JP2005123737A - 画像符号化方法、画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化方法、画像符号化装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 符号化処理を行う装置の規模をより小さくし、且つ符号化処理をより高速に行うこと。
【解決手段】 直交変換を施した夫々の画素ブロックを量子化し、量子化した画素ブロックを逆量子化してメモリに出力し、量子化された注目画素ブロックを符号化するために用いる画素ブロックを注目画素ブロックの近傍から選択し、選択した画素ブロックの上記メモリに出力されたデータを注目ブロックの量子化ステップで量子化した結果と、量子化された注目画素ブロックとの差分を計算し、計算した差分、もしくは注目画素ブロックの量子化結果の何れかを選択して符号化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像を符号化する技術に関するものである。
画像データを圧縮する方法として、圧縮対象となる画像データを複数の画素ブロックに分割し、動き補償を用いた画像間予測によって差分信号を生成し、画素ブロック単位に直交変換して直流成分(以下、DC成分)と交流成分(以下、AC成分)とで構成された周波数成分に変換し、エントロピー符号化する方式がよく知られている。
この際、周波数成分をそれぞれの成分ごとに重み付けをして量子化する。すなわち、高い周波数成分ほど大きい量子化閾値をもって量子化し、低い周波数成分ほど小さい量子化閾値をもって量子化することが望ましい。なぜなら、人間の視覚特性として、高周波成分に対して鈍感であるという特性があるからである。量子化された係数は予測値との差分がとられ、その予測誤差に対してエントロピー符号化が施される。
MPEG−4ビデオ動画像標準符号化においては、上記量子化後の予測に関して、以下のごとく行なう(例えば、特許文献1を参照)。
DC成分の予測係数値は、処理対象となる画素ブロックの周辺の画素ブロックより適応的に選択する。図2は、処理対象となる画素ブロックXとその周辺の画素ブロックA、B、及びCとの関係を示す図である。図2において、画素ブロック内の各升目の一つ一つは、画素ブロック内におけるDCT係数を表す。また、黒で塗りつぶされた升目はDC成分を表す。ここで、処理対象の画素ブロックをX、画素ブロックXの周辺の画素ブロックをA、B、Cとし、画素ブロックA、B、Cにおける逆量子化されたDCT係数を夫々FA[i][j]、FB[i][j]、FC[i][j]で表すとすると(i、jは画素ブロックにおけるDCT係数の位置を表す)、夫々の画素ブロックA、B、CにおけるDC成分は夫々、FA[0][0]、FB[0][0]、FC[0][0]で表される。
このとき、画素ブロックXにおけるDC成分に対する予測係数値FP[0][0]は、以下のように決定される。

If (|FA[0][0]-FB[0][0]|<|FB[0][0]-FC[0][0]|)
FP[0][0]=FC[0][0] (式1)
Else
FP[0][0]=FA[0][0]

即ち、|FA[0][0]-FB[0][0]|<|FB[0][0]-FC[0][0]|)の場合には、画素ブロックCを選択し、選択した画素ブロックCにおけるDC成分を画素ブロックXにおけるDC成分に対する予測係数値として用い、|FA[0][0]-FB[0][0]|≧|FB[0][0]-FC[0][0]|)の場合には、画素ブロックAを選択し、選択した画素ブロックAにおけるDC成分を画素ブロックXにおけるDC成分に対する予測係数値として用いる。
このように決定された予測係数値FP[0][0]を用いて、画素ブロックXのDC成分についての予測誤差PQFX[0][0]は以下のように求める。

PQFX[0][0]=QFX[0][0]-FP[0][0]/dc_scaler (式2)

