JP2005182139A - 識別情報及びパスワード管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワーク上の複数のサーバやコンピュータに接続する際にIDと、パスワードとをユーザに代わって設定するID及びパスワード管理装置を提供する。
【解決手段】 クライアント101はアクセスサーバ・順序管理リスト102を読み込んでサーバへの接続順序を判定し、これに従ってID・パスワード管理リストから読み込んだ各サーバに接続するためのIDと、パスワードとを各サーバへ送信し、接続が成功したサーバ名のうち最後のものをトラブル管理データ107へ書き込む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク上の複数のサーバやコンピュータに接続するためのID及びパスワード管理装置に関するものである。
従来の技術では、クライアントのコンピュータがネットワーク上の複数のサーバとの接続処理のために各サーバにユーザのIDと、パスワードとを送信する際には、ユーザ自身がIDとパスワードとを入力するか、あるいは、特許文献1に記載の技術を使用して複数のIDと、パスワードとの中からユーザが明示的に選択する必要があった。また、複数のサーバに接続する途中でパスワード入力誤りなどのエラーが発生した場合、最初のサーバから接続しなおす必要があった。
特開2000−322383号公報
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的は、ネットワーク上の複数のサーバやコンピュータに接続する際にIDと、パスワードとをユーザに代わって設定する識別情報及びパスワード管理装置を提供することにある。
この発明は前述の課題を解決するためになされたもので、請求項1の発明は、記憶領域に記憶された情報を用い、ネットワークを介して複数のサーバへの接続を行う識別情報及びパスワード管理装置であって、前記記憶領域において、前記サーバの識別情報と、各サーバの接続順序とを格納する順序管理部と、前記サーバの識別情報と、前記サーバへ接続処理を行う際に必要なユーザの識別情報及びパスワードとを格納する識別情報・パスワード管理部とを有し、前記記憶領域から、前記サーバの識別情報、接続順序、ユーザ識別情報及びパスワードを読み出し、前記サーバの識別情報及び前記接続順序に基づいてサーバへの接続を行うとともに、当該サーバに対応するユーザ識別情報及びパスワードを前記サーバに送信する送信部と、を備えることを特徴とする識別情報及びパスワード管理装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の識別情報及びパスワード管理装置であって、前記記憶領域において、サーバへの接続が成功した最後のサーバの識別情報を格納し、接続エラーが発生した場合には、前記最後のサーバの識別情報を読み出し、接続順序において、当該サーバの次のサーバから接続処理を行うことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2に記載の識別情報及びパスワード管理装置であって、各サーバの接続順序をネットワークを介して入力する接続順序入力部と、前記接続順序入力部から入力された接続順序に基づいて、前記順序管理部の接続順序を変更することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、記憶領域に記憶された情報を用い、ネットワークを介してサーバへの接続を行う識別情報及びパスワード管理装置であって、前記記憶領域において、前記サーバの識別情報と、前記サーバへ接続処理を行う際に必要なユーザの識別情報及びパスワードとを格納する識別情報・パスワード管理部と、前記サーバと、前記ユーザ識別情報及びパスワードの入力方法を示す入力方法ロジックを関連付けて格納する入力方法ロジック部とを有し、前記記憶領域から、前記サーバの識別情報、ユーザ識別情報及びパスワード、入力方法ロジックを読み出し、前記サーバの識別情報に基づいてサーバへの接続を行うとともに、当該サーバに対応するユーザ識別情報及びパスワードを、前記入力方法ロジックに基づいて、前記サーバに送信する送信部と、を備えることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4に記載の識別情報及びパスワード管理装置であって、前記記憶領域において、前記パスワードの有効期限を示すパスワード有効期限管理情報を格納し、前記送信部において、パスワードを前記サーバに送信する前に、前記パスワード有効期限管理情報を読み出し、前記パスワードが有効期限内であるか否かを確認することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5に記載の識別情報及びパスワード管理装置であって、前記サーバの識別情報は、インターネット上のホームページのアドレスであることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、サーバのアクセス順にIDとパスワードとを送信することで、ユーザの識別情報やパスワードの入力、あるいは、選択の負担を軽減することができる効果がある。
