JP2005165665A - 仮想物体の操作補助装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

仮想物体の操作補助装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 仮想物体の操作時に物理的制約を付加し、簡単な装置で仮想物体の操作を補助する。
【解決手段】 撮像部1010と、仮想物体を現実空間上の3次元位置に表示するために撮像部1010の位置及び姿勢を示す外部パラメータを取得する計測部1020と、仮想物体の操作を行うために位置姿勢とイベントとを入力する操作部1100と、操作部1100の位置姿勢の入力に対して物理的な拘束を加えて仮想物体の操作を補助する操作補助部2060と、操作補助部2060の位置及び姿勢を計測する操作補助部位置姿勢計測部1090と、撮像部1010によって得られた現実空間の映像と撮像部1010の位置及び姿勢から推定する仮想物体の映像とを合成する合成部1120と、合成部1120によって得られた画像を表示する表示部1030とを備え、操作部1100による仮想物体の操作に際し、仮想物体に操作補助部2060を交差させ、物理的な制約を付加する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばコンピュータグラフィックスによる仮想画像を現実空間に融合させて観察者に提示する現実感提示システムにおいて、3次元空間内上での仮想物体のモデリング、配置等を行う場合に、仮想物体の操作を補助するのに好適な仮想物体の操作補助装置、方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来、CADデータ等の仮想的なモデルをデザインするためには、CRTモニタ等に3次元空間画像を2次元空間に投影し、擬似3次元空間において、マウス、キーボード等で物体の形状操作を行っていた。しかし、2次元空間への投影時に、3次元物体の情報が欠落してしまうため、3次元物体を直感的に認識することが難しい場合がある。この問題を解決するために、仮想現実感(Virtual Reality: VR)技術を用いて、3次元の物体を3次元空間上でモデリングを行うことが試みられている。3次元空間での入力装置として、マウス、キーボードの代わりに磁気センサ等の6自由度位置姿勢計測装置を備えた入力装置が用いられている。
しかし、入力装置を扱う人間の手と仮想空間における操作物体との相対位置が掴みにくいという問題から、近年では複合現実感(Mixed Reality:MR)技術を利用して、現実空間と仮想物体との位置関係が把握できる状態でモデリングを行う方法も考えられている。この複合現実感技術とは、現実空間上にCG(Computer Graphics)等の非現実空間(仮想空間)画像を合成し、ユーザに提示する技術である。ユーザに提示する手段としては、HMD(Head Mounted Display)等が用いられる。なお、複合現実感技術に関する情報は、例えば非特許文献1から得ることができる。
「H. Tamura, H. Yamamoto and A. Katayama: "Mixed reality:Future dreams seen at the border between real and virtual worlds," Computer Graphics and Applications, vol.21, no.6, pp.64-70, 2001.」
複合現実感技術を用いて仮想物体のモデリングを行う場合に、6自由度位置姿勢計測装置を備えた入力装置のみで3次元位置及び姿勢を操作すると、一回の操作では意図した位置及び姿勢にならず、作業効率が悪い場合がある。例えば、仮想物体の部品を組み合わせて一つのモデルを構築する場合に、入力装置のみでは、一回で部品同士を正確に組み合わせることが難しく、必ず細かな位置及び姿勢の修正を加えながら組み上げていく必要がある。これは、本来部品が干渉するときに発生する反力がないため、人間の曖昧な距離感覚や運動感覚のみに頼っているためである。この現象は、人間が2次元平面の紙面上に、定規等の補助具なしで直線を引こうとしても、湾曲のない完璧な直線を描くことが難しい点に通ずる。人間の曖昧な感覚を補正するために、部品同士の干渉に応じてユーザの手等にワイヤー等で3次元の反力を与える装置を利用することも可能であるが、反力を生成する装置は複雑なものが多いため装置全体が大きくなり、また装置のコストもかかってしまう。
本発明は、これらの問題に鑑みてなされたものであり、仮想物体の操作時に物理的制約を付加し、簡単な装置で仮想物体の操作を補助することを目的とする。
