JP2005184561A - データ配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で非合法ユーザによる不正使用を迅速に停止するデータ配信システムを実現すること。
【解決手段】配信された映像を視聴するためのデータ再生装置1と、データ再生装置1に対してネットワーク2を介して接続され、データ再生装置1に対して電子化された映像データを送信するデータ送信装置3と、データ再生装置1およびデータ送信装置3に対する管理を行う管理装置4とを備える。管理装置4は、データ再生装置1がネットワーク2に接続した際に与えられるIPアドレスがあらかじめ登録されたものと同一性を有するか否かの判定を行い、同一性を有さないと判定した場合には、非合法ユーザによって使用されていると判断し、データ再生装置1の機能を停止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ送信装置と、データ送信装置から送信されたデータを再生するデータ再生装置とを備えたデータ配信システムに関するものである。
近年、インターネット等の情報ネットワークの急激な発展により、遠隔地間におけるデータの送受信を容易に行うことが可能となってきている。例えば、動画を記録したデータに関しても、従来はビデオテープに録画し、録画したビデオテープを郵送する必要があったのが、近年の通信容量の増大に伴いインターネットを介したデータ転送により映像データを容易に送信することが可能となっている(例えば、特許文献1参照。)。
かかるネットワークの利便性に着目して、例えば海外で放映されるテレビ番組の映像データを現地で録画し、インターネットを経由して配信するシステムが提案されている。このような映像配信システムは、例えば対象となるテレビ放送を受信可能な地域に設置した録画サーバと、テレビ放送が受信不能な地域に設置したデータ再生装置とをネットワークによって接続し、録画サーバにおいて電子データ化した映像データを、ネットワークを介してデータ再生装置に対して送信する構成を有する。かかるサービスを提供することによって、テレビ放送の受信が不可能な地域に在住するユーザも番組を視聴することが可能となる。
特開2003−304524号公報
しかしながら、かかる映像配信システムは、不法な映像配信に利用されることを防止する必要があるという問題を有する。すなわち、上記のテレビ放送の例で説明すれば、テレビ番組の映像データに関しては制作者等の著作権者の利益を害することは許されず、映像データを送受信できるのは著作権者、著作権者の許可を得た者または著作権法上の制限を受けない者(以下、「合法ユーザ」と称する)の間でのみとなるよう映像配信システムを構築する必要がある。
このため、従来の映像配信システムでは、合法ユーザ以外のネットワーク利用者(以下、「非合法ユーザ」と称する)が映像データの送受信を行うことを防止する構成を採用している。例えば、従来の映像配信システムでは、例えば正規の視聴装置以外で視聴できないよう視聴装置から出力したアナログ映像のコピーを防止するコピーガード機能を備える構成や、視聴装置以外による映像データの受信を防止する目的で視聴装置ごとに個別の識別情報の付与および送信する映像データの暗号化処理等を行う構成が提案されている。
しかし、上記の構成を備えた場合であっても、あらゆる不正使用を防止するのは実際には困難である。例えば、上記構成を採用することによって、合法ユーザに与えられた視聴装置のみによって映像の視聴が可能なシステムを実現したとしても、何らかの手法を用いて視聴装置自体が非合法ユーザに占有された場合には意味をなさないこととなる。また、非合法ユーザによる不正使用が行われた場合、非合法ユーザが自発的に不正使用を停止することは考えにくいことから、かかる不正使用が行われた視聴装置に対して強制的に機能を停止する機構を設ける必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で非合法ユーザによる不正使用を迅速に停止するデータ配信システムを実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかるデータ配信システムは、受信したデータに基づいて再生データを生成するデータ再生装置と、前記データ再生装置に対して、ネットワークを介して前記データ再生装置のみが再生可能なデータを送信するデータ送信装置と、前記データ再生装置の使用態様に応じて、前記データ再生装置および前記データ送信装置の少なくとも一方の機能を停止する管理装置とを備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、データ再生装置およびデータ送信装置とは別にこれらの機能を停止する管理装置を設けることとしたため、データ再生装置等が非合法ユーザによって不正に使用された場合に速やかにデータ再生装置等の機能を停止することができる。
