JP2005178019A - 微小溝を持つ構造体、その製造方法、及びこれを用いて形成されるインクジェット用記録ヘッド - Google Patents

微小溝を持つ構造体、その製造方法、及びこれを用いて形成されるインクジェット用記録ヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】溝底部に曲面形状、漏斗形状などの深さの変化する形状を制御性良く形成できる溝ないし孔を有する構造体の製造方法である。
【解決手段】場所により深さが変化する溝ないし孔205が基板201に形成された構造体の製造方法は、基板201上にエッチングマスク層203を形成するマスク形成工程と、エッチングマスク層203を用いて基板201をエッチングして、側壁を挟んで隣接する複数の成分溝204を経過的に形成し、その後、更にエッチングを進めて複数の成分溝204のそれぞれを連結させ、複数の成分溝204の底面の包絡面が所望の溝ないし孔の底面にほぼ相当する様にして所望の溝ないし孔205を形成するエッチング工程とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般的には、微小溝を持つ構造体、及びその製造方法に関するものであり、特には、例えば、液滴を吐出するノズル部と圧力を発生させる圧力発生室とを備えたインクジェット用記録ヘッド、及びその製造方法に関するものである。
インクジェット用記録ヘッドや、微小流路を用いるマイクロチップなどの微小構造体には、流体を流す為の微小構造体よりなる微小流路が形成される。微小流路の形成方法としては、例えば、(100)Si基板にアルカリ異方性エッチングを施して得られる、4つの(111)面に囲まれた逆ピラミッド型のノズルが知られている(非特許文献1参照)。
また、シリコン基板をドライエッチングし、垂直溝よりなるインクキャビティを形成する方法も提案されている(特許文献1参照)。また、シリコン基板の表面と裏面に対して、それぞれ、異方性エッチング及び或る程度の異方性を兼ね備えた等方性エッチングを行い、ノズルとインク入り口を形成する方法も提案されている(特許文献2参照)。さらには、シリコン基板のエッチングにおいて、エッチングマスク層に、ハーフエッチング、フルエッチングを行い、該エッチングマスク層(段差形状を有するエッチングマスク層)を用いてシリコン基板をエッチングし、段状断面のノズルを形成する方法も提案されている(特許文献3参照)。
Applied Physics Letters誌(第31巻,2号,1977年 135〜137項) 特開平10-286960号公報 特開平9-57981号公報 特開平11-028820号公報
微小流路内に流体を流す場合、流路形状に、例えば段差形状や、急激に流路径が狭まる部分等があると、段差部分や、急激に流路径が狭まった部分に、流体に含まれるガス等が溜まってしまうことがある。こうしたガスが溜まってくると、流体の流れを阻害したり、場合によっては、流体の流れを止めてしまう。例えば、インクジェット用記録ヘッドなどでは、吐出口近傍にガスが溜まると、流体を吐出できなくなることがある。
上記課題に鑑み、本発明の構造体の製造方法は、場所により深さが変化する溝ないし孔が基板に形成された構造体の製造方法であって、基板上にエッチングマスク層を形成するマスク形成工程と、該エッチングマスク層を用いて基板をエッチングして、側壁を挟んで隣接する複数の成分溝を経過的に形成し、その後、更にエッチングを進めて複数の成分溝のそれぞれを連結させ、複数の成分溝の底面の包絡面が所望の溝ないし孔の底面にほぼ相当する様にして所望の溝ないし孔を形成するエッチング工程とを有することを特徴とする。この製造方法によれば、溝底部が曲面形状、漏斗形状になった溝ないし孔を有する構造体などの、場所により深さが変化する溝ないし孔が基板に形成された構造体を制御性良く形成できる。勿論、この製法は、その性質上、どの様な底面を有する構造体も作製できて、段差形状などの底面を持つ構造体も作製できる。
上記基本構成に基づいて、以下の様な製造態様が可能である。
前記エッチング工程が、前記基板をエッチングして前記側壁を挟んで隣接する複数の成分溝を形成する第一のエッチング工程と、前記第一のエッチング工程により形成された複数の成分溝のそれぞれを連結させるようにエッチングを行う第二のエッチング工程とからなるようにできる。ここにおいて、典型的には、前記第一のエッチング工程では異方性ドライエッチングを行ない、前記第二のエッチング工程では等方性エッチングを行なう(後記第1の実施例などを参照)。