本発明の仮想物体の操作補助装置は、3次元空間内に位置する仮想物体の操作を補助する操作補助装置であって、前記仮想物体を現実空間上に重畳して表示するために現実空間の画像を撮像する撮像手段と、前記仮想物体を現実空間上の3次元位置に表示するために前記撮像手段の位置及び姿勢を示す外部パラメータを取得する計測手段と、前記仮想物体の操作を行うために、位置及び/又は姿勢とイベントとを入力する操作手段と、前記操作手段の位置及び/又は姿勢の入力に対して物理的な拘束を加えて前記仮想物体の操作を補助する操作補助手段と、前記操作補助手段の位置及び姿勢を計測するための操作補助手段位置姿勢計測手段と、前記撮像手段によって得られた現実空間の映像と前記撮像手段の位置及び姿勢から推定する仮想物体の映像とを合成する合成手段と、前記合成手段によって得られた画像を表示する表示手段とを備え、前記操作手段による前記仮想物体の操作に際し、前記仮想物体に前記操作補助手段を交差させ、物理的な制約を付加することで前記仮想物体の操作を補助する点に特徴を有する。
また、本発明の仮想物体の操作補助装置の他の特徴とするところは、前記操作補助手段は、操作を行う操作者によって位置及び/又は姿勢とイベントとが入力される点にある。
また、本発明の仮想物体の操作補助装置の他の特徴とするところは、前記操作補助手段は、可動式の操作補助部支持手段に接続固定され、操作時に前記操作補助部が固定されるように設置される点にある。
また、本発明の仮想物体の操作補助装置の他の特徴とするところは、前記操作補助手段は、可動式の操作補助部支持手段から前記操作者の操作状況に応じて取り外し可能な点にある。
また、本発明の仮想物体の操作補助装置の他の特徴とするところは、前記操作補助手段は、前記操作補助手段は、現実空間と仮想物体との位置関係に関して、前記操作者の視覚的認識が阻害されることのないように、光の透過性の高い素材を利用する点にある。
また、本発明の仮想物体の操作補助装置の他の特徴とするところは、前記操作補助手段は、2次元平面の物理的拘束を提供することを目的とするため、平面形状である点にある。
また、本発明の仮想物体の操作補助装置の他の特徴とするところは、前記操作補助手段は、2次元平面上に線状の溝を設け、1次元の拘束操作を補助する点にある。
また、本発明の仮想物体の操作補助装置の他の特徴とするところは、前記操作手段は、前記操作補助手段の位置姿勢と前記撮像手段で取得した画像上において前記操作手段の画像的な特徴を検出することにより得られた前記操作手段の2次元画像位置とを組み合わせて、3次元空間における前記操作手段の位置を検出する点にある。
また、本発明の仮想物体の操作補助装置の他の特徴とするところは、前記操作補助手段は、V字型の棒の形状を適用することにより物理的に1次元の拘束操作を補助する点にある。
また、本発明の仮想物体の操作補助装置の他の特徴とするところは、前記操作補助手段は、前記仮想物体と交差させることによりできる交点又は、交線を直接選択し、操作可能な点にある。
本発明の仮想物体の操作補助方法は、3次元空間内に位置する仮想物体の操作を補助する操作補助方法であって、前記仮想物体を現実空間上に重畳して表示するために撮像手段により現実空間の画像を撮像する撮像工程と、前記仮想物体を現実空間上の3次元位置に表示するために前記撮像手段の位置及び姿勢を示す外部パラメータを取得する計測工程と、前記仮想物体の操作を行うために、操作手段により位置及び/又は姿勢とイベントとを入力する操作工程と、前記操作工程による位置及び/又は姿勢の入力に対して物理的な拘束を加えて前記仮想物体の操作を補助する操作補助手段の位置及び姿勢を計測するための操作補助手段位置姿勢計測工程と、前記撮像工程によって得られた現実空間の映像と前記撮像手段の位置及び姿勢から推定する仮想物体の映像とを合成する合成工程と、前記合成工程によって得られた画像を表示する表示工程とを有し、前記操作補助工程では、前記操作工程による前記仮想物体の操作に際し、前記仮想物体に前記操作補助手段を交差させ、物理的な制約を付加すること前記仮想物体の操作を補助する点に特徴を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、3次元空間内に位置する仮想物体の操作を補助するための処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記仮想物体を現実空間上に重畳して表示するために撮像手段により現実空間の画像を撮像する撮像処理と、前記仮想物体を現実空間上の3次元位置に表示するために前記撮像手段の位置及び姿勢を示す外部パラメータを取得する計測処理と、前記仮想物体の操作を行うために、操作手段により位置及び/又は姿勢とイベントとを入力する操作処理と、前記操作処理による位置及び/又は姿勢の入力に対して物理的な拘束を加えて前記仮想物体の操作を補助する操作補助手段の位置及び姿勢を計測するための操作補助手段位置姿勢計測処理と、前記撮像処理によって得られた現実空間の映像と前記撮像手段の位置及び姿勢から推定する仮想物体の映像とを合成する合成処理と、前記合成処理によって得られた画像を表示する表示処理とをコンピュータに実行させ、前記操作補助処理では、前記操作処理による前記仮想物体の操作に際し、前記仮想物体に前記操作補助手段を交差させ、物理的な制約を付加すること前記仮想物体の操作を補助する点に特徴を有する。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明のコンピュータプログラムを格納した点に特徴を有する。
