JP2005159488A - 無線通信方法、および無線通信システム - Google Patents

無線通信方法、および無線通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005159488A
JP2005159488A JP2003391662A JP2003391662A JP2005159488A JP 2005159488 A JP2005159488 A JP 2005159488A JP 2003391662 A JP2003391662 A JP 2003391662A JP 2003391662 A JP2003391662 A JP 2003391662A JP 2005159488 A JP2005159488 A JP 2005159488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless
base station
radio
channel
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003391662A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Matsushita
敏 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Microelectronics Inc
Original Assignee
Kawasaki Microelectronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Microelectronics Inc filed Critical Kawasaki Microelectronics Inc
Priority to JP2003391662A priority Critical patent/JP2005159488A/ja
Publication of JP2005159488A publication Critical patent/JP2005159488A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 無線通信システムとしてのパフォーマンスの低下やシステムの破綻を防止することができる無線通信方法および無線通信システムを提供する。
【解決手段】 複数の無線基地局100それぞれが、自分が使用する無線チャネルの使用状況を示す情報を1以上の無線端末に通知するにあたり、無線基地局100を構成するMAC部154が、単位時間あたりに処理されるデータ量や、この無線チャネルに接続されている無線端末の数を検出し、これらデータ量や無線端末数を占有率情報としてビーコン追加情報格納部155内に格納しておき、ビーコンを発信すべき時刻になると、MAC部154は発信すべきビーコンフレームの中に占有率情報を埋め込んだ上で、そのビーコンを無線チャネル上へ発信し、無線端末では、接続すべき適切な無線基地局を選択して接続処理を行なう。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1以上の無線端末を複数存在する無線基地局の中から選択されたいずれかの無線基地局を介してネットワークに接続する無線通信方法、およびその無線通信方法を採用した無線通信システムに関する。
無線LAN(Local Area Network)の代表的な規格として、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers,Inc.)802.11が知られている。このIEEE802.11では、無線端末が接続すべき無線基地局を検索(スキャニングと称される)するための二通りの方式が規定されている。一つ目の方式は、アクティブスキャニング方式と呼ばれるものであり、無線端末が、利用可能な無線チャネルに対してプローブ要求と呼ばれるフレームを送信し、これに応答可能な無線基地局があった場合、その無線端末はその無線基地局にプローブ応答フレームを返送するといった方式である(例えば、特許文献1参照)。
二つ目の方式は、パッシブスキャニング方式と呼ばれるものであり、無線端末が、無線基地局から周期的に送信される、その無線基地局を識別するID情報や無線通信方式の情報等の基本情報を含むビーコンをモニタして無線基地局を探索する方式である(例えば、特許文献2参照)。いずれの方式を採用した場合であっても、無線端末は、無線基地局を探索した結果、適当な無線基地局が見つかると、その無線基地局に対して接続要求を行なう。
特開2002−34066号公報 特開2003−274454号公報
しかしながら、探索した結果、接続可能な無線基地局が複数見つかった場合、無線端末がどの無線基地局に接続すべきかの規定は、IEEE802.11ではなされていない。通常、最もシグナル強度(電波受信強度)の高い無線基地局を選択するのが一般的である。このため、無線端末が特定の無線基地局の近くに多数存在するような場合は、これら多数の無線端末がその特定の無線基地局を選択することとなり、従ってその無線基地局に負荷が集中することになる。その結果、無線通信システムとしてのパフォーマンスが低下するという問題がある。
