JP2005176345A - 連携制御装置、連携制御方法およびサービス連携システム - Google Patents

連携制御装置、連携制御方法およびサービス連携システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005176345A
JP2005176345A JP2004336540A JP2004336540A JP2005176345A JP 2005176345 A JP2005176345 A JP 2005176345A JP 2004336540 A JP2004336540 A JP 2004336540A JP 2004336540 A JP2004336540 A JP 2004336540A JP 2005176345 A JP2005176345 A JP 2005176345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooperation
service
template
information
description
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004336540A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4515892B2 (ja
Inventor
Tadaya Yamamoto
格也 山本
Takahiro Yamaguchi
高弘 山口
Satoru Matsunaga
悟 松永
Akira Ishikawa
亮 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004336540A priority Critical patent/JP4515892B2/ja
Publication of JP2005176345A publication Critical patent/JP2005176345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4515892B2 publication Critical patent/JP4515892B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】 よりユーザの要望に則した連携動作を提供し得るサービス連携システム等を提供する。
【解決手段】
本発明におけるサービス連携システムでは、サービス連携内容を記述した「連携テンプレート」を準備しておき、ユーザに指示されたテンプレートに適合可能な実サービスを抽出し、ユーザに指示させた実サービスをテンプレートに適合させて具体的な連携動作記述を生成し、サービスを連携動作させる。その結果、テンプレートに対して、単純に一致するサービスに加えて、異種サービスも自動適合させられるサービス連携システムを構築することが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ネットワークに接続された家電機器や各種サーバなどを介して受けるサービスを連携動作させるシステムに関するものである。
近年、インターネットなどのネットワークに接続されているサーバやパソコン、さらに家庭内の家電機器等を互いに連携動作させることによって、各種のサービスを提供するシステムが提案されている。
この場合、ネットワークに接続された家電機器やサーバの連携動作をカスタマイズ(即ち、連携動作内容の決定、およびそれらの定義)することが必要となる。これは、ユーザに連携動作のすべての内容についての把握と指定のための労力とを強いることを意味し、ユーザにとっては多大な負担となる。また一方で、予め全ての連携動作を準備しておき、ユーザが選択する方法も考えられるが、その組合せの数が膨大となるため現実的であるとはいえない。このため、ユーザの指示に応じて連携動作における連携パスを自動的に生成する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−149405号公報
しかしながら、上記従来の方法では、システムが連携パスを自動生成するので、生成し得る連携動作の範囲がシステムの自動生成能力(即ち、予めシステム内に用意している連携動作の範囲)に限定されてしまい、ユーザの要望を満足できない場合があるという課題を有している。
そこで、本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、よりユーザの要望に則した連携動作を提供し得るサービス連携システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る連携制御装置は、ネットワークを介して接続されている第1の機器と第2の機器を対象とする、予め分類された動作の連携を制御する連携制御装置であって、ユーザから受け付けた指示に基づいて、前記動作の連携の概略が記述されている連携テンプレートを特定するテンプレート特定手段と、特定された前記連携テンプレートの記述内容に基づいて、前記第1の機器の動作に関する情報と前記第2の機器の動作に関する情報とを検索する動作情報検索手段と、検索された前記情報を用いて、前記連携テンプレートに具体的な動作内容を記述する動作記述手段と、具体的な動作内容が記述された前記連携テンプレートに基づいて、前記第2の機器の動作を制御する連携実行手段とを備えることを特徴とする。
これにより、連携テンプレートに対して適合可能なサービスを動作情報検索手段において抽出することにより、連携テンプレートに適合可能なサービスの選択肢が増大し、システムの連携パス自動生成能力に連携動作の範囲を限定されない、連携動作をカスタマイズ可能な連携制御装置を実現することができる。
また、前記連携制御装置は、さらに、変換記述子に基づいて、一の種類の動作を表す記述から他の種類の動作を表す記述に変換を行う動作記述変換手段を備え、前記動作記述手段は、さらに、前記動作記述変換手段において変換された記述を用いて、前記具体的な動作内容を記述することを特徴とする。
これにより、異なる種類のサービスも適合可能となり、連携テンプレートに対して適合可能なサービスの選択肢が増大し、システムの連携パスを自動的に生成する能力に連携動作の範囲を限定されない、連携動作をカスタマイズ可能な連携制御装置を実現することができる。
さらに、前記連携制御装置は、前記変換記述子を記憶する記述子記憶手段を備え、前記動作情報検索手段は、前記連携テンプレート内における前記具体的な動作内容の記述位置の特定を行う抽出前処理部と、記述位置が特定された前記具体的な動作内容に適合する変換記述子を前記記述子記憶手段から検索する記述子検索部と、検索された前記変換記述子を用いて、当該変換記述子に適合する動作を検索する動作検索部とを備えることを特徴とする。
さらに、前記第1の機器と前記第2の機器を対象とする前記動作は、当該動作の特徴を表すサービス型によって分類され、前記第2の機器には、当該機器を識別する機器IDと当該機器に対応するサービス型が対応付けられており、前記動作情報検索手段は、前記サービス型に基づいて前記検索を行い、前記動作記述手段は、前記サービス型を利用して前記記述を行い、前記連携実行手段は、前記サービス型と前記機器IDとを利用して前記第2の機器の動作を制御することを特徴とする。
また、前記連携制御装置は、さらに、前記第1の機器の動作に関する情報と前記第2の機器の動作に関する情報とを記憶する動作情報記憶手段を備え、前記動作情報検索手段は、さらに、前記動作情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記検索された動作の中から、新規の動作であり、かつ、類似する動作を特定する類似動作特定部を備え、前記連携実行手段は、さらに、特定された前記類似する動作を用いて前記動作の制御を行うことを特徴とする。
さらに、前記サービス型は、前記第1の機器もしくは前記第2の機器に入力され、又は前記第1の機器もしくは前記第2の機器から出力されるデータを表すデータ型と、前記前記第1の機器と前記第2の機器との接続形態を表す接続型と、前記第1の機器又は前記第2の機器におけるデータ入出力に伴う制約を表す制約型とを含むことを特徴とする。
また、前記連携制御装置は、さらに、ユーザからの指示によって、前記第1の機器および前記第2の機器の特定、並びに前記サービス型の指定を受け付ける指示受付手段を備えることを特徴とする。
また、前記連携制御装置は、さらに、前記ネットワークを介して、前記第1の機器の動作予定を表す情報を取得する予定情報取得手段を備え、前記動作記述手段は、さらに、取得された前記動作予定を表す情報を用いて、前記連携テンプレートに具体的な動作内容を記述することを特徴とする。
さらに、前記動作情報検索手段は、ユーザの身体状況、心理状況、周辺状況の少なくとも1つを用いて、前記連携テンプレートに適合可能な動作を検索することを特徴とする。
さらに、前記動作記述手段は、ユーザの身体状況、心理状況、周辺状況の少なくとも1つに基づいて、前記具体的な動作内容を前記連携テンプレートに記述することを特徴とする。
さらに、前記動作記述変換手段は、複数の前記動作が定義された変換記述子に基づいて、前記変換を行うことを特徴とする。
さらにまた、上記目的を達成するために、本発明に係るサービス連携システムは、少なくとも1つのネットワークを介して相互に接続されている、第1の機器と連携制御装置と第2の機器とを含むサービス連携システムであって、前記第1の機器は、前記連携制御装置の要求に応じて、当該連携制御装置に必要な情報を提供する情報提供手段を備え、前記連携制御装置は、前記第1の機器と第2の機器を対象とする、予め分類された動作の連携を制御する連携制御装置であって、ユーザから受け付けた指示に基づいて、前記動作の連携の概略が記述されている連携テンプレートを特定するテンプレート特定手段と、特定された前記連携テンプレートの記述内容に基づいて、前記第1の機器に関する情報と前記第2の機器の動作に関する情報とを検索する動作情報検索手段と、検索された前記情報を用いて、前記連携テンプレートに具体的な動作内容を記述する動作記述手段と、具体的な動作内容が記述された前記連携テンプレートに基づいて、前記第2の機器の動作を制御する連携実行手段とを備えることを特徴とする。
なお、上記目的を達成するために、本発明は、上記連携制御装置の特徴的な機能手段をステップとする連携制御方法として実現したり、その方法の全てのステップを含むプログラムとして実現することもできる。そして、そのプログラムは、上記方法を実現し得る装置が備えるROM等に格納しておくだけでなく、CD−ROM等の記録媒体や通信ネットワーク等の伝送媒体を介して流通させることもできる。
以上のように、本発明によれば、システムの連携パス自動生成能力に連携動作の範囲を限定されない、連携動作をカスタマイズ可能なサービス連携システムを提供することができる。
