JP2005143401A - 小動物用トイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】小動物用のトイレにおいて、砂保持部材の貫通孔の目詰まりを防止すること、又、清掃作業が極めて容易に行えること、ひいては小動物の糞尿による悪臭の発生を低減可能とすることを目的とする。又、清掃作業の回数を減らすことができる、使用者が使用しやすい小動物用のトイレを提供すること。
【解決手段】外側容器2に、底面31の下面311方向への拡開部321を備えた複数の貫通孔32,32…を穿設している砂保持部材3と、砂保持部材3の底面31の下面311上を摺動する毛423が植毛された回動可能なベルト42を有する摺動部材49を備える清掃手段4及び引出5を収納し、スコップ収納部材6を着脱自在に設置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は猫や犬等の小動物用トイレに関し、特に外側容器内に底面に複数の貫通孔を有する砂保持部材を設置し、砂保持部材にいわゆるトイレ砂を収納して用いる小動物用トイレであって、その清掃が容易で、小動物の糞尿による悪臭の発生を低減可能な小動物用トイレに関する。
近年では猫や犬等の小動物をペットとして室内で飼うことが多くなっており、小動物の糞尿の処理のために小動物用のトイレが用いられている。従来から小動物用のトイレにはトレー状のものやいわゆるトイレ砂を収納する凹部を有する上部開口の箱状単体のもの等が用いられている。トレー状のトイレはトレー上に水分を吸収する吸収シートを敷き、小動物は吸収シート上で用をたすものであり、犬等には便利であるが、ものを引っ掻いたり、排泄物に砂をかける習性のある猫等には不向きであり、猫用には主にトイレ砂を収納した上部開口の箱状単体のトイレが用いられている。
このような箱状のトイレに用いるトイレ砂は、おから、紙、木材、ベンナイト、ゼオライト、ポリプロピレン等の合成樹脂等を主な材料として用い円柱状、球状等に造粒したもの等があり、その作用としては吸水性のもの、撥水性のものがあり、吸水性のものは尿の吸収により崩壊するもの、他の砂粒と結合し塊を形成するもの等がある。又、このようなトイレ砂にシリカゲル等の脱臭効果のある粒状体を混合して用いることも行われている(以下このような粒状体を含めて単にトイレ砂という。)。いずれにしても、トイレ砂は尿の吸収、小動物の体重による圧力或いは砂同士の摩擦等により破砕され又は小さくなる。
このようなトイレ砂を用いた場合、箱状単体のトイレは底部に尿やトイレ砂の破片等がたまり、雑菌が繁殖し、悪臭が発生しやすく、又、清掃も総ての砂を除去して行う必要があるので、容易ではないという欠点があった。
そこで、上部開口の箱状の外側容器と砂保持部材として用いられる上部開口の箱状の内側容器からなる二重構造であって、外側容器の底面と内側容器の底面間に空間を設け、内側容器にはトイレ砂の粒径より小さい貫通孔を多数設け、内側容器の凹部にトイレ砂を収納し、トイレ砂の破片、尿等が内側容器の底面を通過し外側容器の底面上に溜まる構造としたトイレが用いられている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
しかし、このような二重構造のトイレは、トイレ砂の破砕等により、砂保持部材としての内側容器の貫通孔にトイレ砂の破片等が目詰まりし、貫通孔に詰まった尿を吸収したトイレ砂の破片自体、該破片による尿の落下及び尿を吸収したトイレ砂の破片落下の妨げによる悪臭の発生という問題点があった。又、内側容器の貫通孔の目詰まりの解消や外側容器の底部に溜まったトイレ砂の破片や尿の除去のための清掃には内側容器からの砂の除去、外側容器と内側容器の分解をする必要があり、その作業は困難且つ煩雑である等の問題点があった。
更に、従来のトイレは付属品のスコップを収納する手段が全く設けられていないか、設けられていても、内側或いは外側の容器に固定されているため、トレイ1の設置場所、設置方法によっては使用できず、或いは使用しにくいという問題点があった。
実開平6−64453号公報 特開平10−33081号公報
そこで、本発明は雑菌や悪臭を発生させる砂保持部材の貫通孔の目詰まりを防止する小動物用のトイレを提供すること、又、清掃作業が極めて容易に行える小動物用のトイレを提供すること、ひいては小動物の糞尿による悪臭の発生を低減可能な小動物用のトイレを提供することを目的とする。又、清掃作業の回数を減らすことができる小動物用のトイレを提供することを目的とする。更に、使用者が使用しやすい小動物用のトイレを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第一の手段は、外側容器内に底面に複数の貫通孔を有する砂保持部材を設置した小動物用トイレであって、砂保持部材の貫通孔は底面の下面方向への拡開部を備えることを特徴とする小動物用トイレである。