また、前記エッチング工程では、異方性ドライエッチングのみを行なって所望の溝ないし孔を形成するようにもできる(後記第5の実施例を参照)。
前記マスク層は、次の様に形成し得る。
第1に、前記側壁を挟んで隣接する複数の成分溝が経過的に形成される様に、前記側壁を形成するための充分な厚みの境界側壁形成用マスク部を間に挟み且つ形状と寸法が適当に設定された複数の開口部を有する様にマスク層を形成する(図2、図11等を参照)。第2に、前記側壁を挟んで隣接する複数の成分溝が経過的に形成される様に各部の厚みが適当に設定される様にマスク層を形成する(図5、図11を参照)。第3に、複数の層により形成される部分を有し、前記側壁を挟んで隣接する複数の成分溝が経過的に形成される様に各部の積層構造が適当に設定される様にマスク層を形成する(図6、図11を参照)。
上記マスク層形成において、典型的には、前記厚みが適当に設定された各部または前記積層構造が適当に設定された各部は、前記側壁を挟んで隣接する複数の成分溝が経過的に形成される様に、前記側壁を形成するための充分な厚みの境界側壁形成用マスク部を間に挟み且つ形状と寸法が適当に設定される(図5、図6、図11を参照)。
更に、上記課題に鑑み、本発明の構造体の製造方法は、場所により深さが変化する溝ないし孔が基板に形成された構造体の製造方法であって、基板上にエッチングマスク層を形成するマスク形成工程と、該エッチングマスク層を用いて基板をエッチングして所望の溝ないし孔を形成するエッチング工程とを有し、前記マスク層は、形成されるべき溝ないし孔の前記変化する深さにほぼ対応して厚みまたは積層構造が変化する部分を有することを特徴とする(図12を参照)。この製造方法によっても、溝底部が曲面形状,漏斗形状になった溝ないし孔を有する構造体などの、場所により深さが変化する溝ないし孔が基板に形成された構造体を制御性良く形成できる
更に、上記課題に鑑み、本発明の構造体は、基板に溝ないし孔が形成された構造体であって、前記溝ないし孔は1ミクロンから1000ミクロン程度のサイズ部分を有し、その形状が、円柱形状を有する部分と半球形状を有する部分を含むことを特徴とする。ここにおいて、下限の1ミクロン程度は、上記製造方法が実施できる範囲の限界から来る値であり、上限の1000ミクロン程度は上記課題が問題となる寸法の範囲から来る値である。この構造体において、前記半球形状を有する部分から、前記円柱形状を有する部分のある方向とは異なる方向に、前記基板を貫通するための流路となる部分を更に有する様にできる。この構造体は、インクにエネルギーを作用させて駆動させるための駆動手段を備えるインクジェット用記録ヘッドに好適に適用できる。
以上に説明した本発明の溝ないし孔を有する構造体の製造方法によれば、溝底部に曲面形状、漏斗形状などの深さの変化する形状を制御性良く形成することが可能である。こうして形成された溝ないし孔を流路として用いる場合、流路の一部を漏斗形状または曲面形状とすることで、流路の一部に気泡などが溜まるのを防止することが可能となる。
また、流路の形状を略垂直な溝と漏斗形状の組み合わせ、もしくは略垂直な溝と曲面形状の組み合わせとすることで、微小構造体、流路、及びこれを用いて形成されるインクジェット用記録ヘッドなどを高密度に配することが可能となる(図1参照)。さらに、例えば、該流路を用いるインクジェット用記録ヘッドでは、インク吐出後の吐出液の再補給がスムーズであり、また、気泡が流路内に残ることは無く、印字特性が低下しない。
また、インクジェット用記録ヘッドの作製において、本発明の製造方法を用いる場合、溝の一部を貫通させることが可能なので、ノズル部を一体形成することが可能である。また、圧力室、共通液室も同時に形成可能であり、経済的である。更には、全て一括加工可能なので加工精度が良くできる。圧力室,共通液室の形成においても、エッチ深さの制御性が良いことは言うまでもない
以下に、本発明が用いる現象の原理を説明しつつ、図を用いて幾つかの実施の形態を説明する。
(用いる現象の説明)
本発明では、本発明に特徴的なマスク層を形成した後に基板に異方性ドライエッチング(以下ADE)などのエッチングを行い、漏斗形状、曲面形状などの深さの変化する形状をエッチング底部に形成する。この場合、第1の態様では、深さの変化する複数の中間的な溝(最終的な溝の成分をなす意味で、本明細書では成分溝ともいう)が形成される過程を経て、その後、隣接溝間の側壁がエッチングされて(この際、複数の中間的な溝の底部も若干エッチングされるが、それはそれでよい)複数の中間的な溝が連通されてその底部の包絡面にほぼ相当する底面形状を持つ最終的な溝が形成される。各部のエッチング耐性が変化しているマスク層(典型的には、曲面的に厚みの変化するマスク層、成分マスク層の積層態様が変化するマスク層)を基板上に形成する第2の態様では、複数の中間的な成分溝が形成される過程を経ることなく、マスク層のエッチング耐性の変化にほぼ対応して深さの変化する底面形状を有する溝が形成される。