また、本発明は、連携テンプレートに対して適合可能なサービスを動作情報検索手段において抽出することにより、連携テンプレートに適合可能なサービスの選択肢が増大し、システムの連携パス自動生成能力に連携動作の範囲を限定されない、連携動作をカスタマイズ可能なサービス連携システムを提供することができる。
また、本発明は、連携テンプレートに対して単純に一致するサービスのみの適合に留まらず、サービスアダプタを介して異種サービスも自動適合させることが可能となり、その結果、連携テンプレート数の抑制と、連携動作の選択の幅の拡大を両立させることができる。
また、本発明は、機器のサービス型を登録することで、前記機器に関する連携動作を生成することが可能となり、その結果、前記機器を他のサービス群と連携動作させることができる。
また、本発明は、データ型や接続型や制約型等のサービス型を登録することで、前記機器に関する連携動作を生成することが可能となり、その結果、前記機器を他のデータ型や接続型や制約型のサービス群と連携動作させることができる。
また、本発明は、ユーザが連携動作を指定する際に、サービスやサービス提供機器をリストから選択することを繰り返すことで、連携動作を指定できるようになり、その結果、連携動作に必要なサービスや機器を、一度に指示しなくても、正しく指示させることができる。
また、本発明は、サービス開始以前に前記サービスに関連した連携動作を指示できるようになり、その結果、前記サービス開始後すぐに連携動作させることが可能となる。
また、本発明は、管理されていない新たなサービスの登場に応じて、前記新サービスに関連する連携動作を生成することが可能となり、その結果、前記新サービスの登場後、すぐに連携動作させることができる。
また、本発明は、動作記述手段において、取得した機器IDに対応する機器に関する連携動作を記述することが可能となり、その結果、連携実行手段において、前記機器を連携動作させることができる。
また、本発明は、複数の機器に関する連携動作の指定を一度に行なうことも可能であり、その結果、容易に複数機器を連携動作させることが可能となる。
また、本発明は、機器が機器IDを送信する手段や指示受付手段を有していない場合でも、その機器に関する連携動作を指定することが可能であり、その結果、容易にその機器を連携動作させることが可能となる。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態および添付の図面を用いて説明されるが、これは例示を目的としており、本発明はこれらに限定されることを意図しない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるサービス連携システム2000の構成図である。図1に示すように、サービス連携システム2000は、ホームネットワーク1000がインターネット等のネットワーク50を介して気象情報提供サーバ10、気象情報提供サーバ20およびニュース提供サーバ30と接続されており、各サーバから取得した情報に連携させて、ホームネットワーク1000内の機器160〜190などを動作させるものである。なお、気象情報提供サーバやニュース提供サーバのサーバ機能は、情報提供手段の一例である。
ここで、本発明における「サービス」とは、ネットワーク接続された機器から情報等の提供を受けたり、機器に情報等を供与したりすることを意味する。また、「ネットワーク接続」とは、ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続することやインターネットに接続することをいう。この場合、接続形態は有線でも無線でもよい。さらに、本発明における「機器」とは、例えば、エアコンおよび洗濯機などの家電機器、テレビやスピーカーおよびカメラなどのAV機器、電球やベルやスイッチやバイブレーターおよび各種センサーなどの情報入出力可能な電気機器、ぬいぐるみ型ロボットや機能付傘および液晶ディスプレイ付ハンガーなどの情報入出力可能な小型機器、電話およびファックスなどの情報通信機器、パソコンおよびホームサーバなどの情報処理機器、携帯電話およびGPS端末などの携帯機器、自動ドアおよび交通信号などの公共機器、気象情報提供サーバや交通情報提供サーバおよびランキング情報提供サーバなどの情報提供サーバ、メールサーバやスケジューラサーバやテレビ番組録画サーバおよび家計簿サーバなどの個人やグループに関する情報を扱うプライベートサーバ、辞書サーバや言語翻訳サーバや音声認識サーバや画像認識サーバやフォーマット変換サーバやデータ評価サーバや動き検出機能提供サーバやハードディスクレンタルサーバおよび認証サーバなどの機能を提供する機能提供サーバなどをいう。また、本発明における「サービス連携」とは、前記の機器等から情報を取得することと、取得した情報の加工と、加工した情報の機器等への提供とを組み合わせることにより、複数の機器等を関連付けて動作させてサービスを提供することを意味する。
図1に示すように、ホームネットワーク1000は、連携制御装置100および機器160〜190を備える。さらに、連携制御装置100は、ホームネットワーク1000全体を制御するための、例えばパーソナルコンピュータであり、通信制御部110、入出力部120、連携生成部130および連携実行部140を備える。
通信制御部110は、例えば、制御プログラムを記憶するROM、およびRAM等を備えるマイクロコンピュータであり、連携制御装置100全体を制御すると共に、ネットワーク50を介する他のサーバとの通信や、イーサネット(登録商標)150を介するホームネットワーク1000内の他の機器160〜190との通信を制御する。
入出力部120は、ユーザからの指示を受け付けると共に、必要な情報をユーザに提示し、例えばキーボード、マウスおよび液晶パネル等のユーザインタフェースのうちの1つあるいはこれらの組合せが挙げられる。なお、入出力部は、指示受付手段の一例である。
連携生成部130は、連携動作させるサービス内容を具現化する連携テンプレートを生成する。
連携実行部140は、連携動作を実行するために、連携生成部130において生成された連携テンプレートを通信制御部110に送信すると共に、連携動作に関する情報を記憶する。なお、連携実行部は、連携実行手段の一例である。
図2は、上記図1における連携生成部130の機能構成を示すブロック図である。図2に示されるように、連携生成部130は、連携テンプレート管理部131、連携テンプレート選択部132、連携具現部133、テンプレート適合可能サービス抽出部134、サービス選択部135、サービス適合部136およびサービスアダプタ群139を備える。
連携テンプレート管理部131は、サービス連携の内容を記述した連携テンプレートの管理を行う。ここで、「連携テンプレート」とは、後に実際のサービスを定義し得る、予めサービス間の連携動作の内容の概略を記述したファイルである。さらに、連携テンプレート管理部131は、ユーザの指示に基づいて定義したサービス宣言文を保持する。この「サービス宣言文」は、連携テンプレートに定義するサービスの内容を表した宣言文である。なお、連携テンプレート管理部は、記述子記憶手段の一例である。
連携テンプレート選択部132は、入出力部120を介してユーザから受け付けた指示に基づいて、連携テンプレート管理部131の中から連携テンプレートを選択する。なお、連携テンプレート選択部は、テンプレート特定手段の一例である。
連携具現部133は、連携テンプレート選択部132で選択された連携テンプレートに実際のサービスを定義してサービス内容を具現化する。なお、連携具現部は、連携具現手段の一例である。
テンプレート適合可能サービス抽出部134は、連携具現部133における連携テンプレートに適合可能なサービスを、通信制御部110を介して抽出、即ち検索する。この際、テンプレート適合可能サービス抽出部134は、必要に応じてサービスアダプタ群139を参照する。なお、テンプレート適合可能サービス抽出部は、動作情報検索手段の一例である。
サービスアダプタ群139は、サービスアダプタ(「変換記述文」ともいう。)の集合であると共に、それらサービスアダプタを管理する機能とを有している。 サービス選択部135は、入出力部120を介して受け付けたユーザからの指示に基づいて、テンプレート適合可能サービス抽出部134において抽出されたサービスを選択する。
サービス適合部136は、サービス選択部135において選択されたサービスを、連携具現部133における連携テンプレートに適合させる。この際、サービス適合部136は、必要に応じてサービスアダプタ群109のサービスアダプタを利用する。なお、サービス適合部は、動作記述変換手段の一例である。
上記の構成によれば、連携テンプレートに定義されている内容に基づいて、適合可能なサービスを、テンプレート適合可能サービス抽出部134から抽出することにより、連携テンプレートに適合可能なサービスの選択肢が増大させることが可能となり、システムの連携パス自動生成能力に連携動作の範囲が限定されない、連携動作をカスタマイズ可能なサービス連携システムとすることができる。
図3は、上記図1における機器160の具体例を示す図である。図3に示すように、機器160は機能付傘(より具体的にはランプ付傘)であり、上記の気象情報提供サーバから「雨」になる旨の天気予報情報を受信した場合に、その連携動作として柄の部分に内蔵されているLEDが点灯する。なお、図3における制御部161は、無線LAN等によって上記通信制御部110と通信を行う機能を有し、通信制御部110の指示によって上記LEDを点灯させるように制御する機能を有している。
図5は、連携テンプレート管理部131に保持されているサービス宣言文の一例を示す図である。
図5(a)のサービス宣言文SV01には3つのサービス宣言文が示されている。図5(a)に示されるように、1行目の宣言文SV01L01に定義されているサービスは、名称が「weatherServer1」であり、「Area型」のデータを入力すべきであることを示し、「Weather型」のデータを出力する天気予報情報を提供するサービスであることを表している。同様に、2行目の宣言文SV01L02に定義されているサービスは、名称が「weatherServer2」であり、「Area型」のデータを入力すべきであることを示し、「Weather型」のデータを出力する天気予報情報を提供するサービスであることを表している。さらに、3行目の宣言文SV01L03に定義されているサービスは、名称が「newsServer1」であり、データの入力を必要とせず、「News型」のデータを出力するニュースを提供するサービスであることを表している。
また、図5(b)の1行目の宣言文SV02L01に定義されているサービスは、名称が「weatherDevice1」であり、「Weather型」のデータを入力すべきことを示しており、出力データはないサービスであることを表しており、天気予報情報専用のディスプレイを備えた家庭用の機器(以下「天気表示装置」という。)で動作することを表している。さらに、2行目の宣言文SV02L02に定義されているサービスは、名称が「boolDevice1」であり、「bool型」のデータを入力すべきであることを示し、出力データはないサービスであること、さらにデータ値に応じて色を変えるランプ(以下「ランプ」という。)を動作させるサービスであることを表している。