また、一つの無線基地局に、通信方式や送受信するデータの種別が異なる端末が接続する場合にもいくつかの問題が発生する。IEEE802.11には、付随する規格としてIEEE802.11bとIEEE802.11gが規定されている。これら二つの規格における周波数帯域は同じであるものの、IEEE802.11bにおける最大通信速度は11Mbpsであり、一方、IEEE802.11gにおける最大通信速度は54Mbpsとかなり高速である。これら二つの規格に準拠する複数の無線端末は、一つの無線基地局を同時に共有することが可能であるものの、一度に使用できる無線チャネルは限られているため、通信速度の遅い無線端末の処理が終了するまで、通信速度が速い無線端末は何も処理することなく待たなければならないという状況が発生する。
また、例えば、通信速度が同じであっても特定の時間内に送受信処理を終了する必要があるビデオデータを送受信する無線端末と、時間的な制約がない通常のパケットデータを送受信する無線端末が混在する状況下においては、パケットデータが無線チャネルを長時間占有する場合があり、その場合ビデオデータが途切れてしまい、いわゆるシステムの破綻といった問題が発生する。
本発明は、上記事情に鑑み、無線通信システムとしてのパフォーマンスの低下やシステムの破綻を防止することができる無線通信方法、無線通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の無線通信方法は、1以上の無線端末を複数存在する無線基地局の中から選択されたいずれかの無線基地局を介してネットワークに接続する無線通信方法において、
上記複数の無線基地局それぞれが、自分が使用する無線チャネルの使用状況を示す情報を、その無線チャネル上に周期的に発信する信号を媒体として無線端末に通知し、
上記無線端末は、無線基地局から通知された前記情報を元に接続すべき無線基地局を選択することを特徴とする。
本発明の無線通信方法は、複数の無線基地局それぞれが、自分が使用する無線チャネルの使用状況を示す情報を1以上の無線端末に通知し、1以上の無線端末は、上記情報を元に接続すべき無線基地局を選択する方法であるため、1以上の無線端末は、接続すべき適切な無線基地局を選択することができる。従って、例えば、IEEE802.11bとIEEE802.11gとの二つの規格に準拠する複数の無線端末が一つの無線基地局を同時に共有して、通信速度の遅い無線端末の処理が終了するまで、通信速度が速い無線端末は何も処理することなく待たなければならないという状況がIEEE802.11bの端末とIEEE802.11gの端末を別々の無線基地局に接続させることにより解消されて、無線通信システムとしてのパフォーマンスの低下を防止することができる。また、例えばビデオデータを送受信する無線端末とパケットデータを送受信する無線端末とが混在する状況下において、パケットデータが無線チャネルを長時間占有してビデオデータが途切れてしまうといったシステムの破綻をそれぞれが接続する無線基地局を分けることによって防止することができる。
また、上記目的を達成する本発明の無線通信システムは、1以上の無線端末と、無線端末をネットワークに接続する複数の無線基地局とからなる無線通信システムにおいて、
上記複数の無線基地局それぞれは、特定の周波数に割り当てられた無線チャネルに対してデータを送信もしくは受信する手段と、上記無線チャネルの使用状況を示す情報を格納する手段と、上記情報を、上記無線チャネル上に周期的に発信する信号を媒体として上記無線端末に通知する手段とを備え、
上記無線端末は、上記無線基地局から通知された上記情報を元に接続すべき無線基地局を選択する手段を備えたことを特徴とする。
ここで、本発明の無線通信システムにおける上記情報は、上記無線チャネルの混雑具合を示すトラフィック情報、あるいは上記無線チャネル上で伝送されるべきデータ種別を示すデータ種別情報であることが好ましい。
本発明の無線通信システムは、複数の無線基地局それぞれが、特定の周波数に割り当てられた無線チャネルに対してデータを送信もしくは受信するにあたり、その無線チャネルの使用状況を示す情報を格納しておき、その格納された情報を、その無線チャネル上に周期的に発信する信号を媒体として1以上の無線端末に通知するものであるため、複数の無線基地局それぞれは、固有の情報である無線チャネルの混雑具合を示すトラフィック情報や無線チャネル上で伝送されるべきデータ種別を示すデータ種別情報を、1以上の無線端末に通知することができる。また、1以上の無線端末は、複数の無線基地局それぞれから通知された上記情報を元に接続すべき無線基地局を選択するものであるため、1以上の無線端末は、接続すべき適切な無線基地局を選択することができる。従って、例えば、IEEE802.11bとIEEE802.11gとの二つの規格に準拠する複数の無線端末が一つの無線基地局を同時に共有して、通信速度の遅い無線端末の処理が終了するまで、通信速度が速い無線端末は何も処理することなく待たなければならないという状況がそれぞれが別の無線基地局に接続することにより解消されて、無線通信システムとしてのパフォーマンスの低下を防止することができる。また、例えばビデオデータを送受信する無線端末とパケットデータを送受信する無線端末とが混在する状況下においても、それぞれが別の無線基地局に接続することによって、パケットデータが無線チャネルを長時間占有してビデオデータが途切れてしまうといったシステムの破綻を防止することができる。
本発明によれば、無線通信システムとしてのパフォーマンスの低下やシステムの破綻を防止することができる無線通信方法、および無線通信システムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態の無線通信システムにおける無線基地局のブロック図である。
本発明の一実施形態の無線通信システムは、1以上の無線端末と、無線端末をネットワークに接続する複数の無線基地局とからなる無線通信システムである。この無線通信システムには、本発明の無線通信方法の一実施形態が適用されている。
