JP2005130682A - 電力増倍器 - Google Patents
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Abstract
【課題】交流電力回路において、電源トランスの入力電力を効率よく変換し、二次電力(負荷電力)を得る。
【解決手段】交流電気回路においてトランスの一次電流を負荷に流れる電流によりキャンセルする事により一次電力の僅少化をはかり、これにより一次電力が小さくなるので結果的に一次電力より大なる二次電力(負荷電力)を得ることを特徴とする電力増倍器。本発明の実施により燃料等不要な永久発電を構成することは非常に容易である。
【選択図】図1
【解決手段】交流電気回路においてトランスの一次電流を負荷に流れる電流によりキャンセルする事により一次電力の僅少化をはかり、これにより一次電力が小さくなるので結果的に一次電力より大なる二次電力(負荷電力)を得ることを特徴とする電力増倍器。本発明の実施により燃料等不要な永久発電を構成することは非常に容易である。
【選択図】図1
Description
本発明は電力の増倍により入力電力より大きい電力発生に関するものである。
電源トランスによる逆相キャンセルの技術である。これらは極めて一般的な周知の従来技術であるがこれらを組み合わせ本発明を成立させた。
電力は水力、石油、原子力などを燃料とし得られるのが主であった。これらエネルギー資源の枯渇はもはや時間の問題であり地球環境にあたえる影響は計り知れない。そこで燃料等一切使用しない全く新たな原理にもとずく電力発生器の提案が待ち望まれていた。太陽電池、風力発電などはそれが目的のため発展途上であるがまだまだ使用量が微少である。本発明はこれらを大きく解決できる要素をもつ提案である。また本電力増倍器の出力の一部電力を入力に還元し永久発電機とすることも可能なことは理の当然である。
本発明は電流位相が逆相であるを利用してこれら電流をキャンセルするを基本原理とする。これにより極めて大なる電力が生成されるを特徴とする。
従来「もらったエネルギーよりも多くの仕事は出来ない」と云う極めて単純な言葉からこの種の発明は無かった。
本発明の効果について述べる。
本発明は入力電力より大なる出力電力を得る。その量は入力電力の2倍ないし数倍程度になる。勿論キャンセルすべく電流位相、並びに振幅を調整、改善することにより効率倍数は上昇するものである。仮に負荷がありながら合成電流位相が丁度180度に位相調整がなされたなら効率は無限大になる。つまり完全な180度逆相で電流値も同一ならキャンセル相殺することで合成電流を殆ど零にすることが可能である。合成電流が零であることは通過電力が零であることを意味する。負荷電力を供給しているにもかかわらず入力電力がゼロ(に近い)と云うきわめて特異な現象を呈する。
本発明の効果について述べる。
本発明は入力電力より大なる出力電力を得る。その量は入力電力の2倍ないし数倍程度になる。勿論キャンセルすべく電流位相、並びに振幅を調整、改善することにより効率倍数は上昇するものである。仮に負荷がありながら合成電流位相が丁度180度に位相調整がなされたなら効率は無限大になる。つまり完全な180度逆相で電流値も同一ならキャンセル相殺することで合成電流を殆ど零にすることが可能である。合成電流が零であることは通過電力が零であることを意味する。負荷電力を供給しているにもかかわらず入力電力がゼロ(に近い)と云うきわめて特異な現象を呈する。
これが為、入力電力より大なる出力電力を容易に得られる。この場合効率は2倍から10倍程度になる。
たとえば効率5倍に成ったとすれば1に相当する電力を入力電力に還元し4に相当する電気量は外部にて任意に使用できることは理の当然である。
本発明の電力は無公害、無振動、無雑音であることは当然ですが、なによりも特記すべきは燃料等のエネルギー補給が必要ないことである。
たとえば効率5倍に成ったとすれば1に相当する電力を入力電力に還元し4に相当する電気量は外部にて任意に使用できることは理の当然である。
本発明の電力は無公害、無振動、無雑音であることは当然ですが、なによりも特記すべきは燃料等のエネルギー補給が必要ないことである。
本発明は従来存在しなかったものであるからどのような実施も最良の形態になるだろう。大きく分けて2つの実施形態がある。
第一は単純に電力増倍として実施するもので例えば小電力の電源設備で大電力の機器を駆動する形態である。
第一は単純に電力増倍として実施するもので例えば小電力の電源設備で大電力の機器を駆動する形態である。
第二は発電機として利用するものである。一般家庭用電源として5kw程度のもの。ビル用として500kw程度のもの。工場用として5000kw程度のものが代表となろう。そして自動車用として駆動エンジンにかわる20KWから50kw程度の小型軽量の発電器が期待される。微小発電でバッテリーにかわるなども大いに期待されるであろう。
本発明の実用化で危険負担の多い原子力発電は縮小または廃棄可能である。
本発明の実用化で危険負担の多い原子力発電は縮小または廃棄可能である。
図1は本発明の一実施例を示す原理図である。図1について説明する。
図1の電源1からE1なる電圧が発生し電力増倍トランスTの3の一次線輪に印加される。当然電力増倍トランスTの二次回路にE4なる電圧が誘起される。この電圧E4は電力増倍トランスTの一次線輪のタップ▲2▼の電圧との合成されB点4を経て負荷抵抗5に導かれる。
説明を容易にするために負荷抵抗5はインダクタンス分並びにキャパシタンス分の無い純抵抗として説明する。
図1の電源1からE1なる電圧が発生し電力増倍トランスTの3の一次線輪に印加される。当然電力増倍トランスTの二次回路にE4なる電圧が誘起される。この電圧E4は電力増倍トランスTの一次線輪のタップ▲2▼の電圧との合成されB点4を経て負荷抵抗5に導かれる。
説明を容易にするために負荷抵抗5はインダクタンス分並びにキャパシタンス分の無い純抵抗として説明する。
図1電力増倍トランスT3の一次回路を流れる電流iLは電源電圧E1の位相と同相であり負荷抵抗5に流れる電流iRは電源電圧E1に比して180度相違する逆相の関係にある。
ここで最も大切なのは電力増倍トランスT一次線輪電流iLと負荷抵抗R5に流れる電流iRはお互い180度ずれた逆相の電流であるを必要とする。
ここで最も大切なのは電力増倍トランスT一次線輪電流iLと負荷抵抗R5に流れる電流iRはお互い180度ずれた逆相の電流であるを必要とする。