本発明によれば、複合現実空間における仮想物体の操作時に操作補助手段を用いて物理的な制約を付加することにより、ユーザは従来の操作方法よりも正確に仮想物体の操作を行うことが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を適用した好適な実施形態について説明する。従来、複合現実空間において、仮想物体を構成する頂点以外の物体上の点を正しくポインティングし、さらにその点を任意の方向に1cm平行移動させる等、正確に操作することが難しい場合があった。以下の実施形態においては、本発明を適用することで、ポインティング時に物理的拘束を与えることにより、正確に物体上の任意の点を指定でき、さらに選択した点の操作についても正確に入力することのできる仮想物体操作装置及び方法について述べる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の複合現実空間における仮想物体の操作補助装置を適用した仮想物体操作装置の概略構成を示す図であり、図2は仮想物体操作装置の構成の模式図である。
<構成>
HMD(Head Mounted Display)1000には、撮像部1010、撮像部位置姿勢計測部1020、表示部1030が取り付けられて、互いに固定されている。なお、本実施形態では、図2に示すように、撮像部1010と表示部1030をHMD1000内にそれぞれ2基搭載しており、ステレオで現実空間の撮像と複合現実空間の認識が可能である。
ユーザはHMD1000を頭部に装着することで、表示部1030に映るステレオの複合現実空間画像(以下、MR画像とする)を見ることができる。本発明では、ステレオの撮像と表示を行うことに限定されるものではなく、少なくとも1つ以上の撮像部と表示部があれば適応可能である。さらに、本発明では、HMD1000を使用することに限定されるものではなく、撮像部1010と撮像部位置姿勢計測部1020が固定され、表示部1030がユーザが観察可能な状態であれば適応可能である。
撮像部位置姿勢計測部1020は、本実施形態においてPolhemus(ポヒマス)社のFASTRAKセンサを使用しており、図2に示すように、現実空間上に配置された磁界発生装置2020から発生した磁界を撮像部1010近傍に固定されている受信装置である撮像部位置姿勢計測部1020で受け、受けた磁界の変化をセンサコントローラ2030に送ることで撮像部位置姿勢を計測している。本発明においては、撮像部位置姿勢計測部1020は磁気センサに限られるものではなく、光学センサ、画像処理による撮像部位置姿勢推定等、撮像部1010の位置姿勢を計測できるものであれば適応可能である。
撮像画像の取得部1040は、撮像部1010において撮像された撮像画像を画像データとして保持する。
撮像部位置姿勢推定部1050では、撮像部位置姿勢計測部1020で得られた計測値を基に撮像部位置姿勢の推定を行う。この推定には、撮像画像の取得部1040に保持されている画像中から、3次元空間中での位置が既知である特徴点を用いて高精度に求める方法や、センサの誤差を推定して修正する方法等を適応してもよい。
操作部1100は、仮想物体2010の操作を行うタイミングをユーザに指示させるイベント入力部1060と、操作部自体の位置姿勢を計測するための操作部位置姿勢計測部1070とから構成される。この操作部1100は、本実施形態では、前述のFASTRAKセンサのスタイラスを使用する。スタイラスには、現実空間上の物体の3次元位置を指定する等のユーザインターフェースのためのボタンが1つ装備され、このボタンをイベント入力部1060として利用する。本発明においては、このようなボタン付きのポインティングデバイスに限られるものではなく、ワークステーション2040に付属するキーボード等の、イベントを入力することが可能なものであれば適応可能である。また、操作部位置姿勢計測部1070は、磁気式の計測装置に限られるものではなく、物体の位置姿勢操作が可能な装置であれば適応可能であり、例えば光学センサ、ジャイロと超音波センサの組み合わせによるものや、画像の特徴から位置姿勢を計測するものであっても適応可能である。
操作補助部2060は、仮想物体2010を操作する操作者、又は、操作者を補助するオペレータが仮想物体2010の配置状況に応じて位置姿勢を変更し、仮想物体2010の頂点操作やその他の操作の補助を行うための板状の物体であり、アーム2050により指示されている。なお、オペレータは、人であっても、自動的に判断し操作する装置であってもよい。