また、請求項2にかかるデータ配信システムは、上記の発明において、前記管理装置は、前記データ再生装置の使用場所の変動に応じて前記データ再生装置の機能を停止することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、データ再生装置の使用場所の変動に応じてデータ再生装置の機能停止を行うこととしている。データ再生装置が合法ユーザ以外の非合法ユーザによって使用された場合には、合法ユーザが使用していた場所とは異なる場所で不正使用されるのが通常であることから、使用場所が不法に変動した場合にデータ再生装置の機能停止を行う構成とすることで、非合法ユーザによる使用を停止することが可能である。
また、請求項3にかかるデータ配信システムは、上記の発明において、前記管理装置は、ネットワーク接続された前記データ受信装置のIPアドレスに基づいて前記データ再生装置の使用場所の変動を検出することを特徴とする。
また、請求項4にかかるデータ配信システムは、上記の発明において、前記管理装置は、前記データ受信装置のIPアドレスが登録IPアドレスと同一性を有さないと判定した場合に前記データ再生装置の使用場所に変動が生じたものとして前記データ再生装置の機能を停止することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、IPアドレスの同一性に基づいてデータ再生装置の使用場所の変化の有無を判定することとしている。インターネット等のネットワークを介した情報通信では、ネットワークの接続箇所が異なる場合には、接続端末に対して異なるIPアドレスが割り当てられるため、IPアドレスの同一性を判別することによって、データ再生装置の使用場所の変化の有無を判定することが可能である。
また、請求項5にかかるデータ配信システムは、上記の発明において、前記データ再生装置は、使用者の生体識別情報を入力する生態情報入力部と、前記生体識別情報を前記管理装置に送信する送信部とを備え、前記管理装置は、前記送信部から送信された生体識別情報に基づいて前記データ再生装置の使用態様を把握することを特徴とする。
また、請求項6にかかるデータ配信システムは、上記の発明において、前記管理装置は、前記送信部から送信された生体識別情報が、あらかじめ登録した生体識別情報と異なる場合に前記データ再生装置の機能を停止することを特徴とする。
本発明にかかるデータ配信システムは、データ再生装置およびデータ送信装置とは別にこれらの機能を停止する管理装置を設ける構成としたため、データ再生装置等が非合法ユーザによって不正に使用された場合に速やかにデータ再生装置等の機能を停止することができ、送受信されるデータに関して著作権者等の利益を害することを防止できるという効果を奏する。
また、本発明にかかるデータ配信システムは、データ再生装置の使用場所の変動に応じてデータ再生装置の機能停止を行うこととしている。データ再生装置が合法ユーザ以外の非合法ユーザによって使用された場合には、合法ユーザが使用していた場所とは異なる場所で不正使用されるのが通常であることから、使用場所が不法に変動した場合にデータ再生装置の機能停止を行う構成とすることで、非合法ユーザによる使用の停止を迅速に行えるという効果を奏する。
また、本発明にかかるデータ配信システムは、IPアドレスの同一性に基づいてデータ再生装置の使用場所の変化の有無を判定することとしている。インターネット等のネットワークを介した情報通信では、ネットワークの接続箇所が異なる場合には、接続端末に対して異なるIPアドレスが割り当てられるため、IPアドレスの同一性を判別することによって、データ再生装置の使用場所の変化の有無を判定できるという効果を奏する。そして、IPアドレスはネットワークにおいて一般的に利用されているものであるから、IPアドレスを用いた判定を行う構成を採用した場合であっても、非合法ユーザによる使用の停止を迅速に行えるデータ配信システムを簡易に構成することが可能という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるデータ配信システムを実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」と称する)を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態においては、データ配信システムの一例として、映像配信システムに利用した場合について説明を行う。しかしながら、配信するデータの種類としては映像データに限定して解釈する必要はなく、本発明は音声データ配信システムや、文字データ、バイナリデータ等あらゆる形式のデータ配信システムに適用することが可能である。また、本実施の形態において「映像データ」とは、動画に関するデータのみならず静止画に関するデータを含み、必要に応じて音声データを付加した構成を有するものである。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1にかかるデータ配信システムについて説明する。図1は、本実施の形態1にかかるデータ配信システムの全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態1にかかるデータ配信システムは、配信された映像を視聴するためのデータ再生装置1と、データ再生装置1に対してネットワーク2を介して接続され、データ再生装置1に対して電子化された映像データを送信するデータ送信装置3と、データ再生装置1およびデータ送信装置3に対する管理を行う管理装置4とを備える。