図6は、連携テンプレートに使用されるデータの一例を示す図である。
図6(a)に示すデータML01は、上記の「Weather型」のデータの一例であり、2行目の記述ML01L02の「sunny」が、天気は晴れであることを示す。ここで、「Weather型」のデータは、「sunny」以外にも、曇りを表す「cloudy」や、雨を表す「rainy」という値をとり得るものとする。図6(b)に示すデータML02は、上記の「Bool型」のデータの一例であり、2行目の記述ML02L02の「true」は、その値が「真」であることを表す。ここで、「Bool型」のデータは、「true」以外にも「false(偽)」という値もとり得るものとする。
次に、上記のように構成されるサービス連携システム2000の動作について説明する。
図4は、テンプレート適合可能サービス抽出部134が連携テンプレートに適合するサービスを抽出する動作の流れを示すフローチャートである。
最初に、テンプレート適合可能サービス抽出部134は、抽出前処理として、連携テンプレート内におけるサービス記述をする位置の特定やサービス抽出リストの初期化等を行う(S201)。
上記の抽出前処理について、図7に示す連携テンプレートの例を参照しながら説明する。図7の連携テンプレートT07は、例えば気象情報提供サーバ10から気象情報を受信し、天気表示装置に受信した気象情報を送信することを一定時間毎(例えば5分毎)に繰り返すという連携したサービスを記述するためのテンプレートである。
図7の1行目の記述T01L01では、この連携テンプレートの名称が「WeatherTeller1」であることを示すと共に、上記気象情報を受信する気象情報提供サーバ10に渡す「Area型」の地域データを設定することができることを示している。2行目の記述T01L02は、「Weather型」のデータを用いることの宣言である。3行目の記述T01L03は、以下の7行目の記述T01L07までの処理を繰り返すことを示している。4行目の記述T01L04は、「WeatherServer」という気象情報提供サーバ10から「Weather型」の気象情報を取得することを示している。5行目の記述T01L05は、取得した気象情報を「WeatherDevice」という天気表示装置に送信することを示している。6行目の記述T01L06は、5分間待機することを示している。7行目の記述T01L07は、繰返し内容の区切りを示している。さらに、8行目の記述T01L08は、連携テンプレートの定義の終了を示している。
なお、上記の抽出前処理(S201)における「連携テンプレート内のサービス記述部分の特定」とは、上記図7の連携テンプレートの4行目の記述T01L04に「WeatherServer」というサービスが記述されていることや、5行目の記述T01L05に「WeatherDevice」というサービスが記述されていることを特定することなどをいう。
次に、テンプレート適合可能サービス抽出部134は、上記抽出前処理(S201)において特定したサービス記述に一致するサービスを、通信制御部110を介して探索する(S202)。一致するサービスが見つかった場合は、初期化したサービス抽出リストに追加する(S203)。一方、一致するサービスが見つからない場合は、特定したサービス記述に一致するサービスアダプタを、サービスアダプタ群139から探す(S204)。一致するサービスアダプタが見つかった場合は、処理S205に進み、見つからない場合は処理S207に進む。
ここで、図8を参照しながら、サービスアダプタについて説明する。この「サービスアダプタ」とは、例えば、上記のランプを天気表示装置として扱うことを可能とするための「変換記述」をいう。図8の1行目の記述A01L01は、ランプなどの「BoolDevice」を、天気表示装置などの「WeatherDevice」として表すための変換記述の開始であり、そのサービスアダプタの名称を「rainyBool」と記すことを示している。2行目の記述A01L02は、「WeatherDevice」のインタフェースとして「Weather型」の気象情報を入力すべきであることを示している。3行目の記述A01L03は、気象情報の値によって、それ以降の処理が分岐することを示している。4行目の記述A01L04から6行目の記述A01L06までは、気象情報が雨の場合は、「BoolDevice」に「true」とする値の「Bool型」のデータを渡すことを示している。7行目の記述A01L07から10行目の記述A01L10では、気象情報が晴れか曇りの場合は、「BoolDevice」に「false」とする値の「Bool型」のデータを渡すことを示している。上記のサービスアダプタを探す処理(S204)では、図7の5行目の記述T01L05の「WeatherDevice」に一致するサービスアダプタとして、図8の「rainyBool」を見つけることができる。
図7の連携テンプレートの4行目の記述T01L4の「WeatherServer」に一致するサービスとして、上記図5の1行目の記述SV01L01の「weatherServer1」と2行目の記述SV01L02の「weatherServer2」を見つけることができる。また、図7の5行目の記述T01L5の「WeatherDevice」に一致するサービスとして、図5(b)の1行目の記述SV02L01の「weatherDevice1」を見つけることができる。これらの例では、サービス記述とサービスとが一致しているか否かの判定として、入出力データ型を一致させる手法を用いている。
次に、上記の処理S204で見つかったサービスアダプタを介して、特定したサービス記述と一致するサービスを探す(S205)。一致するサービスが見つかった場合は、処理S206に進み、見つからない場合は処理S207に進む。
図8の「rainyBool」を介して、図7の「WeatherDevice」に一致するサービスとして、上記図5(b)の「boolDevice1」を見つけることができる。
さらに、上記の処理S205で見つけたサービスを、初期化したサービス抽出リストに追加する(S206)。上記図7の連携テンプレートの場合は、上記図5の「boolDevice1」が追加される。
また、上記の処理S203や処理S206において追加されたサービスを含むサービス抽出リストを編集し、その結果をサービス抽出結果とする(S207)。上記図7の連携テンプレートの場合は、「WeatherServer」に一致するサービスとして、上記図5の「weatherServer1」と「weatherServer2」が抽出され、「WeatherDevice」に一致するサービスとして、上記図5の「weatherDevice1」と「boolDevice1」が抽出される。
以上の動作により、テンプレート適合可能サービス抽出部134は、サービスを抽出する。上記図7の連携テンプレートの例で、サービス選択部135において、「weatherServer1」と「weatherDevice1」が選択された場合の連携具現部133において具現化されたサービス連携の一例を図9に示す。上記図7の連携テンプレートにおける「WeatherServer」や「WeatherDevice」といった抽象的なサービス記述が、「weatherServer1」や「weatherDevice1」という実際のサービスによって具現化されている。
また、サービス選択部135において、「weatherServer1」と「boolDevice1」が選択された場合の連携具現部133において具現化されたサービス連携の例を図10に示す。図10では、上記図8のサービスアダプタを用いたことで、気象情報提供サーバ10の動作を、機器160(機能付傘)と連携動作させるように記述が具現化されている様子が示されている。
以上のように、本実施の形態では、連携テンプレートに対して単純に一致するサービスのみの適合に留まらず、サービスアダプタを介して異種のサービスを自動的に適合させることが可能となり、その結果、連携テンプレート数の抑制と、連携動作の選択の幅の拡大を両立させることができる。
なお、本実施の形態において、連携テンプレートは、抽象的なサービス間の連携動作の記述としたが、サービスが交換可能ならば、具体的なサービス間の連携動作を連携テンプレートに記述してもよい。
なお、上記連携テンプレート管理部131における管理方法としては、登録された連携テンプレートだけを管理する方法や、ネットワーク上から検索する方法としてもよい。同様に、上記のテンプレート適合可能サービス抽出部134がサービスを参照する際にも、事前に登録されたサービスの範囲で参照してもよいし、ネットワーク上からサービスを検索して参照してもよい。
同様に、テンプレート適合可能サービス抽出部134がサービスアダプタを参照する際にも、事前に登録されたサービスアダプタの範囲で参照してもよいし、ネットワーク上からサービスアダプタを検索し、これを参照してもよい。
なお、連携テンプレートを連携テンプレート管理部131から動的に取得する代わりに、予め連携生成プログラム内に静的に記述しておいてもよい。また、それらを組み合わせて、いくつかの連携テンプレートはプログラム内に記述しておき、いくつかの連携テンプレートは動的に外部から取得してもよい。
なお、サービスアダプタは、システムが自動的に探索しても、ユーザが選択してもよく、また、システムが自動生成してもよい。また、サービスアダプタを複数候補から選択する際に、個人情報や統計情報やサービスアダプタ評価値や、サービスアダプタとサービスとの関連度や、サービスアダプタと連携テンプレートとの関連度などを参照することで決定したり、選択肢の数を減少させたり、選択肢の提示順序を決定してもよい。
なお、サービスアダプタを用いずに、連携テンプレートに一致するサービスを適合させるシステムとしてもよい。つまり、上記図2のサービスアダプタ群139がないシステムでもよい。同様に、上記図4の処理S204から処理S206までのステップがなく、処理S202や処理S203から直接処理S207に移行してもよい。
なお、サービスアダプタがないことによって、連携テンプレートに適合可能なサービスの選択肢が狭くなる場合があるが、連携テンプレートに一致するサービスがある限り、連携テンプレートを具現化し、サービスを連携動作させることは可能である。その際には、連携テンプレートの数を増やすことによって、より多様な連携動作を具現化できるようにする。前記サービスアダプタは、連携テンプレートの増加を抑えつつ、多様な連携動作を具現化できる効果を有する。
なお、サービスアダプタをサービスアダプタ群から動的に取得する代わりに、予め連携生成プログラム内に静的に記述しておいてもよい。また、それらの組合せとして、いくつかのサービスアダプタはプログラム内に記述しておき、いくつかのサービスアダプタは動的に外部から取得してもよい。