ここで、QFX[0][0]は画素ブロックXの量子化されたDC成分、dc_scalerは画素ブロックXを量子化する際に用いる量子化ステップを表す。
ここで、予測係数値に用いるDCT係数は、量子化の際に使用した量子化ステップ値を用いて逆量子化し、さらに処理対象となる画素ブロックXにおいて用いられる量子化ステップ値で量子化し直す点に注意されたい。
一方、画素ブロックXのAC成分の予測係数値は、画素ブロックXのDC成分に対する予測係数値を計算する際に選択した方の画素ブロックのAC成分を用いる。即ち、画素ブロックXのDC成分の予測係数値として、画素ブロックAのDC成分を用いた場合は、図2に示すように、画素ブロックAの斜線で示した部分、すなわち画素ブロックAの第1列目のAC成分を、画素ブロックXのAC成分の予測誤差を求めるために用いるべき、予測係数値とする。
一方、画素ブロックXのDC成分の予測係数値として、画素ブロックCのDC成分を用いた場合は、図2に示すように、画素ブロックCの斜線で示した部分、すなわち画素ブロックCの第1行目のAC成分を、画素ブロックXのAC成分の予測誤差を求めるために用いるべき、予測係数値とする。
このようにして、画素ブロックXのAC成分の予測誤差を求めるために用いるべき、予測係数値を何れの画素ブロックのものを用いるのかを決めると、次に、画素ブロックXのAC成分に対する予測誤差を以下のようにして求める。
画素ブロックXのDC成分の予測係数値として、画素ブロックAのDC成分を用いた場合、画素ブロックXのAC成分に対する予測誤差PQFX[0][i] (i=1 to 7)は、以下の式に従って求める。

PQFX[0][i] = QFX[0][i] − (QFA[0][i] × QPA) / QPX (式3)

ここで、QFX[0][i]は画素ブロックXの第1列目の量子化されたAC成分、QFA[0][i]は画素ブロックAの第1列目の量子化されたAC成分、QPAは画素ブロックAを量子化する際に用いる量子化ステップ、QPXは画素ブロックXを量子化する際に用いる量子化ステップを表す。
一方、画素ブロックXのDC成分の予測係数値として、画素ブロックCのDC成分を用いた場合、画素ブロックXのAC成分に対する予測誤差PQFX[j][0] (j = 1 to 7)は、以下の式に従って求める。

PQFX[j][0] = QFX[j][0] − (QFC[j][0] × QPC) / QPX (式4)

