JP2005166915A - 太陽電池セル、太陽電池ストリング及び太陽電池モジュール並びに太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

太陽電池セル、太陽電池ストリング及び太陽電池モジュール並びに太陽電池モジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 容易に分解することができ、部分的に太陽電池セルの交換や配線の修理を行なうことができる太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】 端子部以外の部分が封止された太陽電池セル10を、矩形状の板体の周辺部に枠体が形成され、太陽電池セル10の幅単位に格子状に仕切り桟32a、32bを配した基板30にそれぞれ配置し、各太陽電池セル10の端子部を互いに連結して各太陽電池セル10を接続する。その後、基板30上にフィルムを載せて封止部材80で封止し、基板30とフィルムとを着脱可能な断面略コの字状の固定部材90で固定する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、太陽電池セル、太陽電池ストリング及び太陽電池モジュールに関し、特に太陽電池セル、太陽電池ストリング及び太陽電池モジュールの構造並びに太陽電池モジュールの製造方法に関する。
近い将来に化石燃料が枯渇すると予想されることから、近年、自然エネルギーに対する関心が高まっており、その中でも太陽光の光エネルギーを電気エネルギーに変換する「太陽電池」はますます普及する傾向にある。
太陽電池モジュールとしては、図13に示すようなスーパーストレート構造と呼ばれる形態のものが広く普及している(例えば、特許文献1参照)。図13に示す太陽電池モジュールは、受光面側からガラス基板202、封止用樹脂203、太陽電池セル201、封止用樹脂203、耐候性フィルム204を重ねた構造をしている。
図13に示す太陽電池モジュールでは、X方向(列方向)に9つの太陽電池セル201が配列されてセル列201aをなし、このセル列201aがY方向(行方向)に6つ配列されており、合計54個の太陽電池セル201が配列されている。各セル列201aの太陽電池セル201同士がインターコネクター205で接続され、セル列201a同士がバスバー206で接続されることによって全ての太陽電池セル201が電気的に接続されている。
この太陽電池モジュールを製造する場合、まず全ての太陽電池セル201をインターコネクター205及びバスバー206で接続した後、封止用樹脂203で接続された太陽電池セル201の両側を挟み込み、更に受光面側をガラス基板202、反対側を耐候性樹脂フィルム204で挟み、その状態でラミネートと呼ばれる真空加熱処理によって、太陽電池セル201を封止する。封止された後の太陽電池モジュールは、太陽電池セル201、インターコネクター205及びバスバー206に水や不純物が入らないように密封された状態となっている。つまり、この太陽電池モジュールは、各太陽電池セルが一体となって接続され封止された密閉構造となっている。
特開2003−26455号公報
しかし、特許文献1に示すような構造を有する太陽電池モジュールにおいては、封止後に一部の太陽電池セルに割れが発見されたり、封止用樹脂内に不純物が混入していたりした場合、その部分のみを修復することができないという問題が生じていた。その結果、その太陽電池モジュール内の一部の太陽電池セルや部品に欠陥が発生しただけであっても、太陽電池モジュール全体が不良品となっていた。
このように不良品扱いせざるを得ないことが、太陽電池モジュールの歩留まりや生産効率の低下を引き起こし、結果的にコストの上昇を招いていた。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、容易に分解することができ、部分的に太陽電池セルの交換や配線の修理を行なうことができる太陽電池モジュールを構成する太陽電池セル、太陽電池ストリング及び太陽電池モジュール並びに太陽電池モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の太陽電池セルは、太陽電池モジュールを構成する太陽電池セルであって、封止された状態のセル本体の対向する側縁部から、電力を外部に取り出すためのプラス側端子部とマイナス側端子部とがそれぞれ対向して突出形成されており、かつ、プラス側端子部とマイナス側端子部とが互いに連結可能な形状に形成されていることを特徴としている。
この場合、各太陽電池セルを取り外すことを容易にするために、太陽電池セル同士の連結は、はんだ付けではなく単に勘合することによって行なうことが好ましい。例えば、プラス側端子部及びマイナス側端子部を、互いに連結可能なコの字形状又は鉤爪形状に形成することで勘合することができる。