データ再生装置1は、受信したデータに基づいて映像データを再生し、再生したデータの内容を視聴可能な状態で表示するためのものである。具体的には、データ再生装置1は、例えばP2P(ピア・ツー・ピア)技術を用いてデータ送信装置3との間でデータの送受信を行う構成を有し、ペアリングされたデータ送信装置3から送信された映像データを再生する機能を有する。本実施の形態1にかかるデータ配信システムでは、データ再生装置1は、送信する映像データの著作権者、著作権者から許諾を得た者および著作権法上の制限を受けない者等の合法ユーザに与えられるものである。そして、データ再生装置1は、正常な使用態様としては合法ユーザのみによって使用されることを想定している。
図2は、データ再生装置1の構成の一例を示すブロック図である。データ再生装置1は、ネットワーク2に対してデータの送受信を行う送受信部5と、受信したデータを解析し、映像データとして再生する映像データ再生部6と、映像データ再生部6によって再生された映像データを表示する映像出力部7と、映像データ再生部6によって再生された映像データを記憶する映像記憶部8と、管理装置4から送信される機能停止命令に応じて各構成要素の機能を停止する機能停止制御部9とを備える。また、データ再生装置1は、データ送信装置3に対して送信するデータを指示するための機構を有しており、具体的には、入力部10と、送信要求生成部11とを備える。また、データ再生装置1は、自己を他と識別する際に必要となる識別情報を記憶したID記憶部12を有する。
送受信部5は、ネットワーク2を介してデータの送受信を行うためのものである。本実施の形態1においてネットワーク2は、インターネット、LAN、WAN等のネットワーク構造によって構成されており、データ再生装置1は、例えばネットワーク2に対する接続箇所等に応じて所定のIPアドレス等を付与された状態でネットワーク接続されている。
映像データ再生部6は、送受信部5から出力されるデータを復号化し、映像データとして再生するためのものである。本実施の形態1では、データ送信装置3から送信されるデータが他の端末によって受信され、映像データとして使用されることを防止するために送信データに暗号化処理が施されている。従って、映像データ再生部6は、暗号化処理が施されたデータの復号化処理を行うことによって映像データとして再生する機能を有する。また、映像データ再生部6は、再生された映像データがデータ再生装置1の外部に出力された際にデータの複製が行われることを防止するためのコピーガード情報を映像データ内に挿入する機能を有する。挿入されるコピーガード情報は、例えば、マクロビジョン(Macrovision)、カラーストライプ(Color Stripe)等の規格に従って生成される。
映像出力部7は、再生された映像信号を出力するためのものである。出力形態としては、例えば映像出力部7に映像表示機能を持たせて映像信号を視聴可能な状態で直接出力する構成としても良いし、データ再生装置1の外部に設けられたディスプレイ等に映像信号を出力する構成としても良い。
映像記憶部8は、映像データ再生部6において再生された映像データを記憶するためのものである。映像記憶部8を備えることによって、データ再生装置1のユーザは、データ送信装置3から送信された映像データを複数回視聴することが可能となる。なお、映像データの視聴回数を制限するために、映像記憶部8は、映像データの保持期間を制限したり、一度に記憶できる映像データの数を制限する機構を設けることとしても良い。
機能停止制御部9は、管理装置4からの命令に基づいて映像データ再生部6の機能を停止するためのものである。具体的には、データ再生装置1が非合法ユーザによって使用されたことを管理装置4が検知した場合、後述するように管理装置4から機能停止命令が該当するデータ再生装置1に対して送信される。かかる機能停止命令を受信することによって、機能停止制御部9は、映像データ再生部6の機能を無効化する処理を行い、その結果、該当するデータ再生装置1は、受信したデータを映像データとして再生することができなくなり、非合法ユーザによって不法に映像データが視聴されることを防止している。
送信要求生成部11は、データ送信装置3に対して、送信すべき映像データの内容について要求する情報を生成するためのものである。具体的には、送信要求生成部11は、視聴したいテレビ番組の放送チャンネル、開始時刻等を、入力部10を介して取得し、かかる番組情報と、ID記憶部12に記憶された自己の識別情報とを組み合わせた送信要求情報を生成する機能を有し、かかる送信要求情報は、送受信部5からネットワーク2を介してデータ送信装置3に対して送信される。
ID記憶部12は、複数存在するデータ再生装置1をそれぞれ識別するための識別情報を記憶するためのものである。具体的には、ID記憶部12は、データ再生装置1を識別するために特に設定された識別情報を記憶する構成としても良いし、送受信部5を実現する際に使用されるネットワークカードに備わるMACアドレスを識別情報とし、MACアドレスを備えるネットワークカードをID記憶部12として機能させる構成としても良い。
