JP2005149754A - 什器用の有蓋コンセント - Google Patents

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Abstract

【課題】 机等の什器の上面又は側面に設けられて電源用コンセント及び情報通信用コンセントの一方又は双方を有し、OA機器等に電力及び情報通信信号の一方又は双方を供給することを可能にし、さらに不使用時には閉鎖されて塵埃等の付着を防止するコンパクトな有蓋コンセントを提供する。
【解決手段】 本発明に係る有蓋コンセント10は、単体コンセント42及び44を配置可能な開口部42及び44を備えた基板12と、基板12に枢着される蓋24a及び24bとを有する。蓋24a及び24bは、開蓋位置及び閉蓋位置のいずれにおいても基板12と略同一面を形成するので、机上の他の機器及び作業の障害とならない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オフィス用その他用途の家具類を含む什器に設けられ、電源用及び情報通信用のコンセントの少なくとも一方を備えた有蓋コンセントに関する。
従来、什器(特にテーブル又は机)の天板等の上で用いられる電気・電子機器類への電力供給は、建物の床面又は壁面に設けられた電気コンセントから配線タップ等を介してなされる。しかしオフィスのように事務用机等が多数配列された場所では、上述の配線タップ等を用いる方法では、多数の配線が錯綜して混乱を来たすという不都合がある。特に、近年のIT技術の普及に伴い、オフィス等では多数の机の上に少なくとも1台のパーソナルコンピュータ及びその周辺機器類が設置され、これらのOA機器類の多くには電源用さらには情報通信用の配線が接続される。このため、例えば電話回線を利用した通信においては、壁面の電話回線端子から通信線を各OA機器に配線することになり、電源用の配線と通信線とが錯綜する場合が多い。
このような配線の錯綜を解消すべく、各々の机の天板又は側板に中継コンセントを設け、床面等からこの中継コンセントへ他の線と錯綜させずに電源用及び通信用の配線を行う方法が一般的である。この方法によれば、机上の各OA機器をその中継コンセントに接続させるだけで電力供給及び通信の双方が可能になる。
一方、特許文献1には、机の天板又は側板の配線口を不使用時は閉鎖できるように構成されている配線コード用キャップが開示されている。これは、一般家庭用よりもむしろオフィス用又は教育施設用の机またはテーブルにコードを配線する場合に、コンセントの口部への塵埃の付着を防止し、さらに不使用時には天板等の開口部を閉鎖してその天板等の平坦性を維持する機能を有する。
実開平5−23734号公報
しかしながら、特許文献1に記載のキャップは電源用及び通信用のコンセント自体の組み込みを意図したものではなく、主に机下から机上への電源用配線の通過を可能にする開口部を使用時は開口し、不使用時は閉鎖することが可能な構造を有するものである。また全体的な形状及び構造がやや大型であり、これらを机上に複数配置することは机上に複数の開口部を設けることになり好ましくない。
そこで本発明は、机等の什器の天板又は側板等に設けられて電源用及び情報通信用コンセントの少なくとも一方を有し、電子機器等に電力供給及び情報通信の一方又は双方を行うことを可能にし、さらに不使用時には閉鎖されて塵埃等の付着を防止するコンパクトな有蓋コンセントを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電源用及び情報通信用のコンセントの少なくとも一方を備えた、什器に設けられる有蓋コンセントであって、電源用及び情報通信用のコンセントの少なくとも一方を使用するための開口部を有する基板と、該基板の端部に枢着されて前記開口部を開閉可能な蓋とを有し、該蓋は、前記開口部を閉鎖する位置において前記基板に重畳して該基板と略同一の平坦面を形成することを特徴とする、有蓋コンセントを提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の有蓋コンセントにおいて、前記有蓋コンセントは前記蓋を2つ有し、前記基板は略矩形形状であるとともに前記開口部を2つ有し、前記2つの蓋は該基板の短辺を含む2つの端部に各々枢着されて観音開き式に前記2つの開口部を開閉可能であり、前記開口部を開口する開蓋位置においても前記基板と略同一の平坦面を形成する、有蓋コンセントを提供する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の有蓋コンセントにおいて、前記基板及び前記蓋が成型加工品として成形され、前記2つの蓋は、前記2つの蓋及び前記基板の一方に設けられたピンと前記2つの蓋及び前記基板の他方に設けられた該ピンに係合する孔とによって前記基板に枢着される、有蓋コンセントを提供する。