JP2005141388A - 無線タグリーダ - Google Patents
無線タグリーダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005141388A JP2005141388A JP2003375820A JP2003375820A JP2005141388A JP 2005141388 A JP2005141388 A JP 2005141388A JP 2003375820 A JP2003375820 A JP 2003375820A JP 2003375820 A JP2003375820 A JP 2003375820A JP 2005141388 A JP2005141388 A JP 2005141388A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- storage box
- wireless tag
- partition
- interrogator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】装置の簡単化を図り、しかも、収納箱に収納されている物品に付いている全ての無線タグからのデータの読み取りを迅速に行う。
【解決手段】収納箱1の内部に複数の仕切り部材2を所定の間隔で配置して無線タグを取付けた物品3の収納空間を形成する。仕切り部材は1対の板部材2a,2bを間に間隙をあけて配置したもので細長な空洞部2cを形成している。収納箱には各仕切り部材が位置する部位にスリット6を形成している。一方、アンテナ保持部材7にアンテナ8を取付けた平板9を仕切り部材と同じ間隔で取付けている。そして、アンテナ保持部材の上に質問器10を配置している。質問器が無線タグのデータを読み取るときに、アンテナ保持部材が蓋体の上に載置され、アンテナを取付けた平板がそれぞれスリットから各仕切り部材の空洞部に挿入される。
【選択図】 図1
【解決手段】収納箱1の内部に複数の仕切り部材2を所定の間隔で配置して無線タグを取付けた物品3の収納空間を形成する。仕切り部材は1対の板部材2a,2bを間に間隙をあけて配置したもので細長な空洞部2cを形成している。収納箱には各仕切り部材が位置する部位にスリット6を形成している。一方、アンテナ保持部材7にアンテナ8を取付けた平板9を仕切り部材と同じ間隔で取付けている。そして、アンテナ保持部材の上に質問器10を配置している。質問器が無線タグのデータを読み取るときに、アンテナ保持部材が蓋体の上に載置され、アンテナを取付けた平板がそれぞれスリットから各仕切り部材の空洞部に挿入される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線タグを付けた物品を複数収納箱内に収納し、質問器を使用して各無線タグに対するリードを行う無線タグリーダに関する。
従来、無線データキャリアを書留郵便物に付け、キャリアケースに収納した書留郵便物に付けた無線データキャリアのデータを読み書きする読取り書込み装置が知られている。このデータ読取り書込み装置に使用するキャリアケースは書留郵便物を1つずつ収納するための仕切り板で分割した部屋を設け、さらに各仕切り板にアンテナを取付けている。データ読取り書込み装置は、質問器のアンテナをキャリアケースの外側に配置して、このアンテナと仕切り板に取付けたアンテナとの相互誘導を利用することで質問器が無線データキャリアからID番号を読み取る。そして、質問器のアンテナをキャリアケースに沿って移動させるか、逆にキャリアケースを移動させるか、両者の相対的位置をずらせることでキャリアケース内の全ての書留郵便物に付けられた無線データキャリアからIDを読み取るようにしている。また、無線データキャリアからIDを読み取る他の方法として、各仕切り板に取付けたアンテナのコイルをそれぞれ信号線を介してコネクタに接続し、このコネクタからの出力を切換えスイッチを介して質問器に取込むようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−37425公報
質問器のアンテナをキャリアケースの外側に配置し、質問器のアンテナとキャリアケースの相対的位置をずらせることでキャリアケース内の書留郵便物に付けられた無線データキャリアからIDを読み取るデータ読取り書込み装置では、質問器のアンテナをキャリアケースに沿って移動させる移動機構、あるいはキャリアケースを移動させる移動機構が必要となるので、装置の構造が複雑になりコストが高くなる。しかも、移動機構によって移動させながら読み取るので時間が掛かるという問題がある。
また、各仕切り板に取付けたアンテナのコイルを、それぞれ信号線を介してコネクタに接続し、このコネクタからの出力を切換えスイッチを介して質問器に取込むデータ読取り書込み装置では、キャリアケースにコネクタを設け、このコネクタと仕切り部材に埋設或いは表面に設けたアンテナとを信号線で接続する必要があり、キャリアケースの構造が複雑になりコストが高くなる。キャリアケースは書留郵便物を入れて運搬する物であり、運搬においては多数のキャリアケースが使用されるので、キャリアケースのコストが高いと、全体のシステムのコストが非常に高くなる。