図1には、本実施形態の無線通信システムを構成する複数の無線基地局のうちの1つの無線基地局100のブロック図が示されている。
この無線基地局100には、CPU110と、ROM120と、SRAM130と、有線ネットワーク制御部140と、無線チャネル制御部150とが備えられている。これらCPU110,ROM120,SRAM130,有線ネットワーク制御部140,無線チャネル制御部150は、CPUバス160で互いに接続されている。また、有線ネットワーク制御部140は、イーサネット(登録商標)に代表される有線ネットワーク170にも接続されている。
CPU110は、CPUバス160を経由してROM120に格納されているプログラムデータを読み出して実行することにより、この無線基地局100全体を制御する。
ROM120には、この無線基地局100全体を制御するためのプログラムデータが格納されている。
SRAM130は、CPU110で実行されるプログラムに必要な作業用のデータや有線ネットワーク制御部140からのデータを格納するための作業領域を有する。
有線ネットワーク制御部140は、特定の周波数に割り当てられた無線チャネルに対してデータを送受信する手段であって、この有線ネットワーク制御部140には、有線ネットワーク170と接続されて物理層(Physical Layer)の制御を行なうPHY部141と、プロトコル制御を行なうMAC(Media Access Controller)部142が備えられている。
無線チャネル制御部150には、無線周波数の信号の送受信を行なうアンテナ151と、主としてアナログ信号の処理を行なうRF/IF(Radio Frequency/Intermediate Frequency)部152と、主としてデジタル信号の処理を行なうBBP(Base Band Processor)部153と、プロトコル制御を行なうMAC部154と、無線チャネルの使用状況を示す情報を格納するビーコン追加情報格納部155と、この無線チャネル制御部150がCPU110との通信を行なうためのレジスタ156とが備えられている。ここで、無線チャネル制御部150を構成するアンテナ151,RF/IF部152,BBP部153,MAC部154,レジスタ156が、本発明にいう、無線チャネルの使用状況を示す情報を、無線チャネル上に周期的に発信する信号(ビーコンと称する)を媒体として無線端末に通知する手段に相当する。尚、無線チャネルの使用状況を示す情報としては、無線チャネルの混雑具合を示すトラフィック情報や、無線チャネル上で伝送されるべきデータ種別を示すデータ種別情報等がある。
有線ネットワーク170からこの無線基地局100が使用する無線チャネルにデータが転送される場合は、有線ネットワーク170からのデータが有線ネットワーク制御部140を経由してSRAM130に格納される。SRAM130に格納されたデータは、CPU110で読み出されて無線チャネル制御部150を構成するレジスタ156を介してMAC部154へ転送され、さらにBBP部153→RF/IF部152→アンテナ151→無線チャネルの順に転送される。
一方、無線チャネルから有線ネットワーク170ヘデータが転送される場合は、アンテナ151によって受信されたデータがRF/IF部152に転送され、以後BBP部153→MAC部154→レジスタ156の順に転送される。レジスタ156に転送されたデータは、CPU110でSRAM130に格納された後、有線ネットワーク制御部140を経由して有線ネットワーク170ヘと転送される。
ここで、上記転送を行なう際、MAC部154は、単位時間あたりに処理されるデータ量や、この無線チャネルに接続されている無線端末の数を検出し、これらデータ量や無線端末数を占有率情報としてビーコン追加情報格納部155内に格納する。この占有率情報は、無線チャネルの使用状況や接続されている無線端末数が変化する度に随時更新される。その後、ビーコンを発信すべき時刻になると、MAC部154は発信すべきビーコンフレームの中に占有率情報を埋め込んだ上で、そのビーコンを無線チャネル上へ発信する。占有率情報は常に更新されているので、ビーコンフレームに埋め込まれる情報も常に最新の情報となる。
また、CPU110は、必要に応じてレジスタ156を介してビーコン追加情報格納部155の内容を書き替えることが可能である。ここでは、CPU110によってこの無線基地局100で扱うデータ種別を示すデータ種別情報を書き込むこととする。尚、データ種別を示すデータ種別情報としては、単位時間に転送処理が完了しなくてはならない「ビデオデータ」と、一般的なアプリケーションソフトウェアが扱う「パケットデータ」がある。このようなデータ種別情報についてもビーコンフレームに埋め込まれて、無線チャネル上へと発信される。
ここで、ビーコンヘの占有率情報およびデータ種別情報の埋め込み方法について説明する。例えばIEEE802.11においてはビーコンフレームはマネージメントフレームの一つとして規定されており、そのフレームボディには「2,313」バイトが確保される。ここで、規定されているビーコンが使用する長さは最大で「334」バイトである。そこで、残りの領域を上記の追加情報のための領域として使用すればよい。
図2は、本発明の一実施形態の無線通信システムにおける無線端末のブロック図である。
図2に示す無線端末200は、複数の無線基地局の中から選択されたいずれかの無線基地局を介して有線ネットワーク170に接続する無線端末である。詳細には、この無線端末200は、ビーコンに埋め込まれた占有率情報もしくはデータ種別情報を元に、接続すべき無線基地局を選択し、その選択された無線基地局を介して有線ネットワーク170に接続する無線端末である。