ADEの説明をすると、ADEでは、マスク層のパターン形状、開口部寸法等によって、エッチング速度が変化することが知られている。例えば、Sensors
and Actuators A 82(2000)234-238では、開口部の幅(最小の幅)を制御することで、エッチング深さを制御している。これは、RIE
lag[Reactive Ion Etch lag](開口部寸法が異なると、エッチレートが異なること)や、ARDE[Aspect
Ratio-Dependent Etch rate](例えば、エッチングにより形成される溝のアスペクト比[開口幅と溝の深さの比]が異なると、エッチレートが異なること)等の現象を利用したものである。
本発明では、これらの現象を用い、例えば、略垂直面形状101と曲面形状102とからなる連通溝106(図1(A))、もしくは略垂直面形状103と漏斗形状(傾斜面形状)104とからなる連通溝109(図1(B))よりなるインク入り口部分(流路の一部分)を有する微小構造体、及び流路、及びこれを用いて形成されるインクジェット用記録ヘッドを得る。図1において、105、108は基板であり、107、110は貫通部(ノズル)である。
RIE lagやARDEは、エッチング条件、マスク形状、開口部寸法、マスク層厚、マスク形成材料等で制御できる。図11、図12を用いて、これらRIE
lagやARDEを利用する上記第1の態様と第2の態様の一般的な原理を説明する。第1の態様を説明する図11の平面図において、73の部分は、上記隣接溝間の側壁を経過的に形成するために充分なエッチング耐性を持つマスク層の部分である。典型的には、部分73はほぼ一様な充分な厚みを持つ境界側壁形成用マスク部(一種類の材料部分であったり、複数種類の材料の積層構造部分であったりする)である。72の部分は、この下方の基板部分に中間的な溝が形成される部分である。部分72は、異なる最小幅を持つ開口部であったり、厚みの異なるハーフエッチングされたマスク層部分であったり、一種類ないし複数種類の材料の積層構造部分であったりする。こうしたマスク層が形成された基板に対して、上記の現象を利用したエッチングを施していくと、各部分73のほぼ垂直下方向には基板材料が残されて側壁が形成される一方、各部分72のほぼ垂直下方向には深さの異なる中間的な溝が形成される。そして、こうした経過を経て上記側壁を完全にエッチングしていくと、複数の中間的な溝が繋がって、中間的な溝の底部の包絡面にほぼ相当する底面形状を持つ最終的な溝が形成される。図11における部分72の配列態様、サイズなどは例示的なものであって、達成する溝ないし孔に応じて、種々の寸法の正方形などの矩形開口部、円形開口部、ハーフエッチングマスク部、一ないし複数積層構造部を、マトリックス状等に配置し得る。
第2の態様を説明する図12の断面図においては、83は、垂直面82aと曲面的な底部82bを持つ厚みの変化する部分82が形成されたマスク層であり、81は基板である。こうしたマスク層83が形成された基板81に対して、上記の現象を利用したエッチングを施していくと、部分82のほぼ垂直下方向に、該部分82の形態に応じた垂直面85aと曲面的な底部85bを持つ溝85が基板81に形成される。マスク層83は、破線84で基板81の表面を示すごとく、一部で基板81が露出するように形成されてもよい。
次に、適当な図を用いて、本発明の微小構造体、流路、これを用いて形成されるインクジェット用記録ヘッド、これらの作製方法の実施の形態を説明する。
(プロセスの説明)
溝形成プロセスにおいて、まず、基板201、301、401等に、開口部202、302、401等を有するマスク層203、303、403等を形成する(図2(A)、図3(A)、図4(A)等参照)。マスク層203等は、図2などに示すように、例えば、マスク層材料と開口部202等が交互に並んだような構成を有する。各開口部の形状、寸法で基板のエッチング形状を制御できる。具体的には、開口部の形状、寸法が小さくなる程、単位時間あたりのエッチング速度は遅くなる(RIE