又、第二の手段は、外側容器内に底面に複数の貫通孔を有する砂保持部材を設置した小動物用トイレであって、砂保持部材の底面の下面上を摺動する摺動部材を有する清掃手段を備えることを特徴とする小動物用トイレである。
又、第三の手段は、外側容器内に底面に複数の貫通孔を有する砂保持部材を設置した小動物用トイレであって、砂保持部材の貫通孔は底面の下面方向への拡開部を備えると共に、砂保持部材の底面の下面上を摺動する摺動部材を有する清掃手段を備えることを特徴とする小動物用トイレである。
又、第四の手段は、第一乃至第三の手段において外側容器の底面上に引出を備えることを特徴とする小動物用トイレである。
又、第五の手段は、第四の手段において、引出には敷物を固定するための固定手段を備えることを特徴とする小動物用トイレである。
又、第六の手段は、第一乃至第五の手段において、掛止部材を備えたスコップ収納部材を着脱自在に設置したことを特徴とする小動物用トイレである。
上記のような本願請求項1に記載の発明によれば、雑菌や悪臭を発生させる砂保持部材の貫通孔の目詰まりを防止することができ、ひいては小動物の糞尿による悪臭の発生を低減可能となった。又、貫通孔の目詰まり解消のための清掃をする必要がなく、トイレの清掃作業の回数を減らすことが可能となった。
又、請求項2に記載の発明によれば、貫通孔の目詰まり解消のためにトイレ砂の除去作業をする必要がなく、清掃作業が極めて容易に行えることができ、ひいては小動物の糞尿による悪臭の発生を低減可能となった。
又、請求項3に記載の発明によれば、雑菌や悪臭を発生させる砂保持部材の貫通孔の目詰まりを防止することができ、例え貫通孔の目詰まり解消が必要であってもトイレ砂の除去作業をする必要がなく、清掃作業が極めて容易に行えることができ、ひいては小動物の糞尿による悪臭の発生を低減可能となった。又、トイレの清掃作業の回数を減らすことが可能となった。
又、請求項4に記載の発明によれば、尿や破砕したトイレ砂の除去作業がきわめて容易となり、トイレ砂の除去作業をする必要がなく、清掃作業が極めて容易に行えることができ、ひいては小動物の糞尿による悪臭の発生を低減可能となった。
又、請求項5に記載の発明によれば、より清掃作業が極めて容易に行えることができた。
又、請求項6に記載の発明によれば、小動物用トレイの設置場所、設置方法にかかわらず、使用者が使用しやすい位置にスコップを収納可能となりその使用が便利となった。
以下本発明の実施の形態を図に従って詳細に説明する。小動物用トイレ1(以下単にトイレ1という)は外側容器2、砂保持部材3、清掃手段4及び引出5を備えている。外側容器2、砂保持部材3、清掃手段4及び引出5はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等の合成樹脂を圧縮成形や射出成形等により成形するが、これに限定されることなく、木材、軽金属等を用いて適宜の方法で成形してもよい。合成樹脂を用いる場合には抗菌剤、防汚材等を含有させることは推奨される。
外側容器2は砂保持部材3、清掃手段4及び引出5を収納し、砂保持部材3から落下する破砕したトイレ砂や尿を受ける容器であり、上部開口の箱状体である。外側容器2は側壁22に後述する軸415を挿入する溝221を上端から下方へ切欠いて設けると共に、前壁21の下部には引出5を挿入する為の孔212を穿設している。又、少なくとも一側壁、例えば前壁21の上部を切欠いて小動物の出入に適した凹部211を設けることは推奨される。
砂保持部材3はトイレ砂を収納するための容器であり、上部開口の箱状体であって、底面31には底面31の下面311方向への拡開部321を備えた複数の貫通孔32,32…を穿設している。即ち、貫通孔32は底面31の上面312に開口した穴329より下面311に開口した穴328の面積が大きくなるように形成している。具体的には図3に示すように、貫通孔32の側面総てを拡開部321とし、縦断面を台形状のテーパー状に形成した孔(a)、縦断面を円弧状のテーパー状に形成した孔(b)、底面31の上面312から下方途中適宜位置までは拡開させず、途中適宜位置から下面311まで拡開させた孔(c)、底面31の上面312から下方途中適宜位置まで拡開させ、途中適宜位置から下面311までは拡開させない孔(d)、底面31の上面312から下方途中適宜位置までは拡開させず、途中適宜位置の適宜幅のみ拡開させ、途中適宜位置から下面311まで拡開させない孔(e)等の形状を採用することが可能である。勿論穴329及び穴328孔の形状、即ち貫通孔32の横断面の形状は、上面312に開口した穴329が破砕されていないトイレ砂を通過させなければ特に限定されず、円形、方形等適宜の形状とすることができる。
