JP2005133318A - Sliding door device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、引戸装置に関し、詳しくは必要に応じて出入口幅を調整できるようにするための技術に関するものである。 The present invention relates to a sliding door device, and more particularly to a technique for making it possible to adjust an entrance / exit width as necessary.
従来から、出入口を開閉する引戸を開くときは控え壁の後ろに納めるようにした構造が一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a structure in which a sliding door that opens and closes an entrance is opened behind a retaining wall is known (see, for example, Patent Document 1).
ところが、例えば図15に示すように、開口部4の例えば左半分を出入口1とするように控え壁3を設け、出入口1を開閉する方向に往復移動するモジュールサイズの引戸5を開放する構造において、出入口幅dが例えば900mm、引戸5のモジュール幅Mが例えば930mm、枠体2の枠外幅寸法Lが例えば1875mmである場合、例えば出入口幅dよりも大きなピアノとか大型家具類を搬入する場合にあっては、通常よりも広い開口幅D(例えば1200mm)を確保する必要がある。この場合、予め枠外幅寸法Lをモジュールサイズよりも大きくしておく方法と予め引戸5をモジュール幅Mよりも大きくしておく方法とがある。前者の枠外幅寸法Lを大きくする場合は、枠体2が一般住宅のモジュールサイズに納まらなくなるという問題が生じ、後者のように引戸5をモジュール幅Mよりも大きなものを製作する場合は引戸5の構造上、製造設備上から製作が無理になるという問題があり、また引戸5の幅寸法が大きくなることで出入口幅dが制限されたり、引戸5の重量が重くなるなど、使用性が悪化するという問題がある。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、モジュールサイズの引戸を用いた構造でありながら、引戸のモジュール幅を変えたり或いは枠体の枠外幅寸法をモジュールサイズよりも大きくしたりすることなく、出入口幅をモジュールサイズよりも広げることが可能な引戸装置を提供することを課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-described conventional problems, and is a structure using a module-size sliding door, but the module width of the sliding door is changed or the outside width dimension of the frame body is made larger than the module size. It is an object of the present invention to provide a sliding door device capable of expanding the entrance / exit width beyond the module size without increasing the size.
上記課題を解決するために請求項1記載の発明にあっては、開口部4を構成する枠体2と、開口部4の一部を出入口1とするように設けられる控え壁3と、出入口1を開閉する方向に往復移動して該出入口1を開放するときは控え壁3の後ろに納められるモジュールサイズの引戸5とを備えた引戸装置において、上記控え壁3の出入口1側の片側半部を可動壁3Aとし且つ残りの半部を固定壁3Bとし、可動壁3Aの出入口1側とは反対側の後端部をこれと対向する固定壁3Bの先端部に着脱可能に取り付けたことを特徴としている。
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention according to
このような構成とすることで、通常よりも広い出入口幅が必要な場合は、可動壁3Aを固定壁3Bから取り外す。これにより、枠体2の枠外幅寸法Lをモジュールサイズよりも大きくすることなく、しかもモジュールサイズの引戸5を用いたものでありながら、出入口幅dを通常よりも広い開口幅D(>d)まで広げることができ、また可動壁3Aを固定壁3Bに取り付けることで、出入口幅dを元の通常状態に戻すことができる。
By adopting such a configuration, the
また請求項2記載の記載の発明にあっては、上記可動壁3Aを固定壁3Bに取り付ける手段が、可動壁3Aの上下両端部を枠体2の上枠部2aと下枠部2bとにそれぞれ係止させるフランス落とし7と、可動壁3Aの出入口1側と反対側の後端部3aが嵌め込まれる固定壁3Bの縦凹溝8と、可動壁3Aの上端部3bが嵌め込まれる上枠部2aの横凹溝9とからなるのが好ましく、この場合、可動壁3Aの着脱作業をドライバー等の工具を用いずに容易に且つ手間をかけずに行なうことができ、しかも可動壁3Aの後端部3aからの光漏れ及び隙間風を縦凹溝8によって防止でき、可動壁3Aの上端部3bからの光漏れ及び隙間風を上枠部2aの横凹溝9によって防止できる。