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の有蓋コンセントにおいて、前記有蓋コンセントは前記蓋を2つ有し、前記基板は略矩形形状であるとともに前記開口部を2つ有し、前記2つの蓋は該基板の長辺を有する1つの端部に枢着されて前記2つの開口部を開閉可能である、有蓋コンセントを提供する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の有蓋コンセントにおいて、前記基板及び前記蓋が成型加工品として成形され、前記2つの蓋は、前記基板の前記1つの端部に設けられた軸と該軸を囲繞するように前記2つの蓋に設けられた軸受部とによって前記基板に枢着される、有蓋コンセントを提供する。
請求項6に記載の発明は、請求項3又は5に記載の有蓋コンセントにおいて、前記成型加工品が合成樹脂材料及びアルミニウム材料のいずれかである、有蓋コンセントを提供する。
各請求項に記載の発明の有蓋コンセントでは、所要に応じて電源用コンセント及び情報通信用コンセントの一方又は双方が什器の天板上等に提供され、天板上の電子機器類等への電力及び情報通信信号の一方又は双方の供給が可能になり、かつ不使用時には塵埃の付着が防止されるとともに天板上での作業の障害とならない。
またパーソナルコンピュータのような電源供給と情報通信信号の双方の供給を必要とする機器類に対しては、電源用コンセント及び情報通信用コンセントを1つずつ有する全体として1つの有蓋コンセントの提供が可能であり、このような有蓋コンセントによれば什器の天板上等での配線の散乱が防止されて整理整頓を図れるとともに天板を有効に利用することができる。さらに1つの天板上に複数の有蓋コンセントを設けても美観が維持される。
特に、請求項2のようにすれば、観音開き式に開閉可能であって、開蓋位置及び閉蓋位置のいずれにおいても天板と略同一面を形成して什器の天板上等の作業の障害とならない。
特に、請求項3のようにすれば、観音開き式有蓋コンセントの構成要素を成型加工によって少ない個数にすることができ、かつ軽量化及び量産化が可能である。その結果、全体としてのコストダウンが可能になる。
特に、請求項4のようにすれば、開蓋位置において蓋を什器の天板上に延在させるか、或いは机等が建物内の壁面近くに配置されているときは、蓋を壁面にもたれさせた状態に保持することができ、いずれの場合でも机上での作業において蓋が障害とはならない。
特に、請求項5のようにすれば、有蓋コンセントの構成要素を成型加工によって少ない個数にすることができ、かつ軽量化及び量産化が可能である。その結果、全体としてのコストダウンが可能になる。
特に、請求項6のようにすれば、構成要素が合成樹脂材料又はアルミニウム材料の成型加工又は板金加工によって低コストに生産することが可能である。
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態である什器用有蓋コンセントが什器(図示例では机)の天板に装着された状態の側面図及び上面図である。図示されるように、什器用の有蓋コンセント10は1つの基板12を有する。基板12は、略矩形形状を有し、什器例えば机の天板30に形成されたコンセント孔32の上部であって、天板30と実質的同一高さ又は僅かに低い位置に取付けられ、有蓋コンセント10の取付枠を形成する。また基板12は、全体的には板状部材として、成形型による合成樹脂材料の成形によって作製され、略中央部には2つの開口部14及び16が予め形成されていることがコスト面等から最も有利である。これらの開口部14及び16には2つの単体コンセント42及び44(図示例ではコンセント42が電源用、コンセント44が情報通信用)がそれぞれ接着又は取付ねじを用いた固定等の適当な方法で取付けられる。基板12に設けられる開口部が2つであることにより、1つの電子機器類に対して電力及び情報通信信号の双方が供給可能であるが、構造的にはさらに開口部の個数を増やすことも可能である。ただし、基板12又は後述する観音開き蓋等を合成樹脂材料からなる成型部材として形成する場合には、強度面から開口部の数をあまり多数にしない方が好ましい。なお強度面からの所望に応じて、アルミニウム材料(すなわちアルミニウム又はその合金)等の軽量かつ可鋳材料を用いた金属金型による成形又は板金成形も可能であることは明らかである。