砂保持部材3は上部開口部に渡って外方下方へ折り返された縁部34を形成して、外側容器2上部開口端に縁部34を係合することにより砂保持部材3を外側容器2内に収納設置している。尚、縁部34を底面31と平行の平板状に形成し、縁部34を外側容器2上部開口端に載置して設置してもよい。砂保持部材3には外側容器2の凹部211に対応させて少なくとも一側壁の上部を切欠いて小動物の出入に適した凹部33を設けることは推奨される。
砂保持部材3は上述のような上部開口の箱状体とする他、上述のような複数の貫通孔32を設けた平板状或いは底面に上述のような複数の貫通孔32を設けると共に縁部に側壁を植立させたトレー状等の構成としてもよい。砂保持部材3を平板とした場合平板自体が砂保持部材3の底面となる。砂保持部材3たる平板、トレー等は、外側容器2との間に隙間ができぬように外側容器2への設置位置における内周形状と略同形状に形成し、外側容器2の内壁面の適宜高さに設けた突起乃至段部に載置して水平に設置させる。このような構成とした場合にはトイレ砂は砂保持部材3を底面とし、外側容器2の内壁面を側壁面として構成される上部開口の箱型の空間に収納される。
又、砂保持部材3は上部開口の箱状体の底面の略全面を開口させ、該底面の開口部に上述のような複数の貫通孔32を設けた平板或いはトレー等を嵌合等して設置する二個以上の部材を用いる構成としてもよい。
清掃手段4は砂保持部材3の孔32に詰まった或いは孔32から下方に突出したトイレ砂を除去して落下させるためのものであり、砂保持部材3の底面31の下面311上を摺動する摺動部材49を有している。具体的には回動手段を備えた枠体41、摺動部材49たる毛423,423…が植毛されたベルト42から構成されている。枠体41は支柱411,411にて結合された側板412,412の両端間の一方にローラー413を回動自在に軸止し、他方には側板412,412間に渡した軸415の両端部に歯車414,414を設け、軸415を側板412に設けた挿通孔419から突出させて形成し、更に突出させた軸415の先端を曲折しハンドル416を形成している。勿論別個に形成したハンドル416を軸415の先端に結合してもよい。
ベルト42は側板412,412間の幅で環状に形成し、両端には歯車414の歯に係合する係合孔421,421…を設けると共に、その表面422には合成樹脂等で形成した毛423,423…を植毛している。毛423,423…の植毛態様は底面31の貫通孔32,32…が設けられている全面に毛423,423…が接触可能であれば特に限定されず、毛423,423…はベルト42の短手方向に渡って連続して植毛してもよいが、図4によく示すように適宜間隔をあけて各前後の列ごとに横方向へずらして植毛してもよい。ベルト42は、トイレ砂を引出5上へ落下させるため、軽量化のために植毛箇所を除いて打抜孔424,424…を設けることは推奨される。清掃手段4は外側容器2の対向する内壁面に設けた段部29,29に側板412,412を載置して、毛423,423…が砂保持部材3の底面31の下面312に接触するように設置する。尚、側板412,412の両端間にローラー413,413を回動自在に軸止し、少なくとも一方のローラー413の両端に歯車414,414を設けて形成させることとしてもよい。
又、清掃手段4は外側容器2の段部29,29に載置して設置するのではなく、外側容器2に段部29,29を形成せず、砂保持部材3の底面両端部に先端に内方へ突出した爪351を有する鉤状の係止部材35,35…を形成し、爪351,351…上に側板412,412に載置して係止する構成としてもよい。係止部材35の弾性が低い場合には清掃手段4をスライドさせ、弾性が高い場合には外方へ広げることにより清掃手段4は砂保持部材3に着脱自在となっている。
又、図1等に示す一実施例ではベルト42はトイレ1の長手方向に回動する構成を示しているが、短手方向に回動する構成としてもよい。又、ベルト42の回動はハンドル416を手動で回転させて行うことに限定されず、モーター等のアクチュエータを用いて軸415を回動させることによりベルト42を回動させるような電気的機構を用いてもよい。