この無線端末200には、CPU210と、ROM220と、SRAM230と、無線チャネル制御部250とが備えられている。これらCPU210,ROM220,SRAM230,無線チャネル制御部250は、CPUバス260で互いに接続されている。
CPU210は、CPUバス260を経由してROM220に格納されているプログラムデータを読み出して実行することにより、この無線端末200全体を制御する。
ROM220には、この無線端末200全体を制御するためのプログラムデータが格納されている。
SRAM230は、CPU210で実行されるプログラムに必要な作業用のデータを格納するための作業領域を有する。
無線チャネル制御部250には、無線周波数の信号の送受信を行なうアンテナ251と、主としてアナログ信号の処理を行なうRF/IF部252と、主としてデジタル信号の処理を行なうBBP部253と、プロトコル制御を行なうMAC部254と、無線チャネル通信状態を示す情報を格納するビーコン追加情報格納部255と、この無線チャネル制御部250がCPU210との通信を行なうためのレジスタ256とが備えられている。ここで、無線チャネル制御部250を構成するアンテナ251,RF/IF部252,BBP部253,MAC部254,レジスタ256が、本発明にいう、通知を受けた情報を元に接続すべき無線基地局を選択する手段に相当する。尚、無線チャネルの使用状況を示す情報としては、前述したように、無線チャネルの混雑具合を示すトラフィック情報や、無線チャネル上で伝送されるべきデータ種別を示すデータ種別情報がある。
この無線端末200が無線基地局を選択する場合は、複数の無線基地局が発信したビーコンがアンテナ251によって受信され、以後RF/IF部252→BBP部253→MAC部254と伝送される。MAC部254は、ビーコンの中から無線チャネルの使用状況を示す情報であるビーコン追加情報を分離し、ビーコン追加情報格納部255に格納する。尚、ビーコン追加情報格納部255は、複数の無線基地局(例えば10台程度の無線基地局)からのビーコン追加情報を格納するのに十分な容量を有しており、これら複数の無線基地局から受信されたビーコン追加情報は、ビーコン追加情報格納部255に全て格納される。全てのビーコン追加情報の格納が終了すると、MAC部254はその中から最も通信余力のある無線基地局を検索し、その無線基地局に対して接続要求を行なうこととなる。
尚、CPU210は事前にレジスタ256を介して、MAC部254へどのデータ種別を示すデータ種別情報を扱うのかを通知しておくことも可能である。例えば、ヒデオデータを扱うのであれば、CPU210はMAC部254へその旨を通知し、MAC部254は、その情報をビーコン追加情報格納部255に格納しておく。このデータ種別情報は、その後、MAC部254がビーコン追加情報を収集し終わった後、無線基地局を選択する際の条件となる。
図3は、ビーコンに埋め込まれた占有率情報を元に無線端末が無線基地局を選択する様子を模式的に示した図である。
ここでは、3つの無線基地局301,302,303が設置されているものとする。尚、無線基地局301,302,303の電波到達範囲を円304,305,306で示す。
無線基地局301には、無線端末307,308,309が既に接続されている。また、無線基地局303には、無線端末310が既に接続されている。このような状況下において、新たに無線端末311が出現したとする。無線端末311は、無線基地局301,302,303の全てのビーコンを取得することができる場所におり、このため無線端末311では、全ての無線基地局301,302,303の占有率情報が比較される。その結果、この無線端末311では、信号強度が最も高い無線基地局は、この無線端末311の最も近くにある無線基地局301であると認識されるとともに、この無線基地局301には3つの無線端末307,308,309が既に接続されている旨も認識される。このため、無線端末311では、無線基地局301が使用する無線チャネルには相応の負荷がかかっている旨が認識される。それに対して無線基地局302には無線端末が1台も接続されていない旨も認識される。従って、無線端末311では、無線基地局302が使用する無線チャネルは未使用の状況であることが認識される。最終的には、無線端末311では、接続すべき無線基地局は無線基地局302であると認識され、この無線端末302との接続処理が行なわれることとなる。このようにすることにより、無線基地局301に過度の負荷をかけることが回避され、無線ネットワーク全体としてリソースを有効に活用できる状況が作り出されることとなる。
図4は、ビーコンに埋め込まれた占有率情報及びデータ種別情報を元に無線端末が無線基地局を選択する様子を模式的に示した図である。
ここでは、3つの無線基地局401,402,403が設置されているものとする。尚、無線基地局401,402,403の電波到達範囲を円404,405,406で示す。
また、無線基地局401は、ビデオデータを扱う無線基地局であるものとする。一方、残りの無線基地局402,403は、パケットデータを扱う無線基地局であるものとする。尚、無線基地局402には、パケットデータを扱う無線端末407,408が既に接続されており、この無線基地局402が使用する無線チャネルには相応の負荷がかかっている。