図2に示されるように、略矩形の基板12はその両端部に蓋取付部18a及び18bを有する。蓋取付部18a及び18bの各々は、好ましくはラグビーボール又は楕円状に形成され、基板12の各側面付近にそれぞれ位置する2つの突端19a及び19bをそれぞれ有する。突端19a及び19bは、2つの蓋24a及び24bをそれぞれ枢着する蝶番部を形成する。より詳細には、突端19a及び19bの各々には突出ピン20が形成され、一方、蓋24a及び24bの各々は上記楕円形状に適合する相補的形状を備えた端部25a及び25bを有し、端部25a及び25bの各側部には突出ピン20a及び20bがそれぞれ係合可能な嵌合孔(図示せず)が設けられる。逆に蓋24a及び24bの端部25a及び25bが突出ピンを有し、蓋取付部18a及び18bの突端19a及び19bが嵌合孔を有することも勿論可能である。このようにして、蓋24a及び24bの開閉用の蝶番が提供される。なお2つの蓋24a及び24bは、基板12と同様に好ましくは合成樹脂材料の成型法によって成形されることが有利である。
基板12の両端部の蓋取付部18a及び18bにおける蝶番部に枢着された2つの蓋24a及び24bは、図1に矢印で示すように、2つの開口部14及び16を上方から閉鎖する閉蓋位置と、開口部14及び16を外部に露出させて机の天板30上に延在する開蓋位置との間を観音開き式に移動可能である。2つの蓋24a及び24bは、開蓋位置においては天板30上に延在して基盤12と略同一面になり、かつ閉蓋位置においても基板12に重畳して略同一面となるように、薄い平板状の部材から形成されることが好ましい。このように、2つの蓋24a及び24bは開蓋位置及び閉蓋位置のいずれにおいても机の天板30から大きく突出しないように構成されているので、机上の機器類と接触して損傷を受ける可能性は極めて低い。また閉蓋位置においては開口部14及び16に収容される単体コンセント42及び44が外部から遮断されるので、各コンセント42及び44の差込口に塵埃等が入り込むことが防止される。
図3(a)及び(b)は、閉蓋位置にある有蓋コンセント10を示す図であり、単体コンセント42及び44が装着されていない状態又は不使用状態を示している。この状態では有蓋コンセント10は、全体として極めて薄型の構造を有することから、机の天板30上に設けられた場合であっても天板30から大きくは突出せず、故に天板30と略同一面を形成し、天板30上の機器類の障害とはならない。
上述の基板12と2つの蓋24a及び24bとからなる有蓋コンセント10に装着されるコンセントとしては、例えば電源用コンセント42又は情報通信用コンセント44が可能である。具体的には、図2及び図4(a)〜(c)に示されるように、電源用コンセント42及び情報通信用コンセント44を1つずつ有する場合(図2)、図2において両コンセントの位置を逆にした場合(図4(a))、情報通信用コンセント44を2つ有する場合(図4(b))及び電源用コンセント42を2つ有する場合(図4(c))が挙げられる。使用者はこれらを用途に応じて選択できる。
電源用コンセントは、所要の電圧、電流容量等の規格に応じて市販のコンセント部品から適宜選択可能である。このようなコンセントは、図1及び図2に示されるように、机の天板30の下方で開口部14内に配設され、コンセントの好ましくは下方に外部からの配線が接続される。また情報通信用コンセントも市販入手可能であり、例えば松下電工社の情報モジュラジャック(型番NR31309)等が使用可能である。通信用コンセントは、有蓋コンセント10取付時に外部情報配線と常時接続される接続端側においても結線作業を必要としない中継式コンセントが好ましく、電源用コンセントと同様に机の天板30の下方で開口部16内に配設される。
図5は、オフィス又は教室内等における机の上に有蓋コンセント10を複数配設して、複数の電気・電子機器類Pとともに使用する状態を示す図である。この場合、電子機器類Pからの配線は机の下方から延びる構成となるが、床面に適当に敷設された外部供給線に接続されることで、配線の錯綜を防止することができ、かつ机上での配線の散乱等もないことからオフィス又は教室内の美観が保たれる。
次に有蓋コンセント10を机の天板30上に直接配設することが望ましくない場合における、有蓋コンセント10の取付方法を図6に示す。図6に示される有蓋コンセント10は、什器例えば机の天板30の縁部分34に取付具50を用いて取付けられる。取付具50は、縁部分34に係合可能な凹部52を備えた取付台座54と、ボルト等の締付ねじ58が螺合可能な雌ねじ部56とを有する。取付具50は、締付ねじ58を雌ねじ部56に対してねじにより移動させることによって天板30の縁部分34に固定される。取付台座54の上部には本発明に係る有蓋コンセント10を配設することができ、それにより天板30の面より高い位置に有蓋コンセントを配置することが可能になる。好ましくは、取付台座54は内部に単体コンセント42及び44を収容できるだけの容積を有し、取付台座54の側部には外部配線とコンセント42及び44との結線を可能にするための配線孔が設けられる。