図6に操作補助部2060の模式図を示す。操作補助部2060は、現実空間上の仮想物体2010の位置関係の把握を妨げないために、現実空間を遮らないような、硬質で光の透過度が高い素材(透明プラスチック等)を用いることが好ましい。ただし、本発明は、操作補助部2060の光の透過度に依存するものではない。また、操作補助部2060の形状は、図2で判断できる矩形の形やサイズに限るものではなく、操作者が手で掴んで操作可能な形状であれば適応可能であり、例えば平面ではなく、お碗型等の形状を利用することにより、曲線的な操作を補助することも考えられる。また、アーム2050に必ず固定されている必要はなく、必要に応じて取り外して、操作者が手で保持するようにしてもよい。
具体的に、操作補助部2060は、図6に示すように、板状の表面に幅1mm程度の格子状の溝6010を設け、操作補助部2060上の直線操作においても、正確に操作可能にするのが望ましい。この場合、操作部1100たるスタイラスの先端を溝6010に沿って移動させたり、一本の溝で始点と終点の2点をポインティングしたりすることで、直線に沿った3次元平行移動入力をすることが可能となる。また、等間隔(例えば1cm間隔)に並ぶ格子状の溝6010の交点をポインティングして、3次元平行移動入力を行うようにしてもよい。
なお、溝6010は、格子状の直線だけでなく、円形や、多角形や、設計部品の形状の切断面を示すような図形的な溝であってもよい。また、溝ではなく、視覚的に操作補助部2060上の表面に直線等の基準となる印を印刷したり、仮想的に操作をガイドするための情報(線情報、仮想物体の頂点位置情報、文字情報等形式は問わない)を重ねて描画したりしてもよい。さらに、溝6010を操作補助部2060の片面だけではなく、裏面と表面の両面に互いに異なる溝6010の形状を備え、用途に応じて切り替えて利用してもよい。さらに、溝6010は操作補助部2060の一面全てにある必要はなく、例えば、表面の左下4分の1の領域に設けられていてもよい。
操作補助部位置姿勢計測部1090は、操作補助部2060の位置姿勢を計測するための計測装置である。本実施形態においては、FASTRAKセンサを利用する。撮像部位置姿勢計測部1020、操作部位置姿勢計測部1070と同様に、磁気センサに限定されるものではなく、操作補助部2060の位置姿勢計測が可能な装置であれば適応可能である。特に、操作補助部2060を支えるアーム2050を備える場合は、アーム2050の回転角よって操作補助部2060の位置姿勢を計測する手法も適用可能である。
仮想物体配置形状記憶部1080は、仮想物体2010のシーン中の頂点の配置を記憶する。仮想物体2010のシーン中の頂点配置情報は、操作部1100のイベント入力時や操作補助部位置姿勢計測部1090の位置姿勢の変化により変更が加えられる。
ここで、仮想物体配置形状記憶部1080の構成を示すブロック図を図3に示す。また、図3を説明するための模式図を図4に示す。まず、交点計算部3020は、操作補助部位置姿勢計測部1090の位置姿勢を受け、重なっている仮想物体2010との交点(図4においては、4010F、4010G、4010H、4010Iを指す)の3次元位置を計算する(図4(B)の状態)。ここで、交点とは、仮想物体として定義されている2頂点が結ぶ辺と操作補助部2060の3次元モデルの表の平面が交わる点を指す。なお、記憶部3030には、あらかじめ仮想物体2010と操作補助部2060の形状を表す3次元モデルが記録されているものとする。さらにこの操作補助部2060を表す3次元モデルは、操作補助部位置姿勢計測部1090の計測値を参照し、常に位置姿勢を同期しているものとする。また、仮想物体2010の頂点が操作補助部2060と接している場合は、頂点を交点とみなす。例えば本実施形態では、交点4010Gについては、仮想物体2010の頂点4010Aと頂点4010Cの2点を結ぶ直線の式を下式(1)とし、操作補助部2060の表の平面を表す平面の式を下式(2)と定義する。ここで、式(1)を式(2)に代入して直線上のパラメータtを求め、求めたtを式(1)に代入することにより、交点の3次元位置(4010G)が求められる。なお、本発明は、この交点を求める式に限定されるものではなく、正しく仮想物体2010と操作補助部2060の交点が計算できる方法であれば適応可能である。
Figure 2005165665
交点計算部3020で算出した交点情報は、仮想物体を構成するための頂点情報として、記憶部3030に記録される。また、記憶部3030では交点計算部3020で得た頂点座標値を用いて、仮想物体2010と操作補助部2060との交線4020を生成して格納し、仮想物体と同時に表示してもよい。