データ再生装置1の動作について簡単に説明する。まず、例えばデータ再生装置1のユーザによって入力部10を介して再生対象の映像データを指定する情報が入力され、入力情報に基づいて送信要求生成部11によって送信要求データが生成される。生成された送信要求データは送受信部5を介して所定のデータ送信装置3に伝えられ、データ送信装置3から送信要求に従った映像データが暗号化された状態で送信される。
そして、送受信部5は、データ送信装置3から送信されたデータを受信し、映像データ再生部6に出力する。映像データ再生部6は、暗号化されたデータを復号化し、映像データとして再生した状態で映像出力部7および映像記憶部8に出力する。最後に、映像出力部7は、再生された映像データを入力し、入力された映像データを視聴可能な状態で表示する。
次に、データ送信装置3について説明する。データ送信装置3は、データ再生装置1からの送信要求を受けて所定の映像データを取得し、暗号化を施した後に送信要求元のデータ再生装置1に対して送信する機能を有する。
図3は、データ送信装置3の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、データ送信装置3は、ネットワーク2を介してデータの送受信を行う送受信部13と、データ再生装置1から送信された送信要求データ等の内容を解析する受信データ解析部14とを備える。また、データ送信装置3は、解析された送信要求データの内容に基づいて所定の映像データを生成する映像データ生成部15と、テレビ放送を受信して番組内容を映像データ生成部15に出力するテレビチューナ部16と、映像データ生成部15から出力されたデータに暗号化処理を行う暗号化処理部17と、受信データ解析部14の機能を停止する機能停止制御部18とを備える。
受信データ解析部14は、上述のようにデータ再生装置1から送信された送信要求データの内容を解析するためのものである。すなわち、受信データ解析部14は、どのデータ再生装置1から送信要求データが送信されたのか、および送信すべき映像データに関する情報、例えば、放送チャンネル、放送時刻等について解析を行う。
映像データ生成部15は、テレビチューナ部16から入力されたテレビ番組の映像・音声をディジタル変換して映像データを生成するためのものである。なお、映像データ生成部15およびテレビチューナ部16は図3に示すようにデータ送信装置3に内蔵した構成としても良いが、市販のテレビチューナおよびビデオレコーダをデータ送信装置3の外部に設け、データ送信装置3は、映像データを外部から入力する構成としても良い。また、映像データ生成部15は、生成する映像データ内に送信先となるデータ再生装置1の識別情報を付加する機能を有する。これにより、データを受信したデータ再生装置1は、受信したデータが自己宛であるか否かの判定を行うことが可能であり、自己のものと異なる識別情報が含まれている場合には、送信要求対象と異なるデータであるとしてデータ再生処理を行わないこととしている。
暗号化処理部17は、映像データ生成部15によって得られた映像データに対して暗号化処理を施すためのものである。暗号化処理の内容としては、受信データ解析部14によって得られた識別情報に基づいて、データの送信先であるデータ再生装置1における復号アルゴリズムに対応した暗号化処理を行う。なお、暗号化処理としては送信先の相違にかかわらず統一した処理を行う構成としても良いが、送信先以外のデータ再生装置1にデータを受信された場合に視聴不能となるよう、データ再生装置1ごとに個別の暗号処理を行う構成を採用することが好ましい。
機能停止制御部18は、データ再生装置1内に備わる機能停止制御部9と同様に、管理装置4から送信される機能停止命令に基づいて受信データ解析部14の機能を停止するためのものである。具体的には、データ送信装置3が非合法ユーザによる使用や、送受信部13から非合法ユーザに対するデータ送信等が行われたことを管理装置4が検知した場合に、管理装置4において機能停止命令が生成され、該当するデータ送信装置3に対して機能停止命令が送信される。機能停止制御部18は、送受信部13において機能停止命令を受信した場合に駆動し、受信データ解析部14の機能を停止することによって、データ送信装置3が不正に使用されることを防止している。
データ送信装置3の動作について簡単に説明する。まず、送受信部13は、送信要求データを受信し、受信したデータを受信データ解析部14に転送する。受信データ解析部14は、データ解析を行うことによって、送信要求データの識別情報を取得し、送信するデータに対応したテレビ番組に関する情報を取得する。ここで、例えば、取得した識別情報があらかじめ登録されたものと相違する場合には、受信データ解析部14によって受信した内容は不当な送信要求データであると判定され、以後の処理を行わないこととしても良い。
識別情報があらかじめ登録されたものと一致する場合には、送信するデータに対応したテレビ番組に関する映像データの取得処理を行う。具体的には、テレビチューナ部16によって所定のテレビ番組を受信し、映像データ生成部15においてテレビ番組の映像・音声についてディジタル変換を行うと共に送信先のデータ再生装置1の識別情報を付加した上で、暗号化処理部17による暗号化処理を行う。その後、暗号化が行われたデータが送受信部13に出力され、送受信部13は、ネットワーク2を介して送信要求データを出力したデータ再生装置1に対してデータを出力する。