図7は、本発明の第2の実施形態の什器用有蓋コンセント110を示す。有蓋コンセント110が第1の実施形態の有蓋コンセント10と異なる主たる点は、蓋が観音開き式でないことである。すなわち、什器用有蓋コンセント110は少なくとも1つ(図示例では2つ)の基板112を有し、基板112は、略矩形形状を有し、什器例えば机の天板(図示せず)形成されたコンセント孔(図示せず)の上部であって、天板と同一高さ又は僅かに低い位置に取付けられ、有蓋コンセント110の取付枠を形成する。また基板112は、全体的には板状部材として、最も好ましくは成形型による合成樹脂材料の成形により作製され、略中央部には2つの開口部114及び116が予め形成されている。これらの開口部114及び116には電源用コンセント142及び情報通信用144がそれぞれ接着又は取付ねじを用いた固定等の適当な方法で取付けられる。また有蓋コンセント110は、上述の有蓋コンセント10と同様に、電源用コンセント142及び情報通信用144の位置が逆であってもよいし、電源用コンセント142を2つ有してもよいし、通信用コンセント144を2つ有してもよい。
図7に示されるように、有蓋コンセント110は略矩形の基板112の長辺を含む端部113上であって開口部114及び116の近傍に、それぞれ独立して開閉可能な蓋124a及び124bを有する。すなわち蓋124a及び124bは、単体コンセント142及び144が取付けられた開口部114及び116をそれぞれ独立に開閉できるように、基板112の端部113上にそれぞれ配置された枢軸126a及び126bの回りにそれぞれ枢着される。さらに蓋124a及び124bは、枢軸126a及び126bをそれぞれ囲繞する軸受部128a及び128bをそれぞれ有する。
次に基板112の端部113上に配置された枢軸126a及び126b並びにそれらを囲繞する蓋124a及び124bの軸受部128a及び128bの構造について詳細に説明する。
図8(a)に示される構成の場合、枢軸126a及び126b(126bは図示せず)の断面は円形形状を有し、軸受部128a及び128b(128bは図示せず)は枢軸126a及び126bの円形断面をそれぞれ囲繞する相補的な円形断面を有する。このような構成によれば、図9(a)及び(b)に示されるように、蓋124a及び124bは開口部114及び116を完全に閉鎖する閉蓋位置(図9(a))と、枢軸126a及び126bを中心に180°以上の角度まで移動した開蓋位置(図9(b))との間をそれぞれ移動可能である。
また図8(b)に示される構成の場合、枢軸126a及び126b(126bは図示せず)は、円筒の一部をその円筒軸に平行な平面によって切除して形成された切除面127a及び127b(127bは図示せず)をそれぞれ備えた形状を有する。すなわち枢軸126a及び126bの断面は「D」字形状を有し、軸受部128a及び128b(128bは図示せず)は枢軸126a及び126bのD字断面形状をそれぞれ囲繞する好ましくは相補的な断面形状を有する。すなわち、軸受部128a及び128bは、枢軸126a及び126bのD字断面に対応するために、端部にある長さの平面部129a及び129b(129bは図示せず)を夫々有する。このような構成によれば、蓋124a及び124bは開口部114及び116を完全に閉鎖する閉蓋位置(図9(a))と、枢軸126a及び126bの切除面127a及び127bと軸受部128a及び128bの平面部129a及び129bとが対向する開蓋位置(図8(b))との間をそれぞれ移動可能である。この場合、蓋124a及び124bの開蓋位置すなわち可動範囲は、切除面127a及び127bを設ける位置によって任意に定めることができ、かつ常に一定にすることができる。
蓋124a及び124bが図8(a)に示す構成を有する場合は、蓋124a及び124bを閉蓋位置及び開蓋位置の双方において机等の什器の天板上に延在又は仰臥させることができる。このことは、蓋124a及び124bが机上での種々の作業の支障にならないという利点を有する。また、机等が建物内の壁面近くに配置されているときは、机の天板上における建物の壁面近くの部位に有蓋コンセント110を取付ければ、開蓋位置において蓋124a及び124bを壁面にもたれさせた状態に保持することができる。この場合も机上での作業に実質的影響はない。
