JP2005130161A - 複数の記録媒体を装着する映像記録装置およびカメラレコーダ - Google Patents

複数の記録媒体を装着する映像記録装置およびカメラレコーダ Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の記録媒体が着脱可能なスロットを備えた装置において、限られた数の記録媒体に対してエンドレス記録を行う。
【解決手段】 個々の記録媒体に分割して独立した映像ファイルとして順次記録すると共に、映像ファイルの情報を示す管理情報ファイルを個々の記録媒体に記録する。記録可能な容量がなくなった場合には、前記管理情報から最も古い映像ファイルを検索し、削除する。削除することによって新たに確保した記録領域に、新たな映像ファイルを記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の記録媒体に連続して映像および音声を記録することが可能な映像記録装置およびカメラレコーダに関する。
近年、光ディスクや、半導体メモリなどの記録媒体に、映像信号をファイル化して記録する装置が一般的になり、記録媒体の大容量化に伴い、記録時間も拡大している。しかし、単一の記録媒体の容量は限られるため、複数の記録媒体に映像信号を連続記録し、記録時間を拡大する方法が行われている。一方、スポーツのゴールシーン等のいつ起こるか不確定なシーンの撮影を行う際の撮影ミスを防止するために、記録容量の限られた記録媒体を用いて、長時間あるいはエンドレスに記録する方式が提案されている。
従来の連続してエンドレス記録する方法としては、割り当てられた記憶領域にのみ記録媒体に記録する方法がある(例えば、特許文献1参照。)。前記従来例では、ハードディスク等のノンリニアアクセス可能な記録媒体に対して、一定時間分の記憶領域を割り当て、記憶領域分データを記録したら、新たに記録する領域を確保して記録するとともに、記憶領域のうち最も古い内容が記録された領域を、新たに確保した分だけ開放することでエンドレス記録を実現するものである。
特開2000−82279号公報
しかしながら、前記のような記録容量の限られた記録媒体に対して長時間あるいはエンドレスに記録する方式では、1つのファイルが記録媒体上で区切られた各領域の相関をアドレスで保持している。そのため記録開始以前から存在する内容を削除することはないが、アドレスは1つの記録媒体のみで一意であるため、複数の記録媒体に渡る1つの連続した記録や、複数の記録媒体に及ぶ連続した再生を行うことが困難であるという問題点があった。
また、複数の記録媒体が容易に着脱可能なスロットを備える装置において、記録媒体を着脱する場合には、単に記録、再生中のアクセスを示すのみでは、記録再生対象となる記録媒体を切り換えるときに、切り換え先の記録媒体を排出してしまう等の誤操作をしてしまうという問題点があった。
本発明は、このような課題を解決するために提案されたもので、複数の限られた数の記録媒体を用いて、記録開始以前から記録媒体にある内容を削除することなしにエンドレス記録すると共に、別の装置で複数の記録媒体に記録された連続した映像を連続再生することを可能にする映像記録装置およびカメラレコーダを提供することを目的としている。
本発明の映像記録装置は、複数の記録媒体に連続して映像信号を映像ファイルとして記録する映像記録装置において、個々の記録媒体に記録時間を分割して独立した映像ファイルとして順次記録すると共に、映像ファイルの情報を示す管理情報ファイルを個々の記録媒体に記録する。前記管理情報ファイルには他の記録媒体に記録される前後の映像ファイルの情報を記録し、記録可能な容量がなくなった場合には、前記管理情報の接続情報から最も古い映像ファイルを検索して削除する。削除することによって新たに確保した記録可能な領域に、新たな映像ファイルを記録する。さらに記録可能な容量がなくなった場合には、前記のファイルの削除、記録を繰り返ことによりエンドレス記録を実現する。
アクセス状態として、各記録媒体に対し記録中、記録予告、記録可能、記録不可能、記録選択を示す状態を定義する。個々の記録媒体における記録時は映像信号の記録が完了する時点で前後の映像ファイルの情報は確定しており、管理情報ファイルの記録も完了する事が出来る。したがって、記録媒体に記録を開始する前に記録中とすることで記録媒体にアクセスする期間を含むように記録状態を示す表示を行う。記録中以外の場合には、記録媒体の記録可能な時間を検出し、記録不可能、記録可能を示す表示を行う。この記録可能を示す記録媒体の中で記録媒体決定方式によって記録される記録媒体が決定される。前記の決定された媒体を記録予告状態とし、記録開始以前に記録する記録媒体を明示する。
前記本発明の記録方式において、例えば記録開始時点にて、記録可能な容量がない記録媒体には記録することはない。したがって、記録対象とする複数の記録媒体を記録選択状態として表示することで、記録動作中に取り出すことができない記録媒体を示す。
本発明のカメラレコーダおよび映像記録装置では、限られた数の記録媒体に対してエンドレスに記録することが可能である。また、複数の記録媒体を別の装置で再生する場合でも、前記管理情報を参照することで、個々の映像ファイルの前後関係が明確になり、複数記録媒体を使用した連続再生が可能になる。また、個々の記録媒体の映像ファイルは独立しているため、記録媒体単独でも再生が可能である。また、記録媒体の数を限定しない複数媒体連続記録動作モードと切り換る手段を備えることで、目的に応じて効率的に記録媒体を利用することができる。また、本発明のアクセス状態を示す表示を行うことで、複数の着脱可能な記録媒体を装着するスロットを備える映像記録装置において、記録媒体着脱の際、使用者の誤操作を防止することが可能である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態のカメラレコーダの構成を示す。カメラレコーダは、システム制御部101と、I/Oバス121と、着脱可能な複数の記録メモリ111〜114と、記録メモリと接続するPCMCIA I/F部110と、ファイルの記録や再生を指示する入力手段130と、CCDなどにより映像を入力するカメラ部127と、撮影した映像信号の処理をおこなう映像処理手段132と、映像信号の符号化を行うエンコーダ131と、音声信号を入力するマイク部138と、入力した音声信号の処理を行う音声処理手段135と、映像信号を復号化するデコーダ133と、復号された映像信号を出力する映像出力手段134と、音声信号を出力する音声出力手段136と、機器の動作状態を示す表示部139を含む。