lag,ARDEによる)。よって、各開口部の開口形状、寸法を変化させることによって、深さの異なる複数の溝を一度のエッチングで形成できる。こうして、基板201、301、401等をADEすることにより、深さの異なる中間的な溝204、304、404等を隣接して形成できる(図2(B)、図3(B)、図4(B)等参照)。
次に、各溝204、304、404等を連通し、連通溝205、305、405等を得る(図2(C)、図3(C)、図4(C)等参照)。この場合、ADEの条件を制御することで、図2(B)に示す様に、開口部202の垂直下方向にエッチングしながら、各溝204の側壁方向にもエッチングを進めることが可能である。こうして、所望の深さまで各溝204を形成すると共に、側壁方向にもエッチングして連通溝205が得られる(図2(C)参照)。この場合、一度のエッチングで、深さが変化する底面を持つ所望の連通溝205を得ることができる。
他方、図3(B)、図4(B)に示す様に、垂直にエッチングを行って深さの異なる中間的な溝304、404を隣接して形成したあと、別に、等方性エッチングを行って各溝304、404を連通し、深さが変化する底面306、406を持つ所望の連通溝305、405を形成することも可能である(図3(C)、図4(C)参照)。等方性エッチングには、ドライエッチング、ウェットエッチングの何れも用いられる。
(マスク層の説明)
基板201、301等をエッチングする際に用いるマスク層203、303等の材料としては、有機物、無機物の何れの材料も用いられる。基板がSi(シリコン)よりなる場合、Siを熱酸化して得られるSiO2(二酸化シリコン)層をマスク層として用いられる。また、感光性樹脂(例えばフォトレジスト)をフォトリソグラフィー法でパターニングして開口部などを形成し、これをマスク層として用いることもできる。また、Ni,Fe,Au,Cu,Pt,Cr,Ti,Al,Ta,等の金属、及びこれらの化合物(酸化物や窒化物等)を、CVD、PVD、メッキ法等で形成し、これをパターニングして開口部などを形成し、これをマスク層として用いることもできる。
この場合、マスク層の材質、積層構造などによって、基板とマスク層のエッチレートが異なる(即ち、基板とマスク層の選択比が異なる)。マスク層のパターニングにおいては、以下の3種類の方法を用いることができる。
その1:ほぼ一様な厚みの一層のマスク層よりなり、パターニングでマスク層を全て貫通した複数の開口部を充分な厚みの側壁形成用マスク部を挟んで形成する(図2、図3、図4等を参照)。この場合、各開口部の形状、寸法に起因するRIE lag,ARDEの現象を利用して複数の中間的な溝の深さを制御し、最終的な連通溝の形状を制御することが可能である。
その2:一層のマスク層よりなり、充分な厚みの側壁形成用マスク部を挟んでマスク層501の各所望部をハーフエッチング(マスク層の所望部を、完全にはエッチング除去してしまわず、各部に応じた或る程度の厚みで残すことで、部分的に段差を形成)する(図5(A)参照)。この場合、マスク層の完全エッチング部分と、ハーフエッチング部分では、その部位の下方の基板がADEされはじめるタイミングが異なる。これにより、マスク層の各部の下方向に深さの異なる溝を形成することが可能である。更に、各開口部やハーフエッチング部の形状、寸法を変化させることで(これによりRIE
lag,ARDEの利用を併用する)、最終的な連通溝の形状をより精度良く制御することが可能となる。
尚、この場合、図12に示す様に、側壁形成用マスク部を形成しないで、例えば、曲面的に厚みの変化する部分を持つマスク層83とすることもできる。
その3:マスク層を複数層601、602、603重ねて形成する(図6(A)参照)。すなわち、各部に応じてマスク層の積層構造を変化させる。この場合、各マスク層を用いて順次基板に対してADEを行い、経過的に側壁で画された複数の深さの異なる溝を形成することが可能となる。この場合も、更に、各開口部や積層構造部の形状、寸法を変化させることで(これによりRIE
lag,ARDEの利用を併用する)、最終的な連通溝の形状をより精度良く制御することが可能となる。ここでも、マスク層に更にハーフエッチングを加えてもよい。また、経過的に側壁を形成するためのマスク層(側壁形成用マスク部)を形成しない方法を採ることもできる。
以上の各場合において、マスク層と基板のエッチング選択比、マスク層の厚みを制御することで、側壁形成用マスク部やマスク層の剥離工程を不要にできる。具体的には、基板のエッチング時にマスク層や側壁形成用マスク部がエッチング除去されてしまうような厚みで、マスク層や側壁形成用マスク部を形成する。