又、清掃手段4の他の実施形態としては、図7に示すように、摺動部材49として棒状の基部491の上部に毛423,423…を植毛し、毛423,423…が底面31の貫通孔32,32…が設けられている全面に接触可能に構成すると共に、外側容器2の奥行きの長さ以上の操作棒493を基部491の前面499に設けて構成してもよい。この実施形態の清掃手段4は基部491の両側面に突起494,494を形成し、外側容器2の両内壁面に設けたガイド溝294,294に突起494,494を挿入して設置する。ガイド溝294に替えて外側容器2の前後に渡る段部或いは突起を設け、該段部又は突起上に突起494を載置して、毛423,423…が砂保持部材3の底面31の下面312に接触するように設置してもよい。又、基部491は四角柱等の多角柱等任意の棒状に形成すればよいが、トイレ砂が基部491上に溜まらないように三角柱の頂点に植毛したものや円柱、半円柱等の形状にすることが望ましい。
又、その設置は外側容器2の前面21に孔293を穿孔し、操作棒493を挿通する。操作棒493は基部491に螺合等により着脱自在に設置する。基部491が外側容器2の後壁面24に付勢されるように後壁面24と基部491間にゴム等の弾性体を設置し或いは前壁面21と基部491間にスプリング等の弾性体を設置して構成してもよい。このように基部491が外側容器2の後壁面24に付勢されるように構成した場合には操作棒493に換えて紐状の操作紐にて構成してもよい。勿論、基部491が外側容器2の前壁面21に付勢されるように構成してもよい。又、基部491を砂保持容器3に取り付ける構成としてもよく、具体的には砂保持部材3の底面両端部の全長に渡って先端に内方へ突出した爪を有する縦断面鉤状の係止部材を形成し、基部491を該爪上に載置する構成としてもよい。
又、図8に示すように、外側容器2の側壁22に水平方向に長い長孔229を形成し、摺動部材である植毛された操作棒494は基部491の端面498に設け、長孔229から操作棒493を外側容器2の外側に突出させる構成としてもよい。操作棒494を長孔229に沿って移動させることにより毛423が砂保持部材3の底面311上を摺動する。操作棒494は基部491の両端面に設けると共に外側容器2の対向する両側壁22,22に長孔229,229を形成することとしてもよい。基部491は、砂保持部材3の底面両端部の全長に渡って先端に内方へ突出した爪361を有すると共に、長孔229に対応し、操作棒494を挿入する長孔362を一方に穿孔した縦断面鉤状の係止部材36,36を形成し、基部491を爪361,361上に載置する構成としてもよいが、外側容器2の内壁に長手方向に渡って設けた段部或いは突起28上に載置することとしてもよい。
更に、図9に示すように外側容器2の長孔229及び操作棒494を設けずに、摺動部材たる基部491の端面に磁石99を設置し、外側容器2の側壁22の外側に磁石98を当接して清掃手段4を動かすこととしてもよい。この場合さび防止のために磁石98,99は塗料や合成樹脂等により被覆することが望ましく、又、外側容器2の側壁22外面の略全長に渡って水平に磁石98を移動自在に保持するためにレール97を形成することは推奨される。又、磁石98には手でつまむための突起96を設けることが望ましい。尚、磁石99,98は基部491と外側容器2の側壁22外側に設置したものの内何れか一方が磁石で他方は磁石と吸着する鉄片等を用いてもよい。
毛423には各種合成樹脂や金属等を細紐状に形成したものや豚等の動物の毛等であって適宜の弾性及び剛性を備えているものを使用することが望ましい。又、ベルト42又は基部491に毛423を植毛するのではなく、各種合成樹脂や金属の平板で構成されるスクレイパーを固定することとしてもよい。尚、清掃手段4の各部材の材料としては上述のように特に限定されないが、ベルト42にはゴム等の高い弾性を有するものの使用がのぞましい。
引出5は砂保持部材3から落下してきたトイレ砂の屑や尿を受けるためのもので、外側容器2の底部に設置する。引出5は底面51が外側容器2の底面と略同形状の上部開口の箱状体に形成する。両外側面53,53には全長に渡ってガイド溝531,531を形成すると共に、外側容器2のガイド溝531に対応する両内壁面には全長に渡って突起231,231を設け、前面52には取手521を設けることが望ましい。尚、引出5の形状は、底面51が外側容器2の底面と略同形状であればよく、上部開口の箱状のほかトレー状等としてもよい。
引出5には紙や水分吸収材を備えたトイレシーツ等の尿及びトイレ砂を受けるための敷物を固定するための固定手段55を設けることは推奨される。固定手段55としてはクリップ、一対のマグネット等が使用可能であり、引出5の後壁面54の内側、或いは前壁面52及び後壁面54の内側等適宜の位置に設置可能である。尚、引出5を設けずに、トイレ砂の屑や尿を直接外側容器2の底面で受ける構成としてもよい。