頂点選択部3010はイベント入力部1060の入力と操作部位置姿勢計測部1070の出力値に一番近い仮想物体2010の頂点を選択する。このとき、頂点選択部3010は記憶部3030内の頂点情報を参照して選択を行う。ここで、選択しようとする交点が画像上で表示され、さらに選択時にポイントする場合に物理的制約がかかるため、操作補助部2060より奥の点を直接選択することはなく、正確に任意の点を選択することができる。ここで、操作部位置姿勢計測部1070の出力値に一番近い頂点を必ずしも選択する必要はなく、操作者4030が状況に応じて頂点を選択できるようにしてもよい。また、頂点は、必ず1点を選択することに限定するものではなく、複数選択してもよい。この場合、選択された複数の頂点は、互いの相対位置姿勢を保ったまま、操作部1100の3自由度又は6自由度の操作を受ける。もし、仮想物体2010を構成する全ての頂点が選択された場合は、仮想物体2010そのものが3自由度又は6自由度の操作を受けることと同等の操作になる。また、頂点は現在記憶部3030に登録されているものだけではなく、例えば、図4の4010Fと4010Gの間の交線上の点を新たに生成し、選択してもよい。また、交線を構成する2頂点を同時に選択し、交線自体を操作してもよい。
選択された頂点は次のイベント入力まで選択された状態を保持する。選択された頂点は、操作部位置姿勢計測部1070の位置姿勢の入力を参照し、自身の位置を記憶部3030に書き込む(図4(C)の状態)。このとき、操作部位置姿勢計測部1070の位置姿勢の入力をそのまま記憶してもよいし、必ず操作補助部2060の面上の位置となるように頂点位置姿勢を補正してもよい。また、記憶部3030に、操作時の頂点の位置情報だけではなく、姿勢情報も格納し、仮想物体2010の表面形状情報として記憶し、曲面を構成する情報の一部として利用してもよい。
仮想画像生成部1110は、撮像部位置姿勢推定部1050と仮想物体配置形状記憶部1080に基づいて仮想物体2010、交点計算部3020にて算出した交点(図4においては4010F、4010G、4010H、4010Iを指す)と交線4020等を表示座標系に2次元投影し、仮想画像を生成する。
画像合成部1120は、撮像画像の取得部1040と仮想画像生成部1110から得られる画像を合成する。基本的に、撮像画像の取得部1040で取得した画像の上に仮想画像生成部1110からの仮想画像を重畳する。ただし、合成時に、撮像画像の取得部1040から手の肌色の領域を抽出して、肌色領域部分にはCG(Computer Graphics)を描画せず、手と仮想物体の位置関係の認識を補助する処理をしてもよい。
MR画像出力部1130では、合成された画像を表示部1030に転送する。HMD1000内にある表示部1030にはユーザの視点位置に対応した画像が表示される。ユーザはこの画像を見ることで複合現実空間を知覚でき、同時に複合現実空間上の仮想物体2010の操作も同時に行う。
なお、本実施形態においては、前述の撮像画像の取得部1040、撮像部位置姿勢推定部1050、仮想物体配置形状記憶部1080、仮想画像生成部1110、画像合成部1120、MR画像出力部1130を図2におけるワークステーション2040内に格納する。ワークステーション2040は、基本構成の機器の他に、撮像部の画像をキャプチャするために2系統のビデオキャプチャ装置と2系統の映像出力装置を備える。本発明においては、このようなワークステーションに限られるものではなく、前述の機能と同等の機能を持つ計算機であればよい。
<処理の手順>
本実施形態における処理の手順を図5のフローチャートを参照して説明する。図5で示すフローチャートは、MR画像を1枚描画するごとに繰り返し行われる処理である。
ステップS5010においては、撮像部1010にて撮像される画像を撮像画像の取得部1040に入力する。
ステップS5020においては、撮像部位置姿勢計測部1020の計測値を撮像部位置姿勢推定部1050に入力し、撮像部の位置姿勢を推定する。推定した位置姿勢を基に、世界座標系から撮像部座標系に座標系を変換する4行4列のビューイング変換行列Mcを生成する。
ステップS5030においては、操作補助部2010の位置姿勢を操作補助部位置姿勢計測部1090にて計測する。
ステップS5040においては、操作部1100の位置姿勢を操作部位置姿勢計測部1070にて計測する。
ステップS5050においては、イベント入力部1060からの入力の有無を判定する。イベント入力があった場合はステップS5060に、イベント入力がない場合はステップS5080へ処理を移す。