そこで、本発明は、装置の構成が簡単化で、しかも、収納箱に収納されている物品に付いている全ての無線タグからのデータの読み取りを迅速に行うことができる無線タグリーダを提供する。
そこで、本発明は、装置の構成が簡単化で、しかも、収納箱に収納されている物品に付いている全ての無線タグからのデータの読み取りを迅速に行うことができる無線タグリーダを提供する。
本発明は、複数の仕切り部材を所定の間隔に配置して無線タグを付けた郵便封筒などの物品を収納する空間部を複数形成した収納箱と、各仕切り部材と同数のアンテナを各仕切り部材と同じ間隔で保持するアンテナ保持部材と、各アンテナに接続し、この各アンテナを介して無線タグからデータをリードする質問器とを備え、各仕切り部材は、収納箱にアンテナ保持部材を取付けたとき各アンテナをそれぞれ収納する空洞部を形成したことにある。
本発明によれば、装置の構成が簡単で、しかも、収納箱に収納されている物品に付いている全ての無線タグからのデータの読み取りを迅速に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、上方が開放した直方体形状の収納箱1の内部に複数の仕切り部材2を所定の間隔で配置して物品3の収納空間を形成している。前記物品3は、例えば郵便封筒などで、図2に示すように、側面に無線タグ4を取付けている。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、上方が開放した直方体形状の収納箱1の内部に複数の仕切り部材2を所定の間隔で配置して物品3の収納空間を形成している。前記物品3は、例えば郵便封筒などで、図2に示すように、側面に無線タグ4を取付けている。
前記無線タグ4は、図3に示すように、基板4a上にICチップ4bとアンテナ4cを配置して構成されている。前記ICチップ4bには例えば宛先などの情報が記録されている。前記各仕切り部材2は1対の板部材2a,2bを間に間隙をあけて配置し細長な空洞部2cを形成している。
前記収納箱1の上方開放部には蓋体5が嵌合する。前記蓋体5には、収納箱1に嵌合したときに各仕切り部材2が位置する部位に、その仕切り部材2の空洞部2cに沿ってその空洞部2cと同じ幅のスリット6を形成している。
また、アンテナ保持部材7は、前記収納箱1に配置された仕切り部材2と同数で、各仕切り部材2の配置間隔と同じ間隔で配置された平板状のアンテナ8を取付けた平板9を保持している。そして、前記アンテナ保持部材7の上に質問器10とアンテナ切替えスイッチ11を配置している。
また、アンテナ保持部材7は、前記収納箱1に配置された仕切り部材2と同数で、各仕切り部材2の配置間隔と同じ間隔で配置された平板状のアンテナ8を取付けた平板9を保持している。そして、前記アンテナ保持部材7の上に質問器10とアンテナ切替えスイッチ11を配置している。
前記アンテナ保持部材7を蓋体5の上に置き、前記アンテナ保持部材7の各平板9を蓋体5のスリット6に差し込むことによって、各アンテナ8は各仕切り部材2の空洞部2cに挿入される。前記空洞部2c及びスリット6の幅は前記平板9が容易に挿入されるように平板9の幅よりも大きく設定されている。前記平板状アンテナ8としては、例えば、パッチアンテナやループアンテナ等を使用する。
前記収納箱1に配置した仕切り部材2が、例えば5つであれば、使用するアンテナ8も5個である。この場合、図4に示すように、質問器10と各アンテナ8-1,8-2,8-3,8-4,8-5との接続は、前記アンテナ切替えスイッチ11を介して行われる。このアンテナ切替えスイッチ11は概念的に示したもので、図5に具体的回路例を示す。
すなわち、前記各アンテナ8-1〜8-5をそれぞれ直流カット用のコンデンサ12-1,12-2,12-3,12-4,12-5を介してダイオード13-1,13-2,13-3,13-4,13-5のアノード端子に接続している。そして、前記各ダイオード13-1〜13-5のカソード端子を互いに接続し、その接続点を抵抗14を介して接地するとともにコンデンサ15を介して前記質問器10に接続している。前記各ダイオード13-1〜13-5としては、高周波特性に優れているショットキーダイオードが望ましい。
また、前記各ダイオード13-1〜13-5のアノード端子を、インダクタ16-1,16-2,16-3,16-4,16-5を介して前記質問器10に接続している。
前記質問器10は接続するアンテナ8に対応したダイオード13のアノード端子にインダクタ16を介して直流電圧を印加することでダイオード13をオンさせるようになっている。例えば、アンテナ8-1を接続するときには、インダクタ16-1を介してダイオード13-1のアノード端子に直流電圧を印加してそのダイオード13-1をオンする。そして、物品3の側面に取付けた無線タグ4からデータを読み取る。前記質問器10は各インダクタ16-1〜16-5に対する直流電圧の印加の切換えを、無線タグ4からデータを読み取るのに十分な時間間隔で行い、これを繰り返す。
なお、蓋体5を無くし、前記アンテナ保持部材7の各平板9を欠く仕切り部材2の空洞部2cに差し込んで、前記アンテナ保持部材7を収納箱1に取付けても良い。