ここで、QFX[j][0]は画素ブロックXの第1行目の量子化されたAC成分、QFC[j][0]は画素ブロックCの第1行目の量子化されたAC成分、QPCは画素ブロックCを量子化する際に用いる量子化ステップを表す。
AC成分に対する予測誤差を求める処理でも、DC成分における処理と同様に、選択した方の画素ブロック(A、もしくはC)のAC成分を、量子化時に用いた量子化ステップを用いて逆量子化し、更に、画素ブロックXの量子化時に用いた量子化ステップで量子化する必要がある。
さらに、AC成分の予測誤差が予測誤差をとる前のAC成分より値が大きい場合もあるので、AC成分の予測の無効/有効を選択することができる。この選択の方法に関しては特に規定されているものではない。一般的には例えば、予測前のAC成分の絶対値和と、予測誤差の絶対値和を比較し、予測前のAC成分の絶対値和の方が小さい場合には、該予測を無効にするといった選択方法が知られている。
次に、このような符号化方式を実現する従来の装置について説明する。
図3は、上記符号化方式を実現する従来の画像符号化装置の基本構成を示す図である。
301はDCT部で、DCT部301には、符号化対象の画像が画素ブロック毎に入力される。従って、以降の符号化処理はこの画素ブロック毎に行われるものである。DCT部301は、入力された画素ブロック毎にDCT処理(離散コサイン変換処理)を施し、DCT係数を量子化部302に出力する。
尚、DCT部301に入力される画像データは、動き補償を用いた画像間予測を行い、差分信号として入力されるものであってもよい。
量子化部302は、DCT部301から出力されたDCT係数を、このDCT係数の画素ブロック内における位置に応じた量子化ステップ値でもって量子化し、量子化係数として出力する。従って、画素ブロック内の各DCT係数は、その位置に応じた量子化ステップ値で量子化され、量子化係数として出力される。
バッファ303は、量子化部302より出力された量子化係数の一部を格納するものである。例えば、これから図2に示す画素ブロックXを符号化しようとする場合、バッファ303には、画素ブロックA、B、Cに含まれる各量子化係数が格納される。
以降の説明では、これから符号化しようとする画素ブロックが、画素ブロックXであるものとして説明する。
バッファ304は、各画素ブロック毎の符号化処理で用いた各画素ブロック毎の量子化ステップのデータを格納している。従ってこれから符号化しようとする画素ブロックは画素ブロックXであるので、当然、この画素ブロックXを量子化する際に用いた量子化ステップのデータを格納する。またそれまでの処理で、画素ブロックA、B、Cを量子化する際に用いた量子化ステップのデータも格納しているので、後段の処理で必要に応じてこれらを出力する。
逆量子化部305,306,307はバッファ303から出力された量子化係数を、バッファ304から出力された量子化ステップを用いて逆量子化を行い、これによる逆量子化係数(扱いとしてはDCT係数なのであるが、DCT部301から出力されたDCT係数と同じものを復元したわけではないことに注意されたい)を後段の比較選択部308に出力するものである。より具体的には、逆量子化部305は、バッファ303から出力された「画素ブロックAの量子化係数」を、バッファ304から出力された「画素ブロックAを量子化する際に用いた量子化ステップ」を用いて逆量子化処理を行い、この処理による画素ブロックAの逆量子化係数を後段の比較選択部308に出力する。
逆量子化部306は、バッファ303から出力された「画素ブロックBの量子化係数」を、バッファ304から出力された「画素ブロックBを量子化する際に用いた量子化ステップ」を用いて逆量子化処理を行い、この処理による画素ブロックBの逆量子化係数を後段の比較選択部308に出力する。
逆量子化部307は、バッファ303から出力された「画素ブロックCの量子化係数」を、バッファ304から出力された「画素ブロックCを量子化する際に用いた量子化ステップ」を用いて逆量子化処理を行い、この処理による画素ブロックCの逆量子化係数を後段の比較選択部308に出力する。
比較選択部308は、逆量子化部305,306,307から出力された各画素ブロックの逆量子化係数を受け、上記(式1)に従って、画素ブロックXにおけるDC成分、AC成分に対する予測係数値を計算するために用いる画素ブロックを選択し、選択した方の画素ブロックの逆量子化係数を予測係数として後段の量子化部309に出力する。
量子化部309は、比較選択部308から出力された画素ブロック(AもしくはC)の逆量子化係数を、画素ブロックXを量子化する際に用いた量子化ステップでもって量子化し、後段の予測誤差生成部310に出力する。