なお、入出力部120を介する、連携テンプレートやサービスに係る指示は、ユーザに代わってシステムが行ってもよい。その際システムは、個人情報や統計情報や連携テンプレート評価値やサービス評価値などを参照してもよい。
なお、上記図1における各部は、必ずしも一台のコンピュータ上になくてもよい。例えば、連携テンプレート管理部と連携具現部と連携実行部がネットワーク上の異なるコンピュータ上に配置されていてもよいし、連携実行部が他の機器に含まれている、つまり、サーバやユーザ用の機器に含まれていてもよい。
なお、上記図3における各部は、複数存在してもよい。例えば、ユーザの数だけ連携実行部140が存在してもよい。
(実施の形態2)
図11は、本発明に係る実施の形態2におけるサービス連携システム2100の構成図である。図11に示すように、サービス連携システム2100では、機器メーカAの機器管理サーバ60、機器メーカBの機器管理サーバ70および連携サービスサポート会社のサービスサポートサーバ80が、ネットワーク50を介して、ホームネットワーク1100と接続されている。
機器管理サーバ60は、機器サービス型提供部61を備え、機器メーカAが販売する機器(例えば、機能付傘)を利用して提供されるサービスのサービス型に関する情報を管理する。
機器管理サーバ70は、機器サービス型提供部71を備え、機器メーカBが販売する機器(例えば、機能付傘)を利用して提供されるサービスのサービス型に関する情報を管理する。
サービスサポートサーバ80は、機器サービス型登録部81および機器サービス型管理部82を備える。機器サービス型登録部81は、ネットワーク50を介して機器管理サーバ60又は機器管理サーバ70からそれぞれのメーカが提供する機器におけるサービス型を入手して登録する。機器サービス型管理部82は、機器サービス型登録部81に登録されたサービス型を管理する。
ホームネットワーク1100は、連携制御装置200、機器260、機器270、機器180および機器190を備える。さらに、連携制御装置200は、通信制御部110、入出力部120、機器ID取得部210、機器サービス型判定部220、連携生成部130および連携実行部140を備える。 なお、以下においては、上記実施の形態1における各機能構成と同じ機能構成については同じ符番を付し、その説明は省略する。
機器ID取得部210は、機器260又は機器270から機器IDを取得する。 機器サービス型判定部220は、機器ID取得部210において取得した機器IDとサービス型により、機器260又は機器270のサービス型を判定する。
機器260または270は、それぞれのサービス型と関連付けられた機器ID261または機器ID271を保持する。
図12は、上記図11における機器260の具体例を示す図である。図12に示すように、機器260は機能付傘(より具体的にはランプおよびメロディ演奏機能付傘)であり、上記の気象情報提供サーバから「雨」になる旨の天気予報情報を受信した場合に、その連携動作として柄の部分に内蔵されているLEDが点灯、またはメロディ演奏を行う。なお、図12における制御部261は、無線LAN等によって上記通信制御部110と通信を行う機能を有し、通信制御部110の指示によって上記LEDを点灯、又はメロディ演奏させるように制御する機能を有している。
本実施の形態に係る構成によれば、機器のサービス型を登録することで、前記機器に関する連携動作が生成されるようになり、その結果、前記機器を他のサービス群と連携動作させることが可能となる。
ここで、前記サービス型には、機器260又は機器270に関する入出力データを表すデータ型と、これらの接続形態を表す接続型と、これらにおけるデータの入出力に伴う制約を表す制約型とが含まれる。
前記データ型の例としては、上記実施の形態1における図6に示した天気に関するデータを表す天気型、2値データを表す2値型などを含み、他にも、ニュース型や株価型や交通情報型のようにインターネット上のデータを表すデータ型や、エアコン型や洗濯機型のように機器の状態や状態変化を表すデータ型や、スピーカー型やベル型やロボット制御型のように機器の状態変化を起こすデータ型や、カメラ型やGPS型のように情報取得機器からの情報を表すデータ型や、メール型やスケジュール型のように個人やグループに関する情報を表すデータ型などが挙げられる。さらに、これらデータ型を組み合わせたデータ型も含むこととする。
また、前記接続型の例としては、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)型やSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)型やIRC(Internet Relay Chat Protocol)型などの通信プロトコルを表す接続型や、プッシュ型やプル型などの情報が流れる向きを表す接続型や、リクエスト型やブロードキャスト型や放送型などの情報を流すトリガの種別を表す接続型や、常時接続型や断続型などの接続頻度を表す接続型や、常時安定型や随時切断型のように切断可能性を表す接続型や、秘密通信型や公開通信型などの接続路における情報セキュリティのレベルを表す接続型などが挙げられる。さらに、これら接続型を組み合わせた接続型も含むこととする。
また、前記制約型の例としては、前記データ型の値や値の範囲を限定する制約型や、サービス時間を規定するサービス時間型やサービスを行う曜日を規定するサービス曜日型やサービスの提供を受けられない日を規定するサービス定休型などのサービスを実施する時間等を表す制約型や、会員型や個人情報型などのサービスを受けられる個人を表す制約型や、連携機器型や連携サービス型などの連携対象として許可する機器やサービスを表してデータ利用法を制約する制約型や、金額型や決済型などの有料サービスに対する支払い情報を表す制約型や、最大連携機器数型や最大負荷型などのサービス提供者の提供能力を表す制約型などが挙げられる。さらに、これら制約型を組み合わせた制約型が含まれる。
上記の構成によれば、データ型や接続型や制約型等のサービス型を登録することで、前記機器に関する連携動作が生成されるようになり、その結果、前記機器を他のデータ型や接続型や制約型のサービス群と連携動作させることができる。
なお、上記実施の形態1において説明したサービスアダプタは、「Weather型」という天気型とBool型という2値型とを一致させるサービスアダプタの例である。サービスアダプタは、同様の手法により、異なるデータ型を一致させたり、異なる接続型を一致させたり、異なる制約型を一致させることができる。異なる接続型を一致させる例として、HTTPプロトコルにおいて情報取得リクエストを出すと、対応する情報を取得できる接続型の情報提供サーバAと、IRCプロトコルにおいてチャット発言として情報を送出する接続型の情報提供サーバBがあった場合に、5分おきに情報提供サーバAに情報取得リクエストを出して、取得できた情報をチャット発言として送出し、また5分後に情報提供サーバAにリクエストを出すことを繰り返す動作を実行するサービスアダプタにより、情報提供サーバAを情報提供サーバBの接続型として連携させることができる。
また、異なる制約型を一致させる例として、午前中にしか情報を提供しない制約を持つ情報提供サーバAと、午後にしか情報を提供しない制約を持つ情報提供サーバBがあった場合に、午前中に情報提供サーバAから取得したデータを、午後に送出するまでの時間、ネットワーク上にそのデータを記憶させておくサービスアダプタにより、情報提供サーバAを情報提供サーバBの制約型として連携させることができる。
また、サービスアダプタは異なるサービス型やデータ型や接続型や制約型などの型を一致させられるので、継承関係にある、異なる型も一致させることができる。例えば、継承関係を持つデータ型として、文字データから構成される「表示データ型」と、4文字の文字データから構成される「4文字表示データ型」があった場合に、前記4文字表示データ型は前記表示データ型の一種であるので、前記4文字表示データ型は前記文字表示データ型を継承している。ここで、前記4文字表示データ型を前記表示データ型に一致させるために、サービスアダプタを用いることができる。逆に、前記表示データ型を前記4文字表示データ型に一致させるためにも、サービスアダプタを用いることができる。
なお、機器が機器IDを保持する方法としては、機器の記憶部に記憶させる方法、機器に機器IDを印刷する方法、機器に機器IDの印刷物を添付する方法、機器に機器IDを保持するICチップやタグを保持させる方法のいずれでもよい。また、機器IDを機器ID取得部に送る方法としては、機器から機器ID取得部へ通信路で伝送する方法、ユーザが見て機器ID取得部へ通知する方法、スキャナやカメラなどの機器を用いて機器から機器IDを取得してから機器ID取得部に送る方法のいずれでもよい。
(実施の形態3)
図13は、本発明に係る実施の形態3におけるサービス連携システムの入出力部(図示せず)における連携指定画面の表示例である。
図13において、連携指定画面G101は、ネットワーク50上のサービスのリスト(以下「サービスリスト」という。)を表示させた画面であり、「天気予報」と「株価」と「野球スコア」のデータを提供するサービスが存在することを示す画面である。また、機器のリスト(以下「機器リスト」という。)として、「テレビ」と表示装置を備える「ティッカー」と「機能付傘」と「ベル」が提示されている。サービスリストにおける天気予報の黒い丸印表示と、機器リストにおける機能付傘の黒い丸印表示は、本提示に対してユーザが天気予報と機能付傘を選択したことを表している。
さらに、連携指定画面G102は、上記連携指定画面G101において、ユーザが天気予報と機能付傘を選択した後に、本システムがサービスリストから株価と野球スコアのサービス表示をなくし、音声変換や音楽変換のサービス表示をし、機器リストからスピーカー以外の機器の表示をなくした画面例を示す。ここで、ユーザがサービスリストから、音声変換(標準)と、音声変換(お笑い風)と、音楽変換のサービスを選択することによって、天気予報をスピーカーにおいて出力するために必要なサービスや機器の指定を行える。
次に、上記のように構成される本システムの動作について説明する。図14は、入出力部における動作の流れを示すフローチャートである。
最初に、入出力部は、ネットワーク50上のサービスやサービスを提供する機器の指定を開始する(S301)。次に、前記サービスや前記機器のリストを提示する(S302)。
さらに、入出力部は、上記処理S302の提示に対するユーザからの指示を受け付ける(S303)。上記図13の例では、天気予報と機能付傘を指定する旨の指示を受け付ける。
次に、処理S303において指定されたサービスや機器の使用に必要な条件を取得する(S304)。上記図13の例では、天気予報は文字によって提示され、機能付傘は、ランプが点灯する。