前記質問器10は接続するアンテナ8に対応したダイオード13のアノード端子にインダクタ16を介して直流電圧を印加することでダイオード13をオンさせるようになっている。例えば、アンテナ8-1を接続するときには、インダクタ16-1を介してダイオード13-1のアノード端子に直流電圧を印加してそのダイオード13-1をオンする。そして、物品3の側面に取付けた無線タグ4からデータを読み取る。前記質問器10は各インダクタ16-1〜16-5に対する直流電圧の印加の切換えを、無線タグ4からデータを読み取るのに十分な時間間隔で行い、これを繰り返す。
なお、蓋体5を無くし、前記アンテナ保持部材7の各平板9を欠く仕切り部材2の空洞部2cに差し込んで、前記アンテナ保持部材7を収納箱1に取付けても良い。
本実施の形態によれば、質問器10を配置し複数の平板9を保持したアンテナ保持部材7を収納箱1に取付けると、アンテナ8を取付けた各平板9が各仕切り部材2の空洞部2cに挿入される。また、アンテナ保持部材7は、複数の収納箱1に対して共通に使用することができる。従って、装置の構成は簡単で、コストも安価である。
また、アンテナ保持部材7に配置された質問器10はアンテナ切替えスイッチ11を切り替えてデータの読込みに使用するアンテナ8を切換える。これにより、質問器10は、収納箱1に収納されている物品3に取付けられた全ての無線タグ4からのデータの読み取りを迅速に行うことができる。
更に、各アンテナ8を各仕切り部材2の空洞部2cに挿入する過程において、アンテナ8と無線タグ4との位置関係が感度的に一番良い状態になる場合があり、そのときに無線タグ4からのデータの読み取りを行うことで確実なデータの読み取りが可能になる。すなわち、アンテナ8の挿入位置によって感度を調整することができる。
(第2の実施の形態)
なお、前述した第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6に示すように、収納箱1に形成した各収納空間を、仕切板17によってさらに左右2分割したもので、これにより、物品3を収納する空間部を倍に増やすことができ、収納箱1に一度に多数の物品3を収納することができる。しかも、各仕切り部材2、スリット6及びアンテナ8の形状は変わらないので、左右の収納空間部に収納された2つの物品3の無線タグ4は1つのアンテナ8を共有することになる。すなわち、収納できる物品数に比べて使用するアンテナ8の数を減らすことができる。
なお、その他については前述した第1の実施の形態と同様の作用効果が得られるものである。
なお、前述した第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6に示すように、収納箱1に形成した各収納空間を、仕切板17によってさらに左右2分割したもので、これにより、物品3を収納する空間部を倍に増やすことができ、収納箱1に一度に多数の物品3を収納することができる。しかも、各仕切り部材2、スリット6及びアンテナ8の形状は変わらないので、左右の収納空間部に収納された2つの物品3の無線タグ4は1つのアンテナ8を共有することになる。すなわち、収納できる物品数に比べて使用するアンテナ8の数を減らすことができる。
なお、その他については前述した第1の実施の形態と同様の作用効果が得られるものである。
(第3の実施の形態)
なお、前述した第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図7に示すように、収納箱として、空間部を左右に分割する仕切板20を設け、この仕切板20によって分割された左右の空間部にそれぞれ円形の空洞部を形成した複数の仕切り部材21を所定の間隔で配置した収納箱22を使用している。そして、この各仕切り部材21で区切られるぞれぞれの空間部に物品3を収納するようになっている。
なお、前述した第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図7に示すように、収納箱として、空間部を左右に分割する仕切板20を設け、この仕切板20によって分割された左右の空間部にそれぞれ円形の空洞部を形成した複数の仕切り部材21を所定の間隔で配置した収納箱22を使用している。そして、この各仕切り部材21で区切られるぞれぞれの空間部に物品3を収納するようになっている。
前記収納箱22の上方開放部には蓋体24が嵌合する。前記蓋体24には、収納箱22に嵌合したときに各仕切り部材21が位置する部位に、その仕切り部材21の空洞部と同じ形状で大きさのアンテナ挿入孔23を形成している。
また、アンテナ保持部材26は、前記各仕切り部材21と同数で、しかも同一位置となるように配置した棒状のアンテナ25を保持している。前記棒状アンテナ25としては、例えば、モノポールアンテナやヘリカルアンテナ等を使用する。
なお、質問器10と各棒状アンテナ25との接続関係は、基本的には図5と同様である。
また、アンテナ保持部材26は、前記各仕切り部材21と同数で、しかも同一位置となるように配置した棒状のアンテナ25を保持している。前記棒状アンテナ25としては、例えば、モノポールアンテナやヘリカルアンテナ等を使用する。
なお、質問器10と各棒状アンテナ25との接続関係は、基本的には図5と同様である。
