を情報として記憶させておく。
このように情報を入力しておくことで、支柱Pi及びネットNeの破損に気づいた管理者が支柱Pi及びネットNeの情報を情報端末2とやり取りして、サーバ3に記録する。サーバ3に記録された破損情報はサーバ3に接続される情報端末2の全てに転送され、修理施工者は情報端末2に送られた情報をもとに修理を行う。このとき、各樹木Wdに取り付けられた個体識別子10と支柱Piに取り付けられた個体識別子10とより現在位置を確認できるので、容易に目的の個体識別子10が取り付けられた支柱Piまで到達することができる。上記例では個体識別子10が支柱Piに取り付けられたものを例示しているが、それに限定されるものではなくネットNeに取り付けられていてもよい。
また、図5(C)に示すようにネットNeが1本の樹木Wdごとに取り付けられているものであってもよい。このとき、樹木Wdごとに数本の支柱Piを立てるが、個体識別子10を取り付けるのは、そのうち1本だけでかまわない。
また、本発明にかかる固定物管理システムの利用例として植物園の管理を行う管理システムを図面を用いて説明する。図6に植物園管理システムの概念図を示す。
図6に示す植物園管理システムBは、植物園に植生している植物の個体情報(管理記号、植物の種類情報、胸高直径情報、枝下高情報、樹高情報、湾曲情報、病虫害情報、生育年情報等)を記憶しておく個体識別子8と、個体識別子8に情報をやり取りする第1情報端末2aと、個体識別子8より情報を受け取る第2情報端末2bと、第1情報端末2aと情報を交換しデータベースDbを構築する管理用サーバ3とを有している。
植物園管理システムBは、データベースDbをもとに、植物の植え替え時期、肥料を与える時期、収穫の時期等を管理し、植物園の運営を円滑に行うものである。
植物園内には植物Ptの名前や種目が記録されている標識Hpが植物Ptの前に取り付けられており、入園者及び管理者が植物を判別することができるようになっている。植物Ptの標識Hpに個体識別子8が取り付けられている。
第1情報端末2aは原則的に植物園の管理者が取り扱うものである。毎日又は所定の日数ごとに個体識別子8よりの個体情報を受信し、植物Ptの状況を観察しそれらの情報を第1情報端末2aより個体識別子8に記録する。
第2情報端末2bは、植物園に訪れた入園者に有料又は無料で貸し出されるものであり、植物園の植物の博物情報(図鑑に載っているような情報)が格納されている情報格納部25bと、植物の博物情報を表示する情報表示部26b(ここでは液晶表示部26b)と、植物の博物情報を音声情報として出力する音声出力部27b(ここではヘッドホン27b)とを有している。
図7に植物園管理システムによる植物の管理手順を示す。
まず、第1情報端末2aと管理用サーバ3を接続(ステップS31)し第1情報端末2aにデータベースDbを転送する(ステップS32)。管理者が第1情報端末2aを持って植物園の中を移動し、個体識別子8より個体情報を取得する(ステップS33)。その後、第1情報端末2aに記録されているデータベースDbに指定されている動作(ここでは、データベースDbにて指定されている植物への肥料やり)を行い(ステップS34)、指定動作が終了していることを第1情報端末2aに入力すると共に個体識別子8に記録する(ステップS35)。第1情報端末2aと管理用サーバ3を接続しデータベースDbを作成する(ステップS36)。データベースDbをメモリ部31に記録する(ステップS37)。以上の動作を繰り返すことで植物園の植物を効率よく管理することができる。
図8に植物園に訪れた入園者への植物情報を提供する手順を示す。
図8に示すように、まず入園者に植物園より第2情報端末2bを貸し出す(ステップS41)。第2情報端末2bを身に付けて情報を知りたい植物の前に行き、個体識別子8より管理記号の情報を受け取る(ステップS42)。第2情報端末2bは管理記号の情報をもとに、情報格納部25bに内の情報を呼び出す(ステップS43)。呼び出された文字、図形、写真等の情報を情報表示部26bに表示する(ステップS44)と共に、音声情報を音声出力部27bより出力する(ステップS45)。