次に、上記処理S304において取得した条件を探す(S305)。さらに、処理S305において条件が見つかった場合に、前記条件を満たすサービスや機器を探す(S306)。条件を満たすサービス等が見つかった場合には処理S302に進む。上記図13の例では、天気予報から提供された文字データを、機能付傘が変換できるサービスや機器を探す。その結果、点灯変換や演奏変換のサービスが見つかる。
さらに、処理S304において探した条件や、処理S305において探したサービスや機器が見つからない場合に指定を完了させる(S307)。
以上の動作により、本発明では、ユーザが連携動作を指定する際に、サービスやサービスを提供する機器をリストから選択することを繰り返すことで、連携動作を指定できるようになり、その結果、連携動作に必要なサービスや機器を、一度に指示しなくても、正しく指示させることができる。
なお、ユーザの指示を待たずに、指示される可能性のあるサービスや機器の条件を満たすサービスや機器を先行して探してもよい。その結果、最終的に条件を満たせないサービスや機器の選択を回避することができる。
(実施の形態4)
図15は、本発明に係る実施の形態4におけるサービス連携システムの入出力部(図示せず)における連携指定画面の一例を示す図である。
図15において、連携指定画面G201には、機器として、サービスのデータに応じて動きを変える連動人形がある旨が提示され、ネットワーク50上のサービスとして、プロ野球の東軍−西軍戦の試合経過や試合結果を提供するプロ野球情報提供サービスと、ユーザ宅への宅配便の配達状況を提供する宅配便配達状況サービスが提示されている。連動人形の左の黒表示は、既にユーザが連動人形を連携動作させるための指示を行ったことを示している。東軍−西軍戦の左側の「明日18:30〜21:00」表示や、宅配便配達状況の左側の「来週日曜」表示は、それらサービスが未だ開始されておらず、かつ表記の時間に開始されることを表している。ユーザはこれら開始前のサービスを選択することで、サービスの開始とあわせて連動人形と連携動作させられるように指示できる。
図16は、本発明に係る実施の形態4におけるサービス連携システムの連携制御装置の機能構成を示すブロック図である。
図16において、サービス予定取得部1302は、通信制御部110を介してネットワーク50上のサービスプロバイダからサービス予定を表す情報を取得する。なお、サービス予定取得部は、予定情報取得手段の一例である。
上記図15の例では、東軍−西軍戦の野球スコアを提供するサービス(以下「野球スコアサービス」という。)から、「明日18:30〜21:00」というサービス予定を表す情報を取得する。同様に宅配便配達状況サービスからもサービス予定を表す情報を取得する。
サービス予定管理部1303は、サービス予定取得部1302において取得したサービス予定を表す情報を管理する。
サービス予定提示・選択部1305は、サービス予定管理部1303のサービス予定を表す情報を入出力部1304に送信し、ユーザから指示を受け付ける。上記図15の例では、連携指定画面G201を提示し、機器として連動人形、サービスとして野球スコアサービスの選択を受け付ける。
連携予約管理部1306は、サービス予定提示・選択部1305において選択されたサービス予約に関する情報を管理する。上記図15の例では、連携動作の開始時刻として、指示日の次の日の18:30の時刻を表す情報を管理する。
連携生成部130は、サービス予定提示・選択部1305において選択されたサービス予約に対応するサービスに関する連携動作を行うための記述を生成する。上記図15の例では、野球スコアサービスから取得した試合に関するデータを連動人形の動作に反映させる連携動作を行うための記述を生成する。
連携実行部140は、連携予約管理部1306から受信した連携予約と連携生成部130から受信した連携動作を行うための記述より、ネットワーク50上のサービスプロバイダにおけるサービスなどを連携動作させる。上記図15の例では、連携実行部140が、指示日の次の日の18:30になると、野球スコアサービスから試合に関するデータを取得し、そのデータを必要ならサービスアダプタによって加工して、連動人形へと通知することで、連動人形を動作させる。
上記の構成によれば、サービス開始以前に前記サービスに関連した連携動作を指示できるようになり、その結果、前記サービス開始後すぐに連携動作させられ、サービス終了に伴い連携動作を終了する。
なお、連携実行部は、サービス予定の開始時刻に先んじて連携動作を開始しても、前記サービスとの情報入出力が前記開始時刻に先んじていなければよい。同様に、サービス予定の終了時刻に遅れて連携動作を終了させても、前記サービスとの情報入出力が前記終了時刻に遅れていなければよい。
なお、サービス予定を提示する際や、サービス予定に応じて連携動作を開始・終了する際に、サービス予定時間をそのまま用いずに、ユーザのスケジューラからのユーザ予定や、前記サービス以外のサービスや機器の予定などを参考にして、提示するサービス予定を変更したり、連携動作の開始時間や終了時間を変更してもよい。
(実施の形態5)
図17は、本発明に係る実施の形態5におけるサービス連携システムの連携制御装置の機能構成を示すブロック図である。図17において、既存サービス管理部1401は、ネットワーク50上のサービスおよびホームネットワークに接続されている機器のサービス(又は動作)に関する情報を管理する。なお、既存サービス管理部は、動作情報記憶手段の一例である。
新サービス検索部1402は、既存サービス管理部1401において管理されていない新たなサービスを検索する。
類似サービス判定部1404は、新サービス検索部1402において検索された新しいサービスは、既存サービス管理部1401において管理されている、どのサービスと類似しているのかを判定する。
連携管理部1408は、サービスやサービス提供機器に関する連携動作記述を管理する。
類似サービス連携抽出部1405は、類似サービス判定部1404において判定された類似サービスに関連する連携動作記述を連携管理部1408から抽出する。
新サービス連携生成部1407は、類似サービス連携抽出部1405において抽出された連携動作記述と入出力部1406からの指示により、新しいサービスに関する連携動作記述を生成し、連携管理部1408へ渡す。
連携実行部140は、連携生成部130から、新サービスに関する連携動作記述を取得して実行することで、新しいサービスを連携動作させる。
上記の構成によれば、管理されていない新たなサービスの登場に応じて、前記新サービスに関連する連携動作を生成できるようになり、その結果、前記新サービスの登場後すぐに連携動作させられる。
なお、類似サービス判定部1404は、類似性の判定基準を、各サービスのサービス型が一致することとしてもよい。
なお、新サービスのサービス型が、類似サービスのサービス型と一致していない場合でも、サービスアダプタを用いることでサービス型を一致させ、新サービスに関する連携動作記述を既存の連携動作記述から生成できる。
(実施の形態6)
図18は、本発明の実施の形態6におけるサービス連携システムの連携制御装置の機能構成を示すブロック図である。
図18において、機器ID送信部1503は、機器A1501と機器B1502から、機器を特定する機器IDを取得して送信する。
機器ID取得部1504は、機器ID送信部1503から送信された機器IDを取得する。
機器サービス型管理部1505は、機器のサービス型を管理する。
機器サービス型判定部1506は、機器ID取得部1504において取得した機器IDに対応する機器のサービス型を、機器サービス型管理部1505を参照して判定する。
連携生成部130は、機器サービス型判定部1506から出力されたサービス型に適した連携動作を行うための記述を、入出力部120におけるユーザからの指示に基づいて生成する。
連携実行部140は、連携生成部130において生成された連携動作を行うための記述に基づいて、サービスと機器とを連携動作させる。
上記の構成によれば、前記機器ID取得部において取得した機器IDに対応する機器に関する連携動作を生成できるようになり、その結果、前記機器を連携動作させることができる。
また、生成される連携動作の記述は、前記機器Aに関する連携動作と、前記機器Bに関する連携動作とを含むことを特徴とする。
さらに、上記の構成によれば、前記機器Aと前記機器Bに関する連携動作の指定を一度にできるようになり、その結果、容易に複数機器を連携動作させられる。
また、生成される連携動作記述は、前記機器Aに関する連携動作を含み、前記機器Bは、前記機器ID送信部と前記入出力部を含むことを特徴とする。
さらにまた、上記構成によれば、前記機器Aが機器ID送信部や入出力部を有していない場合でも前記機器Aに関する連携動作を指定できるようになり、その結果、容易に前記機器Aを連携動作させられる。
なお、機器ID送信部が機器IDを送信するきっかけとしては、ユーザ指示やユーザ認識によってもよいし、機器のネットワークへの接続開始や、他機器を認識完了など、機器Aや機器Bの状態変化によってもよいし、距離の接近や接触など機器Aと機器Bとの物理関係の変化によってもよい。
(実施の形態7)
本発明に係る実施の形態7におけるサービス連携システムの機能構成を示すブロック図やサービス抽出に関する動作は、上記実施の形態1と基本的に同じであるため、異なる点について以下で説明する。
図19は、本発明の実施の形態7におけるサービス連携システム(図示せず)におけるサービス例を示す図である。図19に示す記述SV03は、2つのサービスの宣言例である。1行目の記述SV03L01に示すサービスは、頭部装着型情報提示装置であるヘッドマウントディスプレイ(以下「HMD」という。)によるサービスであり、名称が「HeadMountDisplay」で、「Contents型」のデータを入力して提示し、「Presence型」のデータを入力すべきであることを示している。ここで、「Contents型」は、HMDに提示する情報やコンテンツを表すデータ型であり、「Presence型」は、どの程度の臨場感でHMDに提示するかを示すデータ型である。「Presence型」のデータは、30%や100%のように、程度を示す数値で表現され、数値が高いほど、HMDは画面サイズや音量を増大させて高臨場感で情報提示を行い、数値が低いほど、画面サイズや音量を減少させて低臨場感で情報提示を行う。高臨場感であるほど、ユーザは情報を没入して視聴することができ、低臨場感であるほど、ユーザは情報視聴以外のことをしながら情報を見ることが可能となる。また、2行目の記述SV03L02に示すサービスは、ユーザの動きを検出するセンサーデバイスによるサービスで、名称が「MotionSensor」であり、「Motion型」のデータを出力する。「Motion型」は、ユーザの動きの種別を表すデータ型であり、ユーザが動いている時は「moving」、静止している時は「still」という値を示す。