Further, in the invention described in
また請求項3記載の発明にあっては、上記可動壁3Aを固定壁3Bに対して取り付ける手段が、可動壁3Aの出入口1側の先端部から可動壁3A内部を貫通して固定壁3Bに螺着されるボルト10からなるのが好ましく、この場合、可動壁3Aをボルト止めすることで、可動壁3Aの取り付け強度を高めることができると共に、ボルト10の取り外しによって固定壁3Bに対する可動壁3Aの着脱作業を容易に行なうことができ、そのうえボルト10の頭部は可動壁3Aの出入口1側の先端部に位置することになるので、室内側からボルト10の頭部が見えることもなく、外観性が良好となる。
Further, in the invention described in
また請求項4記載の発明にあっては、開口部4を構成する枠体2と、開口部4の一部を出入口1とするように設けられる控え壁3と、出入口1を開閉する方向に往復移動して該出入口1を開放するときは控え壁3の後ろに納められるモジュールサイズの引戸5とを備えた引戸装置において、上記控え壁3の出入口1側の片側半部を可動壁3Aとし且つ残りの半部を固定壁3Bとし、可動壁3Aを固定壁3Bに対して折り曲げ可能に連結するスイング手段11を備えていることを特徴としている。
In the invention according to
このような構成とすることで、通常よりも広い出入口幅が必要な場合には、可動壁3Aを折り曲げるだけで出入口幅dを通常よりも広い開口幅D(>d)まで広げることが可能となり、請求項1と同様な作用効果が得られるうえに、可動壁3Aはスイングするのみで固定壁3Bから外す必要がないため、可動壁3Aの納まりも良くなる。
By adopting such a configuration, when a wider entrance / exit width is required, it is possible to widen the entrance / exit width d to an opening width D (> d) wider than usual by simply bending the
また請求項5記載の発明にあっては、開口部4を構成する枠体2と、開口部4の一部を出入口1とするように設けられる控え壁3と、出入口1を開閉する方向に往復移動して該出入口1を開放するときは控え壁3の後ろに納められるモジュールサイズの引戸5とを備えた引戸装置において、上記控え壁3の出入口1側の片側半部を可動壁3Aとし且つ残りの半部を固定壁3Bとし、可動壁3Aを固定壁3Bから取り外して固定壁3Bと対面する位置までスライドさせて保持するためのスライドレール12を設けたことを特徴としている。
In the invention according to
このような構成とすることで、通常よりも広い出入口幅が必要な場合には、スライドレール12に沿って可動壁3Aを固定壁3Bから取り外して固定壁3Bとの対面位置まで逃がすだけで、出入口幅dを通常よりも広い開口幅D(>d)まで広げることができ、請求項1と同様な作用効果が得られるうえに、可動壁3Aをスライドレール12に沿って移動させるだけでよいため、可動壁3Aの納まりが良くなる。
By adopting such a configuration, when a wider entrance / exit width is required, the
また請求項6記載の発明にあっては、開口部4を構成する枠体2と、開口部4の一部を出入口1とするように設けられる控え壁3と、出入口1を開閉する方向に往復移動して該出入口1を開放するときは控え壁3の後ろに納められるモジュールサイズの引戸5とを備えた引戸装置において、上記控え壁3を、ヒンジ体13を介して水平方向に折り畳み可能に連結された一対の折れ壁パネル3C,3Cで構成したことを特徴としている。
In the invention of claim 6, the
このような構成とすることで、通常よりも広い出入口幅が必要な場合には、一対の折れ壁パネル3C,3Cをヒンジ体13を中心として折り畳むだけで、出入口幅dを通常よりも広い開口幅D(>d)まで広げることが可能となり、請求項1と同様な作用効果が得られるうえに、控え壁3を折れ戸式とすることで控え壁3の使い勝手も容易になる。
By adopting such a configuration, when a wider entrance / exit width is required, the pair of folded wall panels 3C, 3C is simply folded around the
本発明にあっては、出入口幅を通常よりも広い開口幅まで広げることができるので、従来のように予め引戸をモジュールサイズ以上にしたり、枠体の枠外幅寸法をモジュールサイズよりも大きくしたりする必要がなく、一般住宅のモジュールサイズにも楽に納めることが可能となる。また引戸をモジュールサイズよりも大きなものを製作する必要がないため、引戸の重量が重くなるという問題がなく、そのうえ引戸の構造上、製造設備上から製作が無理になるという製造上の問題も生じないものである。 