ステップS5060においては、仮想物体配置形状記憶部1080内の記憶部3030を参照し、選択済みの頂点が存在するかを判定する。選択済みの頂点があったならば、本イベントは選択解除用のイベントだとみなし、ステップS5070において、頂点の選択を解除する。また、選択済みの頂点がない場合は、本イベントが頂点を選択するためのイベントであるとみなし、ステップS5090において、操作部1100の有効範囲内にある仮想物体2010があるかどうかを判定する。仮想物体2010が存在しない場合は、イベントを無視して、ステップS50130に処理を移す。もし、仮想物体2010が存在する場合は、ステップS5100に処理を移し、範囲内の頂点のうち、操作部1100にもっとも距離の近い頂点を選択する。
ステップS5080においては、ステップS5060と同様に、仮想物体配置形状記憶部1080内の記憶部3030を参照し、選択済みの頂点が存在するかを判定する。選択済みの頂点があったならば、ステップS5120に、選択済みの頂点がないならば、ステップS5110に処理を移す。ステップS5120においては、現在選択されている頂点が、操作部1100によって操作されているものであるとみなし、記憶部3030の頂点位置を操作部位置姿勢計測部1090の出力値を利用して更新する。ステップS5110においては、操作補助部位置姿勢計測部1090と現在の仮想物体2010の状態から、交点計算部3020によって操作補助部2060と仮想物体2010の交点位置を計算し、記憶部3030の頂点位置を更新する。
ステップS5130においては、仮想画像生成部1110で、仮想物体配置形状記憶部1080に記憶されている仮想物体2010等をステップS5020によって得られたビューイング変換行列Mcによって変換し、さらに既知であるプロジェクション行列によって2次元投影を行う。
ステップS5140においては、ステップS5020で得られた撮像画像に、ステップS5130で得られた仮想画像を重畳してMR画像出力部1130によって表示部1030に表示する。
(第2の実施形態)
本発明は、必ずしも、操作部1100と操作補助部2060の位置姿勢がそれぞれ独立に計測されることに限定されるものではなく、操作補助部2060の位置姿勢を利用して操作部1100の位置を計測する方法でも適応可能である。
図7は第2の実施形態の仮想物体操作装置の概略構成を示すブロック図である。図8は処理の手順を示すフローチャートである。図9は仮想物体の操作補助を行う場合の動作を説明するための模式図である。以下では第1の実施形態の構成との相違点のみを述べる。
本実施形態においては、操作補助部2060の上にイベント入力部1060を設ける。操作者4030は操作補助部2060を把持する手でイベント入力部を操作する。
本実施形態における操作部位置計測部7010においては、操作部1100としてFASTRAKセンサのスタイラスを用いず、操作者4030の指で仮想物体2010を操作を行う。ただし、本実施形態では、操作部1100の姿勢は計測しない。操作部1100の位置は操作者4030の指の先端を画像的な特徴を持つマーカ9020から撮像部1010で撮像することにより計測する(図9(C)参照)。
本実施形態においては、赤いマーカ9020を用いて、撮像部1010が撮像した画像からラベリングを行う。まず、ラベリングを行うためには下式(3)により、赤色領域を求める。
s=R/((G+B)/2) ・・・(3)
上記(R,G,B)は、撮像画像中の注目画素値を表し、特徴量Isが画素の赤らしさを表す。検出した特徴量Isが一定画素数以上の領域を持つものを赤色マーカだとみなし、マーカ領域の重心を画像上のマーカの位置とする。本発明は、赤のマーカをラベリングすることに限定されるものではなく、画像上で操作部1100が検出できる方法であれば適応可能である。例えば、サーモグラフィ画像を用いて手の領域を検出し、操作部1100の画像上での位置を決定してもよい。
画像上におけるマーカ9020が決定すると、撮像部1010のレンズ中心3次元座標値と、撮像部1010の投影面9010の画像上の点9020'の3次元座標値を結ぶ直線9030の式を求める(式(1)と同様)。さらに、この直線9030と操作補助部2060の平面の式である式(2)との交点が操作部1100の3次元位置となる。この交点の計算は、仮想物体2010と操作補助部2060の交点を求める式を用いる。
この実施形態における処理の手順を図8に示す。処理の手順は、第1の実施形態に対して、ステップS8040の操作部位置の計測が操作部位置計測部7010を利用して求めることが違うのみであり、その他の処理は同じである。この実施形態では、操作者4030が手に操作部1100を持つ必要がないために、操作者4030の自由度が向上することが特長である。
(第3の実施形態)
本発明は、操作補助部2060が必ず平面の形状を持ち、操作者に2次元空間の拘束を提供することに限定されるものではなく、図10に示すような操作補助部2060を用いて1次元空間の拘束を提供してもよい。