図20は、本実施の形態におけるサービスアダプタの一例を示す図である。図20のサービスアダプタは、前記HMDを、前記天気表示装置として扱うことを可能とする変換記述である。1行目の記述A02L01は、HMDを天気表示装置などの「WeatherDevice」として変換させる記述の開始を示し、そのサービスアダプタの名称を「WeatherHMD」と記す。2行目の記述A03L02は、「WeatherDevice」のイ
ンタフェースとして「Weather型」の天気データを入力することを示す。3行目の記述A03L03は、前記センサーデバイスから、ユーザの動きの種別を取得することを示す。4行目の記述A03L04は、取得したユーザの動きの種別によって以降の処理を分岐させることを示す。5行目の記述A03L05から7行目の記述A03L07で、ユーザが歩行中などで動いている状況では、低臨場感で天気をHMDに提示し、8行目の記述A03L08から10行目の記述A03L10で、ユーザが着席中などで静止している状況では、高臨場感で天気をHMDに提示することを示す。
以上のサービス例と、上記実施の形態1で説明したサービス例を用いて、連携テンプレートに適合するサービスを抽出する動作を、上記図4のフローチャートを用いて説明する。
最初に、抽出前処理を行う(S201)。上記図7の連携テンプレートを用いて、上記実施の形態1と同様の処理を行う。
次に、処理S201において特定したサービス記述に一致するサービスを、ネットワーク50上から探す(S202)。一致するサービスが見つかった場合は処理S203に移行し、見つからない場合は処理S204に移る。上記図7の連携テンプレートの場合は、4行目の記述T01L4の「WeatherServer」に一致するサービスとして、上記図5の1行目の記述SV01L01の「weatherServer1」と、2行目の記述SV01L02の「weatherServer2」を見つけることができる。また、5行目の記述T01L05の「WeatherDevice」に一致するサービスとして、「weatherDevice1」を設置している自宅にいる場合は、図5の1行目の記述SV02L01の「weatherDevice1」が見つけることができ、自宅にいない場合は、「WeatherDevice」に適合するサービスは見つからない。
さらに、処理S202で見つかったサービスを、処理S201において初期化したサービス抽出リストに追加する(S203)。
この後、処理S201において特定したサービス記述に適合するサービスアダプタを、サービスアダプタ群109から探す(S204)。適合するサービスが見つかった場合は処理S205に移行し、見つからない場合は処理S207に移る。本サービスアダプタを探すステップで、上記図7の連携テンプレートの場合、5行目の記述TL01L05の「WeatherDevice」に一致するサービスアダプタとして、上記図8の「rainyBool」と、上記図20の「WeatherHMD」を見つけることができる。
処理S204で見つかったサービスアダプタを介して、処理S201において特定したサービス記述と適合するサービスを、サービス群110から探す(S205)。適合するサービスが見つかった場合は、処理S206に移行し、見つからない場合は処理S207に移る。上記図6の「rainyBool」を介して、上記図5の「WeatherDevice」に適合するサービスとして、ユーザが自宅に居る場合には、図3の「boolDevice1」が見つかる。ユーザがHMDを装着し、屋外に居る場合には、図6のHeadMountDisplayが見つかる。このように、ユーザの場所や時間や周辺に存在するデバイスなどの状況に応じて、その時のユーザに適切なサービスやデバイスが選択される。「boolDevice1」が見つかった場合の動作は、上記実施の形態1で説明した動作と同じである。
次に、「HeadMountDisplay」が見つかった場合の動作を以降で記述する。
処理S205で見つかったサービスを、処理S201において初期化したサービス抽出リストに追加する(S206)。上記図7の連携テンプレートの場合、上記図19の「HeadMountDisplay」が追加される。
最後に、処理S203や処理S206において追加されたサービスを含むサービス抽出リストを編集し、その結果をサービス抽出結果とする(S207)。
上記図7の連携テンプレートの場合、「WeatherServer」に一致するサービスとして、上記図5の「weatherServer1」と「weatherServer2」が抽出され、「WeatherDevice」に一致するサービスとして、上記図19の「HeadMountDisplay」が抽出される。
以上の動作により、テンプレート適合可能サービス抽出部1034においてサービスが抽出される。上記図7の連携テンプレートの例で、サービス選択部135において、「weatherServer1」と「HeadMountDisplay」が選択された場合は、連携具現部133において具現化されるサービス連携の例を図21に示す。上記図7の連携テンプレートにおける「WeatherServer」や「WeatherDevice」といった抽象的なサービス記述が、「weatherServer1」や「HeadMountDisplay」の実際のサービスによって具現化されている。上記図20のサービスアダプタを用いたことで、天気予報サーバをHMDと連携動作させる記述に具現化されている。上記図21の連携記述を実行することによって、ユーザが透過型HMDを装着して外出中に、歩いている時には画面サイズや音量の小さい低臨場感で天気予報が提示され、座っている時には画面サイズや音量の大きい高臨場感で天気予報が提示される、といったサービス連携が実現される。
なお、サービスを選択するためや、サービスへ入力するデータを決定するために、上記図20で示したように、ユーザの動きを検出するセンサーを用いてもよいし、その他のユーザに関する情報を用いてもよい。ユーザの身体状況を、GPSや加速度センサーや体温計や血圧計やカメラや電流計や電圧計などのセンサーから取得して用いてもよいし、ユーザの心的状況を、カメラや血圧計や血流計や視線や脳波計や表情や発汗計や声やしぐさやストレス計などから取得や推測して用いてもよいし、ユーザの行動状況を、予定表や目的表や交通状況や天気予報や周辺物や商品在庫や地図や行動特徴を記したデータ集や行動履歴や他人の行動などから取得や推測して用いてもよい。
本発明にかかるサービス連携システムは、連携具現部や連携実行部などを有し、サービス連携システム、サービス連携方法、サービス連携プログラム等として有用である。また、ネットワーク接続する機器や、前記機器向けのシステム、サービス、プログラム、コンテンツおよび媒体などの用途にも応用が可能である。
本発明の実施の形態1におけるサービス連携システムの構成図である。 本発明の実施の形態1における連携生成部の機能構成を示すブロック図である。 上記図1におけるホームネットワーク内の機器の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態1における連携テンプレートに適合するサービスを抽出する動作の流れを示すフローチャートである。 連携テンプレート管理部に保持されているサービス宣言文の一例を示す図である。 連携テンプレートに使用されるデータの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における連携テンプレートの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるサービスアダプタの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1において具現化されたサービス連携の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1において具現化されたサービス連携のその他の例を示す図である。 本発明に係る実施の形態2におけるサービス連携システムの構成図である。 上記図11における機器の具体例を示す図である。 本発明に係る実施の形態3におけるサービス連携システムの入出力部における連携指定画面の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態3における入出力部における動作の流れを示すフローチャートである。 本発明に係る実施の形態4におけるサービス連携システムの入出力部における連携指定画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4における連携制御装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5における連携制御装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態6における連携制御装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態7におけるサービス連携システムのサービス例を示す図である。 本発明の実施の形態7におけるサービス連携システムのサービスアダプタの一例を示す図である。 本発明の実施の形態7におけるサービス連携システムのサービス連携の記述例を示す図である。
符号の説明
10、20 気象情報提供サーバ
30 ニュース提供サーバ
50 ネットワーク
60、70 機器管理サーバ
80 サービスサポートサーバ
100、200 連携制御装置
110 通信制御部
120 入出力部
130 連携生成部
131 連携テンプレート管理部
132 連携テンプレート選択部
133 連携具現部
134 テンプレート適合可能サービス抽出部
135 サービス選択部
136 サービス適合部
139 サービスアダプタ群
140 連携実行部
150 イーサネット
160〜190 機器
210 機器ID取得部
220 機器サービス型判定部
260、270 機器
261、271 機器ID
1000 ホームネットワーク
1100 ホームネットワーク
1302 サービス予定取得部
1303 サービス予定管理部
1305 サービス予定提示・選択部
1306 連携予約管理部
1401 既存サービス管理部
1402 新サービス検索部
1404 類似サービス判定部
1405 類似サービス連携抽出部
1407 新サービス連携生成部
1408 連携管理部
1409 連携実行部
1501 機器A
1502 機器B
1503 機器ID送信部
1504 機器ID取得部
1505 機器サービス型管理部
2000 サービス連携システム
2100 サービス連携システム

Claims (14)

  1. ネットワークを介して接続されている第1の機器と第2の機器を対象とする、予め分類された動作の連携を制御する連携制御装置であって、
    ユーザから受け付けた指示に基づいて、前記動作の連携の概略が記述されている連携テンプレートを特定するテンプレート特定手段と、
    特定された前記連携テンプレートの記述内容に基づいて、前記第1の機器の動作に関する情報と前記第2の機器の動作に関する情報とを検索する動作情報検索手段と、