また、請求項2の発明によれば、複数のサーバと接続する場合に、途中のサーバでエラーが起きても、当該エラーの発生したサーバから再度接続処理の実行ができるため、最初のサーバから接続をやり直すのに要するユーザの負担や時間を省くことができる効果がある。
また、請求項3の発明によれば、サーバへの接続順序をネットワークを介して更新することにより、ユーザ自身によるサーバへの接続順序の変更が不要となり、ユーザの負担を軽減することができる効果がある。
また、請求項4の発明によれば、入力方法ロジックに基づいて、サーバにユーザ識別情報及びパスワードを送信するため、ユーザ識別情報及びパスワードの入力方法が異なるサーバに対してもユーザによる識別情報やパスワードの入力の際の負担を軽減することができる効果がある。
また、請求項5の発明によれば、パスワードをサーバに送信する前に、パスワードが有効期限内であるか否かを確認するため、有効期限を過ぎたパスワードのサーバへの送信を抑止することができる効果がある。
また、請求項6の発明によれば、インターネットを経由してホームページを読み取った際に、IDやパスワードが必要な場合であっても、ユーザの手を煩わすことなく、IDと、パスワードとを送信できる効果がある。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
図1はこの発明の実施の形態におけるID及びパスワード管理装置の構成図である。クライアント101はデータ記憶媒体からデータを読み込んでネットワーク上のOTP(One Time Password)サーバ103と、VPN(Virtual Private Network)サーバ105と、メールサーバ106とに接続要求を出力する、インターネットアクセス機能(送信部)を有するコンピュータである。なお、クライアント101は上述の識別情報及びパスワード管理装置に対応する。
データ記憶媒体はUSBポートへ差し込んで使用する記憶装置であり、アクセスサーバ・順序管理リスト102(順序管理部)と、ID・パスワード管理リスト104(識別情報・パスワード管理部)と、トラブル管理データ107と、サーバ名リスト301(図3)と、入力方法ロジック303a〜c(図3)とを格納している。
アクセスサーバ・順序管理リスト102はサーバ名と、接続順序とを格納する。ここで、本実施の形態ではサーバの識別情報として、サーバ名を使用する。ID・パスワード管理リスト104はサーバ名と、IDと、パスワードとを格納する。また、ID・パスワード管理リスト104において、サーバ名にはインターネットのホームページのアドレスも含まれる。
トラブル管理データ107はクライアント101との接続処理が完了した最後のサーバ名を格納する。
OTPサーバ103はクライアント101からの接続要求を受け付けるコンピュータである。
VPNサーバ105はクライアント101からの接続要求を受け付けるコンピュータである。
メールサーバ106はクライアント101からの接続要求を受け付けるコンピュータである。
また、図3は本実施の形態による識別情報及びパスワード管理装置を、インターネットを経由したホームページの読み込み処理に適用した図である。
サーバ名リスト301はホームページのアドレスを格納し、データ記憶媒体中に格納されている。
ブラウザ302はインターネットを経由してホームページを読み込み、表示する。
ID・パスワード管理リスト104のサーバ名には、ホームページのアドレスも格納する。
サーバ名リスト301はホームページのアドレスのリストであり、ID・パスワード管理リスト104のサーバ名に対応する。
クライアント101はサーバ名リスト301からホームページのアドレスを読み込み、ID・パスワード管理リスト104からIDと、パスワードとを読み込む。また、クライアント101はブラウザ302の表示するホームページのアドレスと、ユーザが入力するIDと、パスワードとを入力し、サーバ名リスト301へホームページのアドレスを書き込み、ID・パスワード管理リスト104へIDと、パスワードと、ホームページのアドレスとを書き込む。
入力方法ロジック303a〜cはインターネットを経由してホームページを読み込むプログラムに対し、IDと、パスワードとの設定処理を行うプログラムであり、データ記憶媒体中に格納されている。クライアント101は入力方法ロジック部に相当する機能を備え、入力方法ロジック303a〜cから適当なものを選択する。
次に、図を参照して本実施の形態におけるID及びパスワード管理装置の動作について、説明する。処理の流れにはクライアント101起動時における各サーバとの接続処理と、ホームページアクセスとの2通りがある。図2はクライアント101がネットワーク上のメールサーバへ接続を行う処理の流れを表している。
