JP2005162083A - Sun visor for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用サンバイザに関するものである。 The present invention relates to a vehicle sun visor.
車両において、走行移動中や駐車中等、車室内で過ごす際の乗員の快適性を向上させるために種々の工夫がなされている。例えば、車両用サンバイザを取り外し可能とし、取り外した状態でこれをテーブルとして使用する技術がある(特許文献1参照)。
上記のような車室内で過ごす際の乗員の快適性を向上させる要求は高まる一方であり、常に新しい工夫が求められている。 The demand for improving the comfort of passengers when spending in the vehicle interior is increasing, and new ideas are constantly being sought.
したがって、本発明は、車室内で過ごす際の乗員の快適性をさらに向上させることができる車両用サンバイザの提供を目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a vehicle sun visor that can further improve the comfort of passengers when spending time in a passenger compartment.
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車室(例えば実施形態における車室12)内の上部かつ前部に設けられた基本取付部(例えば実施形態における基本取付部16)に取り付けられた状態の支持部材(例えば実施形態における支持部材20)を中心に揺動することで角度が調節されるサンバイザ部(例えば実施形態におけるサンバイザ部21)を有する車両用サンバイザ(例えば実施形態における車両用サンバイザ11)であって、前記サンバイザ部の一方の面(例えば実施形態における面39)にモニタ(例えば実施形態におけるモニタ40)を配設するとともに前記支持部材を前記基本取付部に対し着脱可能とし、該基本取付部から取り外された前記支持部材を車室内の前記基本取付部とは別の別途取付部(例えば実施形態における別途取付部56)に着脱可能に構成してなることを特徴としている。
In order to achieve the above object, a first aspect of the invention according to claim 1 is a basic attachment portion (for example, a
請求項1に係る発明によれば、モニタをサンバイザ部に配設するとともに、サンバイザ部を支持する支持部材を車室内の基本取付部に対し着脱可能とし、さらにこの支持部材を車室内の別の別途取付部に対し着脱可能としているため、モニタを基本取付部および別途取付部の複数カ所で使用することができる。よって、様々なところでモニタを活用することができることから、車室内で過ごす際の乗員の快適性をさらに向上させることができる。しかも、モニタがサンバイザ部に設けられているため、モニタを使用しない場合にこれが邪魔になることがない。 According to the first aspect of the present invention, the monitor is disposed in the sun visor portion, and the support member that supports the sun visor portion is detachable from the basic mounting portion in the vehicle interior. Since it can be separately attached to and detached from the attachment portion, the monitor can be used at a plurality of locations of the basic attachment portion and the separate attachment portion. Therefore, since the monitor can be utilized in various places, it is possible to further improve the comfort of the occupant when spending in the passenger compartment. In addition, since the monitor is provided in the sun visor, this does not get in the way when the monitor is not used.
本発明の一実施形態の車両用サンバイザを図面を参照して以下に説明する。 A vehicle sun visor according to an embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1に示す本実施形態の車両用サンバイザ11は、主として助手席に着席する乗員の遮光用のもので、車室12内におけるフロントガラス13の上端近傍の車幅方向における助手席側に配置された状態で、ルーフライニング15における車室12内の上部かつ前部に設けられた図2に示す凹形状の基本取付部16に取り付けられている。車両用サンバイザ11は、ルーフライニング15の基本取付部16に取り付けられる金属製の屈曲棒状の支持部材20と、この支持部材20に揺動自在に支持されるサンバイザ部21とを有している。
A
サンバイザ部21は、硬質の発泡樹脂からなる板状の基材23を表皮材24で覆っており、内部には外周縁部に沿う金属製の芯材25とこの芯材25に固定される金属製の連結部材26とを有している。この連結部材26に上記した支持部材20がこの支持部材20回りに回転自在となるように連結されている。また、サンバイザ部21には、支持部材20に対し反対側に芯材25の端部同士を繋ぐように係止部材27が設けられており、この係止部材27においてルーフライニング15に形成されたフック30に着脱可能に係止される。これにより、車両用サンバイザ11はそのサンバイザ部21がルーフライニング15のフック30に係止される係止部材27とルーフライニング15の基本取付部16に支持される支持部材20とを中心に揺動することで角度が調整可能となっている。