上記構成の太陽電池セルは、各々容易に連結でき、また容易に連結を解くことができるので、この太陽電池セルを用いることによって容易に分解することができ、部分的に太陽電池セルの交換や配線の修理を行なうことができる太陽電池モジュールを提供することができる。
また、本発明の太陽電池ストリングは、複数個の太陽電池セルが電気的に一列に連結された状態で一体的に封止された太陽電池ストリングであって、両端に位置する太陽電池セルのそれぞれ縁部から、電力を外部に取り出すためのプラス側端子部とマイナス側端子部とがそれぞれ対向して突出成形されており、かつ、プラス側端子部とマイナス側端子部とが互いに連結可能な形状に形成されていることを特徴としている。
この場合、各太陽電池ストリングを取り外すことを容易にするために、太陽電池ストリング同士の連結は、はんだ付けではなく単に勘合とすることが好ましい。例えば、プラス側端子部及びマイナス側端子部を、互いに連結可能なコの字形状又は鉤爪形状に形成することで勘合することができる。
上記構成の太陽電池ストリングは、各々容易に連結でき、また容易に連結を解くことができるので、この太陽電池ストリングを用いることによって容易に分解することができ、部分的に太陽電池ストリングの交換や配線の修理を行なうことができる太陽電池モジュールを提供することができる。上記構成においては、太陽電池セルの交換は、太陽電池セルごとではなく複数個の太陽電池セルごとの交換が可能となるが、製造において太陽電池セルの封止や連結の工程数を削減できるというメリットがある。
また、本発明の太陽電池モジュールは、上記構成の太陽電池セル又は上記構成の太陽電池ストリングを列方向及び行方向に複数個配列するとともに、列方向に隣接する太陽電池セル又は太陽電池ストリングの対向する端子部同士が連結され、列方向の端部に配置されるとともに行方向に隣接する太陽電池セル又は太陽電池ストリングの端子部同士が、一側部にプラス側端子部とマイナス側端子部とが設けられたバスバーにより連結されていることを特徴としている。
この場合、連結を容易に確実に行なうために、バスバーのプラス側端子部は太陽電池セル又は太陽電池ストリングのマイナス側端子部と連結可能な形状に形成されており、バスバーのマイナス側端子部は太陽電池セル又は太陽電池ストリングのプラス側端子部と連結可能な形状に形成されていることが好ましい。
これによって、容易に分解することができ、部分的に太陽電池セル又は太陽電池ストリングの交換や配線の修理を行なうことができる太陽電池モジュールが提供される。上記構成の太陽電池モジュールにおいては、太陽電池セル又は太陽電池ストリングごとに端子部が互いに連結されているので、太陽電池セル又は太陽電池ストリングごとにそれらを交換することができる。また、部分的な不具合があっても太陽電池モジュール全体を不良品とすることなく部分的な不具合を容易に修理できる。
上記構成の太陽電池モジュールは、矩形状の板体の周辺部に枠体を形成し、この枠体内を列方向の仕切り桟と行方向の仕切り桟とによって区切ることにより、太陽電池セル又は太陽電池ストリングを列方向及び行方向に隣接して配置するための区画を形成した基板を備えており、基板の各区画内に太陽電池セル又は太陽電池ストリングを配置するとともに、列方向に隣接する太陽電池セルの対向する端子部同士が行方向仕切り桟に形成されたスリット部分で連結された構造となっている。
この場合、基板の列方向の両端部には、行方向仕切り桟と枠体とによってバスバーを配置するための区画が形成されており、この区画に配置されたバスバーの各端子部と対向する太陽電池セル又は太陽電池ストリングの端子部とが、行方向仕切り桟に形成されたスリット部分で連結されるようにしてもよい。
これによって、太陽電池セル又は太陽電池ストリングを想定した位置に正確に配置することができ、各太陽電池セルが互いに重なったり接触したりすることが防止できる。
また、スリット部分で連結された連結部を被覆部材によって被覆するようにしてもよい。これによって、太陽電池セルの端子部同士が連結された接続部分が外部より保護され、かつ連結自体もより確実なものにすることができる。
また、上記構成の太陽電池モジュールは、基板の枠体側に基板全体を覆うためのフィルムが配置され、これら基板及びフィルムの周辺部全体が、枠体形状に形成された断面略コ字状の固定部材によって挟持固定される構造としている。
このように、基板をフィルムで覆うことによって、太陽電池モジュールが保護されるが、基板とフィルムとを着脱可能な固定部材で挟持固定することによって、太陽電池モジュールの分解が容易となり、セルの交換や配線のし直しが更に容易となる。