<各サーバとの接続処理>
まず、ユーザがクライアント101を起動すると、クライアント101は接続処理を行う必要のあるサーバの情報を読み込むために、アクセスサーバ・順序管理リスト102をデータ記憶媒体から読み込む。アクセスサーバ・順序管理リスト102の「アクセス順序」から、この接続処理ではクライアント101はOTPサーバ103と、VPNサーバ105と、メールサーバ106とに順次接続を行う必要があることが分かる。
そこで、クライアント101は最初の接続先であるOTPサーバ103へサービス開始要求を送信する(ステップS201)。OTPサーバ103はクライアント101から要求を受信し、クライアント101へIDと、パスワードとの要求を送信する(ステップS202)。
次に、クライアント101はOTPサーバ103からデータを入力し、ID・パスワード管理リスト104をデータ記憶媒体から読み込む。しかし、OTPサーバ103のパスワードは設定されていないため、クライアント101はユーザに対してパスワードの入力要求を出力する(ステップS203)。ユーザはクライアント101からの要求に対してパスワードをクライアント101へ入力する。クライアント101はユーザからデータ受け取り、ID・パスワード管理リスト104中のID“1”と、ユーザが入力したパスワードとをOTPサーバ103へ送信する(ステップS203)。
次に、OTPサーバ103はクライアント101からデータを受信し、IDと、パスワードとが正しいことを確認し、クライアント101へ接続の許可を表す“OK”を送信する(ステップS204)。
次に、クライアント101はデータを入力し、データ記憶媒体中のトラブル管理データ107にOTPサーバ103との接続まで処理が完了したことを示す“A”を書き込む(ステップS205)。
次に、2番目の接続先であるVPNサーバ105との接続を行うため、クライアント101はサービス開始要求をVPNサーバ105へ送信する(ステップS206)。VPNサーバ105はクライアント101から要求を受信し、クライアント101へIDと、パスワードとの要求を送信する(ステップS207)。次に、クライアント101はVPNサーバ105からデータを入力し(ステップS208)、データ記憶媒体からID・パスワード管理リスト104中のVPNサーバ105に該当するサーバ名“B”のID“2”と、パスワード“@@@”とを読み込み(ステップS209)、VPNサーバ105へ送信する(ステップS210)。
次に、VPNサーバ105はクライアント101からデータを受信し、IDと、パスワードとが正しいことを確認し、クライアント101へ接続の許可を表す“OK”を送信する(ステップS211)。
次に、クライアント101はデータを入力し、データ記憶媒体中のトラブル管理データ107にVPNサーバ105との接続まで処理が完了したことを示す“B”を書き込む(ステップS212)。
なお、VPNサーバ105がクライアント101からのデータ受信後のIDと、パスワードとの確認の際に、パスワードがこれより前に変更されていたためにエラーを検知した場合、VPNサーバ105はクライアント101へ“NG”を送信する。クライアント101はVPNサーバ105からデータを受け取り、サーバとの接続を再度行うために、データ記憶媒体中のトラブル管理データ107を読み込む。トラブル管理データ107から、クライアント101はOTPサーバ103との接続まで処理が完了したことが分かる。次に、クライアント101はID・パスワード管理リスト104を読み込み、OTPサーバ103の次に接続処理を行うべきサーバ名が“B”であるため、VPNサーバ105への再接続を行うべきであることが分かる。そこで、クライアント101はデータ記憶媒体から個人情報108を読み込み、“電話番号”を新しいパスワードであると推測し、VPNサーバ105へID“2”と、パスワード“電話番号”とを送信して接続を要求する。VPNサーバ105はIDと、パスワードとが正しいことを確認し、クライアント101へ接続の許可を表す“OK”を送信する(ステップS211)。
次に、最後の接続先であるメールサーバ106との接続を行うため、クライアント101はサービス開始要求をメールサーバ106へ送信する(ステップS213)。メールサーバ106はクライアント101から要求を受信し、クライアント101へIDと、パスワードとの要求を送信する(ステップS214)。次に、クライアント101はメールサーバ106からデータを入力し(ステップS215)、ID・パスワード管理リスト104をデータ記憶媒体から読み込み(ステップS216)、ID・パスワード管理リスト104中のメールサーバ106に対応するサーバ名“C”のID“3”と、パスワード“+++”とをメールサーバ106へ送信する(ステップS217)。
次に、メールサーバ106はクライアント101からデータを受信し、IDと、パスワードとが正しいことを確認し、クライアント101へ接続の許可を表す“OK”を送信する(ステップS218)。