記録メモリ111〜114はPCMCIAの形状で脱着可能な構成となっており、スロット1から4までの4個のスロットを持つPCMCIA I/F部110とはPCカード規格により接続される。
システム制御部101は、例えば、マイコンとメモリとによって実現される。システム制御部101に含まれる各手段は、マイコンが各種のプログラムを実行することによって実現される。システム制御部101に含まれる各メモリは、例えば、単一のメモリを用途ごとに領域を分けて使うことによって実現される。
カメラ部137にて入力された映像信号は、映像処理部132にて記録に適した処理が行われたのち、エンコーダ131にて例えばSMPTE−314M(DV−Based 25M)の圧縮処理により約1/5の符号量に圧縮される。映像ファイル処理102では圧縮されたSMPTE−314Mの圧縮データを1フレーム単位を基準としてファイル化する(DIF形式ファイル)。NTSCの場合、DIF形式ファイルは1フレームあたりのデータ量は固定量の120000Byteとなる。
図2(a)にDIF形式ファイルの構造を示す。ファイルのヘッダ等は無く、フレームの順に圧縮データが並んでいる構造であるため、Nフレーム記録時のファイルサイズは上記1フレームあたりの符号量のN倍となる。
また、DIF形式ファイルの中では音声2チャンネルを格納出来るが、本実施の形態ではDIF形式ファイル内の音声データは使用せず、別ファイルとして記録する。これは、放送局などの業務用途の編集作業では、映像と音声とを独立して編集作業を行う事が多く、業務用途のノンリニア編集機では映像と音声を別ファイルとするのが一般的である為である。
マイク部138にて入力された音声データは音声処理手段135にて記録に適した処理が行われた後、音声ファイル処理手段103にてWave形式でファイル化される。Wave形式ファイルの一例を図2(b)に示す。Waveファイルは、RIFF(Resource Interchange File Format)の一つであり複数のチャンクで構成されている。各チャンクは4文字のID(ASCII 4Byte)と4バイトのチャンクデータサイズ、そして実際のチャンクデータで構成される。ファイルの先頭にはRIFFチャンクがあり、Wave形式である事を表している。fmtチャンクではファイルに格納されている音声データのサンプル周波数、量子化数などの構造が格納されている。dataチャンクにはチャンクIDとチャンクサイズに続いて実際の音声データが格納されている。音声の量子化数を16bitとした場合のファイルサイズは以下の様になる。
RIFF + fmt +8 +(M×2) Byte
RIFF=RIFFチャンクのバイト数
fmt =fmtチャンクのバイト数
M =音声データの総サンプル数
音声ファイルにはCH独立で記録する。従って、記録する音声のチャンネル数が2チャンネルの場合は、Waveファイルをチャンネル毎に独立して2個記録する。
記録メモリ111〜114はFAT16等のファイルシステムでフォーマットされており、記録メモリへのファイルの書き込みは、システム制御部内のファイルシステム106によりFATの管理情報の更新と、記録メモリへのデータ書き込み動作により行われる。
記録メモリ111〜114のそれぞれの空き容量は記録メモリ処理手段105が個々の記録メモリの空き容量をファイルシステム106で確認することにより認識しており、映像音声記録時での複数の記録メモリの中からの記録対象メモリの指定は記録メモリ処理手段105によって行う。
映像と音声の記録動作は、入力手段130からの指示に従って行う。記録開始の指示があった場合は、メモリ処理手段105によって指定された記録メモリに対して、映像を記録する1個のDIF形式映像ファイルと、音声を記録する2個のWaveファイルをOpenし、データを記録していく。この際、映像の記録開始時刻と音声の記録開始時刻は同期して行う。
また、記録メモリへのデータ書き込みは、記録動作の停止指示があった場合に終了し、上記ファイルをCloseする。従って、この1連続の記録動作(1クリップ)の実行により映像ファイル1個と音声ファイル2個が新規に作成される。
また、クリップ記録終了の際には、クリップの管理情報が記述されているIndexファイルの更新がIndexファイル処理104により行われる。図3にIndexファイルと映像ファイル、音声ファイル、クリップの関係を示す。Indexファイルは記録メモリ1個に付き1ファイル記録され、記録メモリ内に含まれるクリップの情報、クリップと映像ファイル、音声ファイルのリンク関係等を表す。
図4にIndexファイルの記述の一例、図5にIndexファイルの各要素を示す。Indexファイルには、記録メモリ固有の情報を表すMedia Indexとクリップ毎の固有の情報を表すClip Indexの2階層のデータが含まれ、それぞれ図5に表される要素を記述している。Indexファイルはテキスト形式のファイルとして記録され、それぞれの要素の区切りはカンマで区切られている。
Media Index中のMedia IDはメディア毎にユニークとなる様に付加されるIDであり、例えばメディアをフォーマットする際に、フォーマット時の時刻及び機器のID等の組み合わせにより固有のIDを付加する事が出来る。