本発明の太陽電池モジュールの製造方法は、複数の太陽電池セルが接続されてなる太陽電池モジュールの製造方法であって、矩形状の板体の周辺部に枠体が形成され、この枠体内を列方向の仕切り桟と行方向の仕切り桟とによって区切られた太陽電池セルを配置するための区画が形成され、行方向仕切り桟にスリット部分が形成され、列方向の両端部には、一側部にプラス側端子部とマイナス側端子部とが設けられたバスバーを配置するための区画が行方向仕切り桟と枠体とによって形成された基板を用い、各太陽電池セルに対し、電力を外部に取り出すためのプラス側端子部とマイナス側端子部とをそれぞれ対向する側縁部に配置した後、プラス側端子部及びマイナス側端子部を突出形成して封止する工程と、封止する工程後、基板の太陽電池セルを配置するための各区画内に太陽電池セルを配置し、列方向に隣接する太陽電池セルの対向する端子部同士をスリット部分で連結する工程と、バスバーを配置するための区画にバスバーを配置し、バスバーの各端子部と対向する太陽電池セルの端子部とをスリット部分で連結する工程と、基板の枠体側に基板全体を覆うためのフィルムを配置した後、これら基板及びフィルムの周辺部全体を、枠体形状に形成された断面略コ字状の着脱可能な固定部材によって挟持固定する工程とを含むことを特徴とする。
これによって、容易に分解することができ、部分的に太陽電池セルの交換や配線の修理を行なうことができる太陽電池モジュールを提供することができる。
また、本発明の太陽電池モジュールの製造方法は、複数の太陽電池セルが接続されてなる太陽電池モジュールの製造方法であって、矩形状の板体の周辺部に枠体が形成され、この枠体内を列方向の仕切り桟と行方向の仕切り桟とによって区切られた太陽電池ストリングを配置するための区画が形成され、行方向仕切り桟にスリット部分が形成され、列方向の両端部には、一側部にプラス側端子部とマイナス側端子部とが設けられたバスバーを行方向仕切り桟と枠体とによって配置するための区画が形成された基板を用い、両端に位置する太陽電池セルのそれぞれ縁部から、電力を外部に取り出すためのプラス側端子部とマイナス側端子部とをそれぞれ対向する側縁部に配置した後、複数個の太陽電池セルを電気的に一列に連結された状態でプラス側端子部及びマイナス側端子部を突出形成して一体的に封止して太陽電池ストリングを作製する工程と、基板の太陽電池ストリングを配置するための各区画内に太陽電池ストリングを配置し、列方向に隣接する太陽電池ストリングの対向する端子部同士をスリット部分で連結する工程と、バスバーを配置するための区画にバスバーを配置し、バスバーの各端子部と対向する太陽電池ストリングの端子部とをスリット部分で連結する工程と、基板の枠体側に基板全体を覆うためのフィルムを配置した後、これら基板及びフィルムの周辺部全体を、枠体形状に形成された断面略コ字状の着脱可能な固定部材によって挟持固定する工程とを含むことを特徴としている。
これによって、容易に分解することができ、部分的に太陽電池ストリングの交換や配線の修理を行なうことができる太陽電池モジュールを提供することができる。
本発明の太陽電池セル又は太陽電池ストリングは、各々容易に連結でき、また容易に連結を解くことができる。従って、このような太陽電池セル又は太陽電池ストリングを用いて太陽電池モジュールを作製することで、太陽電池モジュールの完成後も、容易に分解可能となり、太陽電池セルごと又は太陽電池ストリングごとに交換したり、配線の修理をしたりすることができる。
また、太陽電池モジュール完成後に一部の太陽電池セルに割れが発見されたり、異物の混入等の不具合があったりした場合、太陽電池モジュール全体を不良品としないで、不具合を生じている太陽電池セルのみを交換することができる。また、配線部の追加的な改善を行なうことも可能である。また、もし使用中に故障が生じても、太陽電池セル又は太陽電池ストリング交換により再生することが可能である。
また、本発明の太陽電池モジュール及びその製造方法によって、太陽電池モジュールの歩留まり及び生産性が大幅に向上し、コストダウンが図られる。また、歩留まりの向上によって廃棄物の排出削減も可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
本実施形態1では、太陽電池セルを1つずつ個別に封止するとともに、この太陽電池セルを複数個連結することによって太陽電池モジュールを作製している。
図1は、本実施形態1の太陽電池セルの分解斜視図である。
図1に示すように太陽電池セルは、電池本体1の表面(受光面側)と裏面に設けられた出力取り出し用の電極部(図示しない)にそれぞれ各2本、合計4本の出力取り出し用配線であるインターコネクター2a、2bが半田付けにて取り付けられている。そして、電池本体1の両面に、それぞれ封止用樹脂3を介して、耐候性樹脂フィルム4が配置された構成となっている。
ここで、封止用樹脂3は、本実施形態1ではエチレン‐ヴィニル‐アセテート(EVA)を使用しているが、EVAに限定されることなく各種合成樹脂が使用可能である。また、表面(受光面)側の耐候性樹脂フィルム4aは透明、裏面側の耐候性樹脂フィルム4bは白色であることが望ましい。また、インターコネクター2a、2bは銅製であり、半田で被覆したものを使用しているが、このような材料に限定されることなく、鉄やその他の金属合金等の導電性材料を使用してもよい。