以上のような、第2情報端末2bで植物の博物情報を取り出すことができるようにすることで、植物の情報を示す看板等の表示具を配置しなくてもよく、植物園の美観を保つことが可能である。また、植物について十分に知見を有している人(博物情報を必要としない人)も十分な知見を有していない人(博物情報を必要とする人)も同等に植物園に植生している植物の観察を楽しむことが可能である。個体識別子8を標識に取り付けているものを例示しているがそれに限定されるものではなく、図2又は図4各図に示すような植物に取り付けてもよく、それ以外にも植物の近傍に取り付けてもよい。このときの個体識別子は、設置場所に最適な個体識別子を広く採用することが可能である。上記実施例では植物園を例に説明しているが、里山、林業地、演習林等の公開森林でも利用可能である。
上記の固定物管理システムは、植物園に限定するものではなく、動物園、水族館、博物館、美術館、公園等、固定物の管理が必要で、なお且つ、固定物の博物情報をその場で取り出したい場合に広く採用することが可能である。この場合、個体識別子として上述の個体識別子いずれかを採用することが可能である。
また、本発明にかかる固定物管理システムを用いて固定物の管理を行うものの例として都市の緑化管理を行う管理システムを挙げることができる。このとき、都市緑化管理システムとして図1に示すシステムを利用することが可能である。
都市の街路樹、公園施設、ビオトープ、屋上緑化等に植生している樹木、植物の個体情報を個体識別子1に記憶しておき、個体識別子1を樹木及び(又は)植物それ自体又はその近傍に設置する。
樹木及び(又は)植物それ自体又はその近傍に設置された個体識別子1に記録された経緯度情報、植生、光合成、CO2減少量等の樹木、植物の情報と、都市温度分布のデータ、樹木による温度低減度等の研究データとをGIS上で解析することによりヒートアイランド現象を回避するための都市の樹木、植物の最適な配置を決定することができ、効率よく都市緑化事業を行うことができる。
本発明にかかる固定物管理システムの概念図である。 図(A)は本発明にかかる個体識別子の正面図であり、図(B)は図(A)に示す個体識別子の側面図であり、図(C)は図(A)に示す個体識別子の斜視図を示す。 図(A)はデータベースを作成する工程を示す手順のフローチャートであり、図(B)は管理工程を示す手順のフローチャートである。 図(A)〜図(F)はそれぞれ本発明にかかる個体識別子の他の例を示す図である。 図(A)〜図(C)はそれぞれ本発明にかかる個体識別子の他の例を示す図である。 本発明にかかる固定物管理システムを植物園の管理に適用する植物園管理システムの概念図である。 本発明にかかる固定物管理システムを植物園の植物管理に適用するときの植物管理の手順を示すフローチャートである。 植物園の情報提供方法に固定物管理システムを採用したときの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 個体識別子
11 本体部
12 記憶部
13 アンテナ部
2 情報端末
20 記録部
21 キー入力部
22 電波入出力部
23 位置情報入力部
24 サーバ接続部
2a 第1情報端末2a
2b 第2情報端末2b
25b 情報格納部25b
26b 情報表示部(液晶表示部)
27b 音声出力部(ヘッドホン)
3 管理用データベース
31 情報端末接続部
32 メモリ部
4 個体識別子
41 視認部
411 管理記号
5 個体識別子
51 本体部
511 管理記号
6 個体識別子
61 取り付け部
7 個体識別子
70 本体部
71 取り付け部
8 個体識別子
9 個体識別子
91 吊り下げ部

Claims (13)

  1. 固定物に取り付け該固定物の個体情報を記憶する記憶手段を有する個体識別子と、
    前記個体識別子と非接触で前記個体情報のやり取りができる情報端末と、
    前記個体情報を保持すると共に情報を管理する管理用サーバと、を有する固定物管理システムにおいて、
    前記固定物の固有の情報を測定し、前記測定した個体情報をデジタル化し前記情報端末に送信し、
    前記情報端末にて前記デジタル化された個体識別子の記憶手段に記録し、
    前記記憶手段にデジタル化された個体情報を記録した個体識別子を前記固定物の所定の場所に取り付け、
    必要に応じて前記情報端末を用いて前記個体識別子に記憶されている個体情報を取り出すことが可能であり、