逆相同電流であるならばお互いにキャンセル相殺され図1A点2の電流i1は僅少な値になる。これを可能にするのは電力増倍トランスTの一次線輪タップ▲2▼の位置である。電圧E2とE3の比を最適に選択することによりiLとiRを逆相同電流にする事ができる。iLとiRがバランスよくキャンセルされるならi1は僅少化されA点を通過する電力は極めて小さいものになる。
一次電力が僅少でも負荷抵抗R5にはE4とTの一次線輪タップの電圧E3との合成電圧がかかり電力を消費する。このときの図1A点を流れる電流i1は最小にある。このように構成することにより電力増倍トランスT3の入力電力 Pin より大なる出力電力 Pout を得ることが可能となる。
図1A点2並びにB点4の各々通過電力は次のようになる。
A点2の通過電力をPinとし電流位相角をφ1とすれば
Pin=E1 × i1 × COSφ1 となる。
B点4の通過電力をPoutとし電流位相角をφ2とすれば
Pout=E5 × i2 × COSφ2 となる。
Pin と Pout との関係は
Pin<Pout の関係が維持される。
よって入力電力より大なる出力電力が得られる特徴がある。
A点2の通過電力をPinとし電流位相角をφ1とすれば
Pin=E1 × i1 × COSφ1 となる。
B点4の通過電力をPoutとし電流位相角をφ2とすれば
Pout=E5 × i2 × COSφ2 となる。
Pin と Pout との関係は
Pin<Pout の関係が維持される。
よって入力電力より大なる出力電力が得られる特徴がある。
本発明を永久発電機に構成した場合ついて図2で説明する。電力増倍作用はすでに述べた通りである。
図2の電源6はバッテリーの電圧で駆動する交流変換器でありP1は電力増倍トランスの入力電力である。電力増倍作用により発生した電力はP2として表す。このP2の一部であるP1に相当する電力P3を整流器11で直流に変換しバッテリー12に充電される。バッテリー12から電力P5が交流変換器6の電源となる。バッテリー12は装置の初期スタートならびに電圧変動等を抑える。しかる後、負荷電力P4を任意に使用できる。
図2の電源6はバッテリーの電圧で駆動する交流変換器でありP1は電力増倍トランスの入力電力である。電力増倍作用により発生した電力はP2として表す。このP2の一部であるP1に相当する電力P3を整流器11で直流に変換しバッテリー12に充電される。バッテリー12から電力P5が交流変換器6の電源となる。バッテリー12は装置の初期スタートならびに電圧変動等を抑える。しかる後、負荷電力P4を任意に使用できる。
任意に使用出来る電力量P4は次による。
P4=P2−P3 となる。
ただし P2>P1
P3=P5=P1 であるから電力を外部に供給し続けることが理解されよう。
このように電力増倍した出力の一部を入力に還元し永久発電を可能とした。
P4=P2−P3 となる。
ただし P2>P1
P3=P5=P1 であるから電力を外部に供給し続けることが理解されよう。
このように電力増倍した出力の一部を入力に還元し永久発電を可能とした。
本発明は人類の夢の実現化である。本発明で発生せられる電力は無公害であり地球上どこでも安定して供給する電力であり、基本的には電力コストは無料である。
したがって産業上の利用可能性は無限にある。
したがって産業上の利用可能性は無限にある。
Claims (2)
- 交流電力回路において電源トランスがあり、その二次回路に負荷抵抗を接続するようになされた回路において、上記電源トランスの一次線輪に流れる電流と負荷抵抗に流れる電流の位相を丁度逆相(180度の位相差)とし、その合成電流をキャンセル相殺して僅少な電流とし、よって当該電源トランスの一次電力(入力電力)も極めて小さな電力となすべく構成される。負荷抵抗は上記電源トランス二次回路に誘起した電圧と上記トランスの一次回路線輪のある特定の所の電圧が加算された電圧が印加され電力が消費されるように構成される。これにより上記電源トランスの一次電力(入力電力)より大きな二次電力(出力電力)を得ることを特徴とする電力増倍器
- バッテリがありバッテリ電源を交流変換し交流電力(P1)とし、本発明請求項1の電力増倍器により増倍された電力(P2)を得て、当該増倍電力P2の一部を上記バッテリ電源(P1)に還元し余剰電力(P3=P2−P1)を任意の電力として使用できるように構成した電力増倍器による発電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003400651A JP2005130682A (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 電力増倍器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003400651A JP2005130682A (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 電力増倍器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005130682A true JP2005130682A (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=34649934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003400651A Pending JP2005130682A (ja) | 2003-10-24 | 2003-10-24 | 電力増倍器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005130682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7364436B2 (ja) | 2019-11-21 | 2023-10-18 | ファナック株式会社 | 磁極方向検出装置および磁極方向検出方法 |
-
2003
- 2003-10-24 JP JP2003400651A patent/JP2005130682A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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