Media Titleはユーザが任意に付加する事の出来るメディア固有のタイトルであり、ユーザが認識し易い名前を自由に付加する事が出来る。機器内でのメディアの特定はMedia IDによるため、Media Titleは映像ファイルや音声ファイルが記録された状態でも自由に変更する事が可能である。
Clip Index中のClip IDはクリップ毎にユニークとなる様に付加されるIDであり、例えばクリップの記録をする際に、記録開始時の時刻及び機器のID等の組み合わせにより固有のIDを付加する事が出来る。映像ファイルおよび音声ファイルとクリップとの関連付けはこのClip IDをファイル名に記述する事で行う。例えばClip IDがC001の映像ファイルはC001.DIFとし、音声2CH分のファイルはそれぞれC001_1.WAV、C001_2.WAVとする事でクリップと映像及び音声ファイルとの関連付けが出来る。
Clip Titleはユーザが任意に付加する事の出来るクリップ固有のタイトルであり、ユーザが認識し易い名前を自由に付加する事が出来る。機器内でのクリップの特定はClip IDによるため、Clip Titleは映像ファイルや音声ファイルが記録された状態でも自由に変更する事が可能である。
UMID(Unique Material Identifier)はSMPTE330にて規定されている素材を特定する為のIDであり、Clip単位でユニークなUMIDを設定する。
Frame Rateは映像信号のフレーム周波数を表し、Durationはクリップに含まれるフレーム数を表す。また、Frame RateとDurationによりクリップ全体の記録時間を計算する事が可能である。
Sequence NO.はクリップ先頭でのシーケンスNO.を表す。シーケンスNO.とは、WAVE形式の音声ファイルにおいて、1フレーム毎に振られる0〜4の番号のことであり、0、1、2、3、4、0、1、2、…というように0〜4が繰り返し現れる。Sequence NO.は記録開始時間とクリップの先頭が同一となる通常の記録動作では0となるが、複数の記録メモリに連続記録する場合は後述する。
Offsetは記録開始からクリップの先頭までの時間を表し、Sequence NO.と同様に、記録開始時間とクリップの先頭が同一となる通常の記録動作では0となるが、複数の記録メモリに連続記録する場合は後述する。また、Previous Clip、Next Clipについても説明は後述する。
これより、複数の記録メモリに渡って連続記録する動作について説明する。記録を開始する直前では、4個の記録メモリの状態は図6に示す様になっているとする。図6は、各記録メモリの内部のファイル構成を示しており、記録メモリ111(Media ID M001)には、Clip ID C001が記録されており、ファイルとしては、映像ファイルC001.DIF、音声ファイルC001_1.WAVおよびC001_2.WAV、そしてIndexファイルIndex.txtが記録されており、それ以外は空きである。記録メモリ113(Media ID M003)には同様にClip ID C001が記録されており、空き容量は無い状態である。
記録メモリ112(Media ID M002)、および114(Media ID M004)にはIndexファイルIndex.txtのみが記録されている。
映像記録を開始するにあたっては、カメラレコーダでの記録等、記録終了までの時間が確定していない事が多い。従って記録動作の開始時点では1個の記録メモリ内で記録が終了するかどうかは不明である。しかし前述した様に1フレームあたりの映像ファイルと音声ファイルのデータ量は確定している為、記録メモリ111に記録する時点で記録メモリ111に記録出来る時間T1(フレーム)は計算する事が出来る。ここで、T1はMedia ID M001において映像ファイルおよび、音声ファイル2CHを全て記録出来る最大の時間である。記録中にT1(フレーム)を超える場合は、Media ID M001でのClip ID C002は終了し、新規の記録メモリ(Media ID M002)に新規のクリップ(Clip ID C001)を作成し、連続して記録する。
ここで、記録メモリ113(Media ID M003)には空き容量が無いので、記録する事が出来ない。そこで、記録メモリ112(Media ID M002)の後には次に空き容量のある記録メモリ114(Media ID M004)に記録する事とする。
また、SequenceNO.はMedia ID M001の記録メモリ中のClip ID C002とMedia ID M002の記録メモリ中のClip ID C001とで連続となる様に記録する。
Media ID M002の記録メモリにおいても予め計算されている記録可能な時間T2フレームを超えた場合は、Media ID M004の記録メモリに連続して記録を行う。この場合もSequenceNO.は、Media ID M002の記録メモリのClip ID C001とMedia ID M004の記録メモリ中のClip ID C001とで連続となる様に記録する。
Media ID M004の記録メモリでの記録時間がT3フレームで終了した場合、一連の映像音声は図7に示す様に3個のメディアに渡る3個のクリップとして記録されており、それぞれの記録メモリに記録されたファイルは図8のようになる。
また、図9にそれぞれの記録メモリにおけるIndexファイルの内容を示す。図5に示すIndexファイル内の各要素の中でPrevious Clipは直前に接続するクリップのMedia IDとClip IDを示し、Next Clipは直後に接続するMedia IDとClip IDを示す。従って図9に示す様に、3個の記録メモリに分割された3個のクリップはIndexファイルにより以下の接続情報を表す事が出来る。
・Previous Clip
Media ID M002 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M001 Clip ID C002