ここで、ビデオデータを扱う無線端末409が出現した場合、ビーコン中のデータ種別情報を元に、ビデオデータを扱う無線基地局を探索することとなる。無線端末409においては、信号強度が最も高い無線基地局は最も近い無線基地局403であるものの、データ種別が一致する無線基地局は、無線基地局401のみであるため、この無線基地局401との接続処理が行なわれることとなる。尚、この際、ビデオデータを扱う無線基地局がシステム破綻を起こさない程度の十分な帯域が確保されるか否かは、占有率情報を元に判定することが可能である。さらに、パケットデータを扱う無線端末410が出現した場合、その無線端末410に対して信号強度が最も高い無線基地局は無線基地局402であるが、データ種別が一致し、さらに無線チャネルに負荷がかかっていない無線基地局という条件で探索すると、無線基地局403が該当することになる。従って、無線端末410は無線基地局403と接続されることとなる。このような処理を行なうことにより、ビデオデータを扱うネットワークにおいてはシステムの破綻を回避することができ、またパケットデータを扱うネットワークにおいては、特定の無線基地局に負荷が集中する状況を回避することができることとなる。
本発明の一実施形態の無線通信システムにおける無線基地局のブロック図である。 本発明の一実施形態の無線通信システムにおける無線端末のブロック図である。 ビーコンに埋め込まれた占有率情報を元に無線端末が無線基地局を選択する様子を模式的に示した図である。 ビーコンに埋め込まれた占有率情報及びデータ種別情報を元に無線端末が無線基地局を選択する様子を模式的に示した図である。
符号の説明
100,301,302,303,401,402,403 無線基地局
110,210 CPU
120,220 ROM
130,230 SRAM
140 有線ネットワーク制御部
141 PHY部
142,154,254 MAC部
150,250 無線チャネル制御部
151,251 アンテナ
152,252 RF/IF部
153,253 BBP部
155,255 ビーコン追加情報格納部
156,256 レジスタ
160,260 CPUバス
170 有線ネットワーク
200,307,308,309,310,311,407,408,409,410 無線端末
304,305,306,404,405,406 無線基地局の電波到達範囲

Claims (3)

  1. 1以上の無線端末を複数存在する無線基地局の中から選択されたいずれかの無線基地局を介してネットワークに接続する無線通信方法において、
    前記複数の無線基地局それぞれが、自分が使用する無線チャネルの使用状況を示す情報を、該無線チャネル上に周期的に発信する信号を媒体として無線端末に通知し、
    前記無線端末は、無線基地局から通知された前記情報を元に接続すべき無線基地局を選択することを特徴とする無線通信方法。
  2. 1以上の無線端末と、無線端末をネットワークに接続する複数の無線基地局とからなる無線通信システムにおいて、
    前記複数の無線基地局それぞれは、特定の周波数に割り当てられた無線チャネルに対してデータを送信もしくは受信する手段と、前記無線チャネルの使用状況を示す情報を格納する手段と、前記情報を、前記無線チャネル上に周期的に発信する信号を媒体として前記無線端末に通知する手段とを備え、
    前記無線端末は、前記無線基地局から通知された前記情報を元に接続すべき無線基地局を選択する手段を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  3. 前記情報は、前記無線チャネルの混雑具合を示すトラフィック情報、あるいは前記無線チャネル上で伝送されるべきデータ種別を示すデータ種別情報であることを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
JP2003391662A 2003-11-21 2003-11-21 無線通信方法、および無線通信システム Withdrawn JP2005159488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003391662A JP2005159488A (ja) 2003-11-21 2003-11-21 無線通信方法、および無線通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003391662A JP2005159488A (ja) 2003-11-21 2003-11-21 無線通信方法、および無線通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005159488A true JP2005159488A (ja) 2005-06-16

Family

ID=34718608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003391662A Withdrawn JP2005159488A (ja) 2003-11-21 2003-11-21 無線通信方法、および無線通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005159488A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007074679A1 (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Nec Corporation 通信制御方法、通信監視方法、通信システム、アクセスポイント、およびプログラム