本実施の形態によれば、収納箱22の各空間部にそれぞれ物品3が収納され、蓋体24が嵌合されている状態で、アンテナ保持部材26を収納箱1に取り付けると、アンテナ保持部材26の各棒状アンテナ25がアンテナ挿入孔23から各仕切り部材21の空洞部に挿入される。これにより、質問器10はアンテナ25を介して物品3に取付けられた無線タグ4からデータを読み取ることが可能になる。従って、前述した第2の実施の形態と同様、収納箱22に収納する物品3の数を増やすことができる。また、その他については前述した第1の実施の形態と同様の作用効果が得られるものである。
(第4の実施の形態)
この実施の形態はアンテナとして漏洩伝送路を使用したものについて述べる。
図8に示すように、上方が蓋体によって開閉される直方体形状の収納箱31の内部に複数の仕切り部材32を所定の間隔で配置して図2に示す構成の物品3の収納空間を形成している。そして、前記収納箱31内に、その側壁と各仕切り部材32に沿うように1本の漏洩伝送路33を蛇行配置している。
この実施の形態はアンテナとして漏洩伝送路を使用したものについて述べる。
図8に示すように、上方が蓋体によって開閉される直方体形状の収納箱31の内部に複数の仕切り部材32を所定の間隔で配置して図2に示す構成の物品3の収納空間を形成している。そして、前記収納箱31内に、その側壁と各仕切り部材32に沿うように1本の漏洩伝送路33を蛇行配置している。
前記漏洩伝送路33は一端にコネクタ34を接続すると共に他端にこの漏洩伝送路33の特性インピーダンスに等しいインピーダンスの終端器35を接続している。そして、質問器36に同軸ケーブル37を介してコネクタ38を接続し、この質問器36が物品3の無線タグ4と通信を行うときには前記コネクタ38を前記漏洩伝送路33のコネクタ34に接続するようになっている。
前記漏洩伝送路33としては、図9に示すように、中心部に内部導体33aを配置し、その周囲を絶縁体33bで覆い、その絶縁体33bの周囲に外部導体33cを配置し、その外部導体33cを被覆部材33dで被覆した同軸ケーブル状のもので、前記外部導体33cには一定の間隔で所定幅、所定長さのスロット33eを設けている。なお、スロットの形状や寸法は使用する周波数や減衰特性、結合損失などを勘案して決められ、一般的にスロットは一様に設けられる。そして、このスロット33eを経由して電波を外部に放射させることでアンテナとしての役目を果たすようになっている。
本実施の形態によれば、収納箱31内に1本の漏洩伝送路33を蛇行配置し、この漏洩伝送路33と質問器36との接続は、アンテナ切替えスイッチを介さずコネクタ34,38によって1ヶ所行えば良い。従って、構成が簡単であり、コストも安価となる。
しかも、質問器36が自ら制御して収納箱31に収納されている物品3に付いている全ての無線タグ4からのデータを順次読み取ればよく、データの読み取りを迅速に行うことができる。
しかも、質問器36が自ら制御して収納箱31に収納されている物品3に付いている全ての無線タグ4からのデータを順次読み取ればよく、データの読み取りを迅速に行うことができる。
(第5の実施の形態)
この実施の形態もアンテナとして漏洩伝送路を使用したものであり、前述した第4の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図10に示すように、漏洩伝送路として、各仕切り部材32に沿う箇所40にのみスロットを形成した漏洩伝送路41を使用したものである。その他は前述した第4の実施の形態と同一である。
この実施の形態もアンテナとして漏洩伝送路を使用したものであり、前述した第4の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図10に示すように、漏洩伝送路として、各仕切り部材32に沿う箇所40にのみスロットを形成した漏洩伝送路41を使用したものである。その他は前述した第4の実施の形態と同一である。
本実施の形態によれば、漏洩伝送路41が収容箱31の側壁に沿う部分は物品3に取付けられている無線タグ4と接することが無いので、無線タグ4からのデータの読み取りには寄与しない。従って、この部分のスロットを省略することができる。このことは、漏洩伝送路全体としてスロット数を減らすことができ、その分全体の伝送損失を小さくできる。従って、1スロット当たりの輻射量を大きくでき、無線タグ4からのデータの読み取り感度をより良好にできる。
なお、その他については前述した第4の実施の形態と同一の作用効果が得られるものである。
なお、その他については前述した第4の実施の形態と同一の作用効果が得られるものである。
(第6の実施の形態)
この実施の形態もアンテナとして漏洩伝送路を使用したものであり、前述した第4の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図11に示すように、収納箱として、仕切り部材の無い収納箱51を使用し、この収納箱51内に、一部をその側壁に沿わせて1本の漏洩伝送路33を蛇行配置している。すなわち、漏洩伝送路33を収納箱51の側壁で支持している。
この実施の形態もアンテナとして漏洩伝送路を使用したものであり、前述した第4の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図11に示すように、収納箱として、仕切り部材の無い収納箱51を使用し、この収納箱51内に、一部をその側壁に沿わせて1本の漏洩伝送路33を蛇行配置している。すなわち、漏洩伝送路33を収納箱51の側壁で支持している。