次に、クライアント101はデータを入力し、データ記憶媒体中のトラブル管理データ107にメールサーバ106との接続まで処理が完了したことを示す“C”を書き込む(ステップS219)。続いて、クライアント101はメールサービスの開始要求をメールサーバ106へ送信し(ステップS220)、メールサーバ106はメールサービスを開始する(ステップS221)。
<ホームページアクセス>
第2の処理として、図3と、図4とはクライアント101がインターネットを経由して読み込んだホームページに対し、IDと、パスワードとを入力する処理を表している。ステップS401〜S404は初回のホームページ読み込み時の処理の流れであり、ステップS405〜S408は2回目以降のホームページ読み込み時の処理の流れである。
まず、初回のホームページ読み込み時の処理について説明する。
クライアント101は、データ記憶媒体中のサーバ名リスト301を読み込み、画面の上において新しいプログラムが起動され、処理を開始するのを待つ。ユーザは、ブラウザ302を起動し、インターネットを経由してホームページへの読み込みを行うことを指示する。
次に、ブラウザ302が起動すると、画面監視を行っていたクライアント101はブラウザ302の起動を検知し、画面からホームページのアドレスを読み込み、サーバ名リスト301にブラウザ302がアクセスしようとしているホームページのアドレスが含まれることをチェックする。しかし、このホームページの読み込みは初回であるため、サーバ名リスト301には含まれていない。このため、クライアント101はユーザが画面にIDと、パスワードとを入力するのを待つ(ステップS401)。
次に、ユーザはIDと、パスワードとをブラウザ302へ入力してブラウザ302にログインを指示する。クライアント101はブラウザ302へのログインの指示を検知し(ステップS402)、ホームページのアドレスと、IDと、パスワードとを画面から読み込み、データ記憶媒体中のID・パスワード管理リスト104へ書き込む。また、クライアント101はサーバ名リスト301へホームページのアドレスを書き込む(ステップS403)。ブラウザ302はユーザからの指示を受け、ログインの処理を行うため、IDとパスワードとをインターネットを経由して接続対象のサーバへ送信する(ステップS404)。
次に、2回目以降のホームページ読み込み時の処理について説明する。
クライアント101は、データ記憶媒体中のサーバ名リスト301を読み込み、画面上において新しいプログラムが起動され、処理を開始するのを待つ。ユーザは、ブラウザ302を起動し、ブラウザ302にインターネットを経由してホームページへのアクセスを行うことを指示する(ステップS405)。
次に、ブラウザ302が起動すると、画面監視を行っていたクライアント101はブラウザ302の起動を検知し(ステップS406)、サーバ名リスト301にブラウザ302がアクセスしようとしているホームページのアドレスが含まれることを確認する。
次に、クライアント101はデータ記憶媒体中の入力方法ロジックを読み込み、ブラウザ302に対応するIDとパスワードとの入力方法ロジック303aを選択する。
次に、クライアント101はデータ記憶媒体からID・パスワード管理リスト104を読み込み(ステップS407)、ブラウザ302がアクセスしようとしているホームページのアドレスに対応するIDと、パスワードとのブラウザ302への出力を入力方法ロジック303aに要求し、入力方法ロジック303aはブラウザ302へデータを出力する。ブラウザ302はデータを入力し、画面上に表示し、ユーザからの指示を待つ。
ユーザは、ブラウザ302にログインを指示する。ブラウザ302はユーザの指示を受け、ログインを行う(ステップS408)。
ここで、入力方法ロジックの選択は、ブラウザなどの起動されたアプリケーション、或いはアクセスするホームページに対応付けられて入力方法ロジックが選択される。例えば、サーバ名リスト301にさらにロジックの種別を予め記憶するように構成してもよいし、起動されるアプリケーションに対応してロジックの種別を予め記憶し、アプリケーションが起動されると、クライアントにおいて起動されたアプリケーションを判断し、ロジックを選択するように構成することもできる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、VPNサーバ105でのエラー検知に対し、クライアント101は個人情報108の“電話番号”を新しいパスワードであると推測したが、この処理は例えば“電話番号”と“郵便番号”の組み合わせを新しいパスワードとみなしてもよい。
また、クライアント101はパスワードの推測を行う代わりに、ユーザに対して新しいパスワードの入力を要求してもよい。