Media ID M004 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
・Next Clip
Media ID M001 Clip ID C002の直後のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
Media ID M002 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M004 Clip ID C001
また、Offsetには記録開始時から、そのClipの先頭の時間をフレーム単位で記述するため、連続した複数の中で、先頭のクリップ(Media ID M001 Clip ID C002)は0となり、2番目のクリップ(Media ID M002 Clip ID C001)はT1、3番目のクリップ(Media ID M004 Clip ID C001)はT1+T2となる。
また、連続する3個のクリップのUMIDについては、図9に示す様に(UMID1)として同一のIDを与える事により、後の編集工程等で3個のクリップを連結する際にUMIDの統一性を保つ事が出来る。
次に、記録メモリ処理手段105で行われる容量計算処理について詳細を説明する。容量計算処理では,各記録メモリの容量時間、記録可能時間、全メモリの総容量時間、総記録可能時間が算出される。
記録可能容量Cspace(バイト)は、単一のメモリにおいて、ファイルシステムより検出された容量Ccapasity(バイト)から記録済み容量Cused(バイト)を差し引くことで計算される。
前述の様に1フレームあたりの映像ファイルと音声ファイルのデータ量は確定しているため、容量Ccapasityで記録できる容量時間Tcapasity(フレーム)と、記録可能容量Cspaceで記録できる記録可能時間Tremain(フレーム)は計算することができる。ただし、ライトプロテクト等の記録禁止属性を持つ記録メモリの場合にはTremain=0とする。このことで、記録禁止の記録メモリには記録を行わないようにする。
次に、メモリ交換の指示や、機器のアクセス状態を示すための表示手段について説明する。表示処理手段140においてアクセス状態が決定されると、その状態が表示部139にて表示される。アクセス状態は、使用者の記録メモリ着脱の判断を容易にするため、図21に示すアクセス状態を持つ。
以下にアクセス状態とアクセス状態を決定する条件について説明する。アクセス中状態は、装置が該当のメモリに対して記録再生中であることを意味し、取り出し禁止であることを示す。さらに、単にファイルの読み書きを行っている状態を示すのではなく、記録メモリ処理手段105において記録や再生のアクセス命令を受けた時点から、ファイルシステム106にて得られるファイルクローズされるまでの状態を示すようにする。すなわち、ファイルの読み書きを含む期間をアクセス中状態にする。上記の状態を表示することにより、使用者に注意を促す。なお、本実施の形態では、PCMCIA規格に準拠したスロットを使用するため、記録メモリの排出はユーザによる機械的な操作による。このため、機器側で排出を禁止(ロック)することはできないが、上記の構成により、容易に自動的なロック機構への適用が可能になる。
記録可能状態は、記録可能な容量があることを表し、かつ、取り出し可能であることを示す。記録メモリ処理手段105は、前述したTremainが閾値Tth_fullより大きいときに記録可能な容量があると判断し、その記録メモリを記録可能状態とする。閾値Tth_fullは、好ましくは、0である。
記録不可能状態は、前述した記録可能状態にあてはまらない場合で、Tremainが閾値Tth_full以下の場合である。記録不可能状態の記録メモリは取り出し可能であり、機器はこの状態にある記録メモリに対して記録を行わないことを示す。
記録予告状態は、記録メモリ処理手段105にて決定される記録メモリ位置である記録メモリを表し、機器が記録要求を受け付けたときに記録を開始するメモリを示す。記録メモリ位置とは、ある記録メモリに対して記録中は次に記録対象となる一つの記録メモリを意味し、記録中でない場合は現在の記録対象となる1つの記録メモリを意味する。記録メモリ位置は、記録可能状態の記録メモリの中から記録メモリ位置決定方式により決定される。
記録選択状態は、記録する記録メモリの数を限定したエンドレス記録動作モードで使用する状態であり、記録対象として自動選択されたメモリであることを示す。自動選択を行うのは記録開始時等であり、詳細に関しては後述する。
記録メモリ位置決定方式としては、例えば、スロット番号順に記録メモリ位置を決定する。図6の状態では、まず、記録可能状態にある一番小さい番号のスロットに装着されている記録メモリ111を記録メモリ位置とする。この記録メモリ111に記録可能容量がなくなるまで記録されて記録不可能状態になった場合には、記録メモリ112に記録メモリ位置が変更される。記録メモリ位置は、記録メモリの着脱や、ファイル削除等、前述のTremainの変化により常に最新の状態を反映して決定しておく。ある記録メモリが一杯になり、記録先を記録予告状態にある次の記録メモリに切り換えたときには、一杯になった記録メモリはアクセス中状態を解除して記録不可能状態とし、次に記録を開始する記録メモリは記録予告状態を解除してアクセス中状態とする。機器がすべての記録メモリに対して記録予告状態を表示していない場合にはどの記録メモリも記録可能な容量がないため記録できないことを表す。なお、記録メモリ位置の決定方式は、一連の映像がまたがって記録される記録メモリの総数を少しでも少なくするために容量の大きい順に決定する方法や、ある特定の記録メモリへのアクセスが集中することで耐用回数を超えてしまうことを防ぐために記録回数の少ない順に決定する方法など様々な決定方法が考えられるが、いずれの方法も本構成において記録メモリ処理手段105の記録メモリ位置決定方式を変更するのみで容易に適用可能である。