以下では、図10で示す操作補助部2060を利用する場合の仮想物体操作補助装置について述べる。なお、以下では第1の実施形態との相違点のみを述べる。操作補助部2060は、図10で示すようにV字型の棒形状のものを利用する。操作者は、V字型の溝の部分A010に操作部1100を当てることにより1次元空間相当の拘束を得られ、仮想物体2010の任意の方向への1次元の平行移動操作を正確に行うことが可能である。なお、操作者に対して、操作補助部2060の溝A010付近に等間隔の目盛りを提示してもよい。また、アーム2050から操作補助部2060を取り外して仮想物体2010を操作してもよい。
仮想物体配置形状記憶部1080内の交点計算部3020は操作補助部2060と仮想物体2010の交点の3次元位置を計算する。本実施形態の操作補助部2060は、1次元空間の拘束に限定するため、操作補助部2060の溝A010を現す直線と、仮想物体2010との交点を求める。仮想物体2010が3点以上の頂点を持つポリゴン形状である場合は、操作補助部の直線と、ポリゴン平面との交点の3次元位置を式(1)と式(2)を用いて計算する。仮想物体2010が直線や点の形状である場合は、それぞれ式から連立方程式を解いて、交点の3次元位置を求める。本発明は前述の交点の計算方法に限定されるものではなく、仮想物体2010と操作補助部2060との交点の3次元位置を算出できる方法であれば適応可能である。
(他の実施形態)
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(又は記録媒体)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図5及び図8のフローチャートのうち少なくとも一つのフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
第1の実施形態の仮想物体操作装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の仮想物体操作装置の構成の模式図である。 仮想物体配置形状記憶部の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態において仮想物体の操作補助を行っている様子を示す模式図である。 第1の実施形態における処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態における操作補助部の模式図である。 第2の実施形態の仮想物体操作装置の概略構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態において仮想物体の操作補助を行っている様子を示す模式図である。 第3の実施形態における操作補助部の模式図である。
符号の説明
1010 撮像部
1020 撮像部位置姿勢計測部
1030 表示部
1040 撮像画像の取得部
1050 撮像部位置姿勢推定部
1060 イベント入力部
1070 操作部位置姿勢計測部
1080 仮想物体配置形状記憶部
1090 操作補助部位置姿勢計測部
1100 操作部
1110 仮想画像生成部
1120 画像合成部
1130 MR画像出力部
2010 仮想物体
2020 磁界発生装置
2030 センサコントローラ
2040 ワークステーション
2050 アーム
2060 操作補助部
7010 操作部位置計測部

Claims (13)

  1. 3次元空間内に位置する仮想物体の操作を補助する操作補助装置であって、
    前記仮想物体を現実空間上に重畳して表示するために現実空間の画像を撮像する撮像手段と、
    前記仮想物体を現実空間上の3次元位置に表示するために前記撮像手段の位置及び姿勢を示す外部パラメータを取得する計測手段と、
    前記仮想物体の操作を行うために、位置及び/又は姿勢とイベントとを入力する操作手段と、
    前記操作手段の位置及び/又は姿勢の入力に対して物理的な拘束を加えて前記仮想物体の操作を補助する操作補助手段と、
    前記操作補助手段の位置及び姿勢を計測するための操作補助手段位置姿勢計測手段と、
    前記撮像手段によって得られた現実空間の映像と前記撮像手段の位置及び姿勢から推定する仮想物体の映像とを合成する合成手段と、
    前記合成手段によって得られた画像を表示する表示手段とを備え、
    前記操作手段による前記仮想物体の操作に際し、前記仮想物体に前記操作補助手段を交差させ、物理的な制約を付加することで前記仮想物体の操作を補助することを特徴とする仮想物体の操作補助装置。
  2. 前記操作補助手段は、操作を行う操作者によって位置及び/又は姿勢とイベントとが入力されることを特徴とする請求項1に記載の仮想物体の操作補助装置。
  3. 前記操作補助手段は、可動式の操作補助部支持手段に接続固定され、操作時に前記操作補助部が固定されるように設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の仮想物体の操作補助装置。
