JP2005170443A - 岡持 - Google Patents
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Abstract
【課題】種々の容器を簡単かつ容易に、しかもスピーディーに載せ板に出し入れして、極めて便利に持ち運びする。
【解決手段】岡持は、全体の形状を板状として、食べ物を入れる容器を上面に載せる載せ板1と、この載せ板1の対向する両側に垂直な姿勢となるように下端を固定している一対の吊下ロッド2と、この吊下ロッド2の上端を連結するようにその両端部を固定している握り棒3とを備える。さらに、岡持は、載せ板1の上面に、食べ物を入れるどんぶり等の容器の底に設けている高台を入れることができる円形溝4、あるいは容器の底面との摩擦抵抗を大きくする微細な凹凸を有する難スリップ材5、あるいは容器の底面との摩擦抵抗を大きくするゴム状弾性体の難スリップ材5のいずれかを設けており、この円形溝4に高台を入れて、あるいは難スリップ材5の上に容器を載せて運搬する。
【選択図】図3
【解決手段】岡持は、全体の形状を板状として、食べ物を入れる容器を上面に載せる載せ板1と、この載せ板1の対向する両側に垂直な姿勢となるように下端を固定している一対の吊下ロッド2と、この吊下ロッド2の上端を連結するようにその両端部を固定している握り棒3とを備える。さらに、岡持は、載せ板1の上面に、食べ物を入れるどんぶり等の容器の底に設けている高台を入れることができる円形溝4、あるいは容器の底面との摩擦抵抗を大きくする微細な凹凸を有する難スリップ材5、あるいは容器の底面との摩擦抵抗を大きくするゴム状弾性体の難スリップ材5のいずれかを設けており、この円形溝4に高台を入れて、あるいは難スリップ材5の上に容器を載せて運搬する。
【選択図】図3
Description
本発明は、主として、食べ物を入れるどんぶり等の容器を載せて持ち運ぶのに便利に使用される岡持に関する。
現在使用されている岡持は、上方を開口している箱の両側に、取っ手を固定したものである。(特許文献1参照)
特開平9−315529号公報
この公報に記載されるように、従来の岡持は、上方を開口している箱に取っ手を連結している。この岡持は、どんぶり等の容器を箱に入れ、箱の開口部を蓋で閉塞し、取っ手を持って運搬する。さらに、前述の公報に記載される岡持は、ビール瓶や銚子等の細高い容器を安定して運ぶために、蓋に貫通して保持孔を設けている。保持孔にビール瓶等の容器を入れ、取っ手を持って運搬できる。
この構造の岡持は、倒れやすいビール瓶等を安定して便利に持ち運びできるが、岡持の主たる用途である、どんぶん鉢や茶碗のように大きさが異なる種々の容器を入れて便利に運搬できない欠点がある。また、蓋のある岡持は、容器を閉鎖構造の箱に入れて運ぶので、屋外でほこりから遮断しながら使用できるが、室内では必ずしも便利に使用できない。容器を箱に入れるときに蓋を開き、また容器を入れた後で箱に蓋をするので、容器の出し入れに手間がかかる。また、容器を入れる箱は周囲に周壁があるので、この周壁が邪魔になって容器を簡単には出し入れできない欠点がある。さらに、箱に容器を入れて運ぶので、箱に入らない細長いものや大きい物を持ち運びできない欠点もある。
本発明は、従来の岡持が有するこのような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、種々の容器を簡単かつ容易に、しかもスピーディーに載せ板に出し入れして、極めて便利に持ち運びできる岡持を提供することにある。
本発明の岡持は、全体の形状を板状として、食べ物を入れる容器を上面に載せる載せ板1と、この載せ板1の対向する両側に垂直な姿勢となるように下端を固定している一対の吊下ロッド2と、この吊下ロッド2の上端を連結するようにその両端部を固定している握り棒3とを備える。
本発明の請求項1の岡持は、載せ板1の上面に、食べ物を入れるどんぶり等の容器の底に設けている高台を入れることができる円形溝4を設けており、この円形溝4に高台を入れて容器を運搬する。
本発明の請求項1の岡持は、載せ板1の上面に、食べ物を入れるどんぶり等の容器の底に設けている高台を入れることができる円形溝4を設けており、この円形溝4に高台を入れて容器を運搬する。
本発明の請求項2の岡持は、載せ板1の上面に、食べ物を入れるどんぶり等の容器の底面との摩擦抵抗を大きくする微細な凹凸を有する難スリップ材5を設けており、この難スリップ材5の上に容器を載せて運搬する。