In the present invention, since the entrance / exit width can be expanded to a wider opening width than usual, the sliding door is made larger than the module size in advance as in the past, or the outer width dimension of the frame body is made larger than the module size. There is no need to do this, and it can be easily accommodated in the module size of ordinary houses. In addition, there is no need to manufacture sliding doors that are larger than the module size, so there is no problem that the weight of the sliding doors increases, and there is also a manufacturing problem that makes it impossible to manufacture from the construction and manufacturing facilities of the sliding doors. There is nothing.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
図1は控え壁3の一部を分割して取り外しできる構造とした場合の一例を示し、図2は可動壁3Aの後端部3aを嵌め込む固定壁3B側の縦凹溝8を示し、図3は可動壁3Aの上端部3bを嵌め込む上枠部2aの横凹溝9を示し、図4(a)(b)は引戸5を閉じた状態を示し、図5は引戸5を閉じた状態の平面図を示している。
FIG. 1 shows an example of a structure in which a part of the
本例の引戸装置は、図1に示すように、開口部4を構成する枠体2と、開口部4の左半分又は右半分のどちらかを出入口1とするように設けられる控え壁3と、出入口1を開閉する方向に往復移動して該出入口1を開放するときは控え壁3の後ろに納められるモジュールサイズの引戸5とを備えている。ここで、控え壁3の出入口1側の片側半分を可動壁3Aとし且つ残りの片側半分を固定壁3Bとし、可動壁3Aの出入口1側とは反対側の後端部3aを固定壁3Bの先端部に対して着脱可能に取り付けてある。
As shown in FIG. 1, the sliding door device of the present example includes a
上記枠体2は、上枠部2aと、左右の側枠部2cと、固定壁3Bの先端部に設けられる中方立て2dと、下枠部2bとで構成されている。上枠部2aには、図6に示すように、引戸5の上端部をガイドするガイド溝14(図1)以外に、可動壁3Aの上端部3bをけんどん式で嵌め込むための横凹溝9が設けられている。この横凹溝9は可動壁3Aの上端部3bからの光漏れ及び隙間風を防止する働きもする。下枠部2bには、引戸5の下端部をガイドするガイドレール(図示せず)とは別に、可動壁3Aの下端部に設けた後述のフランス落とし7を挿入するための挿入溝30(図13)が設けられている。なお上枠部2aは図6のような中空枠状で構成されてもよい。
The
さらに固定壁3Bの先端部に取り付けられる中方立て2dには、可動壁3Aの後端部3aが嵌め込まれるしゃくり溝からなる縦凹溝8が設けられている。図2に示すように、可動壁3Aの後端部3aを横方向から縦凹溝8に係止させることによって可動壁3Aと固定壁3Bとの隙間からの光漏れ及び隙間風を防止した状態で可動壁3Aの後端部3aを固定壁3Bに対して前後方向に位置決めした状態で保持できるようになっている。なお縦凹溝8の内部にはウレタン系クッション16が設けられ、密着性が確保されている。また可動壁3Aの出入口1側の先端部には引戸5との摺接部17が設けられている。
Further, a
さらに本例では、上記可動壁3Aを上枠部2a及び下枠部2bに対して係止する手段として、実開平6−47552号公報に示されるフランス落とし7が用いられている。このフランス落とし7は、図13、図14に示すように、可動壁3Aへの取付板20を有する筒体21内に、錠杆26付きのスライダ25を挿入してある。操作杆23を押し下げると、スライダ25と共に錠杆26が下方にスライドし、床面の係合穴30に錠杆26の下端が嵌入するので、可動壁3Aの閉鎖状態を維持する。このとき爪24と係止部26とが一致するのでバネ25により揺動体22に付与してある回動性により係止部26に爪24が自動的に係合する。このため、スライダ25の上昇方向のスライドが阻止される。次に、錠杆26と係合穴30との係合関係を解除する場合は、操作杆23を引き上げる。このとき、図13の時計方向に揺動体22が回動して、係止部26から爪24が外れるので、スライダ25の上昇阻止が解除され、操作杆23の引き上げ上昇にともないスライダ25と共に錠杆26が上昇する。そして、上昇するスライダ25のスライドが終了直前になると、ピン29により板バネ28に形成したストッパ27を押し逃がし、ピン29がストッパ27を乗り越えると、ピン29とストッパ27との自動係合によってスライダ25の降下が阻止される構造となっている。なお31は取付板20から可動壁3Aにねじ込まれるビスや木ネジが挿通する挿通孔、27及び28は錠杆26の長さを調整するネジ孔及びネジ部、32は揺動体22を回動自在に支持するピンである。
Further, in this example, a
しかして、出入口幅dよりも大きな例えば、ピアノとか大型家具類を搬入する場合は通常よりも広い出入口幅が必要となる。このとき引戸5を取り外すと共に、可動壁3Aの上下のフランス落とし7を解除してけんどん式の可動壁3Aを枠体2から取り外すことで、可動壁3Aを固定壁3Bから分離でき、図1に示す出入口幅dを通常よりも広い開口幅D(>d)まで広げることができる。ちなみに出入口幅dが900mm、引戸5のモジュール幅Mが例えば930mm、枠体2の枠外幅寸法Lが1875mmの場合において、可動壁3Aを取り外すことで、広い開口幅D(例えば1200mm)を確保できるようになる。