予測誤差生成部310は、量子化部302より出力される画素ブロックXの量子化係数と、量子化部309より出力される、予測係数を画素ブロックXを量子化する際に用いた量子化ステップでもって量子化することで得られる量子化係数との差分を計算し、その差分値を予測誤差として後段のマルチプレクサ(MUX)311に出力する。なお、予測誤差生成部310は、画素ブロック内で同じ位置にある量子化係数同士の差分を計算する。
マルチプレクサ311は、量子化部302より出力される画素ブロックXの量子化係数と、予測誤差生成部310より出力される上記予測誤差との何れかを選択して出力する。この選択は、処理対象となっている量子化係数がDC成分のものである場合には、予測誤差生成部310より出力される予測誤差を選択するようにし、処理対象となっている量子化係数がAC成分のものである場合には、AC成分予測を行なうか否かの判定のもとに、AC成分予測を行なうという判定がなされた場合には、予測誤差生成部310より出力される上記予測誤差を選択し、AC成分予測を行なわないという判定がなされた場合には、量子化部302より出力される画素ブロックXの量子化係数を選択するようにする。
エントロピー符号化部312は、マルチプレクサ311からの出力をエントロピ符号化し、符号として出力する。
特開2000−78579号公報
しかしながら以上説明した従来の構成では、比較選択部308に画素ブロックA、B、Cの逆量子化係数を入力するためには、バッファ303から出力される量子化係数を、夫々の画素ブロックに応じた量子化ステップでもって逆量子化を行わなければならず、そのため、各画素ブロック毎の逆量子化部305、306,307、及び画素ブロックA、B、Cの量子化ステップを格納しておくバッファ304が必要となっていた。
また、上記係数予測を含めた量子化処理を1クロック・サイクルで行いたくても、画素ブロックA、B、Cの量子化ステップをバッファ304から読み出し、読み出した量子化ステップを用いて画素ブロックA、B、Cの量子化係数を逆量子化し、というように、とても1クロック・サイクルで行うことはできなかった。また、夫々の画素ブロックについての量子化ステップ値を取り出す制御も複雑になる。
このように、従来の構成においてはハードウェア規模が大きく、制御も複雑になるという問題があった。
本発明は以上の問題に鑑みて成されたものであり、符号化処理を行う装置の規模をより小さくし、且つ符号化処理をより高速に行うことを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば本発明の画像符号化方法は以下の構成を備える。
即ち、入力された画像を符号化する画像符号化方法であって、
符号化対象の画像を構成する画素ブロック毎に直交変換を施す直交変換工程と、
前記直交変換工程で直交変換された夫々の画素ブロックを、当該夫々の画素ブロックに応じた量子化ステップを用いて量子化する第1の量子化工程と、
前記第1の量子化工程で量子化された画素ブロックに対して、量子化時に用いた量子化ステップを用いて逆量子化を行い、当該逆量子化された前記画素ブロックのデータをメモリに出力する逆量子化工程と、
前記第1の量子化工程で量子化された注目画素ブロックを符号化するために用いる画素ブロックを前記注目画素ブロックの近傍から選択する選択工程と、
前記選択工程で選択された画素ブロックの、前記逆量子化工程で前記メモリに出力されたデータを前記注目ブロックの量子化時に用いた量子化ステップを用いて量子化する第2の量子化工程と、
前記第1の量子化工程で量子化された注目画素ブロックと、前記第2の量子化工程で量子化された画素ブロックとの差分を計算する差分計算工程と、
前記差分計算工程で計算した差分、もしくは前記第1の量子化工程で量子化された注目画素ブロックの量子化結果の何れかを選択して符号化する符号化工程と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば本発明の画像符号化装置は以下の構成を備える。
即ち、入力された画像を符号化する画像符号化装置であって、
符号化対象の画像を構成する画素ブロック毎に直交変換を施す直交変換手段と、
前記直交変換手段によって直交変換された夫々の画素ブロックを、当該夫々の画素ブロックに応じた量子化ステップを用いて量子化する第1の量子化手段と、
前記第1の量子化手段によって量子化された画素ブロックに対して、量子化時に用いた量子化ステップを用いて逆量子化を行い、当該逆量子化された前記画素ブロックのデータを、前記画像符号化装置が有するメモリに出力する逆量子化手段と、