JP2008061227A (ja) * 2006-08-02 2008-03-13 Advanced Telecommunication Research Institute International 無線装置、それを備えた無線通信ネットワークおよび無線装置におけるチャネル検出方法
JP2015201702A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 西日本電信電話株式会社 無線アクセスポイント制御装置、無線通信システム、及び無線アクセスポイント選択方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007074679A1 (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Nec Corporation 通信制御方法、通信監視方法、通信システム、アクセスポイント、およびプログラム
JP2008061227A (ja) * 2006-08-02 2008-03-13 Advanced Telecommunication Research Institute International 無線装置、それを備えた無線通信ネットワークおよび無線装置におけるチャネル検出方法
JP2015201702A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 西日本電信電話株式会社 無線アクセスポイント制御装置、無線通信システム、及び無線アクセスポイント選択方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10278105B2 (en) Seamless mobility in wireless networks
EP3749040B1 (en) Systems and methods for constrained multi-link operation in a wireless network
US8787309B1 (en) Seamless mobility in wireless networks
US8457553B2 (en) Removal of ambiguities in forming new piconet controller (PNC) when the current PNC controller is suddenly unavailable
US9674716B2 (en) Wireless communication device, wireless communication system, wireless communication method, and program
US7664130B2 (en) Wireless communication system, wireless communication apparatus, wireless communication method and computer program
JP4754624B2 (ja) マルチバンド移動端末に関連付けるためにマルチバンドアクセスポイントを選択する方法および装置
EP2484173B1 (en) Wlan peer-to-peer group owner negotiation
JP3774464B2 (ja) 無線通信システムとその基地局装置
CN113259046A (zh) 发送组寻址帧的方法
KR20030077432A (ko) 무선 근거리 통신망내의 접근점에서 적어도 하나의드레시호울드의 동적설정방법 및 접근점
KR20070048172A (ko) 무선 랜에서 부하의 균형을 잡기 위한 시스템 및 방법
US7773570B2 (en) Method and system for transmitting/receiving signal in wireless local network mesh communication system
JP4747646B2 (ja) 無線通信システム,無線通信装置,無線通信方法,およびコンピュータプログラム。
JP4345512B2 (ja) 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
CN113133092B (zh) 一种节能控制方法及相关设备
WO2021204385A1 (en) Channel sensing in multi-link capable wireless device
JP2005006285A (ja) 通信システム及び通信方法、並びに通信装置及び通信制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2005159488A (ja) 無線通信方法、および無線通信システム
JP2006303735A (ja) 無線通信装置,無線通信システムおよび無線通信方法
US20040203818A1 (en) Wireless LAN (local area network) connection approach based on bandwidth
WO2021240746A1 (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
JP5000228B2 (ja) 無線通信装置
CN112335333A (zh) 在检测到雷达信号的情况下管理通信信道的方法
JP2018098655A (ja) 基地局システム、通信端末、無線通信システム、基地局システムの制御方法、通信端末の制御方法、及び、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070206