(ADEの説明)
ADEについて説明する。基板がSiの場合、例えばSF,CF系のガスでエッチングできる。基板がSiO2の場合、例えばCF,CHF,CFCl系のガスでエッチングできる。Siのエッチングにおいては、SF系ガスによるエッチング、CF系ガスによるパッシベイション層(エッチング保護膜:溝の側壁がエッチングされるのを防止する)の形成を交互に行なうことで、Siを垂直方向に且つ高速にエッチングできる。
また、図2(B)に示すように、溝の側壁方向にもエッチングを進めて、若干横方向に膨らんだビア樽形状の溝204を得ることもできる。エッチング形状は、エッチングパワー、エッチングガス流量、チャンバー内の圧力、チャンバー及び基板の温度等で制御できる。図2(B)に示す様なビア樽形状の溝を形成した場合、隣接する溝間の距離(側壁の厚み)を狭めることができる。更には、比較的早い段階で、隣接する溝同士を連通できる。これにより、経過的に形成される隣接する溝同士を連通させるためのエッチング時間を短くできる。又は、隣接する溝同士を連通させるためのエッチングが不要となる。
エッチング過程において、基板をエッチングしていくに従い、マスク層(側壁形成用マスク部)自体もサイドエッチングされていき、寸法(幅)が細くなっていく。これにより、隣接する溝の間の側壁(基板材料)は、次第に薄くなっていく。よって、上述した様に、マスク層(側壁形成用マスク部)の幅が、基板が所望の深さまでエッチングされた時点で、無くなるような設計として、隣接する溝の間の基板材料及びマスク層(側壁形成用マスク部)をADEの際に除去してしまうことができる。
(連通溝形成(等方エッチング)の説明)
隣接する溝間の側壁が残る場合には、例えば、図3(B)に示す様に、隣接する溝同士を連通し、曲面形状306を有する連通溝305を得る(図3(C)参照)。このために、側壁方向へのエッチングが進行するエッチングを行う。この場合、ドライエッチング、ウェットエッチングの何れの手法を用いてもよい。Siを等方的にドライエッチングするには、例えば、SF系のガスや、XeF2ガス等が用いられる。Siを等方的にウェットエッチングするには、例えば、硝酸とフッ酸の混合液等を用いることができる。SiO2を等方的にドライエッチングするには、例えば、CF系のガス等を用いることができる。SiO2を等方的にウェットエッチングするには、例えば、フッ酸等が用いられる。
(ノズル形成方法の説明)
上記微小構造体の作製方法において、マスク層の一部の開口部寸法を大きくすること等の手法で、一部の溝を他の溝と比較して、際立って深く掘ることができる(図9(C)参照)。更には、基板を貫通する溝を形成できる(図9(D)参照)。これにより、曲面形状906、貫通部907を有する連通溝905を得ることができる。この場合、連通溝905の底部の形状は、前述の如く制御可能なので、図9(E)の如く滑らかに連続する曲面形状908にすることが可能である。
この際、貫通部は、連通溝を形成する際に一括して形成することが可能であるが、必要に応じて、基板のもう一方の面(裏面)に別途マスク層と開口部を設け、該開口部より基板をエッチングして貫通部を形成することも可能である。
(インクジェットヘッドの作製方法の説明)
上記微小構造体の作製方法を応用して、インクジェット用記録ヘッドを形成する方法を図10に示す。ノズル部、圧力室、共通液室となる部分の基板貫通の有無、エッチング深さの程度に応じて、基板1001上に、開口部1002を有するマスク層1003を形成する(図10(A)、(B))。該基板1001を異方性エッチングし、深さの異なる複数の溝1004を形成する(図10(C))。続いて、等方エッチングにより側壁をもエッチングして、隣接する溝1004同士を連通し、ノズル部1006、圧力室1007,共通液室1008を有する連通溝1005を形成する(図10(D))。最後に、マスク層1003を除去し、振動板1009、圧電素子1010を形成することで、インクジェット用記録ヘッドを得る(図10(E))。この場合、必要に応じて圧力室1007、共通液室1008の一部に曲面形状を設けることが可能である。また、勿論、圧力室、共通液室の加工深さなどは制御可能である。
ここでは図3、図4に対応するエッチング方法を用いたが、図2、図5、図6に対応するエッチング方法を用いてインクジェット用記録ヘッドを形成することもできる。
以下に、本発明を具体的な実施例に基づき説明する。
(第1実施例)