また、太陽電池セルの封止処理は、真空加熱装置を用いて行なう。加熱温度は約100℃〜150℃、真空度は約1Torr、保持時間は約5分間である。この状態から更に封止用樹脂3が完全に架橋する温度まで加熱する。この封止処理によって、インターコネクター2a、2bの先端部分の端子部を除いて完全に絶縁、封止された太陽電池セル10となる。
図2は、太陽電池セル10を平面から見た外観図であり、インターコネクターの端子部の正面から見た形状を一部拡大して示している。
図2に示すように、太陽電池セル10は、それぞれ表面側(例えばプラス側)のインターコネクター2a、及び裏面側(例えばマイナス側)のインターコネクター2bの各端子部21a、21bによって接続される。
この場合、インターコネクター2a、2bの形状は表面側と裏面側で、それぞれ互いの先端部同士を嵌め合わせて勘合することが可能な形状となっている。
図2では端子部の形状は、プラス側端子部21a(図中左側)が、上向きに屈曲された右向きに開口部を有するコの字型形状となっており、マイナス側端子部21b(図中右側)が、下向きに屈曲された左向きに開口部を有するコの字型形状となっている。ただし、このような形状に限定されるものではなく、鉤爪状等の互いに嵌め合わせることができる形状であればよい。また、プラス側端子部21aとマイナス側端子部21bとにそれぞれ異なる印を付すこと等によって区別しておけば、表面側と裏面側すなわちプラス・マイナスの極性を間違えることなく配置して連結することができる。
次に、上記構成の太陽電池セル10を複数個連結して太陽電池モジュールを作製するのであるが、この連結工程では、各太陽電池セル10を基板に配置しながら行なう。
図3(a)は、太陽電池セル10を配置する基板の斜視図を示している。また、図3(b)は、図3(a)のP部分を拡大して示す平面図である。
図3(a)に示す基板30は、矩形状の板体の周辺部に枠体30aが形成されており、この枠体30a内をX方向(以下「列方向」ともいう。)の仕切り桟32aとY方向(以下「行方向」ともいう)の仕切り桟32bとで格子状に区切ることにより、太陽電池セル10をX方向及びY方向に隣接して配置するための区画31が形成されている。本実施形態では、X方向に3本の仕切り桟32aを配置し、Y方向に7本の仕切り桟32bを配置することにより、X方向に沿って6個、Y方向に沿って4個の計24個の太陽電池セル10が配置可能となっている。
また、行方向仕切り桟32bには、区画31ごとに、Y方向に隣接配置される太陽電池セル10の対向する端子部同士を連結するためのスペースであるスリット33が2箇所に形成されている。
更に、基板30のX方向の両端部34、34には、行方向仕切り桟32bと枠体30aとによって、後述するバスバーを配置するための空間34a、34bが形成されている。このうち、空間34aは空間34a1、31a2の2つに区切られている。
なお、枠体30a及び各仕切り桟32a、32bは全て同じ高さである。また、基板30には図3(b)に示すように、基板30の空間部分34bの一部に、太陽電池モジュール全体として出力を取り出すための出力取り出し用穴35(35a、35b)と、太陽電池モジュールの上に影が生じた場合に出力のバイパスを行なうためのバイパスダイオード接続用穴36が明けられている。また、基板の材質はエポキシ樹脂であるが、耐候性、剛性を持ったその他の適当な樹脂であってもよい。
基板30においては、X方向に直列に配列された6個の太陽電池セル10によって1つのセル列を構成し、このセル列がY方向にセル列1からセル列4まで配置された構成となっている。
連結工程では、まず、基板30の各区画31の中に太陽電池セル10を配置する。その後、セル列内の隣接する太陽電池セル10の対向する端子部21a、21b同士をスリット33内で嵌め合わせることによって連結する。
図4は、太陽電池セル10同士を連結する様子を示している。図4において、隣接する太陽電池セル10の対向する端子部21a及び端子部21bは、互いに堅牢に勘合している。図4及び図3(a)にスリット33の幅Wを表示しているが、この連結は基板30のスリット33内でなされる。
図5は、図4における端子部21a及び端子部21bの連結部に着脱可能な被覆部材を被せる場合を示している。
図5に示す被覆部材50は、その下面側に、行方向仕切り桟32bに形成されたスリット33の幅W(図3(a)参照)に嵌まる間隔の一対の足片50a、50bが、スリット33同士の間隔と同じ間隔を存して2組設けられた構成となっている。この被覆部材50を、一対の足片50a、50bで端子部21a、21bの連結部分を両側から挟持するよう挟み込んで、行方向仕切り桟32bの上に配置する。
この場合、被覆部材50を配置する部分の仕切り桟32bは、被覆部材50が仕切り桟32bの上に配置されるので基板30の他の仕切り桟32(図3(a)参照)より低くなっている必要がある。また、被覆部材50の高さHは、被覆部材50を配置した際に被覆部材50の上面50cと基板30の列方向仕切り桟32aとが同じ高さとなるように設定されている。なお、ここで、被覆部材50において、幅Aは仕切り桟32の幅Lに入る寸法であり、長さBは太陽電池セル10の幅Mとほぼ同じ長さである。