次に、管理装置4について説明する。管理装置4は、データ再生装置1が合法ユーザによって使用されているか否かの判定を行うと共に、合法ユーザによって使用されていない、すなわち非合法ユーザによって使用されていると判定した場合にデータ再生装置1の機能を停止するためのものである。
図4は、管理装置4の構成の一例について示すブロック図である。図4に示すように、管理装置4は、送受信部19と、送受信部19によって受信したデータの中から送信元のIPアドレスを検出するIPアドレス検出部20と、検出されたIPアドレスが登録されたものと同一性を有するか否かの判定を行う同一性判定部21とを備える。また、管理装置4は、同一性判定部21における判定に用いるためにあらかじめデータ再生装置1がネットワーク2に接続する際に割り当てられるIPアドレスの登録を行うためのIPアドレス登録制御部22と、IPアドレス登録制御部22の制御に基づいてIPアドレスを記憶するIPアドレス記憶部23とを備える。さらに、管理装置4は、同一性判定部21における判定結果に応じて機能停止命令を生成する機能停止命令生成部24を備える。
IPアドレス検出部20は、データ再生装置1から送信されるデータの中から、データ再生装置1がネットワーク2に接続する際に割り当てられているIPアドレスを検出するためのものである。具体的には、データ再生装置1は管理装置4に対して定期的にデータ送信を行うよう構成されており、IPアドレス検出部20は、受信したデータに基づいてデータ再生装置1のIPアドレスを検出し、データに含まれる識別情報と共に同一性判定部21に対して出力する機能を有する。
同一性判定部21は、IPアドレス検出部20において検出されたIPアドレスと、あらかじめ登録されたIPアドレスとの同一性について判定を行う機能を有する。本実施の形態1では、後述するようにIPアドレスの同一性の有無に応じて非合法ユーザによるデータ再生装置1の使用の有無を判定する構成を採用しており、同一性判定部21によってIPアドレスの同一性を判定することとしている。ここで、「同一性」とは、IPアドレスが完全に一致するか否かのみならず、IPアドレスにおいて実質的に同一性が担保されていると判断される場合を含む概念である。より具体的には、接続業者を介したいわゆるダイアルアップ接続のように接続ごとにIPアドレスが異なる値の場合であっても、同一箇所からネットワークに接続しているものと判断できるような場合には、同一性判定部21はIPアドレスが同一性を保持していると判定する。
IPアドレス登録制御部22は、本実施の形態1にかかる情報通信ネットワークに属するデータ再生装置1のIPアドレスをあらかじめ登録する際に機能するものである。具体的には、例えば、データ再生装置1が設置された際にネットワーク2を介して識別情報およびIPアドレスを管理装置4に対して送信し、IPアドレス登録制御部22は、受信したデータに基づいて識別情報とIPアドレスとを関連づけた状態でIPアドレス記憶部23に記憶させる。このように、本実施の形態1では、あらかじめデータ再生装置1のIPアドレスを登録し、登録したIPアドレスを用いることによってIPアドレスの同一性の判定を可能としている。
管理装置4は、同一性判定部21によってIPアドレスの同一性の判定を行うことで、データ再生装置1が合法ユーザによって使用されているか否かの判定を行う構成を有する。既に説明したように、データ再生装置1に対して送信されるデータは送信先のデータ再生装置1の識別情報を包含した後に暗号化処理が施されていることから、例えばネットワーク2に接続された他の端末装置によって映像データを再生することは困難である。また、データ再生装置1において再生される映像データは、コピーガード情報を挿入されていることから、映像データをビデオデッキ等の外部録画装置に記録して第三者に貸与等することも困難である。従って、本実施の形態1にかかるデータ配信システムでは、非合法ユーザがデータ再生装置1以外のネットワーク端末によって映像データを再生することや、データ再生装置1で再生された映像データをコピーして視聴する等の不正使用を防止することが可能な構成を有する。
しかしながら、上記の構成のみでは非合法ユーザによる映像データの視聴を完全に防止することは困難である。例えば、上記の構成では非合法ユーザがデータ再生装置1以外の装置を用いて映像データを視聴することは困難であるが、何らかの手段を用いてデータ再生装置1自体を入手した場合には、非合法ユーザは無制限に映像データの視聴が可能となる。このように不正視聴行為を完全に防止するのは容易ではないため、本実施の形態1では、不正使用に用いられたデータ再生装置1の機能を停止する管理装置4を備えることによって、不正使用が行われた場合にも映像データの著作権者等の被害を低減する構成としている。
非合法ユーザがデータ再生装置1を入手して不正視聴行為を行う場合には、合法ユーザと同じ場所でネットワーク2に接続することは考えにくく、通常は合法ユーザの使用場所とは異なる場所で使用するものと考えられる。すなわち、非合法ユーザは、合法ユーザの接続箇所とは異なる接続箇所においてデータ再生装置1をネットワーク2に接続して使用する。換言すれば、データ再生装置1が通常と異なる接続箇所においてネットワーク2に接続された場合には、合法ユーザ以外のユーザによってデータ再生装置1が使用される可能性が高いことを意味する。従って、正規のデータ再生装置1が非合法ユーザによって不法に使用されているか否かの判定の際には、データ再生装置1のネットワーク2に対する接続箇所をチェックすることが有効である。