    検索された前記情報を用いて、前記連携テンプレートに具体的な動作内容を記述する動作記述手段と、
    具体的な動作内容が記述された前記連携テンプレートに基づいて、前記第2の機器の動作を制御する連携実行手段と
    を備えることを特徴とする連携制御装置。
  2. 前記連携制御装置は、さらに、
    変換記述子に基づいて、一の種類の動作を表す記述から他の種類の動作を表す記述に変換を行う動作記述変換手段を備え、
    前記動作記述手段は、さらに、
    前記動作記述変換手段において変換された記述を用いて、前記具体的な動作内容を記述する
    ことを特徴とする請求項1記載の連携制御装置。
  3. 前記連携制御装置は、さらに、
    前記変換記述子を記憶する記述子記憶手段を備え、
    前記動作情報検索手段は、
    前記連携テンプレート内における前記具体的な動作内容の記述位置の特定を行う抽出前処理部と、
    記述位置が特定された前記具体的な動作内容に適合する変換記述子を前記記述子記憶手段から検索する記述子検索部と、
    検索された前記変換記述子を用いて、当該変換記述子に適合する動作を検索する動作検索部とを備える
    ことを特徴とする請求項2記載の連携制御装置。
  4. 前記第1の機器と前記第2の機器を対象とする前記動作は、当該動作の特徴を表すサービス型によって分類され、
    前記第2の機器には、当該機器を識別する機器IDと当該機器に対応するサービス型が対応付けられており、
    前記動作情報検索手段は、前記サービス型に基づいて前記検索を行い、
    前記動作記述手段は、前記サービス型を利用して前記記述を行い、
    前記連携実行手段は、前記サービス型と前記機器IDとを利用して前記第2の機器の動作を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の連携制御装置。
  5. 前記連携制御装置は、さらに、
    前記第1の機器の動作に関する情報と前記第2の機器の動作に関する情報とを記憶する動作情報記憶手段を備え、
    前記動作情報検索手段は、さらに、
    前記動作情報記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記検索された動作の中から、新規の動作であり、かつ、類似する動作を特定する類似動作特定部を備え、
    前記連携実行手段は、さらに、
    特定された前記類似する動作を用いて前記動作の制御を行う
    ことを特徴とする請求項4記載の連携制御装置。
  6. 前記サービス型は、
    前記第1の機器もしくは前記第2の機器に入力され、又は前記第1の機器もしくは前記第2の機器から出力されるデータを表すデータ型と、
    前記前記第1の機器と前記第2の機器との接続形態を表す接続型と、
    前記第1の機器又は前記第2の機器におけるデータ入出力に伴う制約を表す制約型とを含む
    ことを特徴とする請求項4記載の連携制御装置。
  7. 前記連携制御装置は、さらに、
    ユーザからの指示によって、前記第1の機器および前記第2の機器の特定、並びに前記サービス型の指定を受け付ける指示受付手段を備える
    ことを特徴とする請求項4記載の連携制御装置。
  8. 前記連携制御装置は、さらに、
    前記ネットワークを介して、前記第1の機器の動作予定を表す情報を取得する予定情報取得手段を備え、
    前記動作記述手段は、さらに、
    取得された前記動作予定を表す情報を用いて、前記連携テンプレートに具体的な動作内容を記述する
    ことを特徴とする請求項1記載の連携制御装置。
  9. 前記動作情報検索手段は、
    ユーザの身体状況、心理状況、周辺状況の少なくとも1つを用いて、前記連携テンプレートに適合可能な動作を検索する
    ことを特徴とする請求項1記載の連携制御装置。
  10. 前記動作記述手段は、
    ユーザの身体状況、心理状況、周辺状況の少なくとも1つに基づいて、前記具体的な動作内容を前記連携テンプレートに記述する
    ことを特徴とする請求項1記載の連携制御装置。
  11. 前記動作記述変換手段は、
    複数の前記動作が定義された変換記述子に基づいて、前記変換を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の連携制御装置。
  12. 少なくとも1つのネットワークを介して相互に接続されている、第1の機器と連携制御装置と第2の機器とを含むサービス連携システムであって、
    前記第1の機器は、前記連携制御装置の要求に応じて、当該連携制御装置に必要な情報を提供する情報提供手段を備え、
    前記連携制御装置は、前記第1の機器と第2の機器を対象とする、予め分類された動作の連携を制御する連携制御装置であって、
    ユーザから受け付けた指示に基づいて、前記動作の連携の概略が記述されている連携テンプレートを特定するテンプレート特定手段と、
    特定された前記連携テンプレートの記述内容に基づいて、前記第1の機器に関する情報と前記第2の機器の動作に関する情報とを検索する動作情報検索手段と、
    検索された前記情報を用いて、前記連携テンプレートに具体的な動作内容を記述する動作記述手段と、
    具体的な動作内容が記述された前記連携テンプレートに基づいて、前記第2の機器の動作を制御する連携実行手段とを備える
    ことを特徴とするサービス連携システム。
  13. ネットワークを介して接続されている第1の機器と第2の機器を対象とする、予め分類された動作の連携を制御する連携制御方法であって、
    ユーザから受け付けた指示に基づいて、前記動作の連携の概略が記述されている連携テンプレートを特定するテンプレート特定ステップと、
    特定された前記連携テンプレートの記述内容に基づいて、前記第1の機器の動作に関する情報と前記第2の機器の動作に関する情報とを検索する動作情報検索ステップと、
    検索された前記情報を用いて、前記連携テンプレートに具体的な動作内容を記述する動作記述ステップと、
    具体的な動作内容が記述された前記連携テンプレートに基づいて、前記第2の機器の動作を制御する連携実行ステップと
    を含むことを特徴とする連携制御方法。
  14. ネットワークを介して接続されている第1の機器と第2の機器を対象とする、予め分類された動作の連携を制御するための連携制御装置に用いられる、コンピュータが実行可能なプログラムであって、
    ユーザから受け付けた指示に基づいて、前記動作の連携の概略が記述されている連携テンプレートを特定するテンプレート特定ステップと、
    特定された前記連携テンプレートの記述内容に基づいて、前記第1の機器の動作に関する情報と前記第2の機器の動作に関する情報とを検索する動作情報検索ステップと、
    検索された前記情報を用いて、前記連携テンプレートに具体的な動作内容を記述する動作記述ステップと、
    具体的な動作内容が記述された前記連携テンプレートに基づいて、前記第2の機器の動作を制御する連携実行ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
JP2004336540A 2003-11-20 2004-11-19 連携制御装置、連携制御方法およびサービス連携システム Active JP4515892B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004336540A JP4515892B2 (ja) 2003-11-20 2004-11-19 連携制御装置、連携制御方法およびサービス連携システム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390521 2003-11-20
JP2004336540A JP4515892B2 (ja) 2003-11-20 2004-11-19 連携制御装置、連携制御方法およびサービス連携システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005176345A true JP2005176345A (ja) 2005-06-30
JP4515892B2 JP4515892B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=34741965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004336540A Active JP4515892B2 (ja) 2003-11-20 2004-11-19 連携制御装置、連携制御方法およびサービス連携システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4515892B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010090225A1 (ja) * 2009-02-03 2010-08-12 パナソニック電工株式会社 通信制御装置およびそれを用いたネットワークシステム
JP2010206646A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 設備システム
WO2012157791A1 (en) * 2011-05-13 2012-11-22 Lg Electronics Inc. Smart television for sharing additional content with associated smart apparatus
JP2013061762A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Hitachi Ltd 分散システムにおけるシステム間連携装置
WO2017082320A1 (ja) * 2015-11-09 2017-05-18 株式会社レゾネスト 電子機器制御装置、電子機器制御方法、および、電子機器制御プログラム
WO2019021447A1 (ja) * 2017-07-28 2019-01-31 株式会社オプティム ウェアラブル端末表示システム、ウェアラブル端末表示方法およびプログラム
JP2019114296A (ja) * 2014-05-15 2019-07-11 ソニー株式会社 システムおよび装置
JP2022018275A (ja) * 2020-07-15 2022-01-27 胡凱智 天気予報装置
CN114726711A (zh) * 2022-03-23 2022-07-08 海能达通信股份有限公司 设备间协同处理业务的方法及系统

