JP2005160885A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】
外観上の見栄えを崩すこと無く遠心分離室内の塵埃が容易に見渡せる窓部を設け勝手の良い電気掃除機を提供することを目的とする。
【解決手段】
遠心分離室113と塵埃通路901を1部品で構成すると共に、該部品を透明材料で形成する。遠心分離室113と塵埃通路901を兼ねている外壁902は2重壁で構成され、外観から遠心分離室113内部が容易に見渡せる窓部601を設けた。
【選択図】
図6
外観上の見栄えを崩すこと無く遠心分離室内の塵埃が容易に見渡せる窓部を設け勝手の良い電気掃除機を提供することを目的とする。
【解決手段】
遠心分離室113と塵埃通路901を1部品で構成すると共に、該部品を透明材料で形成する。遠心分離室113と塵埃通路901を兼ねている外壁902は2重壁で構成され、外観から遠心分離室113内部が容易に見渡せる窓部601を設けた。
【選択図】
図6
Description
本発明は、電気掃除機に関するものである。
従来、吸引した塵埃を吸気流の旋回流で遠心分離する掃除機の遠心分離室を図9に示す。遠心分離室113の部屋は筒形とし、遠心分離室113の外側に塵埃通路901を設け1部品で構成し前記部品は透明材料で形成していた。遠心分離室113と外壁902は接するように配置され、前面側は2重壁の一部が正接し(以下 当接部903と説明する)、内部が見渡せるように遠心分離室113が外側にくる構成になっており、遠心分離室113内で旋回する塵埃は外観から容易に見渡せるように構成されていた。
このような掃除機は、例えば特許文献1に開示されている。
図9に示す如く、遠心分離室113の部屋は筒形とし、遠心分離室113の外側に塵埃通路901を設け1部品で構成し前記部品は透明材料で形成していた。遠心分離室113と外壁802は接するように配置し、前面側は2重壁の一部が正接し、遠心分離室113が外側にくる構成になっており、遠心分離室113内で旋回する塵埃は外観から容易に見渡せるように構成されていた。そのため、外壁902と遠心分離室113の当接部903は当接していない面に対し、色相が異なり(濃くなり)、また左右非対称に見え外観上見栄えが良くなかった。
これらの問題を解決する手段として、遠心分離室113が容易に見渡せる遠心分離室の壁面に窓部を設けることより見栄えを向上することができる。
本発明の目的は、上記問題に基づいてなされたものであり、外観を損なうこと無く使い勝手を良くさせる電気掃除機を提供することにある。
本発明の目的は、上記問題に基づいてなされたものであり、外観を損なうこと無く使い勝手を良くさせる電気掃除機を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1の電気掃除機は、本体内部に電動送風機を内蔵し、吸引した塵埃を吸気流の旋回流で遠心分離する遠心分離室を上部に設け、塵埃集塵室を下部に設け、各々を着脱自在に設けた電気掃除機において、前記遠心分離室と前記塵埃通路は1部品で構成すると共に、該部品を透明材料で形成し、かつ前記遠心分離室と前記塵埃通路を兼ねている外壁は2重壁で構成され、外観から前記遠心分離室内部が容易に見渡せる窓部を設けたことを特徴とする。
請求項2の電気掃除機は、窓部を外壁と遠心分離室の当接部の形状に沿わせたことを特徴とする。
請求項3の電気掃除機は、窓部の設置角度を、遠心分離室の中心軸方向に対し10度以内に設けたことを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、遠心分離室と前記塵埃通路は1部品で構成すると共に、該部品を透明材料で形成し、かつ前記遠心分離室と前記塵埃通路を兼ねている外壁は2重壁で構成され、外観から前記遠心分離室内部が容易に見渡せる窓部を設けたので、外観上の見栄えを崩すこと無く遠心分離室が容易に見渡せる勝手の良い電気掃除機を提供することができる。
本発明の請求項2によれば、外観から遠心分離室内部が容易に見渡せる窓部は、外壁と遠心分離室の当接部の形状に沿わせたことにより、当接し色相が濃くなる部分が、前記、窓部の枠にあたり外観上の見栄えを向上させる。また、当接し色相が濃くなる部分が少なくなることで、透明部品で困難とされる色合わせが容易にできる。
本発明の請求項3によれば、外観から遠心分離室内部が容易に見渡せる窓部の設置角度を、遠心分離室の中心軸方向に対し10度以内に設けることで遠心分離室の略円柱形状を保ち遠心分離性能を低下させずに見栄えを向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図1と図2を用いて説明する。掃除機本体101の上方にはダストカップ102、下方には吸口103を備え、ダストカップ102は伸縮ホース104と接続されている。
ダストカップ102は塵埃の溜まり具合が分かるように透明材料にて形成されており、塵埃が溜まった時・吸込みが弱くなった時にはプッシュクランプ105を押しながら取り外し洗浄することができる。また掃除機本体には、塵埃が溜まった場合に動作し、電動送風機106の発熱を防止するためにバイパスバルブ(図示せず)を設けている。
掃除機本体には掃除の際に使用するハンドル107が接続されており、ハンドルストッパー108のロックを解除することで、図1の如く折りたためる様に回動部を設けてあり、収納スペースを小さくすることができる。またハンドル107の上部には掃除機の運転および停止を制御するスイッチ109を設けている。
また、掃除機本体の持ち運びに使用する本体ハンドル110は掃除機本体101と別体で設けており、掃除機本体101に収納できるように設けている。
図3は掃除機運転時の吸気と排気の流れを示している。電動送風機106からの吸気流は、吸口103から塵埃と共に吸込まれ、継ぎ手L111,継ぎ手U112を通り伸縮ホース104を介してダストカップ102に入る。遠心分離室113にて塵埃と空気に回転分離され塵埃通過口301を通り塵埃集塵室114に堆積される。一方、電動送風機106からの排気流は、吸口排気口115と本体排気口116に分岐される。本体排気口116に向う排気流の一部はコードリール室117に入り電源コード118を冷却する。また、吸口排気口115に向う排気流は継ぎ手U112、継ぎ手L111を通り、吸口排気口115から吸口内部に排出される。