また、データ記憶媒体中にあらかじめパスワード有効期限管理情報を格納しておき、クライアント101は各サーバへの接続処理前にパスワード有効期限管理情報を参照してパスワードの有効期限内であることを確認し、有効期限を超過する前にユーザに新しいパスワードの入力を要求してもよい。
また、アクセスサーバ・順序管理リストと、ID・パスワード管理リスト104とはユーザによって書き換えられることとしてもよい。これにより、サーバのアクセス順序の変更や、サーバの追加、あるいはIDやパスワードの追加、変更が必要になった場合などにも対応ができる。
例えば、サーバのアクセス順序の変更やサーバの追加などは、ネットワークを用いて外部から入力し、変更するように構成することができる。このように構成することで、サーバ側でアクセス順序が変更されても、自動的に変更を行うことが可能となる。
このような変更は容易である。
本発明の実施の形態によるID及びパスワード管理装置の構成例を示す図である。 本発明の実施形態によるID及びパスワード管理装置のサーバへの接続処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の実施形態によるID及びパスワード管理装置を利用したインターネット上のホームページの読み込み処理を表すブロック図である。 本発明の実施形態によるID及びパスワード管理装置を利用したインターネット上のホームページの読み込み処理の流れを表すフローチャートである。
符号の説明
101…クライアント
102…アクセスサーバ・順序管理リスト
103…OTPサーバ
104…ID・パスワード管理リスト
105…VPNサーバ
106…メールサーバ
107…トラブル管理データ
108…個人情報
301…サーバ名リスト
302…ブラウザ
303a、303b、303c…入力方法ロジック

Claims (6)

  1. 記憶領域に記憶された情報を用い、ネットワークを介して複数のサーバへの接続を行う識別情報及びパスワード管理装置であって、
    前記記憶領域において、
    前記サーバの識別情報と、各サーバの接続順序とを格納する順序管理部と、
    前記サーバの識別情報と、前記サーバへ接続処理を行う際に必要なユーザの識別情報及びパスワードとを格納する識別情報・パスワード管理部とを有し、
    前記記憶領域から、前記サーバの識別情報、接続順序、ユーザ識別情報及びパスワードを読み出し、前記サーバの識別情報及び前記接続順序に基づいてサーバへの接続を行うとともに、当該サーバに対応するユーザ識別情報及びパスワードを前記サーバに送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする識別情報及びパスワード管理装置。
  2. 前記記憶領域において、サーバへの接続が成功した最後のサーバの識別情報を格納し、
    接続エラーが発生した場合には、前記最後のサーバの識別情報を読み出し、接続順序において、当該サーバの次のサーバから接続処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の識別情報及びパスワード管理装置。
  3. 各サーバの接続順序をネットワークを介して入力する接続順序入力部と、
    前記接続順序入力部から入力された接続順序に基づいて、前記順序管理部の接続順序を変更することを特徴とする請求項1乃至2に記載の識別情報及びパスワード管理装置。
  4. 記憶領域に記憶された情報を用い、ネットワークを介してサーバへの接続を行う識別情報及びパスワード管理装置であって、
    前記記憶領域において、
    前記サーバの識別情報と、前記サーバへ接続処理を行う際に必要なユーザの識別情報及びパスワードとを格納する識別情報・パスワード管理部と、
    前記サーバと、前記ユーザ識別情報及びパスワードの入力方法を示す入力方法ロジックを関連付けて格納する入力方法ロジック部とを有し、
    前記記憶領域から、前記サーバの識別情報、ユーザ識別情報及びパスワード、入力方法ロジックを読み出し、前記サーバの識別情報に基づいてサーバへの接続を行うとともに、当該サーバに対応するユーザ識別情報及びパスワードを、前記入力方法ロジックに基づいて、前記サーバに送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする識別情報及びパスワード管理装置。
  5. 前記記憶領域において、前記パスワードの有効期限を示すパスワード有効期限管理情報を格納し、
    前記送信部において、パスワードを前記サーバに送信する前に、前記パスワード有効期限管理情報を読み出し、前記パスワードが有効期限内であるか否かを確認することを特徴とする請求項1乃至4に記載の識別情報及びパスワード管理装置。
  6. 前記サーバの識別情報は、インターネット上のホームページのアドレスであることを特徴とする請求項1乃至5に記載の識別情報及びパスワード管理装置。
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