かかる事実に基づいて、本実施の形態1では、管理装置4が、ネットワーク2に接続されたデータ再生装置1のIPアドレスの同一性をチェックする機能を備えることによって、ネットワーク2に対する接続箇所の同一性を判定することで使用場所の変動の有無を検出し、さらにはデータ再生装置1が非合法ユーザによって使用されているか否かの判定を行っている。すなわち、データ再生装置1が異なる場所でネットワーク2に対して接続した場合には、データ再生装置1のIPアドレスは異なる内容となることから、管理装置4は、IPアドレスの同一性を判定することによって、接続箇所の異同を判定し、不正視聴行為が行われているか否かの判定を行っているのである。
以下、図5に示すフローチャートを用いて管理装置4の動作について説明を行う。まず、管理装置4は、IPアドレス検出部20によって、データ再生装置1から送信されたデータに基づきデータ再生装置1の識別情報およびネットワーク2に接続した状態におけるデータ再生装置1のIPアドレスの検出を行う(ステップS101)。
そして、管理装置4は、同一性判定部21によって検出した識別情報をIPアドレス記憶部23に出力し、識別情報に対応した登録IPアドレスを抽出する(ステップS102)。IPアドレス記憶部23にはIPアドレスが識別情報に対応づけられた状態で記憶されていることから、IPアドレス記憶部23に識別情報を入力することによって、対応する登録IPアドレスが抽出される。
その後、同一性判定部21は、ステップS102において抽出された登録IPアドレスと、ステップS101において検出されたデータ再生装置1のIPアドレスとが同一性を有するか否かの判定を行う(ステップS103)。本ステップにおいて「同一性を有する」とは、上述したようにIPアドレスが完全に一致する場合のみならず、同一接続箇所においてネットワーク2に接続されていると推測できる範囲であれば、IPアドレスが一部異なる場合も含む概念である。
ステップS103においてIPアドレスが同一性を有すると判定した場合には、管理装置4は、データ再生装置1が合法ユーザに使用されていると判定する(ステップS104)。かかる場合には、管理装置4は、データ再生装置1に対して特に処置を行うことなく終了する。
一方、ステップS103においてIPアドレスが同一性を有さないものと判定した場合には、データ再生装置1が非合法ユーザに使用されているものと判定する(ステップS105)。そして、非合法ユーザによる使用を停止させるために、管理装置4は、機能停止命令生成部24において機能停止命令を生成し、生成した機能停止命令を送受信部19から送信する(ステップS106)。送信された機能停止命令は、ネットワーク2を通過してデータ再生装置1に受信され、データ再生装置1は機能を停止する。以上で、管理装置4の動作は終了する。
次に、本実施の形態1にかかるデータ配信システムにおいて管理装置4を設けたことによる利点について説明する。まず、データ再生装置1の機能停止処理を行う管理装置4を備えることで、データ再生装置1が不正使用された場合に、外部から機能停止を行うことが可能であるという利点を有する。何らかの不正使用がなされた場合には、不正使用を行ったユーザが自発的にデータ再生装置1の使用を停止することは想定しがたく、実際には、不正使用を防止するためには外部から何らかの強制的手段を用いた使用停止処理を行う必要がある。
これに対して、本実施の形態1では管理装置4を新たに備え、管理装置4が機能停止命令を送信することによってデータ再生装置1の機能を強制的に停止する構成を採用している。従って、仮に不正使用が行われた場合であっても迅速に不正使用を停止させることが可能であり、著作権者等の利益を侵害することのないデータ配信システムを実現することが可能である。
また、本実施の形態1では、不正使用の有無の判定のためにIPアドレスの同一性を判定する構成を有する。インターネット等によって構成されるネットワーク2に対してデータ再生装置1を接続した場合には、データ通信を可能とするために接続箇所に応じてIPアドレスが割り当てられる。従って、IPアドレスの同一性を判定することによって接続箇所の異同を判定することが可能であり、さらには非合法ユーザによる使用の有無の判定が可能である。一方で、ネットワーク2を介してデータの送受信を行うシステムにおいては、IPアドレスは必ず割り当てられるものであると共に、プロトコル上送信データ内にIPアドレスが含まれることとなっている。
以上のことから本実施の形態1ではIPアドレスの同一性の判定に基づいて非合法ユーザ等による不正使用の有無を判定する構成を採用し、著作権者等の利益を簡易かつ確実に保護するデータ配信システムを実現している。すなわち、IPアドレスは、接続箇所によって異なる内容のものとなることからデータ再生装置1の移動の有無を簡易に判定することが可能である。そして、データ再生装置1が非合法ユーザによって占有された場合には、合法ユーザとは異なる位置でデータ再生装置1をネットワーク接続するのが通常であることから、IPアドレスの同一性を判定することによって、非合法ユーザによる使用の有無を判定することが可能となり、非合法ユーザの継続的使用による著作権者等の利益の侵害を抑制することができる。