    前記情報端末は前記管理用サーバと情報交換が可能であり、前記情報端末が保持している前記固定物の個体情報をもとに、前記固定物の管理をするためのデータベースを構築し、
    前記情報端末に前記データベースを格納した状態で前記個体識別子と前記個体情報をやり取りすることで前記固有物を一括管理することを特徴とする固定物管理システム。
  2. 前記固定物の管理を行うためのデータベースはGIS(Geographic Information System:地理情報システム)の電子地図上に形成されることを特徴とする請求項1に記載の固定物管理システム。
  3. 前記固定物は樹木であり、
    前記固定物の個体情報は個体識別ID又は個体識別ID及び位置情報、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)による緯度経度情報、高度情報、樹木の種類情報、胸高直径情報、枝下高情報、樹高情報、湾曲情報、温度情報(周囲温度)、機械物性情報、光合成情報、病虫害情報、野獣による被害情報、樹冠拡大要因情報、生育年情報、腐朽度情報、遺伝情報、植物ホルモン情報、土壌情報、林班・小班区分、所有者・管理者情報、その他文化的情報のうち少なくと1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の固定物管理システム。
  4. 前記情報端末には情報を格納する記憶部を備えており、前記固定物の個体情報のうち個体識別に最低限必要な情報のみ前記個体識別子に記録し残りの個体情報は情報端末に記録すると共に、前記データベースに格納されることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3のいずれかに記載の固定物管理システム。
  5. 前記個体識別子と非接触で前記個体情報のやり取りができる前記情報端末(第1の情報端末)とは別に、前記個体識別子より非接触で前記個体情報を取り出す第2の情報端末を有していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の固定物管理システム。
  6. 前記固定物に予め取り付けられた前記個体識別子に記録されている情報を前記情報端末で取得し、その情報を単独で又は補助的に使って該情報端末の位置情報を得られることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の固定物管理システム。
  7. 固定物に取り付け該固定物の個体情報を記憶する記憶手段を有する個体識別子において、
    耐候性を有する材料からなる本体部と、
    デジタル化された前記固定物の個体情報を記録する記憶部と、を有しており、
    前記本体部及び前記記憶部は薄いシート状に形成されており、該本体部の少なくとも一部が前記固定物に取り付けられ、
    前記記憶部はその場で非接触に情報の記録及び(又は)消去を行うことができ、前記本体部の内部に備えられることを特徴とする個体識別子。
  8. 前記記憶部は前記本体部に内蔵されることを特徴とする請求項7に記載の個体識別子。
  9. 前記記憶部は無線ICタグを有していることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の個体識別子。
  10. 前記記憶部は無線ICチップを有していることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の個体識別子。
  11. 前記本体部及び(又は)記憶部には管理者が予め決めた管理記号が記されており、さらに該本体部及び(又は)記憶部が視認性の高い色彩及び(又は)文字及び記号を含む形状を有していることを特徴とする請求項7から請求項10のいずれかに記載の個体識別子。
  12. 前記本体部の上面には、管理者が予め決めた管理記号が記される視認部が備えられており、該視認部は視認性の高い色彩及び(又は)文字及び記号を含む形状を有していることを特徴とする請求項7から請求項11のいずれかに記載の個体識別子。
  13. 前記本体部及び(又は)前記記憶部は生分解性の材料で構成されていることを特徴とする請求項7から請求項12のいずれかに記載の個体識別子。
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