  4. 前記操作補助手段は、可動式の操作補助部支持手段から前記操作者の操作状況に応じて取り外し可能なことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の仮想物体の操作補助装置。
  5. 前記操作補助手段は、現実空間と仮想物体との位置関係に関して、前記操作者の視覚的認識が阻害されることのないように、光の透過性の高い素材を利用することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の仮想物体の操作補助装置。
  6. 前記操作補助手段は、2次元平面の物理的拘束を提供することを目的とするため、平面形状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の仮想物体の操作補助装置。
  7. 前記操作補助手段は、2次元平面上に線状の溝を設け、1次元の拘束操作を補助することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の仮想物体の操作補助装置。
  8. 前記操作手段は、前記操作補助手段の位置姿勢と前記撮像手段で取得した画像上において前記操作手段の画像的な特徴を検出することにより得られた前記操作手段の2次元画像位置とを組み合わせて、3次元空間における前記操作手段の位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の仮想物体の操作補助装置。
  9. 前記操作補助手段は、V字型の棒の形状を適用することにより物理的に1次元の拘束操作を補助することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の仮想物体の操作補助装置。
  10. 前記操作補助手段は、前記仮想物体と交差させることによりできる交点又は、交線を直接選択し、操作可能なことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の仮想物体の操作補助装置。
  11. 3次元空間内に位置する仮想物体の操作を補助する操作補助方法であって、
    前記仮想物体を現実空間上に重畳して表示するために撮像手段により現実空間の画像を撮像する撮像工程と、
    前記仮想物体を現実空間上の3次元位置に表示するために前記撮像手段の位置及び姿勢を示す外部パラメータを取得する計測工程と、
    前記仮想物体の操作を行うために、操作手段により位置及び/又は姿勢とイベントとを入力する操作工程と、
    前記操作工程による位置及び/又は姿勢の入力に対して物理的な拘束を加えて前記仮想物体の操作を補助する操作補助手段の位置及び姿勢を計測するための操作補助手段位置姿勢計測工程と、
    前記撮像工程によって得られた現実空間の映像と前記撮像手段の位置及び姿勢から推定する仮想物体の映像とを合成する合成工程と、
    前記合成工程によって得られた画像を表示する表示工程とを有し、
    前記操作補助工程では、前記操作工程による前記仮想物体の操作に際し、前記仮想物体に前記操作補助手段を交差させ、物理的な制約を付加すること前記仮想物体の操作を補助することを特徴とする仮想物体の操作補助方法。
  12. 3次元空間内に位置する仮想物体の操作を補助するための処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記仮想物体を現実空間上に重畳して表示するために撮像手段により現実空間の画像を撮像する撮像処理と、
    前記仮想物体を現実空間上の3次元位置に表示するために前記撮像手段の位置及び姿勢を示す外部パラメータを取得する計測処理と、
    前記仮想物体の操作を行うために、操作手段により位置及び/又は姿勢とイベントとを入力する操作処理と、
    前記操作処理による位置及び/又は姿勢の入力に対して物理的な拘束を加えて前記仮想物体の操作を補助する操作補助手段の位置及び姿勢を計測するための操作補助手段位置姿勢計測処理と、
    前記撮像処理によって得られた現実空間の映像と前記撮像手段の位置及び姿勢から推定する仮想物体の映像とを合成する合成処理と、
    前記合成処理によって得られた画像を表示する表示処理とをコンピュータに実行させ、
    前記操作補助処理では、前記操作処理による前記仮想物体の操作に際し、前記仮想物体に前記操作補助手段を交差させ、物理的な制約を付加すること前記仮想物体の操作を補助することを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 請求項12に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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