また、IPアドレスの同一性に基づいて不正使用の有無を判定することとしたことによる別の利点も存在する。すなわち、IPアドレスは、インターネット等のネットワーク2の通信プロトコルに既に含まれているものであることから、本実施の形態1にかかるデータ配信システムでは、不正使用の判別のために特別なインフラ等を必要としないという利点を有する。すなわち、IPアドレスを用いることで、例えば、データ再生装置1の使用場所を検出する特別な機構等を設けること無く不正使用の有無を判定することができる。従って、IPアドレスの同一性に基づいて不正使用の有無を判定する構成を採用することによって、構成が簡易かつ安価なデータ配信システムを構築することが可能である。
なお、本実施の形態1において、例えば登録されたものと異なるIPアドレスを用いた使用が行われている場合に即座にデータ再生装置1の機能を停止するのではなく、一定期間経過後も登録されたIPアドレスと異なる場合に初めて機能を停止することとしても良い。例えば、データ再生装置1がユーザに携帯可能な程度にまで小型化された装置の場合、ユーザはデータ再生装置1を旅行等の際に携帯し、普段と異なる箇所でネットワーク2に接続する場合が考えられる。かかる場合に一律にデータ再生装置1の機能を停止するのではなく、通常の旅行と判断できる所定期間の間は、IPアドレスの変更があっても機能を停止せず、所定期間を経過した後にもIPアドレスが登録したものと異なるままである場合に初めて不正使用と判断し、データ再生装置1の機能を停止する構成とすることも有効である。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかるデータ配信システムについて説明する。本実施の形態2にかかるデータ配信システムは、データ再生装置を使用するユーザの生体識別情報に基づいて管理装置が不正使用の有無を判定する構成を有する。
図6は、本実施の形態2にかかるデータ配信システムを構成するデータ再生装置25の構成を示すブロック図である。図6に示すように、データ再生装置25は、実施の形態1におけるデータ再生装置1と同様に、送受信部5、映像データ再生部6、映像出力部7、映像記憶部8、機能停止制御部9、入力部10、送信要求生成部およびID記憶部12を備える他に、生体識別情報を入力する生体情報入力部26を新たに備えた構成を有する。
生体情報入力部26から入力する生体識別情報は、例えばユーザの指紋に関する情報や、ユーザの虹彩に関する情報のように、個々の人物を識別可能な情報とする。本実施の形態2では、例えば、ユーザはデータ再生装置25によって所望のテレビ番組を視聴するために送信要求をデータ送信装置に対して送信する際に、生体情報入力部26を介して生体識別情報を入力する構成とする。そして、入力された生体識別情報は、管理装置に送信され、あらかじめ登録された生体識別情報との同一性を判定されることとしている。
図7は、本実施の形態2にかかるデータ配信システムを構成する管理装置27の構成を示すブロック図である。管理装置27は、送受信部19および機能停止命令生成部24の他に、生体情報検出部28と、生体情報登録制御部29と、同一性判断部30と、生体情報記憶部31とを備える。
生体情報登録制御部29は、データ再生装置25を使用する合法ユーザの生体識別情報の登録を行うためのものである。すなわち、あらかじめデータ再生装置25の合法ユーザの生体識別情報については、ネットワーク2を介して管理装置27に対して送信されることから、生体情報登録制御部29は、受信したデータに基づいて合法ユーザの生体識別情報を、データ再生装置25の識別情報と関連づけて生体情報記憶部31に登録する。
生体情報検出部28は、データ再生装置25から送信されるデータの中から生体識別情報を検出するためのものである。具体的には、生体情報検出部28は、データ再生装置25から送信されるデータの中から生体識別情報と、送信元のデータ再生装置25の識別情報とを検出し、同一性判断部30に対して出力する機能を有する。
同一性判断部30は、生体情報検出部28から出力された生体識別情報と、生体情報記憶部31に記憶された対応する生体識別情報とを比較し、同一性の有無について判定した結果を機能停止命令生成部24に出力するためのものである。具体的には、生体情報検出部28から出力されたデータ再生装置25の識別情報に基づいて生体情報記憶部31に登録した、対応する生体識別情報を入力し、生体情報検出部28から出力された生体識別情報との同一性を判定する機能を有する。
機能停止命令生成部24は、同一性判断部30による判定結果に基づいて機能停止命令の生成を行うためのものである。具体的には、同一性判断部30によって、データ再生装置25から送信された生体識別情報が、あらかじめ登録した生体識別情報と同一性を有さないと判定された場合には、データ再生装置25が合法ユーザ以外の者、例えば非合法ユーザによって使用されていると推定されることから、データ再生装置25の不正使用を停止するために、機能停止命令を生成する。機能停止命令生成部24によって生成された機能停止命令は、送受信部19からネットワーク2を介してデータ再生装置25に送信され、データ再生装置25内に備わる機能停止制御部9によって、映像データ再生部6の機能が停止される。