前記第1の量子化手段によって量子化された注目画素ブロックを符号化するために用いる画素ブロックを前記注目画素ブロックの近傍から選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された画素ブロックの、前記逆量子化手段によって前記メモリに出力されたデータを前記注目ブロックの量子化時に用いた量子化ステップを用いて量子化する第2の量子化手段と、
前記第1の量子化手段によって量子化された注目画素ブロックと、前記第2の量子化手段によって量子化された画素ブロックとの差分を計算する差分計算手段と、
前記差分計算手段が計算した差分、もしくは前記第1の量子化手段によって量子化された注目画素ブロックの量子化結果の何れかを選択して符号化する符号化手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の構成により、符号化処理を行う装置の規模をより小さくし、且つ符号化処理をより高速に行うことができる。
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る画像符号化装置の基本構成を示す図である。
101はDCT部で、DCT部101には、符号化対象の画像が画素ブロック毎に入力される。従って、以降の符号化処理はこの画素ブロック毎に行われるものである。DCT部101は、入力された画素ブロック毎にDCT処理(離散コサイン変換処理)を施し、DCT係数を量子化部102に出力する。
尚、DCT部101に入力される画像データは、動き補償を用いた画像間予測を行い、差分信号として入力されるものであってもよい。
量子化部102は、DCT部101から出力されたDCT係数を、このDCT係数の画素ブロック内における位置に応じた量子化ステップ値でもって量子化し、量子化係数として出力する。従って、画素ブロック内の各DCT係数は、その位置に応じた量子化ステップ値で量子化され、量子化係数として出力される。
逆量子化部103は、量子化部102より出力された量子化係数を、この量子化係数を得るために量子化部102が用いた量子化ステップを用いて、逆量子化し、これによる逆量子化係数(扱いとしてはDCT係数なのであるが、DCT部101から出力されたDCT係数と同じものを復元したわけではないことに注意されたい)を後段のバッファ104に出力する。例えば、これから図2に示す画素ブロックXを符号化しようとする場合、逆量子化部103は、量子化部102から出力された「画素ブロックXの量子化係数」を、「画素ブロックXを量子化する際に用いた量子化ステップ」を用いて逆量子化処理を行い、この処理による画素ブロックXの逆量子化係数を後段のバッファ104に出力する。ここで、画素ブロックXの量子化ステップについては、外部から入力されるものとする。
以降の説明では、これから符号化しようとする画素ブロックが、画素ブロックXであるものとして説明するが、以降説明する処理を各画素ブロック毎に行うことで、これら画素ブロックが構成する画像を符号化することができる。
バッファ104は、逆量子化部103より出力された逆量子化係数の一部を格納するものである。ここでは、これから図2に示す画素ブロックXを符号化しようとするので、バッファ104には、既に処理済みの画素ブロックA、B、Cに含まれる各逆量子化係数が、画素ブロックXにおけるDC成分、AC成分に対する予測係数値の候補として格納される。
比較選択部105は、バッファ104から出力された各画素ブロックの逆量子化係数を受け、上記(式1)に従って、画素ブロックXにおけるDC成分、AC成分に対する予測係数値を計算するために用いる画素ブロックを選択し、選択した方の画素ブロックの逆量子化係数を予測係数として後段の量子化部106に出力する。
量子化部106は、比較選択部105から出力された画素ブロック(AもしくはC)の逆量子化係数を、画素ブロックXを量子化する際に用いた量子化ステップでもって量子化し、後段の予測誤差生成部107に出力する。
予測誤差生成部107は、量子化部102より出力される画素ブロックXの量子化係数と、量子化部106より出力される、予測係数を画素ブロックXを量子化する際に用いた量子化ステップでもって量子化することで得られる量子化係数との差分を、予測誤差として求める。
予測誤差生成部107が行う処理についてより詳細に説明する。予測誤差生成部107は、図3に示す予測誤差生成部310と同様にして、画素ブロックXのDC成分、AC成分についての予測誤差を求めるが、求めるために用いるものが若干異なる。
まず、画素ブロックXのDC成分についての予測誤差を求める処理について説明する。
量子化部106で量子化された画素ブロックのDC成分(即ち画素ブロックAもしくは画素ブロックCのDC成分)をFD[0][0]とおくと、画素ブロックXのDC成分についての予測誤差PFX[0][0]は以下のように求める。