The
ここで、サンバイザ部21は、支持部材20および係止部材27を中心に、ルーフライニング15に近接しフロントガラス13から離間する格納状態とルーフライニング15から離間しフロントガラス13に近接する前方展開状態との間で揺動することになり、格納状態から前方展開状態までの間にあれば任意の角度位置で停止可能となっている。また、サンバイザ部21は、例えば上記前方展開状態で、フック30から係止部材27を外し、支持部材20を基本取付部16に対し回転させることでサンバイザ部21の全体が揺動して図示せぬドアガラスに近接する側方展開状態となる。
Here, the
そして、本実施形態において、支持部材20は、ルーフライニング15の基本取付部16に対し着脱可能となっている。支持部材20はサンバイザ部21の連結部材26に回転可能に連結される連結軸部32とこの連結軸部32の外端部から屈曲して延出する腕部33とを有する形状をなしており、腕部33の先端部に球状の嵌合部34が形成されている。これに対して、ルーフライニング15の基本取付部16は、この嵌合部34を嵌合させる嵌合穴36が下方に向けて開口するように形成されることで凹状をなしている。この嵌合穴36は、開口側が奥側に比して小径の係止穴部37とされており、この係止穴部37を弾性変形させながらこれを乗り越えるように嵌合部34が奥側まで嵌合されることで基本取付部16は支持部材20を支持する。この状態で支持部材20は腕部33が基本取付部16から下方に延出し腕部33の下端から側方に連結軸部32が延出しており、基本取付部16に対し回転することで連結軸部32がほぼ鉛直に沿う軸周りに旋回し、これに取り付けられたサンバイザ部21を同様に旋回させる。
In the present embodiment, the
加えて、本実施形態においては、格納状態にあるとき上側に向いてルーフライニング15に対向し、展開状態にあるとき車室12側に向く面39に、動画映像を表示させる液晶素子等からなるモニタ40と、このモニタ40の表示設定等を操作するための操作部41とが設けられている。また、サンバイザ部21の内部にはモニタ40および操作部41との間で信号をやり取りするための配線部43が内蔵されており、この配線部43はさらに支持部材20の内部を通って支持部材20の嵌合部34まで延びている。
In addition, in this embodiment, it is composed of a liquid crystal element or the like that displays a moving image on a
また、基本取付部16には、車体側の配線部47が延びており、嵌合部34において嵌合穴36に嵌合された状態の支持部材20の上記した配線部43と車体側の配線部47とを電気的に接続させる接続部48が設けられている。この接続部48は、嵌合部34が嵌合穴36に嵌合された状態においては、支持部材20と基本取付部16との角度関係に拘わらず常に配線部43と配線部47とを接続させる。
Further, a
そして、車体側に設けられた図示せぬ映像送信部から送られた映像データが配線部47,43等を介してモニタ40に送られこのモニタ40で表示される。また、サンバイザ部21の操作部41からの操作データが配線部43,47を介して映像送信部に送られて映像送信部の設定変更等を行う。ここで、映像送信部は、例えば、テレビチューナやビデオ再生装置等である。
Then, video data sent from a video transmission unit (not shown) provided on the vehicle body side is sent to the
これにより、本実施形態の車両用サンバイザ11は、支持部材20がルーフライニング15側の基本取付部16に取り付けられた状態でサンバイザ部21が前方展開状態とされ、この状態で車室12側に向くモニタ40に映像を表示させると、助手席の乗員によるこのモニタ40の映像の視聴性が可能になる。また、この前方展開状態で車室12側に向く操作部41が助手席の乗員により操作されることで映像送信部の設定変更等が可能となる。
As a result, in the
一方、図3および図4に示すように、運転席51と助手席52との間に配置されたアームレスト53の助手席52側には、上記基本取付部16と同様、凹形状をなし係止穴部37を有する嵌合穴36および接続部48を備えた、基本取付部16とは別の別途取付部56が設けられている。この別途取付部56の接続部48にも車体側であって上記した映像送信部に繋がる配線部57が接続されている。この別途取付部56は嵌合部34を嵌合させる嵌合穴36が車体前後方向の後方に向けて開口するように形成されている。
On the other hand, as shown in FIGS. 3 and 4, the
本実施形態の車両用サンバイザ11は、上記した係止部材27がフック30から取り外され、ルーフライニング15側の基本取付部16から支持部材20が取り外されることで、全体として車体側から取り外されることになり、このように取り外された状態から、図4および図5に示すように、支持部材20の嵌合部34を別途取付部56に嵌合させると、車体側に設けられた映像送信部から送られた映像データが配線部57,43を介してモニタ40に送られこのモニタ40で表示される。また、サンバイザ部21の操作部41からの操作データが配線部43,57を介して映像送信部に送られて映像送信部の設定変更等を行う。
The
これにより、本実施形態の車両用サンバイザ11は、支持部材20がアームレスト53の後部の別途取付部56に取り付けられた状態でモニタ40に映像を表示させると、後部座席の乗員によるこのモニタ40の映像の視聴性が可能になる。また、この状態で操作部41が後部座席の乗員により操作されることで映像送信部の設定変更等が可能となる。
Accordingly, when the