一方、蓋124a及び124bが図8(b)に示す構成の場合も開蓋位置及び閉蓋位置の双方において机等の什器の天板上に延在又は仰臥させることができるが、それに加えて、有蓋コンセント110を机等の什器の側板又は側面領域に配設するときに特に有効である。すなわち、図9(a)及び(b)に示された軸受構造を利用すれば、蓋124a及び124bを例えば什器側面領域の表面に延在する位置まで移動させてその位置に保持することができるので、蓋124a及び124bが不意に動いて付近の人や物の障害になることがない。
蓋124a及び124bが、閉蓋位置においては基板112の開口部114及び116を完全に閉鎖して塵埃の進入を防止できることは明らかである。また有蓋コンセント110は、その構成要素である基板、蓋及び軸受部等を含めて、合成樹脂材料及びアルミニウム材料の一方又は双方を用いて成型加工及び板金加工の一方又は双方により有利に製造可能である。
本発明の第1の実施形態の有蓋コンセントの概略側面図である。 図1の有蓋コンセントの概略平面図である。 (a)図2において蓋が閉じた状態の図であり、(b)(a)の概略側面図である。 (a)電源用コンセント及び通信用コンセントを1つずつ有する有蓋コンセントの平面図であり、(b)通信用コンセントを2つ有する有蓋コンセントの平面図であり、(c)電源用コンセントを2つ有する有蓋コンセントの平面図である。 机上に複数の有蓋コンセントを配設した実施例の概略斜視図である。 (a)什器の天板からさらに上方に配置された有蓋コンセント及びそのための取付具を示す正面図であり、(b)(a)の側面図である。 本発明の第2の実施形態の有蓋コンセントの概略斜視図である。 (a)図7の8−8線における断面図であり、(b)(a)の変形例である。 (a)図7の有蓋コンセントにおいて蓋が閉蓋位置にあるときの斜視図であり、(b)蓋が180°の開蓋位置にあるときの斜視図である。
符号の説明
10、110…有蓋コンセント
12、112…基板
14、16、114、116…開口部
18a、18b、118a、118b…蓋
24a、24b、124a、124b…蓋
42、142…電源用コンセント
44、144…情報通信用コンセント
50…取付具
54…取付台座

Claims (6)

  1. 電源用及び情報通信用のコンセントの少なくとも一方を備えた、什器に設けられる有蓋コンセントであって、
    電源用及び情報通信用のコンセントの少なくとも一方を使用するための開口部を有する基板と、該基板の端部に枢着されて前記開口部を開閉可能な蓋とを有し、該蓋は、前記開口部を閉鎖する位置において前記基板に重畳して該基板と略同一の平坦面を形成することを特徴とする、有蓋コンセント。
  2. 前記有蓋コンセントは前記蓋を2つ有し、前記基板は略矩形形状であるとともに前記開口部を2つ有し、前記2つの蓋は該基板の短辺を含む2つの端部に各々枢着されて観音開き式に前記2つの開口部を開閉可能であり、前記開口部を開口する開蓋位置においても前記基板と略同一の平坦面を形成する、請求項1に記載の有蓋コンセント。
  3. 前記基板及び前記蓋が成型加工品として成形され、前記2つの蓋は、前記2つの蓋及び前記基板の一方に設けられたピンと前記2つの蓋及び前記基板の他方に設けられた該ピンに係合する孔とによって前記基板に枢着される、請求項2に記載の有蓋コンセント。
  4. 前記有蓋コンセントは前記蓋を2つ有し、前記基板は略矩形形状であるとともに前記開口部を2つ有し、前記2つの蓋は該基板の長辺を有する1つの端部に枢着されて前記2つの開口部を開閉可能である、請求項1に記載の有蓋コンセント。
  5. 前記基板及び前記蓋が成型加工品として成形され、前記2つの蓋は、前記基板の前記1つの端部に設けられた軸と該軸を囲繞するように前記2つの蓋に設けられた軸受部とによって前記基板に枢着される、請求項4に記載の有蓋コンセント。
  6. 前記成型加工品が合成樹脂材料及びアルミニウム材料のいずれかである、請求項3又は5に記載の有蓋コンセント。
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EP3819996A1 (en) * 2019-11-07 2021-05-12 eMoMo Technology Co., Ltd. Mobile device support base including power interfaces

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