PFX[0][0]=QFX[0][0]-FD[0][0] (式5)

ここで、QFX[0][0]は画素ブロックXの量子化されたDC成分を表す。
次に、画素ブロックXのAC成分についての予測誤差を求める処理について説明する。
量子化部106で量子化された画素ブロックのAC成分(即ち画素ブロックAもしくは画素ブロックCのAC成分)をFD[i][j](但し、i、j>0)とおき、画素ブロックXのDC成分の予測係数値として、画素ブロックAのDC成分を用いた場合に(従って、FD[i][j](但し、i、j>0)は画素ブロックAのAC成分)、画素ブロックXのAC成分に対する予測誤差PFX[0][i] (i=1 to 7)は、以下の式に従って求める。

PFX[0][i] = QFX[0][i] − FD[0][i] (式6)

ここで、QFX[0][i]は画素ブロックXの第1列目の量子化されたAC成分、FD[0][i]は量子化部106による画素ブロックAの第1列目のAC成分を表す。またここで、変数iが0〜7までとしたのは、図2に示す列方向の要素数が8であるためである。
一方、画素ブロックXのDC成分の予測係数値として、画素ブロックCのDC成分を用いた場合に(従って、FD[i][j](但し、i、j>0)は画素ブロックCのAC成分)、画素ブロックXのAC成分に対する予測誤差PFX[j][0] (j = 1 to 7)は、以下の式に従って求める。

PFX[j][0] = QFX[j][0] − FD[j][0] (式7)