微小構造体、流路、これを用いて形成されるインクジェット用記録ヘッド、及びこれらの作製方法の第1の実施例を図8に沿って説明する。基板801としては、シリコン基板を用い、該基板801に、ADEを行なうためのマスク層803を形成する。マスク層803にはフォトレジストを用いる。基板801の被エッチング面にフォトレジストを約3μmコートし、フォトリソグラフィー法を用いてパターニングして適当な形状、寸法の開口部802を形成する。開口部802間には、境界側壁形成用マスク部803aを形成する。
パターンは、図8(A)に示す如く、同心円状のラインアンドスペース状のパターンである。このラインアンドスペースのマスク層部(境界側壁形成用マスク部)803aの幅は、一様に2μmである。開口部802の幅は、最外周が2μmであり、内側の開口部に向かって4μmづつ開口部幅が増大する構成である。このドーナツ状の開口パターンの数は3つである(開口部幅:2,6,10μm)。中心部の円形開口の直径は14μmである。開口部802は、その下方に形成されるエッチング溝の深さに影響を与えない限り、図8(B)に示す如く、細い部分802aで繋がっていてもよい。
本実施例では、基板801の異方性エッチングには、ALCATEL社製シリコンディープエッチャーを用いる。また、中心部の開口部パターンの下方が約80μmエッチングされるとき、最外周の開口部パターンの下方は62μmエッチングされる様に、マスク層803、開口部802等が設定されている。このときのエッチング条件は以下の様なものである。
エッチング条件
[使用ガス:SF(エッチング用ガス)/C(パッシベイション層形成用ガス)]
[ガス流量:300sccm(エッチング用ガス流量)/150sccm(パッシベイション層形成用ガス流量)]
[ガスサイクル:7sec(エッチング用ガス)/2sec(パッシベイション層形成用ガス)]
[基板温度:20℃]
[ICPソースパワー:1800 W]
[Biasパワー:30W]
[エッチレート:6μm/min]
そして、境界側壁形成用マスク部803aの下方に経過的に形成される隣接溝804間のシリコン(側壁)は、XeF2を用いるシリコン等方エッチャーを用いてエッチングし、連通溝805を得る。こうして、図8(E)に示す如き略垂直形状壁と曲面形状806の底部とからなる溝805を有する微小構造体(流路構造)が得られる。
(第2実施例)
本発明の第2の実施例を図7に沿って説明する。第2実施例においては、開口部パターン形状を図7(A)に示す如き並行するラインアンドスペースとする。このラインアンドスベースのマスク層部703aの幅は、一様に2μmである。開口部702は、平行方向の長さは全て100μmであり、ラインアンドスペース方向の幅は、端から順番に、2,6,10,14,10,6,2μmである。ここでも、開口部702は、その下方に形成されるエッチング溝の深さに影響を与えない限り、図7(B)に示す如く、細い部分702aで繋がっていてもよい。
本実施例でも、基板701の異方性エッチング(ADE)には、ALCATEL社製シリコンディープエッチャーを用いる。また、中心部の開口部パターンの下方が約80μmエッチングされるとき、最外端の開口部パターンの下方は62μmエッチングされる様に、エッチング条件、マスク層703、開口部702が設定されている。
ここでも、境界側壁形成用マスク部703aの下方に経過的に形成される隣接溝704間のシリコンは、XeF2を用いるシリコン等方エッチャーを用いてエッチングし、連通溝705を得る。残ったマスク層703は、有機溶剤で除去する。こうして、図7(E)に示す如き略垂直形状壁と曲面形状706の底部とからなる溝705を有する微小構造体(流路構造)が得られる。
(第3実施例)
本発明の第3の実施例を図9に沿って説明する。第3実施例においては、開口部パターン形状は、図9(A)に示す如き、同心円状のラインアンドスペース状のパターンである。このラインアンドスペースのマスク層部903aの幅は、一様に2μmである。開口部902の幅は、最外周が2μmであり、内側の開口部に向うに従って、4μmづつ開口部幅が増大する構成である。このドーナツ状の開口パターン数は3つである(開口部幅:2,6,10μm)。中心部の円形開口の直径は40μmである。
本実施例でも、基板901の異方性エッチング(ADE)には、ALCATEL社製シリコンディープエッチャーを用いる。また、中心部の開口部パターンの下方が貫通エッチングされるとき、最外周の開口部パターンの下方は基板901の厚みの約7割エッチングされる様に、エッチング条件、マスク層903、開口部902が設定されている。