本発明の請求項3の岡持は、載せ板1の上面に、食べ物を入れるどんぶり等の容器の底面との摩擦抵抗を大きくするゴム状弾性体の難スリップ材5を設けており、この難スリップ材5の上に容器を載せて運搬する。
本発明の請求項4の岡持は、載せ板1の上面に設けた円形溝4の底に難スリップ材5を固定している。
本発明の請求項5の岡持は、吊下ロッド2の下端を傾動できるように載せ板1に連結している。
本発明の請求項6の岡持は、吊下ロッド2を、載せ板1の両端に垂直姿勢で固定している連結プレート7を介して載せ板1に連結している。吊下ロッド2は、連結軸8を介して垂直面内で傾動できるように連結プレート7に連結している。連結軸8は、上下方向に伸びるスリット孔9に挿通されて、吊下ロッド2を連結プレート7に上下に移動できるように連結している。さらに、吊下ロッド2は、連結軸8から上方に離れた位置に、連結プレート7に向かって突出するピン10を有する。連結プレート7は、吊下ロッド2との対向面に、吊下ロッド2を傾動させてピン10を案内する円弧溝11と、吊下ロッド2を垂直の姿勢で上昇させる状態でピン10を案内するストッパ溝12とを設けている。円弧溝11は連結軸8を中心とする円弧状で、この円弧溝11の上端にストッパ溝12を連結している。吊下ロッド2は、降下される位置でピン10を円弧溝11に沿って移動させて傾動し、上昇させる位置ではピン10をストッパ溝12に案内して傾動しない状態とする。
本発明の請求項7の岡持は、載せ板1の平面における全体形状を円形としている。さらに、本発明の請求項8の岡持は、載せ板1の平面における全体形状を楕円形としている。さらにまた、本発明の請求項9の岡持は、載せ板1の平面における全体形状を円形、楕円形、多角形として、吊下ロッド2を連結する部分を突出させている。
本発明の岡持は、種々の容器を簡単かつ容易に、しかもスピーディーに載せて、極めて便利に持ち運びできる特長がある。それは、本発明の岡持が、食べ物を入れる容器を載せる載せ板の全体の形状を板状としており、この板状の載せ板の両側に一対の吊下ロッドの下端を連結して、これらの吊下ロッドの上端に握り棒の両端部を固定しているからである。この構造の岡持は、従来の岡持のように周囲に周壁がある箱型とすることなく、板状の載せ板の上面に容器を載せることができるので、周壁が邪魔になることがなく、簡単かつ容易に容器を出し入れできる特長が実現できる。さらに、周壁のない載せ板は、箱に入らない細長いものや大きい物でも持ち運びできる特長もある。
さらに、本発明の岡持は、容器を載せる載せ板の上面に、容器の底に設けている高台を入れることができる円形溝を設け、あるいは、容器の底面との摩擦抵抗を大きくする難スリップ材を設けているので、載せ板の上面に載せた容器が横ずれするのを有効に防止しながら運びできる特長がある。。
さらに、本発明の請求項6の岡持は、吊下ロッドを傾動できるように載せ板に連結しているので、載せ板に容器を載せたり取り出すときに吊下ロッドを傾動させて、吊下ロッドや握り棒が邪魔になるのを防止して、簡単に容器を出し入れできる特長がある。また、この構造の岡持は、食べ物を入れた容器を運んだ後、吊下ロッドを傾動させて、そのままの状態で容器内の食べ物を食することができる特長もある。とくに、熱い食べ物が収納された容器を手で持って載せ板から下ろすことなく、すなわち熱い容器に触れることなく、安全に食することができる特長がある。
とくに、本発明の請求項6の岡持は、吊下ロッドを降下させる位置では、ピンを円弧溝に沿って移動させて傾動できる状態とし、吊下ロッドを上昇させる位置では、ピンをストッパ溝に案内して吊下ロッドを傾動できない状態にするので、極めて簡単な構造で吊下ロッドの傾動を制御できる。したがって、載せ板を吊り下げて容器を持ち運びする状態、すなわち吊下ロッドを上昇させる状態では、吊下ロッドを傾動できなくして安全に、しかも安定して持ち運びできると共に、載せ板を下ろす状態では、吊下ロッドを傾動できる状態として極めて便利に使用できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための岡持を例示するものであって、本発明は岡持を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図3に示す岡持は、全体の形状を板状として、食べ物を入れる容器を上面に載せる載せ板1と、この載せ板1の対向する両側に垂直な姿勢となるように下端を固定している一対の吊下ロッド2と、この吊下ロッド2の上端を連結するようにその両端部を固定している握り棒3とを備える。