図10に、図6の状態における記録開始前と、記録開始直後のアクセス状態表示の例を示す。記録開始前はスロット1に装着されている記録メモリ111が記録可能なため記録メモリ位置になっており、記録予告状態表示される。記録開始直後に記録メモリ111に対する記録予告状態は解除され、アクセス中状態表示に変わる。記録メモリ112、113、114の表示は各記録メモリの記録可能時間に応じて、記録可能、記録不可能状態を表示している。前述したアクセス状態定義は状態の重複が生じるため、表示の優先順位を定義し、優先順位の高い状態を表示する。
本実施の形態では、表示部139において図22のように各記録メモリに対する前述した5つのアクセス状態を、2色発光(赤色、緑色)LEDを用いて表示する。なお、本実施例ではLEDを用いたが、5状態以上を区別できる表示装置であれば適用は容易である。
これより、限られた数の記録媒体に対してエンドレスに記録する方法について説明する。限られた数の記録媒体に対してエンドレスに記録する処理の流れを図11を参照して説明する。また、その途中段階での記録メモリの状態を図12〜図15に示す。
記録を開始するにあたって、まず、S1の記録対象選択処理にてエンドレス記録の対象となる複数の記録メモリを選択確定する。記録開始時点において、前述した記録可能時間TremainがTth_fullより大きい記録メモリ(記録可能状態の記録メモリ)が選択される。図12では、記録メモリ111、112、113が選択される。この選択されたエンドレス記録の対象となる複数の記録メモリを、前述したアクセス状態の記録選択状態に状態遷移させ、表示部139に表示する。なお、記録選択状態である各記録メモリのTremainの総和をTremainSelとする。使用者に記録メモリが記録対象であることを明示することによって、誤った取り出しによる撮影ミスを防ぐ。
次に記録を開始し、前述した記録方法で連続記録する。S2において、全記録メモリの記録可能時間がなくなった場合(図13)、すなわち、記録対象に選択されたメモリがすべて記録不可能状態になった場合に、S3の最古クリップ削除処理において、現在連続して記録しているクリップの中で最古のクリップを削除する。最古のクリップはIndexファイルを参照し、現在記録しているクリップのPrevious Clipを順にたどり、記録選択状態であるすべての記録メモリの中で先頭のクリップとする。クリップの削除時にはIndexファイルに記録されているクリップ情報も同時に削除する。このようにクリップの関連性を参照して最古クリップを削除することで、記録開始以前に記録済みであったクリップ(例えば図12ではMediaID M001、ClipID C001)を削除することなしにエンドレス記録を行うことができる。
上記の様に、最古のクリップを削除することで、削除したクリップの記録されていた記録媒体が記録可能状態になる。そのため、S4の記録メモリ位置決定処理おいて、前述した記録メモリ決定方式により、削除したクリップの記録されていた記録媒体が記録メモリ位置となる。この記録媒体に対してS5のステップにおいて再度記録を開始する(図14)。S5のステップにおいて、前述したIndexファイルの作成が行われ、クリップ情報(MediaID、ClipID、UMID、Frame Rate、Sequence No、Offset等)が保存される。ClipIDには削除されたクリップとは異なるIDを付与する。
続いて、S6において、記録メモリ位置の記録メモリが記録不可になった場合には、前述の処理を繰り返し、S8において停止指示を判断し、停止指示があった場合には終了する。S7、S9の処理は同一の処理で、記録メモリ位置の記録終了処理であり、記録した映像、音声ファイルのクローズや、Indexファイル(Previous Clip、Next Clip、Duration)の保存が行われる。
この記録方式では、記録を行った時間(記録開始の指示を受けて記録を開始してから、記録中の現時点または記録停止の指示を受けて記録を停止するまでの時間)に対して、実際に記録メモリに記録されている時間は、それ以下の時間となる。全記録メモリが記録不可能となるたびに最古クリップが消去されるため、記録メモリに記録されており、後から再生可能な時間Trec(フレーム)の最大値は、記録開始時の選択されたエンドレス記録の対象となる複数の記録メモリの記録可能時間Tremainの総和であるTremailSelとなる。また、Trecの最小値は、記録選択状態の各記録メモリの記録開始時における記録可能時間すなわちTremainの最大時間をTremainSelから差し引いた時間である。例えば、図12において、記録メモリ111の記録可能時間T11、記録メモリ112の記録可能時間T12、記録メモリ113の記録可能時間T13とし、記録メモリ111〜114の記憶容量が同一であるとした場合、T12=T13であるので、Trecの最小値は下記の式で表される。
Trec = ( T11 + T12 + T13 ) − T12
Trecの最小値はエンドレス記録を行った際の最低記録保証時間をあらわすので、表示部にTrecの最小値を表示することで、少なくともこの時間前から映像が保存されているということがわかるようになる。
記録終了時点(図15)のIndexファイルの内容を示す。図15に示すようにMediaID M001、M002、M003の3つの記録メモリに分割されたクリップの接続情報を表す。
・ Previous Clip
MediaID M002 ClipID C001の直前のクリップ
=MediaID M001 ClipID C002
=削除済みクリップ
MediaID M003 ClipID C001の直前のクリップ
=MediaID M002 ClipID C001
MediaID M001 ClipID C003の直前のクリップ