図4は吸口中央断面図であり、前記継ぎ手L111は下ケース401、上ケース402にて挟まれて、回動可能となっている。下ケース401と上ケース402の間にはインナーケース403が設置されており、排気流路404を形成すると共に放電ブラシ405を挟み込んで固定している。406は塵埃の掻き揚げおよび掃除面の乾拭き等を行う回転ブラシであり、アルミニウム等の金属で形成した溝にやわらかい刷毛と硬い刷毛を交互に配置している。また、前記回転ブラシには回転接触により静電気を発生させるための静電ブラシ407が左右両端に設けられており、吸口接触面408に回転接触させることで、静電気を発生させる構造となっている。また静電ブラシ407は、静電気発生と同時に吸口接触面408と反対側に設置されている放電ブラシ405を叩くことで、マイナスイオンが気中放電される。吸口の左右両端に前記放電ブラシ405を設けることで、吸口103の開口部全体にマイナスイオンを散らすことができる。
また、吸口排気口115を放電ブラシ405近傍に構成することで、排気流を生かし被掃除面にまでマイナスイオンが届く構造となっている。
また、吸口排気口115を放電ブラシ405近傍に構成することで、排気流を生かし被掃除面にまでマイナスイオンが届く構造となっている。
図5はダストカップ102を掃除機本体101から取り外した状態を表している。ダストカップ102は大きく分けて上段部分の遠心分離室113と下段部分の塵埃集塵室114から構成しており遠心分離室113には掃除機本体101と着脱自在にプッシュクランプ105を設けている。また、遠心分離室113へ塵埃を含んだ空気が流入する塵埃吸入口501は遠心分離室113の下部に設けており、図3で説明したように塵埃通過口301が遠心分離室113の上端部に設けてあるので、旋回流は遠心分離室113内部で竜巻の如く下から上へ巻き上がり、塵埃集塵室114に堆積する。
図6、図7、図8に本発明の実施形態にかかるダストカップの遠心分離室外観図及び断面図を示す。遠心分離室113は外壁902に正接するように配置され、当接部903(遠心分離室113と外壁902が接する部分)は成形部品の厚みがあり外観から見ると色が濃く見える。また、遠心分離室113が容易に見渡せる窓部601の枠部602を当接部903の形状に沿わせており、当接し色相が濃くなる部分を目立たなくさせている。また、窓部601は、遠心分離室の中心軸701に対し10度以内に当接角度を決めている。前記、窓部601の当接角度は遠心分離性能を低下させないために、遠心分離室113の略円柱形状を保ち、見栄えを向上させている。
また、当接部903に対し、飾り枠801を設け、外観からの色が濃く見えてしまう当接部903及び、遠心分離室113が容易に見渡せる窓部601が明確に区別できる。また、上記構成により当接部903は左右対称に見え、外観の見栄えを向上させている。
このように掃除機本体101、ダストカップ102、吸口103を構成すると、遠心分離機構を有する集塵室の構成が簡単にでき、効果的に塵埃の遠心分離が可能で使い勝手に優れた電気掃除機を提供することができる。また、前述したように外観から遠心分離室内部が容易に見渡せる窓部を設け、前記窓部は外壁と遠心分離室の当接部の形状に沿わせたことにより、外観からの色が濃く見えてしまう当接部及び遠心分離室を容易に見渡せる窓部が明確に区別できる。また、前記窓部の設置角度を、遠心分離室の中心軸方向に対し10度以内に設けることで遠心分離室の略円柱形状を保ち遠心分離性能を低下させずに見栄えを向上させ使い勝手の良い縦形電気掃除機を提供することができる。
101…掃除機本体、103…吸口、113…遠心分離室、114…塵埃集塵室、501…塵埃吸入口、601…窓部、901…塵埃通路、902…外壁、903…当接部。
Claims (3)
- 本体内部に電動送風機を内蔵し、吸引した塵埃を吸気流の旋回流で遠心分離する遠心分離室を上部に設け、塵埃集塵室を下部に設け、各々を着脱自在に設けた電気掃除機において、
前記遠心分離室と前記塵埃通路は1部品で構成すると共に、該部品を透明材料で形成し、かつ前記遠心分離室と前記塵埃通路を兼ねている外壁は2重壁で構成され、外観から前記遠心分離室内部が容易に見渡せる窓部を設けたことを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1において、
前記窓部は、外壁と遠心分離室の当接部の形状に沿わせたことを特徴とする電気掃除機。 - 請求項1又は2において、
前記窓部の設置角度は、前記遠心分離室の中心軸方向に対し10度以内に設けたことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003406687A JP2005160885A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003406687A JP2005160885A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 電気掃除機 |
Publications (1)
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JP2005160885A true JP2005160885A (ja) | 2005-06-23 |
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ID=34728967
Family Applications (1)
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JP2003406687A Pending JP2005160885A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 電気掃除機 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108209721A (zh) * | 2018-01-09 | 2018-06-29 | 苏州市春菊电器有限公司 | 一种不挂尘的尘杯及其吸尘器 |
JP2020081496A (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | アイリスオーヤマ株式会社 | 電気掃除機 |
-
2003
- 2003-12-05 JP JP2003406687A patent/JP2005160885A/ja active Pending
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