載せ板1は、木製の板材を、全体の形状が円形となるように切削加工して製作される。木製の載せ板1は、表面に木目模様が表出するように塗装している。ただし、木製の載せ板を着色塗料で塗装し、あるいは木目模様をプリントして塗装することもできる。ただ、載せ板は、プラスチックで成形して製作することもできる。
図の岡持は、載せ板1の全体形状を円形としており、吊下ロッド2を連結する両側部分を突出させている。載せ板1は、全体の形状を楕円形とし、あるいは多角形とすることもできる。図の岡持は、吊下ロッド2を連結する部分を突出させているが、載せ板の両側に吊下ロッドを連結する凹部等を設けて、全体形状を円形、楕円形、多角形とすることもできる。
円形の載せ板1は、円形部分の直径を15〜25cmとする。また、載せ板は幅を約20cmとする。ただし、載せ板は、その幅を15〜30cmとすることもできる。木製の載せ板1は、厚さを5mm〜20mm、好ましくは8mm〜15mmとする板材を切削加工して製作される。
図1と図3の載せ板1は、食べ物を入れるどんぶり等の容器の底に設けている高台を入れることができる円形溝4を上面の中央部分に設けている。この載せ板1は、円形溝4に高台を入れて、容器を横ずれしないように安定して運搬することができる。円形溝4は、種々の大きさの容器の高台を入れることができる大きさに加工され、たとえば外径を3〜10cm、好ましくは4〜8cm、さらに好ましくは5〜8cm、内径を10mm〜8cm、好ましくは2〜6cm、さらに好ましくは3〜6cmとする。
図の載せ板1は、円形溝4の底にリング状の難スリップ材5を固定している。難スリップ材5は、容器の高台の底面との摩擦抵抗を大きくする微細な凹凸を有するシート、あるいは容器の底面との摩擦抵抗の大きいゴム状弾性体のシートである。微細な凹凸のある難スリップ材として、ペーパーと呼ばれる研磨紙が使用できる。またゴム状弾性体の難スリップ材は、天然又は合成ゴムをシート状に加工したものが使用できる。載せ板1に円形溝4を設けて、底に難スリップ材5を固定する岡持は、容器を特に横ずれしない状態で載せ板1に載せて持ち運びできる。
図2の載せ板1は、上面に円形溝を設けることなく、どんぶり等の容器の底面との摩擦抵抗を大きくする微細な凹凸を有する難スリップ材5、あるいは容器の底面との摩擦抵抗を大きくするゴム状弾性体の難スリップ材5を上面に設けている。これらの難スリップ材5は、載せ板1の上面の中央部分に設け、あるいは、載せ台の上面の全面に設けることができる。この岡持は、容器を難スリップ材5の上に載せて、横ずれしない状態で運搬できる。この構造の岡持は、載せ板1の上面に円形溝を設ける必要がないので、簡単かつ容易に、しかも安価に多量生産できる特長がある。
吊下ロッド2は木製で、板材を切削加工して製作される。吊下ロッド2は、全長を約23cmとする板材で、下端を載せ板1に連結している。ただし、吊下ロッドは、全長を23cmよりも長く、あるいは短く、たとえば15〜35cmとすることができる。
握り棒3は、木材を円柱状に加工したもので、その両端に吊下ロッド2の上端を固定している。握り棒3は、吊下ロッド2を貫通してねじ込まれる止ネジ(図示せず)で吊下ロッド2に固定される。吊下ロッド2と握り棒3は、好ましくは木材で製作するが、プラスチックや金属で製作することもできる。
図1と図2の岡持は、吊下ロッド2の下端を載せ板1に傾動しないように固定している。この岡持は、止ネジ6で吊下ロッド2を載せ板1の両側に固定している。止ネジ6は、吊下ロッド2を貫通して、ネジ部を載せ板1にねじ込んで吊下ロッド2を載せ板1に固定している。この岡持は、構造が簡単で、安価に製作できる。また、吊下ロッド2が倒れないので、載せ板1に容器を載せて持ち運ぶ用途のみでなく、載せ板1にうどんや蕎麦等の麺類を載せて包装して固定し、岡持を麺類の容器のように使用して、岡持と麺類を一緒に販売することもできる。
図3の岡持は、図4ないし図7に示す構造で、吊下ロッド2を傾動できるように載せ板1に連結している。これ等の図に示す岡持は、載せ板1の両側に垂直姿勢の連結プレート7を固定して、連結プレート7を介して吊下ロッド2を載せ板1に連結している。連結プレート7は木材、プラスチック、あるいは金属製で、垂直姿勢となるように、載せ板1の両端面に止ネジ6で固定され、あるいは接着して固定され、あるいはまた接着と止ネジ6の両方で固定されている。