=MediaID M003 ClipID C001
・ Next Clip
MediaID M002 ClipID C001の直後のクリップ
=MediaID M003 ClipID C001
MediaID M003 ClipID C001の直後のクリップ
=MediaID M001 ClipID C003
なお、クリップを削除して異なるClipIDを付与する方法を説明したが、クリップを削除する時点で、直後のクリップ(MediaID M002 ClipID C001)の接続情報を削除することも可能である。ただし、記録開始時の記録対象を確定し、記録中に記録選択状態の着脱が行われないことが条件である。すなわち、記録選択状態の記録メモリの着脱が行われた場合に記録終了する手段を設けることで容易に実現でき、削除するクリップと新たに記録するクリップのClipIDに同じIDを付与しても不都合が起こらない。接続情報を削除する場合の記録終了時点(図15)のIndexファイル内容を示す。
・ Previous Clip
MediaID M003 ClipID C001の直前のクリップ
=MediaID M002 ClipID C001
MediaID M001 ClipID C003の直前のクリップ
=MediaID M003 ClipID C001
・ Next Clip
MediaID M002 ClipID C001の直後のクリップ
=MediaID M003 ClipID C001
MediaID M003 ClipID C001の直後のクリップ
=MediaID M001 ClipID C003
また、連続する3個のクリップのUMIDについては同一のIDを与えることにより、後の編集工程等で3個のクリップを連結する際にUMIDの統一性を保つことができる。
次に、前述した最古ファイルを削除し、限られた記録媒体に対してエンドレスに記録する方法と、最古ファイルの削除を行わない記録方法(以下、通常記録方式と呼ぶ)の切り換えについて記述する。
記録メモリ処理105で行われる通常記録方式の処理の流れを図16に示す。各処理(S2、S4、S5、S6、S7、S8、S9)は前述した限られた記録媒体に対してエンドレスに記録する方法と同一の処理である。
通常記録方式では、前述したように同時に行われるファイルの作成は1つの記録メモリのみに対してであるため、記録中以外の記録メモリに対して特別の配慮をする必要がない。すなわち、アクセス表示処理において、アクセス中状態で十分であり、記録選択状態に遷移させる必要はない。また、通常記録方式はすべての記録メモリが記録済みになると記録終了する。
さらに、記録メモリに対して記録中に他の記録済みの記録メモリを取り出し、新規の記録可能な記録メモリを取り付けることで、長時間の記録を行うことが可能である。この記録中に記録メモリを交換することにより長時間記録を行う方法について説明する。図10 B)において、記録不可が点灯しているスロット3に装着されている記録メモリ113は、記録済みで交換可能なことを示している。
記録を開始する直前の各記録メモリの状態を図6とすると、記録動作が連続して行われ記録メモリ111、及び記録メモリ112の全容量まで記録され、記録メモリ114に記録途中である時点では、各記録メモリ内は図8の状態になる。
ここで、スロット1〜3の記録メモリを記録可能容量のある新しい記録メモリと交換する。記録メモリの交換に際しては記録済みの記録メモリを抜く時にPCMCIAのアンマウント処理を行う。アンマウント処理を行う前には映像ファイル及び音声ファイルはクローズし、Indexファイルの更新も完了しておく。また、新しい記録メモリを装着した時にマウント処理を実行する。この間も別スロットである記録メモリ114では記録動作を連続して行う事が可能である。
図17に記録メモリ交換後の各記録メモリの状態を示す。記録メモリ111〜113は新規のメモリであり、マウント処理時にそれぞれ新規のIndexファイルの作成を行う。Indexファイルの作成においてMedia IDは各記録メモリ固有のIDを付与する。図17では記録メモリ111〜113に対してそれぞれMedia ID M005、M006、M007を付与している。この事により、交換前にスロットに装着されていたMedia ID M001〜M003と容易に区別する事が可能である。
記録動作は記録メモリ114の容量が無くなった時点で、前記に示したのと同様の切り替え動作により、新しい記録メモリ111への書き込みを行う。また、記録メモリ111での容量が無くなった時点で同様に記録メモリ112への書き込みを行う。記録メモリ112への書き込み途中で記録停止が終了した場合の、各記録メモリに記録されたファイルを図18に示す。
また、図19、図20にそれぞれの記録メモリにおけるIndexファイルの内容を示す。図19、図20に示す様に、Media ID M001、M002、M004、M005、M006の5個の記録メモリに分割された5個のクリップはIndexファイルにより、以下の接続情報を表す事が出来る。
・Previous Clip
Media ID M002 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M001 Clip ID C002
Media ID M004 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
Media ID M005 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M004 Clip ID C001
Media ID M006 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M005 Clip ID C001
・Next Clip
Media ID M001 Clip ID C002の直後のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