つまり、本実施形態の車両用サンバイザ11は、ルーフライニング15の基本取付部16に取り付けてもアームレスト53の後部の別途取付部56に取り付けても、映像送信部からの映像データを映像として表示可能であり、かつ操作部41で映像送信部の設定変更等が可能となる。
That is, the
以上に述べたように、本実施形態の車両用サンバイザ11によれば、モニタ40をサンバイザ部21に配設するとともに、サンバイザ部21を支持する支持部材20を車室12内のルーフライニング15の基本取付部16に対し着脱可能とし、さらにこの支持部材20を車室12内の別のアームレスト53の後部の別途取付部56に対し着脱可能としているため、モニタ40を複数カ所で使用することができる。よって、モニタ40を様々なところで活用することができることから、車室12内で過ごす際の乗員の快適性をさらに向上させることができる。しかも、モニタ40がサンバイザ部21に設けられているため、モニタ40を使用しない場合にこれが邪魔になることがない。
As described above, according to the
加えて、車体側の基本取付部16および別途取付部56を凹形状としているため、これら基本取付部16および別途取付部56が出っ張らず邪魔にならない。
In addition, since the
なお、上記した別途取付部56は、上記以外の場所に配設することも勿論可能である。例えば、ルーフライニング15の車体前後方向における中間部に別途取付部56を設ければ、ルーフライニング15の車体前後方向における中間部に設けられたモニタ40で後部座席の乗員に向けて映像を表示させることが可能となる。さらに、三列シートの場合、一列目シートの後部と二列目シートの後部とにそれぞれ別途取付部56を設けることで、主に二列目シートの乗員によって映像が見られるようにしたり、三列目シートの乗員によって映像が見られるようにしたりすることも可能である。
Of course, the above-described separate mounting
また、取付部16,56と支持部材20との嵌合を支持部材20を軸状にし取付部16,56をこれを嵌合可能な円筒状としてもよい。その場合、嵌合状態で抜け止めを行うストッパと、このストッパによる抜け止めを解除する手動スイッチ等を設けることになる。
Further, the fitting between the
加えて、上記モニタ40を車載パーソナルコンピュータ用のモニタ40として使用することも可能である。この場合、映像送信部はパーソナルコンピュータのCPUを含む本体で構成されることになる。また、この場合、前倒状態のアームレストの先端に上記別途取付部56を設けることで、乗員がモニタ40を見ながら操作部41を操作するパソコン操作に最適となる。
In addition, the
11 車両用サンバイザ
12 車室
16 基本取付部
20 支持部材
21 サンバイザ部
39 面
40 モニタ
56 別途取付部
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記サンバイザ部の一方の面にモニタを配設するとともに前記支持部材を前記基本取付部に対し着脱可能とし、該基本取付部から取り外された前記支持部材を車室内の前記基本取付部とは別の別途取付部に着脱可能に構成してなることを特徴とする車両用サンバイザ。
A vehicle sun visor having a sun visor portion whose angle is adjusted by swinging around a support member attached to a basic attachment portion provided at an upper portion and a front portion of a vehicle interior,
A monitor is disposed on one surface of the sun visor portion, the support member is detachable from the basic attachment portion, and the support member removed from the basic attachment portion is separate from the basic attachment portion in the vehicle interior. The vehicle sun visor is configured to be attachable to and detachable from the separate mounting portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003405695A JP2005162083A (en) | 2003-12-04 | 2003-12-04 | Sun visor for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003405695A JP2005162083A (en) | 2003-12-04 | 2003-12-04 | Sun visor for vehicle |
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JP2005162083A true JP2005162083A (en) | 2005-06-23 |
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JP (1) | JP2005162083A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010222878A (en) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd | Monitor panel device for construction machine |
-
2003
- 2003-12-04 JP JP2003405695A patent/JP2005162083A/en not_active Withdrawn
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