吊下ロッド2は、連結軸8を介して垂直面内で傾動できるように連結プレート7に連結され、さらに、連結軸8は上下方向に伸びるスリット孔9に挿通されて、吊下ロッド2を連結プレート7に上下に移動できるように連結している。図3の岡持は、吊下ロッド2に連結軸8を挿通するスリット孔9を設けている。図6の連結軸8は木ネジで、吊下ロッド2のスリット孔9に挿通されて、先端を連結プレート7にねじ込んで固定されている。図の岡持は、連結プレート7に連結軸8を固定しているが、この構造とは反対に、連結軸を吊下ロッドに固定し、連結プレートにスリット孔を設けて、吊下ロッドを上下に移動できるように連結プレートに連結することもできる。
吊下ロッド2は、図4と図6に示すように、連結軸8から上方に離れた位置に、連結プレート7に向かって突出するピン10を有する。連結プレート7は、吊下ロッド2との対向面に、吊下ロッド2を傾動させる状態でピン10を案内するために円弧溝11を設けており、さらに吊下ロッド2を垂直の姿勢で上昇させる状態で、ピン10を案内するストッパ溝12を設けている。円弧溝11は連結軸8を中心とする円弧状で、この円弧溝11の上端にストッパ溝12を連結している。図4と図5の連結プレート7は、円弧溝11の両端を連結軸8の両側まで延長している。この構造によると、吊下ロッド2は水平姿勢まで傾動される。
この構造の岡持は、図7に示すように、吊下ロッド2を降下させると、ピン10は円弧溝11に案内される。したがって、この状態で図7の鎖線で示すように、吊下ロッド2を傾動できる。吊下ロッド2が傾動されると、ピン10が円弧溝11に沿って移動するからである。吊下ロッド2を垂直姿勢として上昇させると、図4に示すように、ピン10はストッパ溝12に案内される。この状態で吊下ロッド2は傾動できなくなり、垂直の姿勢に保持される。それは、ストッパ溝12に案内されたピン10が左右に移動できなくなる、いいかえると連結軸8を中心として移動できなくなるからである。
したがって、図3ないし図7に示す岡持は、吊下ロッド2を降下させる状態で左右に傾動でき、吊下ロッド2を垂直姿勢で持ち上げると、垂直姿勢に保持される。したがって、載せ板1に容器を載せたり、あるいは容器を取り出すときに、吊下ロッド2を降下させて水平姿勢に倒すことで、吊下ロッド2が邪魔にならないようにでき、簡単かつ容易に、容器を載せたり、あるいは取り出すことができる。また、握り棒3を持って吊り下げて持ち運ぶ状態では、吊下ロッド2が載せ板1に対して傾動しなくなる。このため、容器を載せ板1に載せて安定して持ち運びできる。
以上の岡持は、連結プレート7に円弧溝11とストッパ溝12を設けて、吊下ロッド2にピン10を設けているが、吊下ロッドの連結プレートとの対向面に円弧溝とストッパ溝を設けると共に、ピンを連結プレートに設けて、図3ないし図7に示す岡持と同じように、吊下ロッドを降下位置で傾動でき、上昇位置で傾動しない構造とすることができる。
1…載せ板
2…吊下ロッド
3…握り棒
4…円形溝
5…難スリップ材
6…止ネジ
7…連結プレート
8…連結軸
9…スリット孔
10…ピン
11…円弧溝
12…ストッパ溝
2…吊下ロッド
3…握り棒
4…円形溝
5…難スリップ材
6…止ネジ
7…連結プレート
8…連結軸
9…スリット孔
10…ピン
11…円弧溝
12…ストッパ溝
Claims (9)
- 全体の形状を板状として、食べ物を入れる容器を上面に載せる載せ板(1)と、この載せ板(1)の対向する両側に垂直な姿勢となるように下端を固定している一対の吊下ロッド(2)と、この吊下ロッド(2)の上端を連結するようにその両端部を固定している握り棒(3)とを備え、
載せ板(1)は、食べ物を入れるどんぶり等の容器の底に設けている高台を入れることができる円形溝(4)を上面に設けており、この円形溝(4)に高台を入れて容器を運搬するようにしてなる岡持。 - 全体の形状を板状として、食べ物を入れる容器を上面に載せる載せ板(1)と、この載せ板(1)の対向する両側に垂直な姿勢となるように下端を固定している一対の吊下ロッド(2)と、この吊下ロッド(2)の上端を連結するようにその両端部を固定している握り棒(3)とを備え、