ここで、QFX[j][0]は画素ブロックXの第1行目の量子化されたAC成分、FD[j][0]は量子化部106による画素ブロックCの第1行目の量子化されたAC成分を表す。またここで、変数jが0〜7までとしたのは、図2に示す行方向の要素数が8であるためである。
以上の予測誤差生成部107が行う処理により、DC成分、AC成分の予測誤差PFX[j][i](0≦i≦7,0≦j≦7)を生成することができる。以上のようにして求めたDC成分、AC成分に対する予測誤差は、後段のマルチプレクサ(MUX)108に出力する。
マルチプレクサ108は、量子化部102より出力される画素ブロックXの量子化係数と、予測誤差生成部107より出力される上記予測誤差との何れかを選択して出力する。この選択は、処理対象となっている量子化係数がDC成分のものである場合には、予測誤差生成部107より出力される予測誤差を選択するようにし、処理対象となっている量子化係数がAC成分のものである場合には、AC成分予測を行なうか否かの判定のもとに、AC成分予測を行なうという判定がなされた場合には、予測誤差生成部107より出力される上記予測誤差を選択し、AC成分予測を行なわないという判定がなされた場合には、量子化部102より出力される画素ブロックXの量子化係数を選択するようにする。
このAC成分予測を行なうか否かの判定方法に関しては、例えば予測前のAC成分の絶対値和と、予測誤差の絶対値和を比較し、予測前のAC成分の絶対値和の方が小さい場合には、この予測を無効にするといった判定がなされるように実現されもよいし、また、ユーザが外部より一意に設定できるように実現されてもよい。
エントロピー符号化部109は、マルチプレクサ108からの出力をエントロピ符号化し、符号として出力する。
次に図1と図3とを用いて、以上の構成を有する本実施形態に係る画像符号化装置と図3を用いて説明した従来の画像符号化装置とを比較し、本実施形態に係る画像符号化装置について説明する。
従来の画像符号化装置では、図3に示すように、量子化部302で量子化した結果得られる量子化係数をバッファ303に出力するので、比較選択部308で画素ブロックA、B、Cの逆量子化係数が必要になった場合になって初めて逆量子化を行うことから、そのときまで各画素ブロックA、B、Cの量子化ステップのデータを保持するためのバッファ304は必須のものとなっていた。
また、この量子化ステップは、画素ブロック毎だけでなく、画素ブロック内の各DCT係数の位置毎に設けられたものである。従って、複数の画素ブロックに対応する量子化ステップのデータを格納するためには、それ相応のサイズのバッファが必要となる。
また、バッファ304にこれら3つの画素ブロック毎の量子化ステップを格納していても、例えばこれから逆量子化部305で、画素ブロックAの量子化係数を逆量子化する場合には当然、バッファ304に格納されている、画素ブロックAの量子化ステップのデータを読み出して用いるのであるが、この画素ブロックAの量子化ステップのデータが、バッファ304に格納されている各画素ブロック毎、画素ブロック内の各位置毎の量子化ステップのデータのうち、何れであるかの特定、及びその後の読み出しの制御処理は複雑なものになることは、容易に理解できる。
一方、本実施形態に係る画像符号化装置では、図1に示すように、量子化部102で量子化したものを、次の段階で逆量子化部103が逆量子化してバッファ104に出力する。このとき逆量子化部103が用いた量子化ステップのデータはその後必要が無くなるので、保存しておく必要はない。従って、本実施形態に係る画像符号化方法では、図3に示すバッファ304に相当するものは必要はない。これにより、図3に示す構成に比べてより小規模な装置を実現することができると共に、量子化ステップのデータの特定、読み出し処理に係る上記問題を回避することができる。
また、比較選択部105が、画素ブロックXにおけるDC成分、AC成分に対する予測係数値を画素ブロックA、Cの何れかから選択するために、画素ブロックA、B、Cの逆量子化係数のデータを要求する場合に、従来では、先ず逆量子化処理(当然この処理には、上記量子化ステップのデータを特定して読み出す処理も含まれる)を行っているが、本実施形態に係る画像符号化装置の構成では当然このような処理は必要はなく、バッファ104からそのまま各画素ブロックの逆量子化係数を読み出し、比較選択部105に出力するだけでよいので、予測係数を得るまでに係る処理時間、処理コストを従来のものに比べてより軽減させることができる。
また、本実施形態に係る画像符号化装置の構成では、上述の通り、量子化部102で量子化された各画素ブロックはその次の段階で逆量子化部103によって逆量子化されてバッファ104に格納するので、図3に示すように、画素ブロックXにおけるDC成分、AC成分に対する予測係数値を求めるために、画素ブロックA、B、Cに対応する逆量子化部305、306,307を設ける必要もないので、図3に示す構成に比べてより小規模な装置を実現することができる。
図4は、本実施形態に係る画像符号化装置が行う処理のフローチャートである。尚、各ステップにおける処理の詳細については上述の通りであるので、ここでは簡単に説明する。
先ず、DCT部101は、入力された画素ブロック(画素ブロックX)のデータに対してDCTを施し、DCT係数を後段の量子化部102に出力する(ステップS401)。
量子化部102は、DCT部101から出力されたDCT係数を、このDCT係数の画素ブロック内における位置に応じた量子化ステップ値でもって量子化し、量子化係数として後段の逆量子化部103に出力する(ステップS402)。
逆量子化部103は、量子化部102より出力された量子化係数を、この量子化係数を得るために量子化部102が用いた量子化ステップを用いて、逆量子化し、これによる逆量子化係数を後段のバッファ104に出力する(ステップS403)。
比較選択部105は、バッファ104から出力された各画素ブロックの逆量子化係数を受け、上記(式1)に従って、画素ブロックXにおけるDC成分、AC成分に対する予測係数値を計算するために用いる画素ブロックを選択し、選択した方の画素ブロックの逆量子化係数を予測係数として後段の量子化部106に出力する(ステップS404)。
量子化部106は、比較選択部105から出力された画素ブロック(AもしくはC)の逆量子化係数を、画素ブロックXを量子化する際に用いた量子化ステップでもって量子化し、後段の予測誤差生成部107に出力する(ステップS405)。
予測誤差生成部107は、量子化部102より出力される画素ブロックXの量子化係数と、量子化部106より出力される、予測係数を画素ブロックXを量子化する際に用いた量子化ステップでもって量子化することで得られる量子化係数との差分を、予測誤差として求める(ステップS406)。
マルチプレクサ108は、量子化部102より出力される画素ブロックXの量子化係数と、予測誤差生成部107より出力される上記予測誤差との何れかを選択して後段のエントロピ符号化部109に出力する(ステップS407)。
エントロピー符号化部109は、マルチプレクサ108からの出力をエントロピ符号化し、符号として出力する(ステップS408)。
そして以上のステップS401からステップS408までの処理が画像を形成する全ての画素ブロックについて行った否かを判断し(ステップS409)、行った場合には以上の処理を終了するが、まだ符号化していない画素ブロックがある場合には処理をステップS401に戻し、以降の処理を繰り返す。
以上の説明により、本実施形態に係る画像処理装置、方法によって、量子化ステップのデータを格納するためのバッファの省略、逆量子化部の数の軽減化を実現することができるので、画像符号化を行う装置の規模を従来のものよりも小さくすることができると共に、より高速に符号化処理を行うことができる。
[第2の実施形態]
図1に示した構成は第1の実施形態では、ハードウェアにより構成されるものとして説明したが、図1において、バッファを除く他の部分についてはソフトウェアで実現しても良く、その場合には、このようなソフトウェアのプログラム(即ち、図4に示したフローチャートに従ったプログラム)を一般のPC(パーソナルコンピュータ)やWS(ワークステーション)等のコンピュータに読み込ませ、このコンピュータのCPUがこれを実行することで、このコンピュータは、第1の実施形態で説明した処理機能を有することになる。
このように、図1において、バッファを除く他の部分をソフトウェアで実現すれば、例えば図3において、バッファを除く他の部分をソフトウェアで実現した場合に比べても、ソフトウェアのプログラムのサイズをより小さなものにすることができると共に、コンピュータ上でこれらのプログラムを実行した場合に、使用するメモリのサイズをより小さくすることができる。
また、第1の実施形態では、符号化対象の画像のDC成分、AC成分を得るためにDCTを用いたが、これに限定されるものではなく、DC成分、AC成分が得られるようなものであればいかなる直交変換を用いても良い。
[その他の実施形態]
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の第1の実施形態に係る画像符号化装置の基本構成を示す図である。 処理対象となる画素ブロックXとその周辺の画素ブロックA、B、及びCとの関係を示す図である。 従来の画像符号化装置の基本構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像符号化装置が行う処理のフローチャートである。