前記漏洩伝送路33は一方の側壁から他方の側壁に跨った部分が、収納箱51内に図2に示す構成の物品3を収納する空間部を形成するための仕切り部材を兼用している。前記漏洩伝送路33は図9に示す構成であり、比較的硬く仕切り部材として十分に兼用できるものである。
本実施の形態によれば、仕切り部材を不要にできるので、収納箱51の構成は極めて簡単になる。従って、構成が簡単であり、コストも安価となる。なお、その他については前述した第4の実施の形態と同一の作用効果が得られるものである。
1…収納箱、2…仕切り部材、3…物品、4…無線タグ、7…アンテナ保持部材、8…アンテナ、9…平板、2c…空洞部、10…質問器。
Claims (4)
- 複数の仕切り部材を所定の間隔に配置して無線タグを付けた物品を収納する空間部を複数形成した収納箱と、前記各仕切り部材と同数のアンテナを前記各仕切り部材と同じ間隔で保持するアンテナ保持部材と、前記各アンテナに接続し、この各アンテナを介して前記無線タグからデータをリードする質問器とを備え、
前記各仕切り部材は、前記収納箱に前記アンテナ保持部材を取付けたとき前記各アンテナをそれぞれ収納する空洞部を形成したことを特徴とする無線タグリーダ。 - 複数の仕切り部材を所定の間隔に配置して無線タグを付けた物品を収納する空間部を複数形成した収納箱と、この収納箱内に前記各仕切り部材に沿うようにして蛇行配置された漏洩伝送路と、この漏洩伝送路に接続し前記無線タグからデータをリードする質問器とを備えたことを特徴とする無線タグリーダ。
- 漏洩伝送路は、スロットを仕切り部材に沿う個所にのみ配置したことを特徴とする請求項2記載の無線タグリーダ。
- 無線タグを付けた物品を収納する収納箱と、この収納箱内に所定の高さを維持しつつ所定の間隔で蛇行配置し、前記物品を収納する空間部を複数に仕切る仕切り部材も兼用した漏洩伝送路と、この漏洩伝送路に接続し前記無線タグからデータをリードする質問器とを備えたことを特徴とする無線タグリーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003375820A JP2005141388A (ja) | 2003-11-05 | 2003-11-05 | 無線タグリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003375820A JP2005141388A (ja) | 2003-11-05 | 2003-11-05 | 無線タグリーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005141388A true JP2005141388A (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=34687079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003375820A Pending JP2005141388A (ja) | 2003-11-05 | 2003-11-05 | 無線タグリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005141388A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7683786B2 (en) | 2006-10-23 | 2010-03-23 | International Business Machines Corporation | Article case with RFID tag and RFID system |
JP2010072755A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Toshiba Tec Corp | 電波遮蔽ケース |
JP2010134782A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Toshiba Tec Corp | 物品管理装置 |
JP2011034587A (ja) * | 2010-10-29 | 2011-02-17 | Toshiba Tec Corp | 電波遮蔽ケース |
JP2016184943A (ja) * | 2016-05-23 | 2016-10-20 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 用品管理システム |
US10956691B2 (en) | 2017-11-09 | 2021-03-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | RFID tag reading method, RFID tag reading system, RFID tag reader device, and article |
-
2003
- 2003-11-05 JP JP2003375820A patent/JP2005141388A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7683786B2 (en) | 2006-10-23 | 2010-03-23 | International Business Machines Corporation | Article case with RFID tag and RFID system |