このように被覆部材50を配置することによって、接続部が保護され、連結をより確実にすることができる。被覆部材50は、着脱可能であるので連結部の補修等を容易に行なうことができる。
次に、Y方向に隣接するセル列同士の連結は、図3(a)に示す基板端部34で行われる。そのため、基板端部34には、上記したように、図6(a)〜(d)に示すバスバー60a、60b、60c、60dが配置できる大きさの空間34a1、34a2、34bが形成されている。
バスバー60aは、長尺形状に形成されたバー本体62の一側部に、一対のプラス側端子部61a、61bと一対のマイナス側端子部61c、61dとが設けられている。また、バスバー60bは、長尺形状に形成されたバー本体62の一側部に、一対のマイナス側端子部61c、61dと他側の端部に出力取り出し用端子63とが設けられている。また、バスバー60cは、長尺形状に形成されたバー本体62の一側部に、一対のプラス側端子部61a、61bと他側の端部に出力取り出し用端子63とが設けられている。また、バスバー60dは、長尺形状に形成されたバー本体62の一側部に、一対のプラス側端子部61a、61bと一対のマイナス側端子部61c、61dと他側の中央部にバイバスダイオード接続用端子64とが設けられている。
以下に、図6(a)〜(d)及び図3(a)(b)を適宜参照しながらバスバー60a、60b、60c、60dの基板30の空間34a、34bへの配置による各セル列の接続について説明する。
まず、バスバー60aは2個用意して、空間34a1、34a2に配置し、それぞれ太陽電池セル10と接続する。
次に、バスバー60bを空間34bのセル列1側の端から出力取り出し用穴35aにかけて配置し、同様に太陽電池セル10と接続する。また、バスバー60cを空間34bのセル列4側の端から出力取り出し用穴35bにかけて配置し、同様に太陽電池セル10と接続する。そして、バスバー60bとバスバー60cを配置する際には、同時に各出力取り出し用端子63をそれぞれ出力取り出し用穴35a、35bに通す。
次に、バスバー60dを空間34bの中央部であるセル列2からセル列3にかけて配置し、同様に太陽電池セル10と接続する。このとき、同時にバスバー60dの中央部に配置されているバイバスダイオード接続用端子64を、バイパスダイオード接続用穴36に通す。
ここで、図6(a)〜(d)の端子部の拡大図に示すように、プラス側端子部61a、61bは、太陽電池セル10のプラス側端子部21aと同じ形状に形成されており、マイナス側端子部61c、61dは、太陽電池セル10のマイナス側端子部21bと同じ形状に形成されている。これにより、図4に示す要領で、対向する太陽電池セル10の端子部とバスバー60a、60b、60c、60dの端子部とをスリット33内で嵌め合わせることができる。なお、この連結部にも図5に示す被覆部材50を配置してもよい。
以上の接続によって、全ての太陽電池セル10がプラス、マイナスの順番に連結され電気的に接続された構造となる。
なお、これまで説明の便宜上、端子部のプラス側とマイナス側を固定して説明したが、プラス側とマイナス側とが入れ替わってもよいことは言うまでもない。
次に、上記のように太陽電池セル10とバスバー60a、60b、60c、60dとが配置された基板30にフィルムを配置して、太陽電池セルを保護するとともに、これらを固定する。
図7は、基板30上に基板30とほぼ同じ大きさの透明な耐候性樹脂フィルム70を被覆する様子を示している。
このとき、基板30の枠体30a及び仕切り桟32a、32bの高さが全て等しいので、フィルム70は水平な状態で配置することができる。なお、フィルム70は、受光面側の保護材料として耐候性の樹脂フィルム、具体的にはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを使用している。ただし、この材料に限定させることなく各種樹脂やガラスなどの透明材料を使用することができる。
更に、基板30の内部を封止するために、図8に示すようにフィルム70を配置した基板の周囲に枠体形状に形成された封止部材80を装着する。
この封止部材80はエラストマーゴムであり、内側にコの字型となっている溝81を有する。溝81は、基板・樹脂フィルムと隙間なく接触するような寸法に設計されている。
なお、封止部材80はエラストマーゴムに限定されず、可とう性、耐候性等を有する材料であれば使用することができる。
次に、基材30の周囲4辺をそれぞれアルミ製の枠からなる固定部材を用いて、封止部材80によって封止された基板30とフィルム70とを固定する。
図9(a)は基板30の行側(短辺側)の固定部材90aの断面図であり、図9(b)は基板30の列側(長辺側)の固定部材90bの断面図である。固定部材90a及び固定部材90bを、それぞれ基板30の各行側及び各列側に装着する。このときの装着は、断面略コの字状の固定部材90a、90bの溝部91に封止部材80と共に基板30の周辺の縁部を嵌め込むようにする。