Thus, for example, when carrying in a piano or large furniture larger than the entrance / exit width d, an entrance / exit width wider than usual is required. At this time, the
次に、上記可動壁3Aを戻す場合は、可動壁3Aをけんどん式で上枠部2aと下枠部2bとに嵌め込むと共に、可動壁3Aの後端部3aを固定壁3Bの縦凹溝8に嵌め込む。その後、可動壁3Aの上下両端部をそれぞれフランス落とし7で上枠部2aと下枠部2bとにそれぞれ係止させることで、可動壁3A付き固定壁3Bがフラットな一面の控え壁3となり、可動壁3Aを出入口1側に向ってせり出すようにして取り付けることができる。
Next, when the
従って、本発明においては出入口幅dを広げるにあたり、予め枠体2の枠外幅寸法Lをモジュールサイズよりも大きくする必要がないため、一般住宅のモジュールサイズに楽に納めることが可能となる。また引戸5もモジュールサイズのものを使用でき、予め大きなものを製作する必要もないため、引戸5の重量が重くなるという問題がなく、そのうえ引戸5の構造上、製造設備上から製作が無理になるという製造上の問題もない。
Therefore, in the present invention, it is not necessary to make the outer frame width dimension L of the
また本例では可動壁3Aをけんどん式で取り付け、且つフランス落とし7により係止させるだけでよく、簡単に取り付けることができ、しかも可動壁3Aの着脱作業をドライバー等の工具を用いずに容易に且つ手間をかけずに行なうことができ、とくに図13のフランス落とし7を用いることで錠杆の上昇阻止や錠杆の降下阻止のための手間のかかる操作が不要となる。さらに可動壁3Aの後端部3aからの光漏れ及び隙間風を縦凹溝8によって防止でき、可動壁3Aの上端部3bからの光漏れ及び隙間風を上枠部2aの横凹溝9によって防止できると共に、控え壁3を可動壁3Aと固定壁3Bとに分離した構造でありながら、控え壁3として一体に連続した外観を得ることができ、見栄えもきわめて良好となる。
Further, in this example, the
なお本実施形態ではフランス落とし7を用いて可動壁3Aを係止させているが、これに代えて、図11、図12に示すように、ボルト止めで固定してもよい。図11の例では、可動壁3Aの出入口1側の先端部から可動壁3A内部を貫通して中方立て2dに螺着される長尺のボルト10を用いている。このボルト止めによる構造では、可動壁3Aの取り付け強度が向上すると共に、ボルト10の取り外しによって可動壁3Aの着脱作業を容易に行なうことができるという利点があり、さらにボルト10の頭部は可動壁3Aの出入口1側の先端部に位置することになるので、室内側からボルト10の頭部が見えることもなく、外観性が良好になるという利点もある。
In this embodiment, the
図7、図8は他の実施形態を示している。本例では可動壁3Aを固定壁3Bに対して折り曲げ可能に連結するスイング手段11を備えている。このスイング手段11は本例では上下一対の蝶番11で構成されている。また本例では、可動壁3Aの下端部に下枠部2bとの隙間を塞ぐ接床装置(図示せず)が設けられており、可動壁3Aの下端部からの光漏れ及び隙間風を防止すると共に、控え壁3と枠体2との一体感が得られるようにしている。他の構成は図1〜図4の実施形態と同様であり、対応する部位には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
7 and 8 show another embodiment. In this example, there is provided swing means 11 for connecting the
しかして、通常よりも広い出入口幅が必要な場合には、フランス落とし7(図13)を解除して可動壁3Aを回転中心として図7のように折り曲げることで、出入口幅dを通常よりも広い開口幅D(>d)まで広げることが可能となる。また通常時は可動壁3Aを真っ直ぐ延ばしてフランス落とし7を係止させることで、可動壁3A付き固定壁3Bがフラットな一面の控え壁3となる。従って、図1〜図4の実施形態と同様、枠外幅寸法Lを大きく変えることなく、しかもモジュールサイズの引戸5を用いたものでありながら、広い開口幅D(>d)を必要に応じて容易に確保できるという作用効果が得られるようになる。しかも本例では、可動壁3Aはスイングするのみであり、固定壁3Bからは外れないため、可動壁3Aの開閉操作がきわめて容易になると共に、可動壁3Aの納まりも良くなる。
Thus, when a wider entrance / exit width is required, the French drop 7 (FIG. 13) is released and the