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06178356A (ja) * 1992-12-01 1994-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd シーン制御処理装置
JPH06319183A (ja) * 1993-05-07 1994-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 端末機器集中制御システム及び該端末機器集中制御システムを構成する集中管理装置、端末機器制御装置、端末機器インターフェイス並びに端末機器の集中制御方法
JP2001145173A (ja) * 1999-11-12 2001-05-25 Hitachi Ltd 適応通信方法
JP2001521235A (ja) * 1997-10-17 2001-11-06 トムソン マルチメディア 家庭用電化製品システムにおける制御装置及び方法
JP2002095072A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Hitachi Ltd 機器の制御方法
JP2002281574A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Sharp Corp 機器制御方法、機器制御装置、動作状況取得装置、機器制御システム、プログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005130423A (ja) * 2003-09-30 2005-05-19 Sanyo Electric Co Ltd コントローラ、プログラムおよび記憶媒体

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06178356A (ja) * 1992-12-01 1994-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd シーン制御処理装置
JPH06319183A (ja) * 1993-05-07 1994-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 端末機器集中制御システム及び該端末機器集中制御システムを構成する集中管理装置、端末機器制御装置、端末機器インターフェイス並びに端末機器の集中制御方法
JP2001521235A (ja) * 1997-10-17 2001-11-06 トムソン マルチメディア 家庭用電化製品システムにおける制御装置及び方法
JP2001145173A (ja) * 1999-11-12 2001-05-25 Hitachi Ltd 適応通信方法
JP2002095072A (ja) * 2000-09-14 2002-03-29 Hitachi Ltd 機器の制御方法
JP2002281574A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Sharp Corp 機器制御方法、機器制御装置、動作状況取得装置、機器制御システム、プログラム、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005130423A (ja) * 2003-09-30 2005-05-19 Sanyo Electric Co Ltd コントローラ、プログラムおよび記憶媒体

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010090225A1 (ja) * 2009-02-03 2010-08-12 パナソニック電工株式会社 通信制御装置およびそれを用いたネットワークシステム
JP2010183204A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Panasonic Electric Works Co Ltd ネットワークシステム
US8656464B2 (en) 2009-02-03 2014-02-18 Panasonic Corporation Communication controller and network system utilizing the same
JP2010206646A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 設備システム
WO2012157791A1 (en) * 2011-05-13 2012-11-22 Lg Electronics Inc. Smart television for sharing additional content with associated smart apparatus
JP2013061762A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Hitachi Ltd 分散システムにおけるシステム間連携装置
US11216153B2 (en) 2014-05-15 2022-01-04 Sony Corporation Information processing device, display control method, and program
JP2019114296A (ja) * 2014-05-15 2019-07-11 ソニー株式会社 システムおよび装置
JP2021005413A (ja) * 2014-05-15 2021-01-14 ソニー株式会社 システムおよび装置
JP7088253B2 (ja) 2014-05-15 2022-06-21 ソニーグループ株式会社 システムおよび装置
US11693530B2 (en) 2014-05-15 2023-07-04 Sony Corporation Information processing device, display control method, and program
JPWO2017082320A1 (ja) * 2015-11-09 2018-02-22 株式会社レゾネスト 電子機器制御装置、電子機器制御方法、および、電子機器制御プログラム
US10579546B2 (en) 2015-11-09 2020-03-03 Resonest Corporation Electronic device controller, electronic device control method, and electronic device control program
WO2017082320A1 (ja) * 2015-11-09 2017-05-18 株式会社レゾネスト 電子機器制御装置、電子機器制御方法、および、電子機器制御プログラム
WO2019021447A1 (ja) * 2017-07-28 2019-01-31 株式会社オプティム ウェアラブル端末表示システム、ウェアラブル端末表示方法およびプログラム
JP2022018275A (ja) * 2020-07-15 2022-01-27 胡凱智 天気予報装置
JP7165162B2 (ja) 2020-07-15 2022-11-02 胡凱智 天気予報装置
CN114726711A (zh) * 2022-03-23 2022-07-08 海能达通信股份有限公司 设备间协同处理业务的方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4515892B2 (ja) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7146095B2 (en) Information providing system, information providing apparatus and information providing method as well as data recording medium
CN109196464A (zh) 基于上下文的用户代理
EP1685680B1 (en) Association control apparatus, association control method and service association system
CN111372109B (zh) 一种智能电视以及信息交互方法
EP3367250A1 (en) Information processing system and information processing method
CN105320404A (zh) 用于执行功能的设备和方法
JP2002041276A (ja) 対話型操作支援システム及び対話型操作支援方法、並びに記憶媒体
KR20090086805A (ko) 진화하는 사이버 로봇
CN101809651B (zh) 提供语音到语音翻译和模拟人类属性的化身的移动无线显示器
CN112163086B (zh) 多意图的识别方法、显示设备
US20060206823A1 (en) Information providing system, information providing apparatus and information providing method as well as data recording medium
JP4515892B2 (ja) 連携制御装置、連携制御方法およびサービス連携システム
WO2012063561A1 (ja) 情報報知システム、情報報知方法、情報処理装置及びその制御方法と制御プログラム
CN109716285A (zh) 信息处理装置和信息处理方法
KR20200086980A (ko) 적어도 하나의 시각적 객체를 표시하기 위한 전자 장치 및 방법
CN109743245A (zh) 创建群组的方法和设备
CN112182196A (zh) 应用于多轮对话的服务设备及多轮对话方法
CN113961681A (zh) 流程处理方法和数据处理方法、装置、设备及存储介质
CN104506906B (zh) 基于电视场景元素及语音助手的语音交互辅助方法及系统
KR20190094874A (ko) 3d 객체와 마커를 포함한 mr 콘텐츠를 제공하는 사이니지 시스템 및 그 방법
CN111488147A (zh) 一种智能布局方法及装置
CN116168134B (zh) 数字人的控制方法、装置、电子设备以及存储介质
KR102426933B1 (ko) 단말을 통해 클라우드 웹사이트에 액세스하여 영상 콘텐츠를 제공하는 교육용 플랫폼
CN113742473A (zh) 一种数字虚拟人交互系统及其计算传输优化方法
CN114627864A (zh) 显示设备与语音交互方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4515892

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250