固定部材90bにはビスを通すための2つのビス止め部92が設けられている。また、固定部材90aの両方の側端部には、ビス止め部92の2つの穴92aの部分と一致するようにそれぞれ穴(図示しない)が明けられている。固定部材90a、90bを接続する際には、固定部材90bの側端部分に対して固定部材90aの側端部分を重ね合わせ、固定部材90bのビス止め部92の2つの穴92aと固定部材90aの穴(図示しない)の位置を一致させた状態で、ビス(図示しない)をねじ込むことによって固定部材90a、90bが互いに連結されるようになっている。
なお、固定部材はここに示したものに限定されず、基板を挟み込んで固定することができるあらゆる材料、形状の枠を用いることができる。
図10は、上記の工程を経て得られた太陽電池モジュールの斜視図を示している。このようにして得られた太陽電池モジュールは、固定部材90及び封止部材80を容易に取り外すことができ、各太陽電池セルは接続部の勘合を解除することによって容易に交換することができる。
なお、太陽電池モジュールを使用するにあたっては、基板30を裏返し、従来法により出力取り出し穴35(図3(b)参照)から出しておいた配線と端子ボックス(出力取り出し用のケーブルやバイパスダイオードなどが組み込まれた端子箱)とを接続する。
<実施形態2>
本実施形態2では、太陽電池セルを複数個封止して太陽電池ストリングとし、複数の太陽電池ストリングを接続して太陽電池モジュールにする場合について説明する。
なお、本実施形態2においては、実施形態1における同一部分については、同一符号を付けて詳しい説明を省略し、実施形態1と異なる点について説明する。
実施形態1では1個の電池本体からなる太陽電池セル自体を各々連結していたのに対し、本実施形態2では3個の太陽電池セルを一列に連結して封止した太陽電池ストリングを作製し、各太陽電池ストリングを連結することで太陽電池モジュールを作製している。
図11は、電池本体1が3個封止されてなる太陽電池ストリング10Aの分解斜視図である。つまり、太陽電池ストリング10Aでは、ちょうど太陽電池セル10(図1参照)が3個直列に電気的に接続されて一体に封止されている構成となっている。
3個の電池本体1を一列に連結し、その表面(受光面側)と裏面にそれぞれ各2本、合計4本の出力取り出し用配線であるインターコネクター2a、2bを半田付けにて取り付ける。そして、このように接続された電池本体1はその両面に配置される封止用樹脂3で挟み、その上に耐候性樹脂フィルム4を配置する。直列に接続された3個の太陽電池セルをこの状態で封止して太陽電池ストリング10Aとする。
ここで、3個の電池セルの内、両端に位置する電池セルの端子部21a、21bは封止されておらず、太陽電池ストリング10Aの端子部となる。そのため、この端子部21a、21bの形状は図2に示すように、互いに上下逆向きのコの字型形状となっている。
次に、封止された太陽電池ストリングを連結する基板に各太陽電池ストリングを配置する。
図12は、太陽電池ストリングを配置する基板の斜視図を示している。
図12に示す基板130は、太陽電池ストリングを配置する区画131が基板130のX方向(列方向)に2つ、基板30のY方向(行方向)に4つに分かれており、合計8個の太陽電池ストリングを配置するようになっている。基板130は、区画131の大きさと数が異なる以外は、実施形態1の場合の基板30と同様であり、仕切り桟32、スリット33及びバスバーを配置する空間34a、34bが形成されている。また、基板30(図3(b)参照)と同様、基板130においてもバスバーを配置する空間34bには、3つの出力取り出し用の穴(図示しない)が設けられている。
基板130においては、X方向に直列に配列された2個の太陽電池ストリング10Aによって1つのストリング列を構成し、このストリング列がY方向にストリング列1からストリング列4まで配置された構成となっている。
次に、実施形態1の場合と全く同様の方法で、各太陽電池ストリング列内の太陽電池ストリングの連結と太陽電池ストリング列同士の連結を行なう。なお、本実施形態2においても連結部に図5に示す着脱可能な被覆部材を被せるようにしてもよい。
次に、実施形態1の場合と全く同様の方法で、基板130にフィルムを配置・固定し、従来法によって端子ボックスを取り付けて太陽電池モジュールとする。
以上、太陽電池セルとして単結晶セルを例に説明したが、太陽電池セルは多結晶セル、化合物半導体セル等、あらゆる形態において本発明は実施可能である。