本実施の形態2にかかるデータ配信システムは、実施の形態1と同様に管理装置27によって不正使用が行われたデータ再生装置25等の機能を停止する構成を有する一方、生体識別情報を活用することによって不正使用の有無を判定するという点で実施の形態1と異なる構成を有する。生体識別情報は、個人に固有の情報であることから、非合法ユーザによる不正使用の有無を正確に判定することが可能となるという利点を有する。
以上、実施の形態1、2に渡って本発明を説明したが、本発明は上記の例に限定して解釈するべきではなく、当業者であれば様々な変形例、実施例等に想到することが可能である。例えば、実施の形態1、2では、データ再生装置1とデータ送信装置3とが1対1で通信を行うことを前提としているが、例えば、複数のデータ送信装置3間で、稼動状況に関する情報をやりとりする機構を備え、あるデータ送信装置3に余裕がない場合に他のデータ送信装置3が機能を肩代わりする構成を採用しても良い。また、データ送信装置3を複数とするのではなく、単一のデータ送信装置3がサーバとして機能し、単一のデータ送信装置3から複数のデータ再生装置1に対してデータ送信を行う、いわゆるサーバ&クライアント方式のデータ配信システムに対して本発明を適用することも可能である。
また、非合法ユーザの使用を防止する機構として、データ再生装置1において、例えばデータ再生時に合法ユーザのみが知り得るパスワードの入力を要求することとしても良い。正しいパスワードが入力されない限り映像データの再生を不可能とする構成を備えることによって、非合法ユーザの不正使用を防止することが可能である。
実施の形態1にかかるデータ配信システムの全体構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるデータ再生装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるデータ送信装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1における管理装置の構成を示すブロック図である。 管理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2にかかるデータ配信システムを構成するデータ再生装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるデータ配信システムを構成する管理装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 データ再生装置
2 ネットワーク
3 データ送信装置
4 管理装置
5 送受信部
6 映像データ再生部
7 映像出力部
8 映像記憶部
9 機能停止制御部
10 入力部
11 送信要求生成部
12 記憶部
13 送受信部
14 受信データ解析部
15 映像データ生成部
16 テレビチューナ部
17 暗号化処理部
18 機能停止制御部
19 送受信部
20 IPアドレス検出部
21 同一性判定部
22 IPアドレス登録制御部
23 IPアドレス記憶部
24 機能停止命令生成部
25 データ再生装置
26 生体情報入力部
27 管理装置
28 生体情報検出部
29 生体情報登録制御部
30 同一性判断部
31 生体情報記憶部

Claims (6)

  1. 受信したデータに基づいて再生データを生成するデータ再生装置と、
    前記データ再生装置に対して、ネットワークを介して前記データ再生装置のみが再生可能なデータを送信するデータ送信装置と、
    前記データ再生装置の使用態様に応じて、前記データ再生装置および前記データ送信装置の少なくとも一方の機能を停止する管理装置と、
    を備えたことを特徴とするデータ配信システム。
  2. 前記管理装置は、前記データ再生装置の使用場所の変動に応じて前記データ再生装置の機能を停止することを特徴とする請求項1に記載のデータ配信システム。
  3. 前記管理装置は、ネットワーク接続された前記データ受信装置のIPアドレスに基づいて前記データ再生装置の使用場所の変動を検出することを特徴とする請求項2に記載のデータ配信システム。
  4. 前記管理装置は、前記データ受信装置のIPアドレスが登録IPアドレスと同一性を有さないと判定した場合に前記データ再生装置の使用場所に変動が生じたものとして前記データ再生装置の機能を停止することを特徴とする請求項3に記載のデータ配信システム。
  5. 前記データ再生装置は、
    使用者の生体識別情報を入力する生態情報入力部と、
    前記生体識別情報を前記管理装置に送信する送信部とを備え、
    前記管理装置は、前記送信部から送信された生体識別情報に基づいて前記データ再生装置の使用態様を把握することを特徴とする請求項1に記載のデータ配信システム。
  6. 前記管理装置は、前記送信部から送信された生体識別情報が、あらかじめ登録した生体識別情報と異なる場合に前記データ再生装置の機能を停止することを特徴とする請求項5に記載のデータ配信システム。
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