載せ板(1)は、食べ物を入れるどんぶり等の容器の底面との摩擦抵抗を大きくする微細な凹凸を有する難スリップ材(5)を上面に設けており、この難スリップ材(5)の上に容器を載せて運搬するようにしてなる岡持。 - 全体の形状を板状として、食べ物を入れる容器を上面に載せる載せ板(1)と、この載せ板(1)の対向する両側に垂直な姿勢となるように下端を固定している一対の吊下ロッド(2)と、この吊下ロッド(2)の上端を連結するようにその両端部を固定している握り棒(3)とを備え、
載せ板(1)は、食べ物を入れるどんぶり等の容器の底面との摩擦抵抗を大きくするゴム状弾性体の難スリップ材(5)を上面に設けており、この難スリップ材(5)の上に容器を載せて運搬するようにしてなる岡持。 - 円形溝(4)の底に難スリップ材(5)を固定している請求項1に記載される岡持。
- 吊下ロッド(2)の下端を傾動できるように載せ板(1)に連結している請求項1ないし3のいずれかに記載される岡持。
- 吊下ロッド(2)が、載せ板(1)の両端に垂直姿勢で固定している連結プレート(7)を介して載せ板(1)に連結され、また吊下ロッド(2)は、連結軸(8)を介して垂直面内で傾動できるように連結プレート(7)に連結され、さらに連結軸(8)は上下方向に伸びるスリット孔(9)に挿通されて、吊下ロッド(2)を連結プレート(7)に上下に移動できるように連結しており、
さらに吊下ロッド(2)は、連結軸(8)から上方に離れた位置に、連結プレート(7)に向かって突出するピン(10)を有し、連結プレート(7)は吊下ロッド(2)との対向面に、吊下ロッド(2)を傾動させてピン(10)を案内する円弧溝(11)と、吊下ロッド(2)を垂直の姿勢で上昇させる状態でピン(10)を案内するストッパ溝(12)とを設けており、円弧溝(11)は連結軸(8)を中心とする円弧状で、この円弧溝(11)の上端にストッパ溝(12)を連結しており、
吊下ロッド(2)は、降下される位置でピン(10)を円弧溝(11)に沿って移動させて傾動し、吊下ロッド(2)を上昇させる位置ではピン(10)をストッパ溝(12)に案内して、吊下ロッド(2)を傾動しない状態とする請求項1ないし3のいずれかに記載される岡持。 - 載せ板(1)の平面における全体形状が円形である請求項1ないし3のいずれかに記載される岡持。
- 載せ板(1)の平面における全体形状が楕円形である請求項1ないし3のいずれかに記載される岡持。
- 載せ板(1)の平面における全体形状が円形、楕円形、多角形のいずれかで、吊下ロッド(2)を連結する部分を突出させている請求項1ないし3のいずれかに記載される岡持。
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JP2003412593A JP2005170443A (ja) | 2003-12-10 | 2003-12-10 | 岡持 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003412593A JP2005170443A (ja) | 2003-12-10 | 2003-12-10 | 岡持 |
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JP2003412593A Pending JP2005170443A (ja) | 2003-12-10 | 2003-12-10 | 岡持 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014087766A1 (ja) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス板梱包用パレットおよびガラス板梱包体 |
JP2016043932A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | 株式会社Ihi | 吊り搬送用パレット |
CN108249013A (zh) * | 2018-01-03 | 2018-07-06 | 惠州市华星光电技术有限公司 | 液晶面板包装组件 |
-
2003
- 2003-12-10 JP JP2003412593A patent/JP2005170443A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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