Media ID M002 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M004 Clip ID C001
Media ID M004 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M005 Clip ID C001
Media ID M005 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M006 Clip ID C001
また、Media ID M001、M002、M004、M005、M006のそれぞれに記録されたフレーム時間をT1、T2、T4、T5、T6とすると、Offsetには記録開始時から、そのClipの先頭の時間をフレーム単位で記述するため、連続した複数の中で、先頭のクリップ(Media ID M001 Clip ID C002)は0となり、2番目のクリップ(Media ID M002 Clip ID C001)はT1、3番目のクリップ(Media ID M004 Clip ID C001)はT1+T2、4番目のクリップ(Media ID M005 Clip ID C001)はT1+T2+T4、5番目のクリップ(Media ID M006 Clip ID C001)はT1+T2+T4+T5となる。
また、連続する5個のクリップのUMIDについては、図19、図20に示す様に(UMID1)として同一のIDを与える事により、後の編集工程等で5個のクリップを連結する際にUMIDの統一性を保つ事が出来る。
次に、記録メモリ位置の切り換えについて説明する。この切り換えは、例えば、撮影場所やシーンに応じて使用者が記録するメモリを切り換えるときに使用され、使用者の記録メモリの管理を簡易化することが可能である。
入力手段130において、例えば記録メモリ位置切り換え釦を備える。記録中に使用者が記録メモリ位置切り換え釦を押した場合には、図16のS6において条件分岐し、S7において、現在記録中のメモリの終了処理を行い、S4において、次の記録可能時間のある記録メモリに強制的に切り換える。同時に、アクセス状態処理において、切り換えた記録メモリをアクセス中状態に遷移させ、それまで記録していたメモリのアクセス中状態を解除し、記録可能であれば、記録可能状態にする。
記録中以外の場合には、記録メモリ位置決定処理において、前述した記録メモリ位置を記録メモリ位置決定方式に基づいて記録可能な記録メモリに変更する。このとき、アクセス状態処理において、記録予告状態も変更された記録メモリ位置の記録メモリに変更する。
この様な構成により、限られた数の記録メモリを用いてエンドレス記録することが可能であり、Indexファイルを参照することで、記録開始以前から存在するクリップの削除を行わないことが可能である。また、連続クリップの再生をすることはもちろんのこと、その中の一部の記録メモリのみで部分的に再生することも可能である。
また、複数の記録メモリが装着可能なため、アクセス状態を表示することで、使用者の誤操作を防止することが可能である。
さらに、限られた数の記録媒体に対してエンドレスに記録する方法と通常記録を切り替える構成や、記録メモリ位置を切り換える構成にすることで、1つの記録装置にて、記録メモリの数、撮影用途、目的に応じて効率的に使い分けることが可能である。
なお、本実施の形態では圧縮方式としてSMPTE−314Mについて説明したが、フレーム内で固定長の圧縮方式であれば同様の効果が得られることは明らかである。
本発明にかかるカメラレコーダおよび映像記録装置は、限られた記録媒体を交換することなく長時間の記録を可能とするもので、記録容量の限られた半導体メモリ等を応用した映像記録機器に広く適用可能である。
カメラレコーダの構成を表す図 記録される映像ファイルおよび音声ファイルの構成を示す図 Indexファイルによるクリップと映像ファイルおよび音声ファイルの関係を示す図 Indexファイルの構造を示す図 Indexファイルの各要素を示す図 記録メモリの内容を示す図 各記録メモリの内容と映像および音声ファイルの構成を示す図 記録動作終了後の記録メモリの内容を示す図 Indexファイルの内容を示す図 表示部の動作を表す図 記録メモリの数を限定したエンドレス記録方式動作の処理の流れを示す図 記録開始前の記録メモリと表示部の状態を示す図 記録中の全記録メモリに記録された時点の記録メモリと表示の状態を示す図 記録中の最古のクリップを削除した時点の記録メモリと表示の状態を示す図 記録終了時点の記録メモリと表示の状態を示す図 通常記録方式動作の処理の流れを示す図 記録メモリを交換した際の記録メモリの内容を示す図 記録メモリを交換した記録終了後の記録メモリの内容を示す図 記録メモリを交換した記録終了後のIndexファイルの内容を示す図 記録メモリを交換した記録終了後のIndexファイルの内容を示す図 アクセス状態と意味、取り出し操作の制約、優先順位を示す図 アクセス状態とLED表示の関連性を示す図
符号の説明
101 システム制御部
102 映像ファイル処理手段
103 音声ファイル処理手段
104 Indexファイル処理手段
105 記録メモリ処理手段
106 ファイルシステム
107 ファイルシステム用メモリ
108 記録バッファメモリ
109 再生バッファメモリ
110 記録メモリI/F
111、112、113、114 記録メモリ
121 I/Oバス
130 入力手段
131 エンコーダ
132 映像処理手段
133 デコーダ
134 映像出力手段
135 音声処理手段
136 音声出力手段
137 カメラ
138 マイク
139 表示部
140 表示処理部

Claims (14)

  1. 複数の記録媒体を装着するための複数のスロットと、