又、トイレ1にはスコップ収納部材6を設置することが望ましい。スコップ収納部材6はトイレ砂をすくうスコップを収納するためのものであり、スコップの柄以外のすくい部を収納可能な、スコップの形状に適合させた上部開口の箱型に成形した収納部61と収納部61上端の一辺から平板を略逆U字型に曲折した掛止部材62を備えている。スコップ収納部材6は掛止部材62を砂保持部材3の縁部34に掛止し、収納部61をトイレ1の内側或いは外側に位置するように設置する。スコップ収納部材6は合成樹脂等で一体成形してもよいが、掛止部材62は針金等の形状変更容易部材を用いて形成してもよい。又、収納部61はスコップの先端を収納する構成ではなく、スコップを一対の爪等で係止する構成等としてもよい。スコップ収納部材6をこのような構成とすることで、トイレ1の何れの周縁部にも着脱可能に設置可能となり、従来のトイレ内部に設けられていた固着式の収納部材と異なり、トレイ1の設置場所、設置方法にかかわらず、使用者が使用しやすい位置にスコップを収納可能となる。
次に本発明の小動物用トイレ1の使用方法について説明する。先ず外側容器2に溝221に軸415を挿入すると共に、段部29,29に側板412,412を載置して清掃手段4を設置する。そして、外側容器2上部開口端に砂保持手段3の縁部34を係合することにより砂保持部材3を外側容器2内に収納設置し、砂保持手段3にトレイ砂を入れる。引出5の固定手段55を用いてトイレシーツを固定し、外側容器2へ挿入設置する。猫等の使用によりトイレ砂が破砕し、小さくなった場合には貫通孔32に入る。この際貫通孔32に入ったトイレ砂は貫通孔32の下方向への拡開した構成により、貫通孔32内にとどまったり、砂保持部材3の底面31の下面311に付着することなく落下する。僅かのトイレ砂が貫通孔32内にとどまったり、砂保持部材3の底面の下面に付着した場合には、ハンドル416を回転させてベルト42を回動させることにより、毛423を砂保持部材3の底面31の下面311上に摺動させて、即ち摺動部材49を底面31の下面311上に摺動させて目詰まり、付着を解消する。落下したトイレ砂は引出5にて受け、引出5を引出して不用のトイレ砂を廃棄する。
以上トイレ1の実施の形態として外側容器2、砂保持部材3、清掃手段4及び引出5を備えた構成として説明したが、外側容器2及び上述のような貫通孔32を備える砂保持部材3のみから構成され、清掃手段4を備えないトイレ1、又は外側容器2、上述のような構成の貫通孔32を備えない砂保持部材3及び清掃手段4から構成されるトイレ1、更にはこれらの構成に引出5又は/及びスコップ収納部材6を備えて構成されるトイレ1としてもよい。
本発明一実施例分解斜視図 本発明一実施例断面図 砂保持部材の貫通孔の実施例を示す図 清掃手段の一実施例一部破断上面図 本発明第2実施例部分斜視図 引出の一実施例斜視図 本発明第3実施例斜視図 本発明第4実施例斜視図 本発明第5実施例斜視図
符号の説明
1 小動物用トイレ
2 外側容器
221 凹部
3 砂保持部材
31 底面
32 貫通孔
321 拡開部
33 凹部
4 清掃手段
41 枠体
42 ベルト
423 毛
49 摺動部材
5 引出
55 固定手段
6 スコップ収納部材

Claims (6)

  1. 外側容器内に底面に複数の貫通孔を有する砂保持部材を設置した小動物用トイレであって、砂保持部材の貫通孔は底面の下面方向への拡開部を備えることを特徴とする小動物用トイレ。
  2. 外側容器内に底面に複数の貫通孔を有する砂保持部材を設置した小動物用トイレであって、砂保持部材の底面の下面上を摺動する摺動部材を有する清掃手段を備えることを特徴とする小動物用トイレ。
  3. 外側容器内に底面に複数の貫通孔を有する砂保持部材を設置した小動物用トイレであって、砂保持部材の貫通孔は底面の下面方向への拡開部を備えると共に、砂保持部材の底面の下面上を摺動する摺動部材を有する清掃手段を備えることを特徴とする小動物用トイレ。
  4. 外側容器の底面上に引出を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか一項に記載の小動物用トイレ。
  5. 引出には敷物を固定するための固定手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の小動物用トイレ。
  6. 掛止部材を備えたスコップ収納部材を着脱自在に設置したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち何れか一項に記載の小動物用トイレ。
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