本発明の実施形態1に係る太陽電池セルの分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係る太陽電池セルの端子部の形状を説明する図である。 本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュールにおける基板を説明する図であり、(a)は基板の斜視図、(b)は基板の出力取り出し部の拡大図である。 本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュールにおける太陽電池セルの接続方法を説明する図である。 本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュールにおける太陽電池セルの他の接続方法を説明する図である。 本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュールにおけるバスバーの形状を説明する正面図であり、(a)は1のバスバーを示す正面図、(b)は他のバスバーを示す正面図、(c)は別のバスバーを示す正面図、(d)はまた別のバスバーを示す正面図である。 本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュールの製造工程の一部を説明する図である。 本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュールの封止工程を説明する図である。 本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュールの固定部材の形状を説明する図であり、(a)は固定部材の短辺の断面図、(b)は固定部材の長辺の断面図である。 本発明の実施形態1に係る太陽電池モジュールの斜視図である。 本発明の実施形態2に係る太陽電池ストリングの分解斜視図である。 本発明の実施形態2に係る太陽電池モジュールにおける基板の斜視図である。 従来の太陽電池モジュールの構造を説明する図である。
符号の説明
1 電池本体
2a 表面インターコネクター
2b 裏面インターコネクター
3、203 封止用樹脂
4(4a、4b) 耐候性樹脂フィルム
10 太陽電池セル
10A 太陽電池ストリング
21a プラス側端子部
21b マイナス側端子部
30 基板
30a 枠体
31 区画
32(32a、32b) 仕切り桟
33 スリット
34 モジュール端部
34a(34a1、34a2)、34b 空間
35(35a、35b) 出力取り出し用穴
36 バイパスダイオード接続用穴
50 被覆部材
50a、50b 被覆部材の足
50c 被覆部材の上面
60a、60b、60c、60d バスバー
61a〜61d バスバーの端子部
62 バー本体
63 出力取り出し用端子
64 バイパスダイオード接続用端子
70、204 フィルム
80 封止部材
81 封止部材の溝
90(90a、90b) 固定部材
91 固定部材の溝
92 ビス止め部
201 太陽電池セル
202 ガラス基板
205 インターコネクター
206 バスバー

Claims (12)

  1. 太陽電池モジュールを構成する太陽電池セルであって、
    封止された状態のセル本体の対向する側縁部から、電力を外部に取り出すためのプラス側端子部とマイナス側端子部とがそれぞれ対向して突出形成されており、かつ、プラス側端子部とマイナス側端子部とが互いに連結可能な形状に形成されていることを特徴とする太陽電池セル。
  2. 複数個の太陽電池セルが電気的に一列に連結された状態で一体的に封止された太陽電池ストリングであって、
    両端に位置する太陽電池セルのそれぞれ縁部から、電力を外部に取り出すためのプラス側端子部とマイナス側端子部とがそれぞれ対向して突出成形されており、かつ、プラス側端子部とマイナス側端子部とが互いに連結可能な形状に形成されていることを特徴とする太陽電池ストリング。
  3. 前記プラス側端子部及びマイナス側端子部が、互いに連結可能なコの字形状又は鉤爪形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池セル。
  4. 前記プラス側端子部及びマイナス側端子部が、互いに連結可能なコの字形状又は鉤爪形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池ストリング。
  5. 前記請求項1に記載の太陽電池セル又は請求項2に記載の太陽電池ストリングを列方向及び行方向に複数個配列するとともに、列方向に隣接する太陽電池セル又は太陽電池ストリングの対向する端子部同士が連結され、列方向の端部に配置されるとともに行方向に隣接する太陽電池セル又は太陽電池ストリングの端子部同士が、一側部にプラス側端子部とマイナス側端子部とが設けられたバスバーにより連結されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  6. 前記バスバーのプラス側端子部は前記太陽電池セル又は太陽電池ストリングのマイナス側端子部と連結可能な形状に形成されており、前記バスバーのマイナス側端子部は前記太陽電池セル又は太陽電池ストリングのプラス側端子部と連結可能な形状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の太陽電池モジュール。