    前記複数の記録媒体からの記録先の選択と前記記録媒体への記録とを制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記複数のスロットに装着された前記複数の記録媒体の空き容量を検出し、前記記録媒体の空き容量に応じて独立したファイルとして前記複数の記録媒体に順次記録し、前記複数の記録媒体のすべての空き容量がなくなると、現在記録中の最古のファイルを削除して空き容量を確保する映像記録装置。
  2. 前記複数の記録媒体のすべての空き容量がなくなったときに前記最古のファイルを削除する第1の記録動作モードと、前記複数の記録媒体の空き容量がなくなったときに前記最古のファイルを削除しない第2の記録動作モードとの切り替え手段を備える請求項1記載の映像記録装置。
  3. 記録動作中においても、既に記録済みの記録媒体と新規の記録媒体との交換を可能とした請求項2記載の映像記録装置。
  4. 複数の記録媒体を装着するための複数のスロットと、
    前記複数の記録媒体からの記録先の選択と前記記録媒体への記録とを制御する制御手段と、
    外部からの記録媒体の切り替え指示を受け付ける切り替え手段とを備え、
    前記制御手段は、前記複数のスロットに装着された前記複数の記録媒体の空き容量を検出し、前記記録媒体の空き容量に応じて独立したファイルとして前記複数の記録媒体に順次記録し、
    記録中に前記切り替え手段が切り替え指示を受けると、前記制御手段は現在記録しているスロットから他の空き容量のある記録媒体が装着されたスロットに記録先を切り替えて連続して記録し、
    記録中以外に前記切り替え手段が切り替え指示を受けると、前記制御手段は記録要求に対して記録を開始するスロットを他の空き容量のある記録媒体が装着されたスロットに切り替える映像記録装置。
  5. 複数の記録媒体を装着するための複数のスロットと、
    前記複数のスロットのうち、記録要求があったときに記録を開始するように選択されたスロットに対して記録予告状態を表示する表示手段を備える映像記録装置。
  6. 前記表示手段は、記録済みの記録媒体が装着されたスロットに対しては交換可能な事を表示し、記録中の記録媒体が装着されたスロットに対しては取り外し禁止を表示し、空き容量がある記録媒体が装着されたスロットに対しては空き容量があることを表示する請求項5記載の映像記録装置。
  7. 記録可能な記録媒体を選択して記録する第3の記録動作モードを備え、
    前記第3の記録動作モードにおいては、前記制御手段は前記複数のスロットの中から記録する可能性がある記録媒体が装着されたスロットを複数選択し、
    前記記録する可能性がある記録媒体が装着されたスロットに対して記録選択状態を表示する表示手段を備える請求項1記載の映像記録装置。
  8. 映像を撮影するカメラ部と、
    複数の記録媒体を装着するための複数のスロットと、
    前記複数の記録媒体からの記録先の選択と前記記録媒体への記録とを制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記複数のスロットに装着された前記複数の記録媒体の空き容量を検出し、前記記録媒体の空き容量に応じて独立した映像ファイルとして前記複数の記録媒体に順次記録し、前記複数の記録媒体のすべての空き容量がなくなると、現在記録中の最古の映像ファイルを削除して空き容量を確保するカメラレコーダ。
  9. 前記複数の記録媒体のすべての空き容量がなくなったときに前記最古のファイルを削除する第1の記録動作モードと、前記複数の記録媒体の空き容量がなくなったときに前記最古のファイルを削除しない第2の記録動作モードとの切り替え手段を備える請求項8記載のカメラレコーダ。
  10. 記録動作中においても、既に記録済みの記録媒体と新規の記録媒体との交換を可能とした請求項9記載のカメラレコーダ。
  11. 映像を撮影するカメラ部と、
    複数の記録媒体を装着するための複数のスロットと、
    前記複数の記録媒体からの記録先の選択と前記記録媒体への記録とを制御する制御手段と、
    外部からの記録媒体の切り替え指示を受け付ける切り替え手段とを備え、
    前記制御手段は、前記複数のスロットに装着された前記複数の記録媒体の空き容量を検出し、前記記録媒体の空き容量に応じて独立したファイルとして前記複数の記録媒体に順次記録し、
    記録中に前記切り替え手段が切り替え指示を受けると、前記制御手段は現在記録しているスロットから他の空き容量のある記録媒体が装着されたスロットに記録先を切り替えて連続して記録し、
    記録中以外に前記切り替え手段が切り替え指示を受けると、前記制御手段は記録要求に対して記録を開始するスロットを他の空き容量のある記録媒体が装着されたスロットに切り替えるカメラレコーダ。
  12. 映像を撮影するカメラ部と、
    複数の記録媒体を装着するための複数のスロットと、
    前記複数のスロットのうち、記録要求があったときに記録を開始するように選択されたスロットに対して記録予告状態を表示する表示手段を備えるカメラレコーダ。
  13. 前記表示手段は、記録済みの記録媒体が装着されたスロットに対しては交換可能な事を表示し、記録中の記録媒体が装着されたスロットに対しては取り外し禁止を表示し、空き容量がある記録媒体が装着されたスロットに対しては空き容量があることを表示する請求項12記載のカメラレコーダ。
  14. 記録可能な記録媒体を選択して記録する第3の記録動作モードを備え、
    前記第3の記録動作モードにおいては、前記制御手段は前記複数のスロットの中から記録する可能性がある記録媒体が装着されたスロットを複数選択し、
    前記記録する可能性がある記録媒体が装着されたスロットに対して記録選択状態を表示す表示手段を備える請求項8記載のカメラレコーダ。

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