JP2010072755A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Toshiba Tec Corp | 電波遮蔽ケース |
JP4621764B2 (ja) * | 2008-09-16 | 2011-01-26 | 東芝テック株式会社 | 電波遮蔽ケース |
JP2010134782A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Toshiba Tec Corp | 物品管理装置 |
JP4663777B2 (ja) * | 2008-12-05 | 2011-04-06 | 東芝テック株式会社 | 物品管理装置 |
US8395479B2 (en) | 2008-12-05 | 2013-03-12 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Commodity management apparatus |
JP2011034587A (ja) * | 2010-10-29 | 2011-02-17 | Toshiba Tec Corp | 電波遮蔽ケース |
JP2016184943A (ja) * | 2016-05-23 | 2016-10-20 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 用品管理システム |
US10956691B2 (en) | 2017-11-09 | 2021-03-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | RFID tag reading method, RFID tag reading system, RFID tag reader device, and article |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004140513A (ja) | リーダライタ用アンテナ、及びそれを備えた物品管理棚 | |
CN102273012B (zh) | 无线ic器件及无线ic模块 | |
KR100942120B1 (ko) | 무선인식(rfid) 리더기 안테나 및 이를 이용한 물품관리 장치 | |
JP2834584B2 (ja) | データ媒体装置 | |
CN101568933B (zh) | 无线ic器件 | |
AU755313B2 (en) | Miniaturized position sensor having photolithographic coils for tracking a medical probe | |
CN103299325B (zh) | Rfid芯片封装以及rfid标签 | |
US6069564A (en) | Multi-directional RFID antenna | |
JP5619997B2 (ja) | 湿潤環境用のアンテナ | |
CN102301528B (zh) | 天线及无线ic器件 | |
US9024725B2 (en) | Communication terminal and information processing system | |
CN106250967B (zh) | Rfid天线系统和方法 | |
JP5558922B2 (ja) | Rfidトランスポンダ、rfidトランスポンダを含むrfid通信システム、rfidトランスポンダの製造方法、ならびにそれらの使用 | |
US20070222602A1 (en) | Systems and methods for enhancing the magnetic coupling in a wireless communication system | |
CN102884540A (zh) | 无芯无源射频识别标签 | |
WO2004112189A1 (en) | A multiband antenna for a portable terminal apparatus | |
JP2010530584A (ja) | 無線周波数チップの組立 | |
CN103782446A (zh) | 天线装置及无线通信装置 | |
EP1949930A2 (en) | Medical apparatus having a connecting point for fluid | |
CN101431180A (zh) | 天线装置、无线标签读取器和物品管理系统 | |
JP2005141388A (ja) | 無線タグリーダ | |
Nikitin et al. | RFID paperclip tags | |
JP2007180805A (ja) | アンテナモジュール及びこれを搭載したicカード、並びに電子機器 | |
WO2009127246A1 (en) | Wireless information carrier | |
US10796113B2 (en) | Reader device and table with reader device |