図9は更に他の実施形態を示している。本例では可動壁3Aを固定壁3Bから取り外して固定壁3Bと対面する位置までスライドさせて保持するためのスライドレール12を備えている。他の構成は図1〜図4の実施形態と同様であり、対応する部位には同一符号を付して詳しい説明は省略する。本例のスライドレール12は可動壁3Aの上端部3bに設けた上ガイドを走行自在に吊り下げ支持するものであり、可動壁3Aの後端部3aを固定壁3Bに接離する方向に移動自在にガイドするガイドレール部12aと、固定壁3Bから取り外した可動壁3Aを手前に引き出すための一対の引き出し用レール部12bと、可動壁3Aを固定壁3Bとの対面位置まで逃がすための逃がし用レール部12cとからなる。また本例では、可動壁3Aの下端部に下枠部2bとの隙間を塞ぐ接床装置(図示せず)が設けられており、可動壁3Aの下端部からの光漏れ及び隙間風を防止すると共に、控え壁3と枠体2との一体感が得られるようにしている。しかして、通常よりも広い出入口幅が必要な場合には、可動壁3Aのフランス落とし7を解除し、その後、スライドレール12に沿って可動壁3Aを固定壁3Bから取り外して可動壁3Aの後端部3aを縦凹溝8から抜き出し、さらに可動壁3Aを手前に引き出し、さらに固定壁3Bとの対面位置まで逃がすことで出入口幅dを通常よりも広い開口幅D(>d)まで広げることができる。可動壁3Aを戻すときは上記とは逆に移動させることで、可動壁3Aを出入口1側に向ってせり出す形に戻すことができ可動壁3A付き固定壁3Bがフラットな一面の控え壁3となる。従って、図1〜図4の実施形態と同様、枠外幅寸法Lを大きく変えることなく、しかもモジュールサイズの引戸5を用いたものでありながら、広い開口幅D(>d)を必要に応じて容易に確保できるという作用効果が得られる。しかも本例では、可動壁3Aはスライドレール12に沿って移動して保持されるので、可動壁3Aの納まりが良くなる。またスライドレール12は吊り下げレールであるため、床面にレールを設置する必要がなく、フラットな床面を確保できるものである。
FIG. 9 shows still another embodiment. In this example, a
図10は更に他の実施形態を示している。本例では上記控え壁3を、ヒンジ体13を介して水平方向に折り畳み可能に連結された一対の折れ壁パネル3C,3Cで構成している。また本例では、一対の折れ壁パネル3C,3Cの下端部に下枠部2bとの隙間を塞ぐ接床装置(図示せず)が設けられており、折れ壁パネル3C,3Cの下端部からの光漏れ及び隙間風を防止すると共に、折れ壁パネル3C,3Cと枠体2との一体感が得られるようにしている。他の構成は図1〜図4の実施形態と同様であり、対応する部位には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
FIG. 10 shows still another embodiment. In the present example, the retaining
しかして控え壁3を折れ戸式の折れ壁パネル3C,3Cで構成し、通常よりも広い出入口幅が必要な場合にはフランス落とし7(図示せず)による係止を解除して一対の折れ壁パネル3C,3Cをヒンジ体13を中心として折り畳むだけで、出入口幅dを通常よりも広い開口幅D(>d)まで広げることが可能となる。また通常時は折れ壁パネル3C,3Cを引き延ばしてフランス落とし7により係止することで、一対の折れ壁パネル3C,3Cがフラットな一面の控え壁3となる。従って、図1〜図4の実施形態と同様、枠外幅寸法Lを大きく変えることなく、しかもモジュールサイズの引戸5を用いたものでありながら、広い開口幅D(>d)を必要に応じて容易に確保できるという作用効果が得られる。しかも本例では、控え壁3を一対の折れ壁パネル3C,3Cをヒンジ体13を中心として折り畳み可能としたので、納まりが良く且つ取り扱い性にも優れたものとなる。
Therefore, if the
1 出入口
2 枠体
2a 上枠部
2b 下枠部
3 控え壁
3A 可動壁
3B 固定壁
3C 折れ壁パネル
3a 後端部
3b 上端部
4 開口部
5 引戸
8 縦凹溝
9 横凹溝
10 ボルト
11 スイング手段
12 スライドレール
DESCRIPTION OF
Claims (6)
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---|---|---|---|
JP2003367464A JP2005133318A (en) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | Sliding door device |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011020930A1 (en) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Rodrigo Catala Matjasic | Sliding door system |
JP2013060708A (en) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Showa Front Kk | Sliding door type door device |
-
2003
- 2003-10-28 JP JP2003367464A patent/JP2005133318A/en active Pending
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WO2011020930A1 (en) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Rodrigo Catala Matjasic | Sliding door system |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070227 |