そのエッチング条件は以下の通りである。
[使用ガス:SF(エッチング用ガス)/C(パッシベイション層形成用ガス)]
[ガス流量:300sccm(エッチング用ガス流量)/150sccm(パッシベイション層形成用ガス流量)]
[ガスサイクル:7sec(エッチング用ガス)/2sec(パッシベイション層形成用ガス)]
[基板温度:20℃]
[ICPソースパワー:1800 W]
[Biasパワー:30W]
[エッチレート:6μm/min]
ここでも、境界側壁形成用マスク部903aの下方に経過的に形成される隣接溝904間のシリコンは、XeF2を用いるシリコン等方エッチャーを用いてエッチングし、貫通部907を有する連通溝905を得る。こうして、図9(D)に示す如き略垂直形状壁と曲面形状906の底部とからなる溝905と貫通部907を有する微小構造体(流路構造)が得られる。
(第4実施例)
微小構造体、及び流路、これを用いて形成されるインクジェット用記録ヘッド、及びこれらの作製方法の第4の実施例を図10に沿って説明する。第4実施例においては、パターニング時に、更に圧力室1007となる部分、共通液室1008となる部分の開口1002を形成する。圧力室を形成するための開口部1002aとしては、最小寸法(狭い方の幅の寸法)2μmの開口パターンを用いる。共通液室を形成するための開口部1002bとしては、最小寸法40μmの開口パターンを用いる。
ここでも、ADEには、ALCATEL社製シリコンディープエッチャーを用いる。本実施例では、同心円状のラインアンドスペース状のパターン中心部の開口部の下方の基板1001、及び共通液室を形成するための開口部1002bの下方の基板1001が貫通エッチングされるとき、同心円状のラインアンドスペース状のパターン最外周の開口部の下方、及び圧力室を形成するための開口部1002aの下方の基板1001は基板1001の厚みの約7割エッチングされる様に、エッチング条件、マスク層1003、開口部1002が設定されている。
そのエッチング条件は以下の通りである。
[使用ガス:SF(エッチング用ガス)/C(パッシベイション層形成用ガス)]
[ガス流量:300sccm(エッチング用ガス流量)/150sccm(パッシベイション層形成用ガス流量)]
[ガスサイクル:7sec(エッチング用ガス)/2sec(パッシベイション層形成用ガス)]
[基板温度:20℃]
[ICPソースパワー:1800 W]
[Biasパワー:30W]
[エッチレート:6μm/min]
ここでも、境界側壁形成用マスク部の下方に経過的に形成される隣接溝1004間のシリコンは、XeF2を用いるシリコン等方エッチャーを用いてエッチングし、貫通部1006を有する連通溝1005、及び圧力室1007、共通液室1008を得る。残ったマスク層1003は、有機溶剤で除去する。これに、ガラスを主成分とする振動板1009と、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を主成分とする圧電素子1010を形成することで、図10(E)に示す如き微小構造体(インクジェット用記録ヘッド)を得る。
(第5実施例)
本発明の第5の実施例を説明する。第5の実施例は第1の実施例とほぼ同じである。異なる点はエッチング条件のガスサイクルで次の様になっている。
[ガスサイクル:10sec(エッチング用ガス)/2sec(パッシベイション層形成用ガス)]
これにより、境界側壁形成用マスク部の下方に経過的に形成される隣接溝804間のシリコンを等方エッチングするための特別な工程を行なう必要なく、図8(E)に示す如き略垂直形状壁部と曲面形状底部806とからなる溝805を有する微小構造体(流路構造)を得ることができる。
本発明の微小構造体の例を示す断面図。 本発明の微小構造体の製造方法の一例を示す断面図。 本発明の微小構造体の製造方法の一例を示す断面図。 本発明の微小構造体の製造方法の一例を示す断面図。 本発明の微小構造体の製造方法の一例を示す断面図。 本発明の微小構造体の製造方法の一例を示す断面図。 本発明の微小構造体の製造方法の一例を示す断面図、及び平面図。 本発明の微小構造体の製造方法の一例を示す断面図、及び平面図。 本発明の微小構造体の製造方法の一例を示す断面図、及び平面図。 本発明のインクジェット用記録ヘッドの製造方法の一例を示す断面図、及び平面図。 本発明の微小構造体の製造方法の一例で用いるマスク層パターンを示す平面図。 本発明の微小構造体の製造方法の一例で用いるマスク層の断面を示す断面図。