  7. 矩形状の板体の周辺部に枠体を形成し、この枠体内を列方向の仕切り桟と行方向の仕切り桟とによって区切ることにより、前記太陽電池セル又は太陽電池ストリングを列方向及び行方向に隣接して配置するための区画を形成した基板を備えており、
    前記基板の各区画内に前記太陽電池セル又は太陽電池ストリングを配置するとともに、列方向に隣接する太陽電池セルの対向する端子部同士が前記行方向仕切り桟に形成されたスリット部分で連結されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の太陽電池モジュール。
  8. 前記基板の列方向の両端部には、行方向仕切り桟と枠体とによって前記バスバーを配置するための区画が形成されており、前記バスバーの各端子部と対向する太陽電池セル又は太陽電池ストリングの端子部とが、前記行方向仕切り桟に形成されたスリット部分で連結されていることを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュール。
  9. 前記スリット部分で連結された連結部が被覆部材によって被覆されていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の太陽電池モジュール。
  10. 前記基板の枠体側に基板全体を覆うためのフィルムが配置され、これら基板及びフィルムの周辺部全体が、枠体形状に形成された断面略コ字状の固定部材によって挟持固定されていることを特徴とする請求項8に記載の太陽電池モジュール。
  11. 複数の太陽電池セルが接続されてなる太陽電池モジュールの製造方法であって、
    矩形状の板体の周辺部に枠体が形成され、この枠体内を列方向の仕切り桟と行方向の仕切り桟とによって区切られた太陽電池セルを配置するための区画が形成され、前記行方向仕切り桟にスリット部分が形成され、列方向の両端部には、一側部にプラス側端子部とマイナス側端子部とが設けられたバスバーを配置するための区画が行方向仕切り桟と枠体とによって形成された基板を用い、
    各太陽電池セルに対し、電力を外部に取り出すためのプラス側端子部とマイナス側端子部とをそれぞれ対向する側縁部に配置した後、前記プラス側端子部及びマイナス側端子部を突出形成して封止する工程と、
    前記封止する工程後、前記基板の太陽電池セルを配置するための各区画内に太陽電池セルを配置し、列方向に隣接する太陽電池セルの対向する端子部同士を前記スリット部分で連結する工程と、
    前記バスバーを配置するための区画に前記バスバーを配置し、前記バスバーの各端子部と対向する太陽電池セルの端子部とを前記スリット部分で連結する工程と、
    前記基板の枠体側に基板全体を覆うためのフィルムを配置した後、これら基板及びフィルムの周辺部全体を、枠体形状に形成された断面略コ字状の着脱可能な固定部材によって挟持固定する工程とを含むことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  12. 複数の太陽電池セルが接続されてなる太陽電池モジュールの製造方法であって、
    矩形状の板体の周辺部に枠体が形成され、この枠体内を列方向の仕切り桟と行方向の仕切り桟とによって区切られた太陽電池ストリングを配置するための区画が形成され、前記行方向仕切り桟にスリット部分が形成され、列方向の両端部には、一側部にプラス側端子部とマイナス側端子部とが設けられたバスバーを配置するための区画が行方向仕切り桟と枠体とによって形成された基板を用い、
    両端に位置する太陽電池セルのそれぞれ縁部から、電力を外部に取り出すためのプラス側端子部とマイナス側端子部とをそれぞれ対向する側縁部に配置した後、複数個の太陽電池セルを電気的に一列に連結された状態で前記プラス側端子部及びマイナス側端子部を突出形成して一体的に封止して太陽電池ストリングを作製する工程と、
    前記基板の太陽電池ストリングを配置するための各区画内に前記太陽電池ストリングを配置し、列方向に隣接する太陽電池ストリングの対向する端子部同士を前記スリット部分で連結する工程と、
    前記バスバーを配置するための区画に前記バスバーを配置し、前記バスバーの各端子部と対向する太陽電池ストリングの端子部とを前記スリット部分で連結する工程と、
    前記基板の枠体側に基板全体を覆うためのフィルムを配置した後、これら基板及びフィルムの周辺部全体を、枠体形状に形成された断面略コ字状の着脱可能な固定部材によって挟持固定する工程とを含むことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
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