Claims (8)

  1. 入力された画像を符号化する画像符号化方法であって、
    符号化対象の画像を構成する画素ブロック毎に直交変換を施す直交変換工程と、
    前記直交変換工程で直交変換された夫々の画素ブロックを、当該夫々の画素ブロックに応じた量子化ステップを用いて量子化する第1の量子化工程と、
    前記第1の量子化工程で量子化された画素ブロックに対して、量子化時に用いた量子化ステップを用いて逆量子化を行い、当該逆量子化された前記画素ブロックのデータをメモリに出力する逆量子化工程と、
    前記第1の量子化工程で量子化された注目画素ブロックを符号化するために用いる画素ブロックを前記注目画素ブロックの近傍から選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択された画素ブロックの、前記逆量子化工程で前記メモリに出力されたデータを前記注目ブロックの量子化時に用いた量子化ステップを用いて量子化する第2の量子化工程と、
    前記第1の量子化工程で量子化された注目画素ブロックと、前記第2の量子化工程で量子化された画素ブロックとの差分を計算する差分計算工程と、
    前記差分計算工程で計算した差分、もしくは前記第1の量子化工程で量子化された注目画素ブロックの量子化結果の何れかを選択して符号化する符号化工程と
    を備えることを特徴とする画像符号化方法。
  2. 前記直交変換工程では、画素ブロック毎にDCT(離散コサイン変換)を施すことを特徴とする請求項1に記載の画像符号化方法。
  3. 前記選択工程は更に、
    前記注目画素ブロックに左側に隣接する第1の画素ブロック中の前記逆量子化工程によるDC成分と、前記注目画素ブロックの直上に位置する第2の画素ブロックの左側に隣接する第3のブロック中の前記逆量子化工程によるDC成分との第1の差分量を求める第1の計算工程と、
    前記第2の画素ブロック中の前記逆量子化工程によるDC成分と、前記第3の画素ブロック中の前記逆量子化工程によるDC成分との第2の差分量とを求める第2の計算工程とを備え、
    前記第1の差分量が前記第2の差分量よりも大きい差分量である場合には前記第1の画素ブロックを、前記第2の差分量が前記第1の差分量よりも大きい差分量である場合には前記第2の画素ブロックを、前記第1の量子化工程で量子化された注目画素ブロックを符号化するために用いる画素ブロックとして選択することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化方法。
  4. 前記選択工程で、前記第1の画素ブロックが選択された場合、
    前記差分計算工程では、前記第1の画素ブロックの第1列目の前記逆量子化工程によるAC成分と前記注目ブロックの第1列目の前記逆量子化工程によるAC成分とで位置的に対応するAC成分同士の差分、
    前記第1の画素ブロックの前記逆量子化工程によるDC成分と、前記注目ブロックの前記逆量子化工程によるDC成分との差分を求めることを特徴とする請求項3に記載の画像符号化方法。
  5. 前記選択工程で、前記第2の画素ブロックが選択された場合、
    前記差分計算工程では、前記第2の画素ブロックの第1列目の前記逆量子化工程によるAC成分と前記注目ブロックの第1列目の前記逆量子化工程によるAC成分とで位置的に対応するAC成分同士の差分、
    前記第2の画素ブロックの前記逆量子化工程によるDC成分と、前記注目ブロックの前記逆量子化工程によるDC成分との差分を求めることを特徴とする請求項3に記載の画像符号化方法。
  6. 入力された画像を符号化する画像符号化装置であって、
    符号化対象の画像を構成する画素ブロック毎に直交変換を施す直交変換手段と、
    前記直交変換手段によって直交変換された夫々の画素ブロックを、当該夫々の画素ブロックに応じた量子化ステップを用いて量子化する第1の量子化手段と、
    前記第1の量子化手段によって量子化された画素ブロックに対して、量子化時に用いた量子化ステップを用いて逆量子化を行い、当該逆量子化された前記画素ブロックのデータを、前記画像符号化装置が有するメモリに出力する逆量子化手段と、
    前記第1の量子化手段によって量子化された注目画素ブロックを符号化するために用いる画素ブロックを前記注目画素ブロックの近傍から選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された画素ブロックの、前記逆量子化手段によって前記メモリに出力されたデータを前記注目ブロックの量子化時に用いた量子化ステップを用いて量子化する第2の量子化手段と、
    前記第1の量子化手段によって量子化された注目画素ブロックと、前記第2の量子化手段によって量子化された画素ブロックとの差分を計算する差分計算手段と、
    前記差分計算手段が計算した差分、もしくは前記第1の量子化手段によって量子化された注目画素ブロックの量子化結果の何れかを選択して符号化する符号化手段と
    を備えることを特徴とする画像符号化装置。
  7. コンピュータに請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像符号化方法を実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを格納することを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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