符号の説明
72,202,302,402,702,802,902,1002 開口部(ハーフエッチングされたマスク層部、一種類ないし複数種類の材料の積層構造部)
73,703a,803a,903a,1003a 側壁形成用マスク層部
81,105,108,201,301,401,701,801,901,1001 基板
82 垂直面82aと曲面的底部82bを持つ厚みの変化するマスク層部
83,203,303,403,501,601,602,603,703,803,903,1003 マスク層
84 基板表面
85 垂直面85aと曲面的な底部85bを持つ溝
101,103 略垂直形状壁部
102,306,706,806,906 曲面形状底部
104,406 漏斗形状(傾斜面形状)底部
106,109,205,305,405,705,805.905,1005 連通溝
107,110,907,1006 貫通部(ノズル)
204,304,404,704,804,904,1004 溝
702a,802a 開口部の細い連絡部分
908 連続する曲面形状底部
1002a 圧力室を形成するための開口部
1002b 共通液室を形成するための開口部
1007 圧力室
1008 共通液室
1009 振動板
1010 圧電素子

Claims (9)

  1. 場所により深さが変化する溝ないし孔が基板に形成された構造体の製造方法であって、基板上にエッチングマスク層を形成するマスク形成工程と、該エッチングマスク層を用いて基板をエッチングして、側壁を挟んで隣接する複数の成分溝を経過的に形成し、その後、更にエッチングを進めて複数の成分溝のそれぞれを連結させ、複数の成分溝の底面の包絡面が所望の溝ないし孔の底面にほぼ相当する様にして所望の溝ないし孔を形成するエッチング工程とを有することを特徴とする構造体の製造方法。
  2. 前記エッチング工程は、前記基板をエッチングして前記側壁を挟んで隣接する複数の成分溝を形成する第一のエッチング工程と、前記第一のエッチング工程により形成された複数の成分溝のそれぞれを連結させるようにエッチングを行う第二のエッチング工程とからなる請求項1記載の製造方法。
  3. 前記マスク層は、前記側壁を挟んで隣接する複数の成分溝が経過的に形成される様に、前記側壁を形成するための充分な厚みの境界側壁形成用マスク部を間に挟み且つ形状と寸法が適当に設定された複数の開口部を有する請求項1または2記載の製造方法。
  4. 前記マスク層は、前記側壁を挟んで隣接する複数の成分溝が経過的に形成される様に各部の厚みが適当に設定される請求項1または2記載の製造方法。
  5. 前記マスク層は、複数の層により形成される部分を有し、前記側壁を挟んで隣接する複数の成分溝が経過的に形成される様に各部の積層構造が適当に設定される請求項1または2記載の製造方法。
  6. 場所により深さが変化する溝ないし孔が基板に形成された構造体の製造方法であって、基板上にエッチングマスク層を形成するマスク形成工程と、該エッチングマスク層を用いて基板をエッチングして所望の溝ないし孔を形成するエッチング工程とを有し、前記マスク層は、形成されるべき溝ないし孔の前記変化する深さにほぼ対応して厚みまたは積層構造が変化する部分を有することを特徴とする構造体の製造方法。
  7. 基板に溝ないし孔が形成された構造体であって、前記溝ないし孔は1ミクロンから1000ミクロン程度のサイズ部分を有し、その形状が、円柱形状を有する部分と半球形状を有する部分を含むことを特徴とする構造体。
  8. 前記半球形状を有する部分から、前記円柱形状を有する部分のある方向とは異なる方向に、前記基板を貫通するための流路となる部分を更に有する請求項8記載の構造体。
  9. インクジェット用記録ヘッドであって、請求項8記載の構造体と、インクにエネルギーを作用させて駆動させるための駆動手段とを備えていることを特徴とするインクジェット用記録ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007098813A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドの製造方法
JP2019123200A (ja) * 2018-01-19 2019-07-25 株式会社リコー ノズル板の製造方法、吐出ヘッドの製造方法、吐出ユニットの